添付資料の目次

 

1.経営成績等の概況 ………………………………………………………………………………………………………

P.2

(1)当期の経営成績の概況 ……………………………………………………………………………………………

P.2

(2)当期の財政状態の概況 ……………………………………………………………………………………………

P.3

(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ………………………………………………………………………………

P.4

(4)今後の見通し ………………………………………………………………………………………………………

P.4

2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 ……………………………………………………………………………

P.4

3.連結財務諸表および主な注記 …………………………………………………………………………………………

P.5

(1)連結財政状態計算書 ………………………………………………………………………………………………

P.5

(2)連結損益計算書および連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………

P.6

(3)連結持分変動計算書 ………………………………………………………………………………………………

P.7

(4)連結キャッシュ・フロー計算書 …………………………………………………………………………………

P.8

(5)連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………………………

P.9

(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………

P.9

(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………

P.9

(1株当たり情報) ………………………………………………………………………………………………

P.11

(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………………………

P.11

 

 

2024年度決算(連結)の概要 ……………………………………………………………………………………………

P.12

 

1.経営成績等の概況

(1)当期の経営成績の概況

① 当期(2024年4月1日~2025年3月31日)の状況

  (単位:億円)

 

 

2024年3月期

2025年3月期

前年度比

売上高

4,865

7,797

60.3%

営業利益

816

2,282

2.8倍

税引前利益

782

2,248

2.9倍

当期利益

623

1,612

2.6倍

 当連結会計年度における世界経済は、地政学リスクに伴う不確実性が継続したものの、欧米諸国を中心とした金融政策の緩和にも支えられ、全体として底堅く推移しました。

 このような世界経済情勢のもと、半導体市場は、前年度の調整局面から一転して回復傾向となりました。自動車や産業機器関連などの半導体は依然として軟調に推移したものの、データセンタ向けのHPCデバイスや高性能DRAMなど、AIの普及に関連する半導体需要が市場の伸びを牽引しました。

 当社グループの半導体試験装置ビジネスにおいては、AI関連の高性能半導体向け需要が大幅に拡大しました。当社グループは、顧客の要求納期に最大限応えるべく、タイムリーな部材調達および製品供給能力の確保に努め、コア部品に対する既存サプライヤーとの長期契約やサプライチェーン複線化などの施策を通じた取り組みが奏功しました。

 この結果、当連結会計年度における売上高は7,797億円(前年度比60.3%増)、営業利益は2,282億円(同2.8倍)、税引前利益は2,248億円(同2.9倍)、当期利益は1,612億円(同2.6倍)となりました。高収益製品の販売比率上昇、円安による増収・増益効果などにより、いずれも連結会計年度における過去最高額を更新しました。なお、第4四半期にのれんおよび無形資産の一部減損損失(約214億円)を計上しております。当連結会計年度の平均為替レートは米ドルが153円(前年度143円)、ユーロが164円(同155円)、海外売上比率は98.0%(同95.9%)でした。

 

 セグメントの業績は次のとおりです。

 

<半導体・部品テストシステム事業部門>

   (単位:億円)

 

 

2024年3月期

2025年3月期

前年度比

売上高

3,315

5,981

80.4%

セグメント利益(△損失)

919

2,440

2.7倍

 

 当部門では、自動車や産業機器関連などの成熟半導体向け試験装置需要は軟調である一方で、半導体の複雑性の増加、HPCデバイスなどの性能向上を背景に、高性能SoC半導体用試験装置の売上が大幅に増加しました。メモリ半導体用試験装置については、HBMをはじめとする高性能DRAMに向けた旺盛な試験装置需要を背景に売上が大幅に伸長しました。当社グループの部材調達および製品供給能力の強化もこれらの売上増加を支えました。

 以上により、当部門の売上高は5,981億円(前年度比80.4%増)、セグメント利益は2,440億円(同2.7倍)となりました。

 

 

 <メカトロニクス関連事業部門>

   (単位:億円)

