○添付資料の目次

 

1.経営成績等の概況 ………………………………………………………………………………………………………

(1)経営成績に関する分析 ……………………………………………………………………………………………

(2)財政状態に関する分析 ……………………………………………………………………………………………

(3)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当 ……………………………………………………………

2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 ……………………………………………………………………………

3.連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………………………………

(1)連結財政状態計算書 ………………………………………………………………………………………………

(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ………………………………………………………………………

(3)連結持分変動計算書 ………………………………………………………………………………………………

(4)連結キャッシュ・フロー計算書 …………………………………………………………………………………

11

(5)連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………………………

12

(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………………………

12

(報告企業) …………………………………………………………………………………………………………

12

(重要性がある会計方針) …………………………………………………………………………………………

12

(セグメント情報等) ………………………………………………………………………………………………

22

(売却目的で保有する資産) ………………………………………………………………………………………

24

(1株当たり情報) …………………………………………………………………………………………………

24

(後発事象) …………………………………………………………………………………………………………

25

(初度適用) …………………………………………………………………………………………………………

26

4.その他 ……………………………………………………………………………………………………………………

40

(1)役員人事について …………………………………………………………………………………………………

40

 

1.経営成績等の概況

 当社グループは、当連結会計年度より国際財務報告基準(以下「IFRS」という)を適用しております。また、前連結会計年度の財務数値についても、IFRSに組替えて比較分析を行っております。なお、財務数値に係るIFRSと日本基準との差異については、【添付資料】26ページ「3.連結財務諸表及び主な注記 (5) 連結財務諸表に関する注記事項 (初度適用)」をご覧ください。

 

(1)経営成績に関する分析

 

(当期の経営成績)

 当期(2024年4月1日から2025年3月31日まで)における世界経済は、米国を中心に底堅さが続いた一方で、米政権の相互関税を含む諸政策による景気後退懸念、ロシア・ウクライナ情勢、中東紛争をはじめとする地政学リスクの高まりに加えて、為替動向の不安定さの継続により、先行き不透明な状況が続いています。

 当社の製品が関わる主要業界では、スマートフォン・タブレットは堅調に推移するなかで、特に中国及び韓国のスマートフォンでは液晶ディスプレイからOLEDディスプレイへの移行が継続しました。ノートPCはコロナ禍に伴う在宅需要で購入された製品の買い替え需要により好調に推移しました。自動車は中国メーカーの販売が拡大したものの、全体では横ばいとなりました。

 このような経営環境のなか、中期経営計画に基づき事業環境の変化の影響を受けにくい事業ポートフォリオの拡大に取り組みました。成長領域においては、自動車向け製品の販売拡大に加え、フォトニクスカテゴリーではデータセンター等で使われる光トランシーバー用製品の新規顧客を開拓し、製品の出荷を開始しました。また、既存領域においても、テクノロジーの進化を先回りした製品の開発・提案に取り組み、反射防止フィルムや粒子整列型異方性導電膜(ACF)などの高付加価値製品の販売が拡大しました。なお、為替相場は当期において前期に対して円安が進み、業績の押し上げ効果がありました。

 以上の結果、当期の売上高は110,390百万円(前期比4.9%増)、事業利益は38,068百万円(前期比11.7%増)、営業利益は39,735百万円(前期比24.6%増)、親会社の所有者に帰属する当期利益は27,737百万円(前期比22.9%増)となりました。

 

 各セグメントの業績、ならびに製品カテゴリー別の売上状況は以下のとおりです。

 

①光学材料部品事業

(単位:百万円)

 

当期

前期

増減率

売上高

50,647

51,453

△1.6%

事業利益

14,556

15,256

△4.6%

(注)売上高にはセグメント間取引が含まれています。

 

・売上高は50,647百万円(前期比1.6%減)、事業利益は14,556百万円(前期比4.6%減)となりました。

光学フィルムでは、反射防止フィルムにおいてノートPC用ディスプレイ向け製品の好調に加え、車載ディスプレイ向け製品の採用モデル数が増加したものの、蛍光体フィルムの販売終了により減収減益となりました。

光学樹脂材料では、光学弾性樹脂(SVR)が堅調に推移したものの、精密接合用樹脂において収益性の高いハイエンドモデルのスマートフォン向けセンサー関連製品の数量が減少し、増収減益となりました。

 

②電子材料部品事業

(単位:百万円)

 

当期

前期

増減率

売上高

60,434

54,387

11.1%

事業利益

23,511

18,830

24.9%

(注)売上高にはセグメント間取引が含まれています。

 

・売上高は60,434百万円(前期比11.1%増)、事業利益は23,511百万円(前期比24.9%増)となりました。

接合関連材料では、ノートPC向け汎用品等の数量が前期並みとなり、収益も前期並みとなりました。

異方性導電膜では、主に中国及び韓国のスマートフォン向けに粒子整列型ACFの拡大が継続したことにより、増収増益となりました。

表面実装型ヒューズでは、電動工具向け製品の主要顧客の在庫調整の終了や新規案件の獲得により、増収増益となりました。

フォトニクスでは、光半導体においてデータセンター等で使われる光トランシーバー用製品の新規顧客への出荷を開始したことにより、増収増益となりました。

 

(次期の見通し)

 次期(2026年3月期)の連結業績予想は次のとおりです。

 

 通期連結業績見通し

(単位:百万円)

 

次期予想

(2026年3月期)

連結売上高

103,500

事業利益

29,000

営業利益

28,000

税引前利益

28,300

親会社の所有者に帰属する当期利益

20,500

  (前提為替レートは1米ドル=135.0円)

 

 2026年3月期につきましては、米政権の諸政策をはじめとする地政学リスクを背景に、当社の製品が関わる主要業界の動向は不確実性が高まっております。

 このような状況の下、当社は、既存領域においてハイエンドモデルのスマートフォン向けセンサー関連製品である精密接合用樹脂や形状加工ACFの売上が増加するとともに、成長領域ではデータセンター向け光トランシーバー用製品や車載ディスプレイ向け反射防止フィルムの採用が拡大すると見込んでおります。これら高付加価値製品の販売拡大により、蛍光体フィルムの販売終了による減収をカバーし、為替変動の影響を除くと増収となる見込みです。事業利益につきましては、将来の製品需要の増加を見据えた設備投資や研究開発費が増加する一方で、高付加価値製品が拡大することにより、為替変動の影響を除くと増益となる見込みです。次期の前提為替レートは、当期実績152.6円/米ドルに対し、135.0円/米ドルとしています。

 

 

<業績予想に関する注意事項>
 本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、当社としてその達成を約束する趣旨のものではありません。実際の業績等は様々な要因により異なる可能性があります。

 

(2)財政状態に関する分析

①財政状態
 当連結会計年度末の資産合計は売却目的で保有する資産が減少しましたが、有形固定資産、持分法で会計処理されている投資、営業債権及びその他の債権が増加したことにより、前連結会計年度末に比べ11,447百万円増加し、151,821百万円となりました。

 

 負債合計は、有利子負債(非流動負債)が減少しましたが、未払法人所得税、その他の金融負債、有利子負債(流動負債)が増加したことにより、前連結会計年度末に比べ654百万円増加し、55,905百万円となりました。

 

 資本合計は、利益剰余金、資本剰余金が増加したことにより、前連結会計年度末に比べ10,793百万円増加し、95,915百万円となりました。

 

②キャッシュ・フローの状況

 当連結会計年度の営業活動によるキャッシュ・フローは、法人所得税の支払による減少があった一方で、税引前利益が増加した結果、前連結会計年度に比べ12,034百万円増加し、40,433百万円の収入となりました。

 

 投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得による支出等により、前連結会計年度に比べ11,047百万円支出が増加し、22,316百万円の支出となりました。

 

 財務活動によるキャッシュ・フローは、自己株式の取得による支出及び配当金の支払等があり、前連結会計年度に比べ10,551百万円支出が増加し、21,286百万円の支出となりました。

 

 上記の結果、当期における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ348百万円減少し、当連結会計年度末には34,979百万円となりました。

 

(3)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当

 当社は、株主の皆さまに対する利益還元を最も重要な経営課題のひとつと位置づけており、成長投資による企業価値向上が株主共通の利益という認識の下、中期経営計画2028「進化の実現」において策定したキャピタル・アロケーション及び資本政策に基づき、積極的な成長投資と適正な利益配分を実施し、持続的成長と高水準の還元の両立を図ります。具体的には以下のとおりです。

 

 ・中期経営計画期間(5年間累計)で、総還元性向60%を目処に実施します。

 ・各期の現金配当額については、連結配当性向40%を目途とし、かつ、下限としてDOE7%以上とする、長期安定的な配当の実現を目指します。

 ・自己株式の取得については、財務状況や株価水準、キャッシュポジション等を総合的に勘案して、機動的に実施します。なお、取得した自己株式は、インセンティブ目的の取得を除き、原則消却します。

 

 当期(2025年3月期)の期末配当金につきましては、2025年5月12日開催の取締役会において、1株につき32.0円にすることといたしました。年間配当金につきましては、1株当たり58.0円(株式分割考慮後)となります。当社は、2024年10月1日を効力発生日として、普通株式1株につき3株の割合で株式分割を行っています。株式分割を考慮しない場合の期末配当金は96.0円、年間配当金は174.0円となります。(前期100.0円)

 次期(2026年3月期)につきましては、上記の株主還元方針に従いまして、1株当たりの中間配当金を29.0円、期末配当金を29.0円とさせていただく予定です。

 また、剰余金の配当については、中間配当と期末配当の年2回を基本的な方針としています。当社は会社法第459条第1項の規定に基づき、取締役会の決議によって剰余金の配当を行うことができる旨を定めていますが、期末配当については株主総会での決議を予定しています。

 

(ご参考)2025年3月期 総還元性向 73.2%

 

2.会計基準の選択に関する基本的な考え方

 

 当社グループは、国際的に比較可能な財務情報の提供による投資家の皆様の利便性向上、当社グループのビジネスにおいてクロスボーダー取引が増加するなかで、国際的な会計基準の採用によるお客様やお取引先様、事業パートナーとの財務情報にかかるコミュニケーションの円滑化、ならびにグループ内での会計基準統一によるグローバル経営基盤の確立等を目的とし、2025年3月期から、従来の日本基準に替えて国際財務報告基準(IFRS)を任意適用いたします。

3.連結財務諸表及び主な注記

(1)連結財政状態計算書

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

移行日

(2023年4月1日)

 

前連結会計年度

(2024年3月31日)

 

当連結会計年度

(2025年3月31日)

資産

 

 

 

 

 

流動資産

 

 

 

 

 

現金及び現金同等物

29,454

 

35,328

 

34,979

営業債権及びその他の債権

14,099

 

15,588

 

17,979

棚卸資産

11,281

 

9,916

 

8,739

その他の金融資産

122

 

60

 

126

その他の流動資産

4,469

 

3,025

 

1,733

小計

59,427

 

63,919

 

63,559

売却目的で保有する資産

 

5,522

 

流動資産合計

59,427

 

69,442

 

63,559

 

 

 

 

 

 

非流動資産

 

 

 

 

 

有形固定資産

34,308

 

37,390

 

49,703

のれん

21,288

 

21,288

 

21,288

無形資産

5,973

 

5,807

 

7,161

持分法で会計処理されている投資

121

 

140

 

4,089

その他の金融資産

1,294

 

1,245

 

761

繰延税金資産

4,164

 

4,861

 

5,020

その他の非流動資産

218

 

197

 

237

非流動資産合計

67,368

 

70,931

 

88,262

資産合計

126,795

 

140,373

 

151,821

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

移行日

(2023年4月1日)

 

前連結会計年度

(2024年3月31日)

 

当連結会計年度

(2025年3月31日)

負債及び資本

 

 

 

 

 

負債

 

 

 

 

 

流動負債

 

 

 

 

 

営業債務及びその他の債務

11,259

 

13,378

 

12,279

有利子負債

9,546

 

7,444

 

8,965

従業員給付

4,222

 

4,138

 

4,067

未払法人所得税

4,706

 

4,378

 

7,631

その他の金融負債

6,648

 

