○添付資料の目次

 

1.経営成績等の概況 ……………………………………………………………………………………………………

P.2

(1)当期の経営成績の概況 …………………………………………………………………………………………

P.2

(2)当期の財政状態の概況 …………………………………………………………………………………………

P.6

(3)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当 …………………………………………………………

P.6

2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 …………………………………………………………………………

P.6

3.連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………………

P.7

(1)連結財政状態計算書 ……………………………………………………………………………………………

P.7

(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………

P.9

(3)連結持分変動計算書 ……………………………………………………………………………………………

P.11

(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………………………

P.12

(5)継続企業の前提に関する注記 …………………………………………………………………………………

P.13

(6)連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項 …………………………………………………………

P.13

(7)連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………………

P.13

(セグメント情報) ………………………………………………………………………………………………

P.13

(1株当たり情報) ………………………………………………………………………………………………

P.14

(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………………………

P.14

 

1.経営成績等の概況

(1)当期の経営成績の概況

① 当期の経営成績

(単位:百万円)

 

 

 

2024年3月期

実績

2025年3月期

実績

前期比

 

 

増減額

増減率

売上収益

187,208

173,896

△13,312

△7.1%

 

売上原価

83,123

76,452

△6,671

△8.0%

 

売上総利益

104,085

97,444

△6,641

△6.4%

 

販売費及び一般管理費

100,575

100,841

+266

+0.3%

事業利益(△損失)

3,510

△3,397

△6,907

 

その他の収益

1,990

11,211

+9,221

+463.4%

 

その他の費用

15,003

4,486

△10,517

△70.1%

営業利益(△損失)

△9,503

3,328

+12,831

 

金融収益

2,529

2,170

△359

△14.2%

 

金融費用

328

618

+290

+88.4%

 

持分法による投資損益(△損失)

△988

813

1,801

税引前利益(△損失)

△8,290

5,693

+13,983

親会社の所有者に帰属する当期利益(△損失)

△8,632

6,989

+15,621

 

 当期(2024年4月1日~2025年3月31日)における当社グループの商況は、主要国において主力のレディスインナーウェア販売の低迷が続き、厳しい結果となりました。国内は、不採算店舗の撤退に加え、量販店における一部店舗の閉店や実店舗への来店客数減少等の影響を受け、低調に推移しました。米国は、資産価格の先行きに不透明感が増し、主力チャネルの百貨店を中心に不振が続きました。英国は、インフレ圧力が再び強まったことから消費者マインドが低迷し、主力チャネルの専門店を中心に販売が伸び悩みました。景気停滞が続く中国では、依然として消費者の購買行動は慎重であり、売上回復に時間を要しています。

 このような環境において、当社グループは、2026年3月期を最終年度とする中期経営計画(リバイズ)(以下、中計リバイズ)の目標達成に向けて、「収益力の改善に向けたビジネスモデル改革」、「“VISION2030”達成に向けた成長戦略」、「ROICマネジメントの導入」、「アセットライト化の推進」に取り組みました。当期においては、ビジネスモデル改革として、需要変動に応じて商品を柔軟に供給する新しいサプライチェーンの構築を進めたほか、国内の生産拠点の集約(※1)、子会社の株式譲渡を実施(※2)、決定(※3)しました。また、成長戦略として、国内においてはブランドマネージャー制の導入やブランドポートフォリオの再編を行い、集中投資対象ブランドである「Wacoal(ワコール)」のリブランディングを実施したほか、「CW-X(シーダブリュー・エックス)」の有名アスリートを起用したプロモーション強化も行いました。海外においては欧州における販路拡大を企図して、英国のBravissimo Group Limited(以下、Bravissimo Group)を買収(※4)しました。資本効率の改善と経営管理機能の強化を目的としたROICマネジメントの導入については、当期に導入準備が完了し、2026年3月期より本格運用を開始します。そのほか、浅草橋ビル、旧福岡事業所跡地を売却(※5)し、政策保有株式の縮減にも取り組みました。

