○添付資料の目次

 

1.経営成績等の概況 ………………………………………………………………………………………………………

2

(1)財政状態及び経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………

2

(2)財政状態に関する分析 ……………………………………………………………………………………………

5

(3)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当 ……………………………………………………………

5

2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 ……………………………………………………………………………

5

3.連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………………………………

6

(1)連結財政状態計算書 ………………………………………………………………………………………………

6

(2)連結損益計算書 ……………………………………………………………………………………………………

7

(3)連結包括利益計算書 ………………………………………………………………………………………………

8

(4)連結持分変動計算書 ………………………………………………………………………………………………

9

(5)連結キャッシュ・フロー計算書 …………………………………………………………………………………

10

(6)連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………………………

12

(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………

12

(セグメント情報) ………………………………………………………………………………………………

12

(非金融資産の減損) ……………………………………………………………………………………………

13

(1株当たり情報) ………………………………………………………………………………………………

14

(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………………………

14

4.個別財務諸表 ……………………………………………………………………………………………………………

15

(1)貸借対照表 …………………………………………………………………………………………………………

15

(2)損益計算書 …………………………………………………………………………………………………………

17

(3)株主資本等変動計算書 ……………………………………………………………………………………………

18

5.その他 ……………………………………………………………………………………………………………………

20

(1)役員の異動 …………………………………………………………………………………………………………

20

(2)その他 ………………………………………………………………………………………………………………

20

 

1.経営成績等の概況

(1)財政状態及び経営成績に関する説明

当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境が改善する下で、各種政策の効果もあり、景気は緩やかな回復が続いております。一方、物価上昇の継続が個人消費に及ぼす影響や、通商政策などアメリカの政策動向による影響などがわが国の景気を下押しするリスクとなっております。また、金融資本市場の変動等の影響に十分に留意する必要があります。

当社は「サービス先端企業」を経営理念に、お客様の利便性を徹底的に追求し、系列や業態などの枠組みを超えた多様な提携パートナーとともに革新的なサービスを創造し続けております。当社グループを取り巻く経営環境は、物価上昇の継続、アメリカの政策動向による影響や金融資本市場の変動影響に留意が必要な状況であることに加えて、先進的テクノロジーの活用や異業種参入によって新たな金融サービスが次々と創出されるなど、企業間競争が激しさを増すものと予想されます。このような経営環境の中、当社グループは、『GLOBAL NEO FINANCE COMPANY~金融をコアとしたグローバルな総合生活サービスグループ~』を中期経営ビジョンとして掲げ、「Innovative」「Digital」「Global」を基本コンセプトとした、「総合生活サービスグループ」への転換に向けて、グループや提携先と「セゾン・パートナー経済圏」の確立に注力し、グループ企業間の事業シナジーによる他社にはない価値の創造を目指しております。加えて、お客様のあらゆる困りごとを、親切に適切に素早く解消することで顧客満足度向上に努めております。既存事業においては、「ペイメント事業の生産性向上」「ファイナンス事業の健全な成長及び新たな事業領域への進出」「グローバル事業のスケールアップ」を重点方針とする成長戦略を実行し、さらなる成長拡大を図っております。

また、当社は2021年9月に策定したデジタルトランスフォーメーション戦略(CSDX戦略)における取り組みが評価され、2024年6月に日本DX大賞実行委員会が主催する「日本DX大賞 2024」において、「ビジネストランスフォーメーション(BX)部門優秀賞」を受賞いたしました。今後も、デジタルを活用した新たなお客様体験の提供や、内製開発で培ったナレッジを全社へ展開することで全社員によるDXの実現を推進するとともにイノベーションの創出に向けて取り組んでまいります。

さらに、2021年8月のサステナビリティ推進委員会設置以降、サステナビリティ重要課題の設定、気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)提言への賛同及びTCFDコンソーシアムへの参画など、グループ全体で事業を通じた社会・環境課題解決への取り組みを強化した結果、当社は、世界最大級の年金基金である年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)がESG投資の主要指標として採用している「FTSE Blossom Japan Sector Relative Index」の構成銘柄に2年連続で選定されました。今後も、グループ全体でさらにサステナビリティ領域の取り組みを深耕させ、今よりもっと便利で豊かな、持続可能な社会の発展に貢献してまいります。

 

当連結会計年度は、「ペイメント事業」「ファイナンス事業」「グローバル事業」「エンタテインメント事業」が伸長した結果、純収益は4,228億18百万円(前期比16.9%増)、事業利益は936億21百万円(前期比30.1%増)、親会社の所有者に帰属する当期利益は663億97百万円(前期比9.0%減)となりました。

 

 

(a)経営成績

当連結会計年度における経営成績は次のとおりです。なお、純収益は収益から原価を控除して算出した指標であり、事業利益は当社グループが定める経常的な事業の業績を測る利益指標です。

 

 

 

 

(単位:百万円)

(単位:円)

 

純収益

事業利益

税引前利益

親会社の所有者に

帰属する当期利益

基本的1株当たり

当期利益

当連結会計年度

422,818

93,621

92,786

66,397

423.02

前連結会計年度

361,604

71,941

97,952

72,987

453.08

伸び率

16.9%

30.1%

△5.3%

△9.0%

△6.6%

 

当連結会計年度におけるセグメントの業績は次のとおりです。

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

純収益

事業利益

前連結

会計年度

当連結

会計年度

伸び率

前連結

会計年度

当連結

会計年度

伸び率

ペイメント

235,237

256,014

8.8%

19,270

30,328

57.4%

リース

12,544

13,346

6.4%

4,355

4,110

△5.6%

ファイナンス

58,502

69,361

18.6%

28,265

38,675

36.8%

不動産関連

23,942

28,295

18.2%

16,407

16,273

△0.8%

グローバル

27,208

51,520

89.4%

2,478

3,384

36.6%

エンタテインメント

6,319

6,665

5.5%

1,079

1,420

31.5%

363,754

425,203

16.9%

71,856

94,191

31.1%

調整額

△2,150

△2,385

84

△570

連結

361,604

422,818

16.9%

71,941

93,621

30.1%

(注)各セグメントの純収益及び事業利益は、セグメント間取引消去前の数値を記載しております。

 

