○添付資料の目次

 

1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………………2

(1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………………2

(2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………………4

(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………………4

2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………………5

(1)四半期連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………………5

(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ………………………………………………7

(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………9

(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………………9

(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………………9

(セグメント情報等) …………………………………………………………………………………………9

(キャッシュ・フロー計算書に関する注記) ………………………………………………………………10

 

 

1.当四半期決算に関する定性的情報

(1)経営成績に関する説明

当第1四半期連結累計期間の業績は、以下のとおりです。

(単位:百万円)

 

前第1四半期

連結累計期間

当第1四半期

連結累計期間

増減額

増減率

売上高

2,858

3,416

558

19.5

売上原価

2,517

2,915

398

15.8

販売費及び一般管理費

479

513

34

7.1

営業損失(△)

△137

△11

125

経常利益又は経常損失(△)

△13

114

128

親会社株主に帰属する

四半期純利益

289

60

△229

△79.2

 

 

当第1四半期連結累計期間における日本経済は、好調な企業業績や人手不足を背景に昨年以上の高い賃上げ率となりましたが、米の高騰もあり消費者物価の上昇は家計を圧迫し、個人消費への波及効果は限定的で景気は足踏み状態で推移しました。

世界経済は、中国では不動産不況が長期化しており、加えて米国との通商摩擦で景気は鈍化し、ロシアとウクライナの戦争や中東情勢は混迷を深めており不透明な状況が続きました。

 

当社グループは、当第1四半期連結会計期間より報告セグメントの区分を、「曳船事業」、「海事関連事業」、「旅客船事業」に変更しております。詳細は、「2.四半期連結財務諸表及び主な注記(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項(セグメント情報等)」に記載のとおりです。

 

当社グループの主たる事業である曳船事業を取り巻く状況につきましては、曳船作業対象船舶の東京湾への入出港数は、前年同期に比べタンカーが大幅に増加し、自動車専用船は堅調を維持しましたが、大型のコンテナ船は減少傾向となりました。

海事関連事業では、洋上風力発電交通船(CTV)は、富山県入善港と北九州ひびき灘でのO&M作業に加え、ひびき灘での建設用の作業が大幅に増加いたしました。

旅客船事業では、従来の売店・食堂事業はカーフェリー部門との事業関連性が強いことを考慮し、旅客船事業に変更・集約いたしました。横浜港の観光船部門においては、持分法適用会社に事業を移管したことにより売上高は大幅に減少いたしました。

このような経済環境のなかで、当社グループの売上高は558百万円増加し3,416百万円(前年同期比19.5%増)となりました。

利益面では、洋上風力発電交通船(CTV)の稼働増加に伴い用船料が213百万円増加し、人件費や減価償却費など固定費も増加し営業費用は432百万円増加いたしました。

この結果、増収にはなったものの11百万円の営業損失(前年同期は137百万円の営業損失)となり、受取配当金と持分法による投資利益が寄与し、114百万円の経常利益(前年同期は13百万円の経常損失)となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は60百万円(前年同期比79.2%減)となりました。

 

 

セグメント別の売上高(上段)及び営業損益(下段)の概況は下記のとおりです。

(単位:百万円)

セグメントの名称

前第1四半期

連結累計期間

当第1四半期

連結累計期間

増減額

増減率

曳船事業

2,068

2,307

238

11.6

△69

27

96

海事関連事業

199

650

450

225.4

△85

△25

59

旅客船事業

589

458

△131

△22.2

12

△22

△35

 

(注)売上高は外部顧客に対する売上高を表示しております。

 

曳船事業

曳船事業は、2025年5月よりハーバータグ作業における港湾曳船作業料率と、進路契警戒船作業におけるエスコート作業料率の値上げを実施いたしました。

横浜川崎地区では、作業対象船舶のうち大型コンテナ船は減少いたしましたが、タンカーは大幅に増加し、自動車船の入出港数は堅調に推移し増収となりました。作業対象船舶がコンテナ船中心である東京地区では、中小型コンテナ船が増加し増収となりました。横須賀地区では、タンカーや大型客船等の増加でエスコート作業と湾口水先艇作業が増加し増収となりました。千葉地区では、プロダクトタンカーやLPG船の入出港数が増加傾向となりました。