2,547

 

4,191

その他の流動負債

1,425

 

1,539

 

2,135

小計

37,808

 

33,426

 

39,270

売却目的で保有する資産に直接関連する負債

 

266

 

流動負債合計

37,808

 

33,692

 

39,270

非流動負債

 

 

 

 

 

有利子負債

12,032

 

15,754

 

12,113

退職給付に係る負債

4,346

 

4,059

 

3,791

引当金

253

 

275

 

279

繰延税金負債

1,276

 

1,444

 

392

その他の金融負債

2,459

 

 

その他の非流動負債

9

 

23

 

57

非流動負債合計

20,379

 

21,558

 

16,634

負債合計

58,187

 

55,251

 

55,905

資本

 

 

 

 

 

資本金

16,194

 

16,251

 

16,262

資本剰余金

14,582

 

17,700

 

19,526

利益剰余金

52,895

 

54,777

 

64,442

自己株式

△15,908

 

△5,085

 

△4,727

その他の資本の構成要素

△26

 

1,478

 

412

親会社の所有者に帰属する持分合計

67,737

 

85,122

 

95,915

非支配持分

870

 

 

資本合計

68,608

 

85,122

 

95,915

負債及び資本合計

126,795

 

140,373

 

151,821

 

 

(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書

(連結損益計算書)

 

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(自 2023年4月1日

至 2024年3月31日)

 

当連結会計年度

(自 2024年4月1日

至 2025年3月31日)

売上高

105,198

 

110,390

売上原価

48,688

 

48,247

売上総利益

56,510

 

62,142

販売費及び一般管理費

22,423

 

24,074

その他の収益

346

 

2,568

その他の費用

2,548

 

901

営業利益

31,884

 

39,735

金融収益

577

 

272

金融費用

1,574

 

944

持分法による投資損益(△は損失)

4

 

296

税引前利益

30,891

 

39,359

法人所得税費用

8,363

 

11,621

当期利益

22,527

 

27,737

 

 

 

 

当期利益の帰属

 

 

 

親会社の所有者

22,575

 

27,737

非支配持分

△47

 

当期利益

22,527

 

27,737

 

 

 

 

1株当たり当期利益

 

 

 

基本的1株当たり当期利益(円)

129.76

 

162.04

希薄化後1株当たり当期利益(円)

123.49

 

155.02

 

 

(連結包括利益計算書)

 

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(自 2023年4月1日

至 2024年3月31日)

 

当連結会計年度

(自 2024年4月1日

至 2025年3月31日)

当期利益

22,527

 

27,737

 

 

 

 

その他の包括利益(税効果考慮後)

 

 

 

純損益に振り替えられることのない項目

 

 

 

確定給付制度の再測定

110

 

△298

その他の包括利益を通じて公正価値で測定するものとして指定した資本性金融商品の公正価値の純変動額

 

6

持分法によるその他の包括利益

11

 

純損益に振り替えられることのない項目合計

122

 

△292

 

 

 

 

純損益に振り替えられることのある項目

 

 

 

キャッシュ・フロー・ヘッジ

△213

 

72

ヘッジコスト

161

 

16

在外営業活動体の換算差額

1,557

 

△983

持分法によるその他の包括利益

 

△178

純損益に振り替えられることのある項目合計

1,506

 

△1,072

その他の包括利益(税効果考慮後)合計

1,628

 

△1,364

当期包括利益

24,156

 

26,373

 

 

 

 

当期包括利益の帰属

 

 

 

親会社の所有者

24,202

 

26,373

非支配持分

△45

 

当期包括利益

24,156

 

26,373

 

 

(3)連結持分変動計算書

前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

親会社の所有者に帰属する持分

 

資本金

 

資本

剰余金

 

利益

剰余金

 

自己株式

 

その他の資本の構成要素

 

 

 

 

 

その他の

包括利益を

通じて公正

価値で測定

するものと

して指定

した資本性

金融商品の

公正価値の

純変動額

 

確定給付

制度の

再測定

 

キャッシュ

・フロー・

ヘッジ

2023年4月1日残高

16,194

 

14,582

 

52,895

 

△15,908

 

 

 

153

当期利益

 

 

 

 

22,575

 

 

 

 

 

 

 

 

その他の包括利益

 

 

 

 

 

 

 

 

11

 

110

 

△213

当期包括利益合計

 

 

22,575

 

 

11

 

110

 

△213

新株の発行

56

 

56

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自己株式の取得

 

 

 

 

 

 

△6,000

 

 

 

 

 

 

配当金

 

 

 

 

△4,062

 

 

 

 

 

 

 

 

株式報酬取引

 

 

2,236

 

 

 

55

 

 

 

 

 

 

支配継続子会社に対する持分変動

 

 

825

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自己株式の消却

 

 

 

 

△16,768

 

16,768

 

 

 

 

 

 

その他の資本の構成要素から利益剰余金への振替

 

 

 

 

122

 

 

 

△11

 

△110

 

 

その他

 

 

 

 

14

 

 

 

 

 

 

 

 

所有者との取引額等合計

56

 

3,118

 

△20,693

 

10,823

 

△11

 

△110

 

2024年3月31日残高

16,251

 

17,700

 

54,777

 

△5,085

 

 

0

 

△59

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

親会社の所有者に帰属する持分

 

非支配

持分

 

資本合計

 

その他の資本の構成要素

 

親会社の

所有者に

帰属する

持分

 

 

 

ヘッジ

コスト

 

在外営業

活動体の

換算差額

 

合計

 

 

 

2023年4月1日残高

△179

 

 

△26

 

67,737

 

870

 

68,608

当期利益

 

 

 

 

 

22,575

 

△47

 

22,527

その他の包括利益

161

 

1,555

 

1,627

 

1,627

 

1

 

1,628

当期包括利益合計

161

 

1,555

 

1,627

 

24,202

 

△45

 

24,156

新株の発行

 

 

 

 

 

113

 

 

 

113

自己株式の取得

 

 

 

 

 

△6,000

 

 

 

△6,000

配当金

 

 

 

 

 

△4,062

 

 

 

△4,062

株式報酬取引

 

 

 

 

 

2,291

 

 

 

2,291

支配継続子会社に対する持分変動

 

 

 

 

 

825

 

△825

 

自己株式の消却

 

 

 

 

 

 

 

 

その他の資本の構成要素から利益剰余金への振替

 

 

 

 

△122

 

 

 

 

その他

 

 

 

 

 

14

 

 

 

14

所有者との取引額等合計

 

 

△122

 

△6,817

 

△825

 

△7,642

2024年3月31日残高

△17

 

1,555

 

1,478

 

85,122

 

 

85,122

 

当連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

親会社の所有者に帰属する持分

 

資本金

 

資本

剰余金

 

利益

剰余金

 

自己株式

 

その他の資本の構成要素

 

 

 

 

 

その他の

包括利益を

通じて公正

価値で測定

するものと

して指定

した資本性

金融商品の

公正価値の

純変動額

 

確定給付

制度の

再測定

 

キャッシュ

・フロー・

ヘッジ

2024年4月1日残高

16,251

 

17,700

 

54,777

 

△5,085

 

 

0

 

△59

当期利益

 

 

 

 

27,737

 

 

 

 

 

 

 

 

その他の包括利益

 

 

 

 

 

 

 

 

6

 

△298

 

72

当期包括利益合計

 

 

27,737

 

 

6

 

△298

 

72

新株の発行

10

 

10

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自己株式の取得

 

 

△27

 

 

 

△10,000

 

 

 

 

 

 

配当金

 

 

 

 

△8,195

 

 

 

 

 

 

 

 

株式報酬取引

 

 

1,842

 

 

 

780

 

 

 

 

 

 

支配継続子会社に対する持分変動

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自己株式の消却

 

 

 

 

△9,577

 

9,577

 

 

 

 

 

 

その他の資本の構成要素から利益剰余金への振替

 

 

 

 

△298

 

 

 

 

 

298

 

 

その他

 

 

 

 

△0

 

 

 

 

 

 

 

 

所有者との取引額等合計

10

 

1,825

 

△18,072

 

357

 

 

298

 

2025年3月31日残高

16,262

 

19,526

 

64,442

 

△4,727

 

6

 

0

 

12

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

親会社の所有者に帰属する持分

 

非支配

持分

 

資本合計

 

その他の資本の構成要素

 

親会社の

所有者に

帰属する

持分

 

 

 

ヘッジ

コスト

 

在外営業

活動体の

換算差額

 

合計

 

 

 

2024年4月1日残高

△17

 

1,555

 

1,478

 

85,122

 

 

85,122

当期利益

 

 

 

 

 

27,737

 

 

 

27,737

その他の包括利益

16

 

△1,161

 

△1,364

 

△1,364

 

 

 

△1,364

当期包括利益合計

16

 

△1,161

 

△1,364

 

26,373

 

 

26,373

新株の発行

 

 

 

 

 

21

 

 

 

21

自己株式の取得

 

 

 

 

 

△10,027

 

 

 

△10,027

配当金

 

 

 

 

 

△8,195

 

 

 

△8,195

株式報酬取引

 

 

 

 

 

2,622

 

 

 

2,622

支配継続子会社に対する持分変動

 

 

 

 

 

 

 

 

自己株式の消却

 

 

 

 

 

 

 

 

その他の資本の構成要素から利益剰余金への振替

 

 

 

 

298

 

 

 

 

その他

 

 

 

 

 

△0

 

 

 

△0

所有者との取引額等合計

 

 

298

 

△15,579

 

 

△15,579

2025年3月31日残高

△1

 

394

 

412

 

95,915

 

 

95,915

 

 

(4)連結キャッシュ・フロー計算書

 

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(自 2023年4月1日

至 2024年3月31日)

 

当連結会計年度

(自 2024年4月1日

至 2025年3月31日)

営業活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

税引前利益

30,891

 

39,359

減価償却費及び償却費

5,491

 

6,700

減損損失(又は戻入れ)

7

 

111

受取利息及び受取配当金

△273

 

△272

支払利息

88

 

136

為替差損益(△は益)

△187

 

△362

固定資産売却損益(△は益)

△14

 

△12

固定資産除却損

212

 

506

株式報酬費用

2,236

 

1,611

退職給付に係る資産又は負債の増減額

△124

 

△702

営業債権及びその他の債権の増減額(△は増加)

△3,252

 

4,118

棚卸資産の増減額(△は増加)

1,466

 

1,066

営業債務及びその他の債務の増減額(△は減少)

851

 

△1,870

その他

△338

 

△1,197

小計

37,057

 

49,190

利息及び配当金の受取額

252

 

135

利息の支払額

△81

 

△135

法人所得税の支払額

△8,828

 

△8,756

営業活動によるキャッシュ・フロー

28,398

 

40,433

投資活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

投資有価証券の取得による支出

△50

 

△385

有形固定資産の取得による支出

△10,478

 

△14,073

無形資産の取得による支出

△867

 

△1,672

有形固定資産の売却による収入

23

 

17

関係会社株式の取得による支出

 

△1,276

連結の範囲の変更を伴う子会社株式の売却による支出

 

△4,910

その他

102

 

△16

投資活動によるキャッシュ・フロー

△11,269

 

△22,316

財務活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

短期借入金の純増減額(△は減少)

2,000

 

長期借入れによる収入

7,000

 

長期借入金の返済による支出

△6,976

 

△2,459

自己株式の取得による支出

△6,000

 

△10,000

配当金の支払額

△4,063

 

△8,195

リース負債の返済による支出

△647

 

△653

ストック・オプションの行使による収入

113

 

21

連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の取得による支出

△2,160

 

財務活動によるキャッシュ・フロー

△10,734

 

△21,286

現金及び現金同等物に係る換算差額

1,877

 

424

現金及び現金同等物の増減額(△は減少)

8,271

 

△2,745

現金及び現金同等物の期首残高

29,454

 

35,328

売却目的で保有する資産からの振替に伴う現金及び現金同等物の増減額(△は減少)

 

2,396

売却目的で保有する資産への振替に伴う現金及び現金同等物の増減額(△は減少)

△2,396

 

