1.経営成績等の概況 ………………………………………………………………………………………………2
(1)当四半期連結累計期間の経営成績の概況 ………………………………………………………………2
(2)当四半期連結累計期間の財務状態の概況 ………………………………………………………………5
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………………6
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………………7
(1)四半期連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………………7
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ………………………………………………9
四半期連結損益計算書 …………………………………………………………………………………………9
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………9
四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………………………10
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………10
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………11
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………………11
(会計方針の変更に関する注記) ……………………………………………………………………………11
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………………11
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) …………………………………………………11
(セグメント情報等の注記) …………………………………………………………………………………11
(キャッシュ・フロー計算書に関する注記) ………………………………………………………………12
(収益認識関係) ………………………………………………………………………………………………12
(重要な後発事象) ……………………………………………………………………………………………13
1.経営成績等の概況
当第3四半期連結累計期間における我が国の経済は、企業収益及び雇用・所得環境が改善する下で、景気は緩やかに回復基調で推移いたしました。景気の先行きについては、緩やかな回復が継続していくことが期待されますが、物価上昇や中東情勢、金融資本市場の変動等の影響には注意が必要な状況となっております。
当社グループが属するIT業界におきましては、ソフトウエア投資は増加傾向が続き、企業収益の改善や人手不足等を背景に、今後もITへの投資は堅調に推移することが期待されます。
このような状況の中、desknet's NEOにつきましては、クラウド版の新オプションサービスとして会議室予約表示「RoomMgr(ルーム マネージャー)」を2025年2月に、「政府情報システムのためのセキュリティ評価制度(ISMAP)」に基づいた専用クラウド基盤にて提供する「政府セキュリティ評価対応オプション」を2025年6月に提供開始いたしました。また、契約ユーザー数に応じた容量を標準提供するクラウドストレージ「desknet's ドライブ」を介して大容量ファイルを送信できるクラウド版の新機能「ファイル転送」を搭載したdesknet's NEOバージョン9.0を2025年3月にリリースいたしました(パッケージ版オプションライセンスは2025年6月より提供開始)。「ファイル転送」を利用することで、メールでは送りづらい大容量のファイルも、簡単・安全・確実に送信することが可能となります。この他、社内データ×生成AIをノーコードで実現する生成AIプラットフォーム「neoAI Chat for desknet's」を2025年9月に提供開始し、同時に「neoAI Chat for desknet's」で作成したAIアシスタントとの連携に対応したdesknet's NEOバージョン9.5をリリースいたしました。「neoAI Chat for desknet's」は、東京大学 松尾研発スタートアップである株式会社neoAIとの業務提携により実現した、生成AIプラットフォーム「neoAI Chat」のネオジャパン顧客向け専用モデルです。「neoAI Chat」が持つ機能・性能・セキュリティはそのまま、「neoAI Chat」で作成したAI アシスタントをdesknet's NEOやChatLuckのユーザーでも利用できるようになります。AIアシスタントの作成者と利用者を分離することで、管理負担の軽減と運用コストの最適化を実現いたします。
2025年9月にスマートキャンプ株式会社が実施する「BOXIL SaaS AWARD Autumn 2025」において当社主力3製品(desknet's NEO、AppSuite、ChatLuck)が3部門で計10個の賞を受賞したほか、2025年10月には「ITreview」が主催する「ITreview Grid Award 2025 Fall」においても当社主力3製品がそれぞれ5部門で最高位である「Leader」を受賞いたしました。desknet's NEOは2019年の受賞以来、今回の受賞で26回連続での受賞となりました。
