○添付資料の目次

 

1.経営成績等の概況 ………………………………………………………………………………………………………

2

(1)当期の経営成績の概況 ……………………………………………………………………………………………

2

(2)当期の財政状態の概況 ……………………………………………………………………………………………

2

(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ………………………………………………………………………………

2

(4)今後の見通し ………………………………………………………………………………………………………

3

2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 ……………………………………………………………………………

3

3.財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………………………

4

(1)貸借対照表 …………………………………………………………………………………………………………

4

(2)損益計算書 …………………………………………………………………………………………………………

5

(3)株主資本等変動計算書 ……………………………………………………………………………………………

6

(4)キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………………………………

7

(5)財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………………………

8

(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………………………

8

(持分法損益等の注記) ……………………………………………………………………………………………

8

(セグメント情報等の注記) ………………………………………………………………………………………

8

(1株当たり情報の注記) …………………………………………………………………………………………

8

(重要な後発事象の注記) …………………………………………………………………………………………

9

 

1.経営成績等の概況

(1)当期の経営成績の概況

当事業年度におけるわが国経済は、堅調な企業収益やインバウンド需要により、緩やかな回復傾向が見られたものの、不安定な世界情勢の長期化に加え、円安や資源高に起因する物価上昇の継続、アメリカの通商政策動向による影響などにより、依然として景気の先行きは不透明な状況が続いております。

当社の属する情報セキュリティ業界を取り巻く環境としては、大手企業においてサイバー攻撃による被害が多数報告されるなど、業界や業種にかかわらず頻発しております。このような状況により、情報セキュリティ対策の必要性や重要性が強く認識されていることなどから、情報セキュリティ関連のIT投資は企業規模や業種・業界を問わず増加傾向にあり、需要は比較的堅調に推移しております。

このような経営環境のもと、当事業年度の業績につきましては、監視サービス等の新規案件を着実に獲得したことに加え、不審メール訓練の支援やセキュリティインシデントへの対応等を実施いたしました。

この結果、当事業年度の経営成績は、売上高1,942,927千円(前年同期比20.6%増)、営業利益420,504千円(同20.5%増)、経常利益423,377千円(同32.6%増)、当期純利益309,111千円(同41.4%増)となりました。

なお、当社はサイバーセキュリティ事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載は省略しております。サービス区分別の状況は、次のとおりであります。

 

① SOCサービス

既存顧客への監視・運用サービスを継続して提供したことに加え、新規顧客に対するKeepEye等の新規案件の獲得により、SOCサービスの売上高は1,441,966千円(前年同期比21.7%増)となりました。

 

② コンサルティングサービス

不審メール訓練案件の獲得やセキュリティインシデントへの対応により、コンサルティングサービスの売上高は500,960千円(前年同期比17.7%増)となりました。

 

(2)当期の財政状態の概況

(資産)

当事業年度末における資産合計は2,705,704千円となり、前事業年度末に比べ244,460千円増加しました。

流動資産は2,242,543千円となり、前事業年度末に比べ103,218千円減少しました。これは主に業務システムの導入等により前払費用が30,935千円、自己株式の買付資金の預託により流動資産のその他に含まれる預け金が14,030千円増加したものの、現金及び預金が121,934千円、当事業年度の第4四半期におけるスポット売上が前事業年度と比較して減少したため売掛金が15,788千円、前渡金が6,978千円減少したことによるものであります。

固定資産は463,161千円となり、前事業年度末に比べ347,679千円増加いたしました。これは主に事務所移転等に伴い、建物附属設備が194,185千円、工具、器具及び備品が162,571千円増加したことによるものであります。

 

(負債)

当事業年度末における負債合計は701,837千円となり、前事業年度末に比べ1,238千円減少いたしました。

これは主に買掛金が6,050千円、未払法人税等が29,826千円、契約負債が8,143千円増加したものの、未払消費税等が28,168千円、未払金が8,451千円減少したことによるものであります。