現金及び現金同等物の期末残高

35,328

 

34,979

 

 

(5)連結財務諸表に関する注記事項

(継続企業の前提に関する注記)

 該当事項はありません。

 

(報告企業)

 デクセリアルズ株式会社(以下「当社」という。)は日本に所在する株式会社であります。その登記上の本社の住所は栃木県下野市であります。当社の連結財務諸表は、当社及び連結子会社(以下「当社グループ」という。)、並びに関連会社に対する持分により構成されております。

 当社グループは、光学材料、電子材料等の製造・販売が主要な事業であり、光学材料部品、電子材料部品の2つの報告セグメントに分類されます。

 

(重要性がある会計方針)

当社グループは、以下の会計方針について、特段の記載がない限り、本連結財務諸表(IFRS移行日の連結財政状態計算書を含む)に表示されているすべての期間に適用しております。

 

(1)連結の基礎

① 子会社

子会社とは、当社グループにより支配されている企業であります。当社グループがある企業への関与により生じる変動リターンに対するエクスポージャー又は権利を有し、かつ、当該企業に対するパワーにより当該リターンに影響を及ぼす能力を有している場合に、当社グループは当該企業を支配していると判断しております。

子会社の財務諸表は、当社グループが支配を獲得した日から支配を喪失する日まで、連結の対象に含めております。子会社が適用する会計方針が当社グループの適用する会計方針と異なる場合には、必要に応じて当該子会社の財務諸表に調整を加えております。当社グループ間の債権債務残高及び内部取引高、並びに当社グループ間の取引から発生した未実現損益は、連結財務諸表の作成に際して消去しております。子会社の包括利益については、非支配持分が負の残高となる場合であっても、親会社の所有者と非支配持分に帰属させております。

子会社持分を一部処分した際、支配が継続する場合には、資本取引として会計処理しております。非支配持分の調整額と対価の公正価値との差額は、親会社の所有者に帰属する持分として資本に直接認識しております。支配を喪失した場合には、支配の喪失から生じた利得又は損失は純損益で認識しております。

 

② 関連会社

関連会社とは、当社グループが投資先に対し、財務及び営業の方針に重要な影響力を有しているものの、支配又は共同支配をしていない企業であります。当社グループが当該企業の議決権の20%以上50%以下を保有する場合、当社グループは当該企業に対して重要な影響力を有していると推定されます。

関連会社に対する投資は、投資先が関連会社に該当すると判定した日から該当しないと判定した日まで、持分法によって会計処理しております。

関連会社の適用する会計方針が、当社グループの適用する会計方針と異なる場合には、必要に応じて当該企業の財務諸表に調整を加えております。関連会社に該当しなくなり、持分法の適用を中止した場合には、持分法の適用を中止したことから生じた利得又は損失を純損益として認識しております。

 

(2)企業結合

企業結合は、支配を獲得した時点で取得法を用いて会計処理しております。取得対価は、被取得企業の支配と交換に譲渡した資産、引き受けた負債及び当社が発行する資本持分の取得日の公正価値の合計として測定されます。のれんは、移転された対価、被取得企業の非支配持分の金額及び取得企業が従来保有していた被取得企業の資本持分の公正価値の合計が、取得した識別可能な資産及び負債の正味価額を上回る場合にその超過額として測定しております。

非支配持分を公正価値で測定するか、又は識別可能な純資産の認識金額の比例持分で測定するかについては、企業結合ごとに選択しております。

仲介手数料、弁護士費用、デューデリジェンス費用等の、企業結合に関連して発生する取得関連コストは、発生時に費用処理しております。

企業結合の当初の会計処理が、企業結合が発生した連結会計年度末までに完了していない場合には、完了していない項目を暫定的な金額で報告しております。取得日時点に存在していた事実と状況について、取得日当初に把握していたとしたら認識される金額の測定に影響を与えていたと判断される期間(以下、「測定期間」という。)に入手した場合には、その情報を反映して、取得日に認識した暫定的な金額を遡及的に修正しております。新たに得た情報が、資産と負債の新たな認識をもたらす場合には、追加の資産と負債を認識しております。測定期間は最長で1年間であります。なお、支配獲得後の非支配持分の追加取得については、資本取引として会計処理しているため、当該取引からのれんは認識しておりません。

 

被取得企業における識別可能な資産及び負債は、以下を除いて、取得日の公正価値で測定しております。

 

・繰延税金資産、繰延税金負債

・従業員給付契約に関連する資産及び負債

・被取得企業の株式に基づく報酬契約

・被取得企業が借手であるリースに関連する使用権資産及びリース負債

・IFRS第5号「売却目的で保有する非流動資産及び非継続事業」に従って売却目的に分類される資産又は処分グループ

 

段階的に達成される企業結合の場合、当社グループが以前保有していた被取得企業の持分は支配獲得日の公正価値で再測定し、発生した利得又は損失は純損益として認識しております。

当社グループは、IFRS第1号の免除規定を採用し、IFRS移行日(2023年4月1日)より前に発生した企業結合に関して、IFRS第3号「企業結合」を遡及適用しておりません。従って、IFRS移行日より前の取得により生じたのれんは、IFRS移行日現在の従前の会計基準(日本基準)による帳簿価額に基づき計上しております。

 

(3)外貨換算

① 外貨建取引

外貨建取引は、取引日の為替レートで当社グループの各社の機能通貨に換算しております。

期末日における外貨建貨幣性資産及び負債は、期末日の為替レートで機能通貨に換算しております。公正価値で測定される外貨建非貨幣性資産及び負債は、当該公正価値の算定日における為替レートで機能通貨に換算しております。

換算又は決済により生じる換算差額は、純損益として認識しております。ただし、キャッシュ・フロー・ヘッジから生じる換算差額については、その他の包括利益として認識しております。

 

② 在外営業活動体の財務諸表

在外営業活動体の資産及び負債については期末日の為替レート、収益及び費用については、為替レートが著しく変動している場合を除き、平均為替レートを用いて日本円に換算しております。在外営業活動体の財務諸表の換算から生じる換算差額は、その他の包括利益として認識し、在外営業活動体が処分された期間に純損益として認識しております。

なお、当社グループは、IFRS第1号に規定されている免除規定を選択し、IFRS移行日現在で存在していた累積換算差額を全て「利益剰余金」に振り替えております。

 

(4)金融商品

① 金融資産(デリバティブを除く)

イ 当初認識及び測定

当社グループは、金融資産について、純損益を通じて公正価値により測定する金融資産、その他の包括利益を通じて公正価値により測定する金融資産、又は償却原価により測定する金融資産に分類し、この分類は当初認識時に決定しております。また、当社グループは、当該金融商品の契約の当事者になる取引日に当初認識しております。

すべての金融資産は、純損益を通じて公正価値により測定する区分に分類される場合を除き、公正価値にその取得に直接起因する取引コストを加算した金額により測定しております。ただし、重大な金融要素を含んでいない営業債権は、取引価格により測定しております。

金融資産は、以下の要件をともに満たす場合には、償却原価により測定する金融資産に分類しております。

 

・契約上のキャッシュ・フローを回収するために金融資産を保有することを目的とする事業モデルに基づいて、金融資産が保有されている。

・金融資産の契約条件により、元本及び元本残高に対する利息の支払のみであるキャッシュ・フローが特定の日に生じる。

 

償却原価により測定する金融資産以外の金融資産は、公正価値により測定する金融資産に分類しております。

 

ロ 事後測定

金融資産の当初認識後は、その分類に応じて以下のとおり測定しております。

(a)償却原価により測定する金融資産

償却原価により測定する金融資産については、実効金利法による償却原価により測定し、利息は金融収益の一部として純損益にて認識しております。

(b)公正価値により測定する金融資産

公正価値により測定する金融資産の公正価値の変動額は純損益として認識しております。

ただし、資本性金融商品のうち、その他の包括利益を通じて公正価値で測定するものと指定したものについては、公正価値の変動額はその他の包括利益として認識しております。なお、当該金融商品からの配当金については、金融収益の一部として純損益にて認識しております。

 

ハ 金融資産の減損

償却原価により測定する金融資産については、予想信用損失に対する損失評価引当金を認識しております。

当社グループは、期末日ごとに各金融資産に係る信用リスクが当初認識時点から著しく増加しているかどうかを評価しており、当初認識時点から信用リスクが著しく増加していない場合には、12ヶ月の予想信用損失を損失評価引当金として認識しております。一方で、当初認識時点から信用リスクが著しく増加している場合には、全期間の予想信用損失を損失評価引当金として認識しております。ただし、重大な金融要素を含んでいない営業債権及びリース債権については、常に全期間の予想信用損失を損失評価引当金として認識しております。

 

ニ 金融資産の認識の中止

当社グループは、金融資産からのキャッシュ・フローに対する契約上の権利が消滅する、又は当社グループが金融資産の所有のリスクと経済価値のほとんどすべてを移転する場合において、金融資産の認識を中止しております。当社グループが、移転した当該金融資産に対する支配を継続している場合には、継続的関与を有している範囲において、資産と関連する負債を認識しております。

 

② 金融負債(デリバティブを除く)

イ 当初認識及び測定

当社グループは、金融負債を当該金融商品の契約の当事者になる取引日に当初認識しており、償却原価により測定しております。また、当初認識時には公正価値からその発行に直接起因する取引コストを減算して測定しております。

 

ロ 事後測定

金融負債の当初認識後は、実効金利法に基づく償却原価により測定し、利息は金融費用の一部として純損益にて認識しております。

 

ハ 金融負債の認識の中止

金融負債は、金融負債が消滅したとき、すなわち、契約中に特定された債務が免責、取消し又は失効となった時に認識を中止しております。

 

③ 金融資産及び金融負債の表示

金融資産及び金融負債は、当社グループが残高を相殺する法的権利を有し、かつ、純額で決済するか又は資産の実現と負債の決済を同時に行う意図を有する場合にのみ、連結財政状態計算書上で相殺し、純額で表示しております。

 

④ デリバティブ及びヘッジ会計

当社グループは、為替リスクをヘッジするために、為替予約や通貨オプションのデリバティブを利用しております。これらのデリバティブは、契約が締結された時点の公正価値で当初認識し、その後も公正価値で事後測定しております。なお、デリバティブの公正価値の変動は純損益として認識しております。

ヘッジ会計を適用する場合、当社グループは、ヘッジ開始時にヘッジ会計を適用しようとするヘッジ関係、ヘッジを実施するに当たってのリスク管理目的及び戦略について、公式に指定及び文書化を行っております。当該文書は、具体的なヘッジ手段、ヘッジ対象となる項目又は取引、並びに、ヘッジされるリスクの性質及びヘッジされたリスクに起因するヘッジ対象の公正価値又はキャッシュ・フローの変動に対するエクスポージャーを相殺するに際しての、ヘッジ手段の公正価値の変動の有効性の評価方法などを含んでおります。具体的には、以下の項目をすべて満たす場合に、ヘッジが有効と判断しております。

 

・ヘッジ対象とヘッジ手段との間に経済的関係があること

・信用リスクの影響が、当該経済的関係から生じる価値変動に著しく優越するものではないこと

・ヘッジ関係のヘッジ比率が、実際にヘッジしているヘッジ対象の量とヘッジ対象の当該量を実際にヘッジするために使用しているヘッジ手段の量から生じる比率と同じであること

 

当社グループは、ヘッジ関係が将来に向けて有効であるかどうかを継続的に評価しております。

ヘッジ比率については、ヘッジ対象とヘッジ手段の経済的関係及びリスク管理戦略に照らして適切に設定しております。

ヘッジ関係について有効性が認められなくなったものの、リスク管理目的に変更がない場合は、ヘッジ関係が再び有効となるようヘッジ比率を再調整しております。また、ヘッジ関係についてリスク管理目的が変更された場合は、ヘッジ会計の適用を中止しております。

ヘッジ会計に関する要件を満たすヘッジは、以下のように会計処理しております。

 

