○添付資料の目次

 

1.経営成績等の概況 ………………………………………………………………………………………………2

(1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………………2

(2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………………3

(3)研究開発活動 ………………………………………………………………………………………………3

(4)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………………3

2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………………4

(1)四半期連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………………4

(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ………………………………………………6

(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………8

(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………………8

(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………………8

(会計方針の変更) ……………………………………………………………………………………………8

(四半期連結損益計算書関係) ………………………………………………………………………………8

(四半期連結キャッシュ・フロー計算書関係) ……………………………………………………………8

(セグメント情報等) …………………………………………………………………………………………9

 

 

1.経営成績等の概況

(1)経営成績に関する説明

(ア)当第3四半期連結累計期間の概況

当第3四半期連結累計期間(2025年1月1日から2025年9月30日まで)の世界経済は、米国の関税政策による影響が懸念されましたが、企業のコストダウンと慎重な価格転嫁により急激な悪化は抑制され、底堅く推移しました。そのような中、米国の成長ペースは減速し、中国はデフレ圧力が継続し、欧州は低成長となりました。また、わが国経済は、物価高が継続したものの、雇用環境の改善、インバウンド需要の回復、株価上昇等により、緩やかに景気は持ち直しました。

このような状況下、当社グループは、拡販活動やコスト削減に注力するとともに、製造設備の増強、研究開発力の強化、海外拠点の設立など、今後の成長に寄与する投資を進めてまいりました。その結果、売上高は1,198億6千3百万円(前年同期比2.8%減収)、営業利益は106億7百万円(前年同期比1.4%減益)、経常利益は111億4千9百万円(前年同期比8.2%減益)、親会社株主に帰属する四半期純利益は80億2百万円(前年同期比23.8%減益)となりました。

 

(イ)セグメント別の業績

①基幹化学品事業

電解製品は、販売数量が減少し、減収となりました。アクリルモノマーは、一部製品の販売数量減少と原料価格安に連動した販売価格低下が影響し、減収となりました。工業用ガスは、製造関連会社のトラブルによる稼働停止により販売数量が減少し、減収となりました。これらの結果、当セグメントの売上高は533億3千9百万円(前年同期比8.2%減収)となりました。

営業利益は、全般的に販売数量が減少したものの固定費の削減により、67億3千万円(前年同期比9.0%増益)となりました。

②ポリマー・オリゴマー事業

アクリルポリマーは、車載用部品向けの販売数量が減少し、減収となりました。アクリルオリゴマーは、販売価格改定により、増収となりました。高分子凝集剤は、海外向けの販売数量増加と販売価格改定により、増収となりました。これらの結果、当セグメントの売上高は266億2百万円(前年同期比2.2%増収)となりました。

営業利益は、原材料価格の上昇や固定費の増加により、22億9百万円(前年同期比30.7%減益)となりました。

③接着材料事業

家庭用は、米国での合弁解消による体制変更の影響と中国等における販売数量の増加により、増収となりました。機能性接着剤は、車載用部品向けの販売数量は堅調でしたが、スマートフォン用部品向けの販売数量が減少し、減収となりました。これらの結果、当セグメントの売上高は100億5千1百万円(前年同期比0.2%増収)となりました。

営業利益は、米国での体制変更に関わる固定費の増加により、2億1千6百万円(前年同期比42.0%減益)となりました。

④高機能材料事業

高純度無機化学品は、AI向け半導体の旺盛な需要が継続しましたが、その他の需要回復が遅れたことにより販売数量が減少し、減収となりました。無機機能材料は、無機抗菌剤の輸出が減少したことにより、減収となりました。これらの結果、当セグメントの売上高は74億3千2百万円(前年同期比2.7%減収)となりました。

営業利益は、高純度無機化学品の販売数量の減少により、7億4千1百万円(前年同期比21.4%減益)となりました。

 

⑤樹脂加工製品事業

環境インフラシステム(旧 管工機材製品)は、下水道関連向けの販売数量の増加により、増収となりました。ライフサポートは、介護製品の需要低迷により販売数量が減少し、減収となりました。エコマテリアル(旧 エラストマーコンパウンド)は、タイの拠点での販売数量の増加により、増収となりました。これらの結果、当セグメントの売上高は206億9千5百万円(前年同期比2.9%増収)となりました。

