1.経営成績等の概況 ………………………………………………………………………………………………2
(1)当四半期の経営成績の概況 ………………………………………………………………………………2
(2)当四半期の財政状態の概況 ………………………………………………………………………………5
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………………5
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………………6
(1)四半期連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………………6
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ………………………………………………8
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書 …………………………………………………………………10
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………11
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理に関する注記) …………………………………………11
(セグメント情報等の注記) …………………………………………………………………………………11
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………………12
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………………12
1.経営成績等の概況
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
当第1四半期連結累計期間における当社グループを取り巻く経営環境は、中東情勢の不安定化等の影響により、先行きが見通しにくい状況でありました。このような状況の中、油脂コスト、物流費、エネルギーコスト等の上昇に加え、国内においては消費者の節約志向が依然として強いこともあり、厳しい事業環境となりました。
こうした環境のもと、当社グループはビジョン2030において6つの重点領域で設定したCSV目標を成長ドライバーとして成長路線を加速させるとともに、“植物のチカラ®”を価値創造の原点に、社会との多様な共有価値の創造を通じた持続的な成長を目指しております。また、収益性と資産効率性の向上に取り組んでおり、中期経営計画「Value UpX」(2025年度-2028年度)では、ROE8.0%以上、ROIC6.0%以上を2028年度経営目標とし、その達成に向けた取り組みを推進しております。
当第1四半期連結累計期間の業績については、以下のとおりとなりました。
前第1四半期連結累計期間において、固定資産の譲渡に伴い発生した譲渡益23,162百万円を、固定資産売却益として特別利益に計上しております。
セグメント別の概況
グローバル油脂・加工油脂事業セグメントは、マレーシアのIntercontinental Specialty Fats Sdn. Bhd.において、チョコレート用油脂をはじめとする各製品の販売数量の増加や円安進行による為替換算の影響もあり増収となりました。利益面では、粗利単価向上に加えパーム油取引の時価評価の影響もあり増益となりました。
パーム油相場は、インドネシアのバイオ燃料政策による需要増加が引き続き下支えとなったことに加え、エルニーニョ現象に伴う生産量の減少懸念が意識されたことから4,600リンギット台まで上昇しました。
≪油脂・油糧および加工食品・素材事業≫
[油脂の販売]
業務用は、主にベーシック型製品の販売数量増加に加え、コスト上昇を受けた価格改定による販売単価上昇により増収となりました。
加工用は、中東情勢の影響による供給懸念を背景とした需要増加に伴う販売数量増加に加え、コストに見合った価格改定交渉による販売単価上昇により増収となりました。
ホームユースは、アマニ油の販促強化やこめ油の拡販等による販売数量増加に加え、コスト上昇を受けたクッキングオイルの価格改定による販売単価上昇により増収となりました。
利益面については、油脂コストや物流費は上昇しましたが、販売数量増加、販売単価上昇ならびにオリーブオイルの原価低下等により増益となりました。
国内加工油脂については、チョコレート用油脂等の販売数量増加および価格改定による販売単価上昇により増収増益となりました。
[ミールの販売]
大豆ミールは、シカゴ大豆粕定期上昇およびドル円相場の円安ドル高推移による販売単価上昇により増収となりました。
菜種ミールは、販売数量は減少したものの、大豆ミール価格上昇の影響等を受けた販売単価上昇により増収となりました。
[主要原料相場・為替相場]
大豆相場は、南米産の豊作見通しが高まり10米ドル台が続きました。2月になると中国による米国大豆買付期待、米国のバイオ燃料混合義務量増加の動きにより11米ドル台へ上昇しました。2月末以降は中東情勢の悪化を受け、一時12米ドル台まで上昇しました。
菜種相場は、カナダに対する中国の反ダンピング課税による需給緩和期待から600カナダドル台前半で推移しました。2月には中国のカナダ菜種買付再開の動きや大豆相場上昇を受け、600カナダドル台後半まで上昇しました。2月末以降は中東情勢の悪化を受け、700カナダドル台半ばまで上昇しました。
ドル円相場は、150円台前半まで下落する期間もありましたが、高市政権による財政懸念や中東情勢の悪化を受け、150円台後半で推移しました。
チョコレートは、チョコレート価格高騰による市場規模縮小が続く中、国内での販売数量は前年同期並みとなりましたが、前期からの価格改定による販売単価上昇により国内チョコレートは増収となりました。利益面ではチョコレートの原価上昇により減益となりました。