キャッシュ・フロー・ヘッジ

ヘッジ手段に係る利得又は損失のうち有効部分はその他の包括利益として認識し、非有効部分は直ちに純損益として認識しております。

ヘッジ手段が為替予約の場合は、為替予約を先渡要素と直物要素に区分し、直物要素の価値の変動のみをヘッジ手段に指定しております。先渡要素の公正価値の変動はヘッジコストとして区分して会計処理しております。

通貨オプションをヘッジ手段とする場合は、通貨オプションを本源的価値と時間的価値に区分し、本源的価値の変動のみをヘッジ手段に指定しております。時間的価値の公正価値の変動はヘッジコストとして区分して会計処理しております。

その他の包括利益に計上された金額は、ヘッジ対象である取引が純損益に影響を与える時点で純損益に振り替えております。

ヘッジ手段が消滅、売却、終了又は行使された場合、ヘッジがヘッジ会計の要件を満たしていない場合は、ヘッジ会計を将来に向けて中止しております。予定取引又は確定約定の発生がもはや見込まれない場合には、その他の包括利益を通じて資本として認識していた累積損益を純損益に振り替えております。ヘッジされた将来キャッシュ・フローの発生がまだ見込まれる場合には、その他の包括利益を通じて資本として認識していた金額は、当該将来キャッシュ・フローが発生するまで引き続き資本に計上しております。

 

なお、ヘッジ会計が適用されていないデリバティブは公正価値で認識し、公正価値変動額は純損益として認識しております。

 

⑤ 非支配持分に対するプット・オプション契約に係る負債

当社グループが非支配持分の所有者に対して付与した子会社株式の売建プット・オプションについて、非支配持分の買取義務として金融負債を認識するため、非支配株主に対するプット・オプションを「その他の金融負債(非流動負債)」として計上するとともに「資本剰余金」を減額しております。また、非支配株主が権利行使をした際には、「その他の金融負債(非流動負債)」と「非支配持分」を取り崩し、払込金額との差額を「資本剰余金」に計上しております。

 

(5)現金及び現金同等物

現金及び現金同等物は、手許現金、随時引き出し可能な預金及び容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない取得日から3ヶ月以内に償還期限の到来する短期投資から構成されております。

 

(6)棚卸資産

棚卸資産は、取得原価と正味実現可能価額のいずれか低い価額で測定しております。取得原価は、購入原価、加工費及び棚卸資産が現在の場所及び状態に至るまでに要したすべてのコストを含んでおり、移動平均法に基づいて算定されております。正味実現可能価額は、通常の営業過程における見積売価から、完成までに要する見積原価及び見積販売コストを控除した額であります。

 

(7)有形固定資産

有形固定資産については、原価モデルを採用し、取得原価から減価償却累計額及び減損損失累計額を控除した価額で表示しております。取得原価は、資産の取得に直接関連するコスト、資産の解体・除去コスト及び原状回復コストの当初見積額を含んでおります。

土地及び建設仮勘定以外の有形固定資産は、それぞれの見積耐用年数にわたり、定額法で減価償却を行っております。主要な有形固定資産の見積耐用年数は以下のとおりであります。

 

・建物及び構築物       2~50年

・機械装置及び運搬具   2~15年

 

なお、見積耐用年数、残存価額及び減価償却方法は、期末日ごとに見直しを行い、変更があった場合は、会計上の見積りの変更として将来に向かって適用しております。

 

(8)のれん及び無形資産

① のれん

当社グループは、取得日時点で測定した被取得企業に対する非支配持分の認識額を含む譲渡対価の公正価値から、取得日時点における識別可能な取得資産及び引受負債の純認識額(通常、公正価値)を控除した額をのれんとして当初測定しております。

のれんの償却は行わず、資金生成単位又は資金生成単位グループに配分し、年1回及び減損の兆候が存在する場合にはその都度、減損テストを実施しております。のれんの減損損失は連結損益計算書により認識し、その後の戻入れは行っておりません。また、のれんは連結財政状態計算書において、取得原価から減損損失累計額を控除した価額で表示しております。

 

② 無形資産

無形資産については、原価モデルを採用し、取得原価から償却累計額及び減損損失累計額を控除した価額で表示しております。

個別に取得した無形資産は、当初認識時に取得原価で測定しており、企業結合により取得した無形資産の取得原価は、支配獲得日の公正価値で測定しております。

耐用年数を確定できる無形資産は、それぞれの見積耐用年数にわたり、定額法で減価償却を行っております。主要な無形資産の見積耐用年数は以下のとおりであります。

 

・ソフトウェア                       5年

・特許権                             8~15年

・識別可能無形資産(顧客関連資産)   17年

 

なお、見積耐用年数及び減価償却方法は、期末日ごとに見直しを行い、変更があった場合は、会計上の見積りの変更として将来に向かって適用しております。

 

(9)リース

① 借手側

当社グループは、その契約がリースであるか否か、又はリースを含んでいるか否かを判定しております。契約がリースである又はリースを含んでいると判定した場合、リース開始日に使用権資産及びリース負債を認識しております。リース負債は、未払リース料総額の現在価値で測定し、使用権資産は、リース負債の当初測定額に、開始日以前に支払ったリース料等、借手に発生した当初直接コスト及びリースの契約条件で要求されている原状回復義務等のコストを調整した取得原価で測定しております。

使用権資産は、取得原価から減価償却累計額及び減損損失累計額を控除した価額で、連結財政状態計算書において「有形固定資産」に含めて表示しております。また、使用権資産の見積耐用年数又はリース期間のいずれか短い方の期間にわたり、定額法で減価償却を行っております。

リース負債は、リース負債に係る金利、支払ったリース料及び該当する場合にはリース負債の見直し又はリースの条件変更を反映する金額で事後測定し、連結財政状態計算書において「有利子負債」に含めて表示しております。

 

リース料は、金融費用とリース負債の返済額に配分し、金融費用は連結損益計算書において認識しております。また、リース期間については、リースの解約不能期間に行使することが合理的に確実な延長オプションの対象期間及び行使しないことが合理的に確実な解約オプションの対象期間を加えたものとしております。

ただし、リース期間が12ヶ月以内の短期リース及び原資産が少額のリースについては、使用権資産及びリース負債を認識せず、当該リース料をリース期間にわたり、規則的に費用として認識しております。

 

② 貸手側

当社グループは、リースをファイナンス・リース又はオペレーティング・リースのいずれかに分類しております。

原資産の所有に伴うリスクと経済的価値のほとんどすべてを移転する場合には、ファイナンス・リースに分類し、原資産の所有に伴うリスクと経済的価値のほとんどすべてを移転するものではない場合には、オペレーティング・リースに分類しております。

ファイナンス・リース取引については、原資産の認識の中止を行い、正味リース投資未回収額を債権として計上し、オペレーティング・リース取引については、原資産の認識を継続し、受取リース料はリース期間にわたり、定額法で収益として認識しております。

 

(10)非金融資産の減損

棚卸資産及び繰延税金資産を除く当社グループの非金融資産の帳簿価額は、期末日ごとに減損の兆候の有無を検討しております。減損の兆候が存在する場合は、当該資産の回収可能価額を見積っております。

のれんについては、年1回及び減損の兆候が存在する場合にはその都度、回収可能価額を見積っております。

資産又は資金生成単位の回収可能価額は、使用価値又は処分コスト控除後の公正価値のいずれか高い方の金額としております。使用価値の算定において、見積将来キャッシュ・フローは、貨幣の時間的価値及び当該資産に固有のリスクを反映した税引前割引率を用いて現在価値に割引いております。

減損テストにおいて個別にテストされない資産は、継続的な使用により、他の資産又は資産グループのキャッシュ・インフローから概ね独立したキャッシュ・インフローを生成する最小の資金生成単位に統合しております。のれんの減損テストを行う際には、のれんが配分される資金生成単位を、のれんが関連する最小の単位を反映して減損がテストされるように統合しております。企業結合により取得したのれんは、結合のシナジーが得られると期待される資金生成単位に配分しております。

当社グループの全社資産は、独立したキャッシュ・インフローを生成しておりません。全社資産に減損の兆候がある場合、全社資産が帰属する資金生成単位の回収可能価額を決定しております。

減損損失は、資産又は資金生成単位の帳簿価額が見積回収可能価額を超過する場合に純損益として認識しております。資金生成単位に関連して認識した減損損失は、まずその単位に配分されたのれんの帳簿価額を減額するように配分し、次に資金生成単位内のその他の資産の帳簿価額を比例的に減額しております。

のれんに関連する減損損失は戻し入れておりません。のれん以外の資産については、過年度に認識した減損損失について、期末日ごとに損失の減少又は消滅を示す兆候の有無を評価しております。その結果、そのような兆候が存在する場合には、当該資産又は資金生成単位の回収可能価額の見積りを行い、その回収可能価額が、資産又は資金生成単位の帳簿価額を超える場合、算定した回収可能価額又は過年度に減損損失が認識されていなかった場合の減価償却費又は償却費控除後の帳簿価額のいずれか低い方の金額を上限として、減損損失を戻し入れております。

 

(11)従業員給付

① 退職後給付制度

イ 確定拠出型年金制度

当社及び一部の連結子会社では、確定拠出型年金制度を採用しております。確定拠出型年金制度は、雇用主が一定額の掛金を他の独立した企業に拠出し、その拠出額以上の支払について法的又は推定的義務を負わない退職後給付制度であります。確定拠出型年金制度の拠出義務は、従業員が関連した勤務を提供した期間に、従業員給付費用として純損益で認識しております。

ロ 確定給付型年金制度

確定給付型年金制度の義務の現在価値及び勤務費用は、予測単位積増方式を用いて制度ごとに算定しております。

割引率は、将来の毎年度の給付支払見込日までの期間を基に割引期間を設定し、割引期間に対応した期末日時点の優良社債の市場利回りに基づき算定しております。

確定給付型年金制度に係る負債又は資産は、確定給付型年金制度の義務の現在価値から制度資産の公正価値を控除して算定しており、確定給付型年金制度から生じる再測定額は、数理計算上の差異、制度資産に係る収益(利息を除く)及び資産上限額の影響の変動から構成され、発生した期においてその他の包括利益として一括で認識し、直ちに「その他の資本の構成要素」から「利益剰余金」に振り替えております。また、過去勤務費用は、発生した期の純損益として処理しております。

 

② その他の従業員給付制度

短期従業員給付については、割引計算は行わず、関連する勤務が提供された時点で費用として計上しております。賞与については、当社グループが、従業員から過去に提供された労働の結果として支払うべき法的又は推定的義務を負っており、かつ、信頼性のある見積りが可能な場合に、その制度に基づいて支払われると見積られる金額を負債として認識しております。

退職後給付制度以外の長期従業員給付に対する義務として、従業員が過年度及び当年度において提供した勤務の対価として獲得した将来給付の見積額を現在価値に割引いた金額で計上しております。

また、有給休暇については、将来の有給休暇の権利を増加させる勤務を従業員が提供した時点で負債として認識しております。

 

(12)株式に基づく報酬

① ストック・オプション

当社は、持分決済型の株式に基づく報酬制度として、ストック・オプション制度を採用しております。ストック・オプションは、付与日における公正価値によって見積り、最終的に権利確定すると予想されるストック・オプションの数を考慮した上で、権利確定期間にわたり費用として連結損益計算書において認識し、同額を連結財政状態計算書において資本の増加として認識しております。付与されたオプションの公正価値は、オプションの諸条件を考慮し算定しております。また、条件については定期的に見直し、必要に応じて権利確定数の見積りを修正しております。

なお、当社グループは、IFRS第1号の免除規定を採用し、IFRS移行日より前に権利確定したストック・オプションに対しては、IFRS第2号「株式に基づく報酬」を遡及適用しておりません。

 

② 株式給付信託

当社グループは、従業員に対する株式給付信託(J-ESOP)並びに取締役及び執行役員(ただし、監査等委員である取締役及び社外取締役は除く。)に対する株式給付信託(BBT-RS)を設定しており、それぞれの信託が保有する当社株式は取得原価により資本から控除しております。当株式報酬制度は持分決済型の株式報酬に該当し、受領した役務及び対応する資本の増加を付与日における資本性金融商品の公正価値で測定し、権利確定期間にわたって費用として計上したうえで、同額を資本剰余金の増加として認識しております。付与された当社株式の公正価値は、株式の市場価格を、当該株式が付与された契約条件を考慮に入れて修正し算定しております。なお、条件については定期的に見直し、必要に応じて権利確定数の見積りを修正しております。