この結果、曳船事業セグメントの売上高は、全ての地区で増収となり前年同期に比べ238百万円増加し2,307百万円(前年同期比11.6%増)、営業利益は27百万円(前年同期は69百万円の営業損失)となりました。

 

海事関連事業

海事関連事業は、富山県入善港と北九州ひびき灘でのO&M作業用CTVに加え、新たにひびき灘での建設用CTVの運航があり、売上高は大幅に増加いたしました。

この結果、海事関連事業セグメントの売上高は、前年同期に比べ450百万円増加し650百万円(前年同期比225.4%増)となりましたが、用船料や減価償却費が増加し25百万円の営業損失(前年同期は85百万円の営業損失)となりました。

 

旅客船事業

旅客船事業は、横浜港における観光船部門(港内観光船、水上バス)は、持分法適用会社に事業移管を行い大幅な減収となりました。

一方、前年度末までの「売店・食堂事業」は、久里浜・金谷間のカーフェリー部門との事業関連性が強いことから「旅客船事業」に変更・集約いたしました。

この結果、旅客船事業セグメントの売上高は、前年同期(新たな報告セグメントに組替後)に比べ131百万円減少し458百万円(前年同期比22.2%減)となり、22百万円の営業損失(前年同期は12百万円の営業利益)となりました。

 

 

(2)財政状態に関する説明

当第1四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ、360百万円減少し30,901百万円となりました。

 

流動資産の部では、現金及び預金が666百万円減少し、売掛金が332百万円増加し、その他流動資産が633百万円増加いたしました。固定資産の部では、船舶の減価償却が進み、CTV一隻を共有船化したことで船舶が841百万円減少し、建設仮勘定が382百万円増加いたしました。

 

負債は、前連結会計年度末に比べ、218百万円増加し6,685百万円となりました。流動負債の部では、未払法人税等が76百万円減少し、賞与の支給が7月となるため賞与引当金が172百万円増加いたしました。固定負債の部では、長期借入金が26百万円、リース債務が34百万円、繰延税金負債が65百万円それぞれ減少いたしました。

 

純資産は、前連結会計年度末に比べ、579百万円減少し24,215百万円となりました。これは主に期末配当金の支払により利益剰余金が439百万円減少し、為替換算調整勘定が88百万円減少したことによるものです。

 

この結果、自己資本比率は前連結会計年度末の76.0%から74.9%と1.1ポイント減少いたしました。

 

 

(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明

今後の見通しにつきましては、曳船事業においては、トランプ政権の通商政策の行方や日産自動車の追浜工場閉鎖により自動車専用船の入出港数の減少が予想されます。

一方、2025年5月から港湾曳船作業料率やエスコート作業料率の値上げによる増収効果が見込まれます。これに加え、湾口水先艇の作業料金の適正化も引き続き進めてまいります。

海事関連事業については、洋上風力発電交通船(CTV)のひびき灘での運航は、建設段階の作業が上半期で終了いたします。

旅客船事業においては、企業業績の好調や人手不足を背景に大幅な賃金上昇となりましたが、消費者物価の上昇基調は続き、個人消費は弱含み観光需要に水を差すことが懸念されます。

また、カーフェリー部門では、老朽化している船舶の代替建造を視野に入れ、事業再構築を図ってまいります。

第2四半期連結累計期間及び通期の連結業績予想につきましては、2025年5月15日に公表した業績予想数値を据え置くことにいたしました。

なお、今後の業績推移を見ながら連結業績予想の修正が必要となった場合には、速やかに公表いたします。

 

 

2.四半期連結財務諸表及び主な注記

(1)四半期連結貸借対照表

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

(2025年3月31日)

当第1四半期連結会計期間

(2025年6月30日)

資産の部

 

 

 

流動資産

 

 

 

 

現金及び預金

7,891,967

7,225,833

 

 

売掛金

2,122,452

2,455,083

 

 

商品

19,073

20,048

 

 

貯蔵品

148,025

134,846

 

 

その他

751,888

1,385,852

 

 

貸倒引当金

△3,084

△3,640

 

 

流動資産合計

10,930,324

11,218,023

 

