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1.経営成績等の概況 ……………………………………………………………………………………………………… |
2 |
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(1)経営成績に関する分析 …………………………………………………………………………………………… |
2 |
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(2)財政状態に関する分析 …………………………………………………………………………………………… |
3 |
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(3)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当 …………………………………………………………… |
4 |
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(4)事業等のリスク …………………………………………………………………………………………………… |
5 |
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2.企業集団の状況 ………………………………………………………………………………………………………… |
9 |
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3.経営方針 ………………………………………………………………………………………………………………… |
11 |
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(1)会社の経営の基本方針 …………………………………………………………………………………………… |
11 |
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(2)目標とする経営指標 ……………………………………………………………………………………………… |
11 |
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(3)中長期的な会社の経営戦略 ……………………………………………………………………………………… |
11 |
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(4)会社の対処すべき課題 …………………………………………………………………………………………… |
12 |
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(5)その他、会社の経営上重要な事項 ……………………………………………………………………………… |
13 |
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4.会計基準の選択に関する基本的な考え方 …………………………………………………………………………… |
13 |
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5.連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………………… |
14 |
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(1)連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………………… |
14 |
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(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………… |
16 |
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(3)連結株主資本等変動計算書 ……………………………………………………………………………………… |
18 |
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(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………………………… |
20 |
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(5)連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………………… |
22 |
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(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… |
22 |
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(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項) ………………………………………………………… |
22 |
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(セグメント情報等の注記) ……………………………………………………………………………………… |
25 |
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(1株当たり情報) ………………………………………………………………………………………………… |
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(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………………………… |
29 |
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。
(1)経営成績に関する分析
(当期の経営成績)
当連結会計年度におけるわが国経済は、インバウンド需要の拡大や賃上げ等による雇用・所得環境が改善するなど、緩やかな回復基調となりました。一方で、長期化するロシアのウクライナ侵攻、米中対立、並びに中東情勢等の地政学リスクに加え、米国新政権による政策動向の影響など、先行き不透明感を強めております。
物流業界におきましては、物価高騰に伴う物量の伸び悩みだけではなく、輸送力及び労働力不足や各種コスト上昇など、依然として厳しい経営環境が続いております。
このような環境のもと当社グループは、コアとなるEC物流、低温食品物流、医薬・医療物流の各ドメインにおける業容拡大と、深刻化する人材及び稼働車両不足の状況下における事業拡大に資する人材の確保・育成、DX化の推進と適用による省人化・省力化、生産性向上に努めてまいりました。また、更なる事業拡大のため、経営資源を適正に配分し、成長事業への集中投資と低収益事業の再生・再編による経営の効率化を図るとともに、ESG経営にも積極的に取り組み、経済価値を最大化すると同時に社会的価値の創出を目指してまいります。
以上の結果、当社グループの当連結会計年度における経営成績は、売上高208,370百万円(前年同期比4.9%増)となりましたが、後述するセグメント別の業績情報に加え、株式公開買付関連費用が影響し、営業利益10,969百万円(同20.8%減)、経常利益11,645百万円(同19.7%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は7,284百万円(同20.1%減)の増収減益となりました。
セグメント別の業績は以下のとおりであります。
① 物流事業
<輸配送事業>
(ラストワンマイル事業)
ラストワンマイル事業においては、エリア拡大や稼働台数増に加え、完全子会社化した㈱ルーフィの業績が寄与した結果、売上高は39,350百万円(前年同期比2.9%増)となりました。
(EC常温輸配送事業)
EC常温輸配送事業においては、成長するEC需要を背景とした新たな輸配送案件の獲得や各取引先との料金改定が一部進捗したものの、前連結会計年度における大型拠点閉鎖に伴う輸送数の減少が影響した結果、売上高は53,371百万円(前年同期比10.3%減)となりました。
<3PL事業>
(EC常温3PL事業)
EC常温3PL事業においては、大手ネット通販会社向けの大型拠点を中心とした新たな物流センターの開設が進んだことに加え、各取引先における取扱物量の増加が業績に寄与した結果、売上高は64,486百万円(前年同期比18.2%増)となりました。
(低温食品3PL事業)
低温食品3PL事業においては、新たなスーパーマーケット向け物流センター開設や各取引先における取扱物量の増加が寄与した結果、売上高は24,239百万円(前年同期比9.8%増)となりました。
(医薬・医療3PL事業)
医薬・医療3PL事業においては、主要取引先であるドラッグストアの業容拡大に対応する新たな物流センターを開設したことに加え、好調な出荷物量が業績に寄与した結果、売上高は24,151百万円(前年同期比12.0%増)となりました。
