1.当中間決算に関する定性的情報 ………………………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………………3
(3)連結業績予想等の将来予測情報に関する説明 …………………………………………………………4
2.中間連結財務諸表及び主な注記 ………………………………………………………………………………6
(1)中間連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………………6
(2)中間連結損益計算書及び中間連結包括利益計算書 ……………………………………………………8
(3)中間連結キャッシュ・フロー計算書 ……………………………………………………………………10
(4)中間連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………………11
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………………11
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………………11
(追加情報) ……………………………………………………………………………………………………11
(セグメント情報) ……………………………………………………………………………………………12
1.当中間決算に関する定性的情報
当中間連結会計期間(2025年4月1日~9月30日)における日本経済は、インフレ下で個人消費などを中心に弱い動きがみられるものの、緩やかな回復傾向にあります。またインバウンド需要は、大阪・関西万博や世界陸上などのイベント開催を背景に堅調に推移しました。
海外経済は、米国で底堅い成長が続くほか、欧州はインフレ鈍化などにより緩やかな回復傾向にあります。中国は、内需の減速などで持ち直しが鈍化しており、不動産市況は引き続き懸念材料です。
(単位:百万円)
このような中、エモーショナルバリューソリューション事業は、ウオッチ事業において海外が牽引して売上高を伸ばし、和光事業も堅調に推移しました。デバイスソリューション事業の売上高も前年同期を上回り、引き続き回復傾向にあります。システムソリューション事業は、多角化やストックビジネス拡大への取組みを継続し、前年同期を上回る売上高となりました。その結果、当社グループの当中間連結会計期間の売上高は、1,605億円(前年同期比6.3%増)となりました。
連結全体の国内売上高は830億円(同2.6%増)、海外売上高は774億円(同10.6%増)となり、海外売上高割合は48.3%でした。
当中間連結会計期間の販売費及び一般管理費は、広告宣伝販促費が前年同期に対して約10%増加したことなどにより、573億円(同4.3%増)となりました。営業利益は、エモーショナルバリューソリューション事業とデバイスソリューション事業が大きく伸ばし、システムソリューション事業も増益となったことから、前年同期から34億円増加の168億円(同26.2%増)となりました。営業外収支は、為替差益の計上などにより前年同期から改善し、経常利益は前年同期を45億円上回る173億円(同35.6%増)となりました。特別損益は、特別利益として固定資産売却益5億円を計上しております。その結果、親会社株主に帰属する中間純利益は、38億円増加の124億円(同44.2%増)となりました。
なお、当中間連結会計期間の平均為替レートは1米ドル146.0円、1ユーロ168.1円でした。
セグメント別の概況は、以下のとおりです。
なお、当中間連結会計期間より、セイコータイムクリエーション㈱のクロック販売事業をセイコーウオッチ㈱に移管するとともに、「エモーショナルバリューソリューション事業」に含めていたセイコータイムクリエーション㈱を「システムソリューション事業」に変更しております。
また、「デバイスソリューション事業」に含めていたセイコーフューチャークリエーション㈱を「その他」に変更しております。
EVS事業の売上高は前年同期比51億円増加の1,053億円(前年同期比5.1%増)となりました。
ウオッチは、国内、海外ともに「セイコープロスペックス」、「セイコープレザージュ」、「セイコー5スポーツ」が牽引してセイコーグローバルブランドが堅調に推移し、売上高は前年同期から大きく伸長しました。また「グランドセイコー」も、米国を中心に海外で復調傾向にあります。ウオッチムーブメントの外販ビジネスについても堅調に推移し、売上高は前年同期から増加しました。和光事業もウオッチを中心に堅調に推移しました。
営業利益は、前年同期から18億円増加し159億円(同13.3%増)となりました。
DS事業は売上高320億円(前年同期比9.1%増)、営業利益20億円(同91.3%増)となりました。
小型電池は、医療向け酸化銀電池を中心に売上高を大きく伸ばし、またインクジェットヘッドも用途拡大等で前年同期から売上高が増加したことなどから、デバイスソリューション事業は前年同期から増収増益となりました。
SS事業の売上高266億円(前年同期比6.4%増)、営業利益は22億円(同10.9%増)となりました。
前年度から引き続きITインフラ関連やセキュリティ関連ビジネスが拡大したほか、外食チェーン向けオーダーエントリーシステム等のビジネスが伸長し、また当中間連結会計期間に行ったM&Aも収益に貢献したことなどから、セイコーソリューションズ㈱の事業は38四半期連続で増収増益となりました。
(資産)
当中間連結会計期間末の総資産は3,737億円となり、前年度末に比べて45億円増加しました。流動資産では、現金及び預金が14億円、受取手形、売掛金及び契約資産が42億円、棚卸資産が24億円増加したことなどにより、流動資産合計は前年度末より74億円増加し1,816億円となりました。固定資産では、投資その他の資産が48億円減少したことなどから、固定資産合計は前年度末と比べ29億円減少の1,920億円となりました。
