1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………………3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………………4
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………………5
(1)四半期連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………………5
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ………………………………………………7
四半期連結損益計算書 …………………………………………………………………………………………7
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………7
四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………………………8
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………8
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………9
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………………9
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………………9
(セグメント情報等の注記) …………………………………………………………………………………9
(キャッシュ・フロー計算書に関する注記) ………………………………………………………………10
1.当四半期決算に関する定性的情報
当社グループでは、当第3四半期連結累計期間においては、売上高は1,124,464千円(前年比193.7%)、売上総利益は646,720千円(前年比184.1%)と約2倍の伸長を達成しております。
一方、経常損失は184,317千円となりましたが、これは M&A に伴う一時費用および AI開発・人材強化への先行投資によるものであり、将来の収益拡大を見据え戦略的に支出を行っているものでございます。
今期中に実施した子会社化を通じ、新規事業領域が早くも売上高全体の約40%を占めるまでに急拡大しています。
D2C(ネット通販)事業ではシートマスク 「KogaO+」が累計販売枚数 80 万枚を突破し、報告セグメント上は赤字となっておりますが、2024年8月~2024年12月に株式会社グルプスに委託しておりました、内部取引分の広告宣伝費を加味しますと、セグメント単体では黒字化を達成しました。
グローバル情報通信事業も、国際イベント需要を取り込み売上高477,809千円、セグメント利益29,630千円と順調に推移しています。
当社グループの主力事業が属するインターネット広告市場におきましては引き続き成長を続けており、2023年は前年比7.8%増の3兆3,330億円(株式会社電通「2023年日本の広告費」より)となっております。
一方、WEBマーケティング広告における「不当景品類及び不当表示防止法(景表法)」、「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(薬機法)」の規制は厳しさを増しており、より慎重な広告表現が求められる状況です。保守的な広告表現への見直しによって広告効率が悪化する場合もありますが、当社グループでは、これらの法規制等を遵守しながら、A/Bテストを繰り返し、広告効率の向上に努めております。
このような環境の中、当社グループは2024年8月には株式会社JCNTの株式を取得し、グローバル情報通信事業領域に参入するなど積極的に事業領域を広げ各事業に取り組んでまいりました。
以上の結果、売上高は1,124,464千円、営業損失は182,735千円、経常損失は184,317千円となりました。なお、連結子会社であるオルクス株式会社(旧株式会社グルプス)に係るのれん等の減損損失を特別損失に計上したことなどから、親会社株主に帰属する四半期純損失は448,552千円となっており、第3四半期時点では前年と比較し、売上高、営業利益ベースで増収減益となっております。
【参考情報】
(単位:千円)
また、オルクス株式会社(旧株式会社グルプス)に係るのれんの減損の理由としましては、直近の実績・市場環境の変化を鑑み、今後の事業活動方針の変更を行ったためでございます。
オルクス株式会社については、2025年1月に株式会社グルプス(運用型広告会社)と株式会社オルリンクス製薬(D2C(ネット通販)会社)の2社による「吸収合併」及び「商号変更」により誕生した会社でございます。
吸収合併以前の2社については、2024年2月に株式会社グルプスを取得価額319,999,999円及び株式会社オルリンクス製薬を取得価額1円で取得し連結子会社化いたしました。
取得当初は、株式会社グルプスの運用型広告事業を中心とした事業展開を想定しておりましたが、取得後、株式会社オルリンクス製薬が実施するD2C(ネット通販)事業において「KogaO+」の販売数が大幅に増加し、累計販売枚数「80万枚」突破をするなど順調に事業拡大が進みました。
そのため、株式会社グルプスと株式会社オルリンクス製薬の吸収合併後の「オルクス株式会社」においては経営資源を「D2C(ネット通販)事業」に集中することといたしました。
以上の理由により、株式会社グルプス(運用型広告会社)に係るのれんを減損することとしております。
なお、今回の減損により一過性の費用として256,464千円を今期計上いたしますが、一括でのれんを減損したことで2025年2月以降につきましては、2,330千円/月、27,970千円/年の償却費負担が軽減されることとなります。
また、株式会社グルプスで培ってまいりました運用型広告事業のノウハウについては、売れるネット広告社株式会社に新たに運用広告チームを立上げており、運用広告のサービスはグループとして継続して提供してまいります。
セグメントごとの経営成績
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
(D2C(ネット通販)向けデジタルマーケティング支援事業)