以上の結果、物流事業における売上高は205,598百万円(前年同期比4.9%増)の増収となりました。
利益面では、積極的な事業拡大を目的とした営業開発により、物流センターの拠点数や稼働車両台数が増加したことや適正な運賃への価格転嫁の取り組みが一部進捗いたしました。一方で、新たな拠点の開設及び統廃合に伴う一時費用や各種コストの上昇が影響した結果、物流事業におけるセグメント利益(営業利益)は11,330百万円(同18.2%減)の減益となりました。
② その他
ファイズホールディングス㈱における情報システム事業の拡大及び㈱アズコムデータセキュリティのBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)に係る新規案件開発の受注が順調に推移した結果、売上高は2,771百万円(前年同期比7.2%増)、セグメント利益(営業利益)は418百万円(同9.0%増)の増収増益となりました。
(今後の見通し)
当社グループが事業を行う物流業界には、少子高齢化を背景とした労働力の減少に加え、トラックドライバー不足による輸送力確保を目的とした企業間競争だけではなく、業界再編の動きが加速化していくものと考えております。このような厳しい経営環境が予測されるなか、当社グループは環境変化に強い高収益企業づくりを目指した「中期経営計画2028」をスタートさせ、EC・常温物流、低温食品物流、医薬・医療物流の各ドメインにBCP物流を加えた業容拡大に努めてまいります。また、グループネットワーク機能を最大化する輸配送プラットフォームの強化、オペレーション標準化とDX実装による3PL事業の省人化・省力化を実現し、お客様に選ばれる「3PL&プラットフォームカンパニー」を目指してまいります。
2025年10月以降には当社グループ最大規模の自社物流施設「AZ-COM Matsubushi EAST」(埼玉県北葛飾郡松伏町)が稼働する予定となっており、埼玉県東部エリアにある経営資源を最大限に活用した拠点づくりを目指してまいります。また、既存事業である輸配送事業および3PL事業の構造改革に取り組み、新たな事業やサービスの開発に努めてまいります。
2026年3月期連結業績につきましては、売上高220,000百万円(前年同期比5.6%増)、営業利益11,900百万円(同8.5%増)、経常利益12,000百万円(同3.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益7,300百万円(同0.2%増)を見込んでおります。
(2)財政状態に関する分析
① 資産、負債及び純資産の状況
(資産)
資産合計は、3,845百万円増加し、138,440百万円となりました。
流動資産は、有価証券が5,000百万円、未収還付法人税等が614百万円それぞれ減少したこと等により、5,924百万円減少し、66,573百万円となりました。
固定資産は、建物及び構築物(純額)が1,720百万円、機械装置及び運搬具(純額)が1,624百万円、工具、器具及び備品(純額)が1,000百万円、建設仮勘定が3,577百万円、敷金及び保証金が1,158百万円、それぞれ増加したこと等により、9,770百万円増加し71,866百万円となりました。
(負債)
負債合計は、947百万円増加し、78,000百万円となりました。
流動負債は、償還日まで1年未満となった転換社債を固定負債から振替えたことにより1年内償還予定の転換社債が20,146百万円増加した一方で、未払法人税等が1,601百万円、未払金が1,240百万円、それぞれ減少したこと等により、18,066百万円増加し50,682百万円となりました。
固定負債は、長期借入金が2,077百万円、資産除去債務が653百万円、それぞれ増加した一方で、転換社債が20,366百万円減少したこと等により、17,118百万円減少し27,317百万円となりました。
(純資産)
純資産は、利益剰余金が3,091百万円増加したこと等により、2,897百万円増加し60,440百万円となり、自己資本比率は41.7%となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物は、前年同期末と比べ、4,744百万円減少し、41,136百万円となりました。各キャッシュ・フローの主な増減要因は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは1,900百万円の収入減少となり、8,897百万円の収入となりました。これは主に、法人税等の支払額が586百万円増加した一方で、税金等調整前当期純利益が2,604百万円減少したことによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは4,741百万円の支出増加となり、10,606百万円の支出となりました。これは主に、有形固定資産の取得により3,668百万円、連結範囲の変更を伴う子会社株式の取得により1,249百万円、それぞれ支出が増加したことによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは前連結会計年度においては8,581百万円の収入でしたが、当連結会計年度では3,035百万円の支出となりました。これは主に、前連結会計年度においては増資の実施により12,894百万円の収入があったことによるものです。
(参考) キャッシュ・フロー関連指標の推移
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2022年3月期 |
2023年3月期 |
2024年3月期 |
2025年3月期 |
|
自己資本比率(%) |
32.7 |
32.1 |
41.0 |
41.7 |
|
時価ベースの自己資本比率(%) |
159.8 |
223.6 |
135.3 |
119.9 |
|
キャッシュ・フロー対有利子負債比率(%) |
523.6 |
372.3 |
387.1 |
492.9 |
|
インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍) |
415.2 |
228.4 |
152.6 |
67.7 |
自己資本比率:自己資本/総資産
時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産
キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い
(注)1.各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により計算しています。
2.キャッシュ・フローは、営業キャッシュ・フローを利用しています。
3.有利子負債は連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債を対象としています。
(3)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当
当社は、持続的成長のための先行投資を推進し、収益力および資本効率の向上を図るとともに、新たに累進配当を導入し、今後も継続して実施することで、株主の皆様への安定的かつ継続的な配当を行うことを基本方針としております。配当性向(連結)については40%を目安としております。また、内部留保資金につきましては、今後の財務体質の強化や業容拡大に対応する内部のインフラ整備、既存事業の強化及び新規事業の展開等に投入してまいります。
当期の期末配当につきましては、1株当たり16.00円とする決議事項を2025年6月25日開催の第52回定時株主総会に付議する予定であります。中間配当につきましては、1株当たり16.00円を実施しております。
基準日が当期に属する剰余金の配当は、以下のとおりであります。
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決議年月日 |
配当金の総額(百万円) |
1株当たり配当額(円) |
|
2024年11月5日取締役会決議 |
2,163 |
16.00 |
|
2025年6月25日定時株主総会決議 |
2,163 |
16.00 |
また、次期の配当につきましては、年間配当32.00円(中間配当16.00円、期末配当16.00円)とし、配当性向59.0%を予定しております。
(4)事業等のリスク
経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。
当社グループは、これらのリスクを影響度や発生頻度に鑑み適切に把握し、迅速に対応するため、取締役副社長執行役員を委員長とし、常勤取締役及び執行役員等を委員とするリスク管理委員会を設置しております。リスク管理委員会では当社グループにおけるリスク管理方針や抽出したリスクの状況把握及び施策等を決定し、定期的に取締役会にて報告をしております。
リスク管理委員会を中心として、これらのリスクの発生を十分に認識した上で、発生を極力回避し、また発生した場合には迅速かつ適切な対応に努めてまいります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであり、将来において発生の可能性があるすべてのリスクを網羅するものではありません。
① コンプライアンスに関するリスク
当社グループは、貨物自動車運送事業法をはじめとする各種法令による規制を受けており、各事業にかかる主要な許認可等は以下のとおりとなります。同時に、会社法、金融商品取引法その他様々な法律、規制、条例等の規制の適用を受けております。
