1.経営成績等の概況 ………………………………………………………………………………………………2
(1)当期の経営成績の概況 ……………………………………………………………………………………2
(2)当期の財政状態の概況 ……………………………………………………………………………………2
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ………………………………………………………………………3
(4)今後の見通し ………………………………………………………………………………………………3
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 ……………………………………………………………………3
3.財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………………4
(1)貸借対照表 …………………………………………………………………………………………………4
(2)損益計算書 …………………………………………………………………………………………………6
(3)株主資本等変動計算書 ……………………………………………………………………………………7
(4)キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………………………8
(5)財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………………9
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………9
(持分法損益等) …………………………………………………………………………………………………9
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………9
(1株当たり情報) ………………………………………………………………………………………………10
(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………………………11
1.経営成績等の概況
当社は、「医療現場に、感性を。」というミッションのもと、医療現場で働く医師や看護師などの医療従事者に対し、白衣・スクラブ(上下分かれた医療ウェア)、患者衣及び周辺小物等のメディカルアパレル商品の企画、開発及び販売を行っております。医療従事者が誇りを持ち、モチベーションを高く保ちながら、高いパフォーマンスで働けるよう、当社は、メディカルアパレルを機能重視の支給品からプロ意識を表現するファッションへと進化させ、こだわり抜いたものづくりを通じて、耐久性、着心地、機能性、そして美しさを高次元で兼ね備えたメディカルアパレルを提供しています。
当事業年度におけるわが国経済は、民間企業の設備投資や個人消費が底堅さを維持し緩やかな回復基調が見られましたが、米国の関税措置影響の顕現化に加え、不安定な国際情勢や資源価格の動向、円安の進行などによる景気の下振れリスクがあり、依然として先行きは不透明な状況が続いております。
そのような環境の下、人口動態変化による医療・介護需要に伴う医療人口の増加や感染防止のための医療用アパレルの一人当たりの必要枚数の増加により国内及び海外メディカルアパレルの需要は増加傾向にあります。
当事業年度においては、株式会社エランと共同開発した患者衣「lifte」の認知度が上がり、導入施設からの評判も高く需要が伸びたことにより新規導入が伸長した点や国内ECにおいて新規顧客層の獲得や集客数の最大化による売上成長の加速に向け、広告媒体への積極投資や販促施策の強化を行いました。加えて、2024年11月からマレーシア、タイ、フィリピン、シンガポール及び香港の海外5つの国と地域向け公式オンラインストアをオープンし、海外展開を加速させました。
以上の結果、当事業年度における売上高は3,631,916千円(前年同期比17.7%増)、営業利益は164,981千円(前年同期比151.7%増)、経常利益は138,632千円(前年同期比154.0%増)、当期純利益は169,892千円(前年同期比499.1%増)となりました。
なお、当社の事業は、メディカルアパレル事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
(資産)
当事業年度末における流動資産は2,180,172千円となり、前事業年度末に比べ423,133千円増加いたしました。これは主に現金及び預金が185,281千円、商品が347,844千円増加したものの、売掛金が125,002千円減少したことによるものであります。固定資産は225,688千円となり、前事業年度末に比べ65,096千円増加いたしました。これは主に繰延税金資産が55,726千円増加したことによるものであります。
この結果、総資産は2,405,861千円となり、前事業年度末に比べ488,230千円増加いたしました。
(負債)
当事業年度末における流動負債は724,438千円となり、前事業年度末に比べ593,375千円減少いたしました。これは主に1年内返済予定の長期借入金が67,403千円増加したものの、短期借入金が470,000千円、1年内償還予定の転換社債型新株予約権付社債が165,000千円、買掛金が60,058千円減少したことによるものであります。固定負債は267,618千円となり、前事業年度末に比べ237,252千円増加いたしました。これは長期借入金が237,252千円増加したことによるものであります。
この結果、負債合計は992,056千円となり、前事業年度末に比べ356,123千円減少いたしました。
(純資産)
当事業年度末における純資産合計は1,413,804千円となり、前事業年度末に比べ844,354千円増加いたしました。これは、第三者割当増資により資本金及び資本準備金がそれぞれ254,731千円、当社が発行した第1回無担保転換社債型新株予約権付社債に付された新株予約権のすべてについて権利行使が行われたことにより資本金及び資本準備金がそれぞれ82,500千円並びに当期純利益の計上により利益剰余金が169,892千円増加したことによるものであります。
