○添付資料の目次

 

 

1.当中間決算に関する定性的情報 ………………………………………………………………………2

(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2

(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………4

(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………4

2.中間連結財務諸表及び主な注記 ………………………………………………………………………5

(1)中間連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………5

(2)中間連結損益計算書及び中間連結包括利益計算書 ………………………………………………6

 中間連結損益計算書

 中間連結会計期間 …………………………………………………………………………………6

 中間連結包括利益計算書

 中間連結会計期間 …………………………………………………………………………………7

(3)中間連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………8

(4)中間連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………9

(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………9

(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………9

(会計方針の変更に関する注記) ……………………………………………………………………9

(連結の範囲又は持分法適用の範囲の変更) ………………………………………………………9

(セグメント情報等) …………………………………………………………………………………9

(企業結合等関係) ……………………………………………………………………………………10

(収益認識関係) ………………………………………………………………………………………11

(重要な後発事象) ……………………………………………………………………………………12

 

 

 

1.当中間決算に関する定性的情報

当中間連結会計期間より中間連結財務諸表を作成しているため、前中間連結会計期間及び前連結会計年度との比較分析は行っておりません。

 

(1)経営成績に関する説明

当中間連結会計期間における我が国経済は、賃上げや雇用・所得環境の改善が続く一方で、為替相場の変動やエネルギー・原材料価格の上昇により、物価の高止まりが続いております。さらに、ロシア・ウクライナ情勢の長期化や中東情勢の緊張といった地政学的リスクが影響を与え、景気の先行きは依然として不透明感が残っております。

このような環境のもと、当社の報告セグメントは、従来、「モバイルセグメント」及び「ソリューションセグメント」の2つを報告セグメントとしておりましたが、2025年1月31日付でAI音声合成技術関連事業を展開する株式会社テクノスピーチを完全子会社化したことに伴い、2025年4月より同社の損益計算書を連結し、当中間連結会計期間から「AI歌声合成セグメント」を第3の報告セグメントとして追加いたしました。

「モバイルセグメント」では、当社の高成長事業であるモバイルペイントアプリ「ibisPaint(アイビスペイント)」シリーズの開発・運営を中心に事業を展開いたしました。「ibisPaint」は、世界200以上の国と地域で利用されており、デジタルイラストを描くユーザー向けに、トレンドを取り入れた新機能やサービスの提供に注力いたしました。またサブスクリプション課金などによるマネタイズの強化にも取り組み、収益の持続的な成長を図りました。

「ソリューションセグメント」では、当社の安定成長事業として、スマートフォンやタブレットなどのインターネット端末向けのアプリケーション開発支援を行いました。経済産業省が推進する企業のDX化など、情報技術の活用に対する社会的ニーズの高まりを背景に、需要が拡大するITエンジニアの採用・育成を継続し、法人顧客に向けた提案型の営業活動を強化いたしました。

「AI歌声合成セグメント」では、音楽制作市場における幅広い層のクリエイターを対象に、AI歌声合成アプリ「VoiSona(ボイソナ)」を中心としたプロダクト戦略を展開いたしました。国内外の著名アーティストによるボイスライブラリの充実、モバイル領域への展開、そしてサブスクリプション型の安定収益モデルの構築に取り組みました。

以上の結果、当中間連結会計期間の経営成績は、売上高2,378,760千円、営業利益569,527千円、経常利益567,696千円、親会社株主に帰属する中間純利益376,701千円となりました。

 

事業セグメント別の状況は、以下のとおりであります。

 