当社グループでは、コンプライアンス経営を最重要課題として認識し、基本方針である「AZ-COM丸和グループ行動憲章」「AZ-COM丸和グループ行動規範」を制定し、当社グループ一丸となって法令遵守体制を推進しており、役職員への教育研修を随時実施し、企業倫理の向上及びコンプライアンス体制の強化に努めております。
現時点におきましては、当該免許の取消事由は発生しておりませんが、将来、各種法令に違反した事実が認められた場合、監督官庁より車両運行の停止、事業の停止、許可の取り消しや罰金等の処分を受ける場合があります。また、今後においての各種法令等の違反が発生した場合、当社グループの企業イメージの低下や発生した損害に対する賠償金等の費用負担が生じる可能性があり、これらの事象が発生した場合には、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローに影響を及ぼす可能性があります。
主要事業の許認可等の概要
|
許認可等の名称 |
法律名 |
監督省庁 |
有効期限 |
取消事由 |
|
一般貨物自動車運送事業 |
貨物自動車運送事業法 |
国土交通省 |
期限の定めなし |
同法第33条 |
|
第一種貨物利用運送事業 |
貨物利用運送事業法 |
国土交通省 |
期限の定めなし |
同法第16条 |
|
第二種貨物利用運送事業 |
貨物利用運送事業法 |
国土交通省 |
期限の定めなし |
同法第33条 |
|
倉庫業 |
倉庫業法 |
国土交通省 |
期限の定めなし |
同法第21条 |
|
産業廃棄物収集運搬業 |
廃棄物の処理及び清掃に関する法律 |
環境省 |
許可後5年間 |
同法第14条の3の2 |
|
貨物軽自動車運送事業 |
貨物自動車運送事業法 |
国土交通省 |
期限の定めなし |
同法第36条第2項 |
② 大口取引先の変動のリスク
当社グループでは、物流機能の一括受託(3PL)を主たる事業としているため、特定の取引先に対する依存度が高くなる傾向にあります。当社グループとしましては、販売先の多様化に努めるとともに、これらの取引先と良好な信頼関係を構築し、安定した成長を目指してまいります。
当社グループでは従来より顧客ごとに異なるニーズにきめ細かく対応することにより、差別化を図ってきており、今後も競争力の維持・強化に向けた様々な取り組みを進めてまいります。現時点において、大口取引先との関係は良好に推移しておりますが、予期せぬ事象による取引契約の変更、契約解消等が生じた場合には、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローに影響を及ぼす可能性があります。
③ 原油価格の高騰のリスク
当社グループは、貨物自動車運送事業を行っております。世界的な原油価格の高騰に伴い軽油燃料価格が上昇した場合には、運送コストの増加は避けられません。このため当社グループでは燃料業者と良好な関係を維持し、価格交渉を行うと同時に取引先との運送コスト増加相当分の料金交渉を進めるなど、軽油燃料における調達コスト低減に努めておりますが、価格交渉の不調や運送コスト増加相当分を料金に転嫁できない場合には、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローに影響を及ぼす可能性があります。
④ 重大な事故の発生のリスク
当社グループは、貨物自動車運送事業を営む上で多くの事業用車両を保有し、多種多様な製品の輸配送を行っているのと同時に、物流事業では多くの従業員等が物流センターにて業務に従事しております。どちらも万が一、人命に係わる重大な事故が発生した場合には、顧客の信頼及び社会的信用が毀損するとともに、行政処分や労働安全衛生法違反などの刑事罰を受ける可能性があります。このため当社グループでは安全担当部署を中心とした、巡回指導による運行管理の徹底、事故防止勉強会の開催、各事業所に配置・任命したセーフティ・アドバイス・リーダーによる安全運転の指導並びに労務担当部署を中心とした労働災害防止プロジェクトによる全社的な労災事故防止対策の実施等に積極的に取り組んでおりますが、これらの事象が発生した場合には、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローに影響を及ぼす可能性があります。
⑤ M&Aに係るリスク
当社グループは、新規及び既存事業の拡大を図るとともにM&Aを積極的に活用し、企業価値向上に努めております。M&Aの実施にあたっては、外部専門家も交えてデューデリジェンスを実施し、客観的に、事業の成長性、シナジー効果や特定の顧客等への依存度などを検証しております。企業価値算定時には、将来の事業環境等を勘案して事業変動リスクを想定し、算定委託先に対しても情報共有することで適正な企業価値算定ができるよう努めております。意思決定においては、社内規定に基づき投資委員会による出資額等の十分な協議を経て、取締役会にて社外取締役等の中立的な外部からの識見も含め協議を行い決定しております。しかしながら、社会環境及び事業環境の変化、PMI(経営統合プロセス)の遅れやその他予期せぬ事態により当初計画から大幅な乖離が発生する場合には、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローに影響を及ぼす可能性があります。
⑥ 重大な災害の発生のリスク
当社グループは、数多くの物流センターを運営し、顧客企業の製品やそれらに関わる情報を取り扱っております。火災・地震・風水害などの災害や停電の発生等により、輸配送経路の遮断、物流システム停止等の事態が発生した場合、業務の停滞を招く可能性があります。このため当社グループでは災害の未然防止に関する取組みや災害発生時における対応方法として、過去の災害などの経験を活かし、本社を始めとする事業所ごとに策定している事業継続計画(BCP)に基づく行動(吉川本社の代替機能、物流センター出荷拠点の変更等)や発生時における「災害対策室」や「災害対策準備室」の速やかな設置等の対策に取り組んでおりますが、これらの事象が発生した場合には、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローに影響を及ぼす可能性があります。
⑦ 情報システム管理に係るリスク
当社グループは、各種物流サービスの提供に際し、機密情報や個人情報等を取扱っており、物流センターにおける情報管理はシステム化をしております。当社グループではIT担当部署を中心に「情報セキュリティ・ポリシー」に基づき、社内教育を通じてセキュリティに対する意識の強化や個人情報管理の徹底などに努めるとともに、ウイルスの監視、ファイヤーウォールによるセキュリティ対策やバックアップセンター機能の構築、サーバールームへの非常用発電機の配置などシステムダウンへの対策を講じております。しかし、情報の外部漏洩やデータ喪失、個人情報の紛失などの事態が生じた場合、当社グループに社会的信用の低下を招くだけでなく、損害賠償請求を受ける可能性があります。また、自然災害のほか、コンピュータウイルスやハッカー行為等により、長期間にわたるシステムダウンを余儀なくされた場合には、これらの事象は当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローに影響を及ぼす可能性があります。
⑧ 設備投資に係るリスク
当社グループの物流事業運営上、物流センターは重要な設備であり、継続的に事業を拡大していくためには、取引先数及び商品取扱量の増加に合わせた物流センターの新設・拡張などの設備投資が必要となります。しかしながら、大規模な設備投資を行った場合、本格的な稼動に至るまでに一定の期間を要することにより、費用が先行的に発生する可能性があります。
当社グループでは、大型設備の投資を行う際には、検証機関として投資委員会を設置し、十分な審議・検討を行うと同時に、定期的に取締役会が審議状況の報告を受けることで状況の把握に努めています。
現在、当社グループでは、本社所在地である埼玉県吉川市の東埼玉テクノポリスの拡張をはじめ、北葛飾郡松伏町の新規物流センター等、物流センター建設用地(農地含む)を先行取得しております。しかしながら、許認可取得や用地買収交渉の遅延等により設備投資が計画どおりに進まない場合や受注機会の喪失等により計画が予定どおり実現できない場合には、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローに影響を及ぼす可能性があります。
⑨ 資金調達のリスク
当社グループは、物流センターの増設などの設備投資を継続しており、主に金融機関からの借入金を充当しており、2025年3月31日現在の有利子負債は43,854百万円となっております。現時点では金融機関との関係が良好であることから必要な資金の新規調達に懸念はございませんが、将来、経営成績の急激な悪化や社会環境及び金融情勢の大きな変動等、何らかの理由により金融機関との関係が悪化するなどして資金調達に支障が生じた場合には、これらの事象は当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローに影響を及ぼす可能性があります。このため当社グループでは、資金調達方法の多様化を図ることで当該リスクの低減に努めております。
⑩ 環境に関する規制のリスク
当社グループは、大気汚染、水質汚濁、土壌・地下水汚染、有害物質の取扱い・除去、廃棄物処理などを規制する様々な環境関連法令の適用を受けています。このため当社グループでは多数の事業用車両を保有していることから、運転職に従事する従業員についてはエコドライブの研修を受講することで日常より燃費向上は当然のこと、CO2排出量削減に留意した運転を心がけるよう、運行管理者を中心として指導を行っております。また、廃棄物処理においては、当社グループが行っております産業廃棄物収集運搬業を通じたネットワークにより信頼できる処理業者へ委託を行うこととしており、当社グループは各種法令に細心の注意を払い事業活動を行っていますが、今後において、法改正等による環境に関する規制の強化や費用負担の増加又は、過去・現在及び将来の事業活動における賠償責任等が発生した場合には、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローに影響を及ぼす可能性があります。
