1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………………6
(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………6
2.四半期財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………7
(1)四半期貸借対照表 …………………………………………………………………………………………7
(2)四半期損益計算書 …………………………………………………………………………………………9
第1四半期累計期間 ……………………………………………………………………………………………9
(3)四半期財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………10
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………………10
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………………10
(セグメント情報等) …………………………………………………………………………………………10
(キャッシュ・フロー計算書に関する注記) ………………………………………………………………11
(収益認識関係) ………………………………………………………………………………………………11
(重要な後発事象) ……………………………………………………………………………………………11
1.当四半期決算に関する定性的情報
2026年6月期 第1四半期決算短信
当事業年度(2025年7月1日から2025年9月30日)における我が国の経済は、雇用および所得環境が改善傾向にあったものの、物価上昇の長期化により家計の負担が増大しました。そのため、個人消費への影響に対する先行きへの懸念が続き、消費者は節約志向を強め、支出も慎重な状況が続きました。
さらに、米国の関税政策の影響、エネルギー価格や原材料価格の上昇、中国経済の成長鈍化などの影響により、依然として先行きが不透明な状況が続いております。
このような環境の中、当社ではユーザーに提供するKeePerコーティングの品質の維持・向上を、これまで以上に実現していくことが、当面の業績向上のみならず、将来の発展を見据えたKeePerブランドの確立において最も重要であると考えております。
2026年6月期 第1四半期 実績
当第1四半期累計期間におきましては、売上高は57億74百万円(前年同期比6.7%増加)、営業利益は13億80百万円(同7.8%減少)、経常利益は13億52百万円(同10.0%減少)、純利益は9億10百万円(同10.7%減少)となりました。
この第1四半期期間(7月~9月)にかけては、日本全国で災害級の猛暑となり、「お客様が、来店やサービスのご注文をためらう状況が多くみられた」、また、多くのキーパープロショップの店舗では、「暑すぎて作業ができない」など、コーティングや洗車サービスにおいて大きなマイナス影響が生じました。
さらに、トランプ関税問題に関連し、米国の関税大幅引き上げの発動前に車両を米国本土へ持ち込む動きが見られたため、日本国内で販売・納車できる車両が非常に少ない状況が続き、キーパーLABO運営事業・キーパー製品等関連事業ともに、新車向けコーティングが減少しました。
なお、8月19日に開催した創立40周年記念パーティーに関する費用52百万円を計上しており、一時的な減益要因となっております。
事業分野別の状況は次のとおりです。
キーパーLABO運営事業
キーパーLABO運営事業の売上高は、32億16百万円 (前年同期比8.2%増加)、セグメント利益は3億86百万円 (同28.0%減少)となりました。
今年の7月~9月は、昨年、経験をした異例の猛暑から学んだ事前の“暑さ対策”を講じました。
1.大幅な増員 (129名増加)
2.中部大学の伊藤教授指導のもと厳密に選択した暑さ対策の冷感インナーシャツと冷感速乾Tシャツを店舗スタッフ全員に各3枚ずつ配布
3.各店舗にスタッフ人数×3,000円の猛暑対策費として支給し、アイスクリームなど冷菓が大量に冷凍庫に用意
4.外の暑い場所での作業が多くなる『洗車』に対してインセンティブを設定
上記4点に加えて、従来から店舗で実施をしていた『小まめな水分補給』や『作業時間を普段より多めに取ってクールダウンタイムに充てる』なども継続した結果、残念ながら1名の体調不良者は発生してしまいましたが、全体としては対策の効果が表れ、異例の猛暑下を乗り切ることができたものと考えています。ただし、上記4点によるコスト上昇分 (第1四半期累計:約128,000千円)の影響で、セグメント利益が前年同期間比で減少の要因となっております。
各種キーパーコーティングの施工台数については、SNS上での評判が高いEXキーパーの施工台数が3,920台 (前年比12.8%増加)と好調を維持しております。一方、新車販売台数の減少が影響してダイヤモンドキーパーシリーズの施工台数は、12,911台 (前年比0.1%減少)にとどまりました。また、9月の天候不順が影響してフレッシュキーパー、クリスタルキーパーの施工台数は、20,658台 (前年比3.9%減少)となり、各キーパーコーティングのメンテナンス類は前年比0.7%増加となりました。
その結果、当第1四半期においては、猛暑対策が功を奏して洗車での来店台数が増え、総来店台数は195,536台と前年同期で14.2%増加、その反面、平均単価は16,449円/台 (前年比5.2%減少)となりました。
今後の新店開発の予定
今期の新規出店は、直営店舗、FC店舗も含め30店舗を予定しており、現在まで計画通りに進捗しております。
開店済み
2025年10月末時点でのキーパーラボ店舗数は、直営139店舗、FC23店舗、全162店舗となりました。
