○添付資料の目次

 

1.経営成績等の概況 ………………………………………………………………………………………………………

(1)当期の経営成績の概況 ……………………………………………………………………………………………

(2)当期の財政状態の概況 ……………………………………………………………………………………………

(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ………………………………………………………………………………

(4)今後の見通し ………………………………………………………………………………………………………

2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 ……………………………………………………………………………

3.国際会計基準による財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………

(1)財政状態計算書 ……………………………………………………………………………………………………

(2)損益計算書及び包括利益計算書 …………………………………………………………………………………

(3)持分変動計算書 ……………………………………………………………………………………………………

(4)キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………………………………

(5)財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………………………

10

 

1.経営成績等の概況

(1)当期の経営成績の概況

当事業年度における我が国経済は、雇用・所得環境が改善する下で各種政策の効果もあって、緩やかな回復が続いております。一方で、物価上昇や中東地域をめぐる情勢、米国における通商政策により世界経済の不確実性が高まっているなど懸念材料も多く、国内経済を下押しするリスクが存在しています。

当社を取り巻くセキュリティサービス市場の環境としては、サイバーセキュリティ攻撃による脅威が年々増加しており、ランサムウェア(身代金要求型ウイルス)によるサイバー攻撃被害が国内外の様々な企業や医療機関等で続き、国民生活や社会経済に影響が出る事例も発生しています。

このような環境下、当社は主に中小企業向けのセキュリティ対策を支援するため、「マネージドサービスの対応領域拡大・競争力強化」「成長セキュリティ市場への参入」「既存販売網と異なる新規営業体制の強化」を中期経営計画の目標として定め、実現に向けて人材の獲得、サービス企画・事業開発の強化、ソフトウェア開発等の事業投資を行ってまいりました。

そして、当事業年度においては、中堅・中小企業向けサイバー攻撃対策として、セキュリティ対策の構築から運用まで、24/365WORKで請け負うSecurity BPaaS(BPO as a service)「Vario Ultimate ZERO」を2024年8月より販売開始いたしました。

このような状況のもと、マネージドセキュリティサービスの売上収益は、ストック型の積み上げとその低解約率(0.71%)(注)により、安定的に推移しました。特にエンドポイントセキュリティ対策としてサイバー攻撃の兆候を検知するVarioマネージドEDRは、引き続き高い成長となりました。

費用については、中期経営計画による人材投資に加え、原材料やエネルギー価格の高騰に起因する各種ライセンス費用や保守費用の値上げ等により増加となりました。

以上の結果、IFRSに準拠した当事業年度の業績は、売上収益2,667,539千円(前年同期比1.0%増)、営業利益492,133千円(同5.5%減)、税引前利益477,175千円(同6.3%減)、当期利益342,233千円(同1.5%減)となりました。

なお、当社は、インターネットセキュリティサービス事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載はしておりません。

(注)解約率(金額ベース)=年間解約金額÷(各年度の期初ベース月次売上収益×12)

 

(2)当期の財政状態の概況

IFRSに準拠した当事業年度末における財政状態の状況は以下のとおりであります。

(資産)

 当事業年度末における資産合計は、7,576,240千円となり、前事業年度末に比べ73,693千円減少しました。これは主に、その他の流動資産が72,707千円、有形固定資産が54,745千円増加し、現金及び現金同等物が62,387千円、棚卸資産が44,812千円、繰延税金資産が60,619千円、その他の非流動資産が22,837千円減少したことによります。

 

(負債)

 当事業年度末における負債合計は、1,684,358千円となり、前事業年度末に比べ417,411千円減少しました。これは主に、非流動負債のリース負債が41,551千円増加し、未払法人所得税等が53,725千円、流動負債の引当金が50,597千円、その他の流動負債が67,366千円、非流動負債の借入金が200,000千円、その他の非流動負債が99,406千円減少したことによります。

 

(資本)

 当事業年度末における資本合計は、5,891,882千円となり、前事業年度末に比べ343,718千円増加しました。これは主に、当期利益の計上により利益剰余金が342,233千円増加したことによります。

 

 

(3)当期のキャッシュ・フローの概況

IFRSに準拠した当事業年度におけるキャッシュ・フローの状況は以下のとおりであります。

当事業年度末における資金は、前事業年度末に比べ62,387千円減少し、当事業年度末には759,914千円となりました。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果得られた資金は、359,535千円(前事業年度は414,903千円の収入)となりました。主な増加は、税引前利益477,175千円、減価償却費及び償却費200,791千円、棚卸資産の減少額44,812千円、主な減少は、引当金の減少額50,597千円、その他の流動資産の増加額69,652千円、その他の流動負債の減少額46,173千円、その他の非流動負債の減少額99,406千円、法人所得税の支払額129,704千円によるものであります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果使用した資金は、125,483千円(前事業年度は173,907千円の使用)となりました。主な減少は、有形固定資産の取得による支出60,575千円、無形資産の取得による支出63,038千円によるものであります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果使用した資金は、296,439千円(前年同期は458,654千円の使用)となりました。主な減少は、長期借入金の返済による支出200,000千円、リース負債の返済による支出96,028千円によるものであります。