<モバイルセグメント>

当中間連結会計期間におきましては、主力製品の「ibisPaint」についてはシリーズ累計のダウンロード数を積み重ね、2024年5月2日に大台の4億ダウンロードを達成し、2025年6月末日時点では4億8622万ダウンロードとなりました。アプリの継続的な改善(Ver.12.2.13~Ver.13.1.1)や、YouTubeでのお絵描き講座の動画投稿、季節やトレンドに合わせた素材コンテストの開催(第45~47回)及び豊富な無料素材の追加など、常にユーザーの創作活動を後押しする取り組みを積極的に行ってまいりました。また、2025年3月5日に実施した大型のアップデートでは、ユーザーがオリジナルのブラシパターンを作成・共有できる「オリジナルブラシパターン機能」や、選択範囲内の閉じた領域を指定色で瞬時に塗りつぶしたり、塗りを削除することが可能な「塗りつぶしツール:囲って塗る・囲って消す」など全部で9つの新機能をリリースいたしました。これらの新機能の一部はプレミアム会員限定機能として提供されており、リリース直後にはサブスクリプション契約数の増加を後押しするなど、収益面においても一定の成果を挙げております。また、4月には教育機関向け商品「ibisPaint Edu」に新たに「ibisPaint Edu for Android」を追加し、iOSとAndroid両環境への対応を実現いたしました。この対応により、学校配布端末からの使用を通じて、生徒による将来的な有料会員転換を見据えた体制を整えました。加えて当社では、これまでモバイルアプリの開発で培ってきた技術を活かして、創作活動以外のビジネスの場でも役立つサービスを展開し始めております。6月にはAI議事録サービス「ibisScribe」の提供を開始し、ストレージサービス「ibisStorage」との連携により、新たなユーザー獲得を目指しております。

以上の結果、売上高は1,362,456千円となりました。売上区分別の国内売上高及び海外売上高は以下のとおりであります。

 

 

 

当中間連結会計期間

(自 2025年1月1日
   至 2025年6月30日)

金額

(千円)

構成比

(%)

アプリ広告

国内売上高

156,425

22.1

海外売上高

552,838

77.9

709,263

100.0

サブスクリプション

国内売上高

149,492

28.7

海外売上高

371,744

71.3

521,237

100.0

売切型アプリ

国内売上高

32,093

24.9

海外売上高

96,969

75.1

129,063

100.0

合計(その他含む)

国内売上高

340,359

25.0

海外売上高

1,022,096

75.0

1,362,456

100.0

 

 

当事業において主な収入源となっているアプリ広告につきましては、為替円高の影響を受けつつも、DAU(日次アクティブユーザー)は引き続き高い水準を維持いたしました。広告市況については一部に軟調な動きも見られましたが、安定したユーザー基盤に支えられ、eCPM(広告単価)は一定の水準を保ち、売上高は709,263千円となりました。広告収益の改善に向けては、広告配信アルゴリズムの変化や、競合アプリの動き、当社の広告戦略とのバランスを見ながら、ユーザーの行動データをもとにした分析や運用の見直しを行い、広告効果を高める取り組みを進めております。一方、アプリ課金の中では、サブスクリプションが引き続き好調で、各種新機能の追加や既存ユーザー向けの契約促進施策が功を奏し、売上高は521,237千円となり、会員数は303,789人に達しました。これにより、定期的な収益源が安定し、収益基盤が強化されました。売切型アプリについては、モバイル向け・Windows向けともにサブスクリプションへの誘導が進んだため、売上高は129,063千円、販売数は89,472件となりました。また、前事業年度よりオーガニック成長へ転換、効果的な広告投資を行った結果、セグメント利益は712,820千円となりました。

 

<ソリューションセグメント>

当中間連結会計期間におきましては、生成AIの進展やDXへの対応加速を背景に、企業の業務効率化・生産性向上に対する関心が一段と高まる中、当社に対するアプリケーション開発支援のニーズも継続して寄せられました。特にスマートフォンやタブレットなどインターネット端末向けの開発においては、高度な端末間連携などの技術対応力により、顧客企業から引き続き高い評価をいただきました。

受託開発事業では、スクラッチ型のアプリケーション開発案件において一部で発注の抑制傾向が見られましたが、当社ではAIを活用した開発生産性の抜本的向上策を推進しており、業務の一部自動化によって残業時間の削減や人件費の効率化といった効果が表れ始めました。IT技術者派遣事業におきましては、当中間連結会計期間を通じて、複数の法人顧客において安定的な受け入れが進みました。

