○添付資料の目次

 

1.当中間決算に関する定性的情報 ………………………………………………………………………………2

(1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………………2

(2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………………2

(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………………3

2.中間連結財務諸表及び主な注記 ………………………………………………………………………………4

(1)中間連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………………4

(2)中間連結損益計算書及び中間連結包括利益計算書 ……………………………………………………6

(3)中間連結キャッシュ・フロー計算書 ……………………………………………………………………8

(4)中間連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………………9

(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………………9

(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………………9

(セグメント情報等の注記) …………………………………………………………………………………9

 

 

1.当中間決算に関する定性的情報

(1)経営成績に関する説明

現在、あらゆるモノがインターネットにつながるIoT(Internet of Things)の活用が世界的に加速しており、労働力不足や生産性向上、サステナビリティといった社会課題の解決手段として、その重要性はますます高まっています。当社グループは、2015年にIoT通信サービス「SORACOM Air」をローンチして以来、「世界中のヒトとモノをつなげ、共鳴する社会へ」というビジョンのもと、IoT活用に必要な通信・管理・セキュリティなどの機能をワンストップで提供することで、誰もが気軽にIoTを導入・展開できる「テクノロジーの民主化」を実現し、社会におけるイノベーションの土台を築いてまいりました。

そして創業から10年を迎える節目にあたり、これまでの基本コンセプトを継承しながら、テクノロジーの民主化をさらに進め、世界をより良くするイノベーションへとつなげていくという意思を込めて、2025年7月に新たな企業理念「Making Things Happen – for a world that works together」を発表いたしました。

この企業理念の刷新とともに、当社はプラットフォーム戦略についても進化させ、「リアルワールドAIプラットフォーム」としてSORACOMのAI化(AI enabled)を本格的に推進しております。これは、フィジカルとデジタルの両方、現実世界のすべてをAIにつなぎ、より良い未来を想像していくという新たな方向性を示すものです。

こうした方向性のもと、当中間連結会計期間の業績においても、プラットフォーム全体の機能強化を継続し、AIの活用を可能にするサービス拡充を進めたことや2025年8月より子会社となった株式会社ミソラコネクトの業績が寄与し、課金アカウント数(注1)やARPA(注2)が継続的に伸びました。その結果、リカーリング収益(プラットフォーム利用料)は4,118,356千円(前年同期比34.4%増)となりました。

また、商品販売とその他の売上からなるインクリメンタル収益は、受託開発や「SORACOMプロフェッショナルサービス」が好調に推移したことにより870,573千円(前年同期比43.6%増)となりました。

2025年8月より株式会社ミソラコネクトが連結子会社となったことに伴い、海外売上高比率は一時的に低下し44.7%となりました。一方で、海外売上は引き続き堅調に伸長しており、市場規模の大きさを踏まえると、今後も海外売上高の拡大が見込まれます。

販売費及び一般管理費については、M&A関連費用、子会社における業務委託費用などの発生により、2,326,865千円(前年同期比13.7%増)となりました。

この結果、当中間連結会計期間における売上高は4,988,929千円(前年同期比35.9%増)、営業利益は311,115千円(前年同期比204.3%増)、経常利益は297,503千円(前年同期比198.1%増)、親会社株主に帰属する中間純利益は233,702千円(前年同期比429.7%増)となりました。

(注1)課金アカウント数は、1ヶ月の間にリカーリング収益が発生した口座数をいいます。同一の顧客企業等が部署や業務別に複数の口座を有する場合が含まれております。

(注2)Average Revenue Per Accountの略称。1課金アカウントあたりの平均リカーリング収益を示す指標を意味します。

 

(2)財政状態に関する説明

(資産)

当中間連結会計期間末における資産合計は、前連結会計年度末比217,331千円増加の13,620,681千円となりました。これは主に、株式会社ミソラコネクトの株式取得等により現金及び預金が1,146,896千円、債権回収により売掛金及び契約資産が477,595千円減少した一方、在庫の確保に伴い商品が165,249千円、その他流動資産が212,413千円、主に株式会社ミソラコネクトが保有する機械及び装置が375,390千円、ソフトウェアが305,015千円、のれんが692,132千円増加したことによります。

