○添付資料の目次

 

1.経営成績等の概況 ………………………………………………………………………………………………………

(1)当中間期の経営成績の概況 ………………………………………………………………………………………

(2)当中間期の財政状態の概況 ………………………………………………………………………………………

(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………………………

2.中間連結財務諸表及び主な注記 ………………………………………………………………………………………

(1)中間連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………………………

(2)中間連結損益計算書及び中間連結包括利益計算書 ……………………………………………………………

中間連結損益計算書 ………………………………………………………………………………………………

中間連結包括利益計算書 …………………………………………………………………………………………

(3)中間連結キャッシュ・フロー計算書 ……………………………………………………………………………

(4)中間連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………………………

(セグメント情報等の注記) ………………………………………………………………………………………

(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) …………………………………………………………

10

(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………………………

10

(重要な後発事象) …………………………………………………………………………………………………

10

 

1.経営成績等の概況

(1)当中間期の経営成績の概況

当中間連結会計期間(2025年4月1日~2025年9月30日)における我が国経済は、雇用・所得環境の改善及びインバウンド需要の増加等により、緩やかな回復基調で推移しました。一方で、物価上昇の継続による消費者マインドの下振れ、米国の通商政策をはじめとした政策動向による影響の広がりなどにより、先行き不透明な状況が続いております。

当社グループの事業が立脚する決済・金融領域におきましては、Eコマース(EC)、モバイルバンキング、二次元コード・バーコードを用いた消費者向けデジタル決済・金融サービスの拡大に加え、法人領域におけるデジタル・トランスフォーメーションの進展により、事業者間の決済取引においても電子商取引の拡大及びキャッシュレス化が急速に進んでおります。銀行口座以外での給与受け取りを可能とした「デジタル給与払い」の解禁、バックオフィス業務の電子化を促す「改正電子帳簿保存法」の施行及び「インボイス制度」の導入など、政府による政策面での後押しも、法人、個人双方の領域におけるキャッシュレス決済の拡大に寄与しております。

 

このような状況の下、当社グループは「決済から、きのうの不可能を可能にする。」をミッションとして掲げ、消費者向け(BtoC)から事業者間(BtoB)まで、あらゆる産業の事業者や金融機関に決済・金融機能を実装することにより、経済活動の変革を支える「決済イネーブラー」として事業を展開しております。

 

当中間連結会計期間においては、当社グループの成長ドライバーであるペイメントプラットフォーム事業において導入企業の拡大による事業者間の決済処理金額(Gross Transaction Value、以下「GTV」という。)の積み上げに注力したほか、マーチャントプラットフォーム事業、コンサルティング事業における事業活動に取り組みました。また、2025年4月には、㈱三井住友フィナンシャルグループ、㈱三井住友銀行、三井住友カード㈱(以下、「SMBCグループ」という。)が提供開始した法人向けデジタル総合金融サービス「Trunk」の開発に参画することを発表するなど、2024年9月に締結した資本業務提携契約に基づくSMBCグループとの法人向け決済領域における協業が具体的に進捗いたしました。

これらの結果、当中間連結会計期間の売上高は4,279百万円、営業利益は272百万円、経常利益は245百万円、親会社株主に帰属する中間純利益は382百万円となりました。

 

主なセグメントの概況は以下のとおりであります。

 

<ペイメントプラットフォーム事業>

ペイメントプラットフォーム事業では、クラウド上に構築された当社の決済・金融ソリューションを金融機関や事業者のサービスにAPIで接続し組み込むことで、各社サービスへのクレジットカード機能やキャッシュレス決済機能の搭載を実現するオープンプラットフォームを提供しております。具体的には、次世代カード発行プラットフォーム「Xard」、請求書支払プラットフォーム「Winvoice」、スマホ決済プラットフォーム「Wallet Station」を中心としたプロダクトを展開しております。

当中間連結会計期間は、Wallet Stationにおいて初期開発におけるフロー収入が前年同期を下回ったものの、XardおよびWinvoiceにおけるGTVが積み上がったことにより従量型で得られるストック収入が伸長し、セグメントの売上高を牽引いたしました。また、SMBCグループと共同で進める法人向けデジタル総合金融サービス「Trunk」の開発に係る収益も業績成長に寄与いたしました。

