1.経営成績等の概況 ………………………………………………………………………………………………2
(1)当期の経営成績の概況 ……………………………………………………………………………………2
(2)当期の財政状態の概況 ……………………………………………………………………………………4
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ………………………………………………………………………5
(4)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当 ……………………………………………………6
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 ……………………………………………………………………6
3.連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………………………7
(1)連結財政状態計算書 ………………………………………………………………………………………7
(2)連結損益計算書 ……………………………………………………………………………………………8
(3)連結包括利益計算書 ………………………………………………………………………………………9
(4)連結持分変動計算書 ………………………………………………………………………………………10
(5)連結キャッシュ・フロー計算書 …………………………………………………………………………11
(6)連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………………12
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………………12
(セグメント情報) ……………………………………………………………………………………………12
(販売費及び一般管理費) ……………………………………………………………………………………15
(1株当たり情報) ……………………………………………………………………………………………15
(重要な後発事象) ……………………………………………………………………………………………15
当連結会計年度におけるわが国経済は、賃上げ等に伴う個人消費の持ち直しや、インバウンド需要が増加したことにより、緩やかな経済活動の回復が見られました。一方で、世界的な政情不安や想定以上の円安の長期化に伴う物価上昇により、先行き不透明な状況が続いております。
外食業界におきましても、米をはじめとする原材料価格やエネルギー価格等の高騰に加え、慢性的な人手不足等により引き続き厳しい状況が続いております。
このような状況の中、当社グループでは、「変えよう、毎日の美味しさを。広めよう、世界に喜びを。」をVISIONとして、日々の食を美味しくすることで、お客様の生活や人生までゆたかにしたいという願いに向けて、商品開発、店内調理、安心・安全の取り組み及びサービスの向上に取り組んで参りました。
また、業態別店舗数は以下のとおりです。
( )内は内数でテイクアウト専門店・FCの店舗数
以上の結果、当連結会計年度の経営成績は、売上収益429,574百万円(前連結会計年度比19.0%増)、営業利益36,093百万円(前連結会計年度比54.4%増)、税引前利益33,777百万円(前連結会計年度比56.0%増)、親会社の所有者に帰属する当期利益22,937百万円(前連結会計年度比56.7%増)となり、売上利益共に、連結会計年度として過去最高を更新いたしました。
セグメント別の経営成績は、次のとおりであります。
(国内スシロー事業)
当連結会計年度は、「すしに真っすぐ!」をテーマに掲げ、創業以来スシローがこだわり続けた美味しさにしっかりと向き合い、お客さまにご満足いただける商品の提供やキャンペーンの実施に一年を通じて取り組みました。7月中旬からの夏休み期間には、有名店すし職人3名のお墨付き「年に一度の格別まぐろ祭り」で、厳選大切りびん長まぐろ(税込110円~)の販売や人気の赤シャリをご堪能いただけるキャンペーンを実施し大変ご好評いただきました。更に、世代を超えて愛されるサンリオのキャラクターユニット「はぴだんぶい」とのコラボや世界的人気グループBTSが開発に参加したパズルアドベンチャーゲーム「BTS Island:インザソム」とのコラボを実現。国内4店舗(東京、愛知、大阪)を 『BTS Island:インザソム』の世界観を楽しめるスペシャルコラボ店舗として展開するなど、スシローでおすしをお楽しみいただくことはもちろん、おすしと一緒に楽しめるコンテンツの提供も継続して実施いたしました。
また、回転すしの醍醐味であるレーンを見ながら、新たなおすしに巡り合える楽しさ、選べる楽しさをデジタルで再現した「デジタル・スシロービジョン」、通称「デジロー」の導入も順調に進み、当連結会計年度末時点で国内 123店舗への導入が完了いたしました。
以上の結果、国内スシロー事業の売上収益は265,903百万円(前連結会計年度比11.6%増)、セグメント利益は18,008百万円(前連結会計年度比26.7%増)となりました。
(海外スシロー事業)
