1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………………3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………………3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………………4
(1)四半期連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………………4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ………………………………………………6
(四半期連結損益計算書) ……………………………………………………………………………………6
(四半期連結包括利益計算書) ………………………………………………………………………………7
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………8
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………………8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………………8
(セグメント情報等の注記) …………………………………………………………………………………8
(キャッシュ・フロー計算書に関する注記) ………………………………………………………………9
1.当四半期決算に関する定性的情報
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、消費者物価の上昇の影響などから、個人消費に弱さが見られたものの、雇用・所得環境の改善などを背景に景気は緩やかな回復基調で推移いたしました。しかしながら、資源価格の高騰や物価高、米国の対外政策の動向、欧米における金融引き締めの影響や中国経済に対する先行き懸念など、依然として不透明な状況が続いております。
当社グループを取り巻く事業環境におきましては、SNS活用をはじめとするデジタルマーケティング市場は、顧客企業によるDX(デジタルトランスフォーメーション)への旺盛な投資を背景に堅調となっており、今後も安定的な成長が予想されます。今年度より注力しているショートドラマ事業は、自社IPにおいて総再生回数が4億回を超え、クライアントのサービス・商品認知のためのタイアップ施策を開始しています。また、「スタートアップ育成5か年計画」による当社の起業支援「スタートアップスタジオ」の取り組みへの強い追い風が継続しております。
web3/DAO分野では、「デジタル田園都市国家構想」等の政策が継続して推進される中、「地方創生2.0」の実現に向けた取組として、「関係人口」に着目し、住所地以外の地域に継続的に関わる 方々を登録できる「ふるさと住民登録制度」において「プレミアム登録」を検討するなど、DAOを活用した地方創生のさらなる展開が期待されております。そのような中、当社支援の下で群馬県、香川県三豊、新潟県佐渡にてDAOによる資金調達が進むなど、DAOの社会実装に向けた事例も増えてきております。
このような背景のもと、当社は、ソーシャルメディアサービス事業、web3(DAO・自律分散型組織)のノウハウを活かし、引き続き成長が期待される様々なサービスの開発や起業・事業支援をするとともに、ビジネス領域の更なる拡充と優位性の確保に努めてまいりました。
当第3四半期連結累計期間は、既存事業においては、顧客企業から大型案件の受注に加えスポット案件の受注も増加し、売上高は堅調に推移いたしました。また急速に普及しているショートドラマの受託制作を開始し、着実に事業は拡大しております。一方、利益面においては、事業拡大に伴う人件費や外注費等の増加や新規サービスへの投資が先行してしているものの増加基調ではありますが、前年対比においては、前期は大型の株式売却という増加要因があったことから、減益となっております。
この結果、売上高は2,584,246千円(前年同期比0.8%増)、営業利益は121,411千円(前年同期比71.5%減)、経常利益は149,162千円(前年同期比66.6%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は114,453千円(前年同期比74.7%減)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
ソーシャルメディアサービス事業は、企業のSNSやコミュニティに関わるマーケティングを戦略から運用まで一気通貫で総合的に支援を行う事業です。Facebook、X、Instagram、TikTok、LINE公式の運用から、35万人超の登録クリエイターを活かしたマーケティング支援、ストックフォトサービスを提供しています。また、Webマーケティング領域の支援として、Webサイト及びシステム、AWSインフラの構築・運用を行っています。近年は、急速に普及するショートドラマを受託制作するとともに、独自のIPを育成・拡大にも取り組んでいます。
当第3四半期連結会計期間においては、引き続きSNSマーケティングが堅調であり、大型キャンペーンの受注やアップセルが功をなし、売上高は増加し、新規サービスとして注力しているショートドラマ領域においては、当社の独自IP『本気出すのは明日から。』が累計再生回数4億回を突破しました。さらに、同IPのオリジナルグッズ販売やYouTubeメンバーシップ(月額制)を開始し、IPを基軸とした新たなマネタイズも開始しております。しかしながら、ショートドラマの初期制作費等の投資が先行し、大幅に利益を押し下げました。
この結果、売上高は1,724,311千円(前年同期比11.6%増)、セグメント利益は140,845千円(前年同期比24.1%減)となりました。