 

 

2024年3月期

2025年3月期

前年度比

売上高

527

732

38.9%

セグメント利益(△損失)

92

168

83.0%

 

 当部門では、旺盛な半導体試験装置需要を背景に、関連するデバイス・インタフェースの売上が伸長しました。

 以上により、当部門の売上高は732億円(前年度比38.9%増)、セグメント利益は168億円(同83.0%増)となりました。

 

 <サービス他部門>

   (単位:億円)

 

 

2024年3月期

2025年3月期

前年度比

売上高

1,023

1,084

6.0%

セグメント利益(△損失)

△28

△109

 

 当部門では、当社グループ製品の設置台数の増加に伴いサポート・サービスの売上が伸長しました。しかしながら、テストソケットに関連するEssai, Inc.のビジネスにおいて、大口顧客向けの売上が低調に推移していることに加え、新規顧客への拡販が想定より遅延していることを踏まえ、のれんおよび無形資産の減損損失約214億円を計上しました。これらの結果、当セグメントは前年度を上回る損失となりました。なお、前年度のセグメント損失には、取引先との係争に関する受取和解金等による利益約32億円およびのれんの一部減損損失約90億円を含んでいます。

 以上により、当部門の売上高は1,084億円(前年度比6.0%増)、セグメント損失は109億円(同81億円悪化)となりました。

 

② 個別業績の概況

 当事業年度は、世界経済が全体として底堅く推移する中で、半導体市場については、データセンタ向けのHPCデバイスや高性能DRAMなど、AIの普及に関連する半導体需要が市場の伸びを牽引しました。当社の事業においては、大幅に拡大したAI関連の高性能半導体向け需要に最大限応えるため、コア部品に対する既存サプライヤーとの長期契約やサプライチェーン複線化などの施策を通じて、タイムリーな部材調達および製品供給能力の確保に努めた取り組みが奏功しました。この結果、売上高は6,731億円(前年度比70.5%増)、高収益製品の販売比率上昇、円安による増収・増益効果などにより営業利益は2,174億円(同3.9倍)、経常利益は2,270億円(同3.9倍)、当期純利益は1,669億円(同3.4倍)となりました。

 

(2)当期の財政状態の概況

 当連結会計年度末の資産合計は、のれんおよび無形資産が201億円減少したものの、現金および現金同等物が1,558億円、営業債権およびその他の債権が242億円、繰延税金資産が145億円、その他の金融資産が100億円それぞれ増加したことなどにより、前年度末比1,830億円増加の8,542億円となりました。負債合計は、未払法人所得税が628億円、営業債務およびその他の債務が302億円それぞれ増加したことなどにより、前年度末比1,076億円増加の3,477億円となりました。また、資本合計は5,065億円となり、親会社所有者帰属持分比率は前年度末比4.9ポイント減少の59.3%となりました。

 

(3)当期のキャッシュ・フローの概況

 当連結会計年度末における現金および現金同等物は、前年度末より1,558億円増加し、2,625億円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。

 営業活動によるキャッシュ・フローは、税引前利益2,248億円を計上したことに加え、営業債務およびその他の債務の増加(301億円)、営業債権およびその他の債権の増加(△281億円)に減価償却費などの非資金項目等の損益を調整した結果、2,860億円の収入(前年度は、327億円の収入)となりました。

 投資活動によるキャッシュ・フローは、422億円の支出(前年度は、279億円の支出)となりました。これは主に、資本性金融商品の取得による支出(△185億円)、有形固定資産の取得による支出(△174億円)、子会社の取得による支出(△38億円)によるものであります。

 財務活動によるキャッシュ・フローは、828億円の支出(前年度は、108億円の収入)となりました。これは主に、自己株式の取得による支出(△501億円)と配当金の支払額(△273億円)によるものであります。

 