<ペイメント事業>

金利や賃金の上昇などの経営環境変化に加え、個別競争から経済圏の競争に変化し、ますます競争環境が激化するペイメント事業においては、ポイント還元といった競争ではなく、他社との差別化として、GOLDカード以上のプレミアム層・法人(個人事業主・SME(Small and Medium Enterprises:中小企業))を中心とした高稼働・高単価の顧客シェアを拡大させ、この領域での存在感を発揮し収益拡大を目指しております。生産性を向上させ筋肉質な体制基盤の構築を目指し、組織・業務のシンプル化及びDXによるオペレーション業務の効率化を実施し、また市況に合わせたサービス改定や、DX推進によるUIUX改善を順次実施しております。マーケット及び個々のニーズに最適化された金融サービスをグループ一体となって提供することで、お客様の感動体験を追求し、メインカード化を引き続き目指してまいります。また、法人領域においては、SMEマーケットに資源を投下し、顧客の資金ニーズに応えるためにグループや提携先企業とも営業連携しながら、ビジネスカードと法人関連商材のクロスセルの取り組みを加速させ、法人マーケットのシェアも拡大してまいります。

 

<今年度の新たな取り組みの一例>

・2024年4月より、スルガ銀行㈱の中小企業経営者・個人事業主のお客様向けに、ビジネスシーンに役立つ機能やサービスに加え、特別感も享受いただけるクレジットカード「スルガ・セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カード」の取扱を開始

・2024年5月、流通企業系グループ「ベイシアグループ」の㈱ベイシア、㈱カインズと提携し、最短5分で入会からバーコード決済までをアプリ完結する提携クレジットカードの発行を発表

・2024年5月より、企業間決済カード「パーチェシングカード」にて、バーチャルカード番号を活用した購買管理機能の提供を開始

・2024年6月、ソニー生命保険㈱と多様化するお客様のニーズにお応えすることを目指し、業務提携に向けた基本合意を締結

・2024年6月より、増加するインバウンドのお客様の決済ニーズに応えるため、ビザ・ワールドワイド・ジャパン㈱と連携し、公共交通機関におけるクレジットカードやデビットカード等のタッチ決済の導入支援を開始

・2024年6月より、今後増加が見込まれる外国人留学生や労働者など日本にお住まいの外国籍のお客様をサポートするためのポータルサイト「SAISON JP Life Assist」を公開

・2024年7月より、お客様に合わせて入力項目を最適化する新しいAIを活用したカード申込フォームの提供を開始。本機能は特許を出願

・2024年9月より、大分空港と湯布院間を運行する空港バス路線「湯布院ライナー」でタッチ決済対応のカード(クレジット、デビット、プリペイド)や、同カードが設定されたスマートフォン等による乗車サービスの実証実験を開始

・2024年10月より、スルガ銀行㈱の個人のお客様を対象に、「スルガ・セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス®・カード」「スルガ・セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス®・カード」の取扱を開始

・2024年10月より、1回払い・ボーナス一括払いのご利用分をあとから「分割払い」に変更いただける「あとから分割」をリリース

・2024年11月より、セゾン投信㈱が直接販売にて提供する投資信託のスポット購入時に、永久不滅ポイントを利用できるサービスを開始。また、ポイント投資提供開始に合わせて、スポット購入の最低購入金額を10,000円から5,000円に引き下げ

・2024年11月より、㈱カインズ・㈱くみまちフィンテックと連携しポイント還元率最大3.0%の新クレジットカード「CAINZセゾンカード」の取扱とカインズ初のスマホ決済サービス「CAINZ Pay」の提供を開始

・2024年12月より、クレジットカード業界初の取り組みとして、国内外72施設を運営する㈱星野リゾートの宿泊施設の公式サイト上で永久不滅ポイントを宿泊代として利用することができるサービスを開始

・2024年12月より、大和コネクト証券㈱が提供するポイント投資サービスにおいて、永久不滅ポイントの利用を開始

・2025年1月より、金融機関を通じた全国の中小企業の従業員のエンゲージメント向上の取り組みの一環として、大阪シティ信用金庫における福利厚生サービス「セゾンフクリコ」の紹介業務を開始

・2025年1月より、顧客の嗜好に合わせた情報提供でライフスタイル向上を目指し、富裕層向け広告サービス「ハイエンドライフスタイル提案」の提供を開始

・2025年3月より、全国のTOHOシネマズで毎週木曜日に当社が発行するカード会員様を対象に、映画を1,200円で鑑賞できる「セゾンの木曜日」を開始

※「アメリカン・エキスプレス」は、アメリカン・エキスプレスの登録商標です。㈱クレディセゾンは、アメリカン・エキスプレスのライセンスに基づき使用しています。

 

上記のような諸施策に取り組んだ結果、当連結会計年度における主要指標は、新規カード会員数は138万人(前期比19.9%減)、カード会員数は2,342万人(前期末比4.9%減)、カードの年間稼動会員数は1,353万人(前期比1.3%減)となりました。また、ショッピング取扱高は5兆9,870億円(前期比5.3%増)、カードキャッシング取扱高は1,542億円(前期比7.1%減)、ショッピングのリボルビング残高は4,905億円(前期末比8.2%増)、カードキャッシング残高は1,926億円(前期末比1.5%増)となりました。

当連結会計年度における純収益は、2,560億14百万円(前期比8.8%増)、事業利益は303億28百万円(前期比57.4%増)となりました。

 

<リース事業>

事業者の設備投資計画に合わせ、OA通信機器や厨房機器などを中心に営業を推進しております。既存主力販売店への営業活動深耕・関係構築に加え、新たな市場・物件の取扱を開始し、より収益性の高い債権を積む方針へと転換しました。当連結会計年度における取扱高は1,505億円(前期比2.5%増)、純収益は133億46百万円(前期比6.4%増)、一方、貸倒コストが増加した結果、事業利益は41億10百万円(前期比5.6%減)となりました。

 

<ファイナンス事業>

信用保証事業、ファイナンス関連事業から構成されております。信用保証事業では、金融機関向け「住宅ローン保証」が好調に推移し、保証商品のラインナップを広げるとともに、地域金融機関等とのきめ細かな連携体制の構築に努めました。その結果、当連結会計年度における保証残高(金融保証負債控除前)は7,460億円(前期末比33.7%増)、提携先数は合計で404先(前期末差増減なし)となりました。

