|
1.経営成績等の概況 ……………………………………………………………………………………………………… |
2 |
|
(1)当期の経営成績の概況 …………………………………………………………………………………………… |
2 |
|
(2)当期の財政状態の概況 …………………………………………………………………………………………… |
3 |
|
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ……………………………………………………………………………… |
3 |
|
(4)今後の見通し ……………………………………………………………………………………………………… |
4 |
|
(5)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当 …………………………………………………………… |
4 |
|
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 …………………………………………………………………………… |
4 |
|
3.連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………………… |
5 |
|
(1)連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………………… |
5 |
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(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………… |
7 |
|
連結損益計算書 …………………………………………………………………………………………………… |
7 |
|
連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………………………………… |
8 |
|
(3)連結株主資本等変動計算書 ……………………………………………………………………………………… |
9 |
|
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………………………… |
10 |
|
(5)連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………………… |
12 |
|
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… |
12 |
|
(セグメント情報等の注記) ……………………………………………………………………………………… |
12 |
|
(1株当たり情報の注記) ………………………………………………………………………………………… |
16 |
|
(重要な後発事象の注記) ………………………………………………………………………………………… |
17 |
(1)当期の経営成績の概況
当連結会計年度の我が国経済は、新型コロナウイルス感染症が5類感染症に移行したこと等により、経済活動に持ち直しの動きが見られました。しかしながら、資源・エネルギー価格の変動等、依然として先行きは不透明な状況が続いております。
当社グループが中核的な事業領域とする情報通信分野では、移動系超高速ブロードバンド接続サービスの契約数が急拡大し、ビジネスにおける効果的な活用や急増したデータ量への対応・セキュリティ対策が課題となっております。
このような環境の下で、当社グループは、法人向けVoIPサービス、法人向けFMC(Fixed Mobile Convergence)サービス、個人向けインターネットサービス等「IP & Mobileソリューション・ビジネス」と位置付ける利便性の高いサービスの拡販を中心に、中小法人及びコンシューマ向けの各種サービスを提供しております。
具体的には、当社及び当社連結子会社である㈱FISソリューションズにおいては、光回線サービス「iSmartひかり」、法人を対象とした光ファイバー対応IP電話「スマートひかり」及びスマートフォンを利用したFMCサービス「どこでもホン」、並びに個人を対象としたISPサービス「iSmart接続-Fひかり」を中心に、合わせて情報通信機器等を提供しております。
また、当社では法人顧客に登録小売電気事業者として「Elenovaでんき」、また、登録ガス小売事業者として「Elenovaガス」を提供しており、本サービスを「ユーティリティ・ビジネス」と位置付けております。
当社連結子会社である㈱トライ・エックス及びタクトシステム㈱においては、法人顧客からのニーズが強い「ドキュメントソリューション・ビジネス」を提供しており、上流工程から最終工程まで一貫したサービスの提供が可能となっております。
また、当社及び当社連結子会社である㈱保険ステーションにおいては、主に法人顧客に対し「コンサルティング・ビジネス」を提供しております。
これらの事業活動の結果、当連結会計年度の売上高は256億84百万円(前期比11.1%増)となりました。主に「ユーティリティ・ビジネス」において契約件数が堅調に伸びた事により、営業利益が11億42百万円(前期比11.6%増)、経常利益が11億53百万円(前期比14.4%増)となりましたが、前年同期に計上した特別利益の差分により、親会社株主に帰属する当期純利益は7億32百万円(前期比2.3%減)に留まっております。
セグメントの業績は次のとおりであります。
当連結会計年度より、各セグメントの損益の実態をより適切に反映させるため、全社費用の配賦基準を変更しております。なお、前年同期比較については、前年同期の数値を変更後の算定方法に基づき組み替えて比較しております。
≪IP & Mobileソリューション・ビジネス≫
「IP & Mobileソリューション・ビジネス」は、VoIPサービス、モバイルサービス等の情報通信サービス全般を提供しております。情報通信機器の販売計画の遅れにより、売上高は105億34百万円(前期比3.1%減)、セグメント利益は11億91百万円(前期比6.5%減)となりました。
≪ユーティリティ・ビジネス≫
「ユーティリティ・ビジネス」は、電力と都市ガスを提供しております。契約件数の堅調な伸びにより、売上高は108億33百万円(前期比36.9%増)、セグメント利益は10億6百万円(前期比33.0%増)となりました。
≪ドキュメントソリューション・ビジネス≫
「ドキュメントソリューション・ビジネス」は、普通印刷、印刷物のプランニング・デザイン等を行っております。大口顧客の販売計画の遅れにより、売上高は11億64百万円(前期比3.8%減)、セグメント損失は6百万円(前年同期はセグメント損失4百万円)となりました。
