○添付資料の目次

 

1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………………………

2

(1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………………………

2

(2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………………………

3

(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………………………

4

2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………………………

5

(1)四半期連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………………………

5

(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ………………………………………………………

6

四半期連結損益計算書 ……………………………………………………………………………………………

6

四半期連結包括利益計算書 ………………………………………………………………………………………

7

(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………………

8

(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………………………

8

(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) …………………………………………………………

8

(四半期連結キャッシュ・フロー計算書に関する注記) ………………………………………………………

8

(セグメント情報等の注記) ………………………………………………………………………………………

8

(重要な後発事象) …………………………………………………………………………………………………

9

 

 

 

1.当四半期決算に関する定性的情報

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)経営成績に関する説明

 当第1四半期連結累計期間における我が国の経済状況は、雇用や所得環境の改善を背景に、各種政策の効果も相まって緩やかな回復基調を維持しています。しかしながら、物価上昇が続く中で消費者心理の弱まりが懸念されているほか、中東地域の地政学的リスクやアメリカの通商政策の動向など、世界経済の不透明感が増しております。また、エネルギー価格の変動や金融市場の動揺なども続いており、経済見通しについては不確実な状況が継続しております。

 その一方で、情報サービス業界では、技術革新のスピードが急激に加速しており、少子高齢化や生産年齢人口の減少を背景に、DX(デジタルトランスフォーメーション)への投資が拡大しています。特にAI市場では、OpenAI社の「ChatGPT」のリリースを契機に、AIトランスフォーメーション(以下、「AIX」)への注目が一段と高まりつつあり、LLM(大規模言語モデル)を含むAI技術の競争は世界規模で激化する中で、各国での政策的支援や企業の研究開発投資が増加しています。生成AI等の進化により、クリエイティブ分野や医療、金融など、多岐にわたる産業で新たな活用事例・ユースケースが生まれており、AI関連の法規制や倫理的課題にも注目が集まっています。なお、当社グループでは、AIXを「AIを社会に浸透させることで、その力を通じて既存の業務プロセスやビジネスモデル等を含め、社会全体に抜本的な変革を起こすこと」と定義しています。

 SaaS市場においても、導入の需要のみならず、「ニーズの多様化に伴うSaaS間連携」「統合管理の複雑化によるセキュリティ要件の高度化」等に関する需要拡大が引き続き見込まれております。また、企業が複数のSaaSを組み合わせた「ベストオブブリード型」のIT戦略を採用するケースが増えており、「AIエージェント」の機運も高まる中で、業務効率化に留まらない、業務プロセス最適化や高度なデータ連携・分析等に関する需要も拡大していくと思われます。そして、セキュリティ市場においても、サプライチェーンを狙ったサイバー攻撃や一般企業・病院等を狙うランサムウェア被害(身代金要求型ウイルス)が増加しているほか、企業によるクラウドサービスの利用やDX化の推進等により、セキュリティ対策やセキュリティ人材の育成が求められております。

 このような環境の中で、当社グループは、HEROZ3.0として「AI BPaaS」を掲げ、単なるSaaSツール提供会社にとどまらず、生成AI等を駆使し、大幅に自動化されたWorkというかたちで価値提供を行い、社会全体にAIXを起こしていくことを目指しております。特に、2026年4月期は、よりAIエージェント・AI BPaaSに基づく事業成長施策を強化しており、従来の特化型エージェント・ワークフロー補助型エージェントなどからさらに進化した、「Meta Agent」(課題分解、ゴール設定、解決策探索・実行までを完全自律的に遂行し、業務全体を再構築できる自律型AIエージェント)の実現を目指し、「AI Agent2.0」として社会全体への価値提供・事業成長に繋げてまいりたいと考えております。

 

 セグメント別の経営成績の概況は、以下の通りです。なお、当第1四半期連結会計期間より、「AI/DX事業」のセグメントについて、名称を「AIX事業」に変更しております。

(AIX事業)

 AIX事業は、当社グループに蓄積されたAI・SaaS関連技術・ノウハウ・データ等を活用し、AI関連ソリューションの提供や、AIを活用したSaaS導入支援・SaaS間連携開発等を提供することにより各企業・業界のAIX推進を目指すセグメントとなります。当セグメントは、「BtoCサービス」と「BtoBサービス」に分類されます。

