○添付資料の目次

 

1.経営成績等の概況 ……………………………………………………………………………………………… 2

(1)当中間期の経営成績の概況 ……………………………………………………………………………… 2

(2)当中間期の財政状態の概況 ……………………………………………………………………………… 2

(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………… 2

2.中間連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………………… 3

(1)中間連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………………… 3

(2)中間連結損益計算書及び中間連結包括利益計算書 …………………………………………………… 5

(3)中間連結キャッシュ・フロー計算書 …………………………………………………………………… 7

(4)中間連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………… 9

(追加情報) …………………………………………………………………………………………………… 9

(セグメント情報等の注記) ………………………………………………………………………………… 13 

(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) …………………………………………………… 13 

(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………………… 13 

 

1.経営成績等の概況

(1)当中間期の経営成績の概況

当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の当中間連結会計期間の業績は、全般的な需要回復基調のもと順調に進捗し、売上高は6,107億円(前年同期比7.1%増)、営業利益は194億円(前年同期比10.3%増)と、前年に比べ増収増益となりました。経常利益は、持分法による投資利益等により205億円(前年同期比8.0%増)となりました。これらの結果、親会社株主に帰属する中間純利益は129億円(前年同期比15.7%増)となりました。

 

セグメントの経営成績は次のとおりであります。

なお、当中間連結会計期間の期首より、「2.中間連結財務諸表及び主な注記(4)中間連結財務諸表に関する注記事項(セグメント情報等の注記)」の「2.報告セグメントの変更等に関する事項」に記載のとおり、事業セグメントの区分方法を変更しております。以下の前年同期比較の数値については、前期の数値を変更後の区分で組み替えた数値との比較となっております。

 

〔インフラ〕

情報通信ソリューション事業では、データセンタ関連製品等の売上増により増益となりました。エネルギーインフラ事業では、国内超高圧・再エネ関連・機能線の需要が引き続き堅調なものの、個々の案件の採算性の違い等により減益となりました。これらの結果、当セグメントの売上高は1,722億円(前年同期比19.7%増)、営業利益は27億円(前年同期比51億円改善)となりました。

 

〔電装エレクトロニクス〕

自動車部品事業は、自動車向け電池の売上減少により減益となりました。電装エレクトロニクス材料事業は、為替・銅価による影響により減益となりました。これらの結果、当セグメントの売上高は3,521億円前年同期比0.4%増)、営業利益は131億円前年同期比9.6%減)となりました。

 

〔機能製品〕

データセンタ関連製品の売上は増加したものの、銅箔事業における台湾ドル高の影響や半導体製造用テープ事業における主要顧客の需要変化により、当セグメントの売上高は807億円前年同期比11.3%増)、営業利益は74億円前年同期比7.3%減)となりました。

 

〔サービス・開発等〕

水力発電、新製品の研究開発、不動産の賃貸、各種業務受託等による当社グループ各事業のサポート等を行っております。当セグメントの売上高は199億円(前年同期比20.4%増)、営業損失は37億円(前年同期比13億円悪化)となりました。

 

(2)当中間期の財政状態の概況

当中間連結会計期間末における資産の部は、前連結会計年度末に比べ449億円増加して1兆319億円となりました。現金及び預金が66億円、受取手形、売掛金及び契約資産が20億円、棚卸資産が106億円、有形固定資産が36億円、投資有価証券が159億円増加しました。

負債の部は、前連結会計年度末に比べ333億円増加して6,470億円となりました。借入金、社債、コマーシャル・ペーパーの残高が3,418億円と前連結会計年度末比で357億円増加しました。

純資産の部は、為替換算調整勘定が減少しましたが、その他有価証券評価差額金及び利益剰余金の増加等により、前連結会計年度末に比べ116億円増加して3,850億円となりました。これらの結果、自己資本比率は前連結会計年度末から0.4ポイント低下して34.2%となりました。

 

(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明

2026年3月期(2025年4月1日~2026年3月31日)の連結業績予想につきましては、2025年5月13日に公表した業績予想から変更はありません。

 

2.中間連結財務諸表及び主な注記

(1)中間連結貸借対照表

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

(2025年3月31日)

当中間連結会計期間

(2025年9月30日)

資産の部

 

 

 

流動資産

 

 

 

 

現金及び預金

59,967

66,608

 

 