これらの結果、ペイメントプラットフォーム事業の売上高は2,101百万円、セグメント損失は223百万円となりました。

 

<マーチャントプラットフォーム事業>

マーチャントプラットフォーム事業では、キャッシュレス社会の拡大に必要不可欠な要素である店舗におけるキャッシュレス化・デジタル化を推進するためのプラットフォームを提供しております。具体的には、決済端末、アプリケーション、決済センターをワンストップで提供する決済ソリューション「Anywhere」の提供ほか、足もとではフルクラウド型アクワイアリングシステムの開発を進めております。

当中間連結会計期間は、Anywhereにおいてモビリティ業界における決済端末の新規導入が進んだことにより、フロー収入が大きく増加したほか、稼働端末ID数が着実に積み上がったことにより、将来のストック収入の源泉となる事業基盤が拡大いたしました。

これらの結果、マーチャントプラットフォーム事業の売上高は1,382百万円、セグメント利益は291百万円となりました。

 

<コンサルティング事業>

コンサルティング事業では、決済・金融領域を中心に、大企業の新規事業やデジタル化など、企画から運用までの各フェーズにおけるコンサルティングサービスを提供しております。当社が強みを持つキャッシュレス関連の知見を活かしたハウスPay導入支援などをはじめ、ネオバンク事業推進支援や、金融事業の戦略検討支援などについて、金融機関から流通・サービス企業、情報・通信企業と幅広い先に対してアドバイスを行っております。

当中間連結会計期間は、安定した顧客基盤からの受注によりセグメント業績は堅調に推移したほか、ペイメントプラットフォーム事業及びマーチャントプラットフォーム事業でのビジネスに繋がる案件の比率も高い水準で推移いたしました。

これらの結果、コンサルティング事業の売上高は794百万円、セグメント利益は324百万円となりました。

 

(2)当中間期の財政状態の概況

①資産、負債及び純資産の概況

(資産)

当中間連結会計期間末における資産合計は6,528百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,294百万円増加いたしました。これは主として、「Winvoice」の決済額の増加等により、未収入金が418百万円増加したこと、売上高増加に伴い、契約資産が297百万円増加したこと等によるものであります。

 

(負債)

当中間連結会計期間末における負債合計は3,728百万円となり、前連結会計年度末に比べ908百万円増加いたしました。これは主として、「Winvoice」の取引増加に伴い借入の実行を行い、短期借入金が1,000百万円増加したこと等によるものであります。

 

(純資産)

当中間連結会計期間末における純資産合計は2,800百万円となり、前連結会計年度末から386百万円増加いたしました。これは主として、親会社株主に帰属する中間純利益382百万円の計上等によるものであります。

 

②キャッシュ・フローの概況

当中間連結会計期間における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ119百万円増加し、当中間連結会計期間末には1,735百万円となりました。当中間連結会計期間における各キャッシ ュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

当中間連結会計期間における営業活動により減少した資金は688百万円となりました。主な増加要因は税金等調整前中間純利益245百万円を計上したことによるものであります。一方、主な減少要因は未収入金の増加額418百万円、営業債権の増加額281百万円等によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

当中間連結会計期間における投資活動により減少した資金は182百万円となりました。これは主にソフトウエアの取得による支出136百万円によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

当中間連結会計期間における財務活動により増加した資金は、989百万円となりました。これは主に、増加要因は短期借入れによる収入3,352百万円があった一方で、減少要因として短期借入金の返済による支出2,352百万円等によるものであります。

 

(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明

当中間連結会計期間における連結業績は、概ね当初計画どおり推移していることから、通期の業績予想については前回発表予想を修正しておりません。

 

2.中間連結財務諸表及び主な注記

(1)中間連結貸借対照表

 

 

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(2025年3月31日)

当中間連結会計期間

(2025年9月30日)

資産の部

 

 

流動資産

 

 

