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1.経営成績等の概況 ……………………………………………………………………………………………………… |
2 |
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(1)当四半期の経営成績の概況 ……………………………………………………………………………………… |
2 |
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(2)当四半期の財政状態の概況 ……………………………………………………………………………………… |
3 |
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(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… |
3 |
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… |
4 |
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(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… |
4 |
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… |
6 |
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四半期連結損益計算書 …………………………………………………………………………………………… |
6 |
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四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………………………… |
7 |
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(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… |
8 |
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(セグメント情報等の注記) ……………………………………………………………………………………… |
8 |
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(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… |
9 |
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(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… |
9 |
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(四半期連結キャッシュ・フロー計算書に関する注記) ……………………………………………………… |
9 |
(1)当四半期の経営成績の概況
当第1四半期連結累計期間における国内経済は、インバウンド需要や設備投資の回復が見られたものの、エネルギーコスト・物流費の高止まりや為替変動、人手不足の影響により、製造業を取り巻く環境には依然として厳しさが残りました。海外については、米国の関税措置の見直しをはじめとする通商政策の不確実性や地政学的リスクなどの影響により、先行き不透明な状況が続くと見込まれます。
このような状況の下、当社グループは、2024年11月に公表した事業再生計画に基づき、不採算事業からの撤退を含む構造改革を着実に推進しております。あわせて、経費削減をはじめとしたコストダウンの推進、価格改定の継続、高付加価値・高機能製品の拡販など、収益力の強化にも引き続き取り組んでまいりました。
この結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は前年同四半期比0.8%増収の、30,910百万円となりました。営業利益は前年同四半期比143.4%増益の2,844百万円となりました。円高の進行により外貨建資産の為替評価損613百万円を計上した結果、経常利益は前年同四半期比31.4%減益の1,834百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同34.1%減益の1,302百万円となりました。
セグメント別の経営成績は次のとおりです。
【高分子事業セグメント】
高分子事業セグメントでは、インバウンド需要の継続的な拡大を背景に、主力である包装用フィルムの販売量が伸長しました。あわせて、コストダウン施策の効果により、収益は改善しました。
フィルム事業では、包装分野の市況回復によりナイロンフィルム、ポリエステルフィルムともに販売量は好調に推移しました。また、ハイバリアナイロンフィルム「エンブレムHG」の販売は引き続き好調でした。工業分野においては、半導体市況の回復に伴い、シリコーンフリー離型フィルム「ユニピール」などの販売が好調を維持しました。海外においては、海外製品との価格競争の影響はありましたが、不採算販売の停止により、収益は大幅に改善しました。この結果、事業部全体で減収増益となりました。
樹脂事業では、自動車用途の市況が緩やかな回復傾向にあることから、ナイロン樹脂やUポリマーなどのエンジニアリングプラスチック素材の販売が伸長しました。電気・電子部品用途は需要の停滞により機能樹脂素材の販売はやや苦戦しました。前年から実行しているコストダウン、販売価格の適正化の活動の効果により、事業部全体で増収増益となりました。