(負債)

当中間連結会計期間末における負債合計は、前連結会計年度末比431,863千円減少の2,616,465千円となりました。これは主に、その他流動負債が226,248千円増加した一方で、デバイス仕入に係る債務の支払いにより買掛金が405,106千円減少したこと、返済により長期借入金が124,998千円減少したことによるものです。

(純資産)

当中間連結会計期間末における純資産合計は、前連結会計年度末比649,195千円増加11,004,215千円となりました。これは主に、親会社株主に帰属する中間純利益による増加233,702千円及び非支配株主持分の増加342,390千円によるものです。

なお、新株予約権の増加28,479千円は、主に従業員に付与した新株予約権に係る株式報酬費用の計上によるものです。

 

(キャッシュ・フローの状況の分析)

当中間連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)については7,770,876千円となりました。当中間連結会計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果、増加した資金は199,470千円となりました。これは主に、税金等調整前中間純利益を297,503千円計上したほか、デバイス販売や受託案件等に係る債権回収による売上債権の減少560,433千円があった一方で、デバイス仕入に係る債務の支払いによる仕入債務の減少579,863千円、在庫の確保に伴う棚卸資産の増加128,486千円があったことによるものです。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果、支出した資金は1,237,707千円となりました。これは主に、株式会社ミソラコネクトの株式取得に係る連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出990,555千円、ソフトウェアの開発に伴う無形固定資産の取得による支出241,138千円によるものであります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果、減少した資金は86,612千円となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出124,998千円、新株予約権の行使による株式の発行による収入44,911千円によるものであります。

 

(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明

2026年3月期の連結業績予想については、概ね当初計画通りに推移していることから、通期の業績予想については、前回公表した内容から変更はありません。

 

 

2.中間連結財務諸表及び主な注記

(1)中間連結貸借対照表

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

(2025年3月31日)

当中間連結会計期間

(2025年9月30日)

資産の部

 

 

 

流動資産

 

 

 

 

現金及び預金

8,917,773

7,770,876

 

 

売掛金及び契約資産

2,428,028

1,950,433

 

 

電子記録債権

-

8,342

 

 

商品

386,580

551,830

 

 

その他

579,822

792,236

 

 

貸倒引当金

△4,021

△3,898

 

 

流動資産合計

12,308,184

11,069,820

 

固定資産

 

 

 

 

有形固定資産

 

 

 

 

 

建物(純額)

40,018

38,578

 

 

 

機械及び装置(純額)

996

376,386

 

 

 

その他(純額)

44,655

36,168

 

 

 

有形固定資産合計

85,670

451,133

 

 

無形固定資産

 

 

 

 

 

ソフトウエア

321,256

626,271

 

 

 

ソフトウエア仮勘定

92,517

169,046

 

 

 

のれん

47,516

739,648

 

 

 

その他

92,989

105,026

 

 

 

無形固定資産合計

554,279

1,639,993

 

 

投資その他の資産

 

 

 

 

 

投資有価証券

161,600

161,600

 

 

 

繰延税金資産

105,755

101,380

 

 

 

その他

170,640

183,597

 

 

 

投資その他の資産合計

437,996

446,578

 

 

固定資産合計

1,077,945

2,537,705

 

繰延資産

 

 

 

 

株式交付費

17,219

13,155

 

 

繰延資産合計

17,219

13,155

 

資産合計

13,403,349

13,620,681

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

(2025年3月31日)

当中間連結会計期間

(2025年9月30日)

負債の部

 

 

 

流動負債

 

 

 

 

買掛金

814,117

409,010

 

 

リース債務

12,666

6,656

 

 

契約負債

836,503

749,178

 

 

製品保証引当金

26,203

7,761

 

 

賞与引当金

67,258

49,615

 

 

株主優待引当金

1,601

518

 

 

1年内返済予定の長期借入金

249,996

249,996

 

 

その他

311,593

537,842

 

 

流動負債合計

2,319,939

2,010,579

 

固定負債

 

 

 

 

長期借入金

687,505

562,507

 

 