 以上の結果、当期の連結売上収益は、1,738億96百万円(前期比7.1%減)、事業損失は33億97百万円(前期は35億10百万円の事業利益)となりました。営業利益は、浅草橋ビル及び旧福岡事業所跡地等の固定資産売却益(94億39百万円)の計上が寄与し、33億28百万円(前期は95億3百万円の営業損失)となりました。税引前利益は56億93百万円(前期は82億90百万円の税引前損失)となりましたが、子会社再編に伴いグループ内で使用可能な欠損金が増加したため繰延税金資産を計上した結果、親会社の所有者に帰属する当期利益は69億89百万円(前期は86億32百万円の当期損失)となりました。

 なお、当該期間の為替換算レートは、1米ドル=152.58円(前期144.62円)、1英ポンド=194.61円(同181.76円)、1中国元=21.10円(同20.14円)です。

 

※1 2024年8月26日付「当社連結子会社(国内製造子会社)の生産拠点の集約・再編に関するお知らせ」

https://www.wacoalholdings.jp/ir/topics/files/wacoalholdingsnews20240826_1.pdf

※2 2024年5月15日付「連結子会社(完全子会社)の異動(株式譲渡)に関するお知らせ」

https://www.wacoalholdings.jp/ir/topics/files/wacoalholdingsnews20240515_6.pdf

※3 2025年2月26日付「連結子会社(完全子会社)の異動(株式譲渡)に関するお知らせ」

https://www.wacoalholdings.jp/ir/topics/files/wacoalholdingsnews20250226.pdf

※4 2024年9月26日付「在英の連結子会社を通じた英国 Bravissimo Group Limited の買収(子会社等の異動を伴う株式取得)に関するお知らせ」

https://www.wacoalholdings.jp/ir/topics/files/wacoalholdingsnews20240926_1.pdf

※5 2024年8月26日付「固定資産の譲渡に関するお知らせ」

https://www.wacoalholdings.jp/ir/topics/files/wacoalholdingsnews20240826_2.pdf

 

② 報告セグメントの営業概況

(単位:百万円)

 

 

 

2024年3月期

2025年3月期

前期比

 

 

実績

構成比

実績

構成比

増減額

増減率

売上収益合計

187,208

100.0%

173,896

100.0%

△13,312

△7.1%

 

ワコール事業(国内)

94,198

50.3%

87,828

50.5%

△6,370

△6.8%

 

ワコール事業(海外)

67,757

36.2%

67,237

38.7%

△520

△0.8%

 

ピーチ・ジョン事業

10,741

5.7%

10,469

6.0%

△272

△2.5%

 

その他

14,512

7.8%

8,362

4.8%

△6,150

△42.4%

 

(単位:百万円)

 

 

 

2024年3月期

2025年3月期

前期比

 

 

実績

売上比

実績

売上比

増減額

増減率

営業利益(△損失)

△9,503

3,328

1.9%

+12,831

 

ワコール事業(国内)

△4,193

2,970

3.4%

+7,163

 

ワコール事業(海外)

△5,145

459

0.7%

+5,604

 

ピーチ・ジョン事業

△239

△266

△27

 

その他

74

0.5%

165

2.0%

+91

+123.0%

 

a.ワコール事業(国内)

 当期は、不採算店舗の撤退や店頭在庫の適正化を目的とした納品調整に加え、実店舗の来店客数減少の影響を受け、売上は低調に推移しました。一方でEC事業については、自社ECは積極的な販促活動により増収を維持し、他社ECについても、ECモール運営事業者との連携強化に継続的に取り組んだことで、好調に推移しました。

 アイテム別では、主力アイテムであるブラジャーについては苦戦が続くものの、カップ付きインナーやノンワイヤーブラについては伸長し、メジャーリーガーの大谷翔平選手をブランドアンバサダーとして起用したコンディショニングウェアブランドの「CW-X」についても好調に推移しました。

 また当期は、為替の円安進行に伴う原材料や工賃の上昇による原価高騰の影響を受けましたが、EC事業の構成比の上昇や小売価格の改定などにより、売上利益への影響を最小限に留めました。

 これらの結果、当該セグメントの売上収益は878億28百万円(前期比6.8%減)となりました。営業利益は、主力ブランドである「Wacoal」のリブランディング費用や「CW-X」のプロモーションに対する広告費の投下に加え、子会社であるルシアンの譲渡決定に伴い計上した保有資産の減損損失が影響したものの、浅草橋ビルや旧福岡事業所跡地の売却益の計上が寄与し、29億70百万円(前期は41億93百万円の営業損失)となりました。

 

b.ワコール事業(海外)