営業利益は、環境インフラシステムのインフラ老朽化対策向け製品の増販とライフサポートの採算是正およびエコマテリアルのタイでの増販が寄与し、19億7千5百万円(前年同期比90.0%増益)となりました。

⑥その他の事業

新規製品の研究開発事業、輸送事業、商社事業などにより構成されている当セグメントは、商社事業などが増収となり、売上高は17億4千3百万円(前年同期比19.6%増収)となりました。

営業損益は、川崎フロンティエンスR&Dセンター等の費用増加により、12億6千9百万円の損失(前年同期比31.6%減益)となりました。

 

(2)財政状態に関する説明

資産合計は、建設仮勘定の増加により有形固定資産の「その他(純額)」が増加したものの、「現金及び預金」などの流動資産が減少したため、前連結会計年度末に比べ20億4千7百万円、0.7%減少し、2,759億7千2百万円となりました。

負債合計は、新規社債の発行により固定負債の「社債」が増加したため、前連結会計年度末に比べ22億7千万円、3.5%増加し、666億2千2百万円となりました。

純資産合計は、自己株式の取得により「自己株式」が増加したため、前連結会計年度末に比べ43億1千8百万円、2.0%減少し、2,093億4千9百万円となり、自己資本比率は75.5%となりました。

 

(3)研究開発活動

当第3四半期連結累計期間における当社グループの研究開発費の総額は50億1千3百万円であります。

なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

(4)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明

文中の将来に関する事項は、本資料の発表日現在において、当社グループが判断したものです。

当第3四半期連結累計期間は、全般的に出荷数量減となりましたが、コストダウンや販売価格改定などにより、利益確保に努めました。第4四半期以降の経済動向は、米国の関税政策の影響、地政学的リスク、各国の金融政策の動向なども含め、先行きは不透明です。

このような環境のもと、将来の業績を高い精度で算定することは困難なことから、現在発生している様々な出来事がこれ以上大きくならないとの前提に立ち、7月31日に発表いたしました2025年通期の連結業績予想は据え置くことといたします。なお、業績予想の変更が必要と判断した場合には、速やかに開示いたします。

 

 

2.四半期連結財務諸表及び主な注記

(1)四半期連結貸借対照表

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

(2024年12月31日)

当第3四半期連結会計期間

(2025年9月30日)

資産の部

 

 

 

流動資産

 

 

 

 

現金及び預金

30,821

20,317

 

 

受取手形及び売掛金

42,359

37,032

 

 

電子記録債権

9,860

10,298

 

 

有価証券

11,000

6,000

 

 

棚卸資産

24,734

25,864

 

 

その他

4,026

3,954

 

 

貸倒引当金

△52

△48

 

 

流動資産合計

122,750

103,419

 

固定資産

 

 

 

 

有形固定資産

 

 

 

 

 

建物及び構築物(純額)

39,664

40,781

 

 

 

機械装置及び運搬具(純額)

23,486

23,059

 

 

 

土地

30,445

33,121

 

 

 

その他(純額)

18,254

26,398

 

 

 

有形固定資産合計

111,851

123,361

 

 

無形固定資産

1,666

4,740

 

 

投資その他の資産

 

 

 

 

 

投資有価証券

34,023

36,794

 

 

 

退職給付に係る資産

5,014

5,063

 

 

 

その他

2,720

2,634

 

 

 

貸倒引当金

△6

△41

 

 

 

投資その他の資産合計

41,751

44,450

 

 

固定資産合計

155,270

172,552

 

資産合計

278,020

275,972

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

(2024年12月31日)

当第3四半期連結会計期間

(2025年9月30日)

負債の部

 

 

 

流動負債

 

 

 

 

支払手形及び買掛金

18,740

16,167

 

 

短期借入金

6,209

2,465

 

 

未払法人税等

2,762

570

 

 

賞与引当金

11

772

 

 

製品回収引当金

154

136

 

 

その他

20,874

16,365

 

 