≪コンサルティング・ビジネス≫
「コンサルティング・ビジネス」は、経営支援コンサルティング、保険サービス及びセキュリティサービス等を行っております。保険サービスとセキュリティサービスの販売計画の遅れがあったものの、クラウドサービス の伸長により、売上高は31億52百万円(前期比1.1%増)、セグメント利益は1億37百万円(前期比266.4%増)となりました。
(2)当期の財政状態の概況
当連結会計年度末における資産の残高は103億62百万円となり、前連結会計年度末比62百万円の増加となりました。これは主に、受取手形、売掛金及び契約資産の増加(5億52百万円)、未収消費税等の減少などによる流動資産のその他の減少(2億40百万円)及び繰延税金資産の減少(2億12百万円)によるものであります。
負債の残高は70億42百万円となり、前連結会計年度末比3億33百万円の減少となりました。これは主に、支払手形及び買掛金の増加(4億27百万円)、短期借入金の減少(13億円)、未払法人税等の増加(1億99百万円)及び未払消費税等の増加などによる流動負債のその他の増加(1億68百万円)によるものであります。
純資産の残高は33億20百万円円となり、前連結会計年度末比3億96百万円の増加となりました。これは主に、親会社株主に帰属する当期純利益の計上及び剰余金の配当によるものであります。
(3)当期のキャッシュ・フローの概況
当連結会計年度末の現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ1億25百万円減少し、8億93百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
<営業活動によるキャッシュ・フロー>
営業活動の結果獲得した資金は、19億31百万円(前期比3億9百万円増)となりました。
これは主に、税金等調整前当期純利益が11億53百万円、売上債権及び契約資産の増加額が5億52百万円及び仕入債務の増加額が4億27百万円となったことによるものであります。
<投資活動によるキャッシュ・フロー>
投資活動の結果使用した資金は、4億20百万円(前期比5億15百万円減)となりました。
これは主に、有形固定資産の取得による支出が29百万円及び無形固定資産の取得による支出が3億89百万円となったことによるものであります。
<財務活動によるキャッシュ・フロー>
財務活動の結果使用した資金は、16億36百万円(前期比9億22百万円増)となりました。
これは、短期借入金の純減額が13億円及び配当金の支払額が3億18百万円となったことによるものであります。
当社グループのキャッシュ・フロー指標の推移は以下のとおりであります。
|
|
2023年3月期 |
2024年3月期 |
2025年3月期 |
|
自己資本比率(%) |
22.1 |
28.2 |
32.0 |
|
時価ベースの 自己資本比率(%) |
50.0 |
67.2 |
74.4 |
|
キャッシュ・フロー対有利子負債比率 |
1.9 |
0.8 |
0.0 |
|
インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍) |
56.8 |
117.3 |
235.6 |
(注)1.各指標の算出方法は次のとおりであります。
・自己資本比率:自己資本/総資産
・時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産
・キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/営業活動キャッシュ・フロー
・インタレスト・カバレッジ・レシオ:営業活動キャッシュ・フロー/利払い
2.いずれも連結ベースの財務指標に基づき計算しております。
3.営業活動キャッシュ・フローは、連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フローを使用しております。
4.有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を払っている全ての負債を対象としております。また、利払いについては、連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しております。
(4)今後の見通し
当期(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)連結業績は、「ユーティリティ・ビジネス」の電力小売事業の契約数の増進等により、経常利益は過去最高値となりました。
2026年3月期の連結業績につきましては、これに加え「ドキュメントソリューション・ビジネス」と「コンサルティング・ビジネス」の底上げを見通し、通期の売上高250億円、営業利益12億円、経常利益12億10百万円、親会社株主に帰属する当期純利益9億20百万円と見込んでおります。
(5)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当
当社は、業績に連動した利益還元として連結配当性向50%程度を目安に、事業の安定と伸長に要するシステム投資や販売促進に充てる内部留保、財務の健全性の担保、特別損益に拠らない事業の実力値を配慮の上、配当を決定いたします。
当期(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)は、連結業績の親会社株主に帰属する当期純利益が7億32百万円、1株当たり当期純利益が43円74銭となった事と上記の配慮を踏まえて、1株につき前期比2円増の年間20円の配当を予定しております。
次期(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)につきましては1株につき、中間10円・期末13円、年間で合計23円の配当を予定しております。
当社グループは、連結財務諸表の期間比較可能性及び企業間の比較可能性を考慮し、当面は、日本基準で連結財務諸表を作成する方針であります。
なお、今後につきましては、外国人株主比率の推移及び国内の同業他社の国際財務報告基準の適用動向等を踏まえ、国際会計基準の適用について検討を進めていく方針であります。
|
|
|
(単位:千円) |
|
|
前連結会計年度 (2024年3月31日) |
当連結会計年度 (2025年3月31日) |
|
資産の部 |
|
|
|
流動資産 |
|
|
|
現金及び預金 |
1,019,045 |
893,763 |
|
受取手形 |
