○添付資料の目次

 

1.経営成績等の概況 ………………………………………………………………………………………………………

2

(1)当四半期の経営成績の概況 ………………………………………………………………………………………

2

(2)当四半期の財政状態の概況 ………………………………………………………………………………………

3

(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………………………

3

2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………………………

4

(1)四半期連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………………………

4

(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ………………………………………………………

6

(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………………

8

(会計方針の変更に関する注記) …………………………………………………………………………………

8

(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理に関する注記) ………………………………………………

8

(セグメント情報等の注記) ………………………………………………………………………………………

8

(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) …………………………………………………………

9

(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………………………

9

(四半期連結キャッシュ・フロー計算書に関する注記) ………………………………………………………

9

(企業結合等関係に関する注記) …………………………………………………………………………………

9

(その他の事項) ……………………………………………………………………………………………………

9

 

 

 

 

 

1.経営成績等の概況

(1)当四半期の経営成績の概況

 当第3四半期連結累計期間(2025年1月1日から2025年9月30日まで)におけるわが国経済は、個人消費は物価の高止まりの影響を受けながらも持ち直しの動きがみられ、企業収益の改善や所得環境の改善、インバウンド需要の増加などを背景に、緩やかな回復基調が続いております。一方で、海外に目を向けると、地政学的リスクや資源・エネルギー価格の変動への懸念に加え、関税をはじめとする米国政権の政策動向の不確実性など、先行きは依然として不透明な状況が続いております。

 当社グループを取り巻く外部環境といたしましては、国内市場に限定されず、多くの先進諸国で少子高齢化や人口減少といった構造的な問題を抱えていることに加え、デジタル化の進展によって事務用品としての筆記具の需要は縮小傾向にあります。他方、ライフスタイルや価値観の多様化により、お客様が商品に求める役割や体験価値は変化しております。また、インターネットを介した流通の普及は一層進みボーダーレス化が加速したことや新興企業の参入といった背景から、品質・コスト面を中心として業界全体の競争環境は激化しつつあります。さらに、環境問題をはじめとするサステナビリティという共通課題は、今や企業活動の中心的な価値観となり、商品やサービスの提供において不可欠なものとなりました。こうした市場環境の変化に迅速に対応し、お客様の求める価値を具現化し続けていくことがより重要となっております。

 このような経営環境のなか、当社グループは、「書く(かく)、描く(えがく)」を通じた“表現体験そのもの”を創造することで、すべての人が生まれながらにして持つ個性や才能といった「ユニーク」を表現する機会を創り出すことが、お客様への提供価値と捉え、「違いが、美しい。」というコーポレートブランドコンセプト(企業理念)に基づき、活動してまいりました。

 具体的な活動として、表現の場を提供する活動のひとつとして、「自分らしさを描く」をテーマに、オフィシャルパートナー契約を締結している一般社団法人障がい者自立推進機構と第4回アートコンテストを開催いたしました。

また、新開発の水性インクで「すいすい書ける水性ボールペン」の『uniball ZENTO(ユニボール ゼント)』シリーズより、日常を離れた癒やしの時間に寄り添うことをテーマにした「uniball ZENTO スタンダードモデル」、「uniball ZENTO フローモデル」の新色を発売いたしました。さらに、今後のグローバル戦略における新たな拠点として当年1月にインドに設立した連結子会社 UNI LINC INDIA PRIVATE LIMITEDが、9月より生産を開始いたしました。

 

 これらの活動の結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は64,081百万円(前年同期比1.9%増)、営業利益は6,547百万円(前年同期比15.1%減)、経常利益は6,740百万円(前年同期比17.1%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は3,992百万円(前年同期比47.6%減)となりました。

 なお、前連結会計年度末において、企業結合に係る暫定的な会計処理の確定を行っており、前第3四半期連結累計期間に係る各数値について、暫定的な会計処理の確定の内容を反映させております。

 

 セグメント別の業績の概観は次のとおりです。

(筆記具及び筆記具周辺商品事業)

 国内市場においては、新感覚のすいすいとした書き心地を特長とする水性ボールペン「uniball ZENTO(ユニボール ゼント)」が、非常に高い評価を得てヒット商品となっております。また、『クルトガ』シリーズ初の木製グリップ軸である「KURUTOGA Wood(クルトガ ウッド)」や、『LAMY safari(ラミー サファリ)』シリーズに、「JETSTREAM(ジェットストリーム)」のインクを搭載した「LAMY safari JETSTREAM INSIDE(ラミー サファリ ジェットストリーム インサイド)」などの新製品も好調に推移し、国内売上は増収となりました。

 海外市場においては、米国地域は「uniball ZENTO(ユニボール ゼント)」や『POSCA(ポスカ)』が好調に推移し、増収となりました。欧州地域は『POSCA(ポスカ)』を中心とした流通在庫の調整が長引いており、減収となりました。アジア地域では、経済成長減速の影響が出ているものの、『POSCA(ポスカ)』のプロモーション強化や、『LAMY』ブランドの売上伸長などにより、増収となりました。

