1.経営成績等の概況 ………………………………………………………………………………………………2
(1)当四半期累計期間の経営成績の概況 ……………………………………………………………………2
(2)当四半期累計期間の財政状態の概況 ……………………………………………………………………2
(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………4
2.四半期財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………5
(1)四半期貸借対照表 …………………………………………………………………………………………5
(2)四半期損益計算書 …………………………………………………………………………………………6
第3四半期累計期間 ……………………………………………………………………………………………6
(3)四半期財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………7
(セグメント情報等の注記) …………………………………………………………………………………7
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………………7
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………………7
(キャッシュ・フロー計算書に関する注記) ………………………………………………………………7
1.経営成績等の概況
事業環境と生成AI戦略
当第3四半期累計期間(自2024年9月1日 至2025年5月31日)において、国内の情報サービス産業では労働人口減少や業務効率化ニーズを背景にデジタル化推進の需要が旺盛でした。また、生成AIの劇的な進化によりDX(デジタルトランスフォーメーション)、中でも医療DXへの期待が一段と高まり、その推進が喫緊の課題となっております。こうした環境下、当社はクラウドネイティブカンパニーとして「日本のエンタープライズシステムにグローバル品質のクラウドパワーを」をミッションに掲げ、クラウドネイティブな開発力とマネージドサービスを通じて日本のクラウドビジネスを先導してまいりました。さらに、生成AIの飛躍的進歩を企業成長に活かすべく事業モデル変革に取り組んでおります。その具体策として、エンタープライズ向けAGIプラットフォーム「GaiXer(ガイザー)」の拡販に注力し、自治体や企業への導入実績は120社を超えるまでに拡大しました。併せて、「GaiXer」のRAG性能向上や最新LLMの搭載対応、マルチモーダル対応などプロダクトの質的進化を図り、さらにISMAP-LIU特別措置サービスリストへの登録やLGWAN対応などセキュリティ面の信頼性強化も進めております。こうした取り組みにより、当社は自社プロダクト中心のビジネスへの転換を加速し、新たな収益基盤の構築を推進しております。
医療DXへの取り組み
上記の事業モデル変革の中で、当第3四半期は特に医療業界のDX化と生成AI活用事業に注力いたしました。具体的には、生成AIによる医療文書作成で業務時間削減を目指す共同実証実験を行ってきた藤田学園グループと合弁会社を設立し、医療現場向けの生成AIソリューション開発・提供を本格化しました。すでに退院サマリー作成支援システムの開発を完了し販売開始しており、今後は順次各種サービスをリリースして販売拡大に注力していく予定です。中長期的には、こうした医療DX事業を通じて医療従事者の働き方改善に貢献していきたいと考えております。
第3四半期累計期間の業績概要
当第3四半期累計期間の業績は、前期まで続いていた大規模政府案件の終了や一部大型案件の失注により
プロジェクト型サービス売上が減少する一方、前述の「GaiXer」を中心としたSaaSビジネスが拡大するなど、事業モデル転換の影響が現れたものとなりました。各ビジネスモデル別の売上高は以下のとおりです。
・プロジェクト型サービス:売上高1,286百万円(前年同期比3.0%減)
※前期からの政府系大型案件終了と大型案件の失注が減収要因。
・リセール(クラウド再販):売上高1,125百万円(前年同期比63.6%減)
・マネージドサービス:売上高544百万円(前年同期比43.5%減)
・SaaS(クラウドサービス):売上高131百万円(前年同期比254.1%増)
※「GaiXer」導入社数増加により急伸。医療業界における生成AI活用実績づくりの準備が整いました。
販売費及び一般管理費は、事業拡大に伴う人件費関連費用の増加により1,542百万円(前年同期比7.7%増)となりました。
以上の結果、当第3四半期累計期間の経営成績は、売上高3,090百万円(前年同期比43.0%減)、売上総利益397百万円(前年同期比79.9%減)、営業損失1,144百万円(前年同期は営業利益545百万円)、経常損失1,138百万円(前年同期は経常利益546百万円)四半期純損失1,199百万円(前年同期は四半期純利益351百万円)となりました。
なお、当社の事業はクラウドサービス事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの記載はしておりません。
(資産)
当第3四半期会計期間末における総資産は5,323百万円となり、前事業年度末に比べて1,266百万円減少しました。これは主に、現金及び預金が609百万円、売掛金及び契約資産が466百万円、未収還付法人税等が234百万円減少したことによるものであります。
(負債)
当第3四半期会計期間末における負債は644百万円となり、前事業年度末に比べて68百万円減少しました。これは主に、賞与引当金が66百万円減少したことによるものであります。
(純資産)
当第3四半期会計期間末における純資産は4,678百万円となり、前事業年度末に比べて1,198百万円減少しました。これは主に、四半期純損失1,199百万円を計上したことによるものであります。現預金同等物が総資産の約66.6%を占め、自己資本比率も87.9%となっております。万全な財務体制の下、必要な成長投資を行っていく体制を引き続き維持してまいります。
第3四半期までの業績が当初計画を下回ったことを真摯に受け止め、当社は5月28日付で通期業績予想の下方修正(減収減益見通し)を公表いたしました。公表済み業績予想については現時点で変更はございません。業績改善に向けては、営業管理ツールの活用や販売プロセスの簡素化による業務効率の向上、さらには生成AI技術を開発プロセスに取り入れて開発スピードを高めるなど、全社的な生産性向上施策を推進しております。こうした取り組みによりコスト削減とサービス提供リードタイムの短縮を実現し、収益性の改善に努めてまいりました。その成果もあって、第3四半期累計の売上高・営業利益は下方修正後の計画をわずかながら上回る水準で着地しております。引き続き徹底した効率化とイノベーションの追求により競争力と業績のさらなる向上を図ってまいります。
将来の成長に向け、当社は「GaiXer」ライセンス提供の拡大、「デジタル労働」プラットフォーム市場への参入、医療DX領域への生成AI展開という三つの柱を据えた成長戦略プランを準備しております。いずれの領域も市場ニーズが高く当社にとって大きな成長機会であると認識しており、当期残りの期間は次期成長に向けたこれら施策の布石に注力する計画です。また、事業KPIを積極開示して進捗の「見える化」を図り、株主・投資家の皆様との対話も一層強化してまいる所存です。
2.四半期財務諸表及び主な注記
(1)四半期貸借対照表
(2)四半期損益計算書
第3四半期累計期間
当社は、クラウドサービス事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。
該当事項はありません。
該当事項はありません。
(キャッシュ・フロー計算書に関する注記)
当第3四半期累計期間に係る四半期キャッシュ・フロー計算書は作成しておりません。なお、第3四半期累計期間に係る減価償却費(無形固定資産に係る償却費を含む。)は、次のとおりであります。