ファイナンス関連事業では、「フラット35」及び「セゾンの資産形成ローン」については従来同様、良質な資産の積み上げに取り組みました。「フラット35」については、長期金利上昇に伴いフラット35市場の融資実行金額が、前期比17.1%減少し、当連結会計年度の実行金額は796億円(前期比33.9%減)、サービシング債権残高等は1兆3,619億円(前期末比0.8%減)となりました。「セゾンの資産形成ローン」については、高年収顧客を中心とした良質な債権の積み上げにより、当連結会計年度の実行金額は1,494億円(前期比50.7%増)、貸出残高は7,302億円(前期末比0.1%増)となりました。

以上の結果、当連結会計年度におけるファイナンス事業の債権残高は1兆2,536億円(前期末比5.8%増)、当連結会計年度における純収益は693億61百万円(前期比18.6%増)、事業利益は386億75百万円(前期比36.8%増)となりました。

 

※フラット35市場の動向については、独立行政法人住宅金融支援機構が開示している「[フラット35]の申請戸数等について」を参照しております。

 

<不動産関連事業>

不動産事業、不動産賃貸事業等から構成されております。当連結会計年度は、堅調な市況を背景に、実需向けの不動産を中心に需要が継続したことにより、純収益は282億95百万円(前期比18.2%増)、一方、前期に計上した不動産信託受益権売却益等の反動減により事業利益は162億73百万円(前期比0.8%減)となりました。

 

<グローバル事業>

インド・東南アジア・ラテンアメリカ地域にてアンダーサーブド層をメインターゲットとしたレンディング事業及びFintech、Web3領域を中心に有望なスタートアップやVCファンドへの投資を行うインベストメント事業を展開しております。インドのKisetsu Saison Finance(India)Pvt. Ltd.では、中小零細企業向け貸付(ブランチレンディング)や個人向け貸付(エンベデッドファイナンス)を中心に着実に債権残高を拡大させるとともに、与信・リスク管理をさらに強化しつつ、各プロダクトのバランスを保ちながら、引き続き健全で持続的な成長に取り組んでおります。これらの結果、当連結会計年度での債権残高(貸倒引当金控除前)は3,064億円(前期末比42.4%増)となりました。ベトナムのHD SAISON Finance Co., Ltd.においても引き続き債権残高の拡大とともに債権の良質化に努め、またブラジルとメキシコのレンディング子会社においても事業開発・組織体制の両面から基盤構築を進め、現地パートナーとの提携戦略を通じて、着実に投融資実績を積み上げております。

以上の結果、当連結会計年度の純収益は515億20百万円(前期比89.4%増)となりました。レンディング事業が好調に推移した結果、事業利益は33億84百万円(前期比36.6%増)となりました。

 

<エンタテインメント事業>

アミューズメント事業等から構成されております。地域に支持される健全で安心・快適な店作りに取り組んでおります。当連結会計年度は、純収益は66億65百万円(前期比5.5%増)、新店舗の開設及び既存店舗の見直しにより事業利益は14億20百万円(前期比31.5%増)となりました。

 

(b)次期の見通し

当社グループは、2030年に目指す姿として、「GLOBAL NEO FINANCE COMPANY~金融をコアとしたグローバルな総合生活サービスグループ~」を掲げ、単なるファイナンスカンパニーの領域に留まることなく、“お客さまニーズを起点”としたパートナーシップにより、「セゾン・パートナー経済圏」を構築し、ギブ&テイクが成り立つ関係を築きながら、グローバルにシナジーの発揮を目指してまいります。2030年に目指す姿の実現、「セゾン・パートナー経済圏」の構築を確かなものとするため、「国内事業の徹底的な筋肉質化」「各事業を加速させる銀行機能の活用と金融機能の増強」「インドを起点としたユニークなグローバル展開の進化と国内・海外双方向の融合」「事業戦略と連動した社員の成長と経営基盤の強化」を重点方針とする2027年3月期までの中期経営計画の2年目として次の重点事項に取り組みます。

・ペイメント事業の構造改革

・ファイナンス事業の安定的な成長

・グローバル事業のスケールアップ

・与信管理・回収体制強化による債権の健全化及び業務効率化による生産性向上

 

以上を踏まえ、来期の連結業績予想は、純収益4,790億円、事業利益960億円、親会社の所有者に帰属する当期利益675億円を見込んでおります。

 

(2)財政状態に関する分析

① 資産、負債、資本の状況

当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末と比較して3,352億90百万円増加し、4兆6,711億43百万円となりました。これは主に、ショッピング取扱高の増加及びレンディング事業拡大に伴う貸付残高増加等により営業債権及びその他の債権が2,711億28百万円増加したことによるものです。

当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末と比較して3,338億74百万円増加し、3兆9,521億15百万円となりました。これは主に、社債及び借入金が3,556億3百万円増加したことによるものです。

当連結会計年度末の資本合計は、前連結会計年度末と比較して14億16百万円増加し、7,190億28百万円となりました。

② キャッシュ・フローの状況

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

当連結会計年度における営業活動に使用したキャッシュ・フローは、2,491億74百万円の支出(前連結会計年度は2,134億4百万円の支出)となりました。

これは主に、税引前利益927億86百万円の計上による収入がある一方で、営業債権及びその他の債権の純増額2,864億81百万円の支出、営業債務及びその他の債務の純減額386億15百万円の支出によるものです。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

当連結会計年度における投資活動に使用したキャッシュ・フローは、152億52百万円の支出(前連結会計年度は857億54百万円の支出)となりました。

これは主に、定期預金の払戻による632億96百万円の収入及び投資有価証券の売却等による261億74百万円の収入がある一方で、定期預金の預入による522億82百万円の支出、投資不動産の取得による381億15百万円の支出によるものです。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

当連結会計年度における財務活動により得られたキャッシュ・フローは、2,972億51百万円の収入(前連結会計年度は2,466億99百万円の収入)となりました。

これは主に、長期借入金の返済による2,599億26百万円の支出及び社債の償還による600億円の支出がある一方で、長期借入れによる4,838億62百万円の収入、社債の発行による1,901億32百万円の収入によるものです。

 

以上の結果、当連結会計年度における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末と比較して、306億54百万円増加し、1,393億99百万円となりました。

 

(3)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当

当社では企業体質の強化と継続的な事業拡大に向けた取り組みが、株主価値の増大のために重要であると考えております。利益還元については、「2024-2026年度クレディセゾングループ中期経営計画」に掲げた通り、安定的かつ継続的な配当方針を堅持し、配当性向30%以上を目指します。自己株式取得は財務規律の維持を前提に、自己資本額の適正化を目指し、中期経営計画の期間中に700億円を目途に予定しております。2024年5月16日から2025年4月7日までに500億円の自己株式取得を完了しております。さらに、2025年5月15日に開催された取締役会において、10,000千株(200億円)を上限とする自己株式の取得を決議いたしました。

