1.経営成績等の概況 ………………………………………………………………………………………………2
(1)当中間連結会計期間の経営成績に関する説明 …………………………………………………………2
(2)当中間連結会計期間の財政状態に関する説明 …………………………………………………………3
(3)当中間連結会計期間のキャッシュ・フローの概況 ……………………………………………………3
(4)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………………3
2.中間連結財務諸表及び主な注記 ………………………………………………………………………………4
(1)中間連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………………4
(2)中間連結損益計算書及び中間連結包括利益計算書 ……………………………………………………6
(3)中間連結キャッシュ・フロー計算書 ……………………………………………………………………8
(4)中間連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………………10
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………………10
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………………10
(中間連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) ……………………………………………………10
(セグメント情報等) …………………………………………………………………………………………10
(重要な後発事象) ……………………………………………………………………………………………12
1.経営成績等の概況
当中間連結会計期間における世界経済は、混迷する中東情勢に加えて、中国における経済成長の減速など、不安定かつ先行きが見通しにくい状況が継続しました。国内経済においては、全体として緩やかな回復基調にはあったものの、金利・為替相場の変動に加えて、中東情勢に伴う物価上昇の加速やサプライチェーンの混乱、自然災害の影響など、企業を取り巻く経営環境は不安定かつ不透明な状況が継続しました。
半導体・電子部品業界の市場は、サーバー市場においては、生成AI関連を中心とした成長領域は引続き好調に推移しました。また、データセンター向け汎用サーバー市場も、堅調に推移しております。
自動車業界の排気系部品市場は、中東情勢による影響を受けたものの、欧州及びインド等、一部の市場が堅調に推移したことにより、自動車販売台数は緩やかな回復基調にあります。
このような情勢のもと、当社におきましては、2023年度より始動しております5ヵ年の中期経営計画「Moving on to our New Stage 115 Plan」に基づき、強靭かつしなやかなビジネスモデルの構築を中心とした事業競争力強化や、DXを活用したモノづくり改革など、5本の活動の柱(強化していく5つの力)と製造業としての基盤活動を軸に、事業環境変化への対応と、持続可能な成長の両立に向けた取り組みを進めております。
これらの結果、当中間連結会計期間の売上高は2,625億46百万円と前年同期に比べ670億60百万円(34.3%)増加しました。営業利益は601億16百万円と前年同期に比べ275億42百万円(84.6%)増加しました。経常利益は610億9百万円と前年同期に比べ287億4百万円(88.9%)増加しました。親会社株主に帰属する中間純利益は385億74百万円と前年同期に比べて165億4百万円(74.8%)増加しました。
セグメントの概況は、次のとおりであります。
電子事業
電子事業におきましては、生成AI用サーバー向け及び汎用サーバー向けの高機能ICパッケージ基板の需要が総じて堅調に推移しました。また、昨年度量産稼働を開始した大野工場の生産が安定推移したことに加え、為替も円安基調で推移したこともあり、売上高・営業利益ともに前年同期に比べ増加しました。
以上の結果、電子事業の売上高は1,725億40百万円となり、前年同期に比べ52.0%増加しました。同事業の営業利益は500億28百万円となり、前年同期に比べ96.7%増加しました。
セラミック事業
自動車排気系部品であるディーゼル・パティキュレート・フィルター(DPF)は、従来より受注に合わせた生産体制を構築している中、一時的な受注の増加に加え、為替が円安基調で推移したことなどにより、売上高・営業利益ともに前年同期に比べ増加しました。
触媒担体保持・シール材(AFP)は、自動車販売台数の回復に伴い売上高は増加したものの、資材価格高騰による影響を受け、営業利益は前年同期に比べ減少しました。
特殊炭素製品(FGM)は、半導体市場の好調を受け、半導体製造装置向けの売上が回復基調で推移したことにより、売上高・営業利益ともに前年同期に比べ増加しました。
EVバッテリー用安全部材(NEV)は、販売・生産数量の増加に伴い、売上高・営業利益ともに前年同期に比べ増加しました。
以上の結果、セラミック事業の売上高は461億56百万円となり、前年同期に比べ16.3%増加しました。同事業の営業利益は53億91百万円となり、前年同期に比べ40.4%増加しました。
その他事業
その他事業におきましては、イビデングリーンテック株式会社において、法面及び造園事業の大型物件施工が堅調に推移したことや、イビデン樹脂株式会社において、電子部品加工分野の受注が増加したことなどにより、売上高・営業利益ともに前年同期に比べ増加しました。
以上の結果、その他事業の売上高は438億49百万円となり、前年同期に比べ3.8%増加しました。同事業の営業利益は46億23百万円となり、前年同期に比べ42.2%増加しました。
当中間連結会計期間末における総資産は1兆1,276億6百万円となり、前連結会計年度末に比べ17.4%増加しました。増加の主な要因は、現金及び預金が1,248億5百万円、受取手形、売掛金及び契約資産が86億79百万円増加したことによります。
当中間連結会計期間末における負債合計は5,167億21百万円となり、前連結会計年度末に比べ28.2%増加しました。1年内償還予定の社債が50億円、社債が100億円、転換社債型新株予約権付社債が164億39百万円減少した一方、支払手形及び買掛金が82億81百万円、未払金が74億86百万円、前受金が1,187億96百万円増加したことによります。
当中間連結会計期間末における純資産合計は6,108億84百万円となり、前連結会計年度末に比べ9.6%増加しました。増加の主な要因は、資本金が45億73百万円、資本剰余金が98億24百万円、利益剰余金が343億77百万円増加したことによります。
(3)当中間連結会計期間のキャッシュ・フローの概況
当中間連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、4,176億84百万円となり、前連結会計年度末より1,247億75百万円増加しました。