2025年3月に経済産業省と日本健康会議が共同で実施する「健康経営優良法人 2025(大規模法人部門(ホワイト500))」に認定されました。「健康経営優良法人」は6年連続、「ホワイト500」は初めての認定となります。
この他、2025年6月に当社はマレーシア・ジョホール州政府の投資促進機関「Invest Johor(インベスト ジョホール)」と、同州イスカンダル地域への東南アジア・エクセレンスセンター(Southeast Asian Centre of Excellence)の設立に向けた戦略的協力に関する基本合意を締結いたしました。
さらに、米国のLIVEX AI Inc.と同社のサービスである「LiveX AI」の再販パートナー契約を締結し、日本でのサービス提供を2025年10月より開始いたしました。日本企業では初の再販パートナー契約となります。「LiveX AI」は一般消費者向けビジネスのためのエンタープライズAIエージェントであり、チャット、音声、メール等全チャネルで人間のように機能し、問題解決、コンバージョン率の向上、解約防止に貢献いたします。今回の「LiveX AI」の提供開始により、顧客対応・購買支援領域までサービスを拡張し、次世代の顧客体験を提供し企業の「働き方改革」と「売上拡大」を両面から強力に支援してまいります。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は6,088,143千円(前年同期比15.2%増)、営業利益は1,885,429千円(前年同期比36.7%増)、経常利益は1,967,727千円(前年同期比35.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,352,511千円(前年同期比37.5%増)となりました。
当第3四半期連結累計期間におけるセグメント別の経営成績は以下のとおりであります。
なお、連結子会社DELCUI Inc.の事業内容については当面の間、当社の開発外注先としての重要性が高まることが見込まれるため、従来「海外事業」セグメントに含めていた業績を当第1四半期連結会計期間より「ソフトウエア事業」セグメントに含める方法に変更しております。
報告セグメントの算定方法の変更の詳細につきましては、「2.四半期連結財務諸表及び主な注記(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 (セグメント情報等の注記) 2.報告セグメントの変更等に関する事項」をご覧ください。
(ソフトウエア事業)
ソフトウエア事業は、当社と子会社であるDELCUI Inc.が展開する事業で構成されております。
売上区分別の状況を示すと、以下のとおりであります。
① クラウドサービス
クラウドサービスの主要サービス別の売上は以下のとおりであります。
(*1)2024年9月1日より導入いたしましたセットプランにつきましては、価格改定後の既存プラン価格に基づき各サービスに按分した金額を集計しております。
desknet's NEOクラウド版の売上高は、前年度(2024年9月)の価格改定効果等により前年同期比615,151千円増加し、2,660,579千円(前年同期比30.1%増)と大幅な増加となりました。1社当たりの平均利用ユーザー数は前年同期と同水準の84ユーザーとなっております。また、月平均の解約率(*2)は0.37%となっており、価格改定前である前中間連結会計期間の月平均解約率0.35%とほぼ同水準となっております。今後も引き続き解約率を低い水準に維持できるよう取り組んでまいります。
AppSuiteクラウド版の売上高は、利用ユーザー数の増加及び前年度の価格改定効果により前年同期と比較して110,554千円増加し、284,760千円(前年同期比63.5%増)と大幅な増加となりました。また、前年度(2024年9月)に導入した、desknet's NEOクラウド版とAppSuiteクラウド版をリーズナブルに同時利用できるセットプランの売上が堅調に推移したこともあり、当連結会計期間末時点においてAppSuiteクラウド版の利用ユーザー数は、desknet's NEOクラウド版のユーザー数の約19%と前年同期から約5%増加しております。今後も引き続きセットプランの訴求を高め、利用ユーザー数の拡大に努めてまいります。
ChatLuckクラウド版の売上高は、前年同期と比較して9,892千円増加し、70,983千円(前年同期比16.2%増)となりました。売上高全体に占める割合は小さいものの、成長が見込める分野であることから継続的に機能強化に取り組み、desknet's NEOとの同時利用ユーザー数の拡大に努めてまいります。その他月額売上の売上高につきましては、主に主要サービス以外の個別案件の増加により前年同期と比較して3,740千円増加の138,173千円(前年同期比2.8%増)となりました。その他役務作業等の売上高につきましては、データ移行サービス等が増加したことにより17,112千円増加し、39,428千円(前年同期比76.7%増)となりました。
以上の結果、クラウドサービス全体での売上高は前年同期比756,451千円増加し、3,193,926千円(前年同期比31.0%増)となりました。