この方針のもと、2025年3月期の連結業績を踏まえ、直近の配当予想から普通配当を10円増配し、期末配当金を1株当たり120円とさせていただく予定です。また、次期の配当に関しては、次期の業績予想などを踏まえ、1株130円を予定しております。

 

2.会計基準の選択に関する基本的な考え方

当社グループは、グローバル展開の加速に向けた経営基盤強化等を目的とし、2019年3月期よりIFRSを適用しております。

3.連結財務諸表及び主な注記

(1)連結財政状態計算書

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(2024年3月31日)

当連結会計年度

(2025年3月31日)

資産

 

 

現金及び現金同等物

108,745

139,399

営業債権及びその他の債権

3,344,573

3,615,701

棚卸資産

153,773

170,309

営業投資有価証券

79,783

96,364

投資有価証券

89,261

62,587

その他の金融資産

47,503

44,436

有形固定資産

30,296

29,253

使用権資産

15,828

14,998

無形資産

138,569

127,125

投資不動産

144,586

168,243

持分法で会計処理されている投資

132,442

140,220

繰延税金資産

34,337

40,117

その他の資産

16,151

20,966

売却目的で保有する資産

1,419

資産合計

4,335,852

4,671,143

 

 

 

負債及び資本

 

 

負債

 

 

営業債務及びその他の債務

322,746

283,171

金融保証負債

8,484

8,714

社債及び借入金

3,048,797

3,404,400

その他の金融負債

22,038

19,811

未払法人所得税

12,311

24,367

ポイント引当金

127,947

132,627

利息返還損失引当金

15,230

11,794

その他の引当金

1,409

1,488

繰延税金負債

188

378

その他の負債

59,086

65,362

負債合計

3,618,240

3,952,115

資本

 

 

資本金

75,929

75,929

資本剰余金

93,178

93,947

利益剰余金

542,602

602,903

自己株式

△47,767

△96,356

その他の資本の構成要素

41,110

29,254

親会社の所有者に帰属する持分合計

705,053

705,678

非支配持分

12,558

13,350

資本合計

717,611

719,028

負債及び資本合計

4,335,852

4,671,143

 

(2)連結損益計算書

 

 

(単位:百万円)

 

 前連結会計年度

(自 2023年4月1日

 至 2024年3月31日)

 当連結会計年度

(自 2024年4月1日

 至 2025年3月31日)

収益

 

 

ペイメント事業収益

232,765

251,496

リース事業収益

12,542

13,344

ファイナンス事業収益

58,502

70,471

不動産関連事業収益

56,380

67,536

グローバル事業収益

25,036

48,206

エンタテインメント事業収益

32,174

35,438

金融収益

2,915

5,744

収益合計

420,317

492,238

(うち、金利収益 ※)

144,150

186,866

原価

 

 

ファイナンス事業原価

1,110

不動産関連事業原価

32,858

39,536

エンタテインメント事業原価

25,854

28,773

原価合計

58,713

69,419

純収益

361,604

422,818

 

 

 

販売費及び一般管理費

242,778

261,698

金融資産の減損

38,285

43,283

金融費用

24,896

39,770

償却原価で測定する金融資産の

認識の中止により生じた利得

289

662

持分法による投資利益

29,262

13,030

その他の収益

14,191

5,304

その他の費用

1,433

4,275

税引前利益

97,952

92,786

法人所得税費用

24,667

25,435

当期利益

73,285

67,350

 

 

 

当期利益の帰属

 

 

親会社の所有者

72,987

66,397

非支配持分

298

952

当期利益

73,285

67,350

 

 

 

1株当たり親会社の所有者に帰属する当期利益

 

 

基本的1株当たり当期利益(円)

453.08

423.02

希薄化後1株当たり当期利益(円)

452.69

422.19

 

(※)IFRS第9号「金融商品」に基づいて、実効金利法により測定した金利収益を表示しております。

 

税引前利益から事業利益への調整表

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(自 2023年4月1日

至 2024年3月31日)

当連結会計年度

(自 2024年4月1日

至 2025年3月31日)

税引前利益

97,952

92,786

調整項目(持分法による投資利益)

△21,989

△240

調整項目(その他の収益)

△5,068

△1,902

調整項目(その他の費用)

1,276

3,043

金融資産に係る実効金利法適用による調整額

△229

△65

小計

△26,010

835

事業利益

71,941

93,621

 

(3)連結包括利益計算書

 

 

(単位:百万円)

 

 前連結会計年度

(自 2023年4月1日

 至 2024年3月31日)

 当連結会計年度

(自 2024年4月1日

 至 2025年3月31日)

当期利益

73,285

67,350

 

 

 

その他の包括利益

 

 

純損益に振り替えられることのない項目

 

 

その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融商品の公正価値の純変動額

9,098

247

確定給付制度の再測定

△14

△17

持分法によるその他の包括利益

927

△10

純損益に振り替えられる可能性のある項目

 

 

その他の包括利益を通じて公正価値で測定する負債性金融商品の公正価値の純変動額

△9

126

キャッシュ・フロー・ヘッジの有効部分

1,738

7,956

在外営業活動体の外貨換算差額

8,425

△8,572

持分法によるその他の包括利益

830

△860

税引後その他の包括利益合計

20,997

△1,130

当期包括利益

94,282

66,220

 

 

 

当期包括利益の帰属

 

 

親会社の所有者

93,969

65,736

非支配持分

312

483

当期包括利益

94,282

66,220

 

(4)連結持分変動計算書

前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

親会社の所有者に帰属する持分

非支配持分

合計

 

資本金

資本剰余金

利益剰余金

自己株式

その他の

資本の

構成要素

合計

2023年4月1日時点の残高

75,929

83,560

481,163

62,668

20,317

598,301

1,739

600,041

当期利益

 

 

72,987

 

 

72,987

298

73,285

その他の包括利益

 

 

 

 

20,982

20,982

14

20,997

当期包括利益

72,987

20,982

93,969

312

94,282

自己株式の取得

 

 

 

2,821

 

2,821

 

2,821

自己株式の処分

 

2,173

 

17,669

 

15,495

 

15,495

株式に基づく報酬取引

 

276

 

53

 

330

 

330

配当金

 

 

10,948

 

 

10,948

93

11,041

その他の資本の構成要素から利益剰余金への振替

 

