1.経営成績等の概況 …………………………………………………………………………………… 2
(1)当期の経営成績の概況 …………………………………………………………………………… 2
(2)当期の財政状態の概況 …………………………………………………………………………… 3
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ……………………………………………………………… 3
(4)今後の見通し ……………………………………………………………………………………… 4
(5)継続企業の前提に関する重要事象等 …………………………………………………………… 4
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 ………………………………………………………… 4
3.連結財務諸表及び主な注記 ………………………………………………………………………… 5
(1)連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………… 5
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 7
(3)連結株主資本等変動計算書 ……………………………………………………………………… 9
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………… 10
(5)連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………… 11
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………… 11
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………… 11
(1株当たり情報) ………………………………………………………………………………… 11
(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………… 12
当連結会計年度における当社グループを取り巻く経済環境は、物価上昇の影響を受けつつも、個人消費は緩やに増加しております。また、当社グループが取り扱うペットフードやペット用品は、犬猫の日常生活に必要な消費財であります。
当社グループが属するペット業界におきましては、犬の飼育頭数が減少傾向、猫の飼育頭数は微増傾向であることに加えて、原材料価格の高騰や急激な円安に伴う価格改定が頻繁に行われており、物量の大幅な拡大は見られておりません。一方で、健康志向の高まりによって高付加価値商品に対する飼い主の需要が増加しており、ペット市場の中でもヘルスケアの分野は着実に拡大しております。
また、飼育頭数が減少する中でも、医療技術の進歩や健康志向の高まりなどペットに対する意識が変化しており、ペットの平均寿命が長くなると同時に、1頭当たりのペット関連年間支出額も増加傾向となっており、「ペット関連支出の増加」及び「犬猫の平均寿命の伸長」により、ペットヘルスケア市場は今後も堅調に推移していくことが予想されます。
このような状況の中、当社グループは「ハッピーペットライフ・ハッピーワールド~ペットライフを幸せに・世の中を幸せに」という当社のスローガンを実現すべく事業に取り組んでまいりました。
当社グループは、「D2Cシフト」を中期成長戦略として掲げており、ナショナルブランドを主体とした事業構造からD2Cブランドを主体とした事業構造にシフトしていくことを目指しております。
当連結会計年度については、食事療法食及びノミ・マダニ駆除薬に関するD2Cブランドのエントリーモデルを上市、各オンラインモールでD2Cブランドの専門店を新規出店、新規のオフライン店舗でD2Cブランドの展開を開始、D2Cブランドの成長に向けた広告販促投資等の施策を実施しました。その結果、D2Cブランド製品の売上高1,950,151千円(前連結会計年度比42.1%増)となり、ブランド売上高合計に占めるD2Cブランドの売上高比率は20.9%まで拡大しております(前連結会計年度は13.4%)。一方、ナショナルブランド商品売上高は、一部ナショナルブランド商品の商流変更による影響により減少しました。
これらの結果、売上高は9,032,575千円(前連結会計年度比8.8%減)、営業利益は228,482千円(前連結会計年度比7.5%減)、経常利益は207,285千円(前連結会計年度比14.0%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は128,341千円(前連結会計年度比25.5%減)となりました。
なお、当社グループは、ペットヘルスケア事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
・自社オンラインサイトと他社オンラインモール等別の売上高
(単位:千円)
(資産)
当連結会計年度末における資産合計は、前連結会計年度末と比較して、11,087千円増加し、3,310,616千円となりました。
流動資産は、前連結会計年度末と比較して、23,578千円減少し、3,213,675千円となりました。これは主に現金及び預金が362,162千円増加した一方で、売上の減少に伴い商品が246,088千円、売掛金が94,312千円及び未収入金が57,865千円減少したことによるものであります。
固定資産は、前連結会計年度末と比較して34,665千円増加し、96,941千円となりました。これは主に、新物流センターの敷金相当額を支払ったことで、投資その他の資産が42,618千円増加したことによるものであります。
(負債)
当連結会計年度末における負債合計は、前連結会計年度末と比較して、91,504千円減少し、2,084,466千円となりました。
流動負債は、前連結会計年度末と比較して、371,285千円減少し、1,776,663千円となりました。これは主に、売上の減少に伴い買掛金が546,644千円減少したことによるものであります。
固定負債は、前連結会計年度末と比較して、279,781千円増加し、307,803千円となりました。これは主に、株式会社FLAFFYの株式取得資金を調達したことにより長期借入金が279,992千円増加したことによるものであります。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産合計は、前連結会計年度末と比較して、102,591千円増加し、1,226,150千円となりました。これは主に、自己株式の取得により自己株式が43,537千円増加した一方で、親会社株主に帰属する当期純利益128,341千円を計上したことによるものであります。