負債につきましては、短期借入金が45億円減少、長期借入金(「1年内返済予定の長期借入金」を含む)が26億円増加し、借入金合計は1,057億円となりました。未払金が32億円、繰延税金負債が10億円減少したほか、支払手形及び買掛金が26億円、賞与引当金が4億円増加したことなどにより、負債合計は前年度末と比べ、26億円減少の2,086億円となりました。
純資産につきましては、株主資本は100億円の増加、その他有価証券評価差額金は36億円減少したことなどから、合計では前年度末と比べ71億円増加の1,651億円となりました。
当中間連結会計期間における現金及び現金同等物の期末残高は408億円となり、前年度末と比べて14億円の増加となりました。
これは、主として以下の要因によるものです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前中間純利益が179億円となり、減価償却費69億円を加え、棚卸資産の増加△21億円および未払金の減少△31億円などの調整を行った結果、前年同期から26億円増加の141億円のプラスとなりました(前年同期は115億円のプラス)。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得△52億円などにより、75億円のマイナスとなりました(前年同期は67億円のマイナス)。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、長短借入金の返済や配当金の支払いなどにより55億円のマイナスとなりました(前年同期は31億円のマイナス)。
EVS事業が前回予想以上に好調に推移していることから、連結業績予想を上方修正いたします。なおDS事業については、銀価格高騰の影響を踏まえ下方修正しております。
【通期セグメント別業績予想】
(注) 連結合計はセグメント間の内部売上高消去等、連結調整後の数値です。
利益配分につきましては、経営基盤強化のための内部資本の充実と、株主への安定的な利益配分を重視することを基本方針としております。また、当社は株主への主要な利益還元施策を配当による還元とし、連結配当性向30%以上としております。
当期につきましては、本日公表しましたとおり、通期の連結業績予想が前回予想を上回る見通しであることから、当期の期末配当予想を前回予想から1株当たり10.0円増額し、70.0円に修正いたします。
これに伴い、当期の年間配当金は、中間配当金60.0円と合わせて、1株当たり130.0円となります。
※ 上記の予想は、当社が現在入手している情報および合理的と判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
該当事項はありません。
該当事項はありません。
(追加情報)
(連結子会社の事業年度等に関する事項の変更)
当中間連結会計期間より、連結財務情報のより適正な開示を図るため、決算日が連結決算日と異なっていた連結子会社のうち、SEIKO Precision (Thailand) Co., Ltd.の決算日を2月末日から12月末日に、Seiko Instruments (Thailand) Ltd.の決算日を1月末日から12月末日に変更し、いずれも連結決算日に本決算に準じた仮決算を行った財務諸表を基礎とする方法に変更しております。これらの変更により、当中間連結会計期間は、2025年4月1日から2025年9月30日までの6か月間を連結しております。なお、当該連結子会社の決算期変更に伴う損益については利益剰余金に直接計上しております。
Ⅰ 前中間連結会計期間(自 2024年4月1日 至 2024年9月30日)
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(注) 1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、シェアードサービス事業等を含んでおります。
2.調整額は以下のとおりであります。
(1) 外部顧客への売上高の調整額223百万円は、事業セグメントに帰属しない本社部門におけるロイヤリティー収入であります。
(2) セグメント利益の調整額△3,929百万円には、のれんの償却額△283百万円、セグメント間取引消去等199百万円、各事業セグメントに配分していない全社費用△3,845百万円が含まれております。全社費用の主なものは、事業セグメントに帰属しない本社部門に係る費用であります。
3.セグメント利益は、中間連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
Ⅱ 当中間連結会計期間(自 2025年4月1日 至 2025年9月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(注) 1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、シェアードサービス事業等を含んでおります。
2.調整額は以下のとおりであります。
(1) 外部顧客への売上高の調整額274百万円は、事業セグメントに帰属しない本社部門におけるロイヤリティー収入であります。
(2) セグメント利益の調整額△3,406百万円には、のれんの償却額△283百万円、セグメント間取引消去等413百万円、各事業セグメントに配分していない全社費用△3,536百万円が含まれております。全社費用の主なものは、事業セグメントに帰属しない本社部門に係る費用であります。
3.セグメント利益は、中間連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントの変更等に関する事項
当中間連結会計期間より、セイコータイムクリエーション㈱のクロック販売事業をセイコーウオッチ㈱に移管するとともに、「エモーショナルバリューソリューション事業」に含めていたセイコータイムクリエーション㈱を「システムソリューション事業」に変更しております。
また、「デバイスソリューション事業」に含めていたセイコーフューチャークリエーション㈱を「その他」に変更しております。
なお、前中間連結会計期間のセグメント情報は、変更後の区分に基づき作成しております。