また、当社グループが当該信託に対する支配の要件を満たすため、連結の範囲に含め、信託が保有する預金を「現金及び現金同等物」として計上しております。

 

(13)引当金

引当金は、過去の事象の結果として、当社グループが現在の法的又は推定的義務を有しており、当該義務を決済するために経済的便益を有する資源が流出する可能性が高く、当該義務の金額について信頼性のある見積りが可能な場合に認識しております。

貨幣の時間的価値が重要な場合には、見積将来キャッシュ・フローを貨幣の時間的価値及び当該負債に特有のリスクを反映した税引前の利率を用いて現在価値に割引いております。時の経過に伴う割引額の割戻しは金融費用として認識しております。

 

(14)収益

当社グループでは、IFRS第9号「金融商品」に基づく利息収益等を除く顧客との契約について、以下のステップを適用することにより、顧客との契約内容に基づいて、顧客が当社グループの販売する製品等に対する支配を獲得し、履行義務が充足されたと判断した時点で収益を認識しております。

 

ステップ1:顧客との契約を識別する。

ステップ2:契約における履行義務を識別する。

ステップ3:取引価格を算定する。

ステップ4:取引価格を契約における履行義務に配分する。

ステップ5:履行義務の充足時に(又は充足するにつれて)収益を認識する。

 

(15)金融収益及び金融費用

金融収益は、受取利息、受取配当金、為替差益及び純損益を通じて公正価値により測定する金融資産の公正価値の変動等から構成されております。受取利息は、実効金利法により認識しております。

金融費用は、支払利息、為替差損、純損益を通じて公正価値により測定する金融負債の公正価値の変動等から構成されています。支払利息は、実効金利法により認識しております。

 

(16)政府補助金

政府補助金は、補助金交付のための付帯条件を満たし、かつ、補助金を受領するという合理的な保証が得られた時に公正価値で認識しております。また、資産に関する政府補助金は、当該補助金の金額を資産の取得原価から控除しており、費用に関する政府補助金は、当該補助金で補償することが意図されている関連費用を認識する期間にわたり、規則的に収益として認識しております。

 

(17)法人所得税

法人所得税費用は、当期税金費用と繰延税金費用から構成されております。これらは、資本又はその他の包括利益にて直接認識される項目から生じる場合や、企業結合から生じる場合を除き、純損益により認識しております。

当期税金費用は、期末日までに制定又は実質的に制定されている税率及び税法に基づいて、税務当局に対する納付又は税務当局からの還付が予想される金額により測定しております。

繰延税金費用は、期末日における資産及び負債の税務基準額と会計上の帳簿価額との差額である一時差異に対して認識しております。また、繰延税金資産は、将来減算一時差異について、それらを利用できる課税所得が生じる可能性が高い範囲で認識し、繰延税金負債は、原則としてすべての将来加算一時差異について認識しております。

なお、以下の一時差異に対しては、繰延税金資産及び負債を計上しておりません。

 

・のれんの当初認識から生じる将来加算一時差異

・企業結合取引を除き、取引時に会計上の利益にも税務上の課税所得(欠損金)にも影響を与えず、かつ、取引時に、同額の将来加算一時差異と将来減算一時差異とを生じさせない取引によって発生する資産及び負債の当初認識により生じる一時差異

・子会社、関連会社に対する投資に係る将来減算一時差異に関しては、予測可能な将来に当該一時差異が解消する可能性が高くない場合、又は当該一時差異の使用対象となる課税所得が稼得される可能性が高くない場合

・子会社、関連会社に対する投資に係る将来加算一時差異に関しては、一時差異の解消する時期をコントロールすることができ、予測可能な期間内に当該一時差異が解消しない可能性が高い場合

 

繰延税金資産の帳簿価額は期末日ごとに見直しており、繰延税金資産の全額又は一部が使用できるだけの十分な課税所得が稼得されない可能性が高い部分については、帳簿価額を減額しております。また、未認識の繰延税金資産についても期末日ごとに見直しており、将来の課税所得により繰延税金資産が回収される可能性が高くなった範囲内で認識しております。

繰延税金資産及び負債は、期末日までに制定又は実質的に制定されている税法に基づいて、繰延税金資産が回収される期又は繰延税金負債が決済される期に適用されると予測される税率に基づいて算定しております。

繰延税金資産及び負債は、当期税金資産と当期税金負債を相殺する法律上強制力のある権利を有しており、かつ、同一の税務当局によって、同一の納税主体に課されている場合に相殺しております。

 

(18)1株当たり利益

基本的1株当たり当期利益は、親会社の所有者に帰属する当期利益を、その期間の自己株式を調整した発行済普通株式の加重平均株式数で除して算定しております。また、希薄化後1株当たり当期利益は、希薄化効果を有するすべての潜在株式の影響を調整して計算しております。

 

(19)セグメント情報

事業セグメントとは、他の事業セグメントとの取引を含む、収益を稼得し費用を発生させる事業活動の構成単位であります。すべての事業セグメントの事業の成果は、個別にその財務情報が入手可能なものであり、かつ、各セグメントへの経営資源の配分及び業績の評価を行うために、当社の取締役会が定期的にレビューしております。

 

(20)売却目的で保有する資産

継続的な使用ではなく、主に売却取引により回収される非流動資産又は処分グループのうち、1年以内で売却する可能性が非常に高く、かつ、現在の状態で即時に売却可能で、当社グループの経営者が売却を確約している場合には、売却目的保有に分類しております。

売却目的保有に分類された非流動資産又は処分グループは、帳簿価額と売却コスト控除後の公正価値のいずれか低い方の金額で測定しており、売却目的保有に分類された後は減価償却又は償却を行っておりません。

 

(21)資本

① 普通株式

当社が発行した普通株式は、発行価額を資本金及び資本剰余金に計上しております。

 

② 自己株式

自己株式は取得原価で評価され、税効果を考慮した直接取引費用を含む支払対価を資本から控除しております。当社の自己株式の購入、売却又は消却において利得又は損失は認識しておりません。なお、帳簿価額と売却時の対価との差額は資本として認識しております。

 

 

(セグメント情報等)

Ⅰ 前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報

(単位:百万円)

 

報告セグメント

調整額

連結

光学材料部品

電子材料部品

売上高

 

 

 

 

 

外部顧客への売上高

50,975

54,222

105,198

105,198

セグメント間の内部売上高又は振替高

478

165

643

△643

51,453

54,387

105,841

△643

105,198

事業利益(注)

15,256

18,830

34,086

34,086

その他の収益

 

 

 

 

346

その他の費用

 

 

 

 

△2,548

営業利益

 

 

 

 

31,884

金融収益

 

 

 

 

577

金融費用

 

 

 

 

△1,574

持分法による投資利益

 

 

 

 

4

税引前利益

 

 

 

 

30,891

その他の項目

 

 

 

 

 

減価償却費及び償却費

2,418

3,072

5,491

5,491

(注)事業利益は、売上高から売上原価並びに販売費及び一般管理費を控除した当社グループの経常的な事業の業績を測

る利益指標です。

(参考)地域別売上高

(日本 22,292百万円、中国 31,974百万円、韓国 19,420百万円、台湾 18,722百万円、その他 12,787百万円)

 

当連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

(単位:百万円)

 

報告セグメント

調整額

連結

光学材料部品

電子材料部品

売上高

 

 

 

 

 

外部顧客への売上高

50,039

60,350

110,390

110,390

セグメント間の内部売上高又は振替高

608

83

692

△692

50,647

60,434

111,082

△692

110,390

事業利益(注)

14,556

23,511

38,068

38,068

その他の収益

 

 

 

 

2,568

その他の費用

 

 

 

 

△901

営業利益

 

 

 

 

39,735

金融収益

 

 

 

 

272

金融費用

 

 

 

 

△944

持分法による投資利益

 

 

 

 

296

税引前利益

 

 

 

 

39,359

その他の項目

 

 

 

 

 

減価償却費及び償却費

3,431

3,269

6,700

6,700

(注)事業利益は、売上高から売上原価並びに販売費及び一般管理費を控除した当社グループの経常的な事業の業績を測

る利益指標です。

(参考)地域別売上高

(日本 36,828百万円、中国 28,915百万円、韓国 14,141百万円、台湾 17,579百万円、その他 12,925百万円)

 

 

 

(売却目的で保有する資産)

売却目的で保有する資産及び直接関連する負債の内訳は以下のとおりであります。

 

 (単位:百万円)

 

前連結会計年度

(2024年3月31日)

当連結会計年度

(2025年3月31日)

 売却目的で保有する資産

 

 

現金及び現金同等物

2,396

営業債権及びその他の債権

2,869

その他の流動資産

187

その他の金融資産(非流動)

その他

68

合計

5,522

 売却目的で保有する資産に直接関連する負債

 

 

営業債務及びその他の債務

5

未払法人所得税

177

その他

82

合計

266

 

(1)前連結会計年度(2024年3月31日)

 当社は、2024年2月5日付の取締役会決議により、Dexerials Hong Kong Limitedの合弁会社化を目的とする株式譲渡契約及び株主間契約の締結を決定し、株式会社レスターホールディングス(現 株式会社レスター)との間で当該契約を締結いたしました。なお、当該契約に基づく2024年7月1日付での株式譲渡に伴い、Dexerials Hong Kong Limitedは当社の連結子会社より除外され、持分法適用関連会社となりました。加えて、同日付で当該会社はRESTAR DEXERIALS HONG KONG LIMITEDへ商号を変更しております。

 前連結会計年度末において、売却目的で保有する資産に関連するその他の資本の構成要素は475百万円です。

なお、売却費用控除後の公正価値(売却予定価額)が帳簿価額を上回っているため、当該資産及び負債は帳簿価額により測定しております。

 

(2)当連結会計年度(2025年3月31日)

 該当事項はありません。

 

 

(1株当たり情報)

当社は、2024年10月1日付で普通株式1株につき3株の割合で株式分割を行っております。

前連結会計年度の期首に当該株式分割が行われたと仮定して基本的1株当たり当期利益及び希薄化後1株当たり当期利益を算定しております。

 

(1)基本的1株当たり当期利益の算定上の基礎

 

 

前連結会計年度

(自 2023年4月1日

至 2024年3月31日)

当連結会計年度

(自 2024年4月1日

至 2025年3月31日)

親会社の所有者に帰属する当期利益

(百万円)

22,575

27,737

親会社の普通株主に帰属しない当期利益

(百万円)

基本的1株当たり当期利益の計算に使用する

当期利益(百万円)

22,575

27,737

加重平均普通株式数(千株)

173,975

171,171

基本的1株当たり当期利益(円)

129.76

162.04

(注)信託E口が保有する当社株式を、「基本的1株当たり当期利益」の算定上、期中平均株式数の計算において控除する自己株式に含めております(前連結会計年度8,200千株、当連結会計年度7,726千株)。

 

(2)希薄化後1株当たり当期利益の算定上の基礎

 

 

前連結会計年度

(自 2023年4月1日

至 2024年3月31日)

当連結会計年度

(自 2024年4月1日

至 2025年3月31日)

基本的1株当たり当期利益の計算に使用する

当期利益(百万円)

22,575

27,737

当期利益調整額(百万円)

希薄化後1株当たり当期利益の計算に使用する当期利益(百万円)

22,575

27,737

加重平均普通株式数(千株)

173,975

171,171

普通株式増加数

 

 

株式報酬(千株)

8,200

7,726

ストック・オプション(千株)

625

29

希薄化後の加重平均普通株式数(千株)

182,802

178,927

希薄化後1株当たり当期利益(円)

123.49

155.02

 

 

(後発事象)

(株式給付信託(BBT-RS)への追加拠出)