流動負債合計

48,753

36,477

 

固定負債

 

 

 

 

社債

10,000

 

 

長期借入金

4,834

8,240

 

 

退職給付に係る負債

122

134

 

 

株式給付引当金

284

403

 

 

その他

10,357

11,366

 

 

固定負債合計

15,598

30,145

 

負債合計

64,352

66,622

純資産の部

 

 

 

株主資本

 

 

 

 

資本金

20,886

20,886

 

 

資本剰余金

14,166

14,166

 

 

利益剰余金

157,874

158,932

 

 

自己株式

△1,375

△8,259

 

 

株主資本合計

191,551

185,726

 

その他の包括利益累計額

 

 

 

 

その他有価証券評価差額金

14,537

16,337

 

 

為替換算調整勘定

5,260

5,042

 

 

退職給付に係る調整累計額

1,236

1,131

 

 

その他の包括利益累計額合計

21,034

22,511

 

非支配株主持分

1,082

1,112

 

純資産合計

213,668

209,349

負債純資産合計

278,020

275,972

 

 

 

(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書

四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前第3四半期連結累計期間

(自 2024年1月1日

 至 2024年9月30日)

当第3四半期連結累計期間

(自 2025年1月1日

 至 2025年9月30日)

売上高

123,363

119,863

売上原価

89,311

85,271

売上総利益

34,052

34,591

販売費及び一般管理費

23,289

23,984

営業利益

10,762

10,607

営業外収益

 

 

 

受取利息

279

179

 

受取配当金

934

793

 

持分法による投資利益

138

73

 

固定資産賃貸料

76

17

 

為替差益

256

 

その他

91

158

 

営業外収益合計

1,776

1,221

営業外費用

 

 

 

支払利息

111

158

 

環境整備費

146

199

 

為替差損

170

 

投資事業組合運用損

101

51

 

遊休設備費

8

5

 

その他

28

93

 

営業外費用合計

396

678

経常利益

12,142

11,149

特別利益

 

 

 

固定資産売却益

8

 

投資有価証券売却益

3,360

1,477

 

補助金収入

71

47

 

特別利益合計

3,441

1,524

特別損失

 

 

 

固定資産処分損

971

1,322

 

投資有価証券評価損

182

 

災害による損失

※1 75

※1 58

 

圧縮未決算特別勘定繰入額

40

 

特別損失合計

1,047

1,604

税金等調整前四半期純利益

14,536

11,069

法人税等

3,948

3,007

四半期純利益

10,587

8,062

非支配株主に帰属する四半期純利益

80

59

親会社株主に帰属する四半期純利益

10,506

8,002

 

 

 

四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前第3四半期連結累計期間

(自 2024年1月1日

 至 2024年9月30日)

当第3四半期連結累計期間

(自 2025年1月1日

 至 2025年9月30日)

四半期純利益

10,587

8,062

その他の包括利益

 

 

 

その他有価証券評価差額金

362

1,804

 

為替換算調整勘定

140

△211

 

退職給付に係る調整額

△25

△105

 

その他の包括利益合計

476

1,487

四半期包括利益

11,064

9,549

(内訳)

 

 

 

親会社株主に係る四半期包括利益

10,991

9,479

 

非支配株主に係る四半期包括利益

73

69

 

 

 

(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項

(継続企業の前提に関する注記)

該当事項はありません。

 

(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)

当社は、2025年2月13日開催の取締役会決議に基づく自己株式4,825,200株の取得などを行いました。この結果、当第3四半期連結累計期間にて自己株式が6,883百万円増加し、当第3四半期連結会計期間末において自己株式が8,259百万円となっております。

 

(会計方針の変更)

(法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準等の適用)

