○添付資料の目次

 

1.当中間決算に関する定性的情報 ………………………………………………………………………………………

2

(1)当中間期の経営成績の概況…………………………………………………………………………………………

2

(2)当中間期の財政状態の概況…………………………………………………………………………………………

3

(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………………

3

2.中間財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………………………………

4

(1)中間貸借対照表 ……………………………………………………………………………………………………

4

(2)中間損益計算書 ……………………………………………………………………………………………………

5

(3)中間キャッシュ・フロー計算書 …………………………………………………………………………………

6

(4)中間財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………………………

7

(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………………………

7

(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) …………………………………………………………

7

(セグメント情報等の注記) ………………………………………………………………………………………

7

(重要な後発事象の注記) …………………………………………………………………………………………

7

 

1.当中間決算に関する定性的情報

(1)当中間期の経営成績の概況

当中間会計期間におけるわが国経済は、世界的なAI、半導体、機械需要を背景に全体としては、緩やかに上昇しつつも、根深い課題である国際紛争、原油高、物価高、貿易・エネルギー収支の悪化などについては、依然として回復の目処が立っておりません。一部の株式市場、不動産市場の好況による一定範囲でのポジティブな面はあったものの、根深い課題に起因する製造業、サービス業のコスト上昇、またそれらの家計への影響など、日本国として明るい兆しがある景況感とは言えない状況が続いております。

こうした経済環境に加え、グローバル規模でのAIの進展は凄まじく、社会および産業構造、人間の倫理観などを根幹から揺るがす時代が到来しております。

そしてそのスピードは今後ますます加速し超AI時代ともいえる未だ人類が想定すらしていない未知なる世界の出現もありえる状況にあります。

そのような時代において、「人間ならではの価値」に答えを出していくことの重要性はより高まっております。その答えの一つとして、「AIがまだ学習していない人間の想像力」に大きな可能性があると当社は考えております。当社は、創業来IPコンテンツデータベースを開発し、インターネット上における音楽・映像コンテンツ配信サービスへのレコメンド・分析・検索用途のデータサービスを提供しておりますが、これまでのエンターテイメント領域の主にデジタルコンテンツ流通向けの領域から「コンテンツ・クリエイターにとってより価値ある存在」に大きく拡大していくことを進めております。

その目的はまさに「AIがまだ学習していない人間の想像力」を体現するクリエイター、そしてそのようなクリエイターに貢献することで、この超AI時代の人間性の再定義に貢献することを目指しております。

 具体的には、

・新たなクリエイターの才能の発掘と制作支援

・既に作品化・商業化されているコンテンツの二次利用など

これらを進めております。

その目的のもと、前期において開発した長年培ったIPコンテンツのデータベースを活用した独自の「エンターテイメント領域に特化したデータマネジメントプラットフォーム」(DMP:IPコンテンツ関連データを一元的に管理する仕組み)を最大限活かしてまいります。

それらのIPコンテンツ・クリエイターへの貢献する領域は、従前のインターネット上のエンタメ体験に加え、IPコラボグッズ(例、アニメキャラクターとアパレル)の製作・販売や音楽イベントなどリアルなエンターテイメント体験においても活用範囲の拡大を行っております。

また基幹であるIPコンテンツデータベース開発においても、データ制作過程でのAI技術の最大有効活用はもちろんのこと、一方でAIだけでは制作できないデータやその利活用という観点でのより高品質なデータを制作する領域を広げております。あわせて、日本ならではの音楽、コミック、アニメ、ドラマ、キャラクター、クリエイターが世界でより知って頂くためのデータサービス事業を進めてまいります。

当社独自の感性データ技術は、自分の“好き”や“推し”に出会う、自分らしく生きる、社会と共に生きる、自らのライフスタイルをみつけてより良く暮らす、そうした欲求を繋ぎ広げることを可能とする技術です。

当社が培ったエンターテイメント分野でのデータベースやデータマネジメント技術を活用し多くのアーティスト、クリエイターの魅力や才能を発見し、それぞれのストーリーや世界観を可視化し、結果として新たなコンテンツである楽曲、アニメ、ドラマ、小説、コミック、キャラクターなどのIP(Intellectual Property:知的財産)の発掘から制作、流通、プロモーション、タイアップ、コラボレーション、二次展開までをデータ技術を活用し行うことで、人間の想像力の拡大を通じて社会に貢献してまいります。

現在、IPコンテンツ・メディア分野に特化したデータサービスについては、ユーザーベースをもつパートナー企業への技術ライセンス提供として、KDDI株式会社、株式会社レコチョクを通じた株式会社NTTドコモ、LINEヤフー株式会社、楽天グループ株式会社、LINE MUSIC株式会社、HJホールディングス株式会社(サービス名「Hulu」)、株式会社フジテレビジョン(サービス名「FOD」)、株式会社集英社、株式会社世界文化ホールディングス、株式会社CEメディアハウス、株式会社ハースト婦人画報社、株式会社講談社などのサービスにて利用されております。