(*2)desknet's NEOクラウドのユーザーにおける「当月の解約により減少したMRR(*3)÷前月末のMRR」の当第3四半期連結累計期間の平均で算出しております。
(*3)MRR(Monthly Recurring Revenue)は対象月の月末時点における継続課金ユーザーにかかる月額料金、もしくは年額料金の1/12の合計額で算出しております。
② プロダクト
プロダクト(オンプレミス型ライセンス及び関連役務等)の主要製品別の売上は以下のとおりであります。
desknet's NEOライセンスの売上高は、前年同期と比較して1,000ユーザー未満の新規・追加ライセンスが増加した一方、5,000ユーザー以上の大規模新規ライセンスが減少したことを主な要因として14,355千円減少し、158,550千円(前年同期比8.3%減)となりましたが、当初の計画を上回っております。
AppSuiteライセンス及びChatLuckライセンスにつきましては、desknet's NEOライセンスとの同時購入をされることが多い傾向にあります。AppSuiteライセンス売上高は、desknet's NEOライセンスと同様に前年同期と比較して1,000ユーザー未満の新規・追加ライセンスが増加した一方、5,000ユーザー以上の大規模新規ライセンスが減少したことを主な要因として前年同期比645千円減少し、61,750千円(前年同期比1.0%減)となりましたが、おおむね当初の計画通りに推移しております。また、ChatLuckライセンスの売上高は、前年同期と比較して1,000ユーザー以上の新規ライセンスが減少したことを主な要因として前年同期比5,405千円減少し、20,575千円(前年同期比20.8%減)となりましたが、おおむね当初の計画通りに推移しております。
サポートサービスの売上高は、desknet's NEOのサポートサービスの売上高が前年同期比87,655千円増加し、660,090千円(前年同期比15.3%増)となったことを主な要因として、106,419千円増加し、803,857千円(前年同期比15.3%増)となりました。また、カスタマイズの売上高につきましては、前年同期と比較して中規模の案件が減少したことを主な要因として、前年同期比38,750千円減少し、48,121千円(前年同期比44.6%減)となりました。その他役務作業等の売上高は、他社製品であるID統合管理システムの販売及び役務作業の減少を主な要因として、23,899千円減少し179,036千円(前年同期比11.8%減)となりました。
以上の結果、プロダクト全体での売上高は前年同期比20,903千円増加し、1,277,992千円(前年同期比1.7%増)となりました。
③ 技術開発
技術開発につきましては、積極的に受託開発を行う方針ではありませんが、主に従来からの継続案件の売上増加により、売上高は前年同期比67,000千円増加し、125,500千円(前年同期比114.5%増)となりました。
以上の結果、ソフトウエア事業の売上高は4,597,418千円(前年同期比22.5%増)、セグメント利益は1,897,648千円(前年同期比36.0%増)となりました。
(システム開発サービス事業)
システム開発サービス事業は、子会社である株式会社Pro-SPIREが展開する事業で構成されており、同社が長年培ってきたクラウドインテグレーション、システムインテグレーションのノウハウを基礎に技術者の育成を図り、先端技術を活用し新たな顧客ニーズを満たすシステムエンジニアリングサービスを主に提供しております。
当第3四半期連結累計期間の売上高は、既存取引先のプロジェクト規模縮小などにより前年同期と比較して64,730千円減少し1,458,761千円(前年同期比4.2%減)となりました。売上原価は人員増に伴い人件費が増加した一方、外注費を削減したことなどにより全体で81,998千円減少いたしました。また、販売費及び一般管理費は、人件費等の増加により前年同期比11,369千円増加いたしました。
以上の結果、システム開発サービス事業のセグメント利益は51,282千円(前年同期比13.0%増)となりました。
(海外事業)
海外事業は、ASEAN地域の海外子会社3社の事業で構成されており、現地企業向けにdesknet's NEO及びAppSuiteのクラウドサービスの提供を中心に行っております。
当第3四半期連結累計期間の売上高は、営業人員の育成による営業力強化、展示会への出展による認知度向上、販売代理店の開拓及び日系企業コミュニティへのアプローチ等に努めてきた結果、前年同期と比較して28,431千円増加し52,770千円(前年同期比116.8%増)となりました。前期設立したフィリピン子会社については、当初計画を下回っておりますが、マネジメント体制の変更を実施するとともに、営業人員の強化を行ないました。今後は、引き続き現地企業への浸透に注力してまいります。
以上の結果、海外事業のセグメント損失は61,986千円(前年同期はセグメント損失62,859千円)となりました。
