○添付資料の目次

 

1.経営成績等の概況 ………………………………………………………………………………………………2

(1)当期の経営成績の概況 ……………………………………………………………………………………2

(2)当期の財政状態の概況 ……………………………………………………………………………………3

(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ………………………………………………………………………3

(4)今後の見通し ………………………………………………………………………………………………4

2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 ……………………………………………………………………4

3.連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………………………5

(1)連結財政状態計算書 ………………………………………………………………………………………5

(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ………………………………………………………………7

連結損益計算書 …………………………………………………………………………………………………7

連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………………………………8

(3)連結持分変動計算書 ………………………………………………………………………………………9

(4)連結キャッシュ・フロー計算書 …………………………………………………………………………11

(5)連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………………12

(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………12

(セグメント情報) ………………………………………………………………………………………………13

(企業結合) ………………………………………………………………………………………………………15

(子会社に対する支配の喪失) …………………………………………………………………………………20

(1株当たり情報) ………………………………………………………………………………………………21

(後発事象) ………………………………………………………………………………………………………22

 

 

1.経営成績等の概況

(1)当期の経営成績の概況

 当社グループは、「未来のソフトウエアを形にする」というミッションのもと、自然言語処理、画像認識、機械学習/深層学習技術を用いたアルゴリズムの研究開発、ソリューション提供、プロダクトの拡販による社会実装を進めております。

 AI Research & Solution事業では、アルゴリズム・知能化技術の事業化を行っており、パートナー企業のニーズに合わせて共同研究開発からソリューションの提供までを一気通貫で実施しております。また、実オペレーションを通じた製品/サービス開発の一環で、IoT機器からリアル空間のデータをクラウド上に収集し顧客への価値提供を実現するサービスの開発を、モビリティ事業(駐車場機器の製造販売事業)を通じて行っております。

 AI SaaS事業では、AI Research & Solution事業におけるアルゴリズムの開発成果をもとに、汎用的なニーズに対応するプロダクトを販売しております。企業における「顧客接点」及び「社内業務」領域向けにソフトウエアプロダクトを提供することで、人の業務を効率化し能力を拡張していく形で、ビジネス支援や企業の課題解決を実現しております。

 当連結会計年度は、深刻化する人材不足とAIの技術進化による顧客ニーズの高まりを背景に、顧客基盤の拡大、及びAI Research & Solution事業とAI SaaS事業の両輪での事業拡張を目指す成長戦略のもと、当社内の事業間連携の強化及び顧客への未来提案を推進してきた結果、AI Research & Solution事業におけるソリューション案件数、並びにAI SaaS事業におけるプロダクトの導入社数及び年間経常収益の積み上げを着実に実現しております。また、今後の成長に向けて優秀な人材の採用を進めるとともに、ソフトウエアプロダクトの強化や研究開発などの先行投資に注力してまいりました。さらに、当連結会計年度において、プロ人材の経験・知見を活用した経営課題解決支援サービス「プロシェアリングコンサルティング」等を提供する株式会社サーキュレーション(以下「サーキュレーション」という。)を子会社化いたしました。サーキュレーションの有するフリーランス領域の専門性や当社のAI技術をはじめとする双方の事業基盤を組み合わせることを通じて、人材とソフトウエアによる価値提供等を実現し、当社グループの事業規模を一層拡大させてまいります。

 この結果、当連結会計年度の売上収益は21,771,392千円(前年度比28.9%増)となりました。これは主に、AI Research & Solution事業におけるソリューション案件の獲得とAI SaaS事業におけるプロダクトの販売が拡大したことによるものであります。また、モビリティ事業につきましても前年度比で堅調に推移しております。

 事業利益は3,922,175千円(前年度比25.6%増)となりました。これは主に売上収益が増加したことによるものであります。

 税引前当期利益は4,675,432千円(前年度比41.0%増)、親会社の所有者に帰属する当期利益は2,683,075千円(前年度比28.8%増)となりました。これは事業利益の増加に加えて、主に株式会社Sapeetに対する保有株式の一部売出しに伴う関係会社株式売却益及び残存持分の公正価値での再評価による評価益を計上したことによるものであります。

 
セグメント別の経営成績は次のとおりであります。

 
(AI Research & Solution事業)
 AI Research & Solution事業につきましては、生成AIの出現に伴って当社の強みである自然言語処理技術の適応範囲が拡張しており、パートナー企業からのニーズに対応したアルゴリズムソフトウエアの研究開発やソリューション案件が継続して増えていることから、売上は堅調に推移いたしました。また、モビリティ事業において、顧客である駐車場運営会社の新規駐車場開設への投資意欲が改善しており、前年度比で駐車場機器の販売が増加いたしました。加えて、前連結会計年度に子会社化した株式会社トライアンフも連結業績へ寄与しております。

