○添付資料の目次

 

1.経営成績等の概況 ………………………………………………………………………………………………2

(1)当期の経営成績の概況 ……………………………………………………………………………………2

(2)当期の財政状態の概況 ……………………………………………………………………………………4

(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ………………………………………………………………………4

(4)今後の見通し ………………………………………………………………………………………………5

(5)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当 ……………………………………………………5

2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 ……………………………………………………………………6

3.連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………………………7

(1)連結財政状態計算書 ………………………………………………………………………………………7

(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ………………………………………………………………9

(連結損益計算書) ……………………………………………………………………………………………9

(連結包括利益計算書) ………………………………………………………………………………………10

(3)連結持分変動計算書 ………………………………………………………………………………………11

(4)連結キャッシュ・フロー計算書 …………………………………………………………………………12

(5)連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………………13

(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………………13

(会計方針の変更) ……………………………………………………………………………………………13

(セグメント情報) ……………………………………………………………………………………………14

(1株当たり情報) ……………………………………………………………………………………………17

(非金融資産の減損) …………………………………………………………………………………………17

(重要な後発事象) ……………………………………………………………………………………………18

4.その他 ……………………………………………………………………………………………………………19

 

 

1.経営成績等の概況

(1)当期の経営成績の概況

当社グループでは、2021年12月に次の5カ年を対象とする成長戦略を策定しました。高齢化社会における慢性疾患との共生や患者さんのQOL向上、ゲノム医療とAIの進化による個別化医療の進展といった、医療のパラダイムシフトに対応するための中長期ビジョンとして「デバイスからソリューションへ」を掲げました。製品軸から顧客軸へフォーカスを移し、医療のエコシステム全体とより積極的にかかわることで、顧客の課題に複合的なソリューションを提案できる企業を目指して経営を推進しています。5カ年成長戦略の3年目となる当期の連結業績は以下のとおりです。

 

(単位:百万円)

 

前期

当期

伸長率

(%)

為替影響除く

伸長率(%)

売上収益

921,863

1,036,171

12.4

8.6

売上総利益

479,174

560,670

17.0

12.0

調整後営業利益

156,785

203,445

29.8

20.3

営業利益

140,096

157,668

12.5

3.1

税引前利益

140,829

154,574

9.8

-

当期利益

106,374

116,978

10.0

-

親会社の所有者に帰属する当期利益

106,374

116,978

10.0

-

 

 

当期の地域別売上収益は以下のとおりです。

(単位:百万円)

地域

前期

当期

伸長率

(%)

為替影響除く

伸長率(%)

米州

327,982

395,653

20.6

15.5

欧州

191,498

218,287

14.0

8.6

中国

79,412

84,968

7.0

2.0

アジア他

111,847

120,054

7.3

3.7

海外計

710,742

818,964

15.2

10.3

日本

211,121

217,206

2.9

2.9

合計

921,863

1,036,171

12.4

8.6

 

 

2025年4月1日付で、心臓血管カンパニーの一部事業名称の変更並びに血液・細胞テクノロジーカンパニーの開示セグメントの変更を行いました。事業名称の変更は、各事業がグローバルで展開するビジネスブランドと事業名称の統一を目的としたものであり、各事業で取り扱う製品やサービスに変更はありません。また、開示セグメントの変更は、2024年に実施した組織変更の反映に伴うものです。

 

<売上収益>

売上収益は、前期比12.4%増の1兆362億円となりました。グローバルで医療需要の拡大が継続し、米州を中心に海外で主要ビジネスが成長、為替も寄与し、当社グループの販売は好調に推移しました。

海外は、アクセス製品を中心としたインターベンショナルシステムズ事業(旧TIS事業)や、血漿イノベーションビジネスの展開加速を受けてグローバルブラッドソリューション(旧血液センター向けビジネス)が拡大、為替も寄与し、前期比15.2%の増収となりました。

日本は、ホスピタルケアソリューション事業の売上が好調に推移し、前期比2.9%の増収となりました。

 

<利益>

売上総利益は、売上収益の増加を中心に、前期比17.0%増の5,607億円となりました。

調整後営業利益は、売上総利益の増加等により、前期比29.8%増の2,034億円となりました。

営業利益、税引前利益、親会社の所有者に帰属する当期利益は、売上総利益の増加により、いずれも増益となりました。

 

なお、当社グループは、当社グループが適用する会計基準であるIFRSにおいて定義されていない、調整後営業利益という業績管理指標を追加的に開示しております。調整後営業利益は、営業利益から買収に伴い取得した無形資産の償却費及び一時的な損益を調整した利益であり、セグメント利益と一致しています。

調整後営業利益は、当社グループが中長期的に持続的な成長を目指す上で、各事業運営の業績を把握するために経営管理に利用している指標であり、財務諸表の利用者が当社グループの業績を評価する上でも、有用な情報であると考えております。