(4)今後の見通し

 今後の当社グループを取り巻く事業環境を展望しますと、暦年2025年の半導体市場は、前年に引き続きAI関連向け半導体需要が牽引するものと見ています。半導体試験装置市場においても、自動車や産業機器向けなどのAI関連用途以外の需要回復にはなお時間を要するものの、半導体の複雑化および生産拡大を背景に、AI関連向け試験装置需要は引き続き高水準に推移するものと見込んでいます。AIに関連した半導体に参入する企業の増加も、この需要に寄与するものと考えます。
 一方で世界経済を俯瞰しますと、継続する地政学リスク、急激な為替変動リスクなど、当社グループを取り巻く事業環境は先行きの不透明感が強まっています。

 これらの見通しを踏まえ、2025年度の通期連結業績予想については売上高7,550億円、営業利益2,420億円、税引前利益2,400億円、当期利益1,790億円を予想しています。予想の前提とした為替レートは、米ドルが140円、ユーロが155円です。

 なお現時点では、関税措置による当社グループ事業および業績への直接的な影響は軽微であると認識しています。しかしながら、当社グループを取り巻く事業環境は不確実性を増しており、依然として予断を許さない状況にあると捉えております。

 当社グループは、外部環境の変化に絶えず注意を払い、機敏かつ柔軟に対応するとともに、引き続き第3期中期経営計画で掲げた施策を推し進めることで中長期的なステークホルダーへの提供価値拡大に取り組んでまいります。

 

 

2.会計基準の選択に関する基本的な考え方

 当社は、資本市場における財務情報の国際的比較可能性の向上ならびに、グループ会社の財務情報の均質化、効率化を図るため、2016年3月期より国際会計基準(IFRS)を適用しております。

 

3.連結財務諸表および主な注記

(1)連結財政状態計算書

 

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(2024年3月31日)

 

当連結会計年度

(2025年3月31日)

資産

 

 

 

流動資産

 

 

 

現金および現金同等物

106,702

 

262,544

営業債権およびその他の債権

88,855

 

113,031

棚卸資産

204,389

 

209,707

その他の流動資産

20,315

 

14,471

流動資産合計

420,261

 

599,753

非流動資産

 

 

 

有形固定資産

78,884

 

78,602

使用権資産

19,106

 

18,338

のれんおよび無形資産

98,514

 

78,365

その他の金融資産

20,139

 

30,167

繰延税金資産

33,423

 

47,894

その他の非流動資産

902

 

1,091

非流動資産合計

250,968

 

254,457

資産合計

671,229

 

854,210

負債および資本

 

 

 

負債

 

 

 

流動負債

 

 

 

営業債務およびその他の債務

76,863

 

107,093

借入金

 

74,952

未払法人所得税

10,262

 

73,023

引当金

8,668

 

12,454

リース負債

5,147

 

5,046

その他の金融負債

1,868

 

5,790

その他の流動負債

23,469

 

31,066

流動負債合計

126,277

 

309,424

非流動負債

 

 

 

借入金

75,143

 

3

リース負債

14,153

 

13,502

退職給付に係る負債

19,134

 

17,614

繰延税金負債

3,934

 

4,709

その他の非流動負債

1,410

 

2,419

非流動負債合計

113,774

 

38,247

負債合計

240,051

 

347,671

資本

 

 

 

資本金

32,363

 

32,363

資本剰余金

45,441

 

46,665

自己株式

△56,353

 

△104,193

利益剰余金

355,299

 

489,850

その他の資本の構成要素

54,428

 

41,854

親会社の所有者に帰属する持分合計

431,178

 

506,539

資本合計

431,178

 

506,539

負債および資本合計

671,229

 

854,210

 

(2)連結損益計算書および連結包括利益計算書

(連結損益計算書)

 

 

 

(単位:百万円)

 

 前連結会計年度

(自2023年4月1日

 至2024年3月31日)

 

 当連結会計年度

(自2024年4月1日

 至2025年3月31日)

売上高

486,507

 

779,707

売上原価

△240,477

 

△334,622

売上総利益

246,030

 