 

593

 

593

 

子会社の支配獲得に伴う変動

 

 

 

 

 

297

297

子会社の支配喪失に伴う変動

 

 

 

 

 

78

78

支配継続子会社に対する持分変動

 

11,474

 

 

783

10,691

10,222

20,913

その他

 

41

5

 

 

35

 

35

所有者との取引額合計

9,618

11,547

14,901

189

12,782

10,505

23,287

2024年3月31日時点の残高

75,929

93,178

542,602

47,767

41,110

705,053

12,558

717,611

 

当連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

親会社の所有者に帰属する持分

非支配持分

合計

 

資本金

資本剰余金

利益剰余金

自己株式

その他の

資本の

構成要素

合計

2024年4月1日時点の残高

75,929

93,178

542,602

47,767

41,110

705,053

12,558

717,611

当期利益

 

 

66,397

 

 

66,397

952

67,350

その他の包括利益

 

 

 

 

661

661

469

1,130

当期包括利益

66,397

661

65,736

483

66,220

自己株式の取得

 

 

 

48,626

 

48,626

 

48,626

株式に基づく報酬取引

 

897

 

36

 

934

 

934

配当金

 

 

17,288

 

 

17,288

108

17,397

その他の資本の構成要素から利益剰余金への振替

 

 

11,191

 

11,191

 

子会社の支配喪失に伴う変動

 

 

 

 

 

16

16

支配継続子会社に対する持分変動

 

103

 

 

3

106

433

326

その他

 

25

 

 

 

25

 

25

所有者との取引額合計

768

6,097

48,589

11,195

65,112

308

64,804

2025年3月31日時点の残高

75,929

93,947

602,903

96,356

29,254

705,678

13,350

719,028

 

(5)連結キャッシュ・フロー計算書

 

 

(単位:百万円)

 

 前連結会計年度

(自 2023年4月1日

 至 2024年3月31日)

 当連結会計年度

(自 2024年4月1日

 至 2025年3月31日)

営業活動によるキャッシュ・フロー

 

 

税引前利益

97,952

92,786

減価償却費及び償却費

32,669

33,595

減損損失(又は戻入れ)

604

670

受取利息及び受取配当金

△4,106

△6,819

支払利息

23,564

37,469

持分法による投資損益(△は益)

△29,262

△13,030

投資有価証券売却損益(△は益)

130

△149

投資有価証券評価損益(△は益)

△2,100

2,241

営業債権及びその他の債権の増減額

(△は増加)

△346,787

△286,481

棚卸資産の増減額(△は増加)

△13,706

△7,958

営業投資有価証券の増減額(△は増加)

△15,768

△16,748

営業債務及びその他の債務の増減額

(△は減少)

70,586

△38,615

ポイント引当金の増減額(△は減少)

1,923

4,680

利息返還損失引当金の増減額(△は減少)

△2,861

△3,436

金融保証負債の増減額(△は減少)

608

230

その他

7,734

1,354

(小計)

△178,819

△200,211

利息及び配当金の受取額

7,852

11,555

利息の支払額

△22,697

△35,986

法人所得税の還付額

715

69

法人所得税の支払額

△20,454

△24,601

営業活動によるキャッシュ・フロー

△213,404

△249,174

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 前連結会計年度

(自 2023年4月1日

 至 2024年3月31日)

 当連結会計年度

(自 2024年4月1日

 至 2025年3月31日)

投資活動によるキャッシュ・フロー

 

 

投資有価証券の取得による支出

△21,952

△902

投資有価証券の売却等による収入

5,616

26,174

有形固定資産及び無形資産の取得による支出

△19,273

△20,809

有形固定資産及び無形資産の売却による収入

418

1,859

投資不動産の取得による支出

△36,021

△38,115

投資不動産の売却による収入

938

4,890

子会社の取得による支出

△474

△34

貸付けによる支出

△13,724

△16,342

貸付金の回収による収入

23,437

17,810

定期預金の預入による支出

△45,142

△52,282

定期預金の払戻による収入

21,001

63,296

その他

△576

△796

投資活動によるキャッシュ・フロー

△85,754

△15,252

財務活動によるキャッシュ・フロー

 

 

短期借入金の純増減額(△は減少)

14,498

26,747

コマーシャル・ペーパーの純増減額

(△は減少)

△44,212

△8,883

債権流動化借入金(短期)の純増減額(△は減少)

7,000

31,000

債権流動化借入金(長期)による調達収入

52,284

8,649

債権流動化借入金(長期)の返済による支出

△10,372

△44,946

長期借入れによる収入

334,397

483,862

長期借入金の返済による支出

△167,274

△259,926

社債の発行による収入

124,464

190,132

社債の償還による支出

△85,016

△60,000

リース負債の返済による支出

△4,486

△3,823

非支配持分への子会社持分売却による収入

84

非支配持分からの払込による収入

20,997

730

非支配持分からの子会社持分取得による支出

△110

自己株式の売却による収入

15,495

自己株式の取得による支出

△1

△48,489

配当金の支払額

△10,948

△17,288

その他

△99

△512

財務活動によるキャッシュ・フロー

246,699

297,251

現金及び現金同等物に係る換算差額

1,533

△2,170

現金及び現金同等物の増減額(△は減少)

△50,925

30,654

現金及び現金同等物の期首残高

159,671

108,745

現金及び現金同等物の期末残高

108,745

139,399

 

 

(6)連結財務諸表に関する注記事項

(継続企業の前提に関する注記)

該当事項はありません。

 

(セグメント情報)

(1)報告セグメントの概要

当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。

当社グループは、主に市場及び顧客提供サービス別を基礎として、それぞれの顧客と直結した事業活動を展開しております。これらを踏まえ、当社グループの報告セグメントは、市場及び顧客提供サービス別に「ペイメント事業」「リース事業」「ファイナンス事業」「不動産関連事業」「グローバル事業」「エンタテインメント事業」から構成されております。

ペイメント事業は、主に当社グループの主要セグメントであるクレジットカード事業及びクレジットカード事業と密接に関連する各種周辺事業から構成されております。

リース事業は、事務用機器等の賃貸を中心としたリース事業を展開しております。

ファイナンス事業は、信用保証事業及びファイナンス関連事業から構成されております。

不動産関連事業は、不動産事業及び不動産賃貸事業等から構成されております。

グローバル事業は、レンディング事業及びインベストメント事業を展開しております。

エンタテインメント事業は、遊技場の運営を中心としたアミューズメント事業を展開しております。

 