 

報告セグメント別の売上収益の状況は以下のとおりです。

(単位:百万円)

報告セグメントの名称

 

前期

当期

伸長率

(%)

為替影響除く

伸長率(%)

心臓血管カンパニー

売上収益

555,716

624,357

12.4

7.8

(海外)

502,054

570,372

13.6

8.6

(日本)

53,662

53,985

0.6

0.6

メディカルケアソリューションズ

カンパニー

売上収益

197,569

211,235

6.9

5.7

(海外)

52,913

61,123

15.5

11.0

(日本)

144,656

150,111

3.8

3.8

血液・細胞テクノロジーカンパニー

売上収益

168,328

200,280

19.0

14.5

(海外)

155,774

187,469

20.3

15.5

(日本)

12,553

12,811

2.0

2.0

 

 

<心臓血管カンパニー>

海外は、インターベンショナルシステムズ事業やニューロ事業(旧ニューロバスキュラー事業)を中心に全事業で伸長、為替も寄与し、前期比13.6%の増収となりました。日本は、ニューロ事業やアオルティック事業(旧血管事業)の売上が好調に推移しましたが、公定価格下落の影響もありインターベンショナルシステムズ事業の売上が減少し、前期比0.6%の微増に留まりました。

その結果、グローバルの売上収益は前期比12.4%増の6,244億円となりました。

 

メディカルケアソリューションズカンパニー

日本は、価格政策及び堅調な需要継続を背景に、ホスピタルケアソリューション事業が伸長し、前期比3.8%の増収となりました。海外は、米州を中心に売上収益が増加し、前期比15.5%の増収となりました。

その結果、グローバルの売上収益は前期比6.9%増の2,112億円となりました。

 

<血液・細胞テクノロジーカンパニー>

海外は、北米における血漿イノベーションビジネスの展開加速や、欧米での採血関連ビジネスの売上が増加するなど、グローバルブラッドソリューションが好調に推移し、前期比20.3%の増収となりました。日本でも、採血関連製品の売上収益が増加し、前期比2.0%の増収となりました。

その結果、グローバルの売上収益は前期比19.0%増の2,003億円となりました。

 

 

(2)当期の財政状態の概況

資産合計は、30億円減少して1兆8,284億円となりました。これは主に、為替相場が円高方向に推移した影響及び減損損失等によりのれん及び無形資産が430億円減少した一方、事業規模の拡大等により現金及び現金同等物、棚卸資産がそれぞれ170億円、78億円増加、生産設備への投資等により有形固定資産が152億円増加したことによるものです。

負債合計は、445億円減少して4,599億円となりました。これは主に、長期借入金の返済等により社債及び借入金が570億円減少したことによるものです。

資本合計は、414億円増加して1兆3,685億円となりました。これは主に、当期利益の計上により1,170億円増加した一方で、為替相場が円高方向に推移した影響等に伴うその他の包括利益の計上により102億円減少、自己株式の取得により300億円減少、剰余金の配当により356億円減少したことによるものです。

 

(3)当期のキャッシュ・フローの概況

(単位:百万円)

 

2024年3月期

2025年3月期

増減額

営業活動によるキャッシュ・フロー

146,330

210,802

64,472

投資活動によるキャッシュ・フロー

△81,472

△82,481

△1,008

財務活動によるキャッシュ・フロー

△62,079

△108,766

△46,686

現金及び現金同等物の期末残高

204,883

221,872

16,989

 

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果得られた資金は、2,108億円となりました。税引前利益1,546億円、減価償却費及び償却費854億円、減損損失225億円、法人所得税の支払額513億円が主な要因です。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果使用した資金は、825億円となりました。生産設備等への投資に伴う有形固定資産の取得による支出686億円、新ITシステムへの投資等に伴う無形資産の取得による支出137億円が主な要因です。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果使用した資金は、1,088億円となりました。長期借入れによる収入300億円、社債の発行による収入698億円、デリバティブの決済による収入254億円、長期借入金の返済による支出1,603億円、配当金の支払額356億円、自己株式の取得による支出301億円が主な要因です。

 

また、上記に加えて、現金及び現金同等物に係る換算差額により26億円減少した結果、現金及び現金同等物の当連結会計年度末残高は、前連結会計年度末より170億円増加して2,219億円となりました。

 

(参考) キャッシュ・フロー関連指標の推移

 

2023年3月期

2024年3月期

2025年3月期

親会社所有者帰属持分比率(%)

69.3

72.5

74.8

時価ベースの会社所有者帰属持分比率(%)

166.1

221.2

225.6

キャッシュ・フロー対有利子負債比率(年)

2.3

1.8

1.0

インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)

85.6

113.0

123.4

 