また、足元では人材の定着傾向が強まり、現場体制の安定が一層進みました。これにより、生産性向上施策や案件対応力の平準化が着実に図られております。

さらに、第1四半期に実施した営業と技術部門の連携強化、意思決定プロセスの迅速化を目的とした組織改編については、第2四半期を通じて安定的な運用が進み、現場の業務改善が浸透いたしました。これらの取り組みは、第3四半期以降の業績に資するものと見込んでおります。

以上の結果、売上高は986,730千円となり、内訳としては、受託開発事業が240,442千円、IT技術者派遣事業が746,288千円となりました。また、引き続きハイスキルなITエンジニアの採用などの開発人材投資を推進したこともあり、セグメント利益は140,381千円となりました。

 

 

<AI歌声合成セグメント>

AI歌声合成セグメントではVoiSona事業(BtoC向け)と受託開発事業(BtoB向け)を推進し、AI音声合成技術を活用した事業活動を行いました。VoiSona事業では、3種のソングボイスライブラリ(うち1種は中国語)、及び1種のトークボイスライブラリを新たにリリースし、売上が増加いたしました。特に「VoiSona 雨衣(CV:しぐれうい)」は、ユーザーによる作品がYouTubeのミュージックビデオランキング(注)で日本国内6位にランクインし、注目を集めました。また、ユーザー体験を向上させるため、ソングライブラリに「10秒お試し機能」、トークライブラリにオーディオトラック機能を追加いたしました。受託開発事業では、継続的なライセンス提供により安定した売上を確保し、音声合成及び歌声合成のマルチタスクモデルに関する先進的な研究開発を行いました。両事業とも、新規顧客の獲得を目指し、マーケティング及び営業活動を強化しております。

以上の結果、売上高は29,573千円となり、VoiSona事業は24,124千円、受託開発事業は5,448千円となりました。また、のれん償却額18,828千円を計上し、セグメント損失は35,710千円となりました。

(注)YouTube Music Global Charts「人気のミュージックビデオ トップ100」2025年6月末。

 

(2)財政状態に関する説明

①資産、負債及び純資産の状況

(資産)

当中間連結会計期間末の資産合計は3,337,780千円となりました。これは主に、現金及び預金が1,875,764千円、売掛金及び契約資産が502,241千円であったこと等によるものであります。

 

(負債)

当中間連結会計期間末の負債合計は958,418千円となりました。これは主に、未払法人税等が193,401千円、賞与引当金が115,832千円であったこと等によるものであります。

 

(純資産)

当中間連結会計期間末の純資産合計は2,379,361千円となりました。これは主に、利益剰余金が1,546,644千円、資本金が390,087千円であったこと等によるものであります。

 

②キャッシュ・フローの状況

当中間連結会計期間における現金及び現金同等物(以下、「資金」という)の残高は1,875,764千円となりました。

当中間連結会計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

当中間連結会計期間における営業活動による資金の増加は329,089千円となりました。これは主に、税金等調整前中間純利益567,696千円の計上及び法人税等の支払額267,942千円等があったことによるものであります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

当中間連結会計期間における投資活動による資金の減少は516,339千円となりました。これは主に、無形固定資産の取得による支出71,054千円、連結範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出455,725千円等があったことによるものであります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

当中間連結会計期間における財務活動による資金の減少は160,750千円となりました。これは、長期借入金の返済による支出14,454千円、配当金の支払額146,296千円があったことによるものであります。

 

(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明

2025年12月期の業績予想につきましては、2025年5月9日に公表の「2025年12月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)」から変更ありません。

 

2.中間連結財務諸表及び主な注記

(1)中間連結貸借対照表

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当中間連結会計期間

(2025年6月30日)

資産の部

 

 

流動資産

 

 

 

現金及び預金

1,875,764

 

 

売掛金及び契約資産

502,241

 

 

商品及び製品

2,256

 

 

仕掛品

5,121

 

 

貯蔵品

135

 

 

その他

107,708

 

 

流動資産合計

2,493,226

 

固定資産

 

 

 

有形固定資産

22,531

 

 

無形固定資産

 

 

 

 

のれん

433,055

 

 

 