(2)報告セグメントに関する情報

前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

調整額

(注)2

連結

ペイメント

事業

リース事業

ファイナンス

事業

不動産関連

事業

グローバル

事業

エンタテイン

メント事業

合計

収益

 

 

 

 

 

 

 

 

 

外部顧客に対する

収益

233,506

12,542

58,502

56,382

27,208

32,174

420,317

420,317

セグメント間の

内部収益

1,730

1

301

0

2,034

2,034

235,237

12,544

58,502

56,684

27,208

32,174

422,351

2,034

420,317

純収益

235,237

12,544

58,502

23,942

27,208

6,319

363,754

2,150

361,604

セグメント利益

(事業利益)

(注)1

19,270

4,355

28,265

16,407

2,478

1,079

71,856

84

71,941

調整項目

26,010

税引前利益

97,952

 

当連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

調整額

(注)2

連結

ペイメント

事業

リース事業

ファイナンス

事業

不動産関連

事業

グローバル

事業

エンタテイン

メント事業

合計

収益

 

 

 

 

 

 

 

 

 

外部顧客に対する

収益

253,916

13,344

70,471

67,546

51,520

35,438

492,238

492,238

セグメント間の

内部収益

2,098

1

173

0

2,274

2,274

256,014

13,346

70,471

67,720

51,520

35,438

494,512

2,274

492,238

純収益

256,014

13,346

69,361

28,295

51,520

6,665

425,203

2,385

422,818

セグメント利益

(事業利益)

(注)1

30,328

4,110

38,675

16,273

3,384

1,420

94,191

570

93,621

調整項目

835

税引前利益

92,786

(注)1 事業利益は、一定の調整項目を税引前利益に加減算することにより算出しております。

調整項目は、収益費用の性質や発生頻度等を考慮の上、当社グループが業績の有用な比較情報を提供し、事業が管理されている方法を適切に反映するとの判断に基づき決定しております。

2 調整額は、セグメント間取引消去であります。

セグメント利益(事業利益)から税引前利益への調整表

 

 

(単位:百万円)

 

 前連結会計年度

(自 2023年4月1日

  至 2024年3月31日)

 当連結会計年度

(自 2024年4月1日

  至 2025年3月31日)

セグメント利益(事業利益)

71,941

93,621

金融資産に係る実効金利法適用による調整額

229

65

調整項目(持分法による投資利益)

21,989

240

負ののれん発生益

21,989

240

調整項目(その他の収益)

5,068

1,902

投資有価証券評価益(株式等)

2,036

固定資産売却益

685

1,731

固定資産交換差益

2,335

その他

11

171

調整項目(その他の費用)

△1,276

△3,043

投資有価証券評価損(株式等)

△1,338

関係会社株式売却損

△130

非金融資産の減損損失

△604

△670

持分法投資に係る減損損失

△512

固定資産売却損

△117

△335

固定資産処分損

△212

△159

その他

△212

△26

調整項目 合計

26,010

△835

税引前利益

97,952

92,786

 

 

(非金融資産の減損)

前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

重要な減損損失の計上はありません。

 

当連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

重要な減損損失の計上はありません。

(1株当たり情報)

(1)基本的1株当たり当期利益の算定上の基礎

 

 前連結会計年度

(自 2023年4月1日

  至 2024年3月31日)

 当連結会計年度

(自 2024年4月1日

  至 2025年3月31日)

親会社の所有者に帰属する当期利益

(百万円)

72,987

66,397

親会社の普通株主に帰属しない当期利益

(百万円)

基本的1株当たり当期利益の計算に使用する

当期利益

(百万円)

72,987

66,397

加重平均普通株式数

(千株)

161,090

156,962

基本的1株当たり当期利益

(円)

453.08

423.02

 

(2)希薄化後1株当たり当期利益の算定上の基礎

 

 前連結会計年度

(自 2023年4月1日

  至 2024年3月31日)

 当連結会計年度

(自 2024年4月1日

  至 2025年3月31日)

基本的1株当たり当期利益の計算に使用する

当期利益

(百万円)

72,987

66,397

当期利益調整額

(百万円)

△62

△129

希薄化後1株当たり当期利益の計算に使用する

当期利益

(百万円)

72,924

66,268

加重平均普通株式数

(千株)

161,090

156,962

普通株式増加数

(千株)

希薄化後の加重平均普通株式数

(千株)

161,090

156,962

希薄化後1株当たり当期利益

(円)

452.69

422.19

 

(重要な後発事象)

(スルガ銀行株式会社による自己株式の公開買い付けへの応募)

当社は、当社の保有するスルガ銀行株式会社(以下「スルガ銀行」)普通株式5,648,100株について、スルガ銀行が2025年5月12日の同社取締役会において決議した自己株式の公開買付け(以下「本公開買付け」)に応じる決定をいたしました。

本公開買付けが連結財務諸表に与える影響は、現時点で確定しておりません。なお、本公開買付け後もスルガ銀行は引続き当社の持分法適用関連会社となる見込みです。

 

(自己株式取得の決議)

当社は、2025年5月15日開催の取締役会において、下記のとおり、会社法第165条第3項の規定により読み替えて適用される同法第156条の規定に基づき、自己株式を取得することを決議いたしました。

 

(1)自己株式の取得を行う理由

「2024-2026年度クレディセゾングループ中期経営計画」に掲げた自己資本額の適正化を目的として、財務状況の見通しや株価状況等を勘案し、資本効率の向上及び機動的かつ柔軟な資本政策の実施を可能とするため。

 

(2)取得の内容

① 取得する株式の種類

当社普通株式

② 取得する株式の総数

10,000,000株(上限)

(発行済株式総数(自己株式を除く)に対する割合6.7%)

③ 株式の取得価額の総額

20,000,000,000円(上限)

④ 取得期間

2025年5月16日~2025年12月31日

⑤ 取得方法

東京証券取引所における市場買付け

 

(ご参考)2025年4月30日時点の自己株式の保有状況(単体)

発行済株式総数

(自己株式を除く)

150,085,494株

自己株式数

35,359,278株

 

4.個別財務諸表

(1)貸借対照表

 

 

(単位:百万円)

 

前事業年度

(2024年3月31日)

当事業年度

(2025年3月31日)

資産の部

 

 

流動資産

 

 