固定資産

 

 

 

 

有形固定資産

 

 

 

 

 

建物及び構築物(純額)

1,399,166

1,433,096

 

 

 

船舶(純額)

9,772,910

8,931,715

 

 

 

土地

1,257,341

1,257,341

 

 

 

その他(純額)

788,699

1,161,842

 

 

 

有形固定資産合計

13,218,118

12,783,995

 

 

無形固定資産

54,464

49,321

 

 

投資その他の資産

 

 

 

 

 

投資有価証券

2,593,958

2,544,508

 

 

 

関係会社株式

3,571,722

3,383,852

 

 

 

繰延税金資産

113,918

153,566

 

 

 

その他

816,833

792,894

 

 

 

貸倒引当金

△37,543

△24,539

 

 

 

投資その他の資産合計

7,058,888

6,850,282

 

 

固定資産合計

20,331,471

19,683,600

 

資産合計

31,261,795

30,901,623

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

(2025年3月31日)

当第1四半期連結会計期間

(2025年6月30日)

負債の部

 

 

 

流動負債

 

 

 

 

支払手形及び買掛金

949,939

926,245

 

 

短期借入金

1,480,824

1,497,484

 

 

未払法人税等

163,606

87,054

 

 

賞与引当金

233,871

406,680

 

 

その他

527,481

737,548

 

 

流動負債合計

3,355,723

3,655,012

 

固定負債

 

 

 

 

長期借入金

615,488

588,617

 

 

リース債務

865,674

830,858

 

 

役員退職慰労引当金

44,114

41,710

 

 

特別修繕引当金

597,675

614,261

 

 

退職給付に係る負債

461,432

467,176

 

 

繰延税金負債

259,059

193,696

 

 

その他

267,648

294,415

 

 

固定負債合計

3,111,092

3,030,734

 

負債合計

6,466,815

6,685,747

純資産の部

 

 

 

株主資本

 

 

 

 

資本金

500,500

500,500

 

 

資本剰余金

75,357

75,357

 

 

利益剰余金

21,849,958

21,410,865

 

 

自己株式

△42,154

△42,154

 

 

株主資本合計

22,383,661

21,944,568

 

その他の包括利益累計額

 

 

 

 

その他有価証券評価差額金

739,979

706,794

 

 

繰延ヘッジ損益

△55,176

△83,173

 

 

為替換算調整勘定

481,871

393,594

 

 

退職給付に係る調整累計額

206,042

191,657

 

 

その他の包括利益累計額合計

1,372,716

1,208,872

 

非支配株主持分

1,038,601

1,062,434

 

純資産合計

24,794,980

24,215,876

負債純資産合計

31,261,795

30,901,623

 

 

 

(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書

四半期連結損益計算書

第1四半期連結累計期間

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前第1四半期連結累計期間

(自 2024年4月1日

 至 2024年6月30日)

当第1四半期連結累計期間

(自 2025年4月1日

 至 2025年6月30日)

売上高

2,858,662

3,416,913

売上原価

2,517,174

2,915,422

売上総利益

341,487

501,491

販売費及び一般管理費

 

 

 

販売費

51,341

55,719

 

一般管理費

427,934

457,735

 

販売費及び一般管理費合計

479,276

513,455

営業損失(△)

△137,788

△11,963

営業外収益

 

 

 

受取利息

524

1,577

 

受取配当金

40,857

56,192

 

持分法による投資利益

49,594

54,642

 

その他

47,448

40,996

 

営業外収益合計

138,424

153,410

営業外費用

 

 

 

支払利息

13,375

14,766

 

為替差損

11,223

 

その他

613

757

 

営業外費用合計

13,989

26,747

経常利益又は経常損失(△)

△13,353

114,698

特別利益

 

 

 

固定資産売却益

339,004

 

投資有価証券売却益

8,507

 

関係会社清算益

3,364

 

段階取得に係る差益

1,437

 

特別利益合計

340,442

11,871

特別損失

 

 

 

減損損失

847

 

固定資産除却損

13,849

 

投資有価証券評価損

7,100

 