(注) 親会社所有者帰属持分比率:親会社の所有者に帰属する持分/資産合計

時価ベースの親会社所有者帰属持分比率:株式時価総額/資産合計

キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー

インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い

※ いずれも連結ベースの財務数値により算出しております。

※ 株式時価総額は、期末株価終値×自己株式控除後期末発行済株式総数により算出しております。

※ キャッシュ・フローは連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フローを使用しております。有利子負債は、連結財政状態計算書に計上されている負債のうち利子を払っている全ての負債を対象としております。また利払いについては、連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しております。

 

(4)今後の見通し

2026年3月期においても、医療需要の増加傾向が継続し、欧米を中心に売上収益の拡大が見込まれます。マクロ環境は、サプライチェーン混乱のリスクが緩和する一方で、原材料価格の高止まりは継続するものと考えます。また、米国における関税政策の動向が流動的であり、先行きは不透明な状況になっています。このような環境下において、業績予想については、売上収益、調整後営業利益において増収増益を見込んでいます。製造現場における生産性の向上、コスト削減策等、市場環境に応じた適切な対策については、今後も継続していきます。高成長が見込まれる分野では、引き続き生産能力の拡大を中心とする設備投資を進める予定です。また、5カ年成長戦略「GS26」の達成に向けて、医療従事者の不足や院内業務効率化の推進等、医療現場の課題に向き合い、新たな価値・ソリューションを提供する事業の拡大・創出に取り組んでいきます。

なお、米国における関税政策の影響については、一定の想定に基づき影響額を推定しているものの、現時点では流動的であることから本業績見通しには織り込んでおりません

 2026年3月期の業績見通しは以下のとおりです。

 

<連結業績予想について>

(単位:百万円)

 

2025年3月期

業績

2026年3月期

業績予想

増減額

増減率

(%)

売上収益

1,036,171

1,050,000

13,828

1.3

調整後営業利益

203,445

214,000

10,554

5.2

調整後営業利益率

19.6%

20.4%

-

-

営業利益

157,668

194,000

36,331

23.0

営業利益率

15.2%

18.5%

-

-

親会社の所有者に帰属する当期利益

116,978

143,000

26,021

22.2

 

2025年3月期実績レート;1ドル=153円、1ユーロ=164円

2026年3月期想定レート;1ドル=140円、1ユーロ=160円

 

(5)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当

当社グループは、高い利益性と持続的な成長を確保するため、利益の再投資を適正かつ積極的に進め、企業価値の一層の増大を図っていきます。これは、株主の皆様の利益に適うものであり、投資価値の増大につながるものと考えております。

株主の皆様への利益配分につきましては、安定した増配に加えて、自己株式取得による還元も活用し、総還元性向として50%水準を目指してまいります。

当期の年間配当金につきましては、1株につき26円とする予定です。従って、期末配当金は、既にお支払いした中間配当金1株につき13円を差し引き、1株につき13円とする予定です。

次期の年間配当金につきましては、1株につき30円(うち中間配当金15円)を予定しております。

 

《おことわり》

当社の開示資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、当社としてその実現を約束する趣旨のものではありません。様々な要因により、実際の業績等が変動する可能性があることをご承知おきください。実際の業績に影響を与えうる重要な要素には、当社の事業領域を取り巻く経済情勢、為替レートの変動、競争状況等があります。

 

 

 

2.会計基準の選択に関する基本的な考え方

当社グループは、資本市場における財務情報の国際的な比較可能性の向上及びグローバルでのルール統一による経営管理の精度向上とガバナンス強化を目的として、2018年3月期期末決算より、国際会計基準を適用しております。

 

 

3.連結財務諸表及び主な注記

(1)連結財政状態計算書

(単位:百万円)

 

 

前連結会計年度

(2024年3月31日)

 

当連結会計年度

(2025年3月31日)

資産

 

 

 

 

流動資産

 

 

 

 

現金及び現金同等物

 

204,883

 

221,872

営業債権及びその他の債権

 

178,710

 

176,854

その他の金融資産

 

26,158

 

388

棚卸資産

 

286,599

 

294,385

未収法人所得税等

 

1,337

 

3,218

その他の流動資産

 

24,426

 

26,776

流動資産合計

 

722,116

 

723,496

非流動資産

 

 

 

 

有形固定資産

 

415,845

 

431,078

のれん及び無形資産

 

588,225

 

545,243

持分法で会計処理されている投資

 

2,410

 

1,927

その他の金融資産

 

36,368

 

40,925

繰延税金資産

 

19,977

 

31,077

その他の非流動資産

 

46,458

 

54,645

非流動資産合計

 

1,109,286

 

1,104,897

資産合計

 

1,831,402

 

1,828,393

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

前連結会計年度

(2024年3月31日)