インキュベーション事業は、投資先企業の株式を保有し、事業育成・成長支援などのハンズオン支援を行う「グループ外インキュベーション」と、「グループ内インキュベーション」で構成されております。グループ内インキュベーションにおきましては、これまでの社外投資実績を活かし、地方自治体等の外部団体に起業家教育やアクセラレーションを受託しております。これらのほか、自律分散型組織「DAO」構築支援、体験シェアサービス「aini」、海外在住の日本人が案内する「LOCOTABI」を提供しております。
当第3四半期連結会計期間においては、複数のスタートアップ支援関連の自治体への売上が伸長し、また、保有している投資先株式の一部売却も行い、売上高及び利益増加に貢献いたしました。前年対比においては、前期に大型の投資先株式の売却があり、減収・減益のように見えてしまいますが、当該特殊要因を除くとインキュベーションの各事業は着実に成長基調となっております。
この結果、売上高は865,495千円(前年同期比15.3%減)、セグメント利益は266,251千円(前年同期比50.0%減)となりました
流動資産は、前連結会計年度末に比べて3.9%増加し、2,258,286千円となりました。これは主に現金及び預金が220,014千円、仕掛品が43,387千円増加したこと、営業投資有価証券が167,893千円減少したことによるものであります。
固定資産は、前連結会計年度末に比べて1.8%増加し、170,197千円となりました。これは主にソフトウェア仮勘定が11,407千円、工具、器具及び備品(純額)が4,499千円増加したこと、長期貸付金が22,489千円、貸倒引当金が6,958千円減少したことによるものです。
この結果、総資産は、前連結会計年度末に比べて3.8%増加し、2,428,484千円となりました。
流動負債は、前連結会計年度末に比べて3.8%減少し、697,537千円となりました。これは1年内返済予定の長期借入金が28,362千円、前受金が27,288千円、未払法人税等が25,918千円増加したこと、短期借入金が74,997千円、未払金が31,227千円、未払費用が19,445千円減少したことによるものであります。
固定負債は、前連結会計年度末に比べて26.0%増加し、442,049千円となりました。これは主に長期借入金が122,096千円増加したこと、繰延税金負債が30,942千円減少したことによるものであります。
この結果、負債合計は、前連結会計年度末に比べて5.9%増加し、1,139,586千円となりました。
純資産合計は、前連結会計年度末に比べて1.9%増加し、1,288,897千円となりました。これは主に親会社株主に帰属する四半期純利益により利益剰余金が114,453千円増加したこと、有価証券評価差額金が69,410千円、配当により資本剰余金が25,513千円減少したことによるものであります。
なお、2025年3月28日開催の定時株主総会の決議に基づき、2025年6月1日付で減資の効力が発生し、資本金を90,000千円、資本準備金を25,000千円減少し、その他資本剰余金に振り替えるとともに、その他資本剰余金295,604千円を繰越利益剰余金に振り替え、欠損填補を行いました。これらの資本金及び資本準備金の額の減少並びに欠損填補は貸借対照表の純資産の部における勘定科目間の振替処理であり、純資産額に変更はありません。
業績予想につきましては、2025年2月14日公表の「2025年12月期通期連結業績予想の修正に関するお知らせ」にて開示しております数値に変更はありません。
該当事項はありません。
1.配当金支払額
2.基準日が当第3四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第3四半期連結会計期間の末日後となるもの
該当事項はありません。
3.株主資本の著しい変動
当社は、2025年3月28日開催の定時株主総会の決議に基づき、2025年6月1付けで減資の効力が発生し、資本金を90,000千円、資本準備金を25,000千円減少し、その他資本剰余金に振り替えるとともに、その他資本剰余金295,604千円を繰越利益剰余金に振り替え、欠損填補を行っております。この結果、当第3四半期連結会計期間末において、資本金が10,000千円、資本準備金が0円となっております。
【セグメント情報】
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2024年1月1日 至 2024年9月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報並びに収益の分解
(注) 1.セグメント利益の調整額△291,534千円は、各報告セグメントに配分していない全社費用であります。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
2.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(のれんの金額の重要な変動)
Micolo株式会社の株式の一部を取得し子会社化したことに伴い、「ソーシャルメディアサービス事業」において、のれんが89,443千円増加しております。
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2025年1月1日 至 2025年9月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報並びに収益の分解
(注) 1.セグメント利益の調整額△285,685千円は、各報告セグメントに配分していない全社費用であります。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
2.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
(キャッシュ・フロー計算書に関する注記)
当第3四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書及び前第3四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておりません。なお、第3四半期連結累計期間に係る減価償却費(無形固定資産に係る償却費を含む)及びのれんの償却額は、次のとおりであります。