資産除去債務

13,960

14,044

 

 

その他

26,923

29,334

 

 

固定負債合計

728,389

605,885

 

負債合計

3,048,329

2,616,465

純資産の部

 

 

 

株主資本

 

 

 

 

資本金

2,746,660

2,769,320

 

 

資本剰余金

6,277,214

5,821,771

 

 

利益剰余金

855,057

1,566,862

 

 

自己株式

△42

△42

 

 

株主資本合計

9,878,888

10,157,911

 

その他の包括利益累計額

 

 

 

 

為替換算調整勘定

180,208

179,511

 

 

その他の包括利益累計額合計

180,208

179,511

 

新株予約権

257,171

285,650

 

非支配株主持分

38,751

381,141

 

純資産合計

10,355,020

11,004,215

負債純資産合計

13,403,349

13,620,681

 

 

 

(2)中間連結損益計算書及び中間連結包括利益計算書

中間連結損益計算書

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前中間連結会計期間

(自 2024年4月1日

 至 2024年9月30日)

当中間連結会計期間

(自 2025年4月1日

 至 2025年9月30日)

売上高

3,670,002

4,988,929

売上原価

1,520,389

2,350,948

売上総利益

2,149,612

2,637,981

販売費及び一般管理費

2,047,372

2,326,865

営業利益

102,239

311,115

営業外収益

 

 

 

受取利息

658

7,682

 

為替差益

4,238

-

 

その他

-

732

 

営業外収益合計

4,897

8,414

営業外費用

 

 

 

支払利息

2,046

4,962

 

為替差損

-

12,735

 

上場関連費用

1,043

-

 

株式交付費

4,244

4,328

 

営業外費用合計

7,334

22,026

経常利益

99,802

297,503

税金等調整前中間純利益

99,802

297,503

法人税、住民税及び事業税

90,179

74,656

法人税等調整額

△34,499

6,758

法人税等合計

55,680

81,415

中間純利益

44,122

216,088

非支配株主に帰属する中間純損失(△)

-

△17,614

親会社株主に帰属する中間純利益

44,122

233,702

 

 

 

中間連結包括利益計算書

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前中間連結会計期間

(自 2024年4月1日

 至 2024年9月30日)

当中間連結会計期間

(自 2025年4月1日

 至 2025年9月30日)

中間純利益

44,122

216,088

その他の包括利益

 

 

 

為替換算調整勘定

△103,666

△697

 

その他の包括利益合計

△103,666

△697

中間包括利益

△59,544

215,391

(内訳)

 

 

 

親会社株主に係る中間包括利益

△59,544

233,005

 

非支配株主に係る中間包括利益

-

△17,614

 

 

 

(3)中間連結キャッシュ・フロー計算書

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前中間連結会計期間

(自 2024年4月1日

 至 2024年9月30日)

当中間連結会計期間

(自 2025年4月1日

 至 2025年9月30日)

営業活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

税金等調整前中間純利益

99,802

297,503

 

減価償却費

52,617

91,103

 

のれん償却額

-

18,459

 

貸倒引当金の増減額(△は減少)

615

△122

 

受取利息

△658

△7,682

 

支払利息

2,046

4,962

 

為替差損益(△は益)

6,806

16,872

 

売上債権及び契約資産の増減額(△は増加)

670,427

560,433

 

棚卸資産の増減額(△は増加)

△22,804

△128,486

 

仕入債務の増減額(△は減少)

△391,531

△579,863

 

株式報酬費用

29,250

28,622

 

賞与引当金の増減額(△は減少)

△26,767

△17,642

 

製品保証引当金の増減額(△は減少)

△136,824

△18,441

 

株主優待引当金の増減額(△は減少)

-

△1,082

 

契約負債の増減額(△は減少)

△194,910

△93,699

 

前渡金の増減額(△は増加)

△32,352

54,722

 

その他

△242,878

△18,023

 

小計

△187,162

207,635

 

利息及び配当金の受取額

757

7,682

 

利息の支払額

△194

△3,073

 

法人税等の支払額

△55,464

△12,773

 