 化粧品事業および産業資材事業においては、化粧品事業の主力であるアイメイク製品の受注増加など好調に推移し、増収となりました。

 これらの結果、外部顧客への売上高は62,235百万円(前年同期比1.7%増)となりました。

 

(その他の事業)

 粘着テープ事業、手工芸品事業といったその他の事業におきましては、主に粘着テープの食品向けや衛生用品向けの売上が好調に推移いたしました。

 これらの結果、外部顧客への売上高は1,845百万円(前年同期比6.7%増)となりました。

 

(2)当四半期の財政状態の概況

資産、負債及び純資産に関する分析

 当第3四半期連結会計期間末の資産は、主に投資有価証券が増加したものの、現金及び預金や受取手形及び売掛金が減少したことにより、前連結会計年度末に比べて4,352百万円減少し172,528百万円となりました。

 負債は、主に支払手形及び買掛金や未払法人税等が減少したことにより、前連結会計年度末に比べて7,285百万円減少し38,887百万円となりました。

 純資産は、主に自己株式の取得により自己株式が増加したものの、その他有価証券評価差額金が増加したことにより、前連結会計年度末に比べて2,932百万円増加し133,641百万円となりました。

 

(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明

 2025年7月31日に公表いたしました連結業績予想に変更はありません。

 

2.四半期連結財務諸表及び主な注記

(1)四半期連結貸借対照表

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(2024年12月31日)

当第3四半期連結会計期間

(2025年9月30日)

資産の部

 

 

流動資産

 

 

現金及び預金

41,349

32,382

受取手形及び売掛金

19,586

16,906

棚卸資産

30,430

32,075

その他

4,072

3,922

貸倒引当金

△234

△373

流動資産合計

95,205

84,913

固定資産

 

 

有形固定資産

 

 

建物及び構築物(純額)

15,117

15,694

その他(純額)

16,699

16,822

有形固定資産合計

31,817

32,517

無形固定資産

 

 

のれん

5,739

5,666

商標権

5,267

5,354

その他

1,184

1,259

無形固定資産合計

12,190

12,280

投資その他の資産

 

 

投資有価証券

26,130

31,171

投資不動産(純額)

5,917

5,846

その他

5,703

5,884

貸倒引当金

△83

△83

投資その他の資産合計

37,668

42,818

固定資産合計

81,676

87,615

資産合計

176,881

172,528

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(2024年12月31日)

当第3四半期連結会計期間

(2025年9月30日)

負債の部

 

 

流動負債

 

 

支払手形及び買掛金

10,014

5,968

短期借入金

1,736

1,731

未払法人税等

2,849

673

賞与引当金

723

1,332

その他

9,071

7,316

流動負債合計

24,396

17,023

固定負債

 

 

長期借入金

9,887

8,596

退職給付に係る負債

2,951

3,079

役員退職慰労引当金

59

67

その他

8,878

10,120

固定負債合計

21,776

21,864

負債合計

46,173

38,887

純資産の部

 

 

株主資本

 

 

資本金

4,497

4,497

資本剰余金

3,964

4,809

利益剰余金

104,604

104,278

自己株式

△5,156

△6,002

株主資本合計

107,909

107,582

その他の包括利益累計額

 

 

その他有価証券評価差額金

12,522

15,580

為替換算調整勘定

6,689

7,588

退職給付に係る調整累計額

1,236

1,135

その他の包括利益累計額合計

20,448

24,304

非支配株主持分

2,351

1,754

純資産合計

130,708

133,641

負債純資産合計

176,881

172,528

 

(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書

(四半期連結損益計算書)

(第3四半期連結累計期間)

 

 

(単位:百万円)

 

前第3四半期連結累計期間

(自 2024年1月1日

 至 2024年9月30日)

当第3四半期連結累計期間

(自 2025年1月1日

 至 2025年9月30日)

売上高

62,912

64,081

売上原価

30,160

31,653

売上総利益

32,752

32,427

販売費及び一般管理費

25,040

25,880

営業利益

7,711

6,547

営業外収益

 

 

受取利息

142

73

受取配当金

281

363

受取地代家賃

196

294

受取保険金

28

26

為替差益

110

その他

71

64

営業外収益合計

831

822

営業外費用

 

 

支払利息

57

144

為替差損

171

賃貸費用

155

160

シンジケートローン手数料

115

25

投資事業組合管理費

39

57

その他

47

69

営業外費用合計

414

629

経常利益

8,129

6,740

特別利益

 

 

固定資産売却益

3,624

1

投資有価証券売却益

110

受取補償金

173

関係会社清算益

82

特別利益合計

3,908

84

特別損失

 

 

固定資産除売却損

37

22

工場再編損失

5

店舗閉鎖損失

411

特別損失合計

37

438

税金等調整前四半期純利益

12,000

6,385

法人税等

4,185

2,235

四半期純利益

7,814

4,149

非支配株主に帰属する四半期純利益

189

157

親会社株主に帰属する四半期純利益

7,625

3,992

 

