1.経営成績等の概況 ………………………………………………………………………………………………2
(1)当中間期の経営成績の概況 ………………………………………………………………………………2
(2)当中間期の財政状態の概況 ………………………………………………………………………………4
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………………4
2.中間連結財務諸表及び主な注記 ………………………………………………………………………………5
(1)中間連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………………5
(2)中間連結損益計算書及び中間連結包括利益計算書 ……………………………………………………7
(中間連結損益計算書) ………………………………………………………………………………………7
(中間連結包括利益計算書) …………………………………………………………………………………8
(3)中間連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………………9
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………………9
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………………9
(中間連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) ……………………………………………………9
(セグメント情報等の注記) …………………………………………………………………………………9
(キャッシュ・フロー計算書に関する注記) ………………………………………………………………10
(収益認識関係) ………………………………………………………………………………………………11
(企業結合等関係) ……………………………………………………………………………………………12
(重要な後発事象) ……………………………………………………………………………………………14
1.経営成績等の概況
当中間連結会計期間(2026年4月1日~2026年9月30日)の我が国の経済を概観すると、景気は緩やかに回復しており、先行きについても雇用・所得環境の改善や各種政策の効果が緩やかな回復を支えることが期待されるものの、中東情勢や自然災害の影響を注視する必要があります。また、金融資本市場の変動の影響などに注意する必要があります(政府「月例経済報告」2026年9月)。
こうした経済環境の中、地上波テレビ広告市況は、依然として厳しい状況が続いています。その中で、2026年4月~9月の在京キー局間での地上波テレビの視聴率動向については、当社グループは、平均個人視聴率では全日帯(6時~24時)、ゴールデン帯(19~22時)でトップを獲得、平均コア視聴率(男女13歳~49歳)では全日帯(6時~24時)、プライム帯(19~23時)、ゴールデン帯(19~22時)のすべてでトップとなり三冠を獲得しています。
このような状況のもと、当中間連結会計期間における当社グループの売上高は、スポット収入の減収はあったものの、タイム収入が「FIFAワールドカップ2026」により増収となったほか、KANAMEL㈱の連結子会社化に伴いコンテンツ制作収入が大きく伸長したことなどにより、前年同期に比べ121億7千4百万円(+5.2%)増収の2,466億5千5百万円となりました。
売上原価と販売費及び一般管理費を合わせた営業費用は、スポット収入の減少に伴い代理店手数料が減少したものの、「FIFAワールドカップ2026」に伴う番組制作費の増加や、KANAMEL㈱の連結子会社化に伴う費用の増加などにより、前年同期に比べ282億1千7百万円(+14.0%)増加の2,294億8千8百万円となりました。
この結果、営業利益は前年同期に比べ160億4千3百万円(△48.3%)減益の171億6千7百万円、経常利益は168億5千1百万円(△42.3%)減益の229億4千9百万円となりました。親会社株主に帰属する中間純利益は、投資有価証券売却益の計上などにより8億円(+3.0%)増益の271億9千9百万円となりました。
① 広告事業
地上波テレビ広告収入のうちタイム収入は、2026年6月に開幕した「FIFAワールドカップ2026」のセールスが堅調だったことにより、前年同期に比べ34億4千3百万円(+6.9%)増収の532億1千1百万円となりました。スポット収入は、引き続き在京キー局の中で高いシェアを獲得したものの、前年同期と比較するとシェアが低下したことにより、113億9千8百万円(△18.3%)減収の508億4千4百万円となりました。
BS・CS広告収入は、前年同期に比べ1億5千4百万円(△1.9%)減収の80億3千1百万円となりました。
デジタル広告収入は、前年同期に比べ9億1百万円(△16.8%)減収の44億4千9百万円となりました。
以上より、広告事業の売上高は、前年同期に比べ90億1千1百万円(△7.2%)減収の1,165億3千6百万円となりました。
コンテンツ販売収入は、ドラマ過去作品のグローバル配信事業者向けセールスが好調だったことや、日本テレビ音楽㈱において著作権収入が堅調に推移したことにより、前年同期に比べ1億9千4百万円(+0.4%)増収の472億1千7百万円となりました。
