1.経営成績等の概況 ………………………………………………………………………………………………2
(1)当期の経営成績の概況 ……………………………………………………………………………………2
(2)当期の財政状態の概況 ……………………………………………………………………………………2
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ………………………………………………………………………3
(4)今後の見通し ………………………………………………………………………………………………3
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 ……………………………………………………………………3
3.連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………………………4
(1)連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………………………4
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ………………………………………………………………6
(3)連結株主資本等変動計算書 ………………………………………………………………………………8
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 …………………………………………………………………………9
(5)連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………………10
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………10
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………10
(1株当たり情報) ………………………………………………………………………………………………11
(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………………………11
1.経営成績等の概況
当社グループは、当連結会計年度より連結財務諸表を作成しているため、前連結会計年度及び前連結会計年度末との比較分析は行っておりません。
事業環境と生成AI戦略
当連結会計年度において、国内の情報サービス産業では労働人口減少や業務効率化ニーズを背景にデジタル化推進の需要が旺盛でした。また、生成AIの劇的な進化によりDX(デジタルトランスフォーメーション)、中でも医療DXへの期待が一段と高まり、その推進が喫緊の課題となっております。こうした環境下、当社はクラウドネイティブカンパニーとして「日本のエンタープライズシステムにグローバル品質のクラウドパワーを」をミッションに掲げ、クラウドネイティブな開発力とマネージドサービスを通じて日本のクラウドDXを先導してまいりました。さらに、生成AIの飛躍的進歩を企業成長に活かすべく事業モデル変革に取り組んでおります。その具体策として、エンタープライズ向けAGIプラットフォーム「GaiXer(ガイザー)」の拡販に注力し、自治体や企業への導入実績は120社を超えるまでに拡大しました。併せて、「GaiXer」のRAG性能向上や最新LLMの搭載対応、マルチモーダル対応などプロダクトの質的進化を図り、さらにISMAP-LIU特別措置サービスリストへの登録やLGWAN対応などセキュリティ面の信頼性強化も進めています。こうした取り組みにより、当社はプロダクト中心のビジネスへの転換を加速し、新たな収益基盤の構築を推進しております。
医療DXへの取り組み
上記の事業モデル変革の中で、当連結会計年度は特に医療業界のDX化と生成AI活用事業に注力いたしました。具体的には、生成AIによる医療文書作成で業務時間削減を目指す共同実証実験を行ってきた藤田学園グループと合弁会社を設立し、医療現場向けの生成AIソリューション開発・提供を本格化しました。すでに退院サマリー作成支援システムの開発を完了し、販売実績も出てきております。今後は順次各種サービスを早期リリースして販売拡大していく予定です。中長期的には、こうした医療DX事業を通じて医療従事者の働き方改善に貢献していきたいと考えております。また、医療現場での働き方改善に資するために、AI人材ニーズを的確に捉えながら、業務改善を行えるAI人材の派遣なども検討しているところです。
以上の結果、売上高3,980百万円、売上総利益482百万円、営業損失1,729百万円、経常損失1,719百万円、親会社株主に帰属する当期純損失2,117百万円となりました。
当連結会計年度末における総資産は4,493百万円となりました。主な内訳は、現金及び預金が3,088百万円、売掛金及び契約資産が767百万円、敷金が283百万円となっております。
(負債)
当連結会計年度末における負債は685百万円となりました。主な内訳は、買掛金が291百万円、未払金が181百万円、賞与引当金が109百万円となっております。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産は3,807百万円となりました。主な内訳は、資本金が1,214百万円、資本剰余金が1,179百万円、利益剰余金が1,365百万円となっております。
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、3,085百万円となりました。当連結会計年度末における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度の営業活動の結果、支出した資金は1,047百万円となりました。これは主に、売上債権の減少額が440百万円、減損損失が335百万円、法人税等の還付額が259百万円、未払金の増加額が109百万円あった一方で、税金等調整前当期純損失が2,055百万円あったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度の投資活動の結果、支出した資金は65百万円となりました。これは主に、投資有価証券の取得による支出が53百万円、有形固定資産の取得による支出が30百万円あったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度の財務活動の結果、獲得した資金は43百万円となりました。これは主に、非支配株主からの払込みによる収入が49百万円あったことによるものであります。
当社が事業を展開する情報サービス産業、またはクラウドサービス市場は、テクノロジーの提供による業務効率化などに対する企業のニーズは引き続き旺盛である中、生成AI技術を活用した新しい市場拡大が予想されています。
このような中、既存事業の成長と共に、エンタープライズ向け生成型AI「GaiXer」の販売を引き続き進め、社会に対しての価値提供を行いながら事業構造の変革を推進してまいりました。
今後も引き続き急速に進化する生成AI技術を的確に捉え、医療DX分野への実装を推進し、若い力と新たな技術によって、今までにない開発を通じてお客様の満足度を当社の成長と信頼としていく所存でございます。
なお、2025年10月10日付け適時開示の通り、業績予想に大きな影響を与える買収交渉を行っているため、今回の決算発表における業績予想は非開示とさせていただきます。
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社は、企業間の比較可能性を考慮し、当面は日本基準で財務諸表を作成する方針であります。
なお、IFRS(国際財務報告基準)の適用については、国内外の諸情勢を考慮の上、適切に対応していく方針であります。
3.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結貸借対照表
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
連結損益計算書
連結包括利益計算書
(3)連結株主資本等変動計算書
当連結会計年度(自 2024年9月1日 至 2025年8月31日)
(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(5)連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報等)
当社グループは、クラウドサービス事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。
(1株当たり情報)
(注) 1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式は存在するものの、1株当たり当期純損失であるため記載しておりません。
2.1株当たり当期純損失の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
3.1株当たり純資産額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
(重要な後発事象)
該当事項はありません。