 この結果、売上収益は12,892,487千円(前年度比28.8%増)、セグメント利益は2,451,312千円(前年度比27.0%増)となりました。

 
(AI SaaS事業)
 AI SaaS事業につきましては、AI SaaSの導入による業務の高度化・自動化を進めるニーズが拡大している環境の中で、自動応答エンジンを中心にAI SaaSの新規受注とライセンスの積み上げを進めてまいりました。AI SaaS事業下にある連結子会社間及び事業間での連携を推進し、新規顧客の獲得及び既存顧客への相互送客等を通じて売上並びに利益の成長に繋げております。

 この結果、売上収益は9,049,602千円(前年度比28.7%増)、セグメント利益は3,125,376千円(前年度比25.3%増)となりました。

 

(2)当期の財政状態の概況

資産の状況

 当連結会計年度末における資産合計は54,368,529千円となり、前連結会計年度末に比べ12,583,261千円増加いたしました。主な増加要因は、のれんが6,239,836千円、現金及び現金同等物が4,092,112千円、営業債権及びその他の債権が1,671,147千円増加したことによるものであります。

 

負債の状況

 当連結会計年度末における負債合計は19,668,759千円となり、前連結会計年度末に比べ10,199,236千円増加いたしました。主な増加要因は、借入金(流動)が6,588,922千円、営業債務及びその他の債務が1,388,409千円、その他の金融負債(非流動)が788,499千円増加したことによるものであります。

 

資本の状況

当連結会計年度末における資本合計は34,699,769千円となり、前連結会計年度末に比べ2,384,024千円増加いたしました。主な増加要因は、その他の資本の構成要素が421,043千円減少したものの、利益剰余金が2,728,228千円増加したことによるものであります。

 

(3)当期のキャッシュ・フローの概況

当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は19,358,045千円となり、前連結会計年度末に比べ4,092,112千円増加いたしました。
 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

当連結会計年度における営業活動による資金の増加は5,176,949千円(前年同期は3,013,338千円の増加)となりました。主な増加要因は税引前当期利益4,675,432千円、減価償却費及び償却費1,986,992千円、主な減少要因はその他の収益1,453,756千円であります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

当連結会計年度における投資活動による資金の減少は6,198,358千円(前年同期は3,077,715千円の減少)となりました。主な減少要因は子会社の取得による支出4,494,325千円、持分法で会計処理されている投資の取得による支出770,966千円、無形資産の取得による支出701,780千円、有形固定資産の取得による支出226,640千円であります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

当連結会計年度における財務活動による資金の増加は4,893,293千円(前年同期は37,857千円の増加)となりました。主な増加要因は借入れによる収入7,234,000千円、主な減少要因は借入金の返済による支出1,501,998千円、リース負債の返済による支出838,708千円であります。

 

 

(4)今後の見通し

 2026年9月期につきましては、引き続きAI Solution及びAI SaaSの提供拡大を見込んでおります。新たなソフトウエアの開発及び共同研究を通じて、既存顧客との良好な関係を維持しながら、新たなソリューションの提供先の開拓、及び、引き続き「顧客接点」・「社内業務」領域向けに各種プロダクトの導入拡大及び業容拡大を図ってまいります。また、将来の成長に向けた積極的な先行投資を継続してまいります。さらに、当社グループに加わった株式会社サーキュレーションとの間で、AIによる企業・プロ人材のマッチング精度の向上や両社の顧客基盤を組み合わせた総合的な価値提供等のシナジー創出にも取り組んでまいります。
 2026年9月期の連結業績予想といたしましては、売上収益35,000百万円、調整後EBITDA6,700百万円、事業利益5,000百万円、親会社の所有者に帰属する当期利益2,850百万円を見込んでおります。
 経営環境の動向を注視し、業績予想の修正が必要と判断した場合には速やかに開示いたします。

 

2.会計基準の選択に関する基本的な考え方

当社グループは2024年9月期第1四半期より、国際財務報告基準(IFRS)を任意適用しております。

 

3.連結財務諸表及び主な注記

(1)連結財政状態計算書

(単位:千円)

 

 

前連結会計年度末
(2024年9月30日)

当連結会計年度末
(2025年9月30日)

資産

 

 

 

流動資産

 

 

 

現金及び現金同等物

 

15,265,932

19,358,045

営業債権及びその他の債権

 

2,592,605

4,263,752

その他の金融資産

 

29,373

棚卸資産

 

624,663

621,606

未収法人所得税

 

198,650

35,790

その他の流動資産

 

511,210

597,189

小計

 