11,200 |
11,712 |
|
売掛金 |
3,580,070 |
4,140,238 |
|
契約資産 |
38,877 |
30,650 |
|
商品及び製品 |
70,257 |
61,847 |
|
仕掛品 |
26,821 |
19,383 |
|
原材料及び貯蔵品 |
103,532 |
182,114 |
|
短期貸付金 |
547 |
547 |
|
未収入金 |
1,591,389 |
1,700,539 |
|
前渡金 |
31,721 |
24,967 |
|
前払費用 |
696,029 |
697,338 |
|
その他 |
277,295 |
36,545 |
|
貸倒引当金 |
△61,743 |
△70,584 |
|
流動資産合計 |
7,385,046 |
7,729,064 |
|
固定資産 |
|
|
|
有形固定資産 |
|
|
|
建物及び構築物 |
88,505 |
89,456 |
|
減価償却累計額 |
△20,137 |
△30,049 |
|
建物及び構築物(純額) |
68,368 |
59,407 |
|
機械装置及び運搬具 |
136,841 |
142,010 |
|
減価償却累計額 |
△107,021 |
△105,971 |
|
機械装置及び運搬具(純額) |
29,820 |
36,039 |
|
工具、器具及び備品 |
276,171 |
285,657 |
|
減価償却累計額 |
△228,862 |
△255,906 |
|
工具、器具及び備品(純額) |
47,308 |
29,750 |
|
有形固定資産合計 |
145,497 |
125,197 |
|
無形固定資産 |
|
|
|
のれん |
203,707 |
144,457 |
|
ソフトウエア |
878,693 |
951,736 |
|
その他 |
115 |
7,462 |
|
無形固定資産合計 |
1,082,517 |
1,103,656 |
|
投資その他の資産 |
|
|
|
投資有価証券 |
6,000 |
6,000 |
|
長期前払費用 |
687,093 |
617,790 |
|
破産更生債権等 |
139,851 |
108,843 |
|
繰延税金資産 |
489,835 |
277,747 |
|
その他 |
493,051 |
494,352 |
|
貸倒引当金 |
△128,927 |
△99,921 |
|
投資その他の資産合計 |
1,686,904 |
1,404,812 |
|
固定資産合計 |
2,914,918 |
2,633,666 |
|
資産合計 |
10,299,964 |
10,362,730 |
|
|
|
(単位:千円) |
|
|
前連結会計年度 (2024年3月31日) |
当連結会計年度 (2025年3月31日) |
|
負債の部 |
|
|
|
流動負債 |
|
|
|
支払手形及び買掛金 |
2,595,340 |
3,022,895 |
|
短期借入金 |
1,300,000 |
- |
|
未払金 |
2,511,973 |
2,631,659 |
|
未払法人税等 |
27,630 |
226,721 |
|
契約負債 |
52,493 |
50,955 |
|
賞与引当金 |
138,491 |
171,549 |
|
役員賞与引当金 |
83,900 |
94,695 |
|
その他 |
431,047 |
599,159 |
|
流動負債合計 |
7,140,876 |
6,797,636 |
|
固定負債 |
|
|
|
退職給付に係る負債 |
208,230 |
218,836 |
|
その他 |
26,387 |
25,726 |
|
固定負債合計 |
234,618 |
244,562 |
|
負債合計 |
7,375,494 |
7,042,199 |
|
純資産の部 |
|
|
|
株主資本 |
|
|
|
資本金 |
553,660 |
553,660 |
|
資本剰余金 |
53,660 |
53,489 |
|
利益剰余金 |
2,299,398 |
2,714,001 |
|
自己株式 |
△620 |
△620 |
|
株主資本合計 |
2,906,099 |
3,320,530 |
|
非支配株主持分 |
18,370 |
- |
|
純資産合計 |
2,924,469 |
3,320,530 |
|
負債純資産合計 |
10,299,964 |
10,362,730 |
|
|
|
(単位:千円) |
|
|
前連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) |
|
売上高 |
23,115,191 |
25,684,920 |
|
売上原価 |
17,337,421 |
19,648,712 |
|
売上総利益 |
5,777,770 |
6,036,208 |
|
販売費及び一般管理費 |
|
|
|
貸倒引当金繰入額 |
77,458 |
89,430 |
|
給与・賞与 |
1,424,008 |
1,443,910 |
|
賞与引当金繰入額 |
99,765 |
143,852 |
|
役員賞与引当金繰入額 |
77,182 |
94,695 |
|
退職給付費用 |
41,443 |
36,794 |
|
減価償却費 |
37,704 |
40,465 |
|
支払手数料 |
773,534 |
799,950 |
|
委託業務費 |
523,111 |
512,996 |
|
情報処理費 |
432,846 |
498,938 |
|
広告宣伝費 |
73,341 |
28,886 |
|
のれん償却額 |
74,985 |
59,250 |
|
その他 |
1,118,552 |
1,144,506 |
|
販売費及び一般管理費合計 |
4,753,933 |
4,893,677 |
|
営業利益 |
1,023,836 |
1,142,531 |
|
営業外収益 |
|
|
|
受取利息 |
11 |
191 |
|
受取配当金 |
15 |
15 |
|
違約金収入 |
- |
4,552 |
|
利用料収入 |
12,659 |
13,199 |
|
その他 |
7,225 |
4,031 |
|
営業外収益合計 |
19,912 |
21,991 |
|
営業外費用 |
|
|
|
支払利息 |
13,252 |
9,650 |
|
貸倒引当金繰入額 |
1,760 |
502 |
|
長期前払費用除却損 |
18,321 |
- |
|
その他 |
2,141 |
903 |
|
営業外費用合計 |
35,475 |
11,055 |
|
経常利益 |
1,008,273 |