現金及び預金

1,615,931

1,735,452

売掛金

1,126,909

1,111,081

契約資産

309,502

606,920

商品及び製品

91,036

98,124

仕掛品

719

5,420

原材料及び貯蔵品

4,294

7,574

未収入金

718,743

1,137,198

貸倒引当金

△57,151

△57,773

その他

192,133

254,216

流動資産合計

4,002,119

4,898,215

固定資産

 

 

有形固定資産

 

 

工具、器具及び備品(純額)

4,051

3,427

その他(純額)

0

0

有形固定資産合計

4,051

3,427

無形固定資産

 

 

ソフトウエア

105,110

536,974

ソフトウエア仮勘定

609,584

272,184

無形固定資産合計

714,695

809,159

投資その他の資産

 

 

投資有価証券

14,488

58,834

繰延税金資産

345,451

598,653

差入保証金

152,536

159,793

その他

375

355

投資その他の資産合計

512,850

817,637

固定資産合計

1,231,597

1,630,224

資産合計

5,233,717

6,528,440

 

 

 

 

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(2025年3月31日)

当中間連結会計期間

(2025年9月30日)

負債の部

 

 

流動負債

 

 

買掛金

272,482

291,582

契約負債

110,100

91,611

短期借入金

-

1,000,000

1年内返済予定の長期借入金

20,400

20,400

1年内償還予定の転換社債型新株予約権付社債

200,000

200,000

未払法人税等

78,742

136,354

未払金

221,097

226,861

未払費用

272,956

268,770

製品保証引当金

28,262

237

賞与引当金

-

22,032

預り金

307,922

269,761

その他

148,777

51,667

流動負債合計

1,660,741

2,579,279

固定負債

 

 

長期借入金

1,159,200

1,149,000

固定負債合計

1,159,200

1,149,000

負債合計

2,819,941

3,728,279

純資産の部

 

 

株主資本

 

 

資本金

100,000

100,000

資本剰余金

2,017,547

2,017,547

利益剰余金

291,446

673,544

株主資本合計

2,408,993

2,791,091

その他の包括利益累計額

 

 

その他有価証券評価差額金

4,527

8,814

その他の包括利益累計額合計

4,527

8,814

新株予約権

254

254

純資産合計

2,413,775

2,800,160

負債純資産合計

5,233,717

6,528,440

 

 

(2)中間連結損益計算書及び中間連結包括利益計算書

(中間連結損益計算書)

 

(単位:千円)

 

当中間連結会計期間

(自 2025年4月1日

至 2025年9月30日)

売上高

4,279,348

売上原価

2,316,384

売上総利益

1,962,963

販売費及び一般管理費

1,690,921

営業利益

272,041

営業外収益

 

受取利息

1,178

受取手数料

1,532

その他

965

営業外収益合計

3,676

営業外費用

 

支払利息

16,056

上場関連費用

12,704

その他

1,588

営業外費用合計

30,349

経常利益

245,368

税金等調整前中間純利益

245,368

法人税、住民税及び事業税

118,531

法人税等調整額

△255,261

法人税等合計

△136,729

中間純利益

382,097

親会社株主に帰属する中間純利益

382,097

 

 

(中間連結包括利益計算書)

 

(単位:千円)

 

当中間連結会計期間

(自 2025年4月1日

至 2025年9月30日)

中間純利益

382,097

その他の包括利益

 

その他有価証券評価差額金

4,287

その他の包括利益合計

4,287

中間包括利益

386,384

(内訳)

 

親会社株主に係る中間包括利益

386,384

 

 

(3)中間連結キャッシュ・フロー計算書

 

(単位:千円)

 

当中間連結会計期間

(自 2025年4月1日

至 2025年9月30日)

営業活動によるキャッシュ・フロー

 

税金等調整前中間純利益

245,368

減価償却費及びその他の償却費

49,940

貸倒引当金の増減額(△は減少)

621

賞与引当金の増減額(△は減少)

22,032

その他の引当金の増減額(△は減少)

△28,024

支払利息

16,056

営業債権の増減額(△は増加)

△281,589

棚卸資産の増減額(△は増加)

△15,069

営業債務の増減額(△は減少)

△7,297

未収入金の増減額(△は増加)

△418,455

未払金の増減額(△は減少)