19,193,062

24,905,758

売却目的で保有する資産

 

491,329

流動資産合計

 

19,684,391

24,905,758

非流動資産

 

 

 

有形固定資産

 

1,588,735

1,657,558

使用権資産

 

959,443

1,260,486

のれん

 

6,702,265

12,942,102

無形資産

 

6,011,772

6,604,738

持分法で会計処理されている投資

 

1,404,639

2,596,239

その他の金融資産

 

5,095,029

4,109,477

繰延税金資産

 

329,851

158,112

その他の非流動資産

 

9,138

134,055

非流動資産合計

 

22,100,876

29,462,770

資産合計

 

41,785,267

54,368,529

 

 

 

(単位:千円)

 

 

前連結会計年度末
(2024年9月30日)

当連結会計年度末
(2025年9月30日)

負債

 

 

 

流動負債

 

 

 

営業債務及びその他の債務

 

765,413

2,153,822

借入金

 

918,570

7,507,492

リース負債

 

624,261

754,466

その他の金融負債

 

481,000

未払法人所得税

 

361,270

615,501

契約負債

 

509,888

646,795

その他の流動負債

 

1,587,254

2,270,635

小計

 

4,766,658

14,429,714

売却目的で保有する資産に直接関連する負債

 

336,468

流動負債合計

 

5,103,127

14,429,714

非流動負債

 

 

 

借入金

 

2,796,080

2,100,908

リース負債

 

376,420

517,517

その他の金融負債

 

788,499

引当金

 

191,623

213,336

繰延税金負債

 

908,719

1,549,464

その他の非流動負債

 

93,552

69,318

非流動負債合計

 

4,366,396

5,239,045

負債合計

 

9,469,523

19,668,759

資本

 

 

 

資本金

 

10,000

10,000

資本剰余金

 

26,145,713

26,140,545

利益剰余金

 

7,481,468

10,209,697

自己株式

 

△1,745,362

△1,792,117

その他の資本の構成要素

 

336,343

△84,700

親会社の所有者に帰属する持分合計

 

32,228,163

34,483,425

非支配持分

 

87,581

216,344

資本合計

 

32,315,744

34,699,769

負債及び資本合計

 

41,785,267

54,368,529

 

 

 

(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書

連結損益計算書

(単位:千円)

 

 

前連結会計年度

(自 2023年10月1日

至 2024年9月30日)

当連結会計年度

(自 2024年10月1日

至 2025年9月30日)

売上収益

 

16,893,185

21,771,392

売上原価

 

△8,361,553

△10,927,683

売上総利益

 

8,531,631

10,843,708

販売費及び一般管理費

 

△5,409,204

△6,921,533

事業利益

 

3,122,426

3,922,175

その他の収益

 

119,067

1,453,756

その他の費用

 

△32,268

△87,189

営業利益

 

3,209,225

5,288,742

金融収益

 

122,714

19,916

金融費用

 

△38,827

△681,966

持分法による投資損益

 

23,685

48,739

税引前当期利益

 

3,316,798

4,675,432

法人所得税費用

 

△1,231,403

△1,933,685

当期利益

 

2,085,394

2,741,746

当期利益の帰属

 

 

 

親会社の所有者

 

2,082,791

2,683,075

非支配持分

 

2,603

58,671

1株当たり当期利益

 

 

 

基本的1株当たり当期利益(円)

 

67.22

86.47

希薄化後1株当たり当期利益(円)

 

67.05

86.44

 

 

 

連結包括利益計算書

(単位:千円)

 

 

前連結会計年度

(自 2023年10月1日

至 2024年9月30日)

当連結会計年度

(自 2024年10月1日

至 2025年9月30日)

当期利益

 

2,085,394

2,741,746

その他の包括利益

 

 

 

純損益に振り替えられることのない項目

 

 

 

その他の包括利益を通じて公正価値で
測定する資本性金融商品

 

130,520

△375,739

確定給付制度の再測定

 

△264

△150

その他の包括利益合計

 

130,255

△375,890

当期包括利益

 

2,215,650

2,365,855

当期包括利益の帰属

 

 

 

親会社の所有者

 

2,213,047

2,319,384

非支配持分

 

2,603

46,471

 

 

 

(3)連結持分変動計算書

前連結会計年度(自 2023年10月1日 至 2024年9月30日)

(単位:千円)

 

 

資本金

資本剰余金

利益剰余金

自己株式

2023年10月1日残高

 

10,000

25,594,723

5,398,941

△1,786,736

当期利益

 

 

 

2,082,791

 

その他の包括利益

 

 

 

 

 

包括利益合計

 

2,082,791

株式報酬取引

 

 

315,815

 

 