受取手形、売掛金及び契約資産

260,565

262,533

 

 

有価証券

6,813

7,000

 

 

商品及び製品

76,450

73,855

 

 

仕掛品

48,660

56,604

 

 

原材料及び貯蔵品

69,930

75,222

 

 

その他

35,300

38,541

 

 

貸倒引当金

△1,251

△1,222

 

 

流動資産合計

556,437

579,145

 

固定資産

 

 

 

 

有形固定資産

 

 

 

 

 

建物及び構築物

269,894

274,057

 

 

 

機械装置及び運搬具

529,647

542,201

 

 

 

工具、器具及び備品

81,229

86,973

 

 

 

土地

34,679

35,024

 

 

 

その他

53,967

54,001

 

 

 

減価償却累計額

△692,401

△711,683

 

 

 

有形固定資産合計

277,017

280,574

 

 

無形固定資産

 

 

 

 

 

のれん

1,477

2,479

 

 

 

その他

21,395

21,834

 

 

 

無形固定資産合計

22,872

24,314

 

 

投資その他の資産

 

 

 

 

 

投資有価証券

98,794

114,728

 

 

 

繰延税金資産

6,703

7,527

 

 

 

退職給付に係る資産

11,924

12,174

 

 

 

その他

14,228

14,495

 

 

 

貸倒引当金

△962

△1,026

 

 

 

投資その他の資産合計

130,688

147,899

 

 

固定資産合計

430,578

452,788

 

資産合計

987,016

1,031,933

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

(2025年3月31日)

当中間連結会計期間

(2025年9月30日)

負債の部

 

 

 

流動負債

 

 

 

 

支払手形及び買掛金

136,673

135,953

 

 

短期借入金

153,296

147,316

 

 

1年内償還予定の社債

10,000

 

 

コマーシャル・ペーパー

1,500

47,000

 

 

未払法人税等

13,322

5,735

 

 

製品補償引当金

5,354

4,802

 

 

その他

84,313

86,847

 

 

流動負債合計

394,461

437,655

 

固定負債

 

 

 

 

社債

40,000

30,000

 

 

長期借入金

111,354

107,499

 

 

製品補償引当金

4,338

3,773

 

 

環境対策引当金

9,105

9,099

 

 

退職給付に係る負債

31,559

30,754

 

 

資産除去債務

2,053

2,166

 

 

その他

20,807

26,017

 

 

固定負債合計

219,219

209,311

 

負債合計

613,680

646,966

純資産の部

 

 

 

株主資本

 

 

 

 

資本金

69,395

69,395

 

 

資本剰余金

23,907

23,805

 

 

利益剰余金

198,840

203,740

 

 

自己株式

△651

△1,752

 

 

株主資本合計

291,491

295,188

 

その他の包括利益累計額

 

 

 

 

その他有価証券評価差額金

24,084

34,209

 

 

繰延ヘッジ損益

94

834

 

 

為替換算調整勘定

23,905

20,916

 

 

退職給付に係る調整累計額

1,863

1,791

 

 

その他の包括利益累計額合計

49,948

57,751

 

非支配株主持分

31,896

32,027

 

純資産合計

373,336

384,967

負債純資産合計

987,016

1,031,933

 

 

 

(2)中間連結損益計算書及び中間連結包括利益計算書

中間連結損益計算書

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前中間連結会計期間

(自 2024年4月1日

 至 2024年9月30日)

当中間連結会計期間

(自 2025年4月1日

 至 2025年9月30日)

売上高

570,366

610,658

売上原価

477,575

507,957

売上総利益

92,790

102,701

販売費及び一般管理費

 

 

 

販売費

21,948

23,213

 

一般管理費

53,296

60,130

 

販売費及び一般管理費合計

75,245

83,344

営業利益

17,545

19,357

営業外収益

 

 

 

受取利息

644

505

 

受取配当金

1,553

1,884

 

持分法による投資利益

6,177

5,060

 

その他

942

1,212

 

営業外収益合計

9,318

8,663

営業外費用

 

 

 

支払利息

4,639

4,432

 

為替差損

2,557

1,950

 

その他

677

1,135

 

営業外費用合計

7,874

7,518

経常利益

18,989

20,501

特別利益

 

 

 

固定資産処分益

81

466

 

投資有価証券売却益

971

1,163

 