コンテンツ制作収入は、映像制作事業等を展開するKANAMEL㈱を連結子会社化した影響により、前年同期に比べ192億7千1百万円(+140.4%)増収の329億9千4百万円となりました。
その他の収入におきましても、同社の連結子会社化の影響により、前年同期に比べ10億1千7百万円(+16.7%)増収の70億9千4百万円となりました。
以上より、コンテンツビジネスの売上高は、前年同期に比べ204億8千4百万円(+30.7%)増収の873億5百万円となりました。
物販事業における物品販売収入は、㈱日本テレビサービスにおいて「Disney THE MARKET 2026」や展覧会事業が好調に推移したことなどにより、前年同期に比べ11億5千5百万円(+6.9%)増収の179億8千4百万円となりました。
イベント・テーマパーク事業の売上高は、興行収入が前年同期に比べ6億7千9百万円(△7.4%)減収の85億4千1百万円となったことなどにより、前年同期に比べ6億3千7百万円(△6.7%)減収の89億4千7百万円となりました。
この結果、コンテンツ・メディア事業の売上高は、セグメント間の内部売上高又は振替高を含め、前年同期に比べ119億4千2百万円(+5.5%)増収の2,308億5千9百万円となっています。
コンテンツ・メディア事業の外部顧客への売上高の内訳は次の表のとおりです。
外部顧客への売上高(コンテンツ・メディア事業)
(単位:百万円)
ウェルネス事業
スポーツクラブ運営による施設利用料収入を主とするウェルネス事業の売上高は、月会費収入や物販収入の増加などにより、セグメント間の内部売上高又は振替高を含め、前年同期に比べ3億9千3百万円(+2.9%)増収の140億5千万円となりました。
不動産関連事業
汐留及び番町地区を主とする不動産関連事業の売上高は、セグメント間の内部売上高又は振替高を含め、前年同期に比べ1億3千2百万円(△2.3%)減収の56億1千万円となりました。
当中間連結会計期間末においては、前連結会計年度末に比べて資産合計は2,373億2千8百万円増加し1兆5,198億9千1百万円、負債合計は907億4千4百万円増加し3,422億2千3百万円、純資産合計は1,465億8千4百万円増加し1兆1,776億6千8百万円となりました。
資産の増加は、受取手形、売掛金及び契約資産の減少や、償還に伴う有価証券の減少などの一方で、時価上昇による投資有価証券の増加、KANAMEL㈱の子会社化に伴う現金及び預金やのれん、商標権の増加などによるものです。負債の増加は、未払費用の減少などの一方で、投資有価証券の時価上昇に伴う繰延税金負債の増加や、KANAMEL㈱の子会社化に伴う短期借入金の増加などによるものです。純資産の増加は、親会社株主に帰属する中間純利益を計上したことによる利益剰余金の増加や、投資有価証券の時価上昇に伴うその他有価証券評価差額金の増加などによるものです。
2027年3月期の連結業績予想につきましては、2026年5月14日の「2026年3月期 決算短信」で公表いたしました通期の連結業績予想から変更はございません。また、配当予想につきましても、同様に変更はございません。
なお、当社は企業価値向上の実現に向けた取り組みとして、株主還元方針を変更いたしました。詳細につきましては、本日(2026年11月5日)公表いたしました「株主還元方針の変更に関するお知らせ」及び「成長投資の加速と株主還元の充実についてのお知らせ」をご参照ください。
該当事項はありません。
該当事項はありません。
(中間連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
税金費用については、当中間連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会計適用後の実効税率を合理的に見積り、税引前中間純利益に当該見積実効税率を乗じて計算しております。
Ⅰ 前中間連結会計期間(自 2025年4月1日 至 2025年9月30日)
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(注) 1.セグメント利益又は損失の調整額△1,007百万円には、セグメント間取引消去1,087百万円、各報告セグメントに配分していない全社費用△2,094百万円が含まれております。全社費用は、主に提出会社の管理部門に係る費用です。
2.セグメント利益又は損失は、中間連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
3.各セグメントの主な事業内容は以下のとおりです。
<製品及びサービスごとの情報>
製品及びサービスごとの情報は、「(3)中間連結財務諸表に関する注記事項(収益認識関係)」に記載のとおりです。
Ⅱ 当中間連結会計期間(自 2026年4月1日 至 2026年9月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(注) 1.セグメント利益又は損失の調整額△875百万円には、セグメント間取引消去1,226百万円、各報告セグメントに配分していない全社費用△2,102百万円が含まれております。全社費用は、主に提出会社の管理部門に係る費用です。
2.セグメント利益又は損失は、中間連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
3.各セグメントの主な事業内容は以下のとおりです。
<製品及びサービスごとの情報>
製品及びサービスごとの情報は、「(3)中間連結財務諸表に関する注記事項(収益認識関係)」に記載のとおりです。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する事項