445,085

販売費および一般管理費

△158,963

 

△195,392

その他の収益

3,926

 

1,366

その他の費用

△9,365

 

△22,898

営業利益

81,628

 

228,161

金融収益

1,244

 

1,895

金融費用

△4,702

 

△5,282

税引前利益

78,170

 

224,774

法人所得税費用

△15,880

 

△63,597

当期利益

62,290

 

161,177

 

 

 

 

当期利益の帰属

 

 

 

親会社の所有者

62,290

 

161,177

 

 

 

 

1株当たり当期利益

 

 

 

基本的

84.45円

 

218.67円

希薄化後

84.16円

 

218.01円

 

 

(連結包括利益計算書)

 

 

 

(単位:百万円)

 

 前連結会計年度

(自2023年4月1日

 至2024年3月31日)

 

 当連結会計年度

(自2024年4月1日

 至2025年3月31日)

当期利益

62,290

 

161,177

その他の包括利益

 

 

 

純損益に振り替えられることのない項目

 

 

 

確定給付制度の再測定

△640

 

825

その他の包括利益を通じて公正価値で測定される金融資産の公正価値の純変動

△3,238

 

△6,740

純損益に振り替えられる可能性のある項目

 

 

 

在外営業活動体の換算差額

26,029

 

△5,834

税引後その他の包括利益

22,151

 

△11,749

当期包括利益

84,441

 

149,428

当期包括利益の帰属

 

 

 

親会社の所有者

84,441

 

149,428

 

(3)連結持分変動計算書

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

親会社の所有者に帰属する持分

 

資本合計

 

資本金

 

資本剰余金

 

自己株式

 

利益剰余金

 

その他の資本の構成要素

 

合計

 

2023年4月1日 残高

32,363

 

44,622

 

59,099

 

319,171

 

31,637

 

368,694

 

368,694

当期利益

 

 

 

 

 

 

62,290

 

 

 

62,290

 

62,290

その他の包括利益

 

 

 

 

 

 

 

 

22,151

 

22,151

 

22,151

当期包括利益

 

 

 

62,290

 

22,151

 

84,441

 

84,441

自己株式の取得

 

 

 

 

17

 

 

 

 

 

17

 

17

自己株式の処分

 

 

1,218

 

2,727

 

596

 

 

 

913

 

913

自己株式の消却

 

 

 

 

36

 

36

 

 

 

 

配当金

 

 

 

 

 

 

24,890

 

 

 

24,890

 

24,890

株式に基づく報酬取引

 

 

1,639

 

 

 

 

 

 

 

1,639

 

1,639

その他

 

 

398

 

 

 

 

 

 

 

398

 

398

その他の資本の構成要素から利益剰余金への振替

 

 

 

 

 

 

640

 

640

 

 

所有者との取引額等合計

 

819

 

2,746

 

26,162

 

640

 

21,957

 

21,957

2024年3月31日 残高

32,363

 

45,441

 

56,353

 

355,299

 

54,428

 

431,178

 

431,178

当期利益

 

 

 

 

 

 

161,177

 

 

 

161,177

 

161,177

その他の包括利益

 

 

 

 

 

 

 

 

11,749

 

11,749

 

11,749

当期包括利益

 

 

 

161,177

 

11,749

 

149,428

 

149,428

自己株式の取得

 

 

48

 

50,005

 

 

 

 

 

50,053

 

50,053

自己株式の処分

 

 

1,702

 

2,165

 

112

 

 

 

351

 

351

配当金

 

 

 

 

 

 

27,339

 

 

 

27,339

 

27,339

株式に基づく報酬取引

 

 

2,893

 

 

 

 

 

 

 

2,893

 

2,893

その他

 

 

81

 

 

 

 

 

 

 

81

 

81

その他の資本の構成要素から利益剰余金への振替

 

 

 

 

 

 

825

 

825

 

 

所有者との取引額等合計

 

1,224

 

47,840

 