その他

495

241

 

特別利益合計

1,547

1,871

特別損失

 

 

 

固定資産処分損

289

854

 

投資有価証券売却損

1,923

 

特別退職金

70

392

 

製品補償引当金繰入額

1,662

 

その他

703

270

 

特別損失合計

4,649

1,517

税金等調整前中間純利益

15,887

20,855

法人税、住民税及び事業税

6,496

6,333

法人税等調整額

△3,391

△4

法人税等合計

3,104

6,328

中間純利益

12,782

14,527

非支配株主に帰属する中間純利益

1,587

1,579

親会社株主に帰属する中間純利益

11,194

12,947

 

 

 

中間連結包括利益計算書

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前中間連結会計期間

(自 2024年4月1日

 至 2024年9月30日)

当中間連結会計期間

(自 2025年4月1日

 至 2025年9月30日)

中間純利益

12,782

14,527

その他の包括利益

 

 

 

その他有価証券評価差額金

19,199

9,816

 

繰延ヘッジ損益

△1,340

752

 

為替換算調整勘定

2,003

△2,199

 

退職給付に係る調整額

4

△73

 

持分法適用会社に対する持分相当額

4,399

△1,194

 

その他の包括利益合計

24,267

7,101

中間包括利益

37,049

21,628

(内訳)

 

 

 

親会社株主に係る中間包括利益

35,149

20,749

 

非支配株主に係る中間包括利益

1,899

878

 

 

 

(3)中間連結キャッシュ・フロー計算書

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前中間連結会計期間

(自 2024年4月1日

 至 2024年9月30日)

当中間連結会計期間

(自 2025年4月1日

 至 2025年9月30日)

営業活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

税金等調整前中間純利益

15,887

20,855

 

減価償却費

20,370

20,960

 

受取利息及び受取配当金

△2,198

△2,390

 

支払利息

4,639

4,432

 

持分法による投資損益(△は益)

△6,177

△5,060

 

為替差損益(△は益)

1,489

△543

 

固定資産処分損益(△は益)

208

387

 

有価証券及び投資有価証券売却損益(△は益)

953

△1,163

 

特別退職金

70

392

 

棚卸資産評価損

118

706

 

売上債権及び契約資産の増減額(△は増加)

3,333

△2,359

 

棚卸資産の増減額(△は増加)

△11,594

△10,661

 

仕入債務の増減額(△は減少)

△3,781

△547

 

退職給付に係る負債の増減額(△は減少)

△796

△1,089

 

製品補償引当金の増減額(△は減少)

1,028

△823

 

その他

△2,345

2,354

 

小計

21,206

25,451

 

利息及び配当金の受取額

3,999

4,391

 

利息の支払額

△4,882

△4,344

 

法人税等の支払額又は還付額(△は支払)

△4,674

△12,787

 

特別退職金の支払額

△153

△440

 

営業活動によるキャッシュ・フロー

15,496

12,270

投資活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

定期預金の増減額(△は増加)

△119

87

 

投資有価証券の取得による支出

△495

△1,659

 

投資有価証券の売却及び償還による収入

15,933

2,079

 

連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出

△5,496

 

有形固定資産の取得による支出

△18,667

△21,992

 

無形固定資産の取得による支出

△1,706

△2,619

 

固定資産の売却による収入

131

1,081

 

短期貸付金の増減額(△は増加)

360

210

 

その他

△1,802

△244

 

投資活動によるキャッシュ・フロー

△6,365

△28,553

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前中間連結会計期間

(自 2024年4月1日

 至 2024年9月30日)

当中間連結会計期間

(自 2025年4月1日

 至 2025年9月30日)

財務活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

短期借入金の純増減額(△は減少)

△4,803

△1,714

 

コマーシャル・ペーパーの純増減額(△は減少)

2,500

45,500

 

長期借入れによる収入

10,415

11,853

 

長期借入金の返済による支出

△9,678

△18,453

 

配当金の支払額

△4,228

△8,446

 

非支配株主への配当金の支払額

△1,077

△1,334

 

その他

△1,598

△2,551

 

財務活動によるキャッシュ・フロー

△8,472

24,853

現金及び現金同等物に係る換算差額

2,631

△2,475

現金及び現金同等物の増減額(△は減少)