機能素材・食品については、MCTの販売単価は上昇しましたが、販売数量減少の影響が大きく減収減益となりました。
≪ファインケミカル事業≫
ファインケミカル事業セグメントは、中国、東南アジアでの旺盛な需要に加え、国内でのクレンジング品やメイクアップ品への新規採用による販売数量増加および価格改定による販売単価上昇により増収増益となりました。
①資産、負債および純資産の状況の分析
当第1四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ7億85百万円増加し、4,519億71百万円となりました。主な要因は、現金及び預金が20億30百万円、売上債権が43億99百万円、棚卸資産が43億96百万円、有形固定資産が13億38百万円増加した一方で、その他の流動資産が100億34百万円、投資有価証券が15億28百万円減少したことであります。
負債は、前連結会計年度末に比べ9億59百万円減少し、2,282億21百万円となりました。主な要因は、仕入債務が22億41百万円、短期借入金が43億16百万円増加した一方で、未払法人税等が40億91百万円、その他の流動負債が33億6百万円減少したことであります。
純資産は、前連結会計年度末に比べ17億44百万円増加し、2,237億49百万円となりました。主な要因は、その他の包括利益累計額が11億7百万円増加、自己株式が86億34百万円減少した一方で、利益剰余金が78億30百万円減少したことであります。
当第1四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ66億87百万円減少し、182億66百万円となりました。
営業活動によるキャッシュ・フローは、37億73百万円の支出(前年同期は98億47百万円の支出)となりました。主な内訳は、税金等調整前四半期純利益53億14百万円、減価償却費30億15百万円、仕入債務の増加20億39百万円によるキャッシュの増加および売上債権の増加41億41百万円、棚卸資産の増加39億19百万円、法人税等の支払55億4百万円によるキャッシュの減少であります。
投資活動によるキャッシュ・フローは、41億6百万円の支出(前年同期は38億50百万円の収入)となりました。主な内訳は、有形固定資産の取得による支出44億30百万円によるキャッシュの減少であります。
財務活動によるキャッシュ・フローは、9億41百万円の収入(前年同期は57億12百万円の収入)となりました。主な内訳は、短期借入金の純増39億87百万円によるキャッシュの増加および配当金の支払27億46百万円によるキャッシュの減少であります。
連結業績につきましては、2026年5月12日に公表した2027年3月期の業績予想に変更はありません。
なお、今後の情勢変化により当社グループの業績予想の修正が必要であると判断した場合には、速やかに開示いたします。
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第1四半期連結累計期間
四半期連結包括利益計算書
第1四半期連結累計期間
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理に関する注記)
原価差異の繰延処理
季節的に変動する操業度により発生した原価差異は、原価計算期間末までにほぼ解消が見込まれるため、当該原価差異を流動負債(その他)として繰り延べております。
Ⅰ 前第1四半期連結累計期間(自 2025年4月1日 至 2025年6月30日)
1 報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
(注) 1 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、情報システム等を含んでおります。
2 セグメント利益の調整額△304百万円には、各報告セグメントに配分していない全社費用等が含まれております。なお、全社費用は主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
3 セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2 報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
「油脂・油糧および加工食品・素材事業」セグメントにおいて、固定資産の減損損失を計上しております。なお、当該減損損失の計上額は、当第1四半期連結累計期間においては1,567百万円であります。
Ⅱ 当第1四半期連結累計期間(自 2026年4月1日 至 2026年6月30日)
1 報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
(注) 1 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、情報システム等を含んでおります。
2 セグメント利益の調整額△233百万円には、各報告セグメントに配分していない全社費用等が含まれております。なお、全社費用は主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
3 セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2 報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
当社は、2025年6月17日開催の取締役会決議に基づき、当第1四半期連結累計期間において自己株式5,860,500株を消却しております。当該自己株式の消却により、当第1四半期連結累計期間において資本剰余金が85百万円、利益剰余金が8,506百万円、自己株式が8,591百万円それぞれ減少しております。この結果等により、当第1四半期連結会計期間末において資本剰余金が21,655百万円、利益剰余金が145,791百万円、自己株式が5,410百万円となっております。
該当事項はありません。