1,153,466 |
|
特別利益 |
|
|
|
固定資産売却益 |
6 |
63 |
|
資産除去債務消滅益 |
13,735 |
- |
|
移転補償金 |
57,047 |
- |
|
貸倒引当金戻入益 |
89,878 |
- |
|
特別利益合計 |
160,668 |
63 |
|
特別損失 |
|
|
|
固定資産除却損 |
2,275 |
74 |
|
特別損失合計 |
2,275 |
74 |
|
税金等調整前当期純利益 |
1,166,667 |
1,153,455 |
|
法人税、住民税及び事業税 |
20,309 |
209,599 |
|
法人税等調整額 |
396,352 |
212,087 |
|
法人税等合計 |
416,662 |
421,687 |
|
当期純利益 |
750,004 |
731,768 |
|
非支配株主に帰属する当期純損失(△) |
△401 |
△1,198 |
|
親会社株主に帰属する当期純利益 |
750,406 |
732,966 |
|
|
|
(単位:千円) |
|
|
前連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) |
|
当期純利益 |
750,004 |
731,768 |
|
包括利益 |
750,004 |
731,768 |
|
(内訳) |
|
|
|
親会社株主に係る包括利益 |
750,406 |
732,966 |
|
非支配株主に係る包括利益 |
△401 |
△1,198 |
前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
|
|
|
|
|
|
|
(単位:千円) |
|
|
|
株主資本 |
非支配株主持分 |
純資産合計 |
||||
|
|
資本金 |
資本剰余金 |
利益剰余金 |
自己株式 |
株主資本合計 |
||
|
当期首残高 |
553,660 |
53,660 |
1,833,864 |
△183 |
2,441,002 |
18,772 |
2,459,774 |
|
当期変動額 |
|
|
|
|
|
|
|
|
剰余金の配当 |
- |
- |
△167,571 |
- |
△167,571 |
- |
△167,571 |
|
剰余金の配当(中間配当) |
- |
- |
△117,300 |
- |
△117,300 |
- |
△117,300 |
|
親会社株主に帰属する当期純利益 |
- |
- |
750,406 |
- |
750,406 |
- |
750,406 |
|
自己株式の取得 |
- |
- |
- |
△437 |
△437 |
- |
△437 |
|
株主資本以外の項目の当期変動額(純額) |
- |
- |
- |
- |
- |
△401 |
△401 |
|
当期変動額合計 |
- |
- |
465,533 |
△437 |
465,096 |
△401 |
464,694 |
|
当期末残高 |
553,660 |
53,660 |
2,299,398 |
△620 |
2,906,099 |
18,370 |
2,924,469 |
当連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)
|
|
|
|
|
|
|
(単位:千円) |
|
|
|
株主資本 |
非支配株主持分 |
純資産合計 |
||||
|
|
資本金 |
資本剰余金 |
利益剰余金 |
自己株式 |
株主資本合計 |
||
|
当期首残高 |
553,660 |
53,660 |
2,299,398 |
△620 |
2,906,099 |
18,370 |
2,924,469 |
|
当期変動額 |
|
|
|
|
|
|
|
|
剰余金の配当 |
- |
- |
△184,315 |
- |
△184,315 |
- |
△184,315 |
|
剰余金の配当(中間配当) |
- |
- |
△134,047 |
- |
△134,047 |
- |
△134,047 |
|
親会社株主に帰属する当期純利益 |
- |
- |
732,966 |
- |
732,966 |
- |
732,966 |
|
非支配株主との取引に係る親会社の持分変動 |
- |
△171 |
- |
- |
△171 |
- |
△171 |
|
株主資本以外の項目の当期変動額(純額) |
- |
- |
- |
- |
- |
△18,370 |
△18,370 |
|
当期変動額合計 |
- |
△171 |
414,602 |
- |
414,431 |
△18,370 |
396,061 |
|
当期末残高 |
553,660 |
53,489 |
2,714,001 |
△620 |
3,320,530 |
- |
3,320,530 |
|
|
|
(単位:千円) |
|
|
前連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) |
|
営業活動によるキャッシュ・フロー |
|
|
|
税金等調整前当期純利益 |
1,166,667 |
1,153,455 |
|
減価償却費 |
371,680 |
365,183 |
|
株式報酬費用 |
4,464 |
4,399 |
|
のれん償却額 |
74,985 |
59,250 |
|
貸倒引当金の増減額(△は減少) |
△1,931,851 |
△20,164 |
|
賞与引当金の増減額(△は減少) |
6,902 |
33,058 |
|
役員賞与引当金の増減額(△は減少) |
30,816 |
10,795 |
|
貸倒引当金戻入益 |
△89,878 |
- |
|
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) |
△6,587 |
10,605 |
|
受取利息及び受取配当金 |
△26 |
△207 |
|
支払利息 |
13,252 |
9,650 |
|
固定資産除却損 |
2,275 |
74 |
|
違約金収入 |
- |
△4,552 |
|
資産除去債務消滅益 |
△13,735 |
- |
|
移転補償金 |
△57,047 |
- |
|
長期前払費用除却損 |
18,321 |
- |
|
売上債権及び契約資産の増減額(△は増加) |
583,099 |
△552,453 |
|
棚卸資産の増減額(△は増加) |
13,996 |
△62,733 |
|
未収入金の増減額(△は増加) |
△22,531 |
△109,150 |
|
前払費用の増減額(△は増加) |
14,671 |