3,289

6,094

現金及び現金同等物の期首残高

53,098

66,092

新規連結に伴う現金及び現金同等物の増加額

93

375

非連結子会社との合併に伴う現金及び現金同等物の増加額

467

現金及び現金同等物の中間期末残高

56,480

73,029

 

 

 

(4)中間連結財務諸表に関する注記事項

(追加情報)

1.富士通オプティカルコンポーネンツの株式取得

当社は、2024年12月12日開催の取締役会において、富士通株式会社の100%子会社である富士通オプティカルコンポーネンツ株式会社(以下、FOC社)の全株式を取得し、子会社化することを決議し、同日付で株式譲渡契約を締結しました。その後、2025年4月1日付でFOC社の全株式を取得し、子会社化しております。

 

(1)企業結合の概要

被取得企業の名称及び事業の内容

被取得企業の名称

富士通オプティカルコンポーネンツ株式会社

取得した事業の内容

光コンポーネント製品の開発、製造及び販売

 

 

②企業結合を行った主な理由

当社は、古河電工グループ ビジョン2030を策定し、「地球環境を守り、安全・安心・快適な生活を実現するため、情報/エネルギー/モビリティが融合した社会基盤を創る。」に向けた取組みを進めています。当社は、光通信分野において黎明期から続く光デバイス・光部品分野での長年の技術の蓄積を生かし、レーザダイオードモジュールやスプリッタ等高品質な製品を世界中へ供給しており、光通信の最先端領域の拡大に貢献しております。

FOC社は、光通信ネットワークを構築するために必須となる光変調器や光受信器、またこれらを利用した光トランシーバの開発、製造、販売をしています。特に光通信の大容量化で重要な技術となる広帯域・高速変調特性に優れたリチウムナイオベート(以下LN)を用いた高速光変調器ではリーディングカンパニーとして長年世界トップレベルのシェアを有しております。

当社は、FOC社のもつLN技術と当社のもつ光半導体光源技術を結集することで、5G/B5G時代の光ネットワークに要求される高速・小型のハイブリッド集積デバイス及びこれらによる低消費電力・広帯域化に対応した光トランシーバの供給が可能となり、両社の更なる発展に寄与できるものと判断し、FOC社の全株式を取得しました。

当社は、今回の株式取得後も、富士通株式会社と引き続き連携し、持続可能な未来社会を支えるネットワークの実現に貢献してまいります。

 

③企業結合日

2025年4月1日

 

④企業結合の法的形式

現金を対価とする株式取得

 

⑤結合後企業の名称

古河ファイテルオプティカルコンポーネンツ株式会社

 

⑥取得した議決権比率

100%

 

⑦取得企業を決定するに至った主な根拠

当社が現金を対価として株式を取得したことによるものであります。

 

(2)中間連結会計期間に係る中間連結損益計算書に含まれる被取得企業の業績の期間

2025年4月1日から2025年9月30日まで

 

(3)被取得企業の取得原価及び対価の種類ごとの内訳

取得の対価

現金及び預金

4,423百万円

取得原価

 

 4,423百万円

 

※最終的な取得原価は株式譲渡契約で規定されたクロージング後の価額調整をもって決定されるため変動する見込みです。

 

 

(4)発生したのれんの金額、発生原因、償却方法及び償却期間又は負ののれん発生益の金額及び発生原因

のれん及び負ののれん発生益は発生しておりません。

なお、当中間連結会計期間末において取得原価の価額調整及び配分が完了していないため、暫定的な会計処理を行っております。

 

2.メタル電線事業に係るグループ内組織再編に伴う会社分割等(吸収分割)

当社は、2024年7月11日開催の取締役会において、当社と当社の完全子会社である古河電工産業電線株式会社(以下「統合会社」)、株式会社KANZACC(以下「KANZACC」)及び理研電線株式会社(以下「理研電線」)、並びに子会社である岡野電線株式会社(以下「岡野電線」)を当事者とする、メタル電線事業に係るグループ内組織再編を行うことを決議し、2025年10月1日付で、当社を分割会社、統合会社を承継会社とする吸収分割及び理研電線、岡野電線を分割会社、統合会社を承継会社とする吸収分割を実施いたしました。

また、統合会社は2025年4月1日に「古河電工メタルケーブル株式会社」に商号を変更しております。

 