 

当連結会計年度

(2025年3月31日)

負債及び資本

 

 

 

 

負債

 

 

 

 

流動負債

 

 

 

 

営業債務及びその他の債務

 

93,770

 

91,029

社債及び借入金

 

156,870

 

15,000

その他の金融負債

 

7,837

 

7,834

未払法人所得税等

 

26,467

 

23,836

引当金

 

213

 

242

その他の流動負債

 

93,992

 

103,022

流動負債合計

 

379,152

 

240,965

非流動負債

 

 

 

 

社債及び借入金

 

74,978

 

159,838

その他の金融負債

 

30,824

 

32,401

繰延税金負債

 

3,025

 

5,835

退職給付に係る負債

 

5,939

 

6,388

引当金

 

112

 

617

その他の非流動負債

 

10,279

 

13,809

非流動負債合計

 

125,159

 

218,891

負債合計

 

504,311

 

459,857

資本

 

 

 

 

資本金

 

38,716

 

38,716

資本剰余金

 

51,752

 

51,725

自己株式

 

△12,436

 

△14,866

利益剰余金

 

954,679

 

1,016,160

その他の資本の構成要素

 

294,379

 

276,800

親会社の所有者に帰属する持分合計

 

1,327,090

 

1,368,535

資本合計

 

1,327,090

 

1,368,535

負債及び資本合計

 

1,831,402

 

1,828,393

 

 

 

 

 

 

 

 

(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書

(連結損益計算書)

(単位:百万円)

 

 

前連結会計年度

(自 2023年4月1日

至 2024年3月31日)

 

当連結会計年度

(自 2024年4月1日

至 2025年3月31日)

売上収益

 

921,863

 

1,036,171

売上原価

 

442,688

 

475,501

売上総利益

 

479,174

 

560,670

販売費及び一般管理費

 

344,979

 

381,648

その他の収益

 

10,304

 

6,592

その他の費用

 

4,404

 

27,944

営業利益

 

140,096

 

157,668

金融収益

 

3,529

 

3,624

金融費用

 

2,775

 

6,247

持分法による投資損益(△は損失)

 

△20

 

△470

税引前利益

 

140,829

 

154,574

法人所得税費用

 

34,455

 

37,595

当期利益

 

106,374

 

116,978

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当期利益の帰属

 

 

 

 

親会社の所有者

 

106,374

 

116,978

当期利益

 

106,374

 

116,978

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1株当たり当期利益

 

 

 

 

基本的1株当たり当期利益(円)

 

71.50

 

79.01

希薄化後1株当たり当期利益(円)

 

71.47

 

78.99

 

 

 

(連結包括利益計算書)

(単位:百万円)

 

 

前連結会計年度

(自 2023年4月1日

至 2024年3月31日)

 

当連結会計年度

(自 2024年4月1日

至 2025年3月31日)

当期利益

 

106,374

 

116,978

 

 

 

 

 

その他の包括利益

 

 

 

 

純損益に振り替えられることのない項目

 

 

 

 

その他の包括利益を通じて公正価値で
測定する金融資産

 

2,487

 

589

確定給付制度の再測定

 

16,022

 

4,861

純損益に振り替えられることのない
項目合計

 

18,509

 

5,451

 

 

 

 

 

純損益に振り替えられる可能性のある項目

 

 

 

 

在外営業活動体の換算差額

 

133,977

 

△15,675

キャッシュ・フロー・ヘッジ

 

296

 

△9

ヘッジコスト

 

△341

 

56

純損益に振り替えられる可能性のある
項目合計

 

133,932

 

△15,628

その他の包括利益

 

152,442

 

△10,176

当期包括利益

 

258,816

 

106,802

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当期包括利益の帰属

 

 

 

 

親会社の所有者

 

258,816

 

106,802

当期包括利益

 

258,816

 

106,802

 

 

 

 

 

 

(注) 上記の計算書の項目は税引後で開示しております。

 

 

(3)連結持分変動計算書

(単位:百万円)

 

 

親会社の所有者に帰属する持分

 

 

 

 

資本金

 

資本剰余金

 

自己株式

 

利益剰余金

 

その他の
資本の
構成要素

 

合計

 

資本合計

2023年4月1日時点の残高

 

38,716

 

51,759

 

△11,539

 

874,272

 

157,855

 

1,111,063

 

1,111,063

当期利益

 

 

 

 

106,374

 

 

106,374

 

106,374

その他の包括利益

 

 

 

 

 

152,442

 

152,442

 

152,442

当期包括利益合計

 

 

 

 

106,374

 

152,442

 

258,816

 

258,816

自己株式の取得

 

 

△7

 

△11,100

 

 

 

△11,107

 

△11,107

自己株式の処分

 

 

△109

 

194

 

 