子会社に対する所有持分の変動

 

 

278,266

 

 

自己株式の取得

 

 

 

 

△296

自己株式の処分

 

 

△41,670

 

41,670

その他の資本の構成要素か
ら利益剰余金への振替

 

 

 

△264

 

その他

 

 

△1,422

 

 

所有者との取引額等合計

 

550,989

△264

41,373

2024年9月30日残高

 

10,000

26,145,713

7,481,468

△1,745,362

 

 

 

 

その他の資本の
構成要素

親会社の所有者に帰属する持分合計

非支配持分

資本合計

2023年10月1日残高

 

205,823

29,422,752

31,456

29,454,208

当期利益

 

 

2,082,791

2,603

2,085,394

その他の包括利益

 

130,255

130,255

 

130,255

包括利益合計

 

130,255

2,213,047

2,603

2,215,650

株式報酬取引

 

 

315,815

 

315,815

子会社に対する所有持分の変動

 

 

278,266

53,521

331,788

自己株式の取得

 

 

△296

 

△296

自己株式の処分

 

 

 

その他の資本の構成要素か
ら利益剰余金への振替

 

264

 

その他

 

 

△1,422

 

△1,422

所有者との取引額等合計

 

264

592,363

53,521

645,885

2024年9月30日残高

 

336,343

32,228,163

87,581

32,315,744

 

 

 

当連結会計年度(自 2024年10月1日 至 2025年9月30日)

(単位:千円)

 

 

資本金

資本剰余金

利益剰余金

自己株式

2024年10月1日残高

 

10,000

26,145,713

7,481,468

△1,745,362

当期利益

 

 

 

2,683,075

 

その他の包括利益

 

 

 

 

 

包括利益合計

 

2,683,075

株式報酬取引

 

 

274,943

 

 

子会社の支配喪失等に伴う変動

 

 

90,746

 

 

企業結合による変動

 

 

 

 

 

自己株式の取得

 

 

4,224

 

△4,461

自己株式の処分

 

 

△47,037

 

47,037

子会社による自己新株予約
権の取得

 

 

△120,000

 

 

非支配株主と締結した先渡
契約に係る負債

 

 

△300,000

 

 

その他の資本の構成要素か
ら利益剰余金への振替

 

 

 

45,152

 

その他

 

 

91,955

 

△89,330

所有者との取引額等合計

 

△5,167

45,152

△46,754

2025年9月30日残高

 

10,000

26,140,545

10,209,697

△1,792,117

 

 

 

 

その他の資本の
構成要素

親会社の所有者に帰属する持分合計

非支配持分

資本合計

2024年10月1日残高

 

336,343

32,228,163

87,581

32,315,744

当期利益

 

 

2,683,075

58,671

2,741,746

その他の包括利益

 

△375,890

△375,890

 

△375,890

包括利益合計

 

△375,890

2,307,184

58,671

2,365,855

株式報酬取引

 

 

274,943

 

274,943

子会社の支配喪失等に伴う変動

 

 

90,746

△65,924

24,821

企業結合による変動

 

 

136,016

136,016

自己株式の取得

 

 

△237

 

△237

自己株式の処分

 

 

 

子会社による自己新株予約
権の取得

 

 

△120,000

 

△120,000

非支配株主と締結した先渡
契約に係る負債

 

 

△300,000

 

△300,000

その他の資本の構成要素か
ら利益剰余金への振替

 

△45,152

 

その他

 

 

2,625

 

2,625

所有者との取引額等合計

 

△45,152

△51,922

70,091

18,169

2025年9月30日残高

 

△84,700

34,483,425

216,344

34,699,769

 

 

 

(4)連結キャッシュ・フロー計算書

(単位:千円)

 

 

前連結会計年度

(自 2023年10月1日

至 2024年9月30日)

当連結会計年度

(自 2024年10月1日

至 2025年9月30日)

営業活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

税引前当期利益

 

3,316,798

4,675,432

減価償却費及び償却費

 

1,727,769

1,986,992

金融収益

 

△122,714

△19,916

金融費用

 

38,827

681,966

持分法による投資損益(△は益)

 

△23,685

△48,739

その他の収益

 

△119,067

△1,453,756

株式報酬費用

 

315,815

274,943

営業債権及びその他の債権の増減(△は増加)

 

102,271

△505,420

棚卸資産の増減(△は増加)

 

△141,544

9,344

営業債務及びその他の債務の増減(△は減少)

 

△983,572

524,614

契約負債の増減(△は減少)

 

168,473

113,842

その他の資産の増減(△は増加)

 

△141,453

△126,549

その他の負債の増減(△は減少)

 

146,733

249,558

その他

 

133,918

△378,635

小計

 