 ワコールインターナショナル(米国)は、Intimates Online, Inc.の事業撤退の影響に加え、第4四半期以降の市場の急激な冷え込みにより売上が低迷し、現地通貨ベースの売上は前期を下回りました。実店舗については、店頭売上の不振に伴い得意先の仕入抑制が厳しさを増しており、自社ECについてもCRMシステムの稼働を開始したものの、現時点では売上の回復には至っていません。一方、他社ECについては主要プラットフォームがけん引し、好調に推移しました。

 ワコールヨーロッパは、2024年9月に買収したBravissimo Groupの売上が寄与し、現地通貨ベースの売上は前期を大きく上回りました。一方、英国・北米エリアにおいては、得意先の仕入抑制の影響を受けたほか、米国の関税政策の見通しに関する警戒感からメキシコに倉庫を持つ一部得意先への納品が停止するなどにより低調に推移しましたが、ドイツ・フランスを中心に欧州大陸での販売は引き続き伸長しました。一方、営業利益では、Bravissimo Group買収にかかる一時的な影響により、前期を下回りました。

 中国ワコールは、消費者の低価格志向の高まりにより、実店舗・ECともに苦戦が続きました。得意先との取引条件交渉や不採算店舗の撤退などを進めましたが、売上減少による影響が大きく、損益改善には至りませんでした。また来期以降の高収益体質への改善を目指し、当期に在庫評価損や店舗撤退費用などの構造改革費用10億44百万円を計上しました。

 これらの結果、邦貨換算ベースでの当該セグメントの売上収益は672億37百万円(前期比0.8%減)となりました。営業利益は、米国・中国の不振とBravissimo Group買収にかかる一時的な影響、中国の構造改革費用などを計上した結果、4億59百万円(前期はのれんの減損損失等により51億45百万円の営業損失)となりました。

 

c.ピーチ・ジョン事業

 当期においては、事業方針を「新規顧客の獲得強化」と定め、コミュニケーション施策や商品戦略の見直しを図りました。それにより、第3四半期以降の売上は回復基調が見られましたが、それ以前の期間における直営店および自社ECの販売不振を受け、前期の水準を下回りました。なお、他社ECについては、主要プラットフォームを中心に好調に推移しました。

 これらの結果、当該セグメントの売上収益は104億69百万円(前期比2.5%減)となりました。営業損失は2億66百万円(前期は2億39百万円の営業損失)となりました。

 

d.その他

 当期における当該セグメントの売上収益は83億62百万円(前期比42.4%減)となりました。営業利益は1億65百万円(前期比123.0%増)となりました。

 

(参考)主要子会社の売上収益・営業利益(△損失)

(単位:百万円)

 

売上収益

2024年3月期

2025年3月期

前期比

実績

構成比

実績

構成比

増減額

増減率

 

ワコール

88,701

47.4%

82,369

47.4%

△6,332

△7.1%

 

ワコールインターナショナル(米国)

28,038

15.0%

24,917

14.3%

△3,121

△11.1%

 

ワコールヨーロッパ

20,353

10.9%

25,201

14.5%

+4,848

+23.8%

 

中国ワコール

10,396

5.6%

9,085

5.2%

△1,311

△12.6%

 

ピーチ・ジョン

10,741

5.7%

10,469

6.0%

△272

△2.5%

 

ルシアン

2,583

1.4%

2,880

1.7%

+297

+11.5%

※外部売上収益のみを記載しています。

 

(単位:百万円)

 

営業利益(△損失)

2024年3月期

2025年3月期

前期比

実績

売上比

実績

売上比

増減額

増減率

 

ワコール

△3,061

6,180

7.5%

+9,241

 

ワコールインターナショナル(米国)

△6,884

681

2.7%

+7,565

 

ワコールヨーロッパ

1,816

8.9%

897

3.6%

△919

△50.6%

 

中国ワコール

△998

△1,844

△846

 

ピーチ・ジョン

△239

△266

△27

 

ルシアン

△167

0

0.0%

+167

 

 

③ 次期の見通し

(単位:百万円)

 

区分

2026年3月期

2026年3月期

上半期

2026年3月期

下半期

見込

増減率

見込

増減率

見込

増減率

売上収益

187,500

+7.8%

96,000

+6.5%

91,500

+9.3%

 

ワコール事業(国内)