今後の開店予定
既存店の改装 今後の予定
キーパー製品等関連事業
キーパー製品等関連事業の売上高は25億57百万円(前年同期比4.8%増加)、セグメント利益は9億94百万円(同3.5%増)となりました。
キーパー製品等関連事業の売上構成比
アフターマーケットの中心であるキーパープロショップでは、猛暑の影響を大きく受け、前年同期比2.5%減少となりました。連日続く災害級の異常な暑さにより、現場では厳しい施工環境が続き、「1日の施工台数制限をかけたり」「予約以外は作業をしない」など、7月8月ともにコーティングや洗車台数が減少し、コーティング商材の出荷数量も減少しました。
さらに追い打ちをかけたのは、9月に公正取引委員会による軽油価格カルテルの疑いで、石油製品販売会社8社に対する強制調査が入ったことです。この影響により、店頭ではコーティング販売に消極的にならざるを得ない状況となりました。しかし、このような事は一時的であり、2ヶ月程度で現場は落ち着き、通常の運営に戻る見通しです。
一方、毎年開催している「2025年キーパー技術コンテスト」では、参加人数が過去最高を記録するなど、実績が年々向上しているキーパープロショップも多数存在しております。引き続き、車齢は年々長くなっており、アフターマーケットに対する需要は根強いものがあります。
新車ディーラーを中心とした「新車マーケット」では、前年同期比24.0%増加となり、構成比が前期30.1%から35.6%へと伸長しました。トランプ関税問題で北米マーケットへの影響を受けているスバルは、日本国内の新車販売とともに高付加価値コーティングの販売に力を入れており、大きな進捗が見られました。
一方、トヨタやホンダにおいては、依然として関税問題の影響を受け、国内マーケットでの販売・納車可能な車両が少ない状況が続いております。
また、8月からスタートした「メルセデス・ベンツ」は順調に導入が進んでおり、2025年3月に販売を開始した「ボルボ」とともに販売台数が右肩上がりで推移するなど、輸入車とKeePerの相性の良さが明確に表れています。
「車以外」のサービスは前年同期比64.0%減と大きな減少となりました。昨年同期間にモバイル端末用「Mobile KeePer(モバイルキーパー)」を一括納品した反動もありますが、店頭での販売数量が伸び悩む状況にあります。現場の実績向上に直結する活動を再構築する必要があり、体制を大きく見直し、立て直しを図っております。
海外展開については、KeePer LABOシンガポール店がオープン2年目を迎え、着実に立ち上がってきました。今後は、日本国内で純正採用をいただいているカーメーカーへの営業活動を海外でも広げ、日本同様にカーディーラーとのコラボレーションを進めてまいります。さらに、台湾のキーパープロショップは昨年の3店舗から15店舗へと拡大し、店舗実績も向上、年間取引金額は1億円規模まで拡大しております。
資産・負債及び純資産の状況
(資産)
当第1四半期会計期間末における総資産は、前事業年度末に比べ35億60百万円増加し、283億87百万円となりました。これは主として、現金及び預金が21億27百万円減少、商品が3億77百万円増加、有形固定資産が7億64百万円増加、投資有価証券が50億4百万円増加したこと等によるものです。
(負債)
当第1四半期会計期間末における負債合計は、前事業年度末に比べ8億32百万円増加し、76億17百万円となりました。これは主として、未払法人税等が10億93百万円減少、資産除去債務が5億49百万円増加したことによるものです。
(純資産)
当第1四半期会計期間末における純資産は、前事業年度末に比べ27億27百万円増加し、207億69百万円となりました。これは主として、利益剰余金が四半期純利益により7億27百万円減少したことに加えて、配当により16億37百万円減少したこと、およびその他有価証券評価差額金が34億54百万円増加したことによるものです。
2026年6月期の業績予想につきましては、2025年8月15日公表の業績予想より変更しておりません。
2.四半期財務諸表及び主な注記
(1)四半期貸借対照表
(2)四半期損益計算書
第1四半期累計期間
該当事項はありません。
該当事項はありません。
前第1四半期累計期間(自 2024年7月1日 至 2024年9月30日)
1 報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報並びに収益の分解情報
(注)セグメント間の内部売上高 119,525千円は、キーパー製品等関連事業から、キーパーLABO運営事業に対するものです。
当第1四半期累計期間(自 2025年7月1日 至 2025年9月30日)
1 報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報並びに収益の分解情報
(注)セグメント間の内部売上高 153,662千円は、キーパー製品等関連事業から、キーパーLABO運営事業に対するものです。
(キャッシュ・フロー計算書に関する注記)
当第1四半期累計期間に係る四半期キャッシュ・フロー計算書は作成しておりません。なお、第1四半期累計期間に係る減価償却費(無形固定資産に係る償却費を含む。)は、次のとおりであります。
(収益認識関係)
顧客との契約から生じる収益を分解した情報は、「注記事項(セグメント情報等)」に記載のとおりであります。
(重要な後発事象)
当社は、2025年10月24日開催の取締役会において、当社が保有する株式会社ソフト99コーポレーションの普通株式2,687,700株について、ECMマスターファンド SPV 3を公開買付者とするソフト99の普通株式に対する公開買付け(以下「本公開買付け」といいます。)に応募することを決議いたしました。
本公開買付けに伴い、2026年6月期第2四半期において投資有価証券売却益6,762百万円を特別利益として計上する見込みです。