○添付資料の目次

 

1.経営成績等の概況 ………………………………………………………………………………………………2

(1)当四半期連結累計期間の経営成績の概況 ………………………………………………………………2

(2)当四半期連結累計期間の財政状態の概況 ………………………………………………………………4

(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………………5

2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………………6

(1)四半期連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………………6

(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ………………………………………………8

四半期連結損益計算書 …………………………………………………………………………………………8

第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………8

四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………………………9

第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………9

(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………10

(セグメント情報等の注記) …………………………………………………………………………………10

(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………………10

(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………………10

(キャッシュ・フロー計算書に関する注記) ………………………………………………………………10

 

 

1.経営成績等の概況

(1)当四半期連結累計期間の経営成績の概況

当第3四半期連結累計期間における経済環境は、中東情勢の緊迫化や地政学リスクの高まりに伴う資源価格高騰により家計・企業への影響が懸念されたものの、堅調な企業業績に支えられ直近公表の2026年4~6月期の実質GDP成長率は速報値ベースで前期比0.6%増、年率換算で2.4%増と緩やかな回復基調で推移しました。

当社グループの顧客が属する金融業界においては、生成AIやAIエージェントを活用した業務効率化と付加価値化の動きが拡がっています。保険金給付金の支払査定業務に生成AIを活用し効率化する査定システムの開発をはじめ、AIエージェントが情報収集・分析、資料作成を行い、営業担当者の提案業務を支援するシステム開発などが進展しています。このような状況下、当社グループでは生成AIが相続・財産承継・資産運用における顧客の課題を洗い出し提案書を作成する相続・財産承継・資産運用提案のためのAIエージェントシステムの開発に取り組むなど、当社ならではの強みを活かして付加価値を提供するシステム開発で差別化を図っています。

また、グループ会社の株式会社Wealth Engineは、2026年6月に金融商品取引法に基づく第二種金融商品取引業及び投資助言・代理業の登録を完了しました。投資助言・代理業開始当初は顧客との直接の契約により個別銘柄を含む投資助言を行いますが、将来的には欧米で普及しているファミリーオフィスサービスを提供することによる管理資産残高に対する課金型ビジネスの検討も行ってまいります。

当社グループは「FT(Financial Technology)とIT(Information Technology)の統合により、ファイナンシャルウェルネスを創造する」というパーパスを掲げ、政府が推進する資産運用立国実現プランを支援するデジタルソリューションを提供しています。人生100年時代、大相続時代が到来するなか、アセットマネジメントと提携税理士法人によるタックスマネジメントを統合したデジタルテクノロジーを活用した「WealthTech」で日本の事業承継・財産承継・資産運用サービスを生成AIを駆使しながら革新し、中期経営計画に基づく成長戦略を推進してまいります。

 

(単位:千円)

 

前第3四半期

連結累計期間

当第3四半期

連結累計期間

前年同四半期比

増減額

増減率

売上高

7,055,323

8,022,891

967,567

13.7%

売上総利益

1,516,802

2,037,810

521,007

34.3%

売上総利益率

21.5%

25.4%

-

3.9P

販売費及び一般管理費

1,205,047

1,286,559

81,511

6.8%

営業利益

311,754

751,250

439,496

141.0%

営業利益率

4.4%

9.4%

-

5.0P

経常利益

312,092

749,490

437,397

140.1%

親会社株主に帰属する四半期純利益

207,954

473,397

265,442

127.6%

 

 

当第3四半期連結累計期間の当社グループの業績は、生命保険会社における営業支援システムの再構築、第三分野保険の新商品に対応した設計書・申込書システムの開発が継続しているほか、外資系生命保険会社に対して業務コンサルティング案件を獲得するなど、生命保険会社向け売上が堅調に推移しました。銀行においては、メガバンク向けゴールベースプランニングシステムの改善やネット銀行のシステムDX化業務が継続、また新規金融機関向けに生成AIを活用した開発工程の効率化業務を受注しました。証券会社に対しては、IFA向け投資商品発注サポートシステムの改善を行うなど受託開発が好調でした。これにより、受託開発分野の売上高は前年同四半期比13.6%増の7,564,849千円に増加、加えて自社クラウドサービスである統合資産管理システム(WMW)や独自開発の計算エンジンの使用許諾・使用料課金による売上増も寄与し、売上高は8,022,891千円(前年同四半期比13.7%増)と第3四半期連結累計期間として過去最大の売上を計上しました。