海外スシロー事業では物件や立地の特性を厳選して出店するアプローチで事業の拡大を順調に進めています。東南アジアにおいて4つ目のマーケットとなるマレーシアでは、2月に1号店をオープンし、長らくスシローの出店を待っていたお客様からの感謝の手紙が届くなど1号店は大きな反響を呼びその後も好調を維持しています。一方、中国大陸の事業は、前期までの回復基調を超えて今期は拡大成長期に入り店舗数を順調に伸ばすとともに、業績も高水準を維持して推移しており、海外スシロー事業における力強いモメンタムが継続しています。 また、更なる来店客数の維持・拡大にむけて、魅力的な販促・マーケティング施策を各地域で展開。 シンガポールでは、7月「夏祭り」フェアで暑い夏を贅沢に彩る「すし屋のうな牛」を販売、台湾では、8月「夏末風味祭」フェアでサーモンファン必見の「サーモンマウンテン」を販売、香港では、ホロライブEnglish所属の人気VTuberニノマエ・イナニスとのコラボを展開するなど、スシローでのお食事を通したより高い体験価値の提供に努めました。
以上の結果、海外スシロー事業の売上収益は131,422百万円(前連結会計年度比42.6%増)、セグメント利益は16,324百万円(前連結会計年度比126.9%増)となりました。
(京樽事業)
京樽ブランドでは、引き続きEC販売の強化・不採算店舗の整理を推進し、更なる収益性改善に取り組みました。お値打ち価格で季節感のある商品をお楽しみいただけるキャンペーンを継続的に実施し、9月には敬老の日に合わせて、一口サイズの可愛らしいお鮨やのり巻など、京樽のすべてを一つに詰め込んだお祝弁当を3日間限定でご提供しました。
みさきブランドも、8月は毎日が嬉しい 「ずっ得祭り」を開催。加えて、「真夏のすし祭り」と題し、「本まぐろ」と「のどぐろ」のキャンペーン中の総販売皿数が多いのはどちらかを予想するイベントも開催したことや、新店・一部改装店舗で周年特別販促としてまぐろ解体ショーや特別販促を実施し、お客様に大変ご好評いただきました。業績も好調に推移しており、旗艦店を基軸とした商品力・接客力の強化に引き続き取り組むことで、更なるブランド力の進化を図ってまいります。
以上の結果、京樽事業の売上収益は23,532百万円(前連結会計年度比1.9%減)、セグメント利益は60百万円(前連結会計年度セグメント損失350百万円)となりました。
(国内杉玉事業)
FOOD & LIFE COMPANIESの力を最大限に活かし、鮮度や味、見た目にこだわったお寿司や、居酒屋ならではの一品料理、そして食事と相性抜群のお酒の提供を実現している、大衆寿司居酒屋「鮨 酒 肴 杉玉」。 直営店・フランチャイズの両輪で順調に店舗数を伸ばし、創業から8年目となる当連結会計年度末には、国内店舗数が100店舗に迫る95店舗に達しました。非日常を演出する和モダンな内装のこだわりの空間でのお食事を、更に楽しくする販促キャンペーンも継続的に実施し、「スギコレ2025 Summer」 では、お客様にご愛顧いただいている杉玉の人気メニューを期間限定の特別価格で販売、また「杉玉の秋祭り」では、本鮪の中トロ入り、社長の太鼓判「まぐろのおはぎ」の販売など、お客様に「また来たい」と思っていただける店づくりに取り組みました。
以上の結果、国内杉玉事業の売上収益は8,284百万円(前連結会計年度比20.1%増)、セグメント利益は64百万円(前連結会計年度比51.1%減)となりました。
売上収益につきましては485,000百万円(前連結会計年度比12.9%増)、調整後EBITDA59,500百万円(前連結会計年度比14.2%増)、営業利益につきましては40,500百万円(前連結会計年度比12.2%増)、親会社の所有者に帰属する当期利益につきましては24,000百万円(前連結会計年度比4.6%増)を見込んでおります。
総資産の残高は、前連結会計年度末に比べ33,441百万円増加し、398,596百万円となりました。
流動資産の残高は、前連結会計年度末に比べ13,740百万円増加し、88,396百万円となりました。これは主に、現金及び現金同等物が10,127百万円増加したこと等によるものであります。
非流動資産の残高は、前連結会計年度末に比べ19,701百万円増加し、310,200百万円となりました。これは主に、有形固定資産が18,884百万円増加したこと等によるものであります。
負債合計は、前連結会計年度末に比べ10,377百万円増加し、297,694百万円となりました。
流動負債の残高は、前連結会計年度末に比べ4,013百万円増加し、84,857百万円となりました。これは主に、社債及び借入金が5,000百万円減少した一方で、営業債務及びその他の債務が6,522百万円増加、リース負債が2,161百万円増加したこと等によるものであります。
非流動負債の残高は、前連結会計年度末に比べ6,363百万円増加し、212,837百万円となりました。これは主に、リース負債が3,609百万円増加、社債及び借入金が1,005百万円増加したこと等によるものであります。
資本合計は、前連結会計年度末に比べ23,064百万円増加し、100,902百万円となりました。これは主に、配当金の支払により3,394百万円減少した一方で、親会社の所有者に帰属する当期利益の計上により22,937百万円増加したこと等によるものであります。
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ10,127百万円増加し、58,822百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下のとおりであります。
営業活動の結果獲得した資金は、64,429百万円(前連結会計年度比14.4%増)となりました。
これは主に、税引前利益33,777百万円、減価償却費及び償却費35,776百万円、減損損失1,213百万円の計上及び営業債務及びその他の債務の増加が6,287百万円あった一方で、棚卸資産の増加が3,720百万円、法人所得税の支払額が8,257百万円あったこと等によるものであります。