△84

 

0

 

0

自己株式の消却

 

 

△9,788

 

9,788

 

 

 

 

剰余金の配当

 

 

 

 

△32,020

 

 

△32,020

 

△32,020

利益剰余金から資本剰余金への振替

 

 

9,866

 

 

△9,866

 

 

 

その他の資本の構成要素から
利益剰余金への振替

 

 

 

 

15,919

 

△15,919

 

 

株式報酬取引

 

 

32

 

219

 

 

86

 

338

 

338

所有者との取引額合計

 

 

△7

 

△896

 

△25,967

 

△15,917

 

△42,789

 

△42,789

2024年3月31日時点の残高

 

38,716

 

51,752

 

△12,436

 

 

954,679

 

294,379

 

1,327,090

 

1,327,090

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当期利益

 

 

 

 

116,978

 

 

116,978

 

116,978

その他の包括利益

 

 

 

 

 

△10,176

 

△10,176

 

△10,176

当期包括利益合計

 

 

 

 

116,978

 

△10,176

 

106,802

 

106,802

自己株式の取得

 

 

△32

 

△30,003

 

 

 

△30,036

 

△30,036

自己株式の処分

 

 

△256

 

532

 

 

△276

 

0

 

0

自己株式の消却

 

 

△26,872

 

26,872

 

 

 

 

剰余金の配当

 

 

 

 

△35,626

 

 

△35,626

 

△35,626

利益剰余金から資本剰余金への振替

 

 

27,069

 

 

△27,069

 

 

 

その他の資本の構成要素から
利益剰余金への振替

 

 

 

 

7,199

 

△7,199

 

 

株式報酬取引

 

 

65

 

168

 

 

72

 

306

 

306

所有者との取引額合計

 

 

△27

 

△2,429

 

△55,497

 

△7,402

 

△65,356

 

△65,356

2025年3月31日時点の残高

 

38,716

 

51,725

 

△14,866

 

 

1,016,160

 

276,800

 

1,368,535

 

1,368,535

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(4)連結キャッシュ・フロー計算書

(単位:百万円)

 

 

前連結会計年度

(自 2023年4月1日

至 2024年3月31日)

 

当連結会計年度

(自 2024年4月1日

至 2025年3月31日)

営業活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

 

税引前利益

 

140,829

 

154,574

減価償却費及び償却費

 

76,745

 

85,449

減損損失

 

3,415

 

22,461

持分法による投資損益(△は益)

 

20

 

470

退職給付に係る資産及び負債の増減額

 

769

 

104

受取利息及び受取配当金

 

△2,518

 

△3,492

支払利息

 

2,065

 

2,017

為替差損益(△は益)

 

780

 

892

固定資産除売却損益(△は益)

 

173

 

△681

関係会社株式売却益

 

△1,335

 

営業債権及びその他の債権の増減額(△は増加)

 

△16,420

 

△4,613

棚卸資産の増減額(△は増加)

 

△9,211

 

△11,593

営業債務及びその他の債務の増減額(△は減少)

 

△4,996

 

1,839

その他

 

△319

 

12,813

小計

 

189,998

 

260,242

利息及び配当金の受取額

 

3,307

 

3,561

利息の支払額

 

△1,295

 

△1,708

法人所得税の支払額

 

△45,681

 

△51,292

営業活動によるキャッシュ・フロー

 

146,330

 

210,802

投資活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

 

定期預金の預入による支出

 

△1,331

 

△213

定期預金の払戻による収入

 

4

 

1,392

有形固定資産の取得による支出

 

△60,727

 

△68,617

有形固定資産の売却による収入

 

762

 

2,594

無形資産の取得による支出

 

△18,047

 

△13,748

政府補助金による収入

 

 

976

有価証券の取得による支出

 

△4,936

 

△8,769

有価証券の売却による収入

 

6

 

4,291

関係会社又はその他の事業の取得による支出

 

△559

 

△479

関係会社株式の売却による収入

 

2,921

 

関係会社の清算による収入

 

 

92

事業等の譲渡による収入

 

433

 

投資活動によるキャッシュ・フロー

 

△81,472

 

△82,481

財務活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

 

長期借入れによる収入

 

 

29,969

長期借入金の返済による支出

 

△1,325

 

△160,278

社債の発行による収入

 

 

69,826

社債の償還による支出

 

△10,000

 

リース負債の返済による支出

 

△7,632

 

△8,029

自己株式の取得による支出

 

△11,111

 

△30,051

配当金の支払額

 

△32,010

 

△35,622

デリバティブの決済による収入

 

 

25,420

財務活動によるキャッシュ・フロー

 

△62,079

 

△108,766

現金及び現金同等物に係る換算差額

 

14,782

 

△2,565

現金及び現金同等物の増減額(△は減少)