26,626

 

825

 

74,067

 

74,067

2025年3月31日 残高

32,363

 

46,665

 

104,193

 

489,850

 

41,854

 

506,539

 

506,539

 

(4)連結キャッシュ・フロー計算書

 

 

 

(単位:百万円)

 

 前連結会計年度

(自2023年4月1日

 至2024年3月31日)

 

 当連結会計年度

(自2024年4月1日

 至2025年3月31日)

営業活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

税引前利益

78,170

 

224,774

減価償却費および償却費

26,104

 

27,075

減損損失

8,998

 

21,393

株式報酬費用

1,769

 

2,893

営業債権およびその他の債権の増減額(△は増加)

17,400

 

△28,090

棚卸資産の増減額(△は増加)

△30,923

 

△4,682

営業債務およびその他の債務の増減額(△は減少)

△16,857

 

30,124

製品保証引当金の増減額(△は減少)

△478

 

3,817

前受金の増減額(△は減少)

△3,168

 

11,099

退職給付に係る負債の増減額(△は減少)

△1,011

 

△408

その他

△249

 

11,833

小計

79,755

 

299,828

利息および配当金の受取額

1,202

 

1,808

利息の支払額

△2,305

 

△2,522

法人所得税の支払額

△45,984

 

△13,143

営業活動によるキャッシュ・フロー計

32,668

 

285,971

 

 

 

 

投資活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

資本性金融商品の売却による収入

1,150

 

資本性金融商品の取得による支出

 

△18,529

有形固定資産の売却による収入

49

 

25

有形固定資産の取得による支出

△19,592

 

△17,414

無形資産の取得による支出

△951

 

△2,017

子会社の取得による支出

△8,260

 

△3,815

その他

△336

 

△439

投資活動によるキャッシュ・フロー計

△27,940

 

△42,189

 

 

 

 

財務活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

長期借入れによる収入

54,665

 

長期借入金の返済による支出

△14,667

 

自己株式の処分による収入

867

 

352

自己株式の取得による支出

△17

 

△50,080

配当金の支払額

△24,881

 

△27,320

リース負債の返済による支出

△5,207

 

△5,323

その他

 

△447

財務活動によるキャッシュ・フロー計

10,760

 

△82,818

現金および現金同等物に係る換算差額

5,677

 

△5,122

現金および現金同等物の純増減額(△は減少)

21,165

 

155,842

現金および現金同等物の期首残高

85,537

 

106,702

現金および現金同等物の期末残高

106,702

 

262,544

 

(5)連結財務諸表に関する注記事項

(継続企業の前提に関する注記)

 該当事項はありません。

 

(セグメント情報等)

1.報告セグメントの概要

 当社グループは、半導体・部品テストシステム製品群とテスト・ハンドラやデバイス・インタフェース等のメカトロニクス関連製品群の製造・販売を主な事業内容とし、その他にこれらに関連する研究開発および保守・サービス等の事業活動を展開しております。当社グループは3つの報告可能な事業セグメントを有しております。これらの報告可能な事業セグメントは、製品と市場の性質に基づいて決定され、経営者が経営意思決定のために使用する財務情報と同様の基礎情報を用いて作成されております。

 半導体・部品テストシステム事業部門は、半導体・電子部品産業においてテストシステム製品を顧客に提供することを事業としております。この事業部門は、SoC半導体デバイス向けのSoCテスト・システム、メモリ半導体デバイス向けのメモリ・テスト・システムなどの製品群を事業内容としております。

 メカトロニクス関連事業部門は、半導体デバイスをハンドリングするメカトロニクス応用製品のテスト・ハンドラ、被測定物とのインタフェースであるデバイス・インタフェースおよびナノテクノロジー関連の製品群を事業内容としております。

 サービス他部門の内容は、上記の事業に関連した総合的な顧客ソリューションの提供、半導体やモジュールのシステムレベルテストのソリューション、サポート・サービス、消耗品販売、中古販売および装置リース事業等で構成されております。