各キャッシュ・フローの概要は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によって得られた資金は、1,931億78百万円となり、前年同期と比べ、1,564億81百万円の増加となりました。これは主に前受金が減少から増加に転じたこと、税金等調整前中間純利益が増加したことにより資金が増加したことによります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動に使用された資金は、488億86百万円となり、前年同期と比べ、113億13百万円の支出の減少となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出が減少したことによります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によって使用された資金は、183億33百万円となり、前年同期と比べ、252億79百万円の支出の減少となりました。これは主に社債の償還による支出が減少したことによります。
2027年3月期の業績予想については、2026年8月4日に公表した通期の連結業績予想を修正しました。詳細については、本日(2026年10月29日)公表しました「通期連結業績予想の修正及び剰余金の配当(中間配当・増配)に関するお知らせ」をご覧ください。
該当事項はありません。
当中間連結会計期間において、転換社債型新株予約権付社債の一部の権利行使を受け、新株の発行及び自己株式の処分を行ったことにより、資本金が4,573百万円増加、資本剰余金が9,823百万円増加、自己株式が1,818百万円減少しております。この結果、当中間連結会計期間末において資本金が68,725百万円、資本剰余金が74,389百万円、自己株式が1,596百万円となっております。
(中間連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
税金費用の計算・・・見積実効税率を利用して税金費用を計算する方法によっております。
【セグメント情報】
前中間連結会計期間(自 2025年4月1日 至 2025年9月30日)
1 報告セグメントごとの売上高及び利益の金額に関する情報並びに収益の分解情報
(単位:百万円)
(注) 1「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、建設、建材、合成樹脂加工業、農畜水産物加工業、石油製品販売業、情報サービス等の各種サービス業等を含んでおります。
2 セグメント利益の調整額53百万円は、セグメント間取引消去118百万円及び各報告セグメントに帰属しない全社費用△64百万円であります。
3 セグメント利益は、中間連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
4 「電子」のセグメント利益には、営業外費用として計上している休止固定資産減価償却費1,935百万円を含んでおりません。
2 報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
その他セグメントにおいて、遊休資産に係る減損損失を506百万円計上しております。
当中間連結会計期間(自 2026年4月1日 至 2026年9月30日)
1 報告セグメントごとの売上高及び利益の金額に関する情報並びに収益の分解情報
(単位:百万円)
(注) 1「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、建設、建材、合成樹脂加工業、農畜水産物加工業、石油製品販売業、情報サービス等の各種サービス業等を含んでおります。
2 セグメント利益の調整額73百万円は、セグメント間取引消去140百万円及び各報告セグメントに帰属しない全社費用△67百万円であります。
3 セグメント利益は、中間連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
4 「電子」のセグメント利益には、営業外費用として計上している休止固定資産減価償却費1,669百万円を含んでおりません。
2 報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
(重要な後発事象)
(転換社債型新株予約権付社債の転換)
転換社債型新株予約権付社債について、2026年10月1日から2026年10月21日までの間に、その一部につき権利行使による転換が行われました。その概要は以下のとおりであります。
(株式分割及び株式分割に伴う定款の一部変更)
当社は、2026年8月4日開催の取締役会決議に基づき、2026年10月1日を効力発生日として、株式分割及び株式分割に伴う定款の一部変更を実施しました。
1.株式分割
(1) 株式分割の目的
株式を分割することにより、当社株式の投資単位当たりの金額を引き下げ、投資家層の拡大と市場流動性の向上を図ることを目的としております。
(2) 株式分割の概要
① 分割の方法
2026年9月30日(水曜日)を基準日として、同日最終の株主名簿に記載又は記録された株主の所有する普通株式を、1株につき2株の割合をもって分割いたしました。
② 分割により増加した株式数
③ 分割の日程
④ 1株当たり情報に及ぼす影響
1株当たり情報に及ぼす影響は、サマリー情報の「1株当たり中間純利益」及び「潜在株式調整後1株当たり中間純利益」に反映しております。
⑤ その他
今回の株式分割に際して、当社の資本金の額に変更はありません。
2.株式分割に伴う定款の一部変更
(1) 定款変更の理由
今回の株式分割に伴い、会社法第184条第2項の規定に基づき、2026年10月1日(木曜日)をもって、当社定款第6条の発行可能株式総数を分割比率に合わせて変更いたしました。
(2) 定款変更の内容
変更の内容は以下のとおりです。
(下線は変更部分を示す。)
(3) 定款変更の日程
3.転換社債型新株予約権付社債の転換価額の調整
今回の株式分割に伴い、当社発行の2031年満期ユーロ円建取得条項付転換社債型新株予約権付社債の転換価額を2026年10月1日以降、以下のとおり調整しております。
(重要な設備投資)
当社は、本日の取締役会において、AIサーバー向けを中心とした、高機能ICパッケージ基板の生産能力増強を図る目的で、河間事業場工場棟(Cell6)を中心に、設備投資を実施することを決議いたしました。
1.設備投資の概要
河間事業場及びその他海外工場
<場 所> 河間事業場(岐阜県大垣市河間町3-200)及びその他海外工場
<投 資 額> 約1,510億円(予定)
<稼働時期> 2029年度から順次稼働し、量産開始の計画
<生産能力> AIが学習型から推論型、そしてエージェントAIへと進化していく中で、需要の増加が見込まれるCPU向け高機能ICパッケージ基板の生産能力の増強を実施します。
2.今後の見通し
本投資による当期の連結業績に与える影響は軽微であります。