D2C(ネット通販)向けデジタルマーケティング支援事業は、売れるネット広告社株式会社がサービス提供する、ネット広告/ランディングページ特化型クラウドサービス「売れるD2Cつくーる」、マーケティング支援サービス「最強の売れるメディアプラットフォーム」に加えて、「運用型広告」、株式会社売れる越境EC社が提供する「越境支援」、株式会社売れるD2C業界M&A社が提供する「M&A仲介支援」を主軸として事業を展開しております。当第3四半期連結累計期間の実績につきましては、売れるネット広告社株式会社は前連結会計年度においては「不正注文の対策」「一部大手クライアントの広告の費用対効果悪化」等によるマーケティング支援サービスの売上高が軟調に推移した状況から段階的な回復を進めている状況でございます。また、「運用型広告」については、自社D2C(ネット通販)事業のSNSマーケティング実施に注力したこと、株式会社売れる越境EC社については既に受注している中国越境におけるTikTokライブコマースの施策が第4四半期以降に実施となったこと、株式会社売れるD2C業界M&A社についても複数案件は進行中であり、第3四半期において基本合意を締結した案件はあったものの、案件の完了は第4四半期以降にずれ込んだことにより軟調に推移しております。この結果、同セグメントの当期の売上高は481,052千円、セグメント損失は146,892千円となりました。
(D2C(ネット通販)事業)
D2C(ネット通販)事業は、オルクス株式会社で開発した化粧品等の販売を行う「自社国内D2C事業」を主軸としております。D2C(ネット通販)事業につきましては、シートマスク「KogaO+」を中心とした売上が堅調に推移した結果、売上高は195,412千円となっております。また、営業利益は報告セグメント上は19,478千円の損失となっておりますが、2024年8月~2024年12月に株式会社グルプスに委託しておりました、内部取引分の広告宣伝費を加味しますと、D2C(ネット通販)事業全体としては黒字となっており、順調に収益の獲得が進んでおります。
(グローバル情報通信事業)
グローバル情報通信事業は、株式会社JCNTが行う「携帯端末・Wi-Fiルーターなどのモバイル通信機器総合レンタルサービス事業」を主軸としております。グローバル情報通信事業につきましては、海外における国際的なイベント等もあり堅調に推移した結果、売上高は477,809千円、セグメント利益は29,630千円となっております。
当第3四半期末の総資産は1,724,315千円(前期末比120.7%)と拡大しております。特にM&A等を実行したものの、資金調達を実施したことにより現金及び預金が+89,623千円と潤沢な資金を確保しました。自己資本比率は一時的に31.9%となりましたが、これは減損損失および戦略的借入の結果であり、資本金・資本剰余金は合計+306,042千円と財務基盤はむしろ強化されています。
(資産)
当第3四半期連結会計期間末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ295,646千円増加し、1,724,315千円となりました。これは主に、売掛金が144,091千円、現金及び預金が89,623千円、投資有価証券が40,000千円増加したことによるものであります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ438,146千円増加し1,173,763千円となりました。これは主に、買掛金が95,028千円、長期借入金が207,195千円増加したことによるものであります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ142,499千円減少し、550,551千円となりました。これは主に、資本金及び資本剰余金がそれぞれ153,021千円増加した一方で、利益剰余金が448,552千円減少したことによるものであります。
2025年7月期の連結業績予想につきましては、2025年3月14日に公表の「2025年7月期通期『通期業績予想の修正』及び『特別損失』の計上に関するお知らせ」をご覧ください。
該当事項はありません。
前第3四半期連結累計期間(自2023年8月1日 至2024年4月30日)
当社は、2023年10月23日に東京証券取引所グロース市場に株式を上場いたしました。この上場にあたり2023年10月20日を払込期日とする有償一般募集(ブックビルディング方式による募集)による新株式450,000株の発行により、資本金及び資本剰余金がそれぞれ188,370千円増加しております。
これらの結果、当第3四半期連結会計期間末において資本金が198,370千円、資本剰余金が188,370千円となっております。
当第3四半期連結累計期間(自2024年8月1日 至2025年4月30日)
当第3四半期連結会計期間において、当社は第9回及び第10回(第三者割当による行使価額修正条項付新株予約権)の行使に伴う新株の発行による払い込みを受け、また、ストックオプションとしての新株予約権の権利行使により資本金、資本剰余金がそれぞれ153,021千円増加しました。その結果、当第3四半期連結会計期間末における資本金は351,391千円、資本剰余金は341,391千円となりました。
【セグメント情報】
前第3四半期連結累計期間(自 2023年8月1日 至 2024年4月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
(注)1.セグメント利益又は損失の調整額△1,455千円は、セグメント間取引消去であります。
2.セグメント利益又は損失は、四半期連結損益計算書の営業損失と一致しております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(のれんの金額の重要な変動)
2024年2月6日に株式会社グルプス、株式会社オルリンクス製薬の2社の株式を取得し連結の範囲に含めたことに伴い、当第3四半期連結累計期間においてのれんが272,717千円増加しております。
当第3四半期連結累計期間(自 2024年8月1日 至 2025年4月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
(注)1.セグメント利益又は損失の調整額は、セグメント間取引消去及び各報告セグメントに配分してい
ない全社費用であり、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
2.セグメント利益又は損失は、四半期連結損益計算書の営業損失と一致しております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(固定資産に係る重要な減損損失)
(注) 調整額の金額は、共用資産に係るものであります。
株式会社JCNTの全株式を取得し連結の範囲に含めたことに伴い、「グローバル情報通信事業」セグメントにおいて、のれんが269,715千円増加しております。
3.報告セグメントの変更等に関する事項
当社グループの報告セグメントは、「D2C(ネット通販)向けデジタルマーケティング支援事業」「D2C(ネット通販)事業」の2区分としておりましたが、第1四半期連結会計期間より株式を取得し子会社化した株式会社JCNTを連結の範囲に含めたことに伴い、「グローバル情報通信事業」を追加しております。
(キャッシュ・フロー計算書に関する注記)
当第3四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておりません。なお、第3四半期連結累計期間に係る減価償却費(のれんを除く無形固定資産に係る償却費を含む。)及びのれんの償却額は、次のとおりであります。