⑪ 人材の確保及び育成リスク
当社グループは、今後更なる業容拡大に対応するため、新卒・中途採用ともに積極的な採用で、継続した人材の確保及びその育成が急務となっております。特に新卒採用においては、インターンシップの実施やオールリクルート体制による積極的な採用活動を行うことにより、優秀な人材の確保に努めるとともに、定期的な面談や人事異動の実施、教育研修制度の充実を図ることで、やりがいのある職場環境づくりを進め、将来の管理者の育成に注力しております。しかしながら、今後人材獲得競争の激化に伴う求人の増加等により、計画どおりの人材の確保が困難となった場合や、在職する人材の社外流出が生じた場合には、当社グループの業績及び経営体制に影響を及ぼす可能性があります。
⑫ 経営陣の確保及び育成リスク
当社グループ役員は、各担当業務分野において、重要な役割を果たしております。これら役員が業務執行できなくなった場合、並びに今後において重要な役割を担う人材を確保できなくなった場合には、当社グループの業績及び経営体制に影響を及ぼす可能性があります。このため当社グループでは、次世代の経営者育成に向けた「社長育成プログラム」による後継者育成プランを実行すると同時に、幹部候補者より子会社の非常勤役員を選出し、経験を積ませるなどの方策を実施することで、日頃より後継者の育成に努めております。
⑬ 感染症の感染拡大によるリスク
当社グループは、感染症拡大防止のため、検温実施、マスクの着用、手指の消毒にはじまり、WEB会議等の活用による会議・研修等における参加人数の制限並びに出張の自粛や多人数での会食禁止、一部時差出勤・在宅勤務の導入等の各種対策の実施により、感染拡大に留意した事業活動の徹底に取り組んでまいりました。現在、新型コロナウイルスは5類感染症へ移行されており、社会生活への影響は少なくなりつつあるものの、今後新たな感染症の発生などにより、当社物流センター及び本社施設にて集団感染が確認された場合、顧客企業の物流や本社機能が停止し、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローに影響を及ぼす可能性があります。
当社グループは、当社(純粋持株会社)及び連結子会社20社並びに非連結子会社4社(内1社は休眠会社)の計25社で構成されており、サードパーティ・ロジスティクス(3PL)及び輸配送サービスなどの物流事業を主な内容として事業展開を図っております。
当社グループの事業は、以下のとおりであります。
また、事業区分は「(5)連結財務諸表に関する注記事項(セグメント情報等)」に掲げるセグメント情報の区分と同一であります。
なお、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。
(1)物流事業
① サードパーティ・ロジスティクス(3PL)
顧客に対するロジスティクスコンサルティングを行うことにより、その物流ニーズ・ウォンツを把握し、物流戦略の企画立案や物流システムの構築を行い、それを包括的に受託するサードパーティ・ロジスティクス(3PL)を主力として事業展開を図っております。
具体的には、顧客の販売拠点や輸配送ルート等から物流センター候補地を選定し、センター設計に加えセンター内における一連の作業管理手法(商品の調達・入荷から保管、流通加工、ピッキング、梱包、仕分け、出荷検品)や輸配送のダイヤグラムの設定、リバースロジスティクス(返品物流)などを提案しております。
その中でも、EC・常温物流、食品物流、医薬・医療物流を3PLの主軸のカテゴリとして、顧客への物流改革提案を継続的に行い、事業の拡大に取り組んでおります。
② 輸配送サービス
一般貨物運送、軽貨物運送(当日お届けサービス、ネットスーパー等)、特別積合せ貨物運送、鉄道利用運送、産業廃棄物の収集運搬など、用途に合わせた輸配送サービスを提供しております。
(2)その他
① 文書保管
各種申込書や契約書など重要書類の原本保管や輸配送など徹底した原本管理、Webアプリケーションを利用したリアルタイムな書類検索や電子データ閲覧、IT技術を活用したドキュメントの電子データ化など、ドキュメントの発生から廃棄までを総合的にサポートし、最適なドキュメント総合管理サービスを提供するものであります。
② 不動産賃貸
首都圏を中心として、ビル、駐車場等の賃貸管理業務を行うものであります。
③ 情報システム
IT技術者の派遣や各種情報システムの開発、ウェブサイト制作といったシステムコンサルティングサービスを提供するものであります。
当社グループの事業系統図は次のとおりであります。
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(注)1.事業セグメントに記載の会社は、当社の連結子会社であります。
2.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであります。
(1)会社の経営の基本方針
当社グループは、「お客様第一義を基本に、サードパーティ・ロジスティクス(3PL)業界のNo.1企業を目指し、同志の幸福と豊かな社会づくりに貢献する。」という経営理念のもと、主として物流センター業務をコアとする3PL業務を行っており、その中でも小売業を中心としたEC物流、低温食品物流、医薬・医療物流に加えて、BCP物流に特化して事業展開を図っております。また、人材育成、最先端の知識や技術の修得、独創的なロジスティクスデザインの構築(物流の最適化)とDXの研究開発にも取り組むことにより、お客様の経営を全面的にサポートできるロジスティクスのプロ集団として、「地域社会の発展」「豊かな社会づくり」に貢献してまいります。
(2)目標とする経営指標
当社グループは、経営の基盤となる財務力・収益力の継続的な改善と、利益向上に見合った利益還元を行うための指標として、以下の指標を安定的に維持していくことを目標としています。
① 自己資本比率:45%以上
② 売上高経常利益率:8%以上
③ ROE:15%以上
(3)中長期的な会社の経営戦略
当社グループが持続的な成長を実現するためには、当社のコアとなるEC物流、低温食品物流、医薬・医療物流の各事業ドメインにおける業容拡大と、深刻化する人材及び稼働車両不足の状況下における事業拡大に資する人材の確保・育成、DX化の推進と適用による省人化・省力化、生産性向上に努めております。また、更なる事業拡大のため、経営資源を適正に配分し、成長事業への集中投資と低収益事業の再生・再編による経営の効率化を図るとともに、ESG経営にも積極的に取り組み、経済価値の最大化と同時に社会的価値の創出を目指してまいります。中期重点施策は、以下のとおりです。
① 成長市場の物流需要増大に適合したコア事業の拡大と開拓
≪EC物流事業≫
既存・新規顧客に係る高品質・高効率なサプライチェーン(センター運営・幹線輸送・ラストワンマイル)一貫物流プロセスを構築し、更なる事業の拡大を図っております。
≪低温食品物流事業≫
スーパーマーケット向けの物流ノウハウを集約したサービスメニュー「AZ-COM7PL」(アズコム セブン・パフォーマンス・ロジスティクス/7つの経営支援機能を付加した3PL)を発展させた調達ネットワークの構築、多様な輸送モードに対応した産直プラットフォームの構築、HACCP(食品の衛生管理手法)に適合した物流品質の向上に努めております。
≪医薬・医療物流事業≫
顧客企業の経営戦略に合致した全国の物流ネットワークの最適化と最先端技術を駆使した物流センターの再構築に取り組んでおります。
② 事業規模の拡大に連動した要員確保の多様化と最適配置・人材育成
将来の事業拡大に必要な人材の確保と優秀な人材の育成を充たすために、新卒採用の強化に加え、即戦力となる中途採用等を含む採用チャネルの多角化に取り組みます。また、事業拡大に必要なスキルと要員数に基づいた戦略的人材育成と、人的資本の最大化を目指したタレントマネジメントによる適正配置・離職防止に取り組みます。
③ DX推進による持続可能な物流モデルの構築
労働力不足、輸送費の上昇という社会課題に対し、DX推進による持続可能な物流モデルの構築に向け、「データドリブン経営」へシフトします。ITツールを活用しながら収集・蓄積されたデータを分析し、適切かつ迅速な意思決定が可能なデータドリブン事業情報基盤づくりに取り組んでまいります。
④ 成長性と資本効率を両立する事業への経営資源の集中と事業の再生・再編
経営資源を最適に再投資するため、事業の成長性と投資効率を測定し、コア事業に集中的に経営資源を配分することで、事業成長の加速を図ります。また、ROICツリー展開により各事業の改善ドライバーを特定することで、低収益事業の再生と不採算事業の再編を図ります。
⑤ 事業活動を通じた社会との共有価値の創造とコーポレートガバナンス改革
東証プライム市場上場企業としての責務を果たすべく、物流企業としてGHG(温室効果ガス)排出量削減は勿論、事業活動を通じた環境・社会的価値の向上に努めるとともに、当社が推進する「AZ-COMネットワーク」によるパートナー企業間の相互扶助に基づく連携や「AZ-COM BCPネットワーク」による発災時における安全・安心・安定した物流の提供、強靭な物流網の構築等に努め、社会の公器たる姿勢を示してまいります。