(1)取引の概要

①対象となった事業の名称及びその事業の内容

事業の名称

メタル電線事業

事業の内容

メタル電線に係る開発、製造及び販売

 

 

②企業結合日

2025年10月1日

 

③企業結合の法的形式

当社、理研電線及び岡野電線を分割会社、統合会社を承継会社とする吸収分割(当社においては簡易吸収分割)

 

④結合後企業の名称

古河電工メタルケーブル株式会社

 

その他取引の概要に関する事項

国内メタル電線市場が年々縮小していく中、これまで選択と集中を進めポートフォリオの転換を図ると同時に、差別化商品や優位技術による将来が期待できる製品を生みだしてまいりましたが、人材不足や設備老朽化による更新投資負担等当社グループで共通する課題も顕在化してきております。

このような状況において、これらの課題を解決しながら多様化、高度化するニーズに迅速に対応するため、メタル電線事業に係る部門を統合しシナジー効果を最大化することが当社グループ全体の企業価値向上に資するとの判断に至り、メタル電線事業の再編を決定しました。

 

(2)実施した会計処理の概要

「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 2019年1月16日)及び「企業結合会計基準及び事業分離等会計基準に関する適用指針」(企業会計基準適用指針第10号 2019年1月16日)に基づき、共通支配下の取引として処理しております。

 

 

3.子会社株式に対する公開買付けに係る契約の締結および連結子会社の異動

当社は、2024年7月23日の取締役会決議において、株式会社アドバンテッジパートナーズ(以下「AP」)が投資関連サービスを提供するファンド(以下「APファンド」)、東京センチュリー株式会社(以下「TC」)の完全子会社であるTCインベストメント・パートナーズ株式会社(以下「TCIP」)が議決権株式の全てを保有するサステナブル・バッテリー・ホールディングス株式会社(以下「SBH」)の完全子会社である株式会社AP78(以下「公開買付者」)との間で、

①公開買付者による当社の連結子会社である古河電池株式会社(以下「古河電池」)の普通株式(以下「古河電池株式」)に対する公開買付け(以下「本公開買付け」)に当社が応募しないこと、

②本公開買付けの成立後に古河電池の株主を当社及び公開買付者のみとするための株式併合(以下「本株式併合」)を実施すること、

③本株式併合の効力発生を条件として、古河電池が実施する自己株式取得によって当社が所有する古河電池株式の全て(18,781,200株。株式所有割合:57.30%。)を譲渡すること等に関する契約(以下「本不応募契約」)、並びに、APファンド、TC及びTCIPとの間で、当社によるSBHの普通株式(株式所有割合約20%)の取得、その後のSBH及び古河電池の運営等について定めた株主間契約(以下「本株主間契約」)を締結することを決定し、同日付で本不応募契約を締結しました。

なお、本不応募契約等により予定される一連の取引(以下「本取引」)により、古河電池は当社の連結子会社から外れる予定です。本取引の詳細につきましては、古河電池の2024年7月23日付プレスリリース「株式会社AP78による当社株式に対する公開買付けの開始予定に関する賛同の意見表明及び応募推奨のお知らせ」をご参照ください。

 

(1)事業分離の概要

①分離先企業の名称

サステナブル・バッテリー・ホールディングス株式会社

 

②分離する事業の内容

鉛蓄電池、アルカリ蓄電池、及び整流器等の電源機器の製造、販売、据付工事及びサービス点検

 

③事業分離を行う主な理由

古河電池は、当社の電池部門を前身として1950年に設立後、主力製品である蓄電池及び電源製品の「蓄える力・動かす力・見守る力」を通じて、お客様のニーズに対応した価値を提供し社会に貢献してまいりました。2022年5月に公表された中期経営計画においては、重要課題への取組みによって社会課題解決を担うことを基本方針とし、既存事業の強化に加えて海外市場の攻略や新規事業の創出に取り組んでおります。

一方で当社は、2022年5月に中期経営計画2022-2025「Road to Vision2030-変革と挑戦-」を発表いたしました。当社は本中期経営計画において、古河電工グループ ビジョン2030の達成に向け、グループ内の事業の位置づけを可視化し最適な投資配分を行うことで、事業ポートフォリオの見直しに取り組んでおります。また併せて、当社グループにおける上場子会社の在り方について議論を重ねてまいりました。これらの取組みにおいて、古河電池の位置づけについて検討したところ、当社の経営資源を古河電池に重点配分しても、その配分に見合った、又はそれを上回る当社グループの企業価値向上の蓋然性は高いとはいえず、当社が保有する株式を、古河電池に成長のための資本を投下し力強く支援するパートナーに譲渡することが最適であると判断いたしました。