96,370

+9.7%

48,000

+6.7%

48,370

+13.0%

 

ワコール事業(海外)

75,100

+11.7%

39,400

+14.0%

35,700

+9.2%

 

ピーチ・ジョン事業

11,700

+11.8%

5,750

+11.3%

5,950

+12.2%

 

その他

4,330

△48.2%

2,850

△47.7%

1,480

△49.2%

 

 

(単位:百万円)

 

区分

2026年3月期

2026年3月期

上半期

2026年3月期

下半期

見込

増減率

見込

増減率

見込

増減率

営業利益

22,800

+585.1%

22,600

+95.7%

200

 

ワコール事業(国内)

20,300

+583.5%

19,650

+131.3%

650

 

ワコール事業(海外)

1,730

+276.9%

2,270

△18.4%

△540

 

ピーチ・ジョン事業

270

90

180

 

その他

500

+203.0%

590

+87.3%

△90

 

(単位:百万円)

 

税引前利益

22,600

+297.0%

21,600

+68.6%

1,000

当期利益

14,800

+118.0%

14,400

+65.2%

400

親会社の所有者に帰属する当期利益

14,870

+112.8%

14,470

+64.9%

400

 

区分

2026年3月期

見込

2025年3月期

実績

基本的1株当たり当期利益

(予定)300.00円

129.65円

1株当たり配当金

 

 

中間

(予定)50円

50円

期末

(予定)50円

(予定)50円

(注) 「基本的1株当たり当期利益」は、自己株式の取得の影響を考慮しております。

 

 2026年3月期については、2023年11月に改訂した3カ年の中計リバイズに沿って、「キャッシュを着実に創出できる体質への転換」をテーマに「収益力の改善に向けたビジネスモデル改革」、「“VISION2030”達成に向けた成長戦略」、「ROICマネジメントの導入」、「アセットライト化の推進」の取り組みを継続します。

 国内事業においては、顧客戦略やブランド戦略をより高度化してまいります。また、需要の変動に迅速に対応すべく、サプライチェーンの見直しや業績管理体制の強化の取り組みを進めてまいります。あわせて、基礎収益力の回復を目指し、コスト構造改革を継続いたします。なお、原材料をはじめとする原価高騰が今後も見込まれるため、価格改定や原価低減に関する追加対策を検討・実施することで、これらの影響の最小化に努めます。

 海外事業については、地政学リスクや物価上昇の継続、米国新政権を巡る経済摩擦の拡大など、不透明な事業環境が長期化し、既存チャネルの商況が苦戦する中、主要各社ともに経営基盤の整備に取り組みつつ、EC成長の実現に向けてデジタルを活用した顧客接点の拡大への取り組みを継続する考えです。

 以上の取り組みにより、2026年3月期の連結業績は、売上収益1,875億円、営業利益228億円、税引前利益226億円、親会社の所有者に帰属する当期利益148億円を見込んでおります。売上収益は、中計リバイズの各種施策の効果の発現等により増収を見込んでおります。営業利益は、増収効果に加え、固定資産売却益等の計上により、大幅な増益となる見込みです。年間の主要な為替レートは、1米ドル=150.00円、1英ポンド=190.00円、1中国元=20.00円として計画を策定しております。

 なお、米国の関税政策による市場環境やサプライチェーンに対する影響については、不透明な要素が多いものの、一定の影響が生じる可能性が高いと判断し、現時点で予測でき得る範囲でのコスト増加分を業績予想に織り込んでおります。引き続き政策動向を注視しながら、リスク管理を徹底してまいります。今後、業績予想にさらなる影響が生じる場合には、速やかに開示いたします。

(2)当期の財政状態の概況

① 資産、負債、株主資本等の状況

 当連結会計年度末における総資産は、その他の金融資産や現金及び現金同等物が減少したことなどにより、前連結会計年度末に比して218億46百万円減少し、2,721億83百万円となりました。

 負債は、借入金が増加したものの、繰延税金負債、営業債務及びその他の債務が減少したことなどにより、前連結会計年度末に比して15億96百万円減少し、772億91百万円となりました。

 親会社の所有者に帰属する持分は、自己株式を取得したことなどにより、前連結会計年度末に比して200億10百万円減少し、1,918億19百万円となりました。

 以上の結果により、当連結会計年度末における親会社所有者帰属持分比率は、前連結会計年度末に比して1.5ポイント減少し、70.5%となりました。

 