 

(4)今後の見通し

ネットワークセキュリティ市場においては、企業のリモートワークやクラウドサービスの利用拡大、サイバー攻撃の高度化の影響を受け、「侵入させない」と同時に「侵入ありき」の多層防御のセキュリティ対策が求められております。このような環境を踏まえ、成長市場への積極的な投資を行い、当社の強みである企業のセキュリティ対策の構築から運用までを一括で提供するSecurity BPaaS(BPO as a service)を展開して深化させていく予定です。また、従来の代理店に加えて新たな代理店を開拓し販路拡大を推進いたします。

上記施策により、2026年2月期の業績見通しにつきましては、売上収益2,972百万円(前期比11.4%増)、営業利益590百万円(同20.0%増)、税引前利益576百万円(同20.8%増)、当期利益399百万円(同16.8%増)を予想しております。

本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。

 

2.会計基準の選択に関する基本的な考え方

当社は、財務情報の国際的な比較可能性及び利便性の向上を図るため、2019年2月期より国際会計基準(IFRS)を適用しています。

 

3.国際会計基準による財務諸表及び主な注記

(1)財政状態計算書

 

前事業年度

(2024年2月29日)

 

当事業年度

(2025年2月28日)

 

千円

 

千円

資産

 

 

 

流動資産

 

 

 

現金及び現金同等物

822,301

 

759,914

営業債権及びその他の債権

458,218

 

452,076

棚卸資産

189,362

 

144,550

その他の流動資産

138,874

 

211,581

流動資産合計

1,608,758

 

1,568,123

非流動資産

 

 

 

有形固定資産

227,667

 

282,412

のれん

5,054,613

 

5,054,613

無形資産

343,683

 

337,466

その他の金融資産

63,384

 

65,253

繰延税金資産

153,667

 

93,047

その他の非流動資産

198,159

 

175,322

非流動資産合計

6,041,175

 

6,008,117

資産合計

7,649,933

 

7,576,240

 

 

 

前事業年度

(2024年2月29日)

 

当事業年度

(2025年2月28日)

 

千円

 

千円

負債及び資本

 

 

 

負債

 

 

 

流動負債

 

 

 

借入金

200,000

 

200,000

営業債務及びその他の債務

106,604

 

118,688

未払法人所得税等

66,297

 

12,572

引当金

50,597

 

-

その他の流動負債

352,911

 

285,544

流動負債合計

776,410

 

616,805

非流動負債

 

 

 

借入金

1,100,000

 

900,000

リース負債

28,841

 

70,392

引当金

18,481

 

18,529

その他の非流動負債

178,037

 

78,630

非流動負債合計

1,325,359

 

1,067,552

負債合計

2,101,770

 

1,684,358

資本

 

 

 

資本金

750,868

 

751,798

資本剰余金

2,051,600

 

2,052,155

利益剰余金

2,745,780

 

3,088,013

自己株式

△85

 

△85

資本合計

5,548,163

 

5,891,882

負債及び資本合計

7,649,933

 

7,576,240

 

(2)損益計算書及び包括利益計算書

損益計算書

 

 前事業年度

(自2023年3月1日

 至2024年2月29日)

 

 当事業年度

(自2024年3月1日

 至2025年2月28日)

 

千円

 

千円

売上収益

2,640,423

 

2,667,539

売上原価

1,176,785

 

1,300,121

売上総利益

1,463,638

 

1,367,418

販売費及び一般管理費

943,015

 

877,404

その他の収益

169

 

2,119

その他の費用

1

 

-

営業利益

520,791

 

492,133

金融収益

8

 

428

金融費用

11,643

 

15,386

税引前利益

509,156

 

477,175

法人所得税費用

161,552

 

134,942

当期利益

347,604

 

342,233

 

 

 

 

1株当たり当期利益

 

 

 

基本的1株当たり当期利益(円)

76.96

 

75.72

希薄化後1株当たり当期利益(円)

76.12

 

75.46

 

包括利益計算書

 

 前事業年度

(自2023年3月1日

 至2024年2月29日)

 

 当事業年度

(自2024年3月1日

 至2025年2月28日)

 

千円

 

千円

当期利益

347,604

 

342,233

 

 

 

 

その他の包括利益

-

 

-

 

 

 

 

当期包括利益

347,604

 

342,233

 

(3)持分変動計算書

 

資本金

 

資本剰余金

 

利益剰余金

 

自己株式

 

資本合計

 

千円

 

千円

 

千円

 

千円

 

千円

2023年3月1日時点の残高

749,758

 

2,048,261

 

2,581,039

 

△85

 

5,378,973

当期利益

-

 

-

 

347,604

 

-

 

347,604

当期包括利益合計

-

 

-

 

347,604

 

-

 

347,604

配当金

-

 

-

 

△182,863

 

-

 

△182,863

新株予約権の行使

1,110

 

1,110

 

-

 

-

 

2,220

株式に基づく報酬取引

-

 

2,229

 