投資活動の結果使用した資金は、25,436百万円(前連結会計年度比5.7%増)となりました。
これは主に、有形固定資産の取得による支出が25,177百万円あったこと等によるものであります。
財務活動の結果使用した資金は、29,235百万円(前連結会計年度比14.8%減)となりました。
これは主に、社債の償還による支出が5,000百万円、社債の発行による収入が4,974百万円、リース負債の返済による支出が22,117百万円、長期借入金の返済による支出が4,009百万円あったこと等によるものであります。
(参考) キャッシュ・フロー関連指標の推移
(注) 親会社所有者帰属持分比率:親会社の所有者に帰属する持分/資産合計
時価ベースの親会社所有者帰属持分比率:株式時価総額/資産合計
キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い
※ 各指標はいずれもIFRSに基づく連結ベースの財務数値により計算しております。
※ 株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式数(自己株式控除後)により算出しております。
※ キャッシュ・フローは連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フローを使用しております。有利子負債は連結財政状態計算書上に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債を対象としております。また、利払いは連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しております。
当社は、株主の皆様に対する利益の還元を経営上重要な施策の一つとして位置づけており、恒常的な業績向上と業績に応じた適正な利益配分を継続的に実施することを基本方針とし、配当については、安定的に実施することを基礎とし、業績及び内部留保の充実等を総合的に勘案しながら、業績に連動した年1回の剰余金配当を実施する方針です。
内部留保資金については、経営基盤の強化に向けた諸施策の実施のための積極的な投資等の原資として充当してまいります。
上記の基本方針を踏まえ、当連結会計年度における業況及び株主の皆様に対する還元のバランスを総合的に勘案した結果、当期の期末配当につきましては、1株当たり35.00円とさせて頂きます。
次期の配当につきましては、添付資料4ページに記載の次期の見通しの達成を前提として、1株当たり年間 35.00円を予定しております。
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社グループは、資本市場における財務情報の国際的な比較可能性及び利便性の向上を図るため、2016年9月期より国際会計基準(IFRS)を適用しております。
該当事項はありません。
当社グループの報告セグメントは、主に事業別のセグメントから構成されております。
各報告セグメントに含まれる主要ブランドは以下のとおりであります。
当連結会計年度より、報告セグメントを従来の「国内スシロー事業」、「海外スシロー事業」、「京樽事業」及び「その他事業」の4区分から、「国内スシロー事業」、「海外スシロー事業」、「京樽事業」、「国内杉玉事業」及び「その他事業」の5区分に変更しております。この変更は、将来の重要性を考慮し、従来「その他事業」に含めていた「国内杉玉事業」を独立した報告セグメントとしたものです。なお、前連結会計年度のセグメント情報は、変更後の報告セグメントの区分に基づき作成したものを開示しております。
当社グループの報告セグメントによる売上収益及び業績は以下のとおりです。
前連結会計年度(自 2023年10月1日 至 2024年9月30日)
(注) 1.セグメント利益又は損失は連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.セグメント利益又は損失の調整額2,116百万円には、主にセグメント間取引消去及び各報告セグメントに配分していない全社損益が含まれております。
当連結会計年度(自 2024年10月1日 至 2025年9月30日)
(注) 1.セグメント利益又は損失は連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.セグメント利益又は損失の調整額2,002百万円には、主にセグメント間取引消去及び各報告セグメントに配分していない全社損益が含まれております。
当社グループは単一の製品及びサービスを販売しているため、製品及びサービス別の売上収益の記載を省略しております。
売上収益及び非流動資産の地域別内訳は以下のとおりです。
前連結会計年度(自 2023年10月1日 至 2024年9月30日)
①外部顧客への売上収益
(単位:百万円)
②非流動資産(金融商品、繰延税金資産及び保険契約から生じる権利を除く)
(単位:百万円)
当連結会計年度(自 2024年10月1日 至 2025年9月30日)
①外部顧客への売上収益
(単位:百万円)
②非流動資産(金融商品、繰延税金資産及び保険契約から生じる権利を除く)
(単位:百万円)
当社グループの売上収益の10%以上を占める単一の外部顧客は存在しないため、記載を省略しております。
(販売費及び一般管理費)
販売費及び一般管理費の内訳は以下のとおりです。
該当事項はありません。