 

(純資産)

当事業年度末における純資産合計は2,003,866千円となり、前事業年度末に比べ245,699千円増加しました。これは主に自己株式の取得により自己株式が60,181千円増加したものの、当期純利益の計上等により利益剰余金が305,880千円増加したことによるものであります。

この結果、自己資本比率は74.1%(前事業年度末は71.4%)となりました。

 

(3)当期のキャッシュ・フローの概況

当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末に比べ121,934千円減少し、1,997,944千円となりました。

当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果得られた資金は344,056千円(前事業年度は66,550千円の獲得)となりました。主な減少要因は、未払金の減少額8,451千円、未払消費税等の減少額28,168千円、法人税等の支払額82,203千円であり、主な増加要因は、税引前当期純利益423,377千円、減価償却費59,608千円、売上債権の減少額15,788千円、仕入債務の増加額6,050千円、前渡金の減少額6,978千円、契約負債の増加額8,143千円によるものであります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果使用した資金は402,579千円(前事業年度は76,274千円の使用)となりました。これは有形固定資産の取得による支出416,365千円、敷金及び保証金の回収による収入13,786千円によるものであります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果使用した資金は63,411千円(前事業年度は775,868千円の獲得)となりました。これは自己株式の取得による支出65,251千円、自己株式の処分による収入1,840千円によるものであります。

 

(4)今後の見通し

当社の属する情報セキュリティ業界においては、「経営成績の概況」にも記載したとおり、セキュリティ対策の重要性の認識及び具体的な対策の実施についての関心が高まっており、関連するIT投資は増加傾向にあることから、需要は比較的堅調に推移するものと予想されます。このような状況を踏まえたうえで、当社といたしましては、引き続き、顧客のニーズの細かな把握及びそれに応え続けることのできる技術の向上、コーポレートブランドの強化及び人材の採用等を進め、各種サービスの充実に努めてまいります。

このような環境の中、翌事業年度(2026年3月期)の業績見通しにつきましては、売上高2,519百万円(前年同期比29.7%増)、営業利益519百万円(同23.4%増)、経常利益521百万円(同23.1%増)、当期純利益352百万円(同13.9%増)を予想しております。

なお、上記の業績予想は本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績等は今後様々な要因により予想数値と異なる結果となる可能性があります。

 

2.会計基準の選択に関する基本的な考え方

 当社は連結財務諸表を作成していないため、日本基準及び国際会計基準による並行開示の負担等を考慮し、会計基準につきましては日本基準を適用しております。

 

 

3.財務諸表及び主な注記

(1)貸借対照表

 

 

(単位:千円)

 

前事業年度

(2024年3月31日)

当事業年度

(2025年3月31日)

資産の部

 

 

流動資産

 

 

現金及び預金

2,119,879

1,997,944

売掛金

154,948

139,159

仕掛品

4,171

687

前渡金

30,502

23,524

前払費用

35,990

66,926

その他

269

14,300

流動資産合計

2,345,762

2,242,543

固定資産

 

 

有形固定資産

 

 

建物附属設備(純額)

5,934

200,120

工具、器具及び備品(純額)

17,330

179,901

有形固定資産合計

23,265

380,022

投資その他の資産

 

 

出資金

10

10

繰延税金資産

4,450

6,886

敷金及び保証金

87,756

76,242

投資その他の資産合計

92,216

83,138

固定資産合計

115,481

463,161

資産合計

2,461,243

2,705,704

負債の部

 

 

流動負債

 

 

買掛金

5,880

11,930

未払金

44,287

35,835

未払費用

14,387

6,966

未払法人税等

49,170

78,996

未払消費税等

28,746

577

契約負債

548,088

556,232

預り金

12,517

11,297

流動負債合計

703,076

701,837

負債合計

703,076

701,837

純資産の部

 

 

株主資本

 

 