2.報告セグメントに関する情報

 当社グループは、株式報酬費用調整前営業利益(△損失)をマネジメントによる事業別セグメントの評価等に使用しております。

 株式報酬費用は、業績連動型株式報酬および譲渡制限付株式報酬の費用であります。

 報告セグメントの利益(△損失)は、株式報酬費用調整前営業利益(△損失)をベースとしております。

 セグメント間の売上高は市場実勢価格に基づいております。

 

前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

半導体・部品

テストシステム事業

メカトロニクス関連事業

サービス他

消去または

全社

連結

売上高

 

 

 

 

 

外部顧客への売上高

331,542

52,695

102,270

486,507

セグメント間の売上高

 合計

331,542

52,695

102,270

486,507

セグメント利益(△損失)(調整前営業利益(△損失))

91,916

9,171

△2,828

△14,862

83,397

(調整)株式報酬費用

△1,769

営業利益

81,628

金融収益

1,244

金融費用

△4,702

税引前利益

78,170

 

当連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

半導体・部品

テストシステム事業

メカトロニクス関連事業

サービス他

消去または

全社

連結

売上高

 

 

 

 

 

外部顧客への売上高

598,128

73,180

108,399

779,707

セグメント間の売上高

 合計

598,128

73,180

108,399

779,707

セグメント利益(△損失)(調整前営業利益(△損失))

244,021

16,786

△10,914

△18,839

231,054

(調整)株式報酬費用

△2,893

営業利益

228,161

金融収益

1,895

金融費用

△5,282

税引前利益

224,774

(注)1.全社に含まれるセグメント利益(△損失)への調整は、主として全社一般管理費および事業セグメントに割り当てられていない基礎的研究活動に関連する研究開発費であります。

2.前連結会計年度におけるサービス他のセグメント損失には、システムレベルテスト事業についてEssai, Inc.の企業結合により取得したのれんの一部について認識した減損損失8,998百万円、ならびに取引先との係争に関する受取和解金等による利益3,179百万円が含まれます。当連結会計年度におけるサービス他のセグメント損失には、システムレベルテスト事業についてEssai, Inc.の企業結合により取得したのれんおよび無形資産について認識した減損損失21,393百万円が含まれます。

 

3.地域別売上高

 

 

(単位:百万円)

 

 前連結会計年度

(自 2023年4月1日

  至 2024年3月31日)

 当連結会計年度

(自 2024年4月1日

  至 2025年3月31日)

日本

19,723

15,849

米州

37,621

47,119

欧州

17,643

19,962

アジア

411,520

696,777

合計

486,507

779,707

(注)1.外部顧客に対する売上高は顧客の所在地に基づいております。

2.各区分に属する主な国または地域

(1)米州……………………米国、ブラジル等

(2)欧州……………………ドイツ、アイルランド等

(3)アジア…………………台湾、中国、韓国、マレーシア等

 

 

(1株当たり情報)

 基本的1株当たり当期利益および希薄化後1株当たり当期利益の算定上の基礎は、以下のとおりであります。

 

   前連結会計年度

 (自 2023年4月1日

  至 2024年3月31日)

   当連結会計年度

 (自 2024年4月1日

  至 2025年3月31日)

親会社の所有者に帰属する当期利益(百万円)

62,290

161,177

親会社の普通株主に帰属しない金額(百万円)

基本的1株当たり当期利益の計算に使用する当期利益

(百万円)

62,290

161,177

当期利益調整額(百万円)

希薄化後1株当たり当期利益の計算に使用する当期利益

(百万円)

62,290

161,177

基本的平均発行済株式数(株)

737,560,501

737,064,308

ストック・オプションによる希薄化の影響(株)

679,616

309,713

業績連動型株式報酬による希薄化の影響(株)

716,468

298,012

譲渡制限付株式報酬による希薄化の影響(株)

1,164,412

1,638,715

希薄化後平均発行済株式数(株)

