1.経営成績等の概況 ………………………………………………………………………………………………2
(1)当期の経営成績の概況 ……………………………………………………………………………………2
(2)当期の財政状態の概況 ……………………………………………………………………………………3
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ………………………………………………………………………3
(4)今後の見通し ………………………………………………………………………………………………3
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 ……………………………………………………………………3
3.連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………………………4
(1)連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………………………4
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ………………………………………………………………6
連結損益計算書 …………………………………………………………………………………………………6
連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………………………………7
(3)連結株主資本等変動計算書 ………………………………………………………………………………8
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 …………………………………………………………………………9
(5)連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………………10
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………10
(会計方針の変更に関する注記) ………………………………………………………………………………10
(連結の範囲の重要な変更) ……………………………………………………………………………………10
(表示方法の変更) ………………………………………………………………………………………………10
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………11
(1株当たり情報) ………………………………………………………………………………………………12
(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………………………13
1.経営成績等の概況
当連結会計年度におけるわが国経済は、緩やかな回復が継続しているものの、不安定な海外情勢や為替動向を背景とした物価上昇、米国の追加関税措置による国内経済への影響について、引き続き注視する必要があります。加えて、原材料やエネルギー価格の高騰、人件費の上昇により企業のコスト負担が増しており、依然として先行きは不透明な状況が続いております。
当社が展開する事業を取り巻く環境としましては、少子高齢化の進行等に伴う生産年齢人口の減少により、企業における人材確保の難しさが一層深刻化しております。帝国データバンクの「人手不足倒産の動向調査(2025年上半期)」 では、従業員の退職や採用難、人件費高騰などを原因とする人手不足倒産が上半期として過去最多を更新しました。こうした状況下、人手不足解消に向けた業務効率化手段として注目される生成AIの活用を推進している企業は、東京商工リサーチの「2025年『生成AIに関するアンケート』調査」によれば25.2%にとどまっており、専門人材の不足が導入の壁となっています。このような背景から、限られた労働力を補うための省力化・効率化の取り組みは、今後さらに重要性を増すと考えられます。
このような環境のもと、バックオフィス業務などを国内外から参画するリモートワーカーがオンラインで代行するアシスタントサービス「CASTER BIZ」シリーズ等の提供に加え、業務効率を向上させるSaaSベンダーやBPOベンダーとのアライアンスにより、人手不足に悩む企業へ「解決策と人材」を提供することや、技術面や生産性向上を支援するBPaaSの取り組みに加え、クライアント企業への生成AI導入支援を進めるなど、人手不足への解決策を提供しております。2025年8月末時点のサービス導入企業数累計は約5,800社(当社単体)、従業員数は781人(当社単体、臨時従業員含む)となりました。
また、2025年4月にシステム開発を行う拠点としてベトナムにCASTER TECH VIETNAM CO., LTD.を設立し、高度な専門性を有するエンジニアの採用・育成を通じた技術基盤の強化を図り、持続的な事業成長を支える開発体制の構築を進めてまいります。
以上の結果、当連結会計年度における経営成績は、売上高4,588,129千円(前期比3.3%増)、営業損失382,982千円(前期は営業損失151,258千円)、経常損失386,366千円(前期は経常損失158,955千円)、親会社株主に帰属する当期純損失393,260千円(前期は親会社株主に帰属する当期純損失217,905千円)となりました。
セグメントごとの業績は次のとおりであります。
なお、当連結会計年度より、従来「WaaS事業」としていた報告セグメントの名称を「BPaaS事業」に変更しております。当該変更は名称変更のみであり、セグメント情報に与える影響はありません。
(BPaaS事業)
BPaaS事業は、経理・労務・マイクロロット領域の好調な推移が寄与した一方、その他の領域が伸び悩み、事業全体では横ばいに推移しております。費用については、販管費抑制に加え、広告アロケーション調整によりCAC(顧客獲得単価)効率化は順調に推移しましたが、上期における専門領域サービス運営に向けた人材獲得等の先行投資負担を吸収しきれず、前期比では減益となりました。
以上の結果、売上高3,571,367千円(前期比0.7%減)、セグメント利益(営業利益)628,213千円(前期比26.3%減)となりました。
(その他事業)