△139,409 |
|
その他の資産の増減額(△は増加) |
14,531 |
9,270 |
|
長期前払費用の増減額(△は増加) |
△36,019 |
67,414 |
|
破産更生債権等の増減額(△は増加) |
2,070,721 |
31,008 |
|
仕入債務の増減額(△は減少) |
△466,870 |
427,554 |
|
未払金の増減額(△は減少) |
△138,843 |
115,905 |
|
契約負債の増減額(△は減少) |
△36,861 |
△1,537 |
|
その他の負債の増減額(△は減少) |
33,213 |
△54,177 |
|
その他 |
△182,879 |
454,781 |
|
小計 |
1,436,465 |
1,808,022 |
|
利息及び配当金の受取額 |
26 |
207 |
|
利息の支払額 |
△13,828 |
△8,199 |
|
違約金の受取額 |
236,410 |
142,653 |
|
移転補償金の受取額 |
112,700 |
- |
|
法人税等の支払額 |
△149,798 |
△11,017 |
|
営業活動によるキャッシュ・フロー |
1,621,976 |
1,931,665 |
|
|
|
(単位:千円) |
|
|
前連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) |
|
投資活動によるキャッシュ・フロー |
|
|
|
有形固定資産の取得による支出 |
△93,345 |
△29,373 |
|
無形固定資産の取得による支出 |
△482,591 |
△389,724 |
|
投資有価証券の取得による支出 |
△5,554 |
- |
|
投資有価証券の売却による収入 |
1,000 |
- |
|
出資金の取得による支出 |
- |
△100 |
|
敷金及び保証金の差入による支出 |
△412,009 |
△2,540 |
|
敷金及び保証金の回収による収入 |
56,508 |
1,350 |
|
その他 |
△113 |
△536 |
|
投資活動によるキャッシュ・フロー |
△936,106 |
△420,924 |
|
財務活動によるキャッシュ・フロー |
|
|
|
短期借入金の純増減額(△は減少) |
△428,000 |
△1,300,000 |
|
リース債務の返済による支出 |
△661 |
△661 |
|
子会社の自己株式の取得による支出 |
- |
△17,342 |
|
配当金の支払額 |
△284,743 |
△318,018 |
|
財務活動によるキャッシュ・フロー |
△713,404 |
△1,636,022 |
|
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) |
△27,534 |
△125,281 |
|
現金及び現金同等物の期首残高 |
1,040,243 |
1,019,045 |
|
合併に伴う現金及び現金同等物の増加額 |
6,336 |
- |
|
現金及び現金同等物の期末残高 |
1,019,045 |
893,763 |
該当事項はありません。
【セグメント情報】
1.報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社グループの各社は、取り扱うサービスについて包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。従って、当社はグループ各社のサービスを基礎としたセグメントから構成されており、「IP & Mobileソリューション・ビジネス」、「ユーティリティ・ビジネス」、「ドキュメントソリューション・ビジネス」及び「コンサルティング・ビジネス」の4つを報告セグメントとしております。
「IP & Mobileソリューション・ビジネス」はVoIPサービス、モバイルサービス等の情報通信サービス全般を提供しております。「ユーティリティ・ビジネス」は電力を供給しております。「ドキュメントソリューション・ビジネス」は、普通印刷・商業印刷物の企画・編集・制作を行っております。「コンサルティング・ビジネス」は経営支援コンサルティング、保険サービス及びセキュリティサービス等を行っております。
2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、連結財務諸表を作成するために採用される会計方針に準拠した方法であります。
報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。
セグメント間の内部売上高又は振替高は、主に市場価格に基づいております。
(報告セグメントの変更等に関する事項)
当連結会計年度より、各セグメント損益の実態をより適切に反映させるため、全社費用の配賦基準の見直しを行っております。
なお、前連結会計年度のセグメント情報については、見直し後の配分方法に基づいて作成したものを記載しております。
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額に関する情報及び収益の分解情報
前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
|
|
|
|
|
|
|
(単位:千円) |
|
|
報告セグメント |
調整額 (注) |
合計 |
|||
|
|
IP & Mobile ソリューション・ ビジネス |
ユーティリティ・ ビジネス |
ドキュメント ソリューション・ ビジネス |
コンサルティング・ ビジネス |
||
|
売上高 |
|
|
|
|
|
|
|
顧客との契約から生じる収益 |
10,874,062 |
7,911,875 |
1,210,877 |
3,118,375 |
- |
23,115,191 |
|
外部顧客への売上高 |
10,874,062 |
7,911,875 |
1,210,877 |
3,118,375 |
- |
23,115,191 |
|
セグメント間の内部 売上高又は振替高 |
24,593 |
- |
110,475 |
306 |
- |
135,376 |
|
計 |
10,898,656 |
7,911,875 |
1,321,353 |
3,118,682 |
- |
23,250,567 |
|
セグメント利益 又は損失(△) |
1,273,852 |
756,941 |
△4,554 |
37,633 |
- |
2,063,872 |
|
セグメント資産 |
3,619,504 |
1,863,652 |
854,211 |
2,167,131 |
