1.経営成績等の概況 ………………………………………………………………………………………………2
(1)当期の経営成績の概況 ……………………………………………………………………………………2
(2)当期の財政状態の概況 ……………………………………………………………………………………3
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ………………………………………………………………………3
(4)今後の見通し ………………………………………………………………………………………………4
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 ……………………………………………………………………4
3.連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………………………5
(1)連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………………………5
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ………………………………………………………………7
連結損益計算書 …………………………………………………………………………………………………7
連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………………………………8
(3)連結株主資本等変動計算書 ………………………………………………………………………………9
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 …………………………………………………………………………11
(5)連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………………13
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………13
(表示方法の変更) ………………………………………………………………………………………………13
(連結損益計算書関係) …………………………………………………………………………………………13
(セグメント情報等に関する注記) ……………………………………………………………………………13
(1株当たり情報) ………………………………………………………………………………………………17
(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………………………18
1.経営成績等の概況
当連結会計年度において、当社グループでは、「日常に&を届ける」をミッションとして掲げ、「マンガUP!」等の大手出版社と共同開発したスマートフォン向けのマンガアプリ、「星ひとみの占い」等の占いサービス、宿泊施設&AND HOSTEL等の展開による安定的な収益の確保・拡大を図りました。
当連結会計年度の売上高は、ライツ事業の順調な拡大およびスポットの大型受託案件の獲得により、電子書籍書店や占いサービスの縮小分をカバーしたものの、前連結会計年度比で微減となりました。営業損益につきましては、主力事業であるマンガ事業における徹底したコスト構造の適正化に加え、マンガ・エンタメ両事業でのスポット受託案件の獲得が寄与し、営業黒字化を達成いたしました。
以上の結果、当連結会計年度における売上高は3,138百万円(前年同期比2.2%減少)、営業利益6百万円(前年同期は営業損失270百万円)、経常利益6百万円(前年同期は経常損失266百万円)、親会社株主に帰属する当期純利益7百万円(前年同期は親会社株主に帰属する当期純損失326百万円)となりました。
セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
当連結会計年度の売上高につきましては、事業譲受した電子書籍ストア『ソク読み』の課金売上および既存占いサービスが当初想定を下回ったものの、スポット受託案件の着実な獲得によりカバーを図り、微減での着地となりました。
一方で、既存のマンガアプリ及びWEBサービスにおいては、人気作品の完結による連載終了の影響を受け、MAU(注1)が減少しましたが、人気作品のメディア化及びオリジナル作品の販売が好調な事から課金ARPUならびに広告ARPU(注2)はともに伸長しました。
この結果、当連結会計年度におけるAPP事業の売上高は2,934百万円(前年同期比4.2%減)、セグメント利益は289百万円(前年同期比セグメント利益は382.4%増)となりました。
(注)1.Monthly Active Userの略称であり、1ヶ月に一度でもアプリを利用したユーザーの数を指します。
2.Average Revenue Per Userの略称であり、ユーザー一人当たりの収益単価であります。
当社グループのAPP事業において運営するスマートフォンアプリのうち、「マンガアプリ」の四半期毎の平均MAU数の推移は下表のとおりであります。
(単位:万人)
当連結会計年度において、インバウンド需要を捉え外国籍の宿泊者数が好調に推移しており「&AND HOSTEL」の稼働率は引き続き高水準を維持し宿泊売上は堅調に推移しました。不動産アドバイザリー報酬及び宿泊物件の売買仲介手数料による売上も収受し、売上及び利益に寄与しました。
この結果、当連結会計年度におけるRET事業の売上高は129百万円(前年同期比売上高は8.5%増)、セグメント利益は47百万円(前年同期比セグメント利益は68.1%増)となりました。
(その他事業)
主にマンガのIPを広告等に活用するライツ事業を実施しております。
当連結会計年度におけるその他事業の売上高は74百万円(前年同期比売上高は178.3%増)、セグメント損失は1百万円(前年同期はセグメント損失3百万円)となりました。
(資産)
当連結会計年度末における総資産は1,874百万円となり、前連結会計年度末に比べ145百万円減少いたしました。これは主に、現金及び預金が138百万円減少したこと等によるものであります。