 

一方、システム開発受注の拡大に対応して労務費・外注費が増加したことにより、売上原価は5,985,081千円(前年同四半期比8.1%増)と前年同四半期より446,560千円増加しました。販売費及び一般管理費も1,286,559千円(前年同四半期比6.8%増)と前年同四半期に比べ81,511千円増えましたが、いずれも売上高の増加率を大きく下回る水準に抑制することができたため、営業利益率は前年同四半期の4.4%から9.4%へと向上、営業利益は751,250千円(前年同四半期比141.0%増)と大幅に増加しました。経常利益についても749,490千円(前年同四半期比140.1%増)となり、同様に増加しました。法人税等合計を264,832千円(前年同四半期比134.3%増)計上した結果、親会社株主に帰属する四半期純利益は473,397千円(前年同四半期比127.6%増)となり、大幅な増益となりました。

この結果、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益のいずれも第3四半期連結累計期間として過去最大の利益を計上することができました。

 

 

前第3四半期

連結累計期間

当第3四半期

連結累計期間

前年同四半期比

売上高

(千円)

構成比

(%)

売上高

(千円)

構成比

(%)

増減額

(千円)

増減率

(%)

受託開発

6,659,166

94.4%

7,564,849

94.3%

905,683

13.6%

使用許諾・保守

377,265

5.3%

444,157

5.5%

66,891

17.7%

その他

18,891

0.3%

13,883

0.2%

△5,007

△26.5%

合計

7,055,323

100.0%

8,022,891

100.0%

967,567

13.7%

 

 

当第3四半期連結累計期間における中期経営計画に基づく主な取り組みは、以下のとおりです。

 

① 成長戦略1(顧客基盤深耕・強化)

当社は、長年にわたり築き上げてきた生命保険会社との信頼関係をもとに生成AI、API連携等先進テクノロジーを活用したソリューションを提供することにより、顧客基盤のさらなる深耕と強化を進めてまいりました。当第3四半期連結累計期間においては、営業支援システム再構築、保険代理店管理システム、変額保険の特別勘定選択・将来シミュレーションシステム、ライフプランニングシステム改善等の案件が拡大したため、前年同四半期比で生命保険会社向け売上は762,742千円増加(前年同四半期比12.8%増)し好調な結果となりました。

 

② 成長戦略2(事業ポートフォリオ改革)

事業ポートフォリオ改革に向けて銀行・証券会社・IFA等向け売上拡大に継続的に注力しており、当第3四半期連結累計期間においては、メガバンク向け資産管理プラットフォームの機能改善やネット銀行向け業務プロセスのペーパレス化案件が継続、また証券会社に対してIFA向け投資商品発注サポートシステムの機能改善を行うなど、前年同四半期比で銀行・証券会社・IFA等向け売上は204,825千円の増加(前年同四半期比18.5%増)となりました。

 

③ 成長戦略3(ファミリーオフィスビジネスへの参入)

人生100年時代、大相続時代に対応した相続・事業承継、資産運用事業を展開するために、100%子会社の株式会社Wealth Engineを設立しファミリーオフィスサービスビジネスに参入しています。Wealth Engineは、2026年6月に金融商品取引法に基づく第二種金融商品取引業及び投資助言・代理業の登録を完了しました。将来的には、米国のRIA(Registered Investment Adviser)やスイスのEAM(External Asset Manager)のようなファミリーオフィスサービスを提供することにより管理資産残高に対する課金型ビジネスの検討も行ってまいります。

 

 

④ 成長戦略4(ストックビジネス向け新プラットフォーム開発)

金融機関のアドバイザーやIFA向けの資産管理プラットフォームを開発するために、2025年7月に台湾のフィンテック企業SoftBI社と合弁で株式会社Trust Engineを設立。現在、IFA向けにCRM、ポートフォリオマネジメント、さらにはファイナンシャルプランニングシステム機能も搭載した統合プラットフォームを開発しています。本年度中にリリースし、その後は本プラットフォームを使用するIFAや証券会社からの使用ライセンス数に基づく使用許諾・使用料課金収入を得るストック型ビジネスモデルを展開していく予定です。