「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」(企業会計基準第27号 2022年10月28日。以下「2022年改正会計基準」という。)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しております。
 法人税等の計上区分(その他の包括利益に対する課税)に関する改正については、2022年改正会計基準第20-3項ただし書きに定める経過的な取扱いおよび「税効果会計に係る会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第28号 2022年10月28日。以下「2022年改正適用指針」という。)第65-2項(2)ただし書きに定める経過的な取扱いに従っております。なお、当該会計方針の変更による四半期連結財務諸表への影響はありません。
 また、連結会社間における子会社株式等の売却に伴い生じた売却損益を税務上繰り延べる場合の連結財務諸表における取扱いの見直しに関連する改正については、2022年改正適用指針を第1四半期連結会計期間の期首から適用しております。当該会計方針の変更は、遡及適用され、前年四半期および前連結会計年度については遡及適用後の四半期連結財務諸表および連結財務諸表となっております。なお、当該会計方針の変更による前年四半期の四半期連結財務諸表および前連結会計年度の連結財務諸表への影響はありません。

 

(四半期連結損益計算書関係)

※1 災害による損失

 2024年1月に発生した能登半島地震による損失額であり、内訳は次のとおりであります。

 

前第3四半期連結累計期間

(自  2024年1月1日

  至  2024年9月30日)

当第3四半期連結累計期間

(自  2025年1月1日

  至  2025年9月30日)

原状回復費用等

72

百万円

58

百万円

棚卸資産の滅失損失

2

 

 

 

 

(四半期連結キャッシュ・フロー計算書関係)

当第3四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておりません。なお、第3四半期連結累計期間に係る減価償却費(のれんを除く無形固定資産に係る償却費を含む。)は、次のとおりであります。

 

 

 

 

前第3四半期連結累計期間

(自  2024年1月1日

至  2024年9月30日)

当第3四半期連結累計期間

(自  2025年1月1日

至  2025年9月30日)

減価償却費

7,716

百万円

8,093

百万円

 

 

 

(セグメント情報等)

【セグメント情報】

Ⅰ  前第3四半期連結累計期間(自  2024年1月1日  至  2024年9月30日)

1 報告セグメントごとの売上高および利益または損失の金額に関する情報

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

その他
(注)1

合計

調整額
(注)2

四半期
連結損益
計算書
計上額
(注)3

基幹化学品事業

ポリマー・
オリゴマー
事業

接着材料
事業

高機能
材料事業

樹脂加工
製品事業

売上高

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

外部顧客への売上高

58,092

26,031

10,028

7,641

20,111

121,905

1,457

123,363

123,363

セグメント間の内部
売上高または振替高

2,457

1,171

37

259

655

4,580

1,209

5,790

△5,790

60,550

27,202

10,065

7,901

20,767

126,486

2,667

129,154

△5,790

123,363

セグメント利益

または損失(△)

6,173

3,189

373

943

1,039

11,719

△965

10,754

7

10,762

 

(注) 1 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、新規製品の研究開発事業、輸送事業、商社事業等を含んでおります。

2 セグメント利益または損失の調整額は、主にセグメント間取引消去によるものです。

3 セグメント利益または損失は四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。

 

2 報告セグメントごとの固定資産の減損損失またはのれん等に関する情報

重要性が乏しいため、記載を省略しております。

 

Ⅱ  当第3四半期連結累計期間(自  2025年1月1日  至  2025年9月30日)

1 報告セグメントごとの売上高および利益または損失の金額に関する情報

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

その他
(注)1

合計

調整額
(注)2

四半期
連結損益
計算書
計上額
(注)3

基幹化学品事業

ポリマー・
オリゴマー
事業

接着材料
事業

高機能
材料事業

樹脂加工
製品事業

売上高

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

外部顧客への売上高

53,339

26,602

10,051

7,432

20,695

118,120

1,743

119,863

119,863

セグメント間の内部
売上高または振替高

2,703

1,150

29

330

587

4,801

1,244

6,045

△6,045

56,042

27,753

10,080

7,762

21,282

122,921

2,988

125,909

△6,045

119,863

セグメント利益

または損失(△)

6,730

2,209

216

741

1,975

11,873

△1,269

10,604

2

10,607

 

(注) 1 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、新規製品の研究開発事業、輸送事業、商社事業等を含んでおります。

2 セグメント利益または損失の調整額は、主にセグメント間取引消去によるものです。

3 セグメント利益または損失は四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。

 

2 報告セグメントごとの固定資産の減損損失またはのれん等に関する情報

重要性が乏しいため、記載を省略しております。