4,418,568

5,983,675

利息の受取額

 

1,495

18,945

配当金の受取額

 

34,669

利息の支払額

 

△40,091

△70,744

法人所得税の支払額

 

△1,441,064

△955,225

法人所得税の還付額

 

39,760

200,297

営業活動によるキャッシュ・フロー

 

3,013,338

5,176,949

投資活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

有形固定資産の取得による支出

 

△217,074

△226,640

無形資産の取得による支出

 

△609,545

△701,780

貸付けによる支出

 

△58,747

持分法で会計処理されている投資の取得による支出

 

△112,227

△770,966

持分法で会計処理されている投資の売却による収入

 

200,000

持分法で会計処理されている投資の払戻による収入

 

300,899

48,044

その他の金融資産の取得による支出

 

△1,187,660

△129,650

その他の金融資産の売却による収入

 

74,358

子会社の取得による支出

 

△1,320,924

△4,494,325

子会社の支配喪失による支出

 

△75,814

その他

 

△5,541

11,523

投資活動によるキャッシュ・フロー

 

△3,077,715

△6,198,358

財務活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

借入れによる収入

 

1,800,000

7,234,000

借入金の返済による支出

 

△933,410

△1,501,998

リース負債の返済による支出

 

△712,436

△838,708

非支配株主への払戻による支出

 

△116,000

自己株式の取得による支出

 

△296

財務活動によるキャッシュ・フロー

 

37,857

4,893,293

 

現金及び現金同等物の増減額(△は減少)

 

△26,520

3,871,884

現金及び現金同等物の期首残高

 

15,512,681

15,265,932

売却目的で保有する資産への振替に伴う増減額
(△は減少)

 

△220,228

220,228

現金及び現金同等物の期末残高

 

15,265,932

19,358,045

 

 

(5)連結財務諸表に関する注記事項

 

(継続企業の前提に関する注記)

該当事項はありません。

 

 

(セグメント情報)

(1) 報告セグメント

当社グループの事業セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、経営者が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。

当社グループはサービス別のセグメントから構成されており、報告セグメントは、「AI Research & Solution事業」及び「AI SaaS事業」で構成されております。

「AI Research & Solution事業」では、アルゴリズム・知能化技術の事業化を行っており、パートナー企業のニーズに合わせて共同研究開発からソリューションの提供までを一気通貫で実施しております。また、実オペレーションを通じた製品/サービス開発の一環で、IoT機器からリアル空間のデータをクラウド上に収集し顧客への価値提供を実現するサービスの開発を、駐車場機器の製造販売事業を通じて行っております。

「AI SaaS事業」では、AI Research & Solution事業におけるアルゴリズムの開発成果をもとに、汎用的なニーズに対応するプロダクトを販売しております。AI SaaSプロダクトは「顧客接点」・「社内業務」領域で利用されており、人の業務を効率化し能力を拡張していく形で、ビジネス支援や企業の課題解決を実現しております。

 

(2) 報告セグメント情報

報告セグメントの会計処理の方法は、当社グループの連結財務諸表における会計方針と同一であり、報告セグメントの利益は、事業利益ベースの数値であります。事業利益は、売上総利益から販売費及び一般管理費を控除して算出しております。また、セグメント間の取引は市場実勢価格に基づいております。

 

前連結会計年度(自 2023年10月1日 至 2024年9月30日)

(単位:千円)

 

報告セグメント

調整額

(注)1

連結財務諸表

計上額

 

AI Research &

Solution

AI SaaS

売上収益

 

 

 

 

 

外部顧客への売上収益

9,929,718

6,963,467

16,893,185

16,893,185

セグメント間の内部売上収益

79,088

68,491

147,579

△147,579

10,008,806

7,031,959

17,040,765

△147,579

16,893,185

セグメント利益

1,929,749

2,495,122

4,424,872

△1,302,445

3,122,426

その他の収益

 

119,067

その他の費用

△32,268

営業利益

3,209,225

金融収益

122,714

金融費用

△38,827

持分法による投資損益

23,685

税引前当期利益

3,316,798

その他の項目

 

 

 

 

 

 減価償却費及び償却費

(注)2

302,542

714,302

1,016,844

1,016,844

 

(注) 1.セグメント利益の調整額△1,302,445千円は主に各報告セグメントに配分していない全社費用であり、主に報告セグメントに帰属しない連結財務諸表提出会社の一般管理費であります。

      2.その他の項目「減価償却費及び償却費」には使用権資産の減価償却費は含まれておりません。

 

当連結会計年度(自 2024年10月1日 至 2025年9月30日)

(単位:千円)

 

報告セグメント

調整額

(注)1

連結財務諸表

計上額

 