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における資産合計は前連結会計年度末より627,262千円増加し、9,867,624千円となりました。これは主に、現金及び預金が326,743千円増加した他、米国企業への投資等により有価証券及び投資有価証券が202,004千円増加したことによるものであります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における負債合計は前連結会計年度末より102,863千円減少し、2,823,611千円となりました。これは主に、クラウドサービス等の契約負債が137,390千円増加した一方で、法人税等の納付を主な要因として未払法人税等が175,024千円減少した他、未払金の減少を主な要因として流動負債のその他が54,774千円減少したことによるものであります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は前連結会計年度末より730,126千円増加し、7,044,013千円となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益が1,352,511千円計上された一方で、658,194千円の剰余金の配当を実施したことにより利益剰余金が694,317千円増加したことによるものであります。
当第3四半期連結累計期間までの業績動向を踏まえ、2025年3月13日付「2025年1月期 決算短信〔日本基準〕(連結)」において公表いたしました通期の連結業績予想を修正しております。詳細につきましては、本日公表いたしました「連結業績予想の修正及び期末配当予想の修正(増配)に関するお知らせ」をご参照下さい。
該当事項はありません。
(会計方針の変更に関する注記)
(「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」等の適用)
「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」(企業会計基準第27号 2022年10月28日)、「包括利益の表示に関する会計基準」(企業会計基準第25号 2022年10月28日)及び「税効果会計に係る会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第28号 2022年10月28日)を第1四半期連結会計期間の期首から適用しております。なお、当該会計方針の変更による四半期連結財務諸表への影響はありません。
該当事項はありません。
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
(税金費用の計算)
税金費用については、当第3四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会計適用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じることにより算定しております。
【セグメント情報】
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2024年2月1日 至 2024年10月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
(注)1.セグメント利益又はセグメント損失(△)の調整額1,029千円はセグメント間取引消去であります。
2.セグメント利益又はセグメント損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2025年2月1日 至 2025年10月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
(注)1.セグメント利益又はセグメント損失(△)の調整額△1,514千円はセグメント間取引消去であります。
2.セグメント利益又はセグメント損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントの変更等に関する事項
第1四半期連結会計期間の期首より、業績管理区分を見直したことにより、従来「海外事業」セグメントに含まれていた連結子会社DELCUI Inc.の業績を「ソフトウエア事業」セグメントに含める方法に変更しております。
なお、前第3四半期連結累計期間のセグメント情報については、変更後の区分方法により作成したものを記載しております。
(キャッシュ・フロー計算書に関する注記)
当第3四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておりません。なお、第3四半期連結累計期間に係る減価償却費(のれんを除く無形固定資産に係る償却費を含む。)及びのれんの償却額は、次のとおりであります。
(収益認識関係)
顧客との契約から生じる収益を分解した情報
前第3四半期連結累計期間(自 2024年2月1日 至 2024年10月31日)
(注)1.ストック収益の主な内容は、以下のとおりであります。
2.フロー収益の主な内容は、以下のとおりであります。
当第3四半期連結累計期間(自 2025年2月1日 至 2025年10月31日)
(注)1.ストック収益の主な内容は、以下のとおりであります。
2.フロー収益の主な内容は、以下のとおりであります。
3.第1四半期連結会計期間の期首より報告セグメントの区分方法を変更しており、前第3四半期連結累計期間について変更後の区分方法により作成したものを記載しております。詳細は、「2.四半期連結財務諸表及び主な注記(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 (セグメント情報等の注記) 2.報告セグメントの変更等に関する事項」に記載のとおりであります。
(重要な後発事象)
該当事項はありません。