現金及び預金

66,538

75,827

割賦売掛金

1,463,740

1,507,320

営業貸付金

1,137,021

1,152,180

リース投資資産

280,687

301,295

営業投資有価証券

60,028

75,607

商品

2,352

104

貯蔵品

1,531

2,275

前払費用

2,633

2,914

関係会社短期貸付金

460,826

542,522

未収入金

31,559

39,473

その他

7,915

12,724

貸倒引当金

△41,729

△41,747

流動資産合計

3,473,106

3,670,501

固定資産

 

 

有形固定資産

 

 

建物(純額)

5,177

5,269

車両運搬具(純額)

0

0

器具備品(純額)

2,280

2,156

土地

6,879

6,643

リース資産(純額)

90

16

建設仮勘定

573

225

有形固定資産合計

15,002

14,312

無形固定資産

 

 

ソフトウエア

118,938

110,082

ソフトウエア仮勘定

4,767

1,782

その他

274

277

無形固定資産合計

123,979

112,142

投資その他の資産

 

 

投資有価証券

79,357

53,724

関係会社株式

161,893

168,658

その他の関係会社有価証券

1,676

3,653

出資金

0

0

関係会社出資金

9,427

9,427

長期貸付金

10,076

10,076

関係会社長期貸付金

13,154

11,424

長期前払費用

6,570

7,243

差入保証金

1,133

1,105

繰延税金資産

30,666

41,125

その他

4,873

5,498

貸倒引当金

△9

△9

投資その他の資産合計

318,818

311,927

固定資産合計

457,800

438,382

繰延資産

 

 

社債発行費

2,328

2,889

繰延資産合計

2,328

2,889

資産合計

3,933,236

4,111,773

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

前事業年度

(2024年3月31日)

当事業年度

(2025年3月31日)

負債の部

 

 

流動負債

 

 

買掛金

327,667

287,534

短期借入金

257,960

275,171

関係会社短期借入金

1,000

9,020

1年内返済予定の長期借入金

142,350

153,820

1年内償還予定の社債

60,000

65,000

コマーシャル・ペーパー

444,000

428,000

1年内返済予定の債権流動化借入金

27,456

17,471

リース債務

85

12

未払金

3,738

2,073

未払費用

23,135

24,504

未払法人税等

5,167

19,142

契約負債

5,658

6,118

預り金

11,655

12,047

前受収益

2,271

3,691

賞与引当金

5,421

5,571

役員賞与引当金

91

106

利息返還損失引当金

4,121

3,439

商品券回収損失引当金

127

125

その他

4,550

5,593

流動負債合計

1,326,458

1,318,444

固定負債

 

 

社債

508,000

632,467

長期借入金

1,186,479

1,298,509

債権流動化借入金

231,126

204,815

リース債務

17

5

契約負債

1,268

912

債務保証損失引当金

7,348

7,668

ポイント引当金

127,947

132,627

利息返還損失引当金

10,083

7,453

受入保証金

1,520

829

その他

502

500

固定負債合計

2,074,293

2,285,788

負債合計

3,400,752

3,604,233

純資産の部

 

 

株主資本

 

 

資本金

75,929

75,929

資本剰余金

 

 

資本準備金

82,497

82,497

その他資本剰余金

17

資本剰余金合計

82,497

82,514

利益剰余金

 

 

利益準備金

3,020

3,020

その他利益剰余金

 

 

別途積立金

327,455

331,455

繰越利益剰余金

56,740

88,070

利益剰余金合計

387,215

422,545

自己株式

△44,662

△93,115

株主資本合計

500,980

487,873

評価・換算差額等

 

 

その他有価証券評価差額金

31,483

18,919

繰延ヘッジ損益

19

747

評価・換算差額等合計

31,503

19,666

純資産合計

532,483

507,540

負債純資産合計

3,933,236

4,111,773

 

(2)損益計算書

 

 

(単位:百万円)

 

前事業年度

(自 2023年4月1日

 至 2024年3月31日)

当事業年度

(自 2024年4月1日

 至 2025年3月31日)

営業収益

 

 

ペイメント事業収益

 

 

包括信用購入あっせん収益

151,064

164,528

カードキャッシング収益

24,605

24,478

証書ローン収益

266

208

業務代行収益

27,986

30,250

ペイメント関連収益

17,457

18,634

ペイメント事業収益

221,381

238,100

リース事業収益

12,634

13,440

ファイナンス事業利益

 

 

信用保証収益

13,924

15,344

ファイナンス関連収益

28,600

33,232

ファイナンス事業収益

42,525

48,577

ファイナンス関連原価

1,110

ファイナンス事業原価

1,110

ファイナンス事業利益

42,525

47,467

不動産関連事業利益

 

 

不動産関連事業収益

105

134

不動産関連事業原価

48

2

不動産関連事業利益

57

131

金融収益

7,269

10,926

営業収益合計

283,868

310,066

営業費用

 

 

販売費及び一般管理費

231,388

242,409

金融費用

 

 

支払利息

12,848

17,966

その他

1,757

2,508

金融費用合計

14,606

20,475

営業費用合計

245,994

262,885

営業利益

37,873

47,181

営業外収益

8,616

7,919

営業外費用

331

317

経常利益

46,158

54,783

特別利益

 

 

投資有価証券売却益

1,232

18,580

関係会社株式売却益

63

288

固定資産売却益

17

92

抱合せ株式消滅差益

359

特別利益合計

1,673

18,961

特別損失

 

 

関係会社株式評価損

483

1,304

投資有価証券評価損

551

999

固定資産処分損

155

128

投資有価証券売却損

1

33

固定資産売却損

117

4

その他

85

特別損失合計

1,394

2,470

税引前当期純利益

46,437

71,275

法人税、住民税及び事業税

11,731

24,229

法人税等調整額

△1,218

△5,572

法人税等合計

10,512

18,657

当期純利益

35,924

52,617

 

 

(3)株主資本等変動計算書

前事業年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

株主資本

 

資本金

資本剰余金

利益剰余金

自己株式

株主資本合計

 

資本準備金

その他資本剰余金

資本剰余金合計

利益準備金

その他利益剰余金

利益剰余金合計

 

別途積立金

繰越利益剰余金

当期首残高

75,929

82,497

1,519

84,017

3,020

308,455

51,849

363,324

62,383

460,887

当期変動額

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

別途積立金の積立

 

 

 

 

 

19,000

19,000

 

会社分割による減少

 

 

 

 

 

 

428

428

 

428

剰余金の配当

 

 

 

 

 

 