 当社は、2025年5月12日開催の取締役会において株式給付信託(BBT-RS(=Board Benefit Trust-Restricted Stock)(以下「本制度」といい、本制度に関してみずほ信託銀行株式会社と締結した信託契約に基づいて設定されている信託を「本信託」という)に対して、金銭を追加拠出することにつき決議いたしました。なお、本制度の概要につきましては、2021年5月10日付「当社取締役に対する業績連動型株式報酬制度の一部改定に関するお知らせ」、2024年5月13日付「当社取締役に対する業績連動型株式報酬制度の一部改定に関するお知らせ」、2024年6月25日付「第12期定時株主総会決議ご通知」をご参照ください。

 

   (1)追加拠出の理由

     当社は、本制度の継続にあたり、将来の給付に必要と見込まれる株式を本信託が取得するための資金として、

    本信託に金銭を追加拠出(以下「追加信託」といいます。)することといたしました。

 

   (2)追加信託の概要

     ①追加信託日      :2025年5月26日(予定)

     ②追加信託金額     :1,000百万円(注)

     ③取得する株式の種類  :当社普通株式

     ④取得株式数の上限   :700,000株

     ⑤株式の取得期間    :2025年5月26日から2025年6月6日まで(予定)

     ⑥株式の取得方法    :取引所市場より取得

 

(注)上記追加信託金額の一部は、信託報酬等の必要費用に充てることを目的とした現金準備金に積み立てられます。

(初度適用)

 当社グループは、当連結会計年度よりIFRSを適用しております。日本基準に準拠して作成された直近の連結財務諸表は2024年3月31日に終了する連結会計年度に関するものであり、IFRS移行日は2023年4月1日であります。

 

(1)IFRS第1号の免除規定

 IFRSでは、IFRSを初めて適用する会社(以下、「初度適用企業」という。)に対して、原則として、IFRSで要求される基準を遡及して適用することを求めております。ただし、IFRS第1号「国際財務報告基準の初度適用」(以下、「IFRS第1号」という。)では、任意に免除規定を適用するものを定めております。これらの規定の適用に基づく影響は、IFRS移行日において利益剰余金又はその他の資本の構成要素で調整しております。当社グループが日本基準からIFRSへ移行するにあたり、採用した免除規定は以下のとおりであります。

 

① 企業結合

 初度適用企業は、IFRS移行日前に行われた企業結合に対して、IFRS第3号「企業結合」(以下、「IFRS第3号」という。)を遡及適用しないことを選択することが認められております。当社グループは、当該免除規定を適用し、IFRS移行日前に行われた企業結合に対して、IFRS第3号を遡及適用しないことを選択しております。この結果、IFRS移行日前の企業結合から生じたのれんの額については、日本基準に基づくIFRS移行日時点での帳簿価額によっております。

 なお、のれんについては、減損の兆候の有無にかかわらず、IFRS移行日時点で減損テストを実施しております。

 

② 在外営業活動体の換算差額

 IFRS第1号では、IFRS移行日現在の在外営業活動体の換算差額の累計額をゼロとみなすことを選択することが認められております。当社グループは、在外営業活動体の換算差額の累計額をIFRS移行日現在でゼロとみなすことを選択しております。

 

③ 株式に基づく報酬

 IFRS第1号では、2002年11月7日後に付与され、IFRS移行日又は2005年1月1日のいずれか遅い日より前に権利確定した株式報酬に対して、IFRS第2号「株式に基づく報酬」(以下、「IFRS第2号」という。)を適用しないことを選択することが認められております。当社グループは、IFRS移行日より前に権利確定した株式報酬に対しては、IFRS第2号を適用しないことを選択しております。

 

④ リース

 IFRS第1号では、初度適用企業は、契約にリースが含まれているか否かの評価をIFRS移行日時点で判断することが認められております。当社グループは、当該免除規定を適用し、IFRS移行日時点で存在する事実と状況に基づいて、契約にリースが含まれているか判断しております。

 また、リース負債をIFRS移行日現在で測定しており、当該リース負債について、残存リース料をIFRS移行日現在の借手の追加借入利率で割り引いた現在価値としております。また、使用権資産は、リース1件ごとにIFRS第16号「リース」がリースの開始日から適用されていたかのようにして、帳簿価額を測定し、IFRS移行日現在の借手の追加借入利率で割り引いた金額としております。

 

(2)IFRS第1号の強制的な例外規定

 IFRS第1号では、「見積り」、「金融資産及び金融負債の認識の中止」、「ヘッジ会計」、「非支配持分」及び「金融商品の分類及び測定」等について、IFRSの遡及適用を禁止しております。当社グループは、これらの項目についてIFRS移行日より将来に向かって適用しております。

 

(3)調整表

 IFRSの初度適用において開示が求められる調整表は以下のとおりであります。

 なお、調整表の「表示組替」には利益剰余金及び包括利益に影響を及ぼさない項目を、「認識及び測定の差異」には利益剰余金及び包括利益に影響を及ぼす項目を含めて表示しております。

 

2023年4月1日(移行日)現在の資本に対する調整

(単位:百万円)

 

日本基準表示科目

日本基準

表示組替

認識及び

測定の差異

IFRS

注記

IFRS表示科目

資産の部

 

 

 

 

 

資産

流動資産

 

 

 

 

 

流動資産

現金及び預金

29,286

167

29,454

[8]

現金及び現金同等物

 

 

 

 

 

 

 

受取手形及び売掛金

13,126

 

 

 

 

 

電子記録債権

342

 

 

 

 

 

貸倒引当金

△2

 

 

 

 

 

小計

13,466

474

158

14,099

[1][9]

営業債権及びその他の債権

 

 

 

 

 

 

 

商品及び製品

4,111

 

 

 

 

 

仕掛品

2,883

 

 

 

 

 

原材料及び貯蔵品

4,358

 

 

 

 

 

小計

11,352

△70

11,281

 

棚卸資産

 

 

 

 

 

 

 

その他

5,133

△5,010

122

 

その他の金融資産

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4,585

△116

4,469

[8]

その他の流動資産

 

 

 

 

 

 

 

流動資産合計

59,238

49

138

59,427

 

流動資産合計

固定資産

 

 

 

 

 

非流動資産

(有形固定資産)

 

 

 

 

 

 

建物及び構築物

13,732

 

 

 

 

 

機械装置及び運搬具

7,167

 

 

 

 

 

土地

2,524

 

 

 

 

 

建設仮勘定

6,646

 

 

 

 

 

その他

2,214

 

 

 

 

 

小計

32,284

0

2,023

34,308

[10][11][12]

有形固定資産

 

 

 

 

 

 

 

(無形固定資産)

 

 

 

 

 

 

のれん

21,444

△156

21,288

[13]

のれん

 

 

 

 

 

 

 

特許権

695

 

 

 

 

 

顧客関連資産

2,884

 

 

 

 

 

その他

2,295

 

 

 

 

 

小計

5,875

97

5,973

 

無形資産

 

 

 

 

 

 

 

(投資その他の資産)

 

 

 

 

 

 

関係会社株式

117

△10

13

121

 

持分法で会計処理されている投資

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1,703

△409

1,294

[5][14]

その他の金融資産

 

 

 

 

 

 

 

繰延税金資産

2,389

1,775

4,164

[15]

繰延税金資産

 

 

 

 

 

 

 

退職給付に係る資産

3,242

 

 

 

 

 

その他

1,799

 

 

 

 

 

貸倒引当金

△13

 

 

 

 

 

小計

5,028

△1,678

△3,132

218

[16]

その他の非流動資産

 

 

 

 

 

 

 

固定資産合計

67,141

15

211

67,368

 

非流動資産合計

資産合計

126,379

65

350

126,795

 

資産合計

 

 

(単位:百万円)

 

日本基準表示科目

日本基準

表示組替

認識及び

測定の差異

IFRS

注記

IFRS表示科目

負債の部

 

 

 

 

 

負債

流動負債

 

 

 

 

 

流動負債

支払手形及び買掛金

5,972

 

 

 

 

 

電子記録債務

2,569

 

 

 

 

 

小計

8,541

2,726

△8

11,259

[2]

営業債務及びその他の債務

 

 

 

 

 

 

 

短期借入金

2,000

 

 

 

 

 

1年内返済予定の長期借入金

6,560

 

 

 

 

 

小計

8,560

90

894

9,546

[3][12]

有利子負債

 

 

 

 

 

 

 

 

 

6,647

0

6,648

[6]

その他の金融負債

 

 

 

 

 

 

 

未払法人税等

4,705

1

4,706

 

未払法人所得税

 

 

 

 

 

 

 

賞与引当金

2,558

△2,558

[4]

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2,558

1,664

4,222

[4][17][19]

従業員給付

 

 

 

 

 

 

 

未払金

7,817

△7,817

 

 

 

 

 

 

 

 

 

未払費用

856

 

 

 

 

 

その他

2,034

 

 

 

 

 

小計

2,891

△1,198

△266

1,425

[20]

その他の流動負債

 

 

 

 

 

 

 

流動負債合計

35,074

448

2,285

37,808

 

流動負債合計

固定負債

 

 

 

 

 

非流動負債

長期借入金

11,152

132

748

12,032

[3][12]

有利子負債

 

 

 

 

 

 

 

退職給付に係る負債

4,273

73

4,346

[16]

退職給付に係る負債

 

 

 

 

 

 

 

 

 

256

△2

253

[4]

引当金

 

 

 

 

 

 

 

繰延税金負債

1,323

△46

1,276

[15]

繰延税金負債

 

 

 

 

 

 

 

その他

780

△771

0

9

 

その他の非流動負債

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2,459

2,459

[21]

その他の金融負債

 

 

 

 

 

 

 

固定負債合計

17,530

△382

3,231

20,379

 

非流動負債合計

負債合計

52,605

65

5,517

58,187

 

負債合計

 

 

(単位:百万円)

 

日本基準表示科目

日本基準

表示組替

認識及び

測定の差異

IFRS

注記

IFRS表示科目

純資産の部

 

 

 

 

 

資本

株主資本

 

 

 

 

 

 

資本金

16,194

16,194

 

資本金

資本剰余金

16,147

△1,565

14,582

[18][21]

資本剰余金

利益剰余金

52,663

231

52,895

[23]

利益剰余金

自己株式

△15,908

△15,908

 

自己株式

 

 

 

 

 

 

 

株主資本合計

69,097

△1,333

67,763

 

 

その他の包括利益累計額

 

 

 

 

 

 

繰延ヘッジ損益

△26

 

 

 

 

 

為替換算調整勘定

3,278

 

 

 

 

 

退職給付に係る調整累計額

547

 

 

 

 

 

小計

3,799

△3,825

△26

[22]

その他の資本の構成要素

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

67,737

 

親会社の所有者に帰属する持分

 

 

 

 

 

 

 

非支配株主持分

878

△7

870

 

非支配持分

 

 

 

 

 

 

 

純資産合計

73,774

△5,166

68,608

 

資本合計

負債純資産合計

126,379

65

350

126,795

 

負債及び資本合計

 

2024年3月31日(前連結会計年度)現在の資本に対する調整

(単位:百万円)

 

日本基準表示科目

日本基準

表示組替

認識及び

測定の差異

IFRS

注記

IFRS表示科目

資産の部

 

 

 

 

 

資産

流動資産

 

 

 

 

 

流動資産

現金及び預金

37,410

△2,396

315

35,328

[8]

現金及び現金同等物

 

 

 

 

 

 

 

受取手形及び売掛金

17,436

 

 

 

 

 

電子記録債権

589

 

 

 

 

 

貸倒引当金

△7

 

 

 

 

 

小計

18,019

△2,580

149

15,588

[1][9]

営業債権及びその他の債権

 

 

 

 

 

 

 

商品及び製品

3,691

 

 

 

 

 

仕掛品

2,688

 

 

 

 

 

原材料及び貯蔵品

3,661

 

 

 

 

 

小計

10,040

△60

△63

9,916

 

棚卸資産

 

 

 

 

 

 

 

その他

3,593

△3,533

60

 

その他の金融資産

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3,279

△254

3,025

[8]

その他の流動資産

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5,522

5,522

[7]

売却目的で保有する資産

 

 

 

 

 

 

 

流動資産合計

69,063

231

146

69,442

 