その他

182,348

 

 

 

無形固定資産合計

615,403

 

 

投資その他の資産

206,618

 

 

固定資産合計

844,553

 

資産合計

3,337,780

負債の部

 

 

流動負債

 

 

 

買掛金

5,315

 

 

1年内返済予定の長期借入金

14,400

 

 

未払法人税等

193,401

 

 

賞与引当金

115,832

 

 

その他

556,298

 

 

流動負債合計

885,247

 

固定負債

 

 

 

長期借入金

14,800

 

 

役員退職慰労引当金

53,143

 

 

その他

5,227

 

 

固定負債合計

73,170

 

負債合計

958,418

純資産の部

 

 

株主資本

 

 

 

資本金

390,087

 

 

資本剰余金

387,688

 

 

利益剰余金

1,546,644

 

 

自己株式

△275

 

 

株主資本合計

2,324,144

 

新株予約権

55,217

 

純資産合計

2,379,361

負債純資産合計

3,337,780

 

 

 

(2)中間連結損益計算書及び中間連結包括利益計算書

中間連結損益計算書

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当中間連結会計期間

(自 2025年1月1日

 至 2025年6月30日)

売上高

2,378,760

売上原価

932,005

売上総利益

1,446,755

販売費及び一般管理費

877,227

営業利益

569,527

営業外収益

 

 

受取利息

294

 

確定拠出年金返還金

1,052

 

受取報奨金

2,075

 

その他

562

 

営業外収益合計

3,984

営業外費用

 

 

支払利息

263

 

為替差損

5,430

 

その他

121

 

営業外費用合計

5,816

経常利益

567,696

特別損失

 

 

固定資産除却損

0

 

特別損失合計

0

税金等調整前中間純利益

567,696

法人税、住民税及び事業税

179,401

法人税等調整額

11,592

法人税等合計

190,994

中間純利益

376,701

親会社株主に帰属する中間純利益

376,701

 

 

 

中間連結包括利益計算書

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当中間連結会計期間

(自 2025年1月1日

 至 2025年6月30日)

中間純利益

376,701

その他の包括利益

 

中間包括利益

376,701

(内訳)

 

 

親会社株主に係る中間包括利益

376,701

 

 

 

(3)中間連結キャッシュ・フロー計算書

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当中間連結会計期間

(自 2025年1月1日

 至 2025年6月30日)

営業活動によるキャッシュ・フロー

 

 

税金等調整前中間純利益

567,696

 

減価償却費

52,263

 

のれん償却額

18,828

 

受取利息及び受取配当金

△294

 

支払利息

263

 

売上債権及び契約資産の増減額(△は増加)

△29,403

 

棚卸資産の増減額(△は増加)

192

 

仕入債務の増減額(△は減少)

2,672

 

賞与引当金の増減額(△は減少)

△176

 

役員退職慰労引当金の増減額(△は減少)

6,906

 

契約負債の増減額(△は減少)

59,881

 

未払金の増減額(△は減少)

△71,982

 

その他

△9,839

 

小計

597,006

 

利息及び配当金の受取額

294

 

利息の支払額

△269

 

法人税等の支払額

△267,942

 

営業活動によるキャッシュ・フロー

329,089

投資活動によるキャッシュ・フロー

 

 

無形固定資産の取得による支出

△71,054

 

連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出

△455,725

 

その他

10,439

 

投資活動によるキャッシュ・フロー

△516,339

財務活動によるキャッシュ・フロー

 

 

長期借入金の返済による支出

△14,454

 

配当金の支払額

△146,296

 

財務活動によるキャッシュ・フロー

△160,750

現金及び現金同等物に係る換算差額

△4,086

現金及び現金同等物の増減額(△は減少)

△352,087

現金及び現金同等物の期首残高

2,227,851

現金及び現金同等物の中間期末残高

1,875,764

 

 

 

(4)中間連結財務諸表に関する注記事項

(継続企業の前提に関する注記)

該当事項はありません。

 

(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)

該当事項はありません。

 

(会計方針の変更に関する注記)

(「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」等の適用)