 当第1四半期連結累計期間は、BtoC領域において将棋への注目度向上が続いたことや、イベント実施、BtoB領域における稼働プロジェクト数の増加等の効果により、安定した収益を上げました。

 BtoC領域については、もともと市場において有している圧倒的なネットワーク外部性に加え、将棋への注目度向上が続いたこともあり、「将棋ウォーズ」「棋神アナリティクス」「棋神ラーニング」ともに安定した収益を上げました。当第1四半期連結会計期間は、棋神戦ヨーロッパ大会や「たんぽぽ杯」等のイベントを実施しており、また、2025年2月にリリースした新サービス「スプリント」の効果等もあって、将棋ウォーズのMAU(Monthly Active User)や対局数は引き続き増加しております。今後も、新規サービスのリリース・機能アップデート・イベント実施などを通じ、ユーザの皆様の満足度向上・将棋人口最大化を追求してまいります。

 また、BtoB領域についても、LLMやAIエージェントに関する投資拡大・注目度向上を受け、稼働プロジェクト数・引き合いの増加等により収益が拡大しております。HEROZのAIソリューション関連事業については、前年同期比で20%弱の成長を達成したほか、「HEROZ ASK」「AIさくらさん」等のリカーリング売上も引き続き増加しており、株式会社ストラテジットが提供する「JOINT iPaaS for SaaS」についても、売上拡大が継続しております。BtoB領域においては、第2四半期以降も見込み案件が多く、引き続き、前期を上回る成長を目指してまいります。

 当セグメントにおいて、LLMの活用・社会実装は事業戦略の中核となるテーマであります。その取り組みとして、2024年5月に本リリースした、エンタープライズ向けAI アシスタントSaaS「HEROZ ASK」について、継続的に機能向上・事業拡大に努めており、前連結会計年度にリリースした「議事録AI」「API連携」等の新機能に加え、7月には、「議事録AI」機能のアップデートや「OCR・画像生成」といった新機能リリース、そして8月には新機能「コードインタープリター」等を発表しました。8月末時点での契約顧客数は約300社に達し、なおも売上・契約企業数ともに増加しており、当社のAI BPaaSの中心となるSaaSとして、今後も機能アップデート・事業拡大に取り組んでまいります。

 

(AI Security事業)

 AI Security事業は、グループ会社であるバリオセキュア株式会社が提供するインターネットセキュリティ関連の事業となります。

 サイバー攻撃やセキュリティ被害の増加、AIエージェントの潮流の高まり等に伴い、セキュリティ関連の需要も拡大する中で、同社は、従来のゲートウェイセキュリティに加え、エンドポイントセキュリティ対策としてサイ

バー攻撃の兆候を検知するVarioマネージドEDR、増加するランサムウェア被害(身代金要求型ウイルス)から企業の情報資産を守るデータバックアップ(VDaP)、社内の通信機器の状況を運用監視し、通信環境を脆弱性から守るマネージドLAN/WIFI等の各種サービスにより、増大する脅威に対して多層防御により安心、安全なビジネス環境の構築を支援して参りました。また、前連結会計年度より、中堅・中小企業向けサイバー攻撃対策として、セキュリティ対策の構築から運用まで、24/365WORKで請け負う「Vario Ultimate ZERO」を提供しております。

 同社は、中期経営方針のもと、「提供サービスの対応領域拡大・競争力強化」「成長セキュリティ市場への参入」「既存販売網と異なる新規営業体制の強化」を掲げ、人材の獲得、サービス企画・事業開発の強化、ソフトウェア開発等の事業投資を行う計画を公表し、実現に向けての取り組みを行っております。

 

(売上原価・販売費及び一般管理費)

 売上原価については、事業・サービス拡大に伴う人材採用強化による人件費等の増加、また昨今の物価高騰に伴う通信費・各種ライセンス費用等の増加により、前年同期比で増加となりました。一方で、販売費及び一般管理費については、前連結会計年度は、新規プロダクト(HEROZ ASK・JOINT)への先行投資等により大幅に増加しましたが、当第1四半期連結累計期間は、全体的に適切なコストコントロールを進めたこと等により、前年同期比で減少となっております。当連結会計年度は、前連結会計年度の各種投資を事業成長へと変換していくフェーズと考えており、今後も、必要な部分への投資は進めつつ、適切なコストコントロールに努め、事業拡大・利益成長を目指してまいります。

