1.経営成績等の概況 ………………………………………………………………………………………………2
(1) 当中間期の経営成績の概況 …………………………………………………………………………………2
(2) 当中間期の財政状態の概況 …………………………………………………………………………………4
(3) 連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………………4
2.中間連結財務諸表及び主な注記 ………………………………………………………………………………5
(1) 中間連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………5
(2) 中間連結損益計算書及び中間連結包括利益計算書 ………………………………………………………7
(中間連結損益計算書) ………………………………………………………………………………………7
(中間連結包括利益計算書) …………………………………………………………………………………8
(3) 中間連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………………9
(4) 中間連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………10
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………………10
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………………10
(中間連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) ……………………………………………………10
(中間連結貸借対照表に関する注記) ………………………………………………………………………10
(セグメント情報等の注記) …………………………………………………………………………………11
(収益認識関係) ………………………………………………………………………………………………12
(重要な後発事象) ……………………………………………………………………………………………13
3.その他 ……………………………………………………………………………………………………………14
生産、受注及び販売の実績 ………………………………………………………………………………………14
1.経営成績等の概況
文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日現在において判断したものです。
当中間連結会計期間におけるわが国経済は、緩やかに回復しているものの、アメリカの通商政策の影響や物価上昇の継続が消費者マインドの下振れ等を通じて個人消費に及ぼす影響などが、わが国の景気を下押しするリスクに留意が必要です。また、金融資本市場の変動等の影響においても引き続き注意する必要があります。
当社グループを取り巻く環境は、テクノロジーの進展に伴い、世の中の経営層のアジェンダは顧客との関係強化・データドリブン経営等がメインテーマとなり、それらと相互影響しながら、企業のIT投資は情報系・顧客接点系へシフトしていくことを見込んでいます。
このような状況下において当社グループは、Vision 2030の2nd Stageとなる中期経営計画(2025-2027)では、「フォーカスビジネスの進化と堅守ビジネスの深化」、「戦略的アライアンスの実行」、「グループ経営基盤の強化」を3つの柱とし、事業の成長・拡大、安定性・信頼性の強化を推進していきます。
また、当期では売上高1,350億円(前年同期比7.2%増)、営業利益155億円(前年同期比7.0%増)、EBITDA167億円(前年同期比6.9%増)を目指しています。
■「フォーカスビジネスの進化と堅守ビジネスの深化」
中期経営計画(2025-2027)では、当社グループの成長領域として取り組みを強化しているフォーカスビジネス(注1)の中に、集中投資領域(注2)と先行投資領域(注3)を新たに設定しました。
2028年3月期までに売上高に占めるフォーカスビジネス売上高の比率57%を目標として推進しています。当中間連結会計期間のフォーカスビジネス売上高比率は62.2%となり、順調に推移しています。
2025年4月、先行投資領域への挑戦として、生成AI領域における顧客のAI活用支援、自社ソリューションへの組み込み、自社開発工程での活用を推進するため、GenAIビジネス推進室を新設しました。生成AIなどの活用により顧客の事業価値向上を実現し、2030年度におけるAIおよび生成AI関連の売上高100億円を目指します。
(注1) フォーカスビジネス
当社グループとして、今後注力していくビジネス領域。
(注2) 集中投資領域
更なる事業規模の拡大を図るため、フォーカスビジネスの中でも特に成長が見込まれる5つの領域である①クラウド&モダナイゼーション、②データ活用、③セキュリティ&マネージドサービス、④Enterprise Application Services、⑤IoT&エッジテクノロジーを集中投資領域として再定義したもの。
(注3) 先行投資領域
今後の急速な市場拡大と顧客の事業価値向上が見込まれる領域。AI・生成AI、CX(顧客体験価値)を対象としたもの。
■「戦略的アライアンスの実行」