特別損失合計

7,947

13,849

税金等調整前四半期純利益

319,141

112,721

法人税、住民税及び事業税

80,614

88,997

法人税等調整額

△70,927

△71,126

法人税等合計

9,686

17,871

四半期純利益

309,454

94,849

非支配株主に帰属する四半期純利益

19,505

34,577

親会社株主に帰属する四半期純利益

289,948

60,272

 

 

四半期連結包括利益計算書

第1四半期連結累計期間

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前第1四半期連結累計期間

(自 2024年4月1日

 至 2024年6月30日)

当第1四半期連結累計期間

(自 2025年4月1日

 至 2025年6月30日)

四半期純利益

309,454

94,849

その他の包括利益

 

 

 

その他有価証券評価差額金

21,739

△33,185

 

繰延ヘッジ損益

7,512

△27,997

 

退職給付に係る調整額

△9,599

△14,384

 

持分法適用会社に対する持分相当額

100,165

△88,276

 

その他の包括利益合計

119,817

△163,844

四半期包括利益

429,272

△68,994

(内訳)

 

 

 

親会社株主に係る四半期包括利益

409,766

△103,572

 

非支配株主に係る四半期包括利益

19,505

34,577

 

 

(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項

(継続企業の前提に関する注記)

該当事項はありません。

 

(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)

該当事項はありません。

 

(セグメント情報等)

【セグメント情報】

Ⅰ  前第1四半期連結累計期間(自  2024年4月1日  至  2024年6月30日)

1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

報告セグメント

調整額

合計

(注)

曳船事業

海事関連事業

旅客船事業

売上高

 

 

 

 

 

 

外部顧客への売上高

2,068,795

199,878

589,988

2,858,662

2,858,662

セグメント間の内部売上高

又は振替高

13,602

13,602

△13,602

2,082,398

199,878

589,988

2,872,265

△13,602

2,858,662

セグメント利益又は損失(△)

△69,239

△85,719

12,823

△142,134

4,346

△137,788

 

(注)  セグメント利益又は損失は、四半期連結損益計算書の営業損失と調整を行っております。

 

Ⅱ  当第1四半期連結累計期間(自  2025年4月1日  至  2025年6月30日)

1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

報告セグメント

調整額

合計

(注)

曳船事業

海事関連事業

旅客船事業

売上高

 

 

 

 

 

 

外部顧客への売上高

2,307,758

650,405

458,750

3,416,913

3,416,913

セグメント間の内部売上高

又は振替高

2,340

2,340

△2,340

2,307,758

652,745

458,750

3,419,253

△2,340

3,416,913

セグメント利益又は損失(△)

27,393

△25,757

△22,988

△21,351

9,388

△11,963

 

(注)  セグメント利益又は損失は、四半期連結損益計算書の営業損失と調整を行っております。

 

 2.報告セグメントの変更等に関する事項

  当第1四半期連結会計期間において、株式会社ポートサービス(連結子会社)に係る観光船事業のYCruise株式会社(持分法適用関連会社)への事業移管及び洋上風力発電交通船(CTV)事業の重要性が高まったこと等に伴い、当社グループの事業活動の実態を適切に表すよう経営管理区分の見直しを行い、従来の「曳船事業」に含まれておりました東京汽船株式会社の洋上風力発電交通船(CTV)の運航を中心とした海事関連サービス及び「旅客船事業」に含まれておりました株式会社ポートサービスの交通船事業を分割し、新たに設けた「海事関連事業」に集約いたしました。また、従来のフェリー興業株式会社(連結子会社)の「売店・食堂事業」については東京湾フェリー株式会社(連結子会社)との事業関連性を考慮し、「旅客船事業」へ含めることに変更いたしました。

  なお、前第1四半期連結累計期間のセグメント情報については、変更後の報告セグメントの区分に基づき作成したものを開示しております。

(キャッシュ・フロー計算書に関する注記)

当第1四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておりません。なお、第1四半期連結累計期間に係る減価償却費(無形固定資産に係る償却費を含む。)は、次のとおりであります。

 

 

前第1四半期連結累計期間

(自  2024年4月1日

至  2024年6月30日)

 

当第1四半期連結累計期間

(自  2025年4月1日

至  2025年6月30日)

  減価償却費

385,245

千円

 

436,794

千円