この結果、自己資本比率は58.8%(前事業年度末は29.7%)となりました。
当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前事業年度末に比べ185,281千円増加し、398,734千円となりました。
当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果使用した資金は137,121千円(前年同期は106,710千円の使用)となりました。これは主に、税引前当期純利益138,632千円、売上債権の減少額125,501千円があった一方で、棚卸資産の増加額328,325千円があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は17,646千円(前年同期は50,926千円の使用)となりました。これは、有形固定資産の取得による支出8,692千円、無形固定資産の取得による支出5,673千円、敷金及び保証金の差入による支出3,280千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は340,054千円(前年同期は121,512千円の獲得)となりました。これは、株式の発行による収入505,399千円、長期借入れによる収入380,000千円があった一方で、短期借入金の純減少額470,000千円、長期借入金の返済による支出75,345千円があったことによるものであります。
米国の関税措置影響の顕現化に加え、不安定な国際情勢や資源価格の動向、円安の進行などによる景気の下振れリスクがあり、依然として先行きは不透明な状況が続いておりますが、人口動態変化による医療・介護需要に伴う医療人口の増加や感染防止のための医療用アパレルの一人当たりの必要枚数の増加により国内及び海外メディカルアパレルの需要は増加傾向にあると予測しております。
このような環境の中、国内においてはエントリー商品の積極投下、新規顧客層の拡大を目的として国内向け公式オンラインストアに加えて他社モールに出店し、売上の更なる成長を図ります。また、海外においては2024年11月にオープンした5つの国と地域のtoBビジネスの本格稼働並びに米国、カナダ及びオーストラリア向け公式オンラインストアをオープンし、海外展開を加速させてまいります。
以上を踏まえ、2026年10月期の業績見通しは次のとおり見込んでおります。
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社は、財務諸表の期間比較可能性及び企業間の比較可能性を確保するため、会計基準につきましては、日本基準を適用しております。
3.財務諸表及び主な注記
前事業年度(自 2023年11月1日 至 2024年10月31日)
当事業年度(自 2024年11月1日 至 2025年10月31日)
該当事項はありません。
当社は関連会社を有していないため、該当事項はありません。
(セグメント情報等)
当社は、メディカルアパレル事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。
(注) 1.2025年10月期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式は存在するものの、当事業年度末において当社株式は非上場であり、期中平均株価が把握できないため記載しておりません。
2.当社は、2025年8月5日付で普通株式1株につき5株の割合で株式分割を行っております。前事業年度の期首に当該株式分割が行われたと仮定して1株当たり純資産額、1株当たり当期純利益及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益を算定しております。
3.1株当たり当期純利益及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
(公募による新株式の発行)
当社は、2025年11月5日付で東京証券取引所グロース市場に株式を上場いたしました。この上場にあたり、2025年10月17日開催の取締役会において、次のとおり新株式の発行を決議し、2025年11月4日に払込が完了いたしました。
(1)募集方法:一般募集(ブックビルディング方式による募集)
(2)発行する株式の種類及び数:普通株式 280,000株
(3)発行価格:1,390円 (注)1
(4)引受価額:1,278.80円 (注)2
(5)資本組入額:1株につき 639.40円
(6)発行価格の総額:389,200千円
(7)引受金額の総額:358,064千円
(8)資本組入額の総額:179,032千円
(9)払込期日:2025年11月4日
(10)資金の使途:海外事業展開に係る投資、ブランド価値向上を目的とした広告宣伝費、新商品開発、事業成長のための採用費及び人件費並びに借入金の返済に充当する予定です。
(注) 1.一般募集はこの価格にて行いました。
2.この価額は当社が引受人より1株当たりの新株式払込金として受け取った金額であります。
なお、発行価格と引受価額との差額の総額は、引受人の手取金となります。
(第三者割当増資による新株式の発行)
当社は、2025年10月17日開催の取締役会において、大和証券株式会社が行うオーバーアロットメントによる売出しに関連して、同社を割当先とする第三者割当増資による新株式の発行を次のとおり決議し、2025年12月3日に払込が完了いたしました。
(1)募集方法:第三者割当(オーバーアロットメントによる売出し)
(2)発行する株式の種類及び数:普通株式 42,000株
(3)払込価格:1,037円
(4)割当価格:1,278.80円
(5)割当価格の総額:53,709千円
(6)資本組入額:1株につき 639.40円
(7)資本組入額の総額:26,854千円
(8)割当先:大和証券株式会社
(9)払込期日:2025年12月3日
(10)資金の使途:海外事業展開に係る投資、ブランド価値向上を目的とした広告宣伝費、新商品開発、事業成長のための採用費及び人件費並びに借入金の返済に充当する予定です。