営業活動によるキャッシュ・フロー

△242,063

199,470

投資活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

有形固定資産の取得による支出

△5,239

△5,529

 

投資有価証券の取得による支出

△50,000

-

 

無形固定資産の取得による支出

△129,874

△241,138

 

連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出

-

△990,555

 

その他

△49,922

△483

 

投資活動によるキャッシュ・フロー

△235,036

△1,237,707

財務活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

長期借入金の返済による支出

-

△124,998

 

株式の発行による収入

1,284,956

-

 

リース債務の返済による支出

△6,239

△6,525

 

新株予約権の行使による株式の発行による収入

159,169

44,911

 

その他

△24,513

-

 

財務活動によるキャッシュ・フロー

1,413,372

△86,612

現金及び現金同等物に係る換算差額

△76,746

△22,047

現金及び現金同等物の増減額(△は減少)

859,525

△1,146,896

現金及び現金同等物の期首残高

7,697,244

8,917,773

現金及び現金同等物の中間期末残高

8,556,770

7,770,876

 

 

 

(4)中間連結財務諸表に関する注記事項

(継続企業の前提に関する注記)

該当事項はありません。

 

(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)

株主資本の金額の著しい変動

当社は2025年6月25日開催の第12期定時株主総会決議により、2025年6月30日付で、会社法第448条第1項の規定に基づき、資本準備金の額を478,102千円減少し、これらをその他資本剰余金に振り替えるとともに、会社法第452条の規定に基づき、増加後のその他資本剰余金478,102千円を繰越利益剰余金に振り替え、欠損補填を実施しております。

 

(セグメント情報等の注記)

【セグメント情報】

当社グループは、AI/IoTプラットフォーム事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。

 なお、当中間連結会計期間より、「リアルワールドAIプラットフォーム」戦略を推進していくことから、従来「IoTプラットフォーム事業」としていたセグメント名称を「AI/IoTプラットフォーム事業」に変更いたしました。本変更はセグメント名称のみであり、セグメント情報への影響はございません。

 

(企業結合等関係)

取得による企業結合

1.企業結合の概要

(1)被取得企業の名称及びその事業の内容

被取得企業の名称: 株式会社ミソラコネクト

事業の内容 : MVNO事業(法人・IoT向け無線通信サービスの提供)

 

(2)企業結合を行った主な理由

株式会社ミソラコネクトは、丸紅ネットワークソリューションズ株式会社のMVNO事業を吸収分割により承継する目的で、丸紅ネットワークソリューションズ株式会社の完全親会社である丸紅I-DIGIOホールディングス株式会社が設立いたしました。当社は、その51%の株式を取得することで、連結子会社(合弁会社)といたしました。

当社のIoT通信プラットフォーム運営に関する技術力と、株式会社ミソラコネクトが有する法人通信サービスの運用ノウハウ、さらに丸紅グループが保有する広範な法人顧客ネットワークを融合させることで、法人およびIoT向けの総合的かつ高付加価値な無線通信サービスを提供する体制を構築します。

 

(3)企業結合日

2025年8月1日(株式取得日)

 

(4)企業結合の法的形式

現金を対価とする株式の取得

 

(5)結合後企業の名称

変更はありません。

 

(6)取得した議決権の比率

51%

 

(7)取得企業を決定するに至った主な根拠

当社が現金を対価として株式を取得したことによるものであります。

 

2.中間連結会計期間に係る中間連結損益計算書に含まれる被取得企業の業績の期間

2025年8月1日から2025年9月30日まで

 

3.被取得企業の取得原価及び対価の種類ごとの内訳

 

 取得の対価 現金 1,085,289千円

 

 取得原価     1,085,289千円

 

 

4.主な取得関連費用の内訳及び金額

アドバイザリー費用等 17,262千円

 

5.発生したのれんの金額、発生原因、償却方法及び償却期間

(1)発生したのれんの金額

710,590千円

なお、のれんの金額は、当中間連結会計期間末において取得原価の配分が完了していないため、暫定的に算定された金額であります。

 

(2)発生原因

主として今後の事業展開によって期待される超過収益力であります。

 

(3)償却方法及び償却期間

8年間にわたる均等償却