 

 以上の結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は1,514,178千円(前年同期比7.9%増)となり、EBITDA(注)228,907千円(前年同期比37.3%増)、営業利益117,912千円(前年同期比58.3%増)、経常利益94,534千円(前年同期比68.6%増)、親会社株主に帰属する四半期純損失は11,499千円(前年同期は45,713千円の損失)となりました。また、主に当社において繰延税金資産の計上が増加したこと等により、法人税等調整額△8,741千円(△は利益)を計上しております。

 なお、当社グループの当第1四半期連結累計期間におけるセグメント別の損益状況については、「2.四半期連結財務諸表及び主な注記 (3)四半期連結財務諸表に関する注記事項(セグメント情報等の注記)」をご参照ください。

(注)EBITDA:営業利益+減価償却費+敷金償却+のれん償却額+株式報酬費用

 

 

(2)財政状態に関する説明

資産、負債及び純資産の状況

(資産の部)

 当第1四半期連結会計期間末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ60,323千円減少し、8,087,345千円となりました。これは主に、現金及び預金の減少323,996千円、預け金の増加209,479千円があったこと等によります。

 

(負債の部)

 当第1四半期連結会計期間末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ118,114千円減少し、2,828,116千円となりました。これは主に、1年内返済長期借入金の減少100,800千円、長期借入金の減少20,066千円があったこと等によります。

 

(純資産の部)

 当第1四半期連結会計期間末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ57,791千円増加し、5,259,228千円となりました。これは主に、非支配株主持分の増加67,266千円があったこと等によります。

 

(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明

 2026年4月期の連結業績予想につきましては、2025年6月13日に公表いたしました連結業績予想の数値から変更はありません。当資料に記載した予想数値は、現時点での入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績等は今後様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。

 

2.四半期連結財務諸表及び主な注記

(1)四半期連結貸借対照表

 

 

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(2025年4月30日)

当第1四半期連結会計期間

(2025年7月31日)

資産の部

 

 

流動資産

 

 

現金及び預金

1,733,938

1,409,942

売掛金及び契約資産

896,138

855,806

棚卸資産

152,783

198,434

預け金

1,410,387

1,619,866

その他

345,610

368,933

流動資産合計

4,538,859

4,452,983

固定資産

 

 

有形固定資産

215,401

212,243

無形固定資産

 

 

のれん

1,896,451

1,872,132

ソフトウエア

474,832

485,713

ソフトウエア仮勘定

201,114

208,358

無形固定資産合計

2,572,398

2,566,203

投資その他の資産

821,009

855,914

固定資産合計

3,608,808

3,634,361

資産合計

8,147,668

8,087,345

負債の部

 

 

流動負債

 

 

買掛金

142,492

142,761

短期借入金

200,000

200,000

1年内返済予定の長期借入金

483,464

382,664

未払法人税等

51,977

45,147

賞与引当金

43,689

56,142

株主優待引当金

18,322

13,778

その他

547,336

567,434

流動負債合計

1,487,282

1,407,928

固定負債

 

 

長期借入金

1,371,198

1,351,132

退職給付に係る負債

9,120

10,170

その他

78,630

58,886

固定負債合計

1,458,948

1,420,188

負債合計

2,946,230

2,828,116

純資産の部

 

 

株主資本

 

 

資本金

44,746

44,889

資本剰余金

5,302,739

5,302,882

利益剰余金

△795,822

△807,322

自己株式

△58

株主資本合計

4,551,663

4,540,391

その他の包括利益累計額

 

 

その他有価証券評価差額金

18,089

19,886

その他の包括利益累計額合計

18,089

19,886

新株予約権

68,297

68,297

非支配株主持分

563,386

630,653

純資産合計

5,201,437

5,259,228

負債純資産合計

8,147,668

8,087,345

 

(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書

(四半期連結損益計算書)

 

 

(単位:千円)

 

前第1四半期連結累計期間

(自 2024年5月1日

至 2024年7月31日)

当第1四半期連結累計期間

(自 2025年5月1日

至 2025年7月31日)

売上高

1,403,270

1,514,178

売上原価

754,695

846,878

売上総利益

648,574

667,300

販売費及び一般管理費

574,086

549,387

営業利益

74,487

117,912

営業外収益

 

 