また、当社の永続的発展を実現するために、次世代を見据えたコーポレートガバナンス改革に取り組んでまいります。
(4)会社の対処すべき課題
当社グループを取り巻く経営環境は、長期化するロシアのウクライナ侵攻、米中対立、並びに中東情勢等の地政学リスクに加え、米国新政権による政策動向の影響など、先行き不透明感を強めております。国内においても、物価上昇による個人消費の伸び悩みや各種コストの高止まり等、依然として厳しい状況が続いております。
このような状況のもと、当社グループは持続的な成長を可能にするため、経営資源の全体最適化を図り、顧客のあらゆるご要望にお応えできるよう、業務改革や社員一人ひとりの意識・行動変革に取り組んでまいります。また、労働環境の変化への対応や人材及び稼働車両不足などの問題解決に努め、業容拡大に対処できる体制の構築を図ってまいります。主な施策としましては、以下のとおりとなります。
① 純粋持株会社体制によるグループ経営の推進
「グループ経営戦略推進機能の強化」、「責任と権限の明確化と意思決定の迅速化」、「グループガバナンスの強化」を推進し、当社グループ全体の企業価値極大化を実現してまいります。
② 営業体制の強化
新規顧客を獲得するため、営業ターゲットを絞り込み、引き続き顧客に密着した集中営業活動を展開し、いち早く顧客のニーズを収集し、変わり続ける社会環境や顧客ニーズに応える物流改善提案を行うことで、新規顧客の開拓及び既存顧客の業務シェア拡大に努めてまいります。
③ 業務体制の強化
日々変動する顧客の物量動向を注視し、人員配置や効率的な配車などきめ細かな経費コントロールと業務効率の改善を目的とした「日次決算マネジメント」を全社で完全実施することで、あらゆる環境変化に即座に対応ができる安定した収益基盤の構築に努めてまいります。
また、顕在化している人材及び稼働車両不足等の諸問題を解決すべく、「AZ-COMネットワーク」の会員規模拡大に努め、パートナー企業との連携強化による安定した輸配送体制の構築と人材の確保に引き続き取り組んでまいります。
④ M&Aによる事業拡大
当社グループは、顧客ニーズの充足とともに更なる事業の拡大を図るため、経営戦略としてM&Aを推進しております。実行する場合には、投資効果の算定や、シナジーの検証、当社グループの企業文化に融合できるか等、総合的に勘案した上で実行してまいります。また、シナジーの創出やガバナンス強化を実現するために適切なPMI(経営統合プロセス)を実施してまいります。
⑤ 採用活動の強化
あらゆる環境が変化する中、今後の事業拡大のためには、多様な人材の確保が必要不可欠となります。このため、福利厚生の充実化や採用体制の整備・強化を図り、経営トップから新入社員まで採用活動に携わる「全社オールリクルート体制」を推進し、優秀な新規学卒者の採用と即戦力となる経験者採用により人材の確保に取り組んでまいります。
⑥ 管理体制の強化
社会から信用・信頼される企業づくりのため、法令遵守はもとより、内部管理体制やリスク管理体制の強化に努め、企業倫理に則った行動の徹底に努めることで、健全な企業経営を推進してまいります。
⑦ 安全対策の強化
物流会社としての社会的責任を果たすため、事故ゼロを目標として掲げ、安全担当部署による定期的な巡回指導や最先端のデジタル・タコグラフ、ドライブレコーダーの情報を活用した運転者の安全運転教育を実施し、事故撲滅への更なる安全強化対策に取り組んでまいります。また、エコドライブの推進や車両・施設における環境負荷軽減など、環境保全に対しても積極的に取り組んでまいります。
⑧ より実効性の高いガバナンス体制構築
より実効性の高いガバナンス体制構築に向け、取締役会の諮問機関として、指名・報酬委員会を設置しております。指名・報酬委員会は独立性・客観性を担保するため、委員の過半数を独立社外取締役としており、取締役候補者の選任プロセス及び取締役の報酬決定プロセスに係る諮問・答申を行うとともに、取締役会の機能の向上を目的とした取締役会実効性評価を実施することで、ダイバーシティを意識した経営の透明性・客観性の確保とコーポレート・ガバナンスの一層の強化に取り組んでまいります。
⑨ DX(デジタル・トランスフォーメーション)の推進
激変する経営環境に対応し、競合他社との厳しい競争に勝ち抜いていくためにDX(デジタル・トランスフォーメーション)を推進し、集中オペレーションによる業務の自動化やAI配車・物量予測の研究・導入等、先端技術による業務の効率化と物流品質の向上を実現すべく、社会インフラとしての物流事業の変革を更に加速してまいります。
⑩ サステナビリティの推進
サステナビリティ経営の実現により事業活動を通じて社会的責任を果たすため、中長期的な企業価値向上と持続的な成長を実現すべくマテリアリティ(重要課題)を特定し、CSV(Creating Shared Value:社会との共有価値の創造)の実現に取り組んでまいります。
⑪ 資本コストや株価を意識した経営の実現
資本コストを的確に把握したうえで、収益計画や資本政策の基本的な方針を示すとともに、収益力・資本効率等に関する目標を設定し、その実現のために事業ポートフォリオの見直し等の取り組みを推進することで、経営資源の適切な配分と資本コストの適正化を図り、企業価値向上の実現を目指しております。
(5)その他、会社の経営上重要な事項
該当事項はありません。
当社グループは、外国人投資家の割合が僅少であることから、当面は日本基準を採用することとしております。しかしながら今後の事業展開、外国人投資家比率の推移及び投資家のニーズ等の状況の変化に応じて、IFRS(国際財務報告基準)採用の検討をしてまいります。
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
前連結会計年度 (2024年3月31日) |
当連結会計年度 (2025年3月31日) |
|
資産の部 |
|
|
|
流動資産 |
|
|
|
現金及び預金 |
41,156 |
41,395 |
|
受取手形及び売掛金 |
22,242 |
22,952 |
|
貯蔵品 |
89 |
90 |
|
有価証券 |
5,000 |
- |
|
前払費用 |
1,342 |
1,883 |
|
未収還付法人税等 |
629 |
14 |
|
その他 |
2,040 |
240 |
|
貸倒引当金 |
△2 |
△2 |
|
流動資産合計 |
72,498 |
66,573 |
|
固定資産 |
|
|
|
有形固定資産 |
|
|
|
建物及び構築物 |
22,972 |
25,576 |
|
減価償却累計額 |
△12,378 |
△13,261 |
|
建物及び構築物(純額) |
10,593 |
12,314 |
|
機械装置及び運搬具 |
4,972 |
6,775 |
|
減価償却累計額 |
△2,799 |
△2,978 |
|
機械装置及び運搬具(純額) |
2,173 |
3,797 |
|
工具、器具及び備品 |
2,937 |
4,347 |
|
減価償却累計額 |
△1,621 |
△2,031 |
|
工具、器具及び備品(純額) |
1,315 |
2,315 |
|
土地 |
15,020 |
15,020 |
|
リース資産 |
1,851 |
2,422 |
|
減価償却累計額 |
△850 |
△1,111 |
|
リース資産(純額) |
1,001 |
1,311 |
|
建設仮勘定 |
3,812 |
7,389 |
|
その他 |
44 |
44 |
|
有形固定資産合計 |
33,960 |
42,193 |
|
無形固定資産 |
|
|
|
のれん |
3,399 |
4,205 |
|
ソフトウエア |
541 |
883 |
|
顧客関連資産 |
5,917 |
5,461 |
|
その他 |
383 |
379 |
|
無形固定資産合計 |
10,241 |
10,929 |
|
投資その他の資産 |
|
|
|
投資有価証券 |
11,318 |
10,935 |
|
長期貸付金 |
169 |
149 |
|
繰延税金資産 |
874 |
1,011 |
|
退職給付に係る資産 |
691 |
658 |
|
敷金及び保証金 |
4,181 |
5,340 |
|
その他 |
673 |
712 |
|
貸倒引当金 |
△14 |
△62 |
|
投資その他の資産合計 |
17,893 |
18,744 |
|
固定資産合計 |
62,096 |
71,866 |
|
資産合計 |
134,594 |
138,440 |
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
前連結会計年度 (2024年3月31日) |
当連結会計年度 (2025年3月31日) |
|
負債の部 |
|
|
|
流動負債 |
|
|
|
支払手形及び買掛金 |
12,669 |
12,977 |
|
短期借入金 |
15 |
11 |
|
1年内償還予定の転換社債 |
- |
20,146 |
|
1年内返済予定の長期借入金 |
5,069 |
4,984 |
|
リース債務 |
280 |
349 |
|
未払法人税等 |
3,635 |
2,034 |
|
賞与引当金 |
897 |
1,069 |
|
未払金 |
7,832 |
6,592 |
|
未払費用 |
1,456 |
1,880 |
|
その他 |
758 |
635 |
|
流動負債合計 |
32,615 |
50,682 |
|
固定負債 |
|
|
|
社債 |
35 |
15 |
|
転換社債 |
20,366 |
- |
|
長期借入金 |
15,237 |
17,315 |
|
リース債務 |
771 |
1,011 |
|
繰延税金負債 |
4,000 |
4,000 |