流動資産合計

固定資産

 

 

 

 

 

非流動資産

(有形固定資産)

 

 

 

 

 

 

建物及び構築物

13,969

 

 

 

 

 

機械装置及び運搬具

7,897

 

 

 

 

 

土地

3,984

 

 

 

 

 

建設仮勘定

7,425

 

 

 

 

 

その他

2,427

 

 

 

 

 

小計

35,703

△7

1,694

37,390

[10][11][12]

有形固定資産

 

 

 

 

 

 

 

(無形固定資産)

 

 

 

 

 

 

のれん

19,161

2,126

21,288

[13]

のれん

 

 

 

 

 

 

 

特許権

538

 

 

 

 

 

顧客関連資産

2,704

 

 

 

 

 

その他

2,435

 

 

 

 

 

小計

5,679

128

5,807

 

無形資産

 

 

 

 

 

 

 

(投資その他の資産)

 

 

 

 

 

 

関係会社株式

140

△10

9

140

 

持分法で会計処理されている投資

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1,580

△334

1,245

[5][14]

その他の金融資産

 

 

 

 

 

 

 

繰延税金資産

2,287

2,573

4,861

[15]

繰延税金資産

 

 

 

 

 

 

 

退職給付に係る資産

4,287

 

 

 

 

 

その他

1,707

 

 

 

 

 

貸倒引当金

△15

 

 

 

 

 

小計

5,979

△1,570

△4,211

197

[16]

その他の非流動資産

 

 

 

 

 

 

 

固定資産合計

68,952

△7

1,987

70,931

 

非流動資産合計

資産合計

138,016

223

2,133

140,373

 

資産合計

 

 

(単位:百万円)

 

日本基準表示科目

日本基準

表示組替

認識及び

測定の差異

IFRS

注記

IFRS表示科目

負債の部

 

 

 

 

 

負債

流動負債

 

 

 

 

 

流動負債

支払手形及び買掛金

8,658

 

 

 

 

 

電子記録債務

1,872

 

 

 

 

 

小計

10,531

2,868

△21

13,378

[2]

営業債務及びその他の債務

 

 

 

 

 

 

 

短期借入金

4,000

 

 

 

 

 

1年内返済予定の長期借入金

2,459

 

 

 

 

 

小計

6,459

85

898

7,444

[3][12]

有利子負債

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2,546

0

2,547

[6]

その他の金融負債

 

 

 

 

 

 

 

未払法人税等

4,555

△177

0

4,378

 

未払法人所得税

 

 

 

 

 

 

 

賞与引当金

2,513

△2,513

[4]

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2,503

1,635

4,138

[4][17][19]

従業員給付

 

 

 

 

 

 

 

未払金

4,387

△4,387

 

 

 

 

 

 

 

 

 

未払費用

924

 

 

 

 

 

その他

1,626

 

 

 

 

 

小計

2,550

△248

△761

1,539

[20]

その他の流動負債

 

 

 

 

 

 

 

 

 

266

266

[7]

売却目的で保有する資産に直接関連する負債

 

 

 

 

 

 

 

流動負債合計

30,996

943

1,752

33,692

 

流動負債合計

固定負債

 

 

 

 

 

非流動負債

長期借入金

15,276

124

354

15,754

[3][12]

有利子負債

 

 

 

 

 

 

 

退職給付に係る負債

4,081

0

△20

4,059

[16]

退職給付に係る負債

 

 

 

 

 

 

 

 

 

274

1

275

[4]

引当金

 

 

 

 

 

 

 

繰延税金負債

1,566

△122

1,444

[15]

繰延税金負債

 

 

 

 

 

 

 

その他

1,141

△1,117

0

23

 

その他の非流動負債

 

 

 

 

 

 

 

固定負債合計

22,065

△720

213

21,558

 

非流動負債合計

負債合計

53,062

223

1,965

55,251

 

負債合計

 

 

(単位:百万円)

 

日本基準表示科目

日本基準

表示組替

認識及び

測定の差異

IFRS

注記

IFRS表示科目

純資産の部

 

 

 

 

 

資本

株主資本

 

 

 

 

 

 

資本金

16,251

16,251

 

資本金

資本剰余金

14,873

2,827

17,700

[18][21]

資本剰余金

利益剰余金

53,023

1,753

54,777

[23]

利益剰余金

自己株式

△5,085

△5,085

 

自己株式

 

 

 

 

 

 

 

株主資本合計

79,063

4,580

83,644

 

 

その他の包括利益累計額

 

 

 

 

 

 

繰延ヘッジ損益

△78

 

 

 

 

 

為替換算調整勘定

4,827

 

 

 

 

 

退職給付に係る調整累計額

1,141

 

 

 

 

 

小計

5,890

△4,412

1,478

[22]

その他の資本の構成要素

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

85,122

 

親会社の所有者に帰属する持分

純資産合計

84,953

168

85,122

 

資本合計

負債純資産合計

138,016

223

2,133

140,373

 

負債及び資本合計

 

資本に対する調整に関する注記

 日本基準からIFRSへの移行に係る、会計上の主要な差異は以下のとおりであります。

(1)表示組替

 IFRSの規定に準拠するために表示組替を行っております。主な内容は以下のとおりであります。

[1]  営業債権及びその他の債権

 日本基準では「その他(流動資産)」に含めていた未収入金について、IFRSでは「営業債権及びその他の債権」に組替えて表示しております。

 

[2]  営業債務及びその他の債務

 日本基準では流動負債として区分掲記していた「未払金」のうち一部について、IFRSでは「営業債務及びその他の債務」に組替えて表示しております。

 

[3]  有利子負債

 日本基準では流動負債として区分掲記していた「短期借入金」及び「1年内返済予定の長期借入金」については、IFRSでは「有利子負債(流動負債)」に組替えて表示し、また、日本基準では固定負債として区分掲記していた「長期借入金」については、IFRSでは「有利子負債(非流動負債)」に組替えて表示しております。

 日本基準では「その他(流動負債)」又は「その他(固定負債)」に含めていたリース債務は、IFRSではそれぞれ「有利子負債(流動負債)」又は「有利子負債(非流動負債)」に組替えて表示しております。

 

[4]  引当金

 日本基準では流動負債として区分掲記していた「賞与引当金」については、IFRSでは「従業員給付」に含めて表示し、日本基準で「その他(固定負債)」に含めていた資産除去債務については、IFRSでは「引当金」に組替えて表示しております。

 

[5]  その他の金融資産

 日本基準では「その他(投資その他の資産)」に含めていた投資事業有限責任組合への出資は、IFRSでは「その他の金融資産(非流動資産)」に組替えて表示しております。

 

[6]  その他の金融負債

 日本基準では「その他(流動負債)」に含めていた短期デリバティブ債務は、IFRSでは「その他の金融負債(流動負債)」に組替えて表示しております。

 日本基準では流動負債として区分掲記していた「未払金」のうち一部について、IFRSでは「その他の金融負債(流動負債)」に組替えて表示しております。

 

[7]  売却目的保有資産・負債

 IFRSでは売却目的で保有する資産及び売却目的で保有する資産に直接関連する負債を区分して表示しております。詳細については、「注記事項(売却目的で保有する資産)」をご参照ください。

 

(2)認識及び測定の差異

[8]  連結の範囲

 日本基準では、当社グループは重要性が乏しい子会社を連結の範囲から除いて、「関係会社株式」として計上しておりましたが、IFRSでは、当該子会社を連結の範囲に含めております。

 また、日本基準では、従業員に対する株式給付信託(J-ESOP)と、取締役及び執行役員(但し、監査等委員である取締役及び社外取締役は除く。)に対する株式給付信託(BBT-RS)を連結の範囲に含めておらず、信託が保有する預金を「その他(流動資産)」に計上しており、また、信託が保有する当社株式に係る配当金及び信託に関する諸費用の純額は「その他(流動負債)」に計上しておりました。一方IFRSでは、当社グループが当該信託に対する支配の要件を満たすため、連結の範囲に含め、信託が保有する預金を「現金及び現金同等物」として計上し、信託に関する諸収益及び諸費用は、それぞれ「金融収益」及び「金融費用」に計上しております。

 

[9]  サブリース

 日本基準では、契約している借上社宅につき、賃借料として費用計上しておりましたが、IFRSでは、外部からのヘッドリースを使用権資産に計上するとともに、従業員への賃貸をサブリース取引として捉え、当該使用権資産を振り替え、従業員負担分を「営業債権及びその他の債権」とした上で、会社負担分は費用計上しております。

 

[10] 政府補助金

 日本基準では、資産に関する政府補助金を補助金収入として特別利益に一括計上しておりましたが、IFRSでは、「有形固定資産」の取得原価から控除しております。

 

[11] 少額資産

 日本基準では、当社グループの方針に沿い、少額の工具器具消耗品等を費用計上しておりましたが、IFRSでは、1年を超えて使用すると予想されるものを「有形固定資産」に振り替えております。

 

[12] リース

 日本基準では、借手のリースについてファイナンス・リースとオペレーティング・リースに分類し、オペレーティング・リースについては通常の賃貸借処理に係る方法に準じた会計処理を行っておりましたが、IFRSでは、借手のリースについて、ファイナンス・リースとオペレーティング・リースの区分がないため、基本的にすべてのリース取引について、「有形固定資産」及び「有利子負債(流動負債・非流動負債)」を計上しております。

 

[13] 非金融資産の減損

 日本基準では、原則として、のれん及び共用資産を各資産グループに配分せず、より大きな単位でグルーピングし、固定資産が減損している可能性を示す兆候がある場合に、固定資産の帳簿価額と割引前の見積将来キャッシュ・フローを比較した結果、帳簿価額が割引前の見積将来キャッシュ・フローを上回った場合に限り、回収可能価額を上回る金額を固定資産の減損損失として認識しておりましたが、IFRSでは、のれんは企業結合のシナジーによる便益が生じると期待される単位として各資金生成単位に配分し、全社資産は原則として各資金生成単位に配分したうえで、固定資産が減損している可能性を示す兆候がある場合に、固定資産の帳簿価額が回収可能価額(使用価値又は処分コスト控除後の公正価値のいずれか高い金額)を上回る金額を固定資産の減損損失として認識しております。

 なお、これに伴い、IFRS移行日までに廃止された資金生成単位に配賦されたのれん及び全社資産は、遡及して全額減損損失を認識し、IFRS移行日時点において「利益剰余金」に振り替えております。

 また、日本基準では、合理的に見積られたのれんの効果が及ぶ期間にわたって、定額法により、のれんを償却しておりましたが、IFRSでは、IFRS移行日以降は非償却としております。

 

[14] 投資事業有限責任組合への出資

 日本基準では、投資事業有限責任組合(以下、「組合」という。)への出資の評価につき、組合の成果に基づいた損益の当社持分相当額に取得価額を加えた金額を期末の帳簿価額として計上しておりましたが、IFRSでは、組合への出資は純損益を通じて公正価値により測定する金融資産として評価しております。これに伴い、IFRS移行日時点の日本基準での評価額とIFRSでの評価額の差額を「利益剰余金」に振り替えております。

 

[15] 繰延税金

 IFRSの適用に伴い、すべての繰延税金資産の回収可能性を再検討しております。また、日本基準からIFRSへの移行に伴い発生した一時差異に対して、「繰延税金資産」及び「繰延税金負債」を計上しております。

 

[16] 退職給付

 日本基準では、確定給付制度が積立超過となる場合には、その超過額をすべて「退職給付に係る資産」に計上しておりましたが、IFRSでは、制度からの返還または将来掛金の減額という利用可能な将来の経済的便益の現在価値が資産上限額となります。これに伴い、IFRS移行日時点で「退職給付に係る資産」を全額取崩しております。

 また、日本基準では、数理計算上の差異及び過去勤務費用は、発生時に「その他の包括利益累計額」として認識するとともに、従業員の平均残存勤務期間を基礎として算定した一定の期間で費用処理しておりましたが、IFRSでは、数理計算上の差異は発生時に「その他の資本の構成要素」として認識した後、直ちに「利益剰余金」に振り替えており、過去勤務費用は発生時に損益として認識しております。