② キャッシュ・フローの状況

 当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比して101億28百万円減少し、234億19百万円となりました。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 営業活動によるキャッシュ・フローは、当期利益67億88百万円に減価償却費及び償却費や法人所得税費用などによる調整を加えた金額に対して、資産及び負債の増減などによる調整を行った結果、49億38百万円の収入(前期に比し63億53百万円の収入減)となりました。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産等の売却などにより、93億82百万円の収入(前期に比し46億66百万円の収入減)となりました。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 財務活動によるキャッシュ・フローは、自己株式の取得などにより、229億25百万円の支出(前期に比し27億14百万円の支出増)となりました。

 

(3)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当

 当社は、株主の皆さまへの利益配分に関しては、収益力向上のための積極的な投資によって企業価値を高め、1株当たり当期利益の増加を図るとともに、連結業績を考慮しつつ安定的な配当を実施させていただくことを基本方針としています。

 内部留保金については、企業価値向上の観点から、国内外における顧客接点の拡大・充実をはじめとする競争力の維持や成長力強化のための戦略的投資に活用し、将来の収益向上を通して、株主の皆さまへの還元を図らせていただきたいと考えています。

 以上を踏まえ、当期の期末配当については、直近の配当予想のとおり1株当たり50円とし、中間配当50円と合わせて年間では100円の配当とする予定です。

 また、次期(2026年3月期)につきましては、上記の方針に伴い、中間配当50円、期末配当50円の年間100円の配当を実施する予定です。

 

2.会計基準の選択に関する基本的な考え方

 当社グループは、資本市場における財務情報の国際的な比較可能性及び利便性の向上を図るため、国際会計基準(IFRS)を適用しています。

 

3.連結財務諸表及び主な注記

(1)連結財政状態計算書

 

 

(単位:百万円)

科目

前連結会計年度

(2024年3月31日)

当連結会計年度

(2025年3月31日)

資産

 

 

流動資産

 

 

現金及び現金同等物

33,547

23,419

営業債権及びその他の債権

22,141

16,835

その他の金融資産

1,996

2,007

棚卸資産

49,989

50,226

その他の流動資産

4,464

7,488

流動資産合計

112,137

99,975

非流動資産

 

 

有形固定資産

45,478

43,252

使用権資産

11,471

12,038

のれん

11,805

15,191

無形資産

11,890

12,047

投資不動産

2,839

1,634

持分法で会計処理されている投資

20,347

20,064

その他の金融資産

54,451

42,022

退職給付に係る資産

18,795

18,399

繰延税金資産

3,995

6,879

その他の非流動資産

821

682

非流動資産合計

181,892

172,208

資産合計

294,029

272,183

 

 

 

 

(単位:百万円)

科目

前連結会計年度

(2024年3月31日)

当連結会計年度

(2025年3月31日)

負債及び資本

 

 

負債

 

 

流動負債

 

 

借入金

7,200

11,915

リース負債

4,898

4,704

営業債務及びその他の債務

17,406

15,778

その他の金融負債

995

916

未払法人所得税

4,074

3,019

その他の流動負債

14,566

13,716

流動負債合計

49,139

50,048

非流動負債

 

 

借入金

1,946

2,554

リース負債

6,598

7,663

退職給付に係る負債

2,947

1,621

繰延税金負債

16,934

14,112

その他の非流動負債

1,323

1,293

非流動負債合計

29,748

27,243

負債合計

78,887

77,291

資本

 

 

資本金

13,260

13,260

資本剰余金

20,550

4,311

利益剰余金

148,494

153,579

その他の資本の構成要素

46,784

38,637

自己株式

△17,259

△17,968

親会社の所有者に帰属する持分合計

211,829

191,819

非支配持分

3,313

3,073

資本合計

215,142

194,892

負債及び資本合計

294,029

272,183

 

(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書

(連結損益計算書)

 

 

(単位:百万円)

科目

前連結会計年度

(自 2023年4月1日

至 2024年3月31日)

当連結会計年度

(自 2024年4月1日

至 2025年3月31日)

 

 

 

売上収益

187,208

100.0

173,896

100.0

売上原価

△83,123

△44.4

△76,452

△44.0

販売費及び一般管理費

△100,575

△53.7

△100,841

△58.0

その他の収益

1,990

1.0

11,211

6.5

その他の費用

△15,003

△8.0

△4,486

△2.6

営業利益(△損失)

