○添付資料の目次

 

1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………………2

(1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………………2

(2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………………3

(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………………4

2.中間連結財務諸表及び主な注記 ………………………………………………………………………………5

(1)中間連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………………5

(2)中間連結損益計算書及び中間連結包括利益計算書 ……………………………………………………6

(3)中間連結キャッシュ・フロー計算書 ……………………………………………………………………7

(4)中間連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………………8

(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………………8

(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………………8

(セグメント情報等の注記) …………………………………………………………………………………8

 

 

1.当四半期決算に関する定性的情報

 

当社は、当中間連結会計期間より連結財務諸表を作成しているため、前中間連結会計期間及び前連結会計年度との比較分析はおこなっておりません。

 

(1)経営成績に関する説明

当社グループは「あたらしい命に、あたらしい医療の選択肢を。」をコーポレートスローガンに、産婦人科施設との強固なネットワークを活用し、再生医療・細胞治療を目的とした「さい帯」や「さい帯血」等の周産期組織由来の細胞バンク事業の展開及びそれらの細胞等を利用した新たな治療法の開発を行っております。そしてこの事業基盤をベースとして、再生医療やフェムテック等関連する領域での事業開発及び投資等による、グローバル&サスティナブルな成長と社会への貢献を目指しております。

 

(事業の概況について)

 当社グループは、株式会社ステムセル研究所において「さい帯」や「さい帯血」等の周産期組織由来の細胞バンク事業の展開及びそれらの細胞等を利用した新たな治療法の開発を行うとともに、子会社であるSTEMCELL INNOVATIONS PTE. LTD.(シンガポール)及び株式会社ミルケアの2社を通じて、海外でのさい帯・さい帯血保管事業及び当社の事業に関連する新規分野の事業を推進しております。これまで、子会社による事業の業績への影響は軽微でありましたが、事業の本格化により業績への寄与が拡大する事から、当中間連結会計期間より連結決算へ移行しております。

 

 当第2四半期(7月~9月)の売上高は、第1四半期に引き続き四半期として過去最高を更新し、当中間連結会計期間の累計売上高も過去最高となりました。

 当中間連結会計期間においても、保管検体数の増加に向けて、WEB広告の最適化や産婦人科施設との連携強化により、妊婦及びそのご家族への認知拡大を推進しました。また、保管者インタビュー動画「脳性まひの長男にきょうだいのさい帯血を投与したストーリー」が、地方紙や地方テレビでも取り上げられるなど反響を呼びました。

 2024年11月に導入した新保管プラン「HOPECELL」は、さい帯血とさい帯の両方を採取することで、出産時にしか得られない貴重な細胞をより確実に保管できるサービスであり、市場への浸透が順調に進んでおります。その結果、顧客あたり単価は旧プラン比で上昇し、さい帯の新規保管件数も前期比で約2.1倍と、大きく伸長いたしました。さい帯血とさい帯をあわせて保管する顧客の増加に伴い、将来のストック収益となる前受保管料(売上の前受金)も増加しております。

 一方、売上原価は、今後の事業拡大を見据えた人員増強・賃金改定による人件費増加及び原材料価格の上昇により増加いたしました。販売費及び一般管理費についても、シンガポール事業の立ち上げに係る先行投資や広告宣伝費の増加に加え、同様に人件費の上昇が影響しておりますが、これらは将来の事業拡大を見据えた先行投資であり、今後は収益規模の拡大に伴い、利益率の改善が見込まれます。

 

 これらの活動の結果、当中間連結会計期間における売上高は過去最高の1,415,094千円、営業利益は130,403千円、経常利益は136,744千円、中間純利益は84,891千円となりました。

 なお、当社は、単一セグメントのため、セグメントごとの記載を省略しております。

 

当社は、当中間連結会計期間より連結財務諸表を作成しているため、「過去最高」は、連結前の当社単体の経営成績との比較によるものです。

 

(STEMCELL INNOVATIONS PTE. LTD.)

 STEMCELL INNOVATIONS PTE. LTD.は、東南アジアにおけるさい帯・さい帯血保管事業の展開を目的として2024年11月にシンガポールで設立いたしました。その後、インドネシア最大級のコングロマリット「シナルマスグループ」創業家のファミリーオフィスとの合弁契約により2025年8月に増資を実施し、資本金が7,000,000シンガポールドルへ増加いたしました(当社の保有比率50%)。あわせて事業開始に向けた準備が本格化し、事業の重要性が高まったことから、当中間連結会計期間より連結子会社化いたしました。

 現在、責任者及び専門スタッフの採用を進め、マーケティングと細胞加工技術の両面で高い専門性を備えた体制整備に取り組んでおります。また、細胞処理センター(CPC:Cell Processing Center)の開設に向け、物件の賃貸契約を完了し設備設計を進めるとともに、事業開始に必要なシンガポール保健省(MOH)への認可申請を準備しております。なお、CPCの稼働及び事業開始は、2027年3月期第1四半期を予定しております。