 

17,560

 

16,989

現金及び現金同等物の期首残高

 

187,322

 

204,883

現金及び現金同等物の期末残高

 

204,883

 

221,872

 

 

 

 

 

 

 

 

(5)連結財務諸表に関する注記事項

(継続企業の前提に関する注記)

該当事項はありません。

 

(会計方針の変更)

当社グループは、当連結会計年度より以下の基準を適用しております。

基準書

基準書名

新設・改訂の概要

IAS第1号

財務諸表の表示

負債の流動又は非流動への分類に関する要求事項を明確化
特約条項付の長期債務に関する情報の開示を要求する改訂

 

上記基準書の適用による当連結財務諸表に与える重要な影響はありません。

 

 

(セグメント情報)

(1) 報告セグメントに関する基礎

当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものです。

当社グループは、製品群別に分類された社内カンパニー制を採用しており、各社内カンパニー本部は、取り扱う製品について日本及び海外の包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。

したがって、当社は、社内カンパニー制を基礎とした製品群別のセグメントから構成された「心臓血管カンパニー」、「メディカルケアソリューションズカンパニー」及び「血液・細胞テクノロジーカンパニー」の3つを報告セグメントとしております。

 

各報告セグメントの主な製品

報告セグメント

サブセグメント

主要製品

心臓血管カンパニー

インターベンショナル

システムズ

血管造影用ガイドワイヤー、血管造影用カテーテル、イントロデューサーシース、大腿動脈穿刺部止血デバイス、PTCA用バルーンカテーテル、冠動脈ステント、末梢動脈疾患治療用ステント、超音波画像診断装置、血管内超音波カテーテル 他

ニューロ

脳動脈瘤治療用コイル・ステント・袋状塞栓デバイス、虚血性脳梗塞治療用吸引カテーテル・除去デバイス 他

カーディオバスキュラー

人工肺、人工心肺装置 他

アオルティック

人工血管、ステントグラフト 他

メディカルケアソリューションズ

カンパニー

ホスピタルケア

ソリューション

シリンジ(注射筒)、輸液ポンプ、シリンジポンプ、輸液セット、輸液剤、腹膜透析液、鎮痛剤、癒着防止材 他

ライフケア

ソリューション

血糖測定システム、ペン型注入器用注射針、インスリンポンプ、電子血圧計、電子体温計 他

ファーマシューティカルソリューション

プレフィルドシリンジ製剤製造受託、製薬企業向け製品(薬剤充填用シリンジ、医薬品同梱用注射針) 他

血液・細胞テクノロジーカンパニー

-

血液バッグ、成分採血システム、血液自動製剤システム、病原体低減化システム、遠心型血液成分分離装置、細胞増殖システム、原料血漿採取システム 他

 

 

 

(2) 報告セグメントに関する情報

当社グループの報告セグメントによる収益及び業績は以下のとおりです。

 

前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

 

調整額
(注)1

 

連結財務諸表
計上額

 

心臓血管
カンパニー

 

メディカル

ケアソリューションズ
カンパニー

 

血液・細胞
テクノロジー
カンパニー

 

合計

売上収益

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

外部顧客への売上収益

555,716

 

197,569

 

168,328

 

921,614

 

248

 

921,863

セグメント利益
(調整後営業利益)

123,850

 

19,789

 

16,394

 

160,034

 

△3,249

 

156,785

(調整項目)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

買収無形資産の償却費

△9,553

 

 

△10,642

 

△20,195

 

167

 

△20,028

一時的な損益(注)2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3,339

営業利益

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

140,096

金融収益

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3,529

金融費用

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

△2,775

持分法による投資損益

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

△20

税引前利益

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

140,829

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その他の項目

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

減価償却費及び償却費
(注)3

37,361

 

16,769

 

20,697

 

74,828

 

1,916

 

76,745

有形固定資産及び
無形資産の増加額

41,536

 

15,634

 

17,256

 

74,427

 

3,999

 

78,426

 

(注) 1.調整額は以下のとおりです。

1) 外部顧客への売上収益の調整額248百万円は、報告セグメントに帰属しない外部向け人材派遣による収入等です。

2) セグメント利益の調整額△3,249百万円には、棚卸資産の調整額△1,370百万円、欧州医療機器規則(MDR)への適合に伴う準備費用△2,831百万円等が含まれております。

2.一時的な損益3,339百万円には、受取和解金3,385百万円、オリンパステルモバイオマテリアル株式会社の株式売却に伴う関係会社株式売却益1,335百万円、事業再編費用△2,338百万円、条件付対価の公正価値変動453百万円等が含まれております。

3.減価償却費及び償却費には買収無形資産の償却費を含めております。

 

 

 

当連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

 

調整額
(注)1

 

連結財務諸表
計上額

 