AI Research &

Solution

AI SaaS

売上収益

 

 

 

 

 

外部顧客への売上収益

12,889,589

8,881,802

21,771,392

21,771,392

セグメント間の内部売上収益

2,898

167,800

170,698

△170,698

12,892,487

9,049,602

21,942,090

△170,698

21,771,392

セグメント利益

2,451,312

3,125,376

5,576,688

△1,654,513

3,922,175

その他の収益

 

1,453,756

その他の費用

△87,189

営業利益

5,288,742

金融収益

19,916

金融費用

△681,966

持分法による投資損益

48,739

税引前当期利益

4,675,432

その他の項目

 

 

 

 

 

 減価償却費及び償却費

(注)2

392,784

796,333

1,189,118

1,189,118

 

(注) 1.セグメント利益の調整額△1,654,513千円は主に各報告セグメントに配分していない全社費用であり、主に報告セグメントに帰属しない連結財務諸表提出会社の一般管理費であります。

      2.その他の項目「減価償却費及び償却費」には使用権資産の減価償却費は含まれておりません。

 

 

(企業結合)

前連結会計年度(自 2023年10月1日 至 2024年9月30日)

(子会社の取得)

(1) 企業結合の概要

①被取得企業の名称及び事業の内容

 被取得企業の名称 株式会社トライアンフ(以下「トライアンフ」という。)

 事業の内容    採用・組織・人事コンサルティング・組織アセスメント・人事アウトソーシング

 

②企業結合の主な理由

人事ソリューションを提供するトライアンフをグループに迎えることで、当社グループが展開するAI Solution、AI SaaSとの強いシナジーを見込んでおります。具体的には、当社AI技術を活用した人事ソリューションの付加価値向上やAI SaaSの人事領域における機能拡張等を通じて、高度化する採用・組織・人事における課題解決を目指します。また、トライアンフ社内におけるAI活用を通じた生産性向上にも取り組みます。

トライアンフが対象とする人材サービス市場は、労働力不足という深刻化する社会課題に向き合っており、構造的な規模拡大が見込まれます。当社はトライアンフと協働し、グループとして、顧客企業への価値提供を重ねることを通じて、未来のソフトウエアの社会実装を加速してまいります。

 

③取得日

2024年5月31日

 

④被取得企業の支配を獲得した方法

株式の取得

 

⑤取得した議決権の割合

取得日直前に所有していた議決権比率   ―%

取得後の議決権比率          100.0%

 

(2) 対価

 

(単位:千円)

内訳

金額

現金 

1,686,852

 

 (注) 1.当該企業結合に係る取得関連コストは96,497千円であり、連結損益計算書の「販売費及び一般管理費」に含めております。

2.取得日後、本株式譲渡契約の定めに従い価格調整等が行われており、上記対価は当該調整後の金額でありますが、一部の決済は決算日後に実施されます。

 

 

(3) 取得資産及び引受負債の公正価値、並びにのれん

 

(単位:千円)

内訳

金額

流動資産 (注) 2

593,163

非流動資産

514,304

流動負債

△747,448

非流動負債

△219,927

純資産

140,092

のれん (注) 3

1,546,759

 

 (注) 1.取得対価は、取得日における公正価値を基礎として、取得した資産及び引き受けた負債に配分しております。上記金額は現時点での最善の見積りによる暫定的な公正価値であるため、取得日時点で存在していた事実や状況に関する追加的な情報が得られ評価される場合、取得日から1年間は修正されることがあります。

2.取得した営業債権及びその他の債権の公正価値は189,714千円であります。契約上の未収金額は189,714千円であり、回収不能と見積もられる重要なものはありません。

3.当該企業結合により生じたのれんは、AI Research & Solution事業に計上されております。のれんの構成要因は、主として営業活動の統合による相乗効果、規模の経済性、個別認識の要件を満たさない無形資産からなります。税務上損金に算入されることが見込まれる金額はありません。

 

(4) 取得に伴うキャッシュ・フロー

 

(単位:千円)

内訳

金額

現金による取得対価

1,686,852

取得日に被取得企業が保有していた現金及び現金同等物

△338,610

未払金

△27,317

子会社の取得による現金支払額

1,320,924

 

 

(5) 業績に与える影響

当社グループの連結損益計算書に含まれている、取得日以降にトライアンフから生じた業績影響は、売上収益が555,892千円、当期利益が52,000千円であります。当該企業結合が前連結会計年度期首に実施されたと仮定した場合の損益情報(プロフォーマ情報)は、連結財務諸表に与える影響額に重要性がないため開示しておりません。

 

 

当連結会計年度(自 2024年10月1日 至 2025年9月30日)