10,948

10,948

 

10,948

当期純利益

 

 

 

 

 

 

35,924

35,924

 

35,924

自己株式の取得

 

 

0

0

 

 

 

 

1

1

自己株式の処分

 

 

2,177

2,177

 

 

 

 

17,723

15,546

利益剰余金から資本剰余金への振替

 

 

656

656

 

 

656

656

 

株主資本以外の項目の当期変動額(純額)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当期変動額合計

1,519

1,519

19,000

4,891

23,891

17,721

40,092

当期末残高

75,929

82,497

82,497

3,020

327,455

56,740

387,215

44,662

500,980

 

 

 

 

 

 

 

評価・換算差額等

純資産合計

 

その他有価証券評価差額金

繰延ヘッジ損益

評価・換算差額等合計

当期首残高

22,924

128

22,796

483,683

当期変動額

 

 

 

 

別途積立金の積立

 

 

 

会社分割による減少

 

 

 

428

剰余金の配当

 

 

 

10,948

当期純利益

 

 

 

35,924

自己株式の取得

 

 

 

1

自己株式の処分

 

 

 

15,546

利益剰余金から資本剰余金への振替

 

 

 

株主資本以外の項目の当期変動額(純額)

8,558

148

8,707

8,707

当期変動額合計

8,558

148

8,707

48,800

当期末残高

31,483

19

31,503

532,483

 

当事業年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

株主資本

 

資本金

資本剰余金

利益剰余金

自己株式

株主資本合計

 

資本準備金

その他資本剰余金

資本剰余金合計

利益準備金

その他利益剰余金

利益剰余金合計

 

別途積立金

繰越利益剰余金

当期首残高

75,929

82,497

82,497

3,020

327,455

56,740

387,215

44,662

500,980

当期変動額

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

別途積立金の積立

 

 

 

 

 

4,000

4,000

 

剰余金の配当

 

 

 

 

 

 

17,288

17,288

 

17,288

当期純利益

 

 

 

 

 

 

52,617

52,617

 

52,617

自己株式の取得

 

 

0

0

 

 

 

 

48,490

48,489

自己株式の処分

 

 

16

16

 

 

 

 

37

53

株主資本以外の項目の当期変動額(純額)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当期変動額合計

17

17

4,000

31,329

35,329

48,453

13,106

当期末残高

75,929

82,497

17

82,514

3,020

331,455

88,070

422,545

93,115

487,873

 

 

 

 

 

 

 

評価・換算差額等

純資産合計

 

その他有価証券評価差額金

繰延ヘッジ損益

評価・換算差額等合計

当期首残高

31,483

19

31,503

532,483

当期変動額

 

 

 

 

別途積立金の積立

 

 

 

剰余金の配当

 

 

 

17,288

当期純利益

 

 

 

52,617

自己株式の取得

 

 

 

48,489

自己株式の処分

 

 

 

53

株主資本以外の項目の当期変動額(純額)

12,563

727

11,836

11,836

当期変動額合計

12,563

727

11,836

24,943

当期末残高

18,919

747

19,666

507,540

 

5.その他

(1)役員の異動

① 代表者の異動

該当事項はありません。

 

② その他の役員の異動

1.新任取締役候補(2025年6月25日付予定)

取締役 牧山 浩三

※牧山 浩三は、社外取締役の候補者であります。

 

2.補欠監査役候補(2025年6月25日付予定)

補欠監査役 伊藤 孝明

(現 伊藤孝明公認会計士事務所 代表(兼)株式会社東京大学エッジキャピタルパートナーズ ベンチャーパートナー(兼)有限会社フロンティア伊藤 代表取締役(兼)日本公認会計士協会千葉会 副会長(兼)インテリジェント・サーフェス株式会社 社外監査役(兼)船橋市 包括外部監査人)

 

3.退任予定取締役(2025年6月25日付予定)

取締役 富樫 直記

※富樫 直記は社外取締役であります。

 

(2)その他

 (当社の持分法適用関連会社株式会社セブンCSカードサービスについて)

2023年5月18日付「有価証券届出書」でお知らせした通り、当社は、株式会社セブン&アイ・ホールディングス(以下「7&I」といいます)の連結子会社である株式会社セブン・フィナンシャルサービス(以下「7FI」といいます)との間で、両社の合弁会社である株式会社セブンCSカードサービス(株式保有割合は当社が49%、7FIが51%)(2025年2月期末における純資産額429億円)(以下「SCS」といいます)に関して、2010年9月10日付で合弁契約(以下「本合弁契約」といいます)を締結しています。

本合弁契約において、株式会社そごう・西武(以下「そごう・西武」といいます)の百貨店事業が7&I以外の第三者に譲渡された場合、当該譲渡が行われた日から3ヶ月以内にSCS合弁事業の継続について合意できないときには、当社が保有するSCSの株式の全てを7FIへ売り渡し、又は当社が7FIが保有するSCSの株式の全てを買い取る権利(売り渡し、買い取りの権利を含めて以下「当該権利」といいます)を有することになっております。

2023年9月1日に7&Iが保有するそごう・西武の発行済株式の全部をFortress Investment Group LLCの関連事業体たる特別目的会社に対して売却したことを踏まえ、当社は本合弁契約に基づき、7FIと協議を重ねてまいりましたが、SCS合弁事業の継続について3ヶ月以内の合意に至りませんでした。

これに伴い、当社は当該権利を有する事となりましたが、本合弁契約において当該権利の行使期限が定められていないことから、SCSにおける経営課題への対処など、SCS企業価値向上に向けた検討、推進を最優先事項として当該の権利行使についての検討は中止しておりました。

 

今般SCSにおける課題への対処に一定のめどが立ったことから、当該の権利行使の検討を再開することといたしました。当該の権利行使にあたっては、7FIとの協議や、事業シナジーが期待できるビジネスパートナーとの提携など、SCSの企業価値向上に資するあらゆる取り組みの実現可能性の検証等を経た上で総合的に判断することが合理的であり、最適であると考えております。

なお、当社が当該権利を行使した場合の取引価額は本合弁契約で定められております。当社が保有するSCSの株式の全てを7FIへ売り渡した場合の取引価額、及び当社が7FIが保有するSCSの株式の全てを買い取った場合の取引価額は、いずれも250億円程度を見込んでおります。

 

現時点において、本件が当社の2025年3月期連結業績に与える影響はありませんが、今後、開示すべき事項が発生した時は、速やかにお知らせいたします。