2025年9月、生成AI技術の実用化を推進するため、OpenAI Japan合同会社と連携を開始しました。システムへのビルトインやAIネイティブな自社ソリューションの開発、コード生成支援など、トータルSIerとしての総合力と生成AI技術の融合により、提案価値・付加価値・生産性の向上を実現していきます。また、調査・分析や問い合わせ対応など各種業務にも生成AIを活用し、業務全体の効率化を推進しています。今後も、生成AIを活用した新たな価値創出と事業成長を推進し、2030年度には生成AI関連売上高100億円規模の達成を目指します。
■「グループ経営基盤の強化」
経営基盤の強化として、人的資本への投資、グループガバナンス、システム基盤の強化および資本効率向上を図り、持続的・安定的な企業価値向上を目指しています。
資本効率の向上、中期経営計画に基づくキャッシュアロケーションの実現および株主への一層の利益還元を図るため、2025年5月から7月にかけて約25億円の自己株式を取得しました。なお、当連結会計年度に取得した上記自己株式約25億円につきましてはその全株式を消却しています。
以上の結果、当中間連結会計期間の売上高は、669億26百万円(前年同期比11.8%増)となりました。
売上総利益は、売上高の増加により147億93百万円(前年同期比11.9%増)となりました。
販売費及び一般管理費は、67億10百万円(前年同期比0.8%減)となりました。売上総利益が増加し、営業利益は、80億83百万円(前年同期比25.2%増)、経常利益は、82億32百万円(前年同期比24.3%増)となりました。親会社株主に帰属する中間純利益は、経常利益の増加などにより、54億66百万円(前年同期22.6%増)となりました。
<売上高の内訳>
各セグメントにおける営業概況は、次のとおりです。
業務&ソリューションセグメント
自治体および保険業における基幹システム等のモダナイゼーションや新規連結影響により順調に推移し、売上高は266億80百万円(前年同期比5.4%増)となりました。
フォーカスビジネスへの取り組みでは、金融分野および公共分野などの業界知見にデジタル技術を組み合わせ、クラウドシフトやマイグレーションなどの集中投資領域を拡大し、事業成長を推進していきます。
TRM Labs, Inc.が提供する暗号資産追跡およびリスク管理ツール「TRM Labs」の提供を開始しました。TRM Labsは、政府機関や金融機関向けに、ブロックチェーン分析を支援する機能などを備えており、暗号資産取引の安全性向上に貢献していきます。当社のマネー・ローンダリング対策ソリューションのAMLionと組み合わせることで、暗号資産を含む金融取引におけるリスク検知、マネー・ローンダリング対策およびテロ資金供与対策業務の高度化を推進していきます。
当社グループ会社の株式会社東北システムズ・サポートはピッキングや検品業務における作業効率の向上を実現したRFIDリーダーとして、ウェアラブル型の「MR20」およびバーコードスキャン機能搭載のハンディ型「SR160」を発売しました。今後もRFIDソリューションのさらなる拡大と、物流・製造・小売業界におけるDX推進に貢献していきます。
テクノロジー&ソリューションセグメント
人材派遣企業などの業務基幹システムの刷新、証券会社のクラウド基盤更改やサイバーセキュリティ対策およびEnterprise Application Services領域が好調に推移し、売上高は227億76百万円(前年同期比9.7%増)となりました。
フォーカスビジネスへの取り組みでは、Enterprise Application Servicesなどの集中投資領域の拡大に加え、生成AIなどの先行投資領域への挑戦を進めることで、当社グループのフォーカスビジネス拡大を牽引していきます。
2025年5月、当社が取り組んだ初のmcframe導入プロジェクトにおいて、高品質な導入支援および拡張性を見据えた提案力が評価されビジネスエンジニアリング株式会社による「mcframe Award 2025」における「Take OffAward」を獲得しました。今後も、製造業の業務改革とデジタル化推進に向けて取り組んでいきます。
ハウジングソリューションでは、階段やバルコニーの意匠表現を大幅に強化し、さらにレンダリング処理の高速化を実現することで、設計効率と提案力を高めた「Walk in home 2024 Version1.1」の提供を開始しました。今後もハウジングソリューションを提供し、住宅・建設業のデジタル化に貢献していきます。
2025年7月、ServiceNowの定常的な運用業務から内製化支援までをトータルサポートする「DTSマネージドサービス for ServiceNow」の提供を開始しました。今後も、運用の標準化・自動化・AI活用等による高度化とITSM統合を通じて、運用負荷の軽減や継続的な運用改善、IT投資効果の最大化を図り、顧客のデジタル変革を支援していきます。
プラットフォーム&サービスセグメント
運用、基盤構築案件やハードウエア販売の拡大により好調に推移し、売上高は174億69百万円(前年同期比26.8%増)となりました。
フォーカスビジネスへの取り組みでは、当社のReSM(リズム)/ ReSM plus(リズムプラス)を中心とした運用サービスメニューの拡充に加え、AIを活用した障害復旧時間の短縮などによる運用サービスの高度化を推進していきます。
2025年8月、社内ヘルプデスク・アウトソーシングサービス「ReSM plus(リズムプラス)」の機能を強化し、生成AIと有人オペレーターが連携する新サービスの提供を開始しました。自然文による自動回答と、解決できなかった問い合わせへの有人対応を組み合わせることで、FAQや社内ドキュメントのナレッジ化および回答精度の向上を継続的に進め、ユーザー満足度の向上を実現します。