 

⑤ 生成AIを活用したビジネス推進

当社は、生成AIを顧客向け付加価値サービス提供と社内における開発工程の効率化の両面で活用推進しています。保険の募集文書等の誤りを生成AIがチェックするサービスである「LibelliS」は、生命保険会社向けに有償PoCの提供を行っています。また、東大松尾研発スタートアップの株式会社Elithと共同でAI-OCRを使った決算書読み取りシステムを開発、非上場会社の決算書を自動で読み取り取引所の相場のない自社株評価を行うシステムを提供しています。さらに、生成AIが相続・財産承継・資産運用における顧客の課題を洗い出し提案書を作成する相続・財産承継・資産運用提案のためのAIエージェントシステムを開発中です。社内活用分野では、Cursor、Claude等の生成AIツールを活用し、システム開発工程を効率化するプロジェクトを引き続き推進しています。

 

なお、当社グループはシステム開発事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの記載はしておりません。

 

(2)当四半期連結累計期間の財政状態の概況

<資産>

当第3四半期連結会計期間末における資産合計は、前連結会計年度末に比べて400,871千円増加し、7,031,438千円となりました。

(流動資産)

当第3四半期連結会計期間末における流動資産合計は、前連結会計年度末に比べて755,801千円増加し、5,433,463千円となりました。これは主として売掛金及び契約資産が964,311千円減少した一方で、現金及び預金が1,652,345千円増加したこと等によるものであります。

(固定資産)

当第3四半期連結会計期間末における固定資産合計は、前連結会計年度末に比べて353,369千円減少し、1,589,649千円となりました。これは主として投資有価証券が349,541千円減少したこと等によるものであります。

 

<負債>

当第3四半期連結会計期間末における負債合計は、前連結会計年度末に比べて270,865千円増加し、2,971,274千円となりました。

(流動負債)

当第3四半期連結会計期間末における流動負債合計は、前連結会計年度末に比べて419,057千円増加し、2,375,978千円となりました。これは主として未払法人税等が95,748千円、その他に含まれる未払金が133,274千円、契約負債が209,623千円増加したこと等によるものであります。

(固定負債)

当第3四半期連結会計期間末における固定負債合計は、前連結会計年度末に比べて148,191千円減少し、595,296千円となりました。これは主として長期借入金が52,877千円、その他に含まれる繰延税金負債が97,293千円減少したこと等によるものであります。

 

<純資産>

当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は、前連結会計年度末に比べて130,005千円増加し、4,060,164千円となりました。これは親会社株主に帰属する四半期純利益の計上により利益剰余金が473,397千円増加、その他有価証券評価差額金が218,983千円減少、剰余金の配当により利益剰余金が115,041千円減少したこと等によるものであります。

 

 

(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明

 通期連結業績予想については、当第3四半期連結累計期間の業績や今後の開発工程の生産性向上や経費削減の取り組み効果等を総合的に勘案した結果、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益のいずれも前回発表予想を上回る見通しとなりました。詳細につきましては、同時開示しました「2026年9月期通期連結業績予想及び配当予想の修正に関するお知らせ」をご参照ください。

本資料に記載した業績予想につきましては、現時点で入手可能な情報に基づき作成しており、実際の業績は、様々な要因により予想数値と異なる場合があります。

今後、当社業績に影響を与える事象が発生した場合には、速やかに開示してまいります。

 

 

2.四半期連結財務諸表及び主な注記

(1)四半期連結貸借対照表

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

(2025年9月30日)

当第3四半期連結会計期間

(2026年6月30日)

資産の部

 

 

 

流動資産

 

 

 

 

現金及び預金

1,768,686

3,421,031

 

 

売掛金及び契約資産

2,767,696

1,803,384

 

 

仕掛品

57,243

107,361

 

 

その他

84,839

102,197

 

 

貸倒引当金

△803

△511

 

 

流動資産合計

4,677,662

5,433,463

 

固定資産

 

 

 

 

有形固定資産

303,890

325,904

 

 

無形固定資産

 

 

 

 

 

ソフトウエア

267,242

177,773

 

 

 

その他

5,817

59,028

 

 

 

無形固定資産合計

273,059

236,802

 

 

投資その他の資産

 

 

 

 

 

投資有価証券

920,901

571,360

 