△9,503

△5.1

3,328

1.9

金融収益

2,529

1.4

2,170

1.3

金融費用

△328

△0.2

△618

△0.4

持分法による投資損益

839

0.5

828

0.5

持分法による投資の減損損失

△1,827

△1.0

△15

△0.0

税引前利益(△損失)

△8,290

△4.4

5,693

3.3

法人所得税費用

△453

△0.3

1,095

0.6

当期利益(△損失)

△8,743

△4.7

6,788

3.9

 

 

 

 

 

当期利益(△損失)の帰属

 

 

 

 

親会社の所有者

△8,632

△4.6

6,989

4.0

非支配持分

△111

△0.1

△201

△0.1

当期利益(△損失)

△8,743

△4.7

6,788

3.9

 

 

 

 

 

1株当たり当期利益(△損失)

 

 

 

 

基本的1株当たり当期利益(△損失)(円)

△151.62

 

129.65

 

希薄化後1株当たり当期利益(△損失)(円)

△151.62

 

129.16

 

 

(連結包括利益計算書)

 

 

(単位:百万円)

科目

前連結会計年度

(自 2023年4月1日

至 2024年3月31日)

当連結会計年度

(自 2024年4月1日

至 2025年3月31日)

当期利益(△損失)

△8,743

6,788

 

 

 

その他の包括利益

 

 

純損益に振り替えられることのない項目

 

 

その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産

14,584

△3,506

確定給付制度の再測定

1,679

△332

持分法適用会社におけるその他の包括利益に対する持分

86

△117

純損益に振り替えられることのない項目

合計

16,349

△3,955

 

 

 

純損益に振り替えられる可能性のある項目

 

 

在外営業活動体の換算差額

8,417

△421

持分法適用会社におけるその他の包括利益に対する持分

769

△142

純損益に振り替えられる可能性のある項目合計

9,186

△563

その他の包括利益合計

25,535

△4,518

当期包括利益

16,792

2,270

 

 

 

当期包括利益の帰属

 

 

親会社の所有者

16,645

2,401

非支配持分

147

△131

当期包括利益

16,792

2,270

 

(3)連結持分変動計算書

前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

項目

親会社の所有者に帰属する持分

非支配持分

資本合計

資本金

資本剰余金

利益剰余金

その他の

資本の

構成要素

自己株式

合計

2023年4月1日残高

13,260

29,029

151,779

32,023

15,894

210,197

3,285

213,482

当期損失(△)

 

 

8,632

 

 

8,632

111

8,743

その他の包括利益

 

 

 

25,277

 

25,277

258

25,535

当期包括利益合計

8,632

25,277

16,645

147

16,792

自己株式の取得

 

 

 

 

10,001

10,001

 

10,001

自己株式の消却

 

8,572

 

 

8,572

 

株式報酬取引

 

5

 

 

64

59

 

59

配当金

 

 

5,169

 

 

5,169

99

5,268

支配継続子会社に対する持分変動

 

98

 

 

 

98

20

78

その他の資本の構成要素から利益剰余金への振替

 

 

10,516

10,516

 

 

所有者との取引額合計

8,479

5,347

10,516

1,365

15,013

119

15,132

2024年3月31日残高

13,260

20,550

148,494

46,784

17,259

211,829

3,313

215,142

 

当連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

項目

親会社の所有者に帰属する持分

非支配持分

資本合計

資本金

資本剰余金

利益剰余金

その他の

資本の

構成要素

自己株式

合計

2024年4月1日残高

13,260

20,550

148,494

46,784

17,259

211,829

3,313

215,142

当期利益(△損失)

 

 

6,989

 

 

6,989

201

6,788

その他の包括利益

 

 

 

4,588

 

4,588

70

4,518

当期包括利益合計

6,989

4,588

2,401

131

2,270

自己株式の取得

 

 

 

 

17,008

17,008

 

17,008

自己株式の処分

 

0

 

 

0

0

 

0

自己株式の消却

 

16,011

 

 

16,011

 

株式報酬取引

 

228

 

 

288

60

 

60

配当金

 

 

5,463

 

 

5,463

107

5,570

子会社の支配喪失に伴う変動

 

 

 

 