心臓血管
カンパニー

 

メディカル

ケアソリューションズ
カンパニー

 

血液・細胞
テクノロジー
カンパニー

 

合計

売上収益

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

外部顧客への売上収益

624,357

 

211,235

 

200,280

 

1,035,873

 

298

 

1,036,171

セグメント利益
(調整後営業利益)

154,682

 

22,993

 

26,482

 

204,158

 

△712

 

203,445

(調整項目)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

買収無形資産の償却費

△10,145

 

 

△11,233

 

△21,378

 

△151

 

△21,530

一時的な損益(注)2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

△24,247

営業利益

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

157,668

金融収益

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3,624

金融費用

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

△6,247

持分法による投資損益

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

△470

税引前利益

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

154,574

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その他の項目

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

減価償却費及び償却費
(注)3

42,412

 

19,600

 

23,950

 

85,962

 

△513

 

85,449

有形固定資産及び
無形資産の増加額

44,441

 

18,828

 

18,152

 

81,422

 

2,686

 

84,109

 

(注) 1.調整額は以下のとおりです。

1) 外部顧客への売上収益の調整額298百万円は、報告セグメントに帰属しない外部向け人材派遣による収入等です。

2) セグメント利益の調整額△712百万円には、棚卸資産の調整額2,305百万円、欧州医療機器規則(MDR)への適合に伴う準備費用△2,437百万円等が含まれております。

2.一時的な損益△24,247百万円には、注記事項「(非金融資産の減損)」の(1)から(5)を含む減損損失△17,858百万円、注記事項「(非金融資産の減損)」の(5)に関する費用△3,155百万円、カーディオバスキュラー事業における事業ポートフォリオ見直しに伴う費用△1,615百万円を含む事業再編費用△7,521百万円等が含まれております。

3.減価償却費及び償却費には買収無形資産の償却費を含めております。

 

 

(1株当たり情報)

当社の普通株主に帰属する基本的1株当たり当期利益及び希薄化後1株当たり当期利益の算定基礎は以下のとおりです。

 

 

前連結会計年度

(自 2023年4月1日

至 2024年3月31日)

 

当連結会計年度

(自 2024年4月1日

至 2025年3月31日)

親会社の普通株主に帰属する当期利益(百万円)

106,374

 

116,978

当期利益調整額

 

希薄化後1株当たり当期利益の計算に使用する

当期利益(百万円)

106,374

 

116,978

 

 

 

 

 

 

 

 

期中平均普通株式数(株)

1,487,841,999

 

1,480,540,916

普通株式増加数

 

 

 

ストック・オプション(株)

561,416

 

394,721

希薄化後の期中平均普通株式数(株)

1,488,403,415

 

1,480,935,637

 

 

 

 

基本的1株当たり当期利益(円)

71.50

 

79.01

希薄化後1株当たり当期利益(円)

71.47

 

78.99

 

(注) 1.基本的1株当たり当期利益は、親会社の普通株主に帰属する当期利益を、連結会計年度中の発行済普通株式の加重平均株式数により除して算出しております。

2.当社は2024年4月1日付で普通株式1株につき普通株式2株の株式分割を行っており、前連結会計年度の期首に当該株式分割が行われたと仮定し、「基本的1株当たり当期利益」及び「希薄化後1株当たり当期利益」を算定しております。

 

 

 

(非金融資産の減損)

当連結会計年度に認識した減損損失22,461百万円は、主に以下の理由によるものです。

(1)米州でのインターベンショナルシステムズ事業に関する開発の一部中止

当連結会計年度において、心臓血管カンパニーに属する一部の製品の開発の中止を決定したことにより、減損損失6,211百万円を計上しております。なお、回収可能価額は使用価値により測定しており、その価値はゼロとしております。当該減損損失の内訳は開発資産5,007百万円、建設仮勘定609百万円、のれん593百万円です。当該減損損失は、連結損益計算書の「その他の費用」に含まれております。

 

(2)欧州でのインターベンショナルシステムズ事業に関する一部事業の中止

当連結会計年度において、心臓血管カンパニーに属する一部の事業の中止を決定したことにより、減損損失5,290百万円を計上しております。なお、回収可能価額は使用価値により測定しており、その価値はゼロとしております。当該減損損失の主な内訳はのれん3,124百万円、その他の無形資産1,406百万円、ソフトウエア543百万円です。当該減損損失は、連結損益計算書の「その他の費用」に含まれております。

 

(3)製薬会社との新規受託製造プロジェクトの中止

当連結会計年度において、血液・細胞テクノロジーカンパニーに属する製薬会社との新規受託製造プロジェクトの中止を決定したことにより、製造設備について減損損失2,486百万円を計上しております。なお、回収可能価額は使用価値により測定しており、その価値はゼロとしております。主に建設仮勘定について認識した当該減損損失は、連結損益計算書の「その他の費用」に含まれております。