「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」(企業会計基準第27号 2022年10月28日)を当中間連結会計期間の期首から適用しております。なお、当該会計方針の変更による中間連結財務諸表への影響はありません。

 

(連結の範囲又は持分法適用の範囲の変更)

当中間連結会計期間より、株式会社テクノスピーチの全株式を取得し完全子会社化したため、同社を連結の範囲に含めております。

 

(セグメント情報等)

【セグメント情報】

当中間連結会計期間(自 2025年1月1日  至 2025年6月30日)

1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

報告セグメント

調整額

(注)2

中間連結損益

計算書計上額

(注)3

モバイル

ソリューション

AI歌声合成

(注)1

売上高

 

 

 

 

 

 

  外部顧客への売上高

1,362,456

986,730

29,573

2,378,760

2,378,760

  セグメント間の内部売上高
  又は振替高

1,362,456

986,730

29,573

2,378,760

2,378,760

セグメント利益又は損失(△)

712,820

140,381

△35,710

817,490

△247,963

569,527

 

(注) 1.セグメント利益又は損失(△)のAI歌声合成事業の△35,710千円には、のれんの償却額△18,828千円が含まれております。

2.セグメント利益又は損失(△)の調整額△247,963千円は、各報告セグメントに配分していない全社費用であり、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。

3.セグメント利益又は損失(△)は、中間連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。

 

2.報告セグメントの変更等に関する事項

当中間連結会計期間において、株式会社テクノスピーチの全株式を取得し完全子会社化しております。それに伴い、報告セグメントに「AI歌声合成セグメント」を追加しております。

なお、当中間連結会計期間より中間連結財務諸表を作成しているため、前中間連結会計期間に係るセグメント情報は記載しておりません。

 

 

3.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報

(のれんの金額の重要な変動)

当中間連結会計期間において、株式会社テクノスピーチの全株式を取得し完全子会社化しております。それに伴い、「AI歌声合成セグメント」においてのれんが発生しております。

当該事象によるのれんの増加額は当中間連結会計期間において433,055千円であります。

なお、当該のれんの金額は当中間連結会計期間末において、取得原価の配分が完了していないため、暫定的に算定された金額であります。

 

(企業結合等関係)

(取得による企業結合)

1.企業結合の概要

(1) 被取得企業の名称及びその事業の内容

被取得企業の名称 株式会社テクノスピーチ

事業の内容    AI音声合成技術関連事業

(2) 企業結合を行った主な理由

当社は、2023年3月23日の東証グロース市場上場以降、既存ビジネスであるモバイル事業及びソリューション事業の更なる拡大に尽力いたしておりますが、より持続的な成長基盤を確立するため、2024年4月よりM&A(企業の合併・買収)の調査を開始いたしました。こうした中、AI音声合成技術関連事業を展開する株式会社テクノスピーチの世界レベルの極めて高い技術力及び開発力と、同技術の市場成長性を勘案いたしました結果、当社主力製品であるモバイルペイントアプリ「ibisPaint」と高いシナジー効果が期待でき、当社の企業価値が更に高められると判断し、この度、株式会社テクノスピーチの全株式を譲り受けることとなりました。

株式会社テクノスピーチは、国立大学法人名古屋工業大学を中心として開発された世界最先端の音声関連技術の普及を目的として2009年11月設立されました。主にエンターテイメント事業領域での大手企業からの継続的な受託業務(基盤事業であるBtoB事業)をこなすことで技術力、開発力を高めつつ、2013年からサービス提供を開始した大手企業4社と共同で展開する「CeVIO」プロジェクトに加え、2022年から新たにサービス提供を開始している「VoiSona」プロジェクトにて、BtoC領域を中心に、成長事業として更なる事業拡大を見込んでおります。特に、最新のAI技術で人間の歌い方をリアルに再現する歌声合成アプリ「VoiSona」と、当社のモバイルペイントアプリ「ibisPaint」の両製品は、日本のイラスト・音楽・ミュージックビデオなどを含む創作文化に相性が良く、共にBtoC向けクリエイティブ製品でありユーザーターゲットも近しいと思われます。