740,120,997

739,310,748

基本的1株当たり当期利益(円)

84.45

218.67

希薄化後1株当たり当期利益(円)

84.16

218.01

逆希薄化効果を有するため、希薄化後1株当たり当期利益の計算に含めなかった金融商品

(注)当社は、2023年10月1日付で普通株式1株につき4株の割合で株式分割を行っております。前連結会計年度の期首に当該株式分割が行われたと仮定して、「基本的1株当たり当期利益」および「希薄化後1株当たり当期利益」を算定しております。

 

(重要な後発事象)

 該当事項はありません。

 

2025年4月25日

株式会社アドバンテスト

 

2024年度 決算(連結)の概要

 

1.損益

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:億円)

 

 

 

 

2023年度

実績

2024年度実績

前年度比

 

2025年度業績予想

 

 

 

 

1Q

2Q

3Q

4Q

 

 

通期

前年度比

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(7,400)

 

 

 

 

 

 

売上高

 

4,865

1,387

1,905

2,182

2,323

7,797

2,932

60.3%

 

7,550

△3.2%

 

 

売上原価

 

△2,405

△618

△804

△993

△931

△3,346

△941

39.1%

 

 

 

販売費および一般管理費

 

△1,590

△456

△468

△494

△536

△1,954

△364

22.9%

 

 

 

その他の収益・費用

 

△54

0

3

△3

△215

△215

△161

4.0倍

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(2,260)

 

 

 

 

 

 

営業利益

 

816

313

636

692

641

2,282

1,465

2.8倍

 

2,420

6.1%

(売上高比率)

(16.8%)

(22.6%)

(33.4%)

(31.8%)

(27.6%)

(29.3%)

 

 

 

(32.1%)

 

 

 

金融収益・金融費用

 

△34

6

△29

14

△25

△34

1

△2.1%

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(2,250)

 

 

 

 

 

 

税引前当期利益

 

782

319

607

706

616

2,248

1,466

2.9倍

 

2,400

6.8%

(売上高比率)

(16.1%)

(23.0%)

(31.9%)

(32.3%)

(26.5%)

(28.8%)

 

 

 

(31.8%)

 

 

 

法人所得税費用

 

△159

△80

△153

△187

△216

△636

△477

4.0倍

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(1,675)

 

 

 

 

 

 

当期利益

 

623

239

454

519

400

1,612

989

2.6倍

 

1,790

11.1%

(売上高比率)

(12.8%)

(17.2%)

(23.9%)

(23.8%)

(17.2%)

(20.7%)

 

 

 

(23.7%)

 

(注)上段( )の数値は、2025年1月29日発表時の予想です。

 

2.財政状態

 

 

 

 

(単位:億円)

 

2023年度

実績

2024年度実績

前年度末比

1Q末

2Q末

3Q末

4Q末

総資産

6,712

7,232

7,621

7,938

8,542

27.3%

親会社の所有者に

帰属する持分合計

4,312

4,569

4,758

4,969

5,065

17.5%

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

親会社所有者帰属持分比率

64.2%

63.2%

62.4%

62.6%

59.3%

 

3.配当の状況

 

 

 

 

 

(単位:円)

 

2023年度

実績

2024年度実績

2025年度予想

 

年間

中間

期末

年間

中間

期末

年間

 

 

 

 

 

 

 

 

1株当たり配当金

19.00

20.00

39.00

未定

未定

未定

(注)1.2024年度の期末配当については、5月22日開催の取締役会において決議する予定です。

2.当社は、2023年10月1日付で普通株式1株につき4株の割合で株式分割を行っております。

2023年度の年間配当については、株式分割の実施により単純合算ができないため、表示しておりません。

なお、株式分割を考慮しない場合の年間配当金は137円、株式分割を考慮する場合の年間配当金は34.25円です。

3.2025年度の配当については、現時点で未定です。今後の業績等を勘案し、可能となった時点で速やかに開示する予定です。