資本金

441,629

441,629

資本剰余金

 

 

資本準備金

580,479

580,479

資本剰余金合計

580,479

580,479

利益剰余金

 

 

その他利益剰余金

 

 

繰越利益剰余金

736,088

1,041,968

利益剰余金合計

736,088

1,041,968

自己株式

△30

△60,211

株主資本合計

1,758,167

2,003,866

純資産合計

1,758,167

2,003,866

負債純資産合計

2,461,243

2,705,704

 

(2)損益計算書

 

 

(単位:千円)

 

前事業年度

(自 2023年4月1日

至 2024年3月31日)

当事業年度

(自 2024年4月1日

至 2025年3月31日)

売上高

1,610,754

1,942,927

売上原価

829,030

996,900

売上総利益

781,724

946,026

販売費及び一般管理費

432,752

525,522

営業利益

348,971

420,504

営業外収益

 

 

受取利息

14

1,063

受取手数料

1,362

補助金収入

1,100

雑収入

1,247

営業外収益合計

1,261

3,526

営業外費用

 

 

支払手数料

652

株式交付費

10,060

上場関連費用

20,778

営業外費用合計

30,839

652

経常利益

319,394

423,377

税引前当期純利益

319,394

423,377

法人税、住民税及び事業税

94,496

116,702

法人税等調整額

6,227

△2,436

法人税等合計

100,724

114,266

当期純利益

218,669

309,111

 

(3)株主資本等変動計算書

前事業年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

株主資本

純資産合計

 

資本金

資本剰余金

利益剰余金

自己株式

株主資本合計

 

資本準備金

資本剰余金

合計

その他利益

剰余金

利益剰余金

合計

 

繰越利益

剰余金

当期首残高

48,650

187,500

187,500

517,418

517,418

753,568

753,568

当期変動額

 

 

 

 

 

 

 

 

新株の発行

392,979

392,979

392,979

 

 

 

785,959

785,959

当期純利益

 

 

 

218,669

218,669

 

218,669

218,669

自己株式の取得

 

 

 

 

 

30

30

30

当期変動額合計

392,979

392,979

392,979

218,669

218,669

30

1,004,598

1,004,598

当期末残高

441,629

580,479

580,479

736,088

736,088

30

1,758,167

1,758,167

 

当事業年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

株主資本

純資産合計

 

資本金

資本剰余金

利益剰余金

自己株式

株主資本合計

 

資本準備金

その他資本剰余金

資本剰余金

合計

その他利益

剰余金

利益剰余金

合計

 

繰越利益

剰余金

当期首残高

441,629

580,479

580,479

736,088

736,088

30

1,758,167

1,758,167

当期変動額

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当期純利益

 

 

 

 

309,111

309,111

 

309,111

309,111

自己株式の取得

 

 

 

 

 

 

65,251

65,251

65,251

自己株式の処分

 

 

3,230

3,230

 

 

5,070

1,840

1,840

利益剰余金から資本剰余金への振替

 

 

3,230

3,230

3,230

3,230

 

当期変動額合計

305,880

305,880

60,181

245,699

245,699

当期末残高

441,629

580,479

580,479

1,041,968

1,041,968

60,211

2,003,866

2,003,866

 

(4)キャッシュ・フロー計算書

 

 

(単位:千円)

 

前事業年度

(自 2023年4月1日

至 2024年3月31日)

当事業年度

(自 2024年4月1日

至 2025年3月31日)

営業活動によるキャッシュ・フロー

 

 

税引前当期純利益

319,394

423,377

減価償却費

10,058

59,608

受取利息及び受取配当金

△14

△1,063

補助金収入

△1,100

売上債権の増減額(△は増加)

△61,366

15,788

棚卸資産の増減額(△は増加)

2,523

3,483

仕入債務の増減額(△は減少)

△8,712

6,050

前渡金の増減額(△は増加)

△16,275

6,978

未払金の増減額(△は減少)