 事業開始後は、シンガポールに加え、インドネシアの首都ジャカルタ及びその近郊地域も対象市場として営業活動を展開する計画です。出生数に対する保管率が約20%に達するシンガポールでは、3~5年以内に市場シェア20%の獲得を目指し、ジャカルタ圏では経済成長著しい市場環境を捉え、早期のブランド認知向上とシェア拡大を図ります。そして将来的には、インドや中東を含むグローバル展開も視野に入れております。

 

(株式会社ミルケア)

 当社は、2022年7月に株式会社ミルケアの株式100%を取得し子会社化しております。当初は国立大学法人大阪大学との共同研究及び妊産婦向けの情報提供事業を行っておりましたが、現在は、当社のさい帯保管者向けに「ファミリー上清」製造サービスを提供しております。当社がさい帯保管を2021年に開始後、2024年11月の新プラン「HOPECELL」の導入によりさい帯の保管者数がいっそう増加する中、「ファミリー上清」製造サービスの申込件数が順調に拡大しており、事業の重要性が高まったことから、当中間連結会計期間より連結子会社化いたしました。今後は、当社グループのインフラ及びネットワークを活用し、周辺事業領域で新たな展開も進めてまいります。

 

(再生医療分野について)

再生医療分野の臨床研究につきましては、大阪公立大学大学院医学研究科発達小児医学教室との「自閉症スペクトラム障害(ASD)に対する自家さい帯血有核細胞を用いた治療法の開発」の臨床研究が始まりました。当臨床研究には募集枠を超える多くの参加希望が寄せられ、既に1例目の投与が行われています。また、FDA認可のもと米国デューク大学が進める脳性麻痺児等へのさい帯血投与プログラムでは、当社でさい帯血を保管されている方々が参加されるケースが増加し、さい帯血による治療のルートとして確立してまいりました。当社グループはこれら臨床研究や再生医療への活用を積極的にサポートしております。

2025年9月には、株式会社iPSポータルと共同で、さい帯血を用いた自家iPS細胞の製造及び保管プロセスと臨床応用に関する検討の開始を公表しました。当社の有するさい帯血採取及び保管のノウハウと、株式会社iPSポータルが有する自家細胞由来iPS細胞の製造及び臨床開発の実績を活かし、長期保管されたさい帯血からのiPS細胞の製造を確実にするとともに、製造したiPS細胞を保管可能とする仕組みを実現することで、新たな医療展開を推進してまいります。

 

(株主還元について)

 当社は、これまでの安定した業績及び健全な財務基盤を踏まえ、株主優待制度を新たに導入いたします。初回の基準日は2026年3月末日とし、当社株式1単元(100株)以上を保有する株主の皆様にデジタルギフト(3,000円分)を進呈します。詳細につきましては、本日公表の「株主優待制度の新規導入に関するお知らせ」をご参照ください。

 また、2024年12月17日開催の取締役会において自己株式の取得を決議し、上限176,300株(取得総額199百万円)を2024年12月18日から2025年7月31日までの期間で取得し、完了いたしました。

 今後も、事業成長に向けた積極的な投資を継続しつつ、株主の皆様への還元を重要な経営課題の一つと位置づけ、当社にふさわしい還元手段及び水準の検討をさらに進め、株主還元の一層の充実を図ってまいります。

 

(2)財政状態に関する説明

(資産)

  当中間連結会計期間末における資産合計は7,852,760千円となりました。このうち流動資産は5,283,838千円となりました。主な内訳は、現金及び預金3,067,228千円、売掛金2,076,528千円であります。また固定資産は2,568,922千円となりました。内訳は有形固定資産1,161,451千円、無形固定資産196,394千円、投資その他の資産1,211,075千円であります。

 

 

(負債)

  当中間連結会計期間末における負債合計は4,853,751千円となりました。このうち流動負債は4,323,473千円となりました。主な内訳は、さい帯血・さい帯保管サービスの顧客からの前受金3,963,879千円であります。また固定負債は530,277千円となりました。主な内訳は長期借入金409,305千円であります。

 

(純資産)

  当中間連結会計期間末における純資産合計は2,999,009千円となりました。うち利益剰余金が1,532,890千円、自己株式が△200,138千円、連結子会社に係る非支配株主持分が390,260千円であります。

 

(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明

 当社は、2026年3月期中間期より連結決算に移行しております。詳細は、本日公表の「連結決算への移行に伴う連結業績予想の公表に関するお知らせ」をご参照ください。

 なお、上記予想は、本資料発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後の様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。

 

 

2.中間連結財務諸表及び主な注記

(1)中間連結貸借対照表

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当中間連結会計期間

(2025年9月30日)

資産の部

 

 

流動資産

 

 

 

現金及び預金

3,067,228

 

 

売掛金

2,076,528

 

 

原材料及び貯蔵品

57,922

 

 

前払費用

43,460

 

 

その他

42,370

 

 

貸倒引当金

△3,672

 

 

流動資産合計

5,283,838

 

固定資産

 

 

 

有形固定資産

1,161,451

 

 

無形固定資産

196,394

 

 

投資その他の資産

1,211,075

 