当中間会計期間において独自のエンターテイメントデータサービスが着実に進展する一方で、積極的な先行投資を継続しつつも、生産性の向上を推し進めました。

それら事業活動の結果として、当中間会計期間の経営成績は、売上高528,467千円(前年同中間期比99.5%)、営業利益32,806千円(前年同中間期比202.8%)、経常利益33,746千円(前年同中間期比194.9%)、中間純利益22,467千円(前年同中間期比109.2%)となりました。

 

(2)当中間期の財政状態の概況

①資産、負債及び純資産の状況

当中間会計期間末における総資産は、913,468千円(前事業年度末比5,843千円増)となりました。流動資産につきましては795,904千円(同9,652千円増)となり、増減の主な要因としましては、現金及び預金の増加(同17,505千円増)、売掛金の減少(同8,771千円減)であります。固定資産につきましては、減価償却が進んだことなどにより、117,564千円(同3,809千円減)となりました。

負債は、283,487千円(同4,258千円減)となりました。増減の要因としましては、法人税等の納付による未払法人税等の減少(同3,886千円減)、株主優待引当金の減少(同8,097千円減)、退職給付引当金の増加(同6,679千円増)等によるものであります。

以上の結果、純資産は、629,981千円(同10,102千円増)となり、自己資本比率は、前事業年度末の65.4%から65.8%となりました。

 

②キャッシュ・フローの状況

当中間会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」といいます。)は前事業年度末に比べ、

17,505千円増加し、617,696千円となりました。

当中間会計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果獲得した資金は、36,319千円(前年同中間期は50,727千円の獲得)となりました。主な収入要因としては、税引前中間純利益31,456千円の計上、売上債権の減少8,771千円であります。一方で主な支出要因としては、法人税等の支払額10,077千円などであります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果使用した資金は、4,192千円(前年同中間期は27,680千円の獲得)となりました。主な支出要因としては、投資有価証券の取得による支出5,030千円であります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果使用した資金は、14,622千円(前年同中間期は7,346千円の使用)となりました。支出要因は、配当金の支払額14,622千円であります。

 

(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明

2027年3月期の個別業績見通しは、以下のとおりであります。直近に公表されている業績予想からの修正は

ありません。

 

売上高

営業利益

経常利益

当期純利益

1株当たり当期純利益

 

百万円

%

百万円

%

百万円

%

百万円

%

円 銭

通期

1,100

3.8

65

23.9

67

21.7

56

△35.2

22.92

(注)%表示は対前年増減比になります。

 

 

2.中間財務諸表及び主な注記

(1)中間貸借対照表

 

 

(単位:千円)

 

前事業年度

(2026年3月31日)

当中間会計期間

(2026年9月30日)

資産の部

 

 

流動資産

 

 

現金及び預金

600,191

617,696

売掛金

165,647

156,876

仕掛品

1,865

134

その他

18,546

21,197

流動資産合計

786,251

795,904

固定資産

 

 

有形固定資産

31,051

29,365

無形固定資産

 

 

ソフトウエア

2,559

1,655

その他

294

42

無形固定資産合計

2,854

1,698

投資その他の資産

 

 

繰延税金資産

33,658

30,906

敷金及び保証金

39,864

39,138

その他

13,944

16,455

投資その他の資産合計

87,467

86,500

固定資産合計

121,373

117,564

資産合計

907,624

913,468

負債の部

 

 

流動負債

 

 

買掛金

28,906

31,352

未払金

18,275

19,309

未払法人税等

15,009

11,122

賞与引当金

37,186

39,434

株主優待引当金

8,097

-

その他

50,269

45,586

流動負債合計

157,744

146,805

固定負債

 

 

退職給付引当金

130,002

136,681

固定負債合計

130,002

136,681

負債合計

287,746

283,487

純資産の部

 

 

株主資本

 

 

資本金

505,737

505,737

資本剰余金

 

 

資本準備金

735

735

その他資本剰余金

39,217

39,217

資本剰余金合計

39,952

39,952

利益剰余金

 

 

利益準備金

-

1,465

その他利益剰余金

 

 

繰越利益剰余金

86,594

92,940

利益剰余金合計

86,594

94,405

自己株式

△39,093

△39,093

株主資本合計

593,191

601,002

新株予約権

26,686

28,979

純資産合計

619,878

629,981

負債純資産合計

907,624

913,468

 

 

(2)中間損益計算書

 

 

(単位:千円)

 

 前中間会計期間

(自 2025年4月1日

 至 2025年9月30日)

 当中間会計期間

(自 2026年4月1日

 至 2026年9月30日)

売上高

530,976

528,467

売上原価

269,679

261,865

売上総利益

261,296

266,602

販売費及び一般管理費

245,122

233,795

営業利益

16,174

32,806

営業外収益

 

 

受取利息

26

14

貸倒引当金戻入額

825

837

受取手数料

13

-

商標権使用料

60

60

未払配当金除斥益

39

27

物品売却益

190

-

その他

0

0

営業外収益合計

1,155

939

営業外費用

 

 

雑損失

18

0

営業外費用合計

18

0

経常利益

17,311

33,746

特別利益

 