 

(4)中国でのインターベンショナルシステムズ事業に関する一部事業の収益性悪化

当連結会計年度において、心臓血管カンパニーに属する一部の事業の収益性が悪化したことにより、減損損失1,882百万円を計上しております。なお、回収可能価額は使用価値により測定しており、過去の経験及び外部からの情報を反映し、販売予測や市場シェア等を加味した、経営者が承認した今後9年分の事業計画を基礎としたキャッシュ・フロー見積額を現在価値に割り引いて算定しております。なお、キャッシュ・フローの予測期間は5年超となっていますが、その基礎となる事業計画は、個々の製品の販売計画を現在の市場規模や競合他社の状況等を考慮して策定した上で、それを積み上げて作成しております。そのため、キャッシュ・フローの予測に信頼性があり、過去の経験に基づいて長期間にわたって正確に予測できると判断しております。また、減損テストの判定に使用した割引率(税引後)は10.7%です。のれんについて認識した当該減損損失は、連結損益計算書の「その他の費用」に含まれております。

 

(5)欧州でのインターベンショナルシステムズ事業に関する一部の工場閉鎖

当連結会計年度において、心臓血管カンパニーに属する一部の工場閉鎖を決定したことにより、減損損失1,545百万円を計上しております。なお、回収可能価額は使用価値により測定しており、その価値はゼロとしております。当該減損損失の主な内訳は機械装置891百万円、建設仮勘定627百万円です。当該減損損失は、連結損益計算書の「その他の費用」に含まれております。

 

(6)米州でのカーディオバスキュラー事業に関する開発の一部中止

当連結会計年度において、心臓血管カンパニーに属する一部の製品の開発の中止を決定したことにより、減損損失1,244百万円を計上しております。なお、回収可能価額は使用価値により測定しており、その価値はゼロとしております。開発資産について認識した当該減損損失は、連結損益計算書の「販売費及び一般管理費」に含まれております。

 

(重要な後発事象)

当社グループは、医薬品開発製造受託(CDMO)企業のWuXi Biologics社(ウーシー・バイオロジクス社)と、同社がドイツレバークーゼンに有する薬剤製品工場を、150百万ユーロ(約246億円)で買収することを合意し、2025年5月14日に譲渡契約を締結しました。本買収は2026年3月期での完了を見込んでおります。

 

当社グループは、薬剤に適した素材を用いた薬剤充填用シリンジ等の容器ならびに投与デバイスを開発するとともに、高度な製造技術を活かした医薬品と医療機器のコンビネーションプロダクトのCDMO事業を手掛けており、同事業のグローバル化を今後の成長戦略の一つとして位置付けております。

今回の買収で取得する薬剤製品工場を、当社グループとして初となる海外のCDMO生産拠点として活用することにより、生産キャパシティの拡充ならびにグローバル対応力の強化を図り、CDMO事業のグローバル展開を加速させます。

 

取得する薬剤製品工場の概要は以下のとおりです。

所在地:ドイツノルトライン・ヴェストファーレン州レバークーゼン

敷地面積:13,000㎡

事業内容:バイアル製剤の開発製造受託(工場取得時)

 

4.その他

生産、受注及び販売の状況

[1]生産実績

 

報告セグメント

当連結会計年度

(自 2024年4月1日

至 2025年3月31日)

(百万円)

前期比

(%)

心臓血管カンパニー

620,897

7.7

メディカルケアソリューションズカンパニー

197,076

2.2

血液・細胞テクノロジーカンパニー

205,673

18.8

合計

1,023,648

8.6

 

(注) 1.金額は販売価格によっており、セグメント間の内部振替前の数値によっております。

2.報告セグメントに含まれる製品は、14ページ「各報告セグメントの主な製品」をご覧ください。

 

[2]受注実績

当社グループは主として見込み生産を行っているため、受注実績の記載をしておりません。

 

[3]販売実績

 

報告セグメント

サブセグメント

当連結会計年度

(自 2024年4月1日

至 2025年3月31日)

(百万円)

前期比

(%)

心臓血管カンパニー

インターベンショナル

システムズ

406,281

11.5

ニューロ

97,197

16.9

カーディオバスキュラー

67,347

8.4

アオルティック

53,530

16.4

メディカルケアソリューションズ

カンパニー

ホスピタルケアソリューション

145,265

8.0

ライフケアソリューション

21,360

△6.8

ファーマシューティカル

ソリューション

44,609

11.3

血液・細胞テクノロジーカンパニー

-

200,280

19.0

調整額

298

19.8

合計

1,036,171

12.4

 

(注) 調整額298百万円は、報告セグメントに帰属しない外部向け人材派遣による収入等です。