|
退職給付に係る負債 |
1,156 |
1,477 |
|
資産除去債務 |
844 |
1,497 |
|
役員株式給付引当金 |
49 |
47 |
|
従業員株式給付引当金 |
67 |
169 |
|
役員退職慰労引当金 |
62 |
70 |
|
その他 |
1,844 |
1,713 |
|
固定負債合計 |
44,436 |
27,317 |
|
負債合計 |
77,052 |
78,000 |
|
純資産の部 |
|
|
|
株主資本 |
|
|
|
資本金 |
9,117 |
9,117 |
|
資本剰余金 |
8,800 |
8,801 |
|
利益剰余金 |
39,525 |
42,617 |
|
自己株式 |
△5,755 |
△5,987 |
|
株主資本合計 |
51,688 |
54,548 |
|
その他の包括利益累計額 |
|
|
|
その他有価証券評価差額金 |
3,587 |
3,608 |
|
退職給付に係る調整累計額 |
△158 |
△381 |
|
その他の包括利益累計額合計 |
3,428 |
3,227 |
|
非支配株主持分 |
2,425 |
2,663 |
|
純資産合計 |
57,542 |
60,440 |
|
負債純資産合計 |
134,594 |
138,440 |
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
前連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) |
|
売上高 |
198,554 |
208,370 |
|
売上原価 |
175,259 |
186,957 |
|
売上総利益 |
23,295 |
21,413 |
|
販売費及び一般管理費 |
|
|
|
役員報酬 |
736 |
750 |
|
給料手当 |
2,394 |
2,472 |
|
外部委託費 |
647 |
1,370 |
|
退職給付費用 |
33 |
33 |
|
貸倒引当金繰入額 |
3 |
18 |
|
賞与引当金繰入額 |
113 |
142 |
|
役員株式給付引当金繰入額 |
10 |
△0 |
|
従業員株式給付引当金繰入額 |
15 |
108 |
|
その他 |
5,496 |
5,547 |
|
販売費及び一般管理費合計 |
9,449 |
10,443 |
|
営業利益 |
13,845 |
10,969 |
|
営業外収益 |
|
|
|
受取利息 |
222 |
233 |
|
受取配当金 |
197 |
237 |
|
固定資産売却益 |
67 |
47 |
|
受取和解金 |
100 |
- |
|
補助金収入 |
106 |
167 |
|
その他 |
296 |
190 |
|
営業外収益合計 |
992 |
875 |
|
営業外費用 |
|
|
|
支払利息 |
71 |
137 |
|
シンジケートローン手数料 |
209 |
10 |
|
その他 |
58 |
50 |
|
営業外費用合計 |
339 |
199 |
|
経常利益 |
14,498 |
11,645 |
|
特別利益 |
|
|
|
固定資産売却益 |
58 |
- |
|
投資有価証券売却益 |
- |
314 |
|
特別利益合計 |
58 |
314 |
|
特別損失 |
|
|
|
固定資産売却損 |
6 |
- |
|
出資金評価損 |
- |
15 |
|
特別損失合計 |
6 |
15 |
|
税金等調整前当期純利益 |
14,549 |
11,944 |
|
法人税、住民税及び事業税 |
5,052 |
4,408 |
|
法人税等調整額 |
22 |
△98 |
|
法人税等合計 |
5,074 |
4,310 |
|
当期純利益 |
9,474 |
7,634 |
|
非支配株主に帰属する当期純利益 |
355 |
350 |
|
親会社株主に帰属する当期純利益 |
9,119 |
7,284 |
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
前連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) |
|
当期純利益 |
9,474 |
7,634 |
|
その他の包括利益 |
|
|
|
その他有価証券評価差額金 |
505 |
22 |
|
退職給付に係る調整額 |
50 |
△222 |
|
その他の包括利益合計 |
555 |
△200 |
|
包括利益 |
10,030 |
7,434 |
|
(内訳) |
|
|
|
親会社株主に係る包括利益 |
9,674 |
7,083 |
|
非支配株主に係る包括利益 |
356 |
351 |
前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
|
|
|
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
株主資本 |
||||
|
|
資本金 |
資本剰余金 |
利益剰余金 |
自己株式 |
株主資本合計 |
|
当期首残高 |
2,670 |
2,348 |
33,781 |
△5,757 |
33,044 |
|
当期変動額 |
|
|
|
|
|
|
新株の発行 |
6,447 |
6,447 |
|
|
12,894 |
|
連結子会社株式の取得による持分の増減 |
|
5 |
|
|
5 |
|
剰余金の配当 |
|
|
△3,375 |
|
△3,375 |
|
親会社株主に帰属する当期純利益 |
|
|
9,119 |
|
9,119 |
|
自己株式の取得 |
|
|
|
△0 |
△0 |
|
自己株式の処分 |
|
|
|
2 |
2 |
|
連結子会社の自己株式取得による持分の増減 |
|
△0 |
|
|
△0 |
|
株主資本以外の項目の当期変動額(純額) |
|
|
|
|
|
|
当期変動額合計 |
6,447 |
6,452 |
5,743 |
1 |
18,644 |
|
当期末残高 |
9,117 |
8,800 |
39,525 |
△5,755 |
51,688 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
その他の包括利益累計額 |
非支配株主持分 |
純資産合計 |
||
|
|
その他有価証券評価差額金 |
退職給付に係る調整累計額 |
その他の包括利益累計額 合計 |
||
|
当期首残高 |
3,082 |
△208 |
2,873 |
2,244 |
38,162 |
|
当期変動額 |
|
|
|
|
|
|
新株の発行 |
|
|
|
|
12,894 |
|
連結子会社株式の取得による持分の増減 |
|
|
|
|
5 |
|
剰余金の配当 |
|
|
|
|
△3,375 |
|
親会社株主に帰属する当期純利益 |
|
|
|
|
9,119 |
|
自己株式の取得 |
|
|
|
|
△0 |
|
自己株式の処分 |
|
|
|
|
2 |
|
連結子会社の自己株式取得による持分の増減 |
|
|
|
|
△0 |
|
株主資本以外の項目の当期変動額(純額) |
504 |
50 |
554 |
180 |
735 |
|
当期変動額合計 |
504 |
50 |
554 |
180 |
19,380 |
|
当期末残高 |
3,587 |
△158 |
3,428 |
2,425 |
57,542 |
当連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)
|
|
|
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
株主資本 |
||||
|
|
資本金 |
資本剰余金 |
利益剰余金 |
自己株式 |
株主資本合計 |
|
当期首残高 |
9,117 |
8,800 |
39,525 |
△5,755 |
51,688 |
|
当期変動額 |
|
|
|
|
|
|
剰余金の配当 |
|
|
△4,192 |
|
△4,192 |
|
親会社株主に帰属する当期純利益 |
|
|
7,284 |
|
7,284 |
|
自己株式の取得 |
|
|
|
△240 |
△240 |
|
自己株式の処分 |
|
|
|
8 |
8 |
|
連結子会社の自己株式処分による持分の増減 |
|
0 |
|
|
0 |
|
株主資本以外の項目の当期変動額(純額) |
|
|
|
|
|
|
当期変動額合計 |
- |
0 |
3,091 |
△231 |
2,860 |
|
当期末残高 |
9,117 |
8,801 |
42,617 |
△5,987 |
54,548 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
その他の包括利益累計額 |
非支配株主持分 |
純資産合計 |
||
|
|
その他有価証券評価差額金 |
退職給付に係る調整累計額 |
その他の包括利益累計額 合計 |
||
|
当期首残高 |
3,587 |
△158 |
3,428 |
2,425 |
57,542 |
|
当期変動額 |
|
|
|
|
|
|
剰余金の配当 |
|
|
|
|
△4,192 |
|
親会社株主に帰属する当期純利益 |
|
|
|
|
7,284 |
|
自己株式の取得 |
|
|
|
|
△240 |
|
自己株式の処分 |
|
|
|
|
8 |
|
連結子会社の自己株式処分による持分の増減 |
|
|
|
|
0 |
|
株主資本以外の項目の当期変動額(純額) |
21 |
△222 |
△200 |