 

2

2

その他の資本の構成要素から利益剰余金への振替

 

 

3,559

3,559

 

 

所有者との取引額合計

16,239

1,904

3,559

709

22,411

109

22,520

2025年3月31日残高

13,260

4,311

153,579

38,637

17,968

191,819

3,073

194,892

 

(4)連結キャッシュ・フロー計算書

 

 

(単位:百万円)

科目

前連結会計年度

(自 2023年4月1日

至 2024年3月31日)

当連結会計年度

(自 2024年4月1日

至 2025年3月31日)

営業活動によるキャッシュ・フロー

 

 

当期利益(△損失)

△8,743

6,788

減価償却費及び償却費

11,861

11,822

減損損失

6,860

2,369

金融収益

△2,529

△2,170

金融費用

328

618

持分法による投資損益(△は益)

△839

△828

持分法による投資の減損損失

1,827

15

法人所得税費用

453

△1,095

固定資産除売却損益(△は益)

99

△9,227

営業債権及びその他の債権の増減額(△は増加)

△990

4,816

棚卸資産の増減額(△は増加)

6,569

1,025

その他の資産の増減額(△は増加)

△112

△192

営業債務及びその他の債務の増減額(△は減少)

△778

△1,844

退職給付に係る資産及び負債の増減額

△4,542

△220

その他の負債の増減額(△は減少)

△82

△2,405

その他

3,628

△917

小計

13,010

8,555

利息の受取額

308

488

配当金の受取額

2,002

1,794

利息の支払額

△292

△604

法人所得税の支払額又は還付額(△は支払)

△3,737

△5,295

営業活動によるキャッシュ・フロー

11,291

4,938

投資活動によるキャッシュ・フロー

 

 

定期預金の払戻による収入

747

2,115

定期預金の預入による支出

△1,099

△1,695

有形固定資産等の取得による支出

△1,815

△2,496

有形固定資産等の売却による収入

610

11,569

無形資産の取得による支出

△1,566

△1,379

その他の金融資産の取得による支出

△230

△234

その他の金融資産の売却及び償還による収入

17,173

7,825

子会社の取得による支出

△7,270

子会社の売却による収入

858

その他

228

89

投資活動によるキャッシュ・フロー

14,048

9,382

財務活動によるキャッシュ・フロー

 

 

短期借入金の純増減額(△は減少)

678

88

長期借入れによる収入

6,971

長期借入金の返済による支出

△1,680

リース負債の返済による支出

△5,690

△5,726

自己株式の取得による支出

△10,001

△17,008

自己株式の売却による収入

0

0

親会社の所有者への配当金の支払額

△5,169

△5,463

非支配持分への配当金の支払額

△99

△107

非支配持分への子会社持分売却による収入

78

非支配持分からの子会社持分取得による支出

△8

財務活動によるキャッシュ・フロー

△20,211

△22,925

現金及び現金同等物に係る換算差額

1,638

△228

売却目的で保有する資産への振替に伴う現金及び現金同等物の増減額(△は減少)

△1,295

現金及び現金同等物の増減額(△は減少)

6,766

△10,128

現金及び現金同等物の期首残高

26,781

33,547

現金及び現金同等物の期末残高

33,547

23,419

 

(5)継続企業の前提に関する注記

 該当事項はありません。

 

(6)連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項

① 連結財務諸表の作成基準

 当社グループの連結財務諸表は、IFRSに準拠して作成しております。

 

② 連結範囲及び持分法の適用に関する事項

主要連結子会社

㈱ワコール、㈱ピーチ・ジョン、㈱ルシアン、㈱ワコールマニュファクチャリング

 

ジャパン、㈱トリーカ、WACOAL INTERNATIONAL CORP.、WACOAL AMERICA,INC.、

 

WACOAL EUROPE LTD.、WACOAL EMEA LTD.、BRAVISSIMO GROUP LTD.、BRAVISSIMO LTD.

 

WACOAL HONG KONG CO.,LTD.、和江留投資股份有限公司、華歌爾(中国)時装有限公司、

 

WACOAL INTERNATIONAL HONG KONG CO.,LTD.、A TECH TEXTILE CO.,LTD.

主要関連会社

㈱新栄ワコール、台湾華歌爾股份有限公司、THAI WACOAL PUBLIC CO.,LTD.