以上の結果、高分子事業セグメントは減収増益となり、売上高は13,948百万円(前年同四半期比1.3%減)、営業利益は2,337百万円(同60.9%増)となりました。
【機能資材事業セグメント】
機能資材事業セグメントでは、生活資材分野や建築土木分野をはじめ、幅広い用途分野で販売が回復しました。また、コストダウンや製品価格の改定効果も寄与し、収益性が改善した結果、増収増益となりました。
活性炭繊維事業では、空気浄化用途のVOC除去シートの販売が低調に推移したものの、主力である浄水用途の販売が堅調に推移し、全体では売上高が増加しました。
ガラス繊維事業では、産業資材分野はテント・シートなど建築資材用途を中心に堅調に推移しました。環境エネルギー分野、電気電子分野も堅調に推移しました。一方、電子材料分野においては、半導体市況が回復基調にあり、高付加価値特殊ガラスクロス、超薄クロスの受注が回復しました。
ガラスビーズ事業では、道路用途において道路工事件数の減少の影響を受け、販売量が減少しました。工業用途では自動車分野の販売が伸び悩んだものの、反射材用途での海外販売が大幅に伸長しました。
不織布事業では、スパンボンド不織布はインフラ資材を中心に堅調に推移しました。コットンスパンレースは、スキンケアなど生活資材用途で販売が大きく回復しました。加えて、価格改定に取り組んだ効果もあり、収益は改善しました。
産業繊維事業では、ポリエステル短繊維およびポリエステル高強力糸の販売は一部用途で減少しましたが、銘柄構成差の効果等により、収益は大幅に改善しました。モノフィラメントの収益は順調に推移しました。
以上の結果、機能資材事業セグメントは増収増益となり、売上高は9,586百万円(前年同四半期比3.4%増)、営業利益は450百万円(前年同四半期は14百万円の損失)となりました。
【繊維事業セグメント】
衣料繊維事業では、主力のユニフォーム分野が官需を中心に概ね堅調に推移しました。一方、一般衣料、寝装、スポーツ衣料の各分野では需要が低迷し、販売は苦戦を強いられました。産業資材分野においては、電気・電子用途向けの販売が好調に推移しました。また、不採算販売の見直しにより、収益が改善しました。
以上の結果、繊維事業セグメントは増収増益となり、売上高は7,348百万円(前年同四半期比1.5%増)、営業利益は73百万円(前年同四半期は231百万円の損失)となりました。
【その他】
その他の事業につきましては、売上高は26百万円(前年同四半期比67.3%増)、営業損失は2百万円(前年同四半期は23百万円の損失)となりました。
(2)当四半期の財政状態の概況
総資産は、前連結会計年度末に比べ19,969百万円増加し、169,399百万円となりました。これは、主として現金及び預金が増加したことによります。負債は、前連結会計年度末に比べ1,388百万円減少し、131,808百万円となりました。これは、主として支払手形及び買掛金が減少したことによります。純資産は、前連結会計年度末に比べ21,357百万円増加し、37,590百万円となりました。これは、主として資本剰余金が増加したことによります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
業績予想につきましては、現時点においては、構造改革対象事業における事業譲渡等の実行が確定していないことなどから、合理的な業績予想の算定ができないため、連結業績見通しは未定としております。当社グループといたしましては、合理的な予想が可能となった段階で速やかに開示させて頂きます。
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(単位:百万円) |
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前連結会計年度 (2025年3月31日) |
当第1四半期連結会計期間 (2025年6月30日) |
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資産の部 |
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流動資産 |
|
|
|
現金及び預金 |
13,501 |
35,160 |
|
受取手形、売掛金及び契約資産 |
23,858 |
22,038 |
|
棚卸資産 |
34,196 |
34,500 |
|
その他 |
3,765 |
3,756 |
|
貸倒引当金 |
△44 |
△48 |
|
流動資産合計 |
75,277 |
95,406 |
|
固定資産 |
|
|
|
有形固定資産 |
|
|
|
土地 |
45,114 |
45,057 |
|
その他(純額) |
22,459 |
22,366 |
|
有形固定資産合計 |
67,574 |
67,424 |
|
無形固定資産 |
1,194 |
1,151 |
|
投資その他の資産 |
|
|
|
その他 |
5,438 |
5,476 |
|
貸倒引当金 |
△53 |
△58 |
|
投資その他の資産合計 |
5,384 |
5,417 |
|
固定資産合計 |
74,152 |
73,992 |
|
資産合計 |
149,430 |
169,399 |
|
|
|
(単位:百万円) |
|
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前連結会計年度 (2025年3月31日) |
当第1四半期連結会計期間 (2025年6月30日) |
|
負債の部 |
|
|
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流動負債 |
|
|
|
支払手形及び買掛金 |