 

固定資産合計

2,568,922

 

資産合計

7,852,760

負債の部

 

 

流動負債

 

 

 

買掛金

35,448

 

 

未払法人税等

61,702

 

 

前受金

3,963,879

 

 

賞与引当金

71,910

 

 

1年内返済予定の長期借入金

62,328

 

 

その他

128,205

 

 

流動負債合計

4,323,473

 

固定負債

 

 

 

長期借入金

409,305

 

 

役員退職慰労引当金

44,909

 

 

資産除去債務

64,366

 

 

その他

11,696

 

 

固定負債合計

530,277

 

負債合計

4,853,751

純資産の部

 

 

株主資本

 

 

 

資本金

704,805

 

 

資本剰余金

596,939

 

 

利益剰余金

1,532,890

 

 

自己株式

△200,138

 

 

株主資本合計

2,634,497

 

その他の包括利益累計額

 

 

 

その他有価証券評価差額金

△16,497

 

 

為替換算調整勘定

△9,250

 

 

その他の包括利益累計額合計

△25,748

 

非支配株主持分

390,260

 

純資産合計

2,999,009

負債純資産合計

7,852,760

 

 

 

 

(2)中間連結損益計算書及び中間連結包括利益計算書

中間連結損益計算書

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当中間連結会計期間

(自 2025年4月1日

 至 2025年9月30日)

売上高

1,415,094

売上原価

543,686

売上総利益

871,408

販売費及び一般管理費

741,004

営業利益

130,403

営業外収益

 

 

受取利息

9,970

 

為替差益

302

 

雑収入

385

 

営業外収益合計

10,658

営業外費用

 

 

支払利息

2,681

 

支払手数料

795

 

雑損失

840

 

営業外費用合計

4,318

経常利益

136,744

特別利益

 

 

固定資産売却益

486

 

特別利益合計

486

特別損失

 

 

固定資産除却損

58

 

特別損失合計

58

税金等調整前中間純利益

137,172

法人税、住民税及び事業税

54,079

法人税等調整額

△1,799

法人税等合計

52,280

中間純利益

84,891

親会社株主に帰属する中間純利益

84,891

 

 

 

 

中間連結包括利益計算書

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当中間連結会計期間

(自 2025年4月1日

 至 2025年9月30日)

中間純利益

84,891

その他の包括利益

 

 

その他有価証券評価差額金

4,153

 

為替換算調整勘定

△18,993

 

その他の包括利益合計

△14,840

中間包括利益

70,051

(内訳)

 

 

親会社株主に係る中間包括利益

79,302

 

非支配株主に係る中間包括利益

△9,250

 

 

 

(3)中間連結キャッシュ・フロー計算書

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当中間連結会計期間

(自 2025年4月1日

 至 2025年9月30日)

営業活動によるキャッシュ・フロー

 

 

税金等調整前中間純利益

137,172

 

減価償却費

71,876

 

貸倒引当金の増減額(△は減少)

△620

 

賞与引当金の増減額(△は減少)

6,985

 

役員退職慰労引当金の増減額(△は減少)

5,798

 

受取利息及び受取配当金

△9,970

 

支払利息

2,681

 

売上債権の増減額(△は増加)

△235,850

 

棚卸資産の増減額(△は増加)

△6,942

 

仕入債務の増減額(△は減少)

10,522

 

未払金の増減額(△は減少)

△11,692

 

未払消費税等の増減額(△は減少)

△2,874

 

前受金の増減額(△は減少)

187,733

 

その他

△8,454

 

小計

146,364

 

利息及び配当金の受取額

8,255

 

利息の支払額

△2,660

 

法人税等の支払額

△118,291

 

営業活動によるキャッシュ・フロー

33,667

投資活動によるキャッシュ・フロー

 

 

投資有価証券の取得による支出

△200,000

 

有形固定資産の取得による支出

△179,442

 

無形固定資産の取得による支出

△71,886

 

敷金及び保証金の差入による支出

△4,693

 

その他

3,625

 

投資活動によるキャッシュ・フロー

△452,396

財務活動によるキャッシュ・フロー

 

 

長期借入金の返済による支出

△31,524

 

自己株式の取得による支出

△106,008

 

リース債務の返済による支出

△2,449

 

配当金の支払額

△170

 

非支配株主からの払込みによる収入

406,645

 

財務活動によるキャッシュ・フロー

266,492

現金及び現金同等物に係る換算差額

△18,993

現金及び現金同等物の増減額(△は減少)

△171,229

現金及び現金同等物の期首残高

3,238,457

現金及び現金同等物の中間期末残高

3,067,228

 

 

 

 

 

(4)中間連結財務諸表に関する注記事項

(継続企業の前提に関する注記)

該当事項はありません。

 

(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)

該当事項はありません。

 

(セグメント情報等の注記)

当中間連結会計期間(自 2025年4月1日  至 2025年9月30日)

当社の事業セグメントは、細胞バンク事業のみの単一セグメントであり重要性が乏しいため、セグメント情報の記載を省略しております。