△2,904

△8,451

未払消費税等の増減額(△は減少)

△5,474

△28,168

契約負債の増減額(△は減少)

△17,159

8,143

その他

21,993

△60,551

小計

242,062

424,096

利息及び配当金の受取額

14

1,063

補助金の受取額

1,100

法人税等の支払額

△175,526

△82,203

営業活動によるキャッシュ・フロー

66,550

344,056

投資活動によるキャッシュ・フロー

 

 

有形固定資産の取得による支出

△11,524

△416,365

敷金及び保証金の差入による支出

△78,536

敷金及び保証金の回収による収入

13,786

13,786

投資活動によるキャッシュ・フロー

△76,274

△402,579

財務活動によるキャッシュ・フロー

 

 

株式の発行による収入

775,899

自己株式の取得による支出

△30

△65,251

自己株式の処分による収入

1,840

財務活動によるキャッシュ・フロー

775,868

△63,411

現金及び現金同等物の増減額(△は減少)

766,144

△121,934

現金及び現金同等物の期首残高

1,353,734

2,119,879

現金及び現金同等物の期末残高

2,119,879

1,997,944

 

(5)財務諸表に関する注記事項

(継続企業の前提に関する注記)

該当事項はありません。

 

(持分法損益等の注記)

当社は関連会社を有していないため、該当事項はありません。

 

(セグメント情報等の注記)

当社は、サイバーセキュリティ事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。

 

(1株当たり情報の注記)

 

前事業年度

(自 2023年4月1日

至 2024年3月31日)

当事業年度

(自 2024年4月1日

至 2025年3月31日)

1株当たり純資産額

312.44円

359.59円

1株当たり当期純利益

42.40円

54.97円

潜在株式調整後1株当たり当期純利益

39.94円

52.44円

(注)1.当社は、2023年6月26日付で普通株式1株につき100株の割合で株式分割を行っております。前事業年度の期首に当該株式分割が行われたと仮定して1株当たり純資産額、1株当たり当期純利益及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益を算定しております。

2.当社は、2023年12月15日に東京証券取引所グロース市場に上場したため、前事業年度の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、新規上場日から前事業年度の末日までの平均株価を期中平均株価とみなして算定しております。

3.1株当たり当期純利益及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定上の基礎は、以下のとおりであります。

 

前事業年度

(自 2023年4月1日

至 2024年3月31日)

当事業年度

(自 2024年4月1日

至 2025年3月31日)

1株当たり当期純利益

 

 

当期純利益(千円)

218,669

309,111

普通株主に帰属しない金額(千円)

普通株式に係る当期純利益(千円)

218,669

309,111

普通株式の期中平均株式数(株)

5,157,670

5,623,144

 

 

 

潜在株式調整後1株当たり当期純利益

 

 

当期純利益調整額(千円)

普通株式増加数(株)

316,947

271,770

(うち新株予約権(株))

(316,947)

(271,770)

希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定に含めなかった潜在株式の概要

 

(重要な後発事象の注記)

(自己株式の取得及び取得終了)

当社は、2025年2月12日開催の取締役会において、会社法第165条第3項の規定により読み替えて適用される同法第156条の規定に基づき、自己株式取得にかかる事項を決議し、当該決議により2025年4月1日から2025年4月25日において自己株式の取得を実施しました。なお、当該取得をもちまして、自己株式の取得は終了しました。詳細については、2025年4月30日公表の「自己株式の取得状況及び取得終了に関するお知らせ」をご覧ください。

 

(譲渡制限付株式報酬制度の導入)

当社は、2025年5月14日開催の取締役会において、役員報酬制度の見直しを行い、譲渡制限付株式報酬制度の導入を決議し、本制度に関する議案を2025年6月25日開催予定の第17回定時株主総会に付議することとしました。詳細については、本日公表の「譲渡制限付株式報酬制度の導入に関するお知らせ」をご覧ください。