1,795,464 |
10,299,964 |
|
その他の項目 |
|
|
|
|
|
|
|
減価償却費 |
136,453 |
13,137 |
29,945 |
156,317 |
35,826 |
371,680 |
|
のれん償却額 |
- |
- |
- |
74,985 |
- |
74,985 |
|
有形固定資産及び 無形固定資産の増加額 |
1,393 |
15,045 |
22,181 |
299,945 |
165,931 |
504,496 |
(注)調整額は、以下のとおりであります。
(1)セグメント資産の調整額1,795百万円は、各報告セグメントに配分していない全社資産であります。全社資産は、主に報告セグメントに帰属しない本社建物や器具備品、現預金、ソフトウェア、差入保証金、長期繰延税金資産が含まれております。
(2)有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額165百万円は、報告セグメントに帰属しないソフトウェア設備投資額90百万円及び本社建物や器具備品の設備投資額75百万円であります。
当連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)
|
|
|
|
|
|
|
(単位:千円) |
|
|
報告セグメント |
調整額 (注) |
合計 |
|||
|
|
IP & Mobile ソリューション・ ビジネス |
ユーティリティ・ ビジネス |
ドキュメント ソリューション・ ビジネス |
コンサルティング・ ビジネス |
||
|
売上高 |
|
|
|
|
|
|
|
顧客との契約から生じる収益 |
10,534,806 |
10,833,109 |
1,164,401 |
3,152,603 |
- |
25,684,920 |
|
外部顧客への売上高 |
10,534,806 |
10,833,109 |
1,164,401 |
3,152,603 |
- |
25,684,920 |
|
セグメント間の内部 売上高又は振替高 |
23,544 |
- |
115,550 |
302 |
- |
139,397 |
|
計 |
10,558,350 |
10,833,109 |
1,279,951 |
3,152,906 |
- |
25,824,317 |
|
セグメント利益 又は損失(△) |
1,191,361 |
1,006,620 |
△6,198 |
137,905 |
- |
2,329,689 |
|
セグメント資産 |
3,963,843 |
1,898,605 |
765,525 |
2,316,024 |
1,418,730 |
10,362,730 |
|
その他の項目 |
|
|
|
|
|
|
|
減価償却費 |
19,158 |
8,363 |
28,711 |
231,680 |
77,269 |
365,183 |
|
のれん償却額 |
- |
- |
- |
59,250 |
- |
59,250 |
|
有形固定資産及び 無形固定資産の増加額 |
38,864 |
15,679 |
26,660 |
211,958 |
130,354 |
423,518 |
(注)調整額は、以下のとおりであります。
(1)セグメント資産の調整額1,418百万円は、各報告セグメントに配分していない全社資産であります。全社資産は、主に報告セグメントに帰属しない本社建物や器具備品、現預金、ソフトウェア、差入保証金、長期繰延税金資産が含まれております。
(2)有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額130百万円は、報告セグメントに帰属しないソフトウェア設備投資額125百万円及び本社建物や器具備品の設備投資額5百万円であります。
4.報告セグメント合計額と連結財務諸表計上額との差額及び当該差額の主な内容(差異調整に関する事項)
|
(単位:千円) |
||
|
利益 |
前連結会計年度 |
当連結会計年度 |
|
報告セグメント計 |
2,063,872 |
2,329,689 |
|
セグメント間取引消去 |
709 |
732 |
|
全社費用(注) |
△1,040,745 |
△1,187,891 |
|
連結損益計算書の営業利益 |
1,023,836 |
1,142,531 |
(注)全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない本社の管理部門の一般管理費等であります。
|
前連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) |
||||||||
|
|
|
(注)1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益は、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
2.1株当たり当期純利益の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
|
|
前連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) |
|
1株当たり当期純利益 |
|
|
|
親会社株主に帰属する当期純利益(千円) |
750,406 |
732,966 |
|
普通株主に帰属しない金額(千円) |
- |
- |
|
普通株式に係る親会社株主に帰属する当期純利益(千円) |
750,406 |
732,966 |
|
期中平均株式数(株) |
16,756,627 |
16,755,990 |
(連結子会社の株式譲渡について)
当社は、本日開催の取締役会において、連結子会社である株式会社トライ・エックス(代表取締役社長:行 辰哉/以下、トライ・エックス)について、当社が保有する全株式を、当社の親会社である株式会社フォーバル(代表取締役社長:中島 将典/以下、フォーバル)に譲渡すること(以下、本株式譲渡)を決定し、本日、株式譲渡が完了した事をお知らせいたします。
1.本株式譲渡の理由
トライ・エックスは当社グループの「ドキュメントソリューション・ビジネス」のセグメントにおいて、法人顧客に向けて環境配慮型印刷サービス、オンデマンドプリントサービス、BPOサービスを提供しておりました。これらのサービスはいずれも法人の業種業態を問わず、汎用的な需要が見込めるものと考えております。
同社の成長と企業価値の認知においては、当社の連結子会社、すなわちフォーバルの孫会社ではなく、多種多様な業種業態から成る約30社のフォーバルの連結子会社の一員として、横のつながりで広く機動的にシナジーを募る事が出来る環境が有益と判断し、本株式譲渡を決定いたしました。