 

③ 連結範囲及び持分法の適用の異動状況

連 結(新規)

EVEDEN ONLINE,LLC、BRAVISSIMO GROUP LTD.、BRAVISSIMO LTD.、BRAVISSIMO INC.

(除外)

㈱七彩、ADDEN LTD.

持分法(除外)

SRP NANASAI CO.,LTD.

 

(7)連結財務諸表に関する注記事項

(セグメント情報)

(1)報告セグメントに関する情報

前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

その他

(注)1

調整額

連結

 

ワコール

事業

(国内)

ワコール

事業

(海外)

ピーチ・

ジョン

事業

売上収益

 

 

 

 

 

 

 

外部顧客に対する売上収益

94,198

67,757

10,741

172,696

14,512

187,208

セグメント間の内部売上収益

581

12,204

192

12,977

4,258

△17,235

合計

94,779

79,961

10,933

185,673

18,770

△17,235

187,208

セグメント利益(△損失)(注)2

△4,193

△5,145

△239

△9,577

74

△9,503

 

当連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

その他

(注)1

調整額

連結

 

ワコール

事業

(国内)

ワコール

事業

(海外)

ピーチ・

ジョン

事業

売上収益

 

 

 

 

 

 

 

外部顧客に対する売上収益

87,828

67,237

10,469

165,534

8,362

173,896

セグメント間の内部売上収益

420

12,183

140

12,743

3,347

△16,090

合計

88,248

79,420

10,609

178,277

11,709

△16,090

173,896

セグメント利益(△損失)(注)2

2,970

459

△266

3,163

165

3,328

(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、ルシアン事業等を含みます。

2.セグメント利益(△損失)の合計については、連結損益計算書の営業利益(△損失)と一致しております。なお、営業利益(△損失)から税引前利益(△損失)までの調整については、連結損益計算書に記載のとおりであります。

3.セグメント間取引は、原価に利益を加算した金額で行われております。

 

(2)地域別に関する情報

外部顧客への売上収益

(単位:百万円)

 

 

前連結会計年度

(自 2023年4月1日

至 2024年3月31日)

当連結会計年度

(自 2024年4月1日

至 2025年3月31日)

日本

118,367

105,560

アジア・オセアニア

21,877

20,046

欧米

46,964

48,290

合計

187,208

173,896

(注)1.売上収益は連結会社の所在地を基礎とし分類したものであります。

2.欧米のうち、米国における前連結会計年度及び当連結会計年度の売上収益は、それぞれ33,038百万円及び30,175百万円であります。

 

(1株当たり情報)

(1)基本的1株当たり当期利益(△損失)の算定上の基礎

 

前連結会計年度

(自 2023年4月1日

至 2024年3月31日)

当連結会計年度

(自 2024年4月1日

至 2025年3月31日)

親会社の所有者に帰属する当期利益(△損失)

(百万円)

△8,632

6,989

参加型資本性金融商品に帰属する当期利益(△損失)(百万円)

△5

6

基本的1株当たり当期利益(△損失)の計算に使用する当期利益(△損失)(百万円)

△8,627

6,983

流通株式の加重平均株式数(千株)

56,932

53,905

参加型資本性金融商品の加重平均株式数(千株)

34

46

加重平均普通株式数(千株)

56,898

53,859

基本的1株当たり当期利益(△損失)(円)

△151.62

129.65

 

(2)希薄化後1株当たり当期利益(△損失)の算定上の基礎

 

前連結会計年度

(自 2023年4月1日

至 2024年3月31日)

当連結会計年度

(自 2024年4月1日

至 2025年3月31日)

基本的1株当たり当期利益(△損失)の計算に使用する当期利益(△損失)(百万円)

△8,627

6,983

当期利益調整額(百万円)

希薄化後1株当たり当期利益(△損失)の計算に使用する当期利益(△損失)(百万円)

△8,627

6,983

加重平均普通株式数(千株)

56,898

53,859

普通株式増加数

 

 

新株予約権(千株)

205

希薄化後の加重平均普通株式数(千株)

56,898

54,064

希薄化後1株当たり当期利益(△損失)(円)

△151.62

129.16

(注)前連結会計年度においては、新株予約権の行使が1株当たり当期損失を減少させるため、潜在株式は希薄化効果を有しておりません。

 

(重要な後発事象)

 該当事項はありません。