238 |
37 |
|
当期変動額合計 |
21 |
△222 |
△200 |
238 |
2,897 |
|
当期末残高 |
3,608 |
△381 |
3,227 |
2,663 |
60,440 |
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
前連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) |
|
営業活動によるキャッシュ・フロー |
|
|
|
税金等調整前当期純利益 |
14,549 |
11,944 |
|
減価償却費 |
2,550 |
2,923 |
|
のれん償却額 |
390 |
450 |
|
貸倒引当金の増減額(△は減少) |
△29 |
29 |
|
賞与引当金の増減額(△は減少) |
△25 |
172 |
|
その他引当金の増減額(△は減少) |
31 |
115 |
|
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) |
156 |
75 |
|
受取利息及び受取配当金 |
△420 |
△470 |
|
支払利息 |
71 |
137 |
|
有形固定資産除売却損益(△は益) |
△94 |
△25 |
|
投資有価証券売却損益(△は益) |
- |
△314 |
|
出資金評価損 |
- |
15 |
|
売上債権の増減額(△は増加) |
△2,716 |
△337 |
|
仕入債務の増減額(△は減少) |
390 |
15 |
|
未払金の増減額(△は減少) |
888 |
△765 |
|
未払消費税等の増減額(△は減少) |
△166 |
△116 |
|
その他 |
△72 |
350 |
|
小計 |
15,504 |
14,201 |
|
利息及び配当金の受取額 |
198 |
249 |
|
利息の支払額 |
△70 |
△131 |
|
法人税等の支払額 |
△4,835 |
△5,421 |
|
営業活動によるキャッシュ・フロー |
10,798 |
8,897 |
|
投資活動によるキャッシュ・フロー |
|
|
|
有形固定資産の取得による支出 |
△5,043 |
△8,712 |
|
有形固定資産の売却による収入 |
306 |
101 |
|
無形固定資産の取得による支出 |
△338 |
△448 |
|
投資有価証券の取得による支出 |
△204 |
△34 |
|
投資有価証券の売却による収入 |
71 |
835 |
|
貸付けによる支出 |
△9 |
△8 |
|
貸付金の回収による収入 |
57 |
34 |
|
敷金及び保証金の差入による支出 |
△1,181 |
△1,756 |
|
敷金及び保証金の回収による収入 |
198 |
597 |
|
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出 |
- |
△1,249 |
|
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による収入 |
9 |
- |
|
その他 |
269 |
34 |
|
投資活動によるキャッシュ・フロー |
△5,864 |
△10,606 |
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
前連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) |
|
財務活動によるキャッシュ・フロー |
|
|
|
短期借入れによる収入 |
- |
448 |
|
短期借入金の返済による支出 |
△300 |
△451 |
|
リース債務の返済による支出 |
△297 |
△356 |
|
長期借入れによる収入 |
5,100 |
7,600 |
|
長期借入金の返済による支出 |
△5,247 |
△5,708 |
|
配当金の支払額 |
△3,375 |
△4,192 |
|
非支配株主への配当金の支払額 |
△155 |
△113 |
|
自己株式の取得による支出 |
- |
△240 |
|
株式の発行による収入 |
12,894 |
- |
|
その他 |
△35 |
△21 |
|
財務活動によるキャッシュ・フロー |
8,581 |
△3,035 |
|
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) |
13,515 |
△4,744 |
|
現金及び現金同等物の期首残高 |
32,365 |
45,880 |
|
現金及び現金同等物の期末残高 |
45,880 |
41,136 |
該当事項はありません。
1 連結の範囲に関する事項
(1)連結子会社の数 20社
主要な連結子会社の名称
㈱丸和運輸機関
㈱北海道丸和ロジスティクス
㈱東北丸和ロジスティクス
㈱東海丸和ロジスティクス
㈱関西丸和ロジスティクス
㈱中四国丸和ロジスティクス
㈱九州丸和ロジスティクス
㈱丸和通運
㈱ジャパンクイックサービス
㈱NS丸和ロジスティクス
日本物流開発㈱
ファイズホールディングス㈱
㈱M・Kロジ
㈱ルーフィ
㈱アズコムデータセキュリティ
連結の範囲の変更
当連結会計年度より、㈱ルーフィの株式を取得したことにより、同社を連結の範囲に含めております。
(2)主要な非連結子会社名
㈱日本ロジスティクス研究所
㈱ジャパンタローズ
㈱アズコムビジネスサポート
㈱農夢
連結の範囲から除いた理由
非連結子会社4社は、いずれも小規模会社であり、合計の総資産、売上高、当期純損益(持分に見合う額)及び利益剰余金(持分に見合う額)等は、いずれも連結財務諸表に重要な影響を及ぼしていないためであります。
2 持分法の適用に関する事項
持分法を適用しない非連結子会社の名称
㈱日本ロジスティクス研究所
㈱ジャパンタローズ
㈱アズコムビジネスサポート
㈱農夢
持分法を適用しない理由
持分法非適用会社は、それぞれ当期純損益(持分に見合う額)及び利益剰余金(持分に見合う額)等に及ぼす影響が軽微であり、かつ全体としても重要性がないため、持分法の適用範囲から除外しております。
3 連結子会社の事業年度等に関する事項
連結子会社の決算日は、連結決算日と一致しております。
4 会計方針に関する事項
(1)重要な資産の評価基準及び評価方法
有価証券
その他有価証券
市場価格のない株式等以外のもの
時価法
(評価差額は、全部純資産直入法により処理し、売却原価は、移動平均法により算定)
市場価格のない株式等
移動平均法による原価法
(2)重要な減価償却資産の減価償却の方法
① 有形固定資産(リース資産を除く)
定額法によっております。ただし、1998年3月31日以前に取得した建物(建物附属設備は除く)、2016年3月31日以前に取得した建物附属設備及び構築物、一部連結子会社の車両運搬具及び工具、器具及び備品については、定率法を採用しております。
なお、主な耐用年数は次のとおりであります。
建物及び構築物 2~65年
機械装置及び運搬具 2~17年
工具、器具及び備品 2~20年
② 無形固定資産(リース資産を除く)
定額法によっております。
なお、ソフトウエア(自社利用分)については、社内における利用可能期間(5年)、顧客関連資産については、効果の及ぶ期間(5~17年)に基づく定額法を採用しております。
③ リース資産
所有権移転ファイナンス・リース取引に係るリース資産
自己所有の固定資産に適用する減価償却方法と同一の方法を採用しております。
所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産
リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法を採用しております。
(3)重要な引当金の計上基準
① 貸倒引当金
債権の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上しております。
② 賞与引当金
従業員(使用人兼務役員の使用人分を含む)に対して支給する賞与に充てるため、支給見込額に基づき当連結会計年度に見合う分を計上しております。
③ 役員株式給付引当金
取締役株式給付規程に基づく取締役への当社株式の給付に備えるため、当連結会計年度末における株式給付債務の見込額を計上しております。
④ 従業員株式給付引当金
株式給付型ESOP信託株式給付規程に基づく従業員への当社株式の給付に備えるため、当連結会計年度末における株式給付債務の見込額を計上しております。
⑤ 役員退職慰労引当金
役員の退職慰労金の支出に備えて、連結子会社の一部は役員退職慰労金規程に基づく期末要支給額を計上しております。
(4)退職給付に係る会計処理の方法
① 退職給付見込額の期間帰属方法
退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当連結会計年度末までの期間に帰属させる方法については、給付算定式基準によっております。
② 数理計算上の差異及び過去勤務費用の費用処理方法
過去勤務費用については、発生年度に全額を費用処理しております。
数理計算上の差異については、平均残存勤務期間による定額法により按分した額を発生の翌期より費用処理しております。
③ 小規模企業等における簡便法の採用
当社の一部の連結子会社は、退職給付に係る負債及び退職給付費用の計算に、退職給付に係る期末自己都合要支給額を退職給付債務とする方法を用いた簡便法を採用しております。
(5)重要な収益及び費用の計上基準
当社及び連結子会社の顧客との契約から生じる収益に関する主な履行義務の内容及び当該履行義務を充足する通常の時点(収益を認識する通常の時点)は以下のとおりであります。