(負債)
当連結会計年度末における負債合計は967百万円となり、前連結会計年度末に比べ160百万円減少いたしました。これは主に、未払金が38百万円、長期借入金が29百万円、買掛金が27百万円減少したこと等によるものであります。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産は907百万円となり、前連結会計年度末に比べ14百万円増加いたしました。これは主に、親会社株主に帰属する当期純利益の計上による利益剰余金の増加7百万円であります。
なお、自己資本比率は47.7%となりました。
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度に比べて138百万円減少し、721百万円となりました。
各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果使用した資金は、53百万円(前年同期は428百万円の使用)となりました。これは主に未収消費税の減少額103百万円による増加があった一方で、売上債権の増加額86百万円による減少があったこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、30百万円(前年同期は122百万円の使用)となりました。これは主に事業譲受による支出16百万円、無形固定資産の取得による支出14百万円があったこと等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、56百万円(前年同期は151百万円の使用)となりました。これは主に長期借入金の返済による支出31百万円、短期借入金の返済による支出25百万円があったこと等によるものであります。
当社が事業を展開する領域においては、AI(人工知能)等の技術革新のスピードが早く、また、市場が成熟期に移行しており、今後市場環境の変化に応じて柔軟に適応することが重要と考えられます。
当社が今後さらに業容を拡大し、成長と発展を遂げるために、当社の経営陣は、変化の激しい環境の中で様々な課題に対処していく必要があることを認識し、今後も価値の高いサービスの展開と成長への投資を積極的に行い、「成長性と収益性の両立」を継続することで企業価値の最大化を図ってまいります。
2027年8月期以降も継続して、既存マンガ事業における利益確保及びエンタメ事業・RET事業・ライツ事業・ローカライズ事業の更なる成長による業容拡大、新規事業の創出による収益改善を図ってまいります。
APP事業においては、成熟期に差し掛かりつつある既存マンガアプリは利益を確実に作り出していくフェーズへと移行し、マンガアプリ自体の成長と新規事業への投資のバランスをとった事業運営をしてまいります。
更に、マンガ事業においては新たな事業領域への進出を図ってまいります。具体的には、縦スクロールマンガの受託制作から知見を深め、生成AIを活用したマンガ製作など、IPの創出等ビジネスモデルを確立することで新たな収益源の確保を図ってまいります。
また、「uraraca」や「星ひとみの占い」を展開するエンタメ事業の収益拡大にも注力してまいります。特に、リリース以降堅調に推移してきた占い事業については、積極的な広告宣伝費等の投資を通じて既存のサービスの更なる成長を目指すとともに、占い領域における新たなサービス展開を図ることで事業規模の拡大を目指してまいります。
RET事業におきましては、「&AND HOSTEL」の運営受託や宿泊施設の利活用によるマネタイズ及び、不動産の仲介やコンサルティングの分野で収益源確保に取り組んでまいります。2027年8月期中に「&AND HOSTEL」店舗の直営化を進め収益改善を図ります。
ライツ事業におきましては、大手出版社と協業しIPを活用した新たなビジネスの展開やインフルエンサーやYoutuberのIPを当社でいちはやく形にして顧客へ届けることで事業を拡大させてまいります。
このような状況の下、当社グループの2026年8月期の連結業績予想は、売上高2,928百万円(対前期比6.7%減)、営業損失172百万円、経常損失172百万円、親会社株主に帰属する当期純利益70百万円(対前期比858%増)を見込んでおります。
なお、上記の業績予想は本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後、様々な要因によって予想数値と異なる結果となる可能性があります。
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社グループは、連結財務諸表の期間比較可能性及び企業間の比較可能性を考慮し、当面は日本基準で財務諸表を作成する方針であります。
なお、国際財務報告基準(IFRS)適用時期等につきましては、国内外の諸情勢を考慮の上、適切に対応していく方針であります。
3.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結貸借対照表
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
連結損益計算書
連結包括利益計算書
(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 2024年9月1日 至 2025年8月31日)
当連結会計年度(自 2025年9月1日 至 2026年8月31日)
(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(5)連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(表示方法の変更)
(連結貸借対照表関係)
前連結会計年度において、「流動資産」の「立替金」に含めていた出版社等への請求権につきまして、経済的
実態をより適切に反映するため当連結会計年度より、「流動資産」の「未収入金」として集計表記すること
といたしました。この表示方法の変更を反映させるために、前連結会計年度の連結貸借対照表において、「流動