14,667 |
13,669 |
|
短期借入金 |
38,319 |
38,319 |
|
1年内返済予定の長期借入金 |
52,623 |
53,304 |
|
未払法人税等 |
267 |
262 |
|
賞与引当金 |
1,437 |
661 |
|
製品改修引当金 |
28 |
28 |
|
事業構造改善引当金 |
522 |
419 |
|
その他 |
8,302 |
8,885 |
|
流動負債合計 |
116,170 |
115,552 |
|
固定負債 |
|
|
|
長期借入金 |
1,198 |
514 |
|
退職給付に係る負債 |
12,995 |
12,638 |
|
その他 |
2,832 |
3,103 |
|
固定負債合計 |
17,026 |
16,256 |
|
負債合計 |
133,197 |
131,808 |
|
純資産の部 |
|
|
|
株主資本 |
|
|
|
資本金 |
100 |
100 |
|
資本剰余金 |
11,476 |
31,848 |
|
利益剰余金 |
756 |
2,059 |
|
自己株式 |
△57 |
△57 |
|
株主資本合計 |
12,275 |
33,950 |
|
その他の包括利益累計額 |
|
|
|
その他有価証券評価差額金 |
1,167 |
1,203 |
|
繰延ヘッジ損益 |
△0 |
2 |
|
土地再評価差額金 |
2,899 |
2,975 |
|
為替換算調整勘定 |
△2,781 |
△2,756 |
|
退職給付に係る調整累計額 |
2,008 |
1,980 |
|
その他の包括利益累計額合計 |
3,292 |
3,405 |
|
非支配株主持分 |
664 |
234 |
|
純資産合計 |
16,233 |
37,590 |
|
負債純資産合計 |
149,430 |
169,399 |
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
前第1四半期連結累計期間 (自 2024年4月1日 至 2024年6月30日) |
当第1四半期連結累計期間 (自 2025年4月1日 至 2025年6月30日) |
|
売上高 |
30,658 |
30,910 |
|
売上原価 |
24,596 |
23,237 |
|
売上総利益 |
6,061 |
7,673 |
|
販売費及び一般管理費 |
4,893 |
4,828 |
|
営業利益 |
1,168 |
2,844 |
|
営業外収益 |
|
|
|
受取利息 |
56 |
18 |
|
受取配当金 |
29 |
77 |
|
持分法による投資利益 |
3 |
4 |
|
為替差益 |
1,476 |
- |
|
その他 |
463 |
189 |
|
営業外収益合計 |
2,028 |
288 |
|
営業外費用 |
|
|
|
支払利息 |
308 |
435 |
|
為替差損 |
- |
613 |
|
その他 |
214 |
250 |
|
営業外費用合計 |
523 |
1,298 |
|
経常利益 |
2,674 |
1,834 |
|
特別利益 |
|
|
|
固定資産売却益 |
175 |
- |
|
特別利益合計 |
175 |
- |
|
特別損失 |
|
|
|
固定資産処分損 |
118 |
41 |
|
事業構造改善費用 |
9 |
32 |
|
特別損失合計 |
128 |
74 |
|
税金等調整前四半期純利益 |
2,720 |
1,760 |
|
法人税、住民税及び事業税 |
389 |
145 |
|
法人税等調整額 |
404 |
290 |
|
法人税等合計 |
794 |
435 |
|
四半期純利益 |
1,926 |
1,324 |
|
非支配株主に帰属する四半期純利益又は非支配株主に帰属する四半期純損失(△) |
△50 |
21 |
|
親会社株主に帰属する四半期純利益 |
1,976 |
1,302 |
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
前第1四半期連結累計期間 (自 2024年4月1日 至 2024年6月30日) |
当第1四半期連結累計期間 (自 2025年4月1日 至 2025年6月30日) |
|
四半期純利益 |
1,926 |
1,324 |
|
その他の包括利益 |
|
|
|
その他有価証券評価差額金 |
129 |
35 |
|
繰延ヘッジ損益 |
2 |
2 |
|
為替換算調整勘定 |
△196 |
21 |
|
退職給付に係る調整額 |
112 |
△27 |
|
その他の包括利益合計 |
48 |
32 |
|
四半期包括利益 |
1,974 |
1,357 |
|
(内訳) |
|
|
|
親会社株主に係る四半期包括利益 |
2,000 |
1,339 |
|
非支配株主に係る四半期包括利益 |
△26 |
17 |
【セグメント情報】
Ⅰ 前第1四半期連結累計期間(自 2024年4月1日 至 2024年6月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
|
|
|
|
|
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
|
報告セグメント |
その他 (注1) |
合計 |
調整額 (注2) |
四半期連結 損益計算書 計上額 (注3) |
|||
|
|
高分子 事業 |
機能資 材事業 |
繊維 事業 |
計 |
||||
|
売上高 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
外部顧客への売上高 |
14,126 |
9,274 |
7,241 |
30,642 |
16 |
30,658 |
- |
30,658 |
|