当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は前連結会計年度末と比べ362,162千円増加し、1,263,596千円となりました。当連結会計年度末における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、89,425千円の収入(前連結会計年度は163,470千円の収入)となりました。これは主に、増加要因として、税金等調整前当期純利益の計上207,285千円(前連結会計年度は税金等調整前当期純利益の計上241,053千円)、棚卸資産の減少額247,128千円(前連結会計年度は棚卸資産の増加額285,127千円)、売上債権の減少額94,312千円(前連結会計年度は売上債権の減少額150,620千円)があった一方で、減少要因として、仕入債務の減少額546,644千円(前連結会計年度は仕入債務の増加額277,932千円)があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、37,344千円の支出(前連結会計年度は3,237千円の支出)となりました。これは、その他の支出として34,804千円があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、310,082千円の収入(前連結会計年度は102,860千円の支出)となりました。これは主に、増加要因として、長期借入金の借入による収入350,000千円(前連結会計年度は長期借入金の借入による収入は発生なし)、があった一方で、減少要因として自己株式の取得による支出43,537千円(前連結会計年度は自己株式の取得による支出は発生なし)があったことによるものであります。
今後の持続的な成長に向けて、2025年3月期から2027年3月期までの3年間をD2Cブランドに経営資源を集中する「D2Cシフト」を中期成長戦略として掲げております。
「ナショナルブランド主体の事業構造」から「D2Cブランド主体の事業構造」へ転換していくことで高利益体質を実現し、持続的な成長によってペットのQOL向上に貢献して参ります。
一方、2024年9月6日に「ロイヤルカナンジャポン合同会社の食事療法食ブランドに関する商流変更のお知らせ」にて開示したとおり、一部ナショナルブランド商品について取扱いが終了した結果、2026年3月期はナショナルブランド商品の売上高が大きく減少する予想となります。
2026年3月期の連結業績予想は、売上高は前連結会計年度比14.3%減少の7,445,126千円、営業損失は171,227千円(前連結会計年度は228,482千円の営業利益)を計画しております。
該当事項はありません。
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社グループは、企業間の比較可能性等を考慮し、会計基準につきましては日本基準を適用しております。IFRS(国際財務報告基準)の適用につきましては、国内外の情勢を考慮の上、適切に対応していく方針であります。
前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
当連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)
該当事項はありません。
当社グループは、ペットヘルスケア事業及びこれに関連する各種サービスを提供する単一の事業を展開しているため、セグメント情報の記載を省略しております。
(注)1.1株当たり当期純利益の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
2.1株当たり純資産額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
1.株式会社FLAFFYの子会社化
当社は、2025年3月7日開催の取締役会において、株式会社FLAFFYの株式を取得することを決議し、2025年4月1日付で株式を取得したことにより子会社化しました。
(1)企業結合の概要
①被取得企業の名称及びその事業の内容
被取得企業の名称 株式会社FLAFFY
事業の内容 ペットメディア事業
②企業結合を行った理由
当社は、「ペットのQOL向上」をビジョンに掲げ、ペットヘルスケア事業を展開しております。創業当初からのオンライン店舗の運営により、累計ユニーク購入者数は260万人を超え、D2Cブランド「VETSOne(ベッツワン)」の展開も含めて、数多くのペットオーナーに支持されております。一方、FLAFFYは、SNSを中心に20万人以上のフォロワーを抱える国内最大級のペットメディアを運営し、ペット関連企業のSNSマーケティング支援や数万人が来場する国内最大規模のペットイベントの企画・運営を手がけております。
今回のグループジョインにより、「モノを売る」だけでなく、「情報を通じたペットオーナーとのつながり」を強化し、新たなビジネスモデルを創出してまいります。
③企業結合
2025年4月1日
④企業結合の法的形式
株式取得
⑤結合後企業の名称
株式会社FLAFFY
⑥取得した議決権比率
80%
⑦取得企業を決定するに至った主な根拠
当社が、本株式取得により、株式会社FLAFFYの議決権の過半数を取得したためであります。
(2)被取得企業の取得原価及び対価の種類ごとの内訳
取得の対価 現金 354,141千円
当社株式 45,858千円
取得原価 400,000千円
(3)主要な取得関連費用の内容及び金額
アドバイザリー費用等(概算) 5,000千円
(4)発生したのれんの金額、発生原因、償却方法及び償却期間
現時点では確定しておりません。
(5)企業結合日に受け入れた資産及び引き受けた負債の額並びにその主な内訳
現時点では確定しておりません。
2.自己株式の処分
当社は、2025年3月7日開催の取締役会において、株式会社FLAFFYの株式取得の対価として第三者割当による自己株式の処分を行うことを決議し、2025年4月1日付で払込手続きが完了しました。
(1)処分期日 2025年4月1日
(2)処分株式数 普通株式 49,900株
(3)処分価額 1株につき919円
(4)処分価額の総額 45,858千円
(5)処分の方法 第三者割当の方法
(6)処分先 廣田 智沙