受取利息

0

18

為替差益

727

301

その他

2,438

129

営業外収益合計

3,167

449

営業外費用

 

 

支払利息

2,869

6,456

投資有価証券運用損

4,381

6,463

株主優待関連費用

12,074

10,540

その他

2,257

367

営業外費用合計

21,584

23,827

経常利益

56,070

94,534

税金等調整前四半期純利益

56,070

94,534

法人税、住民税及び事業税

10,670

47,509

法人税等調整額

36,509

△8,741

法人税等合計

47,179

38,767

四半期純利益

8,890

55,766

非支配株主に帰属する四半期純利益

54,603

67,266

親会社株主に帰属する四半期純損失(△)

△45,713

△11,499

 

(四半期連結包括利益計算書)

 

 

(単位:千円)

 

前第1四半期連結累計期間

(自 2024年5月1日

至 2024年7月31日)

当第1四半期連結累計期間

(自 2025年5月1日

至 2025年7月31日)

四半期純利益

8,890

55,766

その他の包括利益

 

 

その他有価証券評価差額金

76,742

1,797

その他の包括利益合計

76,742

1,797

四半期包括利益

85,632

57,564

(内訳)

 

 

親会社株主に係る四半期包括利益

31,028

△9,702

非支配株主に係る四半期包括利益

54,603

67,266

 

(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項

(継続企業の前提に関する注記)

  該当事項はありません。

 

(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)

     該当事項はありません。

 

(四半期連結キャッシュ・フロー計算書に関する注記)

 当第1四半期連結累計期間に係る四半期キャッシュ・フロー計算書は作成しておりません。なお、第1四半期連結累計期間に係る減価償却費(無形固定資産に係る償却費を含む。)、敷金償却及びのれん償却額は、次のとおりであります。

 

前第1四半期連結累計期間

(自  2024年5月1日

至  2024年7月31日)

当第1四半期連結累計期間

(自  2025年5月1日

至  2025年7月31日)

減価償却費

46,940千円

64,045千円

敷金償却

800

468

のれん償却額

37,800

40,716

 

(セグメント情報等の注記)

【セグメント情報】

Ⅰ 前第1四半期連結累計期間(自 2024年5月1日 至 2024年7月31日)

1.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失の金額に関する情報

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

報告セグメント

調整額

(注)1

合計

 

AIX事業

AI Security事業

売上高

 

 

 

 

 

外部顧客への売上高

729,782

673,487

1,403,270

1,403,270

セグメント間の内部売上高又は振替高

1,446

1,446

△1,446

731,229

673,487

1,404,716

△1,446

1,403,270

セグメント利益

139,239

210,319

349,559

△275,072

74,487

(注)1.セグメント利益の調整額△275,072千円は、各報告セグメントに配分していない全社費用であり、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。

   2.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。

 

Ⅱ 当第1四半期連結累計期間(自 2025年5月1日 至 2025年7月31日)

1.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失の金額に関する情報

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

報告セグメント

調整額

(注)1

合計

 

AIX事業

AI Security事業

売上高

 

 

 

 

 

外部顧客への売上高

807,874

706,303

1,514,178

1,514,178

セグメント間の内部売上高又は振替高

2,190

2,190

△2,190

810,065

706,303

1,516,369

△2,190

1,514,178

セグメント利益

149,898

233,757

383,655

△265,742

117,912

(注)1.セグメント利益の調整額△265,742千円は、各報告セグメントに配分していない全社費用であり、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。

   2.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。

 

2.報告セグメントの変更等に関する事項

(報告セグメントの名称変更)

 当第1四半期連結累計期間より、「AI/DX事業」としていた報告セグメント名称を「AIX事業」に変更しております。当該変更は、社会全体で「AIエージェント」などへの注目が高まる中、当社としてもBtoB領域における各種AIエージェントの提供や、生成AIアシスタントSaaS「HEROZ ASK」の事業拡大等をさらに推進していることを反映したものです。また、AIを活用したSaaS導入支援や連携開発等にも注力しており、グループ全体でAI技術を最大限に活用しながらAIXを推進していく姿勢を明確にするため、この名称変更を行いました。

 上記変更はセグメント名称の変更であり、セグメント情報に与える影響はありません。また、前第1四半期連結累計期間のセグメント情報についても変更後の名称で記載しております。

 

(重要な後発事象)

    該当事項はありません。