 

新株予約権戻入益

4,721

-

特別利益合計

4,721

-

特別損失

 

 

固定資産除却損

0

-

投資有価証券評価損

-

2,290

特別損失合計

0

2,290

税引前中間純利益

22,033

31,456

法人税、住民税及び事業税

1,460

6,236

法人税等調整額

-

2,751

法人税等合計

1,460

8,988

中間純利益

20,572

22,467

 

 

(3)中間キャッシュ・フロー計算書

 

 

(単位:千円)

 

 前中間会計期間

(自 2025年4月1日

 至 2025年9月30日)

 当中間会計期間

(自 2026年4月1日

 至 2026年9月30日)

営業活動によるキャッシュ・フロー

 

 

税引前中間純利益

22,033

31,456

減価償却費

1,388

2,842

新株予約権戻入益

△4,721

-

株式報酬費用

1,649

2,292

貸倒引当金の増減額(△は減少)

△825

△837

賞与引当金の増減額(△は減少)

△930

2,247

株主優待引当金の増減額(△は減少)

-

△8,097

退職給付引当金の増減額(△は減少)

8,174

6,679

受取利息及び受取配当金

△26

△14

投資有価証券評価損益(△は益)

-

2,290

固定資産除却損

0

-

売上債権の増減額(△は増加)

38,495

8,771

棚卸資産の増減額(△は増加)

△8,962

1,731

仕入債務の増減額(△は減少)

△2,377

2,445

未払金の増減額(△は減少)

△13,474

1,034

契約負債の増減額(△は減少)

876

116

未払消費税等の増減額(△は減少)

2,457

△2,510

その他の流動資産の増減額(△は増加)

△4,311

△3,996

その他の流動負債の増減額(△は減少)

10,614

△721

その他

1,168

651

小計

51,230

46,382

利息及び配当金の受取額

26

14

法人税等の支払額又は還付額(△は支払)

△529

△10,077

営業活動によるキャッシュ・フロー

50,727

36,319

投資活動によるキャッシュ・フロー

 

 

有形固定資産の取得による支出

△34,146

-

無形固定資産の取得による支出

△3,612

-

投資有価証券の取得による支出

-

△5,030

貸付金の回収による収入

825

837

資産除去債務の履行による支出

△17,000

-

敷金及び保証金の回収による収入

81,614

-

投資活動によるキャッシュ・フロー

27,680

△4,192

財務活動によるキャッシュ・フロー

 

 

配当金の支払額

△7,346

△14,622

財務活動によるキャッシュ・フロー

△7,346

△14,622

現金及び現金同等物の増減額(△は減少)

71,061

17,505

現金及び現金同等物の期首残高

464,965

600,191

現金及び現金同等物の中間期末残高

536,026

617,696

 

(4)中間財務諸表に関する注記事項

(継続企業の前提に関する注記)

該当事項はありません。

 

(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)

該当事項はありません。

 

(セグメント情報等の注記)

【セグメント情報】

当社は、モバイル端末向けアプリケーション開発、データベース構築及びそれらを組み合わせたサービスの開発と提供を行う単一セグメントであるため、記載を省略しております。

 

(重要な後発事象の注記)

(事業譲受)

当社は、2026年9月4日開催の取締役会において、株式会社CREOからIPライセンス事業基盤を譲り受ける条件について決議し、2026年9月30日付で事業譲渡契約を締結いたしました。また、当契約に基づき2026年10月1日付けで当事業を譲り受けました。

 

1.事業譲受の概要

(1)相手先企業の名称及び事業の内容

相手先企業の名称 株式会社CREO

譲受事業の内容  IPライセンス事業基盤

 

(2)事業譲受の目的

今回の事業譲受により、譲渡会社がこれまで培ってきた、アニメ、漫画、ゲーム、タレント、インフルエンサー、コスプレイヤー等とのコラボレーションを通じたアパレル、グッズ、イベント、EC等のIPライセンス事業基盤を取得します。また、譲渡会社が有する人気IPの商品化やイベント開催等の実績、ノウハウを活用し、当社の事業基盤との融合を通じて、新たな商品、サービスの企画展開と収益機会の創出を目指します。

さらに、当社のエンターテイメント分野に特化したDMPと連携し、クリエイター支援、共同制作、流通・マーケティング支援、コラボグッズ、EC、体験イベント等を展開することで、IPデータテック事業の成長加速と事業規模の拡大を図ってまいります。

 

(3)事業譲受日

2026年10月1日

 

(4)事業譲受の法的形式

現金を対価とする事業譲受

 

2.事業譲受の取得原価及び対価の種類ごとの内訳

取得の対価  現金  42,500千円

取得原価       42,500千円

 

3.主要な取得関連費用の内容及び金額

仲介費用等 2,505千円

 

4.譲り受ける資産・負債の額及び取得原価の配分に関する事項

譲り受ける資産及び負債の額については、現時点において識別可能な資産及び負債の特定並びに取得原価の配分が完了していないため、のれんの金額を含め現時点では確定しておりません。