当社及び連結子会社は、主に物流事業において、入荷・保管・出荷並びに配送を一括受託し物流サービスを提供する3PL(サードパーティ・ロジスティクス)、商品を集荷し顧客へお届けする輸配送サービスを提供しております。
これらのサービスについては、業務委託契約において顧客に約束した一連のサービスを単一の履行義務として識別しており、原則として一定期間にわたり履行義務が充足されるものと判断しておりますが、充足されるまでの期間が短期間であることから、履行義務の充足が完了したと認められる時点(3PL:出荷時点、輸配送サービス:配送完了時点)で収益を認識しております。
(6)のれんの償却方法及び償却期間
のれんの償却については、6~17年間の均等償却を行っております。
(7)連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲
手許現金、要求払預金及び取得日から3ヶ月以内に満期日の到来する流動性の高い、容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない短期的な投資であります。
【セグメント情報】
1 報告セグメントの概要
(1)報告セグメントの決定方法
当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社は、物流センター運営及び貨物輸送を中心とした「物流事業」のほか、文書保管庫の賃貸事業及び不動産賃貸事業等のサービスを提供しており、サービス別に包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。また、実際のサービスは、各営業所・子会社を通じて提供しておりますが、同一のサービスを提供する営業所・子会社の経済的特徴は概ね類似しております。
従って、当社は、各センター・子会社を集約したサービス別のセグメントから構成されており、「物流事業」を報告セグメントとしております。
(2)各報告セグメントに属する製品及びサービスの種類
「物流事業」は、主にセンター運営、一般貨物運送及び倉庫事業を行っております。
2 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と概ね同一であります。
報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。セグメント間の内部売上高及び振替高は市場実勢価格に基づいております。
3 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
|
|
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
|
報告セグメント |
その他 (注)1 |
合計 |
調整額 (注)2 |
連結財務諸表 計上額 (注)3 |
|
|
物流事業 |
||||
|
売上高 |
|
|
|
|
|
|
(1) 外部顧客への売上高 |
195,969 |
2,585 |
198,554 |
- |
198,554 |
|
(2) セグメント間の内部 売上高又は振替高 |
46 |
408 |
455 |
△455 |
- |
|
計 |
196,016 |
2,993 |
199,010 |
△455 |
198,554 |
|
セグメント利益 |
13,849 |
383 |
14,233 |
△387 |
13,845 |
|
その他の項目 |
|
|
|
|
|
|
減価償却費 |
2,156 |
156 |
2,313 |
237 |
2,550 |
|
のれん償却額 |
390 |
- |
390 |
- |
390 |
(注)1.「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、文書保管庫の賃貸事業、不動産賃貸事業及び情報システム事業等を含んでおります。
2.セグメント利益及び減価償却費の調整額は、セグメントに帰属しない持株会社に係る損益及び費用であります。
3.セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っています。
4.セグメント資産、負債の金額は経営資源の配分の決定及び業績を評価するための定期的な検討の対象となっていないため、記載しておりません。
当連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)
|
|
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
|
報告セグメント |
その他 (注)1 |
合計 |
調整額 (注)2 |
連結財務諸表 計上額 (注)3 |
|
|
物流事業 |
||||
|
売上高 |
|
|
|
|
|
|
(1) 外部顧客への売上高 |
205,598 |
2,771 |
208,370 |
- |
208,370 |
|
(2) セグメント間の内部 売上高又は振替高 |
50 |
446 |
497 |
△497 |
- |
|
計 |
205,648 |
3,218 |
208,867 |
△497 |
208,370 |
|
セグメント利益 |
11,330 |
418 |
11,749 |
△779 |
10,969 |
|
その他の項目 |
|
|
|
|
|
|
減価償却費 |
2,535 |
149 |
2,685 |
238 |
2,923 |
|
のれん償却額 |
450 |
- |
450 |
- |
450 |
(注)1.「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、文書保管庫の賃貸事業、不動産賃貸事業及び情報システム事業等を含んでおります。
2.セグメント利益及び減価償却費の調整額は、セグメントに帰属しない持株会社に係る損益及び費用であります。
3.セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っています。
4.セグメント資産、負債の金額は経営資源の配分の決定及び業績を評価するための定期的な検討の対象となっていないため、記載しておりません。
|
|
前連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) |
|
1株当たり純資産額 |
408.61円 |
429.04円 |
|
1株当たり当期純利益 |
70.88円 |
54.06円 |
|
潜在株式調整後 1株当たり当期純利益 |
65.88円 |
50.15円 |
(注)1.1株当たり当期純利益及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
|
項目 |
前連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) |
|
1株当たり当期純利益 |
|
|
|
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) |
9,119 |
7,284 |
|
普通株主に帰属しない金額(百万円) |
- |
- |
|
普通株式に係る親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) |
9,119 |
7,284 |
|
普通株式の期中平均株式数(株) |
128,656,589 |
134,743,521 |
|
|
|
|
|
潜在株式調整後1株当たり当期純利益 |
|
|
|
親会社株主に帰属する当期純利益調整額(百万円) |
△154 |
△154 |
|
(うち受取利息(税額相当額調整後))(百万円) |
(△154) |
(△154) |
|
(うち連結子会社が発行した新株予約権に係る持分変動差額)(百万円) |
(△0) |
(△0) |
|
普通株式増加数(株) |
7,407,407 |
7,407,407 |
|
(うち転換社債型新株予約権付社債)(株) |
(7,407,407) |
(7,407,407) |
|
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当たり 当期純利益の算定に含まれなかった潜在株式の概要 |
- |
- |
2.1株当たり純資産額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
|
項目 |
前連結会計年度末 (2024年3月31日) |
当連結会計年度末 (2025年3月31日) |
|
純資産の部の合計額(百万円) |
57,542 |
60,440 |
|
純資産の部の合計額から控除する金額(百万円) |
2,425 |
2,663 |
|
(うち非支配株主持分) |
(2,425) |
(2,663) |
|
普通株式に係る期末の純資産額(百万円) |
55,117 |
57,776 |
|
1株当たり純資産額の算定に用いられた期末の普通株式 の数(株) |
134,889,562 |
134,666,206 |
3.株主資本において自己株式として計上されている信託に残存する自社の株式は、1株当たり当期純利益及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定上、期中平均株式数の計算において控除する自己株式に含めております。(前連結会計年度349千株、当連結会計年度492千株)また、1株当たり純資産額の算定上、期末発行済株式総数から控除する自己株式に含めております。(前連結会計年度346千株、当連結会計年度569千株)
該当事項はありません。