 

 

その他

445,166

455,581

 

 

 

投資その他の資産合計

1,366,068

1,026,942

 

 

固定資産合計

1,943,018

1,589,649

 

繰延資産

9,886

8,325

 

資産合計

6,630,567

7,031,438

負債の部

 

 

 

流動負債

 

 

 

 

買掛金

401,682

398,744

 

 

短期借入金

500,000

500,000

 

 

1年内返済予定の長期借入金

477,831

466,786

 

 

未払法人税等

118,500

214,249

 

 

受注損失引当金

2,629

4,692

 

 

賞与引当金

29,499

20,010

 

 

その他

426,778

771,494

 

 

流動負債合計

1,956,921

2,375,978

 

固定負債

 

 

 

 

長期借入金

433,463

380,586

 

 

資産除去債務

180,052

181,113

 

 

その他

129,972

33,596

 

 

固定負債合計

743,487

595,296

 

負債合計

2,700,408

2,971,274

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

(2025年9月30日)

当第3四半期連結会計期間

(2026年6月30日)

純資産の部

 

 

 

株主資本

 

 

 

 

資本金

948,831

953,516

 

 

資本剰余金

829,897

834,582

 

 

利益剰余金

1,578,511

1,936,867

 

 

自己株式

△691

△691

 

 

株主資本合計

3,356,548

3,724,274

 

その他の包括利益累計額

 

 

 

 

その他有価証券評価差額金

362,046

143,063

 

 

その他の包括利益累計額合計

362,046

143,063

 

新株予約権

67,605

67,300

 

非支配株主持分

143,958

125,525

 

純資産合計

3,930,158

4,060,164

負債純資産合計

6,630,567

7,031,438

 

 

 

(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書

四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前第3四半期連結累計期間

(自 2024年10月1日

 至 2025年6月30日)

当第3四半期連結累計期間

(自 2025年10月1日

 至 2026年6月30日)

売上高

7,055,323

8,022,891

売上原価

5,538,521

5,985,081

売上総利益

1,516,802

2,037,810

販売費及び一般管理費

1,205,047

1,286,559

営業利益

311,754

751,250

営業外収益

 

 

 

受取利息及び配当金

12,560

15,709

 

その他

4,569

5,846

 

営業外収益合計

17,129

21,555

営業外費用

 

 

 

支払利息

15,850

18,497

 

その他

941

4,818

 

営業外費用合計

16,791

23,316

経常利益

312,092

749,490

特別利益

 

 

 

新株予約権戻入益

8,905

304

 

特別利益合計

8,905

304

特別損失

 

 

 

投資有価証券評価損

―

29,998

 

特別損失合計

―

29,998

税金等調整前四半期純利益

320,998

719,796

法人税、住民税及び事業税

107,416

258,095

法人税等調整額

5,627

6,736

法人税等合計

113,043

264,832

四半期純利益

207,954

454,964

非支配株主に帰属する四半期純損失(△)

―

△18,432

親会社株主に帰属する四半期純利益

207,954

473,397

 

 

四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前第3四半期連結累計期間

(自 2024年10月1日

 至 2025年6月30日)

当第3四半期連結累計期間

(自 2025年10月1日

 至 2026年6月30日)

四半期純利益

207,954

454,964

その他の包括利益

 

 

 

その他有価証券評価差額金

115,414

△218,983

 

その他の包括利益合計

115,414

△218,983

四半期包括利益

323,369

235,981

(内訳)

 

 

 

親会社株主に係る四半期包括利益

323,369

254,414

 

非支配株主に係る四半期包括利益

―

△18,432

 

 

(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項

(セグメント情報等の注記)

【セグメント情報】

当社グループは、システム開発事業の単一セグメントであるため記載を省略しております。

 

(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)

該当事項はありません。

 

(継続企業の前提に関する注記)

該当事項はありません。

 

(キャッシュ・フロー計算書に関する注記)

当第3四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておりません。なお、第3四半期連結累計期間に係る減価償却費(無形固定資産に係る償却費を含む。)は、次のとおりであります。

 

前第3四半期連結累計期間

(自  2024年10月1日

至  2025年6月30日)

当第3四半期連結累計期間

(自  2025年10月1日

至  2026年6月30日)

減価償却費

199,208千円

172,839千円