セグメント間の内部売上高又は振替高 |
1,418 |
569 |
19 |
2,006 |
- |
2,006 |
△2,006 |
- |
|
計 |
15,544 |
9,843 |
7,260 |
32,649 |
16 |
32,665 |
△2,006 |
30,658 |
|
セグメント利益又は損失(△) |
1,452 |
△14 |
△231 |
1,206 |
△23 |
1,183 |
△14 |
1,168 |
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであります。
2.セグメント利益又は損失(△)の調整額は、セグメント間取引消去及び棚卸資産の調整によるものであります。
3.セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
Ⅱ 当第1四半期連結累計期間(自 2025年4月1日 至 2025年6月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
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|
|
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
|
報告セグメント |
その他 (注1) |
合計 |
調整額 (注2) |
四半期連結 損益計算書 計上額 (注3) |
|||
|
|
高分子 事業 |
機能資 材事業 |
繊維 事業 |
計 |
||||
|
売上高 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
外部顧客への売上高 |
13,948 |
9,586 |
7,348 |
30,883 |
26 |
30,910 |
- |
30,910 |
|
セグメント間の内部売上高又は振替高 |
1,476 |
504 |
30 |
2,010 |
- |
2,010 |
△2,010 |
- |
|
計 |
15,424 |
10,090 |
7,378 |
32,894 |
26 |
32,921 |
△2,010 |
30,910 |
|
セグメント利益又は損失(△) |
2,337 |
450 |
73 |
2,860 |
△2 |
2,858 |
△14 |
2,844 |
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであります。
2.セグメント利益又は損失(△)の調整額は、セグメント間取引消去及び棚卸資産の調整によるものであります。
3.セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
当社は、2024年11月28日開催の取締役会にて、次の1から2の各事項について決議し、2025年2月7日開催の臨時株主総会においても承認決議されました。
当該決議に基づき、2025年4月30日に、第三者割当による種類株式の発行について払込手続が完了するとともに、資本金等の減少について効力が発生しました。
1.第三者割当によるC種種類株式の発行について
(1)払込期日 2025年4月30日
(2)発行新株式数 115,504,600株
(3)発行価額 1株につき173.16円
(4)払込金額の総額 20,000,776,536円
(5)増加する資本金の額 10,000,388,268円
増加する資本準備金の額 10,000,388,268円
(6)募集又は割当方法 第三者割当の方法により割り当てます。
(割当予定先) 株式会社地域経済活性化支援機構 115,504,600株
(7)資金の使途
構造改革資金(不採算事業撤退に伴う資金140億円、建物解体等のための資金60億円)
2.資本金等の減少
当社の業容や損益状態の現状を踏まえ、適切な税制や制度への適用を通じて財務内容の健全性を維持するとともに、後の能動的かつ効率的な運営を推進するための資本政策に備えるために、資本金等の額の減少を行うものです。
(1)減少すべき資本金の額
第三者割当増資後の資本金の額10,100,838,268円(前連結会計年度末の資本金額100,450,000円に
第三者割当増資により増加する資本金額10,000,388,268円の合計額)を10,000,838,268円減少して、
100,000,000円とします。
(2)減少すべき資本準備金の額
第三者割当増資後の資本準備金の額10,025,500,768円(前連結会計年度末の資本準備金額
25,112,500円に第三者割当増資により増加する資本準備金額10,000,388,268円の合計額)を
10,025,500,768円減少して、0円とします。
(3)資本金の額及び資本準備金の減少の方法
会社法第447条第1項及び第448条第1項の規定に基づき資本金等の額の減少を上記のとおり行っ
た上で、それぞれの全額をその他資本剰余金へ振り替えます。
(4)資本金等の額の減少が効力を生ずる日
2025年4月30日
該当事項はありません。
当第1四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておりません。
なお、第1四半期連結累計期間に係る減価償却費(無形固定資産に係る償却費を含む。)は、次のとおりであります。
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前第1四半期連結累計期間 (自 2024年4月1日 至 2024年6月30日) |
当第1四半期連結累計期間 (自 2025年4月1日 至 2025年6月30日) |
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減価償却費 |
1,341百万円 |
813百万円 |