資産」の「立替金」に含めていた200百万円は、「未収入金」に組み替えております。
(連結キャッシュ・フロー計算書関係)
前連結会計年度において、独立掲記しておりました「営業活動によるキャッシュ・フロー」の「立替金の
増減額(△は増加)」は、経済的実体をより適切に反映するため当連結会計年度より「未収入金の増減額
(△は増加)」に集計表記しております。この結果、前連結会計年度の連結キャッシュ・フロー計算書にお
いて、「営業活動によるキャッシュ・フロー」に表示していた「立替金の増減額(△は増加)」50百万円は、
「未収入金の増減額(△は増加)」に組み替えております。
(連結損益計算書関係)
※ 収益の計算方法の変更に伴う利益
当連結会計年度において、APPセグメントの一部取引先との間で、取引先からの要請に基づき当社の広告収益の計算方法を見直す事に合意した為、収益の計算方法の変更に伴う利益9百万円を特別利益に計上しております。
(セグメント情報等に関する注記)
【セグメント情報】
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
各報告セグメントは、それぞれ特徴の異なる商品を取り扱っており、収益・財務構造及び営業戦略が異なることから、それぞれ独立した報告セグメントとしております。
APP事業は、主に、アプリの開発及び運営、アプリ内のモバイル広告枠の販売、インターネット広告の代理サービス等を行っております。
RET事業は、主に、スマートホステル「&AND HOSTEL」の企画開発及び運営、不動産アドバイザリー業務等を行っております。
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、連結財務諸表作成において採用している会計処理の方法と概ね同一であります。
報告セグメントの利益は、営業損益ベースの数値であります。
前連結会計年度(自 2024年9月1日 至 2025年8月31日)
(注)「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、主にマンガのIPを広告等に活用する事業であります。
当連結会計年度(自 2025年9月1日 至 2026年8月31日)
(注)「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、主にマンガのIPを広告等に活用する事業であります。
(注) 全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
(注) 全社資産は、主に報告セグメントに帰属しない現金及び預金等であります。
(注) 有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額は、主に報告セグメントに帰属しない本社備品の取得価額であります。
5 報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(固定資産に係る重要な減損損失)
前連結会計年度(自 2024年9月1日 至 2025年8月31日)
当連結会計年度(自 2025年9月1日 至 2026年8月31日)
該当事項はありません
(のれんの金額の重要な変動)
当連結会計年度において、bridge事業の事業譲受を行ったため、「その他」において、のれんが16百万円増加しております。
(1株当たり情報)
(注) 1.前連結会計年度における潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式は存在するものの、
1株当たり当期純損失であるため記載しておりません。
2.1株当たり当期純利益又は当期純損失(△)及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定上の基礎は、
以下のとおりであります
(重要な後発事象)
(共通支配下の取引等)
当社は、2026年8月14日付の取締役会報告に基づき、下記のとおり、当社の子会社である株式会社サウスワークスの全株式を取得し、同社を完全子会社化いたしました。
尚、2024年5月17日付の取締役会決議により既に本件の追加取得も決議しており8月14日付の取締役会では取得価格の報告事項に留まっております。
1.取引の概要
(1)結合当事企業の名称及びその事業の内容
名称 株式会社サウスワークス
事業内容 エンタメコンテンツの海外展開支援 英語・簡体字・繁体字翻訳 WEB サイト制作・
WEBマーケティング等
(2)企業結合日
2026年9月1日
(3)企業結合の法的形式
株式取得
(4)結合後企業の名称
変更はありません。
(5)その他の取引の概要に関する事項
当初の基本合意にもとづく株式の段階取得により同社を完全子会社化することとなりました。
2.実施した会計処理の概要
「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 平成31年1月16日)及び「企業結合会計基準及び事業
分離等会計基準に関する適用指針」(企業会計基準適用指針第10号 平成31年1月16日)に基づき、共通支配下
の取引として会計処理を実施する予定です。
3.子会社株式の追加取得に関する事項
被取得企業の取得原価及び対価の種類ごとの内訳
取得の対価 現金及び預金 78,000千円
取得原価 78,000千円
4.非支配株主との取引に係る親会社の持分変動に関する事項
(1)資本剰余金の主な変動要因
当社による追加取得の取得原価と、追加取得に伴う非支配株主持分の減少額との差額によるものです。
(2)非支配株主との取引によって増加する資本剰余金の金額
76,000千円の見込みです。
(投資有価証券の売却)
当社は下記のとおり保有する投資有価証券の一部を売却いたしました。これにより、2027年8月期に投資有価証券売却益(特別利益)を計上いたします。
1.投資有価証券の売却理由 保有資産の効率化を図るため
2.投資有価証券の売却の内容
(1)売却株式銘柄 株式会社Skyfall
(2)売却日 2026年9月17日
(3)売却株式数 181,900株
(4)売却額 251百万円
(5)投資有価証券売却益 242百万円