(企業結合に係る暫定的な会計処理の確定)

2024年5月31日に当社が取得したトライアンフについて、前連結会計年度においては取得対価の配分が完了していなかったため暫定的な会計処理を行っておりましたが、当連結会計年度において取得対価の配分が完了しております。確定した取得対価の配分額に基づき、発生したのれんの金額を次のとおり修正しております。

 

 

(単位:千円)

内訳

金額

のれん(修正前)

1,546,759

 無形資産

△444,000

 繰延税金負債

153,576

のれん(修正後)

1,256,336

 

 

この暫定的な会計処理の確定に伴い、連結財政状態計算書における前連結会計年度末の金額を遡及修正しております。その結果、遡及修正前と比べ、無形資産が417,531千円、繰延税金負債が106,242千円それぞれ増加し、のれんが290,423千円、繰延税金資産が38,179千円、利益剰余金が17,313千円それぞれ減少しております。

 

(子会社の取得)

(1) 企業結合の概要

当社は、2025年7月7日から同8月19日まで実施した株式会社サーキュレーション(以下「サーキュレーション」という。)に対する公開買付け(以下「本公開買付け」という。)により、同社の議決権の94.29%を取得し子会社といたしました。

本公開買付けの成立後、当社は、サーキュレーションの普通株式の全てを所有することを目的として、当社を除く全株主に対して会社法第179条第1項に基づく株式売渡請求を実施し、2025年9月24日をもって同社を完全子会社といたしました。これにより、サーキュレーションは東京証券取引所の規程に従いグロース市場を上場廃止となりました。

なお、当社は本公開買付けと株式売渡請求による株式の取得を単一の取引として会計処理しております。

 

①被取得企業の名称及び事業の内容

 被取得企業の名称 株式会社サーキュレーション

 事業の内容    企業の経営課題を解決するために、外部のプロフェッショナル人材を活用する「プロシェアリング」サービスを提供する。業種やテーマごとに最適な人材をマッチングし、戦略立案から実行までを一貫して支援し、人材不足や専門性の欠如といった課題に対する柔軟かつ迅速なソリューションを提供する。

 

②企業結合の主な理由

当社とサーキュレーションは、2024年6月に資本業務提携契約を締結して以来、AI技術を活用し、プロ人材の最適なマッチングなど、顧客企業への提供価値の最大化を共同で推進してまいりました。具体的には、AIによるデータ分析や自動化技術を活用し、顧客企業への価値提供の高速化や意思決定の質の向上等を実現しておりました。

当社は、両社が互いに上場企業であるため独立した事業運営を行う必要があり、秘匿性の高い情報の共有ができないといった制約を解消し、両社が中長期的なビジョンを共有し、一体となって事業展開を行うことにより、AIによる企業・プロ人材のマッチング精度の向上や、両社の顧客基盤に対するプロ人材とAIエージェントを組み合わせた総合的な価値提供、プロ人材のAIによる能力拡張支援による人材・企業両面への付加価値の向上、AIケイパビリティ獲得支援サービスの提供による人材集客力の強化といった両社のシナジーを最大限に引き出すことができると考え、サーキュレーションを完全子会社化することといたしました。

 

 

③取得日

2024年8月26日(本公開買付けの決済の開始日)

 

④被取得企業の支配を獲得した方法

株式の取得

 

⑤取得した議決権の割合

取得日直前に所有していた議決権比率   7.5%

取得後の議決権比率          100.0%

(注)上記は株式売渡請求完了後の比率であり、本公開買付けの実施時点では94.29%であります。

 

(2) 対価

 

(単位:千円)

内訳

金額

取得日以前に保有していた資本持分の公正価値

559,160

株式公開買付による株式の取得に係る現金対価

6,473,548

株式売渡請求による株式の取得に係る現金対価

402,644

合計

7,435,353

 

 (注) 1.当該企業結合に係る取得関連コストは262,344千円であり、連結損益計算書の「販売費及び一般管理費」に含めております。

2.上記現金対価のうち、株式売渡請求に基づく支払の決済は、決算日後に実施されます。

3.当社が取得日の直前に保有していたサーキュレーションの資本持分を取得日における公正価値で再測定した結果、段階取得に係る差益として45,303千円を認識し、連結包括利益計算書の「その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融商品」に計上しております。

 

(3) 取得資産及び引受負債の公正価値、並びにのれん

 

(単位:千円)

内訳

金額

流動資産 (注) 2

3,866,504

非流動資産

1,116,718

流動負債

△1,401,549

非流動負債

△296,854

純資産

3,284,818

単一の取引処理による調整額 (注) 3

△513

のれん (注) 4

4,151,048

 