こうした中で当社はAP及びTCより古河電池の企業価値向上に向けた提案(以下「本提案」)を受領しました。本提案の内容を慎重に検討した結果、両社の傘下にあるエナジーウィズ株式会社と古河電池とのシナジーや、TCの持つ金融面での実績と知見及びオートモビリティ事業・環境エネルギー事業との親和性、APが持つ国内外のネットワークと投資先企業の成長を促進するノウハウ等を活用することにより、古河電池の更なる成長の加速と企業価値の向上を実現できるとの結論に至りました。そして、古河電池がAP及びTCからの提案を受諾したことを受けて、当社と公開買付者との間で本不応募契約を締結し、加えてAPファンド、TC及びTCIPとの間ではSBH及び古河電池の運営について定めた本株主間契約を締結しました。

 

 

本取引は、当社グループが持つ強みと経営資源を、成長が見込まれる分野に集中させるという本中期経営計画の戦略に合致するものと考えております。本取引が完了した場合、古河電池は当社の連結子会社から外れることとなりますが、当社はSBHを介して間接的に古河電池の株式の約20%を継続保有することになります。当社は、「地球環境を守り」「安全・安心・快適な生活を実現する」ために、引き続き、パートナーと協働して蓄電池事業の発展に貢献し、古河電工グループ全体の企業価値向上に取り組んでまいります。

 

④事業分離予定日

2025年12月下旬予定

 

⑤法的形式を含むその他取引の概要に関する事項

受取対価が現金等の財産と分離先企業の株式

 

(2)分離する事業が含まれている報告セグメント

電装エレクトロニクス

 

 

(セグメント情報等の注記)

前中間連結会計期間(自  2024年4月1日  至  2024年9月30日)

1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報

(単位:百万円)

 

報告セグメント

調整額

(注)1

中間連結
損益計算書

計上額

(注)2

インフラ

電装エレクトロニクス

機能製品

サービス・
開発等

売上高

 

 

 

 

 

 

 

外部顧客への売上高

141,233

345,872

69,143

14,116

570,366

570,366

セグメント間の内部
売上高又は振替高

2,687

4,753

3,299

2,370

13,110

△13,110

143,920

350,626

72,443

16,486

583,476

△13,110

570,366

セグメント利益又は損失

(△)

△2,368

14,479

7,948

△2,433

17,626

△81

17,545

 

(注)1.セグメント利益又は損失(△)の調整額△81百万円には、主に未実現利益の消去等が含まれております。

2.セグメント利益又は損失(△)は、中間連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。

 

当中間連結会計期間(自  2025年4月1日  至  2025年9月30日)

1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報

(単位:百万円)

 

報告セグメント

調整額

(注)1

中間連結
損益計算書

計上額

(注)2

インフラ

電装エレクトロニクス

機能製品

サービス・
開発等

売上高

 

 

 

 

 

 

 

外部顧客への売上高

167,997

349,243

76,251

17,166

610,658

610,658

セグメント間の内部
売上高又は振替高

4,213

2,827

4,407

2,686

14,134

△14,134

172,210

352,071

80,658

19,852

624,793

△14,134

610,658

セグメント利益又は損失

(△)

2,709

13,094

7,365

△3,741

19,428

△71

19,357

 

(注)1.セグメント利益又は損失(△)の調整額△71百万円には、主に未実現利益の消去等が含まれております。

2.セグメント利益又は損失(△)は、中間連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。

 

2.報告セグメントの変更等に関する事項

当中間連結会計期間の期首より、従来「インフラ」に含めていた一部事業について、事業拡大を加速するための組織再編に伴い、報告セグメントの区分を「サービス・開発等」に変更しております。加えて、従来本部費用として各セグメントに配賦していた一部事業について、組織管理区分の変更があったため、報告セグメントの区分を「インフラ」に変更しております。

なお、前中間連結会計期間のセグメント情報については、変更後の区分に基づき作成したものを開示しております。

 

(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)

 該当事項はありません。

 

(継続企業の前提に関する注記)

 該当事項はありません。