(のれんの金額の重要な変動)
「コンテンツ・メディア事業」セグメントにおいて、KANAMEL株式会社の株式を追加取得し、連結子会社化しております。当該事象によるのれんの増加額は、当中間連結会計期間において28,702百万円です。なお、のれんの金額は、企業結合に係る暫定的な会計処理の確定による取得原価の当初配分額の重要な見直しが反映された後の金額によっております。
(キャッシュ・フロー計算書に関する注記)
当中間連結会計期間に係る減価償却費(のれんを除く無形固定資産に係る償却費を含む。)及びのれんの償却額は、次のとおりであります。
(収益認識関係)
顧客との契約から生じる収益を分解した情報
前中間連結会計期間 (自 2025年4月1日 至 2025年9月30日)
当中間連結会計期間 (自 2026年4月1日 至 2026年9月30日)
(企業結合等関係)
(取得による企業結合)
1.企業結合の概要
(1) 被取得企業の名称及びその事業の内容
(2) 企業結合を行った主な理由
当社グループは、中期経営計画2025-2027において「グローバルコンテンツ企業への変革」を掲げ、放送や国内市場を主たるターゲットとしてきた従来の体制から、海外市場を強く意識した事業構造への再構築を進めております。具体的には、IP(知的財産)の創出と制作体制の強化によりコンテンツのグローバル展開を加速させ、2033年度には海外売上高1,000億円の実現を目指しております。
KANAMELは、広告映像制作市場において国内トップシェアの実績を誇るほか、カンヌ国際映画祭で最高賞を受賞した映画「万引き家族」をはじめとする高品質な映画・ドラマ作品を多数輩出するなど、卓越したクリエイティブ能力と制作体制を有しております。
当社は、2025年4月にKANAMELとの間で資本業務提携を行い、同社株式の22.1%を取得して持分法適用関連会社としました。以降、両社はパートナーとして連携を深めてまいりましたが、中期経営計画に掲げる「IP創出にこだわったコンテンツビジネスの展開」をより強力かつ迅速に推進するためには、両社の経営資源を統合し、強固な制作体制を構築することが不可欠であると判断しました。
今般の本株式取得による連結子会社化を通じて、当社の企画プロデュース力・発信力と、KANAMELの映像制作力を掛け合わせ、両社の強みを最大限に引き出す体制を構築し、当社グループのクリエイティブ能力を最大化します。これにより、ドラマ・映画・音楽・アニメーションといった多様で良質なIPの創出を加速させるとともに、AI活用を含めた制作プロセスの革新を図り、日本から世界へ通用するコンテンツを継続的に生み出す「グローバルコンテンツ企業」としての成長を実現していきます。
更に、KANAMELは日本最大級の広告制作事業に加えて、クライアント課題を解決するコンサルティング事業を拡大しています。KANAMELの持つ高度な戦略立案能力を獲得することで、当社グループの基幹である広告ビジネスの進化を図るとともに、KANAMELが展開する世界7か国の海外子会社、海外拠点のグローバル広告制作事業を取り込むことで、国内事業強化と海外事業拡大を推進していきます。
(3) 企業結合日
2026年4月24日
(4) 企業結合の法的形式
現金を対価とした株式の取得
(5) 結合後企業の名称
変更はありません。
(6) 取得した議決権比率
(7) 取得企業を決定するに至った主な根拠
当社が現金を対価とした株式の取得により、KANAMELの議決権を100.0%取得したことによります。
2.中間連結会計期間に係る中間連結損益計算書に含まれる被取得企業の業績の期間
被取得企業の決算日は12月31日であり、中間連結決算日との差異は3ヶ月以内であるため、同社の会計年度に係る財務諸表を基礎として中間連結財務諸表を作成しております。また、2026年3月31日をみなし取得日としていることから、2026年4月1日から2026年6月30日までの期間を連結しております。
なお、被取得企業は持分法適用関連会社であったため、2026年1月1日から2026年3月31日までの業績を「持分法による投資利益」として計上しております。
3.被取得企業の取得原価及び対価の種類ごとの内訳
4.主要な取得関連費用の内容及び金額
アドバイザリー費用等 380百万円
5.被取得企業の取得原価と取得するに至った取引ごとの取得原価の合計額との差額
段階取得に係る差益 1,081百万円
6.発生したのれんの金額、発生原因、償却方法及び償却期間
(1)発生したのれんの金額
28,702百万円
(2)発生原因
被取得企業の取得原価が、被取得企業から受け入れた資産及び引き受けた負債に配分された純額を上回ったため、その差額をのれんとして計上しております。
(3)償却方法及び償却期間
15年間にわたる均等償却
7.企業結合日に受け入れた資産及び引き受けた負債の額並びにその主な内訳
8.企業結合に係る暫定的な処理の確定
2026年4月24日に行われたKANAMELとの企業結合について第1四半期連結会計期間において暫定的な会計処理を行っておりましたが、当中間連結会計期間に確定しております。
この結果、暫定的に算定されたのれんの金額41,741百万円は、会計処理の確定により13,039百万円減少し、28,702百万円となっております。また、商標権は13,149百万円、顧客関連資産は5,494百万円、無形固定資産その他に含まれる受注残は398百万円、繰延税金負債は6,001百万円それぞれ増加しております。
(重要な後発事象)
該当事項はありません。