 

[17] 未消化の有給休暇

 日本基準では負債を認識していない従業員の未消化の有給休暇について、IFRSでは負債として認識し、「従業員給付」に含めて計上しております。

 

[18] 株式報酬

 日本基準では、株式給付信託(J-ESOP及びBBT-RS)について、株式等の給付が見込まれる額を負債に計上しておりましたが、IFRSでは、J-ESOP及びBBT-RSともに持分決済型株式報酬のため、付与日の公正価値に基づいて測定し、資本として認識しております。

 これに伴い、IFRS移行日時点では、日本基準で計上した「その他(流動負債)」又は「その他(固定負債)」を取り崩し、公正価値で測定した残高を「資本剰余金」に計上した上で、差額は「利益剰余金」に計上しております。

 

[19] 長期従業員給付

 当社及び一部の連結子会社には、消滅した年次有給休暇を特定の目的(傷病、介護等)のために、積み立てることが可能で、かつ、退職時まで消滅しない積立休暇制度があります。これについて日本基準では負債を認識しておりませんでしたが、IFRSでは、長期従業員給付に該当し、期末日現在で負債の決済を期末日後少なくとも12か月にわたり延期することのできる権利を有していないため、確定給付制度に関する規定を適用して未払積立休暇を「従業員給付」に含めて負債計上しております。

 

[20] 賦課金

 日本基準では、固定資産税について、納付書受領時点で「その他(流動負債)」を認識し、月数按分した金額を年度を通じて費用計上しておりましたが、IFRSでは、賦課日である1月1日に全額を「その他の流動負債」として認識するとともに、一括で費用計上しております。

 

[21] 非支配持分に対するプット・オプション契約に係る負債

 非支配持分の所有者に付与した売建プット・オプションにつき、日本基準では負債を認識しておりませんでしたが、IFRSでは、非支配持分の買取義務として金融負債を認識するため、IFRS移行日時点において、非支配株主に対するプット・オプションを「その他の金融負債(非流動負債)」として計上するとともに「資本剰余金」を減額しております。また、非支配株主が権利行使をした際には、「その他の金融負債(非流動負債)」と「非支配持分」を取り崩し、払込金額との差額を「資本剰余金」に計上しております。

 

[22] 在外子会社に係る累積換算差額の振替

 IFRS第1号に規定されている免除規定を選択し、「その他の包括利益累計額」に含まれていた累積換算差額をIFRS移行日において全て「利益剰余金」に振り替えております。

 

[23] 利益剰余金に対する調整

 日本基準からIFRSへの調整による利益剰余金への影響(税効果調整後)は以下のとおりであります。

(単位:百万円)

 

 

移行日

(2023年4月1日)

前連結会計年度

(2024年3月31日)

在外子会社に係る累積換算差額の振替

3,278

3,278

退職給付

△1,735

△1,802

少額資産

551

570

株式報酬

△168

△1,476

未消化の有給休暇

△970

△962

のれん償却

2,283

その他

△724

△138

合計

231

1,753

 

前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)に係る損益及び包括利益に対する調整

(単位:百万円)

 

日本基準表示科目

日本基準

表示組替

認識及び

測定の差異

IFRS

注記

IFRS表示科目

 

 

 

 

 

 

 

売上高

105,198

0

105,198

 

売上高

 

 

 

 

 

 

 

売上原価

47,930

758

48,688

[3][4]

[5]

売上原価

 

 

 

 

 

 

 

売上総利益

57,268

△757

56,510

 

売上総利益

 

 

 

 

 

 

 

販売費及び一般管理費

23,846

△424

△998

22,423

[2][3]

[4][5]

[6]

販売費及び一般管理費

 

 

 

 

 

 

 

 

 

369

△22

346

[1]

その他の収益

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2,586

△37

2,548

[1]

その他の費用

 

 

 

 

 

 

 

営業利益

33,421

△1,791

255

31,884

 

営業利益

営業外収益

521

 

 

 

 

 

受取利息

273

△273

 

 

 

 

持分法による投資利益

11

△11

 

 

 

 

受取補償金

37

△37

 

 

 

 

受取賃貸料

16

△16

 

 

 

 

その他

183

△183

 

 

 

 

営業外費用

3,914

 

 

 

 

 

支払利息

67

△67

 

 

 

 

為替差損

3,357

△3,357

 

 

 

 

投資事業組合運用損

166

△166

 

 

 

 

減価償却費

191

△191

 

 

 

 

その他

131

△131

 

 

 

 

経常利益

30,028

 

 

 

 

 

特別利益

131

 

 

 

 

 

固定資産売却益

18

△18

 

 

 

 

関係会社株式売却益

112

△112

 

 

 

 

特別損失

225

 

 

 

 

 

固定資産売却損

2

△2

 

 

 

 

固定資産除却損

215

△215

 

 

 

 

減損損失

7

△7

 

 

 

 

 

 

273

304

577

[1]

金融収益

 

 

1,553

20

1,574

[1]

金融費用

 

 

11

△6

4

[1]

持分法による投資利益

税金等調整前当期純利益

29,935

424

531

30,891

 

税引前利益

 

 

 

 

 

 

 

法人税、住民税及び事業税

8,635

424

△9

 

 

 

法人税等調整額

△35

△651

 

 

 

 

 

424

△661

8,363

[2][7]

法人所得税費用

当期純利益

21,334

1,193

22,527

 

当期利益

非支配株主に帰属する当期純利益又は非支配株主に帰属する当期純損失(△)

△47

0

△47

 

非支配持分

親会社株主に帰属する当期純利益

21,382

1,193

22,575

 

当期利益(親会社の所有者)

 

 

(単位:百万円)

 

日本基準表示科目

日本基準

表示組替

認識及び

測定の差異

IFRS

注記

IFRS表示科目

当期純利益

21,334

1,193

22,527

 

当期利益

 

 

 

 

 

 

 

その他の包括利益

 

 

 

 

 

その他の包括利益(税効果考慮後)

 

 

 

 

 

 

純損益に振り替えられることのない項目

退職給付に係る調整額

593

△482

110

[8]

確定給付制度の再測定

 

 

 

11

11

 

持分法によるその他の包括利益

 

 

 

 

122

 

純損益に振り替えられることのない項目合計

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

純損益に振り替えられることのある項目

繰延ヘッジ損益

△51

△161

△213

 

キャッシュ・フロー・ヘッジ

 

 

 

161

161

 

ヘッジコスト

為替換算調整勘定

1,548

8

1,557

 

在外営業活動体の換算差額

 

 

 

 

1,506

 

純損益に振り替えられることのある項目合計

 

 

 

 

 

 

 

その他の包括利益合計

2,090

△462

1,628

 

その他の包括利益(税効果考慮後)合計

包括利益

23,425

731

24,156

 

当期包括利益

 

 

 

 

 

 

 

(内訳)

 

 

 

 

 

当期包括利益の帰属

親会社株主に係る包括利益

23,473

729

24,202

 

親会社の所有者

非支配株主に係る包括利益

△47

1

△45

 

非支配持分

 

損益及び包括利益に対する調整に関する注記

 日本基準からIFRSへの移行に係る、会計上の主要な差異は以下のとおりであります。

(1)表示組替

 IFRSの規定に準拠するために表示組替を行っています。主な内容は以下のとおりであります。

[1]  表示科目に対する調整

 日本基準では「営業外収益」、「営業外費用」、「特別利益」及び「特別損失」に表示していた項目を、IFRSでは財務関係損益については「金融収益」及び「金融費用」として計上し、それ以外の項目については、「その他の収益」、「その他の費用」及び「持分法による投資利益」に表示しております。

 

[2]  法人所得税費用

 日本基準では、法人事業税(付加価値割)は「販売費及び一般管理費」、住民税(均等割)は「法人税、住民税及び事業税」に計上しておりましたが、IFRSでは、外形標準事業税(付加価値割)は「法人所得税費用」、住民税(均等割)は「販売費及び一般管理費」に計上しております。

 

(2)認識及び測定の差異

[3]  未消化の有給休暇

 日本基準では負債認識をしていなかった従業員の未消化の有給休暇について、IFRSでは「売上原価」及び「販売費及び一般管理費」として計上しております。

 

[4]  株式報酬

 日本基準では、株式給付信託(J-ESOP及びBBT-RS)について、株式等の給付が見込まれる額を負債に計上しておりましたが、IFRSでは、J-ESOP及びBBT-RSともに持分決済型株式報酬のため、資本として認識し、付与日の公正価値に基づいて測定しております。

 これに伴い、日本基準で計上した負債を取り崩し、公正価値で測定した残高を「資本剰余金」として計上した上で、差額は当期の「売上原価」及び「販売費及び一般管理費」に計上しております。

 

[5]  賦課金

 日本基準では、固定資産税について、納付書受領時点で負債認識し、月数按分した金額を月次で「売上原価」及び「販売費及び一般管理費」に計上しておりましたが、IFRSでは、賦課日である1月1日に全額負債認識し、「売上原価」及び「販売費及び一般管理費」に計上しております。

 

[6]  のれん償却

 日本基準では、合理的に見積られたのれんの効果が及ぶ期間にわたって、定額法により、「販売費及び一般管理費」としてのれんを償却しておりましたが、IFRSでは、IFRS移行日以降は非償却としております。

 

[7]  法人所得税費用

 日本基準からIFRSへの調整に伴い一時差異が発生したことにより、法人所得税費用の金額を調整しております。また、未実現損益の消去に伴う税効果について、日本基準では売却元の税率を使用しておりましたが、IFRSでは売却先の税率を使用して算定しております。

 

[8]  退職給付

 日本基準では数理計算上の差異及び過去勤務費用は、発生時に「その他の包括利益累計額」として認識するとともに、従業員の平均残存勤務期間を基礎として算定した一定の期間で費用処理しておりましたが、IFRSでは、数理計算上の差異は発生時に「その他の資本の構成要素」として認識した後、直ちに「利益剰余金」に振り替えており、過去勤務費用は発生時に損益として認識しております。

 

前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)のキャッシュ・フローに対する調整

 日本基準では、オペレーティング・リース取引に係る支払リース料は、営業活動によるキャッシュ・フローに区分しておりますが、IFRSでは、原則としてすべてのリースについて、リース負債の認識が要求され、リース負債の返済による支出は、財務活動によるキャッシュ・フローに区分しております。

 

 

4.その他

 

(1)役員人事について

当社は、2025年5月12日開催の取締役会において、下記のとおり、2025年6月開催予定の定時株主総会に付議する取締役候補を決議いたしました。なお、代表取締役の選定については、定時株主総会後の取締役会の決議により、正式に決定する予定です。

 

       ① 取締役(監査等委員である取締役を除く)

 

氏名

役職

(重任)

新家 由久

代表取締役社長

(新任)

北所 克史

代表取締役

(新任)

細谷 和男

社外取締役

(重任)

田口 聡

社外取締役

(重任)

萩原 利仁

社外取締役

※細谷 和男氏、田口 聡氏、萩原 利仁氏につきましては、東京証券取引所及び当社が定める独立性の判断基準として一般株主と利益相反関係の生じるおそれがあるとされる各項目に該当していないことから、取締役に選任され就任した場合には、独立役員として指定する予定です。

※代表取締役 佐竹 俊哉氏、社外取締役 横倉 隆氏は、2025年6月開催予定の定時株主総会終結時をもって退任いたします。

 

② 監査等委員である取締役

 

氏名

役職

(重任)

加賀谷 哲之

社外取締役

(重任)

谷口 正人

取締役

(新任)

中山 代志子

社外取締役

※加賀谷 哲之氏、中山 代志子氏につきましては、東京証券取引所及び当社が定める独立性の判断基準として一般株主と利益相反関係の生じるおそれがあるとされる各項目に該当していないことから、取締役に選任され就任した場合には、独立役員として指定する予定であります。
※社外取締役 監査等委員 佐藤りか氏は、2025年6月開催予定の定時株主総会終結時をもって退任いたします。

 

③ 補欠の監査等委員である取締役

 

氏名

役職

(新任)

ニコラス・J・カッソン

補欠の監査等委員である取締役