財政状態としては、総資産は、前連結会計年度末に比べ17億13百万円減少し、786億73百万円となりました。これは主に、有価証券が13億98百万円増加した一方で、現金及び預金が30億44百万円減少したことによるものです。
負債は、前連結会計年度末に比べ21億39百万円減少し、189億3百万円となりました。これは主に、買掛金が9億70百万円、賞与引当金が5億66百万円減少したことによるものです。
純資産は、前連結会計年度末に比べ4億25百万円増加し、597億70百万円となりました。これは主に、親会社株主に帰属する中間純利益により利益剰余金が54億66百万円、その他有価証券評価差額金が7億48百万円増加した一方で、剰余金の配当の実施により利益剰余金が31億2百万円減少、自己株式の取得により自己株式が25億円増加したことによるものです。なお、自己株式の消却によって、自己株式が20億55百万円減少しましたが、一方で利益剰余金が20億2百万円、資本剰余金が53百万円減少しており、純資産合計には影響はありません。
通期の連結業績予想については、2025年5月1日に公表した業績予想に変更ありません。
該当事項はありません。
該当事項はありません。
(中間連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
(税金費用の計算)
税金費用については、当中間連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会計適用後の実効税率を合理的に見積り、税引前中間純利益に当該見積実効税率を乗じて計算しています。
(中間連結貸借対照表に関する注記)
(偶発債務)
当社の特定の海外子会社において、過年度にて公務員とみなされる個人等に対し不適切な支払いがなされ、それらが現地の汚職防止法等の法令違反となり得ることが認識されたことから、将来現地当局による調査や起訴に至る可能性はあるものの、現時点では不確実な状況です。また、現時点で当局から課される罰金や課徴金の見積りにあたっても不確定要素が多く、具体的な将来の損失額を合理的に見積もることが困難です。
【セグメント情報】
Ⅰ 前中間連結会計期間(自 2024年4月1日 至 2024年9月30日)
(注) 1 セグメント利益の調整額に重要なものはありません。
2 セグメント利益は、中間連結損益計算書の営業利益と調整を行っています。
2 報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(のれんの金額の重要な変動)
該当事項はありません。
Ⅱ 当中間連結会計期間(自 2025年4月1日 至 2025年9月30日)
(注) 1 セグメント利益の調整額に重要なものはありません。
2 セグメント利益は、中間連結損益計算書の営業利益と調整を行っています。
2 報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(のれんの金額の重要な変動)
該当事項はありません。
(収益認識関係)
顧客との契約から生じる収益を分解した情報
前中間連結会計期間(自 2024年4月1日 至 2024年9月30日)
当中間連結会計期間(自 2025年4月1日 至 2025年9月30日)
(重要な後発事象)
当社は、2025年8月4日開催の取締役会決議に基づき、2025年10月1日付で株式分割および株式分割に伴う定款の一部変更を行いました。
1 株式分割
(1) 分割の目的
当社株式の投資単位当たりの金額を引き下げ、投資家の皆様がより投資しやすい環境を整えるとともに、株式の流動性の向上と投資家層の拡大を図ることを目的としています。
(2) 分割の方法
2025年9月30日を基準日として、同日最終の株主名簿に記載または記録された株主の所有する普通株式を、1株につき4株の割合をもって分割を行いました。
(3) 分割により増加する株式数
株式分割前の発行済株式総数 40,988,732株
今回の分割により増加する株式数 122,966,196株
株式分割後の発行済株式総数 163,954,928株
株式分割後の発行可能株式総数 400,000,000株
(4) 分割の日程
基準日公告日 2025年9月12日
基準日 2025年9月30日
効力発生日 2025年10月1日
(5) 1株当たり情報に及ぼす影響
1株当たり情報に及ぼす影響については、サマリー情報に記載しています。
(6) その他
今回の株式分割に際して、資本金の額に変更はありません。
2 定款の一部変更
(1) 変更の理由
上記の株式分割に伴い、会社法第184条第2項の規定に基づき、2025年10月1日を効力発生日として、当社定款の一部を変更しました。
(2) 定款変更の内容
変更の内容は以下のとおりです。
(下線は変更部分を示します。)
(3) 変更の日程
定款一部変更の効力発生日 2025年10月1日
3.その他
生産、受注及び販売の実績
当中間連結会計期間における生産実績は、以下のとおりです。
(注) セグメント間の取引は、相殺消去しています。
当中間連結会計期間における受注実績は、以下のとおりです。
(注) セグメント間の取引は、相殺消去しています。
(3) 販売実績
当中間連結会計期間における販売実績は、以下のとおりです。
(注) セグメント間の取引は、相殺消去しています。