その他事業は、子会社及び新規事業の売上計上が今期より始まったことから増収となりました。費用については、子会社を含めた事業ポートフォリオ及びグループ管理の最適化が進み、赤字幅は縮小しました。
以上の結果、売上高1,016,761千円(前期比20.6%増)、セグメント損失(営業損失)146,020千円(前期はセグメント損失270,000千円)となりました。
(資産)
当連結会計年度末における資産合計は、前連結会計年度末に比べ582,969千円減少の1,872,251千円となりました。これは主に現金及び預金が452,839千円、売掛金及び契約資産が56,332千円、のれんが53,879千円減少したことによるものです。
(負債)
当連結会計年度末における負債合計は、前連結会計年度末に比べ189,739千円減少の1,162,330千円となりました。これは主に短期借入金が30,000千円、未払金が66,645千円、未払法人税等が17,141千円、未払消費税等が31,145千円、長期借入金が37,568千円減少したことによるものです。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産合計は、前連結会計年度末に比べ393,229千円減少の709,921千円となりました。これは主に親会社株主に帰属する当期純損失の計上393,260千円によるものです。
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)の残高は、1,184,046千円となり、前連結会計年度末に比べ422,839千円の減少となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金の減少は、371,910千円(前連結会計年度は153,599千円の支出)となりました。これは主に、売上債権及び契約資産の減少56,332千円、のれん償却額53,879千円、その他の流動資産の減少額15,505千円があったものの、税金等調整前当期純損失388,371千円、未払金の減少額66,645千円、未払消費税等の減少額31,145千円があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金の増加は、18,439千円(前連結会計年度は296,730千円の支出)となりました。これは主に、定期預金の払戻による収入30,000千円、有形固定資産の取得による支出2,202千円、無形固定資産の取得による支出7,818千円があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金の減少は、69,477千円(前連結会計年度は570,925千円の収入)となりました。これは主に、短期借入金の純減額30,000千円、長期借入金の返済による支出37,211千円があったことによるものであります。
当社グループは、2026年8月期より2028年8月期を最終年度とする中期経営計画を策定しております。本計画における成長戦略を着実に推進することで、収益性を高めながら経営基盤を固め、更なる成長を目指してまいります。
詳細につきましては、本日公表しております「中期経営計画(事業計画及び成長可能性に関する事項)」をご参照下さい。
以上を踏まえ、2026年8月期の連結業績予想につきましては、売上高5,231百万円、営業利益10百万円、経常利益1百万円、親会社株主に帰属する当期純損失26百万円を見込んでおります。
また、上記の連結業績予想は本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社は、国内の同業他社との比較可能性を確保するため、会計基準につきましては日本基準を適用しております。
3.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結貸借対照表
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
連結損益計算書
連結包括利益計算書
(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 2023年9月1日 至 2024年8月31日)
当連結会計年度(自 2024年9月1日 至 2025年8月31日)
(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(5)連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(会計方針の変更に関する注記)
(「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」等の適用)
「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」(企業会計基準第27号 2022年10月28日)、「包括利益の表示に関する会計基準」(企業会計基準第25号 2022年10月28日)及び「税効果会計に係る会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第28号 2022年10月28日)を当連結会計年度の期首から適用しております。これによる連結財務諸表への影響はありません。
(連結の範囲の重要な変更)
当連結会計年度において、2024年9月2日付で株式会社LUVO、2025年4月8日付でCASTER TECH VIETNAM CO., LTD.を新規設立したことに伴い、連結の範囲に含めております。
なお、株式会社LUVOは2025年9月1日付で、株式会社キャスターテックジャパンに商号変更しております。
(表示方法の変更)
(連結貸借対照表関係)
前連結会計年度において、「流動資産」に表示しておりました「売掛金」及び「契約資産」は、明遼性を高めるため当連結会計年度より、「売掛金及び契約資産」に科目名を変更しております。この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の連結財務諸表の組み替えを行っています。
この結果、前連結会計年度の連結貸借対照表において、「流動資産」の「売掛金」に表示していた351,545千円、「契約資産」に表示していた363千円は、「売掛金及び契約資産」351,908千円として組み替えています。
(連結キャッシュ・フロー計算書関係)