 (注) 1.取得対価は、取得日における公正価値を基礎として、取得した資産及び引き受けた負債に配分しております。

2.取得した営業債権及びその他の債権の公正価値は997,860千円であります。契約上の未収金額は998,428千円であり、回収不能と見積もられる契約上のキャッシュ・フローは568千円であります。

3.本公開買付けと株式売渡請求による株式の取得について、目的の同一性と取引時期の近接性から、単一の取引として会計処理しております。調整額は本公開買付けによる取得日後、株式売渡請求の実施までに発生した非支配持分の変動額であります。

4.当該企業結合により生じたのれんは、AI Research & Solution事業に計上されております。のれんの構成要因は、主として営業活動の統合による相乗効果、規模の経済性、個別認識の要件を満たさない無形資産からなります。税務上損金に算入されることが見込まれる金額はありません。

 

 

(4) 取得に伴うキャッシュ・フロー

 

(単位:千円)

内訳

金額

現金による取得対価

6,876,193

取得日に被取得企業が保有していた現金及び現金同等物

△2,788,188

未払金

△402,644

子会社の取得による現金支払額

3,685,360

 

 

(5) 業績に与える影響

当社グループの連結損益計算書に含まれている、取得日以降にサーキュレーションから生じた業績影響は、売上収益が824,389千円、当期損失が9,062千円であります。当該企業結合が当連結会計年度期首に実施されたと仮定した場合の損益情報(プロフォーマ情報)は、売上収益が30,097,095千円、当期利益が2,827,835千円であります。なお、当該プロフォーマ情報は監査証明を受けておりません。

 

(子会社に対する支配の喪失)

当社の子会社であった株式会社Sapeetは、2024年10月29日をもって東京証券取引所グロース市場へ新規上場いたしました。これに伴い、当社は保有株式の一部について売出し(議決権比率は53.5%から37.1%へ減少)を行ったことにより支配を喪失し、同社は当社の関連会社となりました。

 

(1) 支配喪失日現在の子会社の資産及び負債

 

(単位:千円)

内訳

金額

流動資産

433,699

非流動資産

158,159

 資産合計

591,859

流動負債

238,840

非流動負債

19,906

 負債合計

258,746

 

 

 

(2) 支配喪失に伴うキャッシュ・フロー

 

(単位:千円)

内訳

金額

現金による受取対価

241,500

支配喪失日に子会社が保有していた現金及び現金同等物

△317,314

子会社の支配喪失による支出

△75,814

 

 

(3) 支配喪失に伴う損益

当連結会計年度において、保有株式の一部売出しに伴う関係会社株式売却益を198,365千円、残存投資を公正価値で再測定したことによる評価益を711,121千円それぞれ認識しており、連結損益計算書の「その他の収益」に含めております。

 

 

(1株当たり情報)

(1) 基本的1株当たり当期利益

基本的1株当たり当期利益及びその算定上の基礎は、以下のとおりであります。

 

 

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(自 2023年10月1日

至 2024年9月30日)

当連結会計年度

(自 2024年10月1日

至 2025年9月30日)

親会社の普通株主に帰属する当期利益

 

 

親会社の所有者に帰属する当期利益

 2,082,791

2,683,075

親会社の普通株主に帰属しない金額

基本的1株当たり当期利益の計算に使用する当期利益

2,082,791

2,683,075

発行済普通株式の期中平均株式数

30,982,903株

 31,028,562株

基本的1株当たり当期利益

67.22円

 86.47円

 

 

(2) 希薄化後1株当たり当期利益

希薄化後1株当たり当期利益及びその算定上の基礎は、以下のとおりであります。

 

 

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(自 2023年10月1日

至 2024年9月30日)

当連結会計年度

(自 2024年10月1日

至 2025年9月30日)

希薄化後の普通株主に帰属する当期利益

 

 

基本的1株当たり当期利益の計算に使用する当期利益

 2,082,791

2,683,075

当期利益調整額

希薄化後1株当たり当期利益の計算に使用する当期利益

2,082,791

2,683,075

発行済普通株式の期中平均株式数

30,982,903株

 31,028,562株

普通株式増加数

 

 

ストック・オプション

53,236株

―株

譲渡制限付株式報酬制度

27,300株

12,600株

希薄化効果の調整後

31,063,439株

 31,041,162株

希薄化後1株当たり当期利益

67.05円

 86.44円

 

 

なお、基本的1株当たり当期利益及び希薄化後1株当たり当期利益の算定に用いられた期末発行済株式数及び期中平均株式数からは、従業員等を対象とする株式報酬制度に係る信託が所有する当社株式の数を控除しております。

 

 

(後発事象)

該当事項はありません。