6,031

未払費用の増減額(△は減少)

△4,310

預り金の増減額(△は減少)

△38,160

その他

△149,512

小計

△602,367

利息の支払額

△15,960

法人税等の支払額

△79,919

法人税等の還付額

8,683

その他

1,378

営業活動によるキャッシュ・フロー

△688,185

投資活動によるキャッシュ・フロー

 

ソフトウエアの取得による支出

△136,835

投資有価証券の取得による支出

△38,000

差入保証金の差入による支出

△7,257

投資活動によるキャッシュ・フロー

△182,093

財務活動によるキャッシュ・フロー

 

短期借入れによる収入

3,352,000

短期借入金の返済による支出

△2,352,000

長期借入金の返済による支出

△10,200

財務活動によるキャッシュ・フロー

989,800

現金及び現金同等物の増減額(△は減少)

119,521

現金及び現金同等物の期首残高

1,615,931

現金及び現金同等物の中間期末残高

1,735,452

 

 

(4)中間連結財務諸表に関する注記事項

(セグメント情報等の注記)

【セグメント情報】

当中間連結会計期間(自 2025年4月1日 至 2025年9月30日)

1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報並びに収益の分解情報

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

報告セグメント

調整額

(注)1

中間連結損益計算書計上額(注)2

 

ペイメントプラットフォーム事業

マーチャントプラットフォーム事業

コンサルティング事業

売上高

 

 

 

 

 

 

一時点で移転される財又はサービス

153,603

543,291

-

696,894

645

697,540

一定の期間にわたり移転される財又はサービス

1,948,291

839,107

794,409

3,581,807

-

3,581,807

顧客との契約から生じる収益

2,101,895

1,382,398

794,409

4,278,702

645

4,279,348

外部顧客への売上高

2,101,895

1,382,398

794,409

4,278,702

645

4,279,348

セグメント間の内部売上高又は振替高

-

81,348

79,800

161,148

△161,148

-

2,101,895

1,463,746

874,209

4,439,850

△160,502

4,279,348

セグメント利益又は

損失(△)

△223,470

291,937

324,485

392,953

△120,911

272,041

(注)1.調整額の内容は以下のとおりであります。

(1)外部顧客への売上高の調整額は、講演料収入等であります。

(2)セグメント利益又は損失の調整額△120,911千円は、各報告セグメントに配分していない全社損益であります。全社損益は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費、受取配当金であります。

2.セグメント利益又は損失は中間連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。

 

2.報告セグメントごとの資産に関する情報

 ペイメントプラットフォーム事業は、当中間連結会計期間の資産の金額が、前連結会計年度の末日に比べ、879,492千円増加しております。これは主に、「Winvoice」の決済額の増加に伴い、未収入金等が増加したこと等によるものであります。

 

3.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報

該当事項はありません。

 

(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)

 該当事項はありません。

 

(継続企業の前提に関する注記)

 該当事項はありません。

 

(重要な後発事象)

(公募による新株式の発行)

 当社は、2025年10月24日付で東京証券取引所グロース市場に株式を上場いたしました。この上場に当たり、2025年9月19日及び2025年10月8日開催の取締役会において、次のとおり新株式の発行を決議し、2025年10月23日に払込が完了いたしました。

 

(1)募集方法 一般募集(ブックビルディング方式による募集)

(2)発行する株式の種類及び数  普通株式 1,700,000株

(3)発行価格               1,680.00円 (注)1

(4)引受価額               1,545.60円 (注)2

(5)資本組入額         1株につき 772.80円

(6)発行価格の総額           2,856,000千円

(7)引受金額の総額           2,627,520千円

(8)資本組入額の総額          1,313,760千円

(9)払込期日             2025年10月23日

(10)資金の使途 当社の公募増資による調達資金の使途は、プロダクト開発及び機能強化及び人材採用の強化、借入金の返済に充当する予定です。

 

(注)1.一般募集はこの価格にて行いました。

(注)2.この価額は当社が引受人より1株当たりの新株式払込金として受け取った金額であります。なお、発行価格と引受価額との差額の総額は、引受人の手取金となります。