前連結会計年度において、「営業活動によるキャッシュ・フロー」の「売上債権の増減額(△は増加)」及び「その他の流動資産の増減額(△は増加)」に含めておりました「契約資産の増減額(△は増加)」は、明瞭性を高めるため当連結会計年度より、「売上債権及び契約資産の増減額(△は増加)」として表示しております。この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の連結財務諸表の組み替えを行っております。
この結果、前連結会計年度の連結キャッシュ・フロー計算書において、「営業活動によるキャッシュ・フロー」の「売上債権の増減額(△は増加)」に表示していた△72,584千円、「その他の流動資産の増減額(△は増加)」に表示していた△8,508千円は、「売上債権及び契約資産の増減額(△は増加)」△72,619千円、「その他の流動資産の増減額(△は増加)」△8,473千円として組み替えております。
前連結会計年度において、「営業活動によるキャッシュ・フロー」の小計欄以下の「法人税等の支払額」に含めておりました「法人税等の還付額」は、重要性が増したため、当連結会計年度より独立掲記することとしております。この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の連結財務諸表の組み替えを行っております。
この結果、前連結会計年度の連結キャッシュ・フロー計算書において、「営業活動によるキャッシュ・フロー」の「法人税等の支払額」に含めておりました2千円は、「法人税等の還付額」として組み替えております。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。当社グループは、「BPaaS事業」、「その他事業」の2つを報告セグメントとしております。
「BPaaS事業」はCASTER BIZシリーズを中心としたバックオフィス業務の代行サービスを行い、「その他事業」は人材派遣・紹介、EC事業者向けのコンサルティングサービス提供に加え、生成AIを活用した業務効率化ツールの開発・提供や企業のAI導入、社内業務の自動化支援といったソリューションも展開しております。
なお、当連結会計年度より、従来「WaaS事業」としていた報告セグメントの名称を「BPaaS事業」に変更しております。当該変更は報告セグメントの名称変更のみであり、セグメント情報に与える影響はありません。
これに伴い、前連結会計年度のセグメント情報は、変更後のセグメント名称で記載しております。
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、連結財務諸表を作成するために採用される会計方針に準拠した方法であります。報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。
前連結会計年度(自 2023年9月1日 至 2024年8月31日)
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(注) 1.セグメント利益又は損失(△)の調整額△733,529千円は、各報告セグメントに配分していない全社費用であり、主に報告セグメントに帰属しない管理部門に係る経費であります。
2.セグメント利益又は損失(△)は、連結損益計算書の営業損失(△)と調整を行っております。
3.セグメント資産及びセグメント負債は、経営資源の配分の決定及び業績を評価するための検討対象となっていないため記載しておりません。
当連結会計年度(自 2024年9月1日 至 2025年8月31日)
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(注) 1.セグメント利益又は損失(△)の調整額△865,174千円は、各報告セグメントに配分していない全社費用△865,489千円が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない管理部門に係る経費であります。
2.セグメント利益又は損失(△)は、連結損益計算書の営業損失(△)と調整を行っております。
3.セグメント資産及びセグメント負債は、経営資源の配分の決定及び業績を評価するための検討対象となっていないため記載しておりません。
(1株当たり情報)
(注) 1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式は存在するものの、1株当たり当期純損失であるため記載しておりません。
2.1株当たり当期純損失の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
(重要な後発事象)
(セグメント区分の変更)
当連結会計年度において、報告セグメントは「BPaaS事業」、「その他事業」の2区分としていましたが、翌連結会計年度より、「BPaaS事業」、「HR事業」、「AI Tech事業」の3区分に変更することとしました。
この変更は、当社グループの事業ポートフォリオを現在の戦略上の役割と立場に基づき再定義し、各事業セグメント間の相互関係を明確にすることを目的としております。 具体的には、収益基盤である「BPaaS事業」及び「HR事業」と、成長投資領域である「AI Tech事業」にセグメントを再編し、「BPaaS事業」と「HR事業」で創出した利益を「AI Tech事業」へ戦略的に投資する体制を構築してまいります。
また、この変更に伴い、従来「BPaaS事業」に区分していたMy Assistantを成長投資領域の事業と位置づけ、「AI Tech事業」に移管しております。
なお、変更後の報告セグメントの区分によった場合の当連結会計年度の報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報は、以下のとおりであります。
当連結会計年度(自 2024年9月1日 至 2025年8月31日)
(注) 1.セグメント利益又は損失(△)の調整額△865,174千円は、各報告セグメントに配分していない全社費用△865,489千円が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない管理部門に係る経費であります。
2.セグメント利益又は損失(△)は、連結損益計算書の営業損失(△)と調整を行っております。
3.セグメント資産及びセグメント負債は、経営資源の配分の決定及び業績を評価するための検討対象となっていないため記載しておりません。