2.異動する子会社の概要
|
(1)名称 |
株式会社トライ・エックス |
||
|
(2)所在地 |
東京都新宿区中里町27番地 |
||
|
(3)代表者の役職・氏名 |
代表取締役社長 行 辰哉 |
||
|
(4)事業内容 |
複写・印刷業 |
||
|
(5)資本金 |
78,900千円 |
||
|
(6)設立年月日 |
1983年12月20日 |
||
|
(7)大株主及び持株比率 |
株式会社フォーバルテレコム 100% |
||
|
(8)上場会社と当該会社との関係 |
資本関係 |
当社は当該会社の株式を100%保有しております。 |
|
|
人的関係 |
当社の取締役2名が当該会社の取締役と監査役を兼務しております。 |
||
|
取引関係 |
当社は当該会社との間で営業取引、金銭の借入等を行っております。 |
||
|
関連当事者の該当状況 |
当社の連結子会社であり、関連当事者に該当いたします。 |
||
|
(9)当該会社の最近3年間の経営成績及び財政状態 |
|||
|
決算期 |
2023年3月期 |
2024年3月期 |
2025年3月期 |
|
純資産(千円) |
744,717 |
728,786 |
664,143 |
|
総資産(千円) |
853,193 |
843,211 |
779,839 |
|
1株当たり純資産 |
211,028円3銭 |
206,513円69銭 |
193,065円7銭 |
|
売上高(千円) |
697,595 |
651,127 |
623,861 |
|
営業利益(千円) |
23,613 |
△25,861 |
△21,208 |
|
経常利益(千円) |
25,673 |
△23,277 |
△19,544 |
|
当期純利益(千円) |
15,843 |
△15,931 |
△47,299 |
|
1株当たり当期純利益 |
4,489円41銭 |
△4,514円34銭 |
△13,749円99銭 |
3.本株式譲渡相手先の概要
|
(1)名称 |
株式会社フォーバル |
||
|
(2)所在地 |
東京都新宿区中里町27番地 |
||
|
(3)代表者の役職・氏名 |
代表取締役社長 中島 将典 |
||
|
(4)事業内容 |
・情報通信コンサルティング ・経営コンサルティング |
||
|
(5)資本金 |
4,150,294千円 |
||
|
(6)設立年月日 |
1980年9月18日 |
||
|
(7)純資産 |
19,704,923千円 |
||
|
(8)総資産 |
42,130,503千円 |
||
|
(9)大株主及び持株比率 (2024年9月30日現在) |
有限会社エス・エヌ・ケー |
26.4% |
|
|
大久保 秀夫 |
13.1% |
||
|
株式会社UHPartners2 |
9.5% |
||
|
光通信株式会社 |
7.3% |
||
|
大久保 洋子 |
6.0% |
||
|
フォーバル社員持株会 |
4.2% |
||
|
株式会社UHPartners3 |
4.0% |
||
|
株式会社エスアイエル |
3.7% |
||
|
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) |
2.6% |
||
|
鈴木 竜一郎 |
1.8% |
||
|
(10)上場会社と当該会社との関係 |
資本関係 |
当社の普通株式当該会社の株式を100%保有しております。 |
|
|
人的関係 |
当社の取締役が当該会社の取締役を兼務しており、また社員1名の出向者を受け入れております。 |
||
|
取引関係 |
当該会社は当社サービスの利用と取次を行っております。 |
||
|
関連当事者の該当状況 |
当社の親会社であり、関連当事者に該当いたします。 |
||
4.譲渡株式数、譲渡価格及び譲渡前後の所有株式の状況
|
(1)譲渡前の所有株式数 |
3,440株 |
|
(2)譲渡株式数 |
3,440株 |
|
(3)譲渡価格 |
トライ・エックス普通株式 320百万円 アドバイザリー費用等(概算額)2百万円 受取予定額 318百万円 |
|
(4)譲渡後の所有株式数 |
0株 |
5.日程
|
(1)取締役会決議日 |
2025年5月13日 |
|
(2)契約締結日 |
2025年5月13日 |
|
(3)株式譲渡実行日 |
2025年5月13日 |
6.今後の見通し
本株式譲渡による業績への影響は軽微ですが、今後、業績に与える影響が確定次第速やかに開示いたします。また、2026年3月期の連結業績予想に与える影響については業績予測に織り込んでおります。
7.支配株主との取引等に関する事項
(1)支配株主との取引等の該当性及び少数株主の保護の方策に関する指針への適合状況
フォーバルは当社の親会社であるため、本件譲渡は、支配株主との取引等に該当します。
当社が2024年6月21日に開示したコーポレート・ガバナンス報告書で示している「支配株主との取引等を行う際における少数株主の保護の方策に関する指針」は以下のとおりです。
----------------------------------------------------------------------------------------------
当社の親会社は株式会社フォーバルであり、当社株式の75.10%を保有しております。親会社グループとの営業上の取引については、市場価格を勘案して一般取引条件をベースに決定し、取引を履行しております。支配株主との重要な契約の締結については、取締役会で審議し、支配株主以外の株主の利益を阻害していないことを確認しております。また、人的関係については、監査等委員でない取締役5名のうち親会社の取締役1名が非常勤取締役を務めておりますが、事業展開にあたっては4名の常勤取締役を中心とする経営陣の判断のもと、独自に意思決定をしております。
----------------------------------------------------------------------------------------------
なお、本株式譲渡が関連当事者取引に該当するため、株式譲渡に先立ち2025年5月13日開催の独立社外取締役が出席した取締役会において、少数株主保護の観点から当該取引の必要性、取引条件の妥当性について慎重に検討し、譲渡価額は株式会社プルータス・コンサルティング(以下、プルータスという。)から提出を受けた株式資本価値を参考に、資産状況、将来の見通し等の要因を総合的に勘案した上で、フォーバルと慎重に交渉及び協議を重ねた結果、直近の配当支出後の純資産額を下限とし、DCF法(永久成長率法)の上限額との中央値の金額で合意を得ることができたことから、問題がないことを確認しております。したがって、少数株主の不利益になるものではなく、上記「支配株主との取引等を行う際における少数株主の保護の方策に関する指針」に適合しているものと考えております。