(四半期連結包括利益計算書)

(第3四半期連結累計期間)

 

 

(単位:百万円)

 

前第3四半期連結累計期間

(自 2024年1月1日

 至 2024年9月30日)

当第3四半期連結累計期間

(自 2025年1月1日

 至 2025年9月30日)

四半期純利益

7,814

4,149

その他の包括利益

 

 

その他有価証券評価差額金

2,129

3,057

為替換算調整勘定

97

859

退職給付に係る調整額

△37

△97

その他の包括利益合計

2,189

3,819

四半期包括利益

10,004

7,969

(内訳)

 

 

親会社株主に係る四半期包括利益

9,819

7,852

非支配株主に係る四半期包括利益

184

117

 

(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項

(会計方針の変更に関する注記)

(「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」等の適用)

「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」(企業会計基準第27号 2022年10月28日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しております。なお、四半期連結財務諸表に与える影響はありません。

 

(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理に関する注記)

(税金費用の計算)

 当社の税金費用については、当第3四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会計適用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算する方法によっております。

 

(セグメント情報等の注記)

【セグメント情報】

Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2024年1月1日 至 2024年9月30日)

 

 1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

筆記具及び筆記具周辺商品事業

その他の事業

合計

調整額

(注)1

四半期連結損益計算書計上額(注)2

売上高

 

 

 

 

 

外部顧客への売上高

61,182

1,730

62,912

62,912

セグメント間の内部売上高又は振替高

0

22

22

△22

 計

61,183

1,752

62,935

△22

62,912

セグメント利益

7,550

141

7,691

20

7,711

(注)1.セグメント利益の調整額は、セグメント間取引消去によるものであります。

   2.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整しております。

   3.前連結会計年度末において、企業結合に係る暫定的な会計処理の確定を行っており、前第3四半期連結累計期間に係る各数値について、暫定的な会計処理の確定の内容を反映させております。

 

 2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報

 (のれんの金額の重要な変動)

 筆記具及び筆記具周辺商品事業において、前第1四半期連結会計期間に行われたC. Josef Lamy GmbH、Lamy Vermietungs GmbH 及び、C. Josef Lamy GmbH の子会社3社との企業結合について、暫定的な会計処理を行っておりましたが、前連結会計年度末に確定したため、暫定的に算定されたのれんの金額が11,140百万円から6,011百万円となっております。

 

Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2025年1月1日 至 2025年9月30日)

 

 1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

筆記具及び筆記具周辺商品事業

その他の事業

合計

調整額

(注)1

四半期連結損益計算書計上額(注)2

売上高

 

 

 

 

 

外部顧客への売上高

62,235

1,845

64,081

64,081

セグメント間の内部売上高又は振替高

0

15

15

△15

 計

62,235

1,861

64,097

△15

64,081

セグメント利益

6,399

120

6,520

26

6,547

(注)1.セグメント利益の調整額は、セグメント間取引消去によるものであります。

   2.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整しております。

 

 2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報

該当事項はありません。

 

(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)

該当事項はありません。

 

(継続企業の前提に関する注記)

該当事項はありません。

 

(四半期連結キャッシュ・フロー計算書に関する注記)

当第3四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておりません。なお、第3四半期連結累計期間に係る減価償却費(のれんを除く無形固定資産に係る償却費を含む。)及びのれんの償却額は、次のとおりであります。

また、前連結会計年度末において、企業結合に係る暫定的な会計処理の確定を行っており、前第3四半期連結累計期間に係る各数値について、暫定的な会計処理の確定の内容を反映させております。

 

 前第3四半期連結累計期間

(自 2024年1月1日

  至 2024年9月30日)

 当第3四半期連結累計期間

(自 2025年1月1日

  至 2025年9月30日)

減価償却費

2,892

百万円

3,606

百万円

のれんの償却額

253

 

384

 

 

(企業結合等関係に関する注記)

(企業結合に係る暫定的な処理の確定)

 2024年3月15日(みなし取得日 2024年3月31日)に行われたC. Josef Lamy GmbH、Lamy Vermietungs GmbH 及び、C. Josef Lamy GmbH の子会社3社との企業結合について、前第3四半期連結累計期間において暫定的な会計処理を行っておりましたが、前連結会計年度末に確定しております。

 この暫定的な会計処理の確定に伴い、当第3四半期連結累計期間の四半期連結財務諸表に含まれる比較情報において取得原価の当初配分額に重要な見直しが反映された後の金額により開示しております。

 この結果、前第3四半期連結累計期間の四半期連結損益計算書は、売上原価が251百万円増加、販売費及び一般管理費が80百万円減少し、営業利益、経常利益及び税金等調整前四半期純利益がそれぞれ171百万円減少しております。

 

(その他の事項)

(連結の範囲の重要な変更に関する注記)

 第1四半期連結会計期間において、UNI LINC INDIA PRIVATE LIMITEDを新たに設立したため、連結の範囲に含めております。また、当中間連結会計期間において、上海申楷菱文具有限公司は清算が結了したため、連結の範囲から除外しております。