当社は、株式会社テクノスピーチを完全子会社化することにより、AI歌声合成アプリ「VoiSona」のグローバル展開を加速させ、「ibisPaint」と同様、「VoiSona」を世界中のユーザーに愛される製品に進化させてまいります。

(3) 企業結合日

2025年1月31日

(4) 企業結合の法的形式

現金を対価とする株式取得

(5) 結合後企業の名称

変更はありません。

(6) 取得した議決権比率

100%

(7) 取得企業を決定するに至った主な根拠

当社が現金を対価として株式を取得したことによるものです。

 

2.中間連結損益計算書に含まれる被取得企業の業績の期間

2025年4月1日から2025年6月30日まで

 

3.被取得企業の取得原価及び対価の種類ごとの内訳

取得の対価

現金

512百万円

取得原価

現金

512百万円

 

 

4.発生したのれんの金額、発生原因、償却方法及び償却期間

(1) 発生したのれんの金額

451百万円

なお、当中間連結会計期間末において、取得原価の配分が完了していないため、入手可能な合理的な情報に基づき暫定的な会計処理を行っております。

(2) 発生原因

今後の事業展開によって期待される将来の超過収益力によるものです。

(3) 償却方法及び償却期間

6年間にわたる均等償却

 

(収益認識関係)

顧客との契約から生じる収益を分解した情報

 当中間連結会計期間(自 2025年1月1日 至 2025年6月30日)

 

 

 

 

(単位:千円)

 

報告セグメント

合計

モバイル

ソリューション

AI歌声合成

アプリ広告

709,263

709,263

サブスクリプション

521,237

521,237

売切型アプリ

129,063

129,063

IT技術者派遣

746,288

746,288

受託開発

240,442

5,448

245,890

VoiSona

24,124

24,124

その他

2,891

2,891

顧客との契約から生じる収益

1,362,456

986,730

29,573

2,378,760

その他の収益

外部顧客への売上高

1,362,456

986,730

29,573

2,378,760

 

 

 

(重要な後発事象)

株式分割及び株式分割に伴う定款の一部変更

当社は、2025年8月7日開催の取締役会において、株式分割及び株式分割に伴う定款の一部変更を行うことを決議いたしました。

 

1.株式分割の目的

当社株式の投資単位当たりの金額を引き下げ、個人投資家の皆様を含むより多くの投資家にとって投資しやすい環境を整えることで、当社株式の流動性向上及び投資家層の拡大を図ることを目的としております。

 

2.株式分割の概要

(1) 分割の方法

2025年9月30日を基準日として、同日最終の株主名簿に記載または記録された株主の所有する普通株式1株につき5株の割合をもって分割いたします。

(2) 分割により増加する株式数

①株式分割前の発行済株式総数

3,660,044株

②今回の分割により増加する株式数

14,640,176株

③株式分割後の発行済株式数

18,300,220株

④株式分割後の発行可能株式総数

55,750,000株

 

(3) 分割の日程

①基準日公告日

2025年9月12日(金)

②基準日

2025年9月30日(火)

③効力発生日

2025年10月1日(水)

 

(4) 1株当たり情報に及ぼす影響

当連結会計年度の期首に当該株式分割が行われたと仮定した場合における(1株当たり情報)の各数値はそれぞれ次のとおりであります。

 

当中間連結会計期間

(自 2025年1月1日

 至 2025年6月30日)

1株当たり中間純利益

20円58銭

潜在株式調整後

1株当たり中間純利益

19円58銭

 

 

3.定款の一部変更について

(1) 変更の理由

今回の株式分割に伴い、会社法第184条第2項の規定に基づき、2025年10月1日を効力発生日として、当社定款の一部を変更いたします。

(2) 定款変更の内容

(下線は変更箇所を示します)

現行定款

変更後定款

第5条【発行可能株式総数】

当会社の発行可能株式総数は、1115万株とする。

第5条【発行可能株式総数】

当会社の発行可能株式総数は、5575万株とする。

 

(3) 定款変更の日程

効力発生日 2025年10月1日(水)