(2)公正性を担保するための措置及び利益相反を回避するための措置に関する事項
当社は、利益相反を回避するため、2025年5月13日開催の独立社外取締役が出席した取締役会において、独立社外取締役の意見(「(3)当該取引等が少数株主にとって不利益なものでないことに関する、支配株主と利害関係のない者から入手した意見の概要」を参照)を得たうえで、関連当事者取引として当該取引の必要性、取引条件の妥当性について慎重に検討しております。その結果、当社の戦略(「1.株式の取得の理由」を参照)に合致し当該取引の必要性が高いこと、並びに、プルータスの評価報告書を前提にした価格、その他の契約条件及び交渉経緯から取引条件が妥当であることを確認しております。加えて、利益相反を回避するため、支配株主であるフォーバルの常務取締役を兼務する当社取締役の谷井剛は、本件株式取得にかかる取締役会の審議及び決議には参加しておりません。したがって、少数株主の不利益にならないよう、公正性を担保するための措置及び利益相反を回避するための措置を講じているという結論に至っております。
(3)当該取引等が少数株主にとって不利益なものでないことに関する、支配株主と利害関係のない者から入手した意見の概要
当社は、当社の独立社外取締役である和田芳幸氏及び髙山梢氏に対し、株式の譲渡価額に係る第三者評価の内容、株式譲渡の必要性等を説明しております。当社は、本日付で両氏より、本件株式取得についての下記の内容が記載された意見書を受領しております。
1.当該取引の必要性と合理性について
トライ・エックスは当社グループの「ドキュメントソリューション・ビジネス」のセグメントにおいて、印刷業界旧来のサービスに留まらず、環境配慮型印刷サービス「カーボンゼロプリント」、多品種の印刷物を最小限の必要ロットで提供する「オンデマンドプリントサービス」、ドキュメント業務を設備と業務ごとオンサイトでアウトソーシング請けする「BPOサービス」(以下、総称して「コア・サービス」とする。)を有している。これらのサービスはいずれも顧客のペーパレス化及びCO2排出量の削減を推進する側面を持ち、現今、企業活動に環境配慮の取組が求められる中、その社会的価値と潜在需要は、顧客の業種を問わず高いものと考える。
一方、トライ・エックスの直近3期の収益は従前よりの大口顧客との継続取引に依存しており、コア・サービスは拡がりを見せているとは言えない。
トライ・エックス及びコア・サービスの社会的価値の認知と成長においては、トライ・エックスが当社の連結子会社、すなわちフォーバルの孫会社ではなく、本件株式譲渡により多種多様な業種業態から成る約30社のフォーバルの連結子会社の一員となることは、次の事由で有益と考える。
① フォーバル及びその連結子会社群はマテリアリティとして、顧客企業のESG経営を推進している。トラ
イ・エックスのコア・サービスは、ESG経営の構成要素である環境配慮の取組を資するものである。
② フォーバルの連結子会社群の一員となり、横の連携を密にする事で、従前の大口顧客に向けた慣行に囚わ
れない、コア・サービスに関する多様多数な営業アプローチが可能となる。
当社は本件株式譲渡により、譲渡代金を根幹事業の成長分野に投資することが可能となる。また、トライ・エックスによる直近3期の連結業績への貢献及び当該取引後の連結業績への影響は、ともに軽微なものである。合わせて前述の事由から成るトライ・エックスの企業価値の発揮を想定した場合、当該取引は当社自身及び親会社グループの一員としての立場からも、必要かつ合理的なものと判断できる。
2.当該取引条件の妥当性について
当社は、トライ・エックスの株式譲渡に先立ち、独立した第三者評価機関であるプルータスに対し株式価値の評価を依頼し、株価の算定を行っている。なお、当社は、プルータスが当社及びフォーバル並びにトライ・エックスのいずれにとっても関連当事者ではないことを前提に、評価機関として選定している。
プルータスからの株式価値分析書による報告によれば、トライ・エックスの株式評価額は、DCF法(永久成長率法)による評価額は239百万円から376百万円となっている。本株式の譲渡価格は320百万円となっており、直近の配当支出後の純資産額264百万円を下限とし、DCF法(永久成長率法)の上限額376百万円との中央値の金額としている。また、その他株式譲渡契約上の契約条件等について、当社に明らかに不合理な点は認められない。以上より、トライ・エックスの株式譲渡対価及びその他契約条件等の取引条件について、少数株主保護の観点から妥当なものであると判断する。
3.当該取引に至る経緯及び取引手続きの適正性及び妥当性について
当社の親会社は株式会社フォーバルであり、当社株式の70.14%を保有している。親会社グループとの営業上の取引については、市場価格を勘案して一般取引条件をベースに決定し、取引を履行している。支配株主との重要な契約の締結については、取締役会で審議し、支配株主以外の株主の利益を阻害していないことを確認している。
また、人的関係については、監査等委員でない取締役4名のうち親会社の取締役1名が非常勤取締役を務めているが、事業展開にあたっては3名の常勤取締役を中心とする経営陣の判断のもと、独自に意思決定をしている。
当社としては、本取引について、親会社からの提案を踏まえつつも、当社の意思決定の独立性を確保しつつ検討を進めた。具体的には、本取引の実行の可否(取得価格の決定を含む。)を当社内で決定するに際しては、親会社の取締役を兼務する谷井取締役を検討の討議及び取締役会での採決から外し、当該取締役の利益相反を回避する措置を講じつつ、当社の独立性を確保して手続を進めた。
また、取引条件も不合理なものでないことから、当社は社内での独立した冷静な判断の下で、親会社から当社に対して当該取引を強制するといった不合理な圧力を受けることなく、取引を実行すると判断するに至ったものである。
以上のとおり、本取引に至るまでの取締役会の決定手続は、親会社の取締役を兼務する取締役の利益相反を回避する措置を講じ、独立的な判断の元で合理的に決定されたもので妥当なものであると判断した。また、その他の株式取得に係る手続について明らかに不合理である点は見当たらなかった。
前各項の意見に基づき、当該取引は当社、トライ・エックス及びフォーバルの企業価値の向上に資するものであり、よって当社の少数株主にとって不利益なものでないと判断できる。