-

 

-

 

2,229

所有者との取引額合計

1,110

 

3,339

 

△182,863

 

-

 

△178,414

2024年2月29日時点の残高

750,868

 

2,051,600

 

2,745,780

 

△85

 

5,548,163

当期利益

-

 

-

 

342,233

 

-

 

342,233

当期包括利益合計

-

 

-

 

342,233

 

-

 

342,233

株式に基づく報酬取引

930

 

555

 

-

 

-

 

1,485

所有者との取引額合計

930

 

555

 

-

 

-

 

1,485

2025年2月28日時点の残高

751,798

 

2,052,155

 

3,088,013

 

△85

 

5,891,882

 

(4)キャッシュ・フロー計算書

 

 前事業年度

(自2023年3月1日

 至2024年2月29日)

 

 当事業年度

(自2024年3月1日

 至2025年2月28日)

 

千円

 

千円

営業活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

税引前利益

509,156

 

477,175

減価償却費及び償却費

185,257

 

200,791

引当金の増減額(△は減少)

△44,260

 

△50,597

金融収益

△8

 

△428

金融費用

11,643

 

15,386

棚卸資産の増減額(△は増加)

70,920

 

44,812

営業債権及びその他の債権の増減額(△は増加)

△14,313

 

6,141

その他の流動資産の増減額(△は増加)

42,208

 

△69,652

その他の非流動資産の増減額(△は増加)

△36,593

 

22,837

営業債務及びその他の債務の増減額(△は減少)

24,903

 

1,885

その他の流動負債の増減額(△は減少)

△18,766

 

△46,173

その他の非流動負債の増減額(△は減少)

△118,072

 

△99,406

その他

△4,366

 

△631

小計

607,708

 

502,139

利息の受取額

8

 

428

利息の支払額

△11,049

 

△13,327

法人所得税の支払額

△181,763

 

△129,704

営業活動によるキャッシュ・フロー

414,903

 

359,535

投資活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

有形固定資産の取得による支出

△66,188

 

△60,575

無形資産の取得による支出

△107,719

 

△63,038

その他

-

 

△1,868

投資活動によるキャッシュ・フロー

△173,907

 

△125,483

財務活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

新株予約権の行使による収入

2,220

 

-

長期借入金の返済による支出

△200,000

 

△200,000

リース負債の返済による支出

△78,110

 

△96,028

配当金の支払額

△182,764

 

△411

財務活動によるキャッシュ・フロー

△458,654

 

△296,439

現金及び現金同等物の増減額(△は減少)

△217,659

 

△62,387

現金及び現金同等物の期首残高

1,039,961

 

822,301

現金及び現金同等物に係る換算差額

-

 

-

現金及び現金同等物の期末残高

822,301

 

759,914

 

(5)財務諸表に関する注記事項

(継続企業の前提に関する注記)

該当事項はありません。

 

(会計方針の変更)

該当事項はありません。

 

(会計上の見積りの変更)

該当事項はありません。

 

(追加情報)

該当事項はありません。

 

(セグメント情報)

(1)報告セグメントの概要

当社はインターネットセキュリティサービス事業の単一セグメントであるため記載を省略しております。

 

(2)商品及びサービスに関する情報

商品及びサービスごとの外部顧客に対する売上収益は以下のとおりであります。

 

前事業年度

(自2023年3月1日

至2024年2月29日)

 

当事業年度

(自2024年3月1日

至2025年2月28日)

売上収益

千円

 

千円

マネージドセキュリティサービス

2,308,116

 

2,344,542

インテグレーションサービス

332,307

 

322,997

顧客との契約から生じる収益

2,640,423

 

2,667,539

その他の収益

-

 

-

外部顧客への売上高

2,640,423

 

2,667,539

 

(3)地域別に関する情報

売上収益

当社営業活動はすべて日本国内におけるものであり、外国に帰属する収益がないため、記載を省略しております。

 

非流動資産

本邦以外に所在している非流動資産がないため、該当事項はありません。

 

(4)主要な顧客に関する情報

外部顧客への売上収益のうち、損益計算書の売上収益の10%以上を占める相手先は以下のとおりであります。

 

前事業年度

(自2023年3月1日

至2024年2月29日)

 

当事業年度

(自2024年3月1日

至2025年2月28日)

 

千円

 

千円

株式会社USEN ICT Solutions

797,465

 

868,706

ソフトバンク株式会社

584,728

 

567,817

 

(1株当たり情報)

 

 

 

 

前事業年度

(自2023年3月1日

至2024年2月29日)

当事業年度

(自2024年3月1日

至2025年2月28日)

1株当たり資本合計

1,227.87円

1,303.56円

基本的1株当たり当期利益

76.96円

75.72円

希薄化後1株当たり当期利益

76.12円

75.46円

(注)基本的1株当たり当期利益及び希薄化後1株当たり当期利益の算定上の基礎は、以下のとおりであります。

 

 

前事業年度

(自2023年3月1日

至2024年2月29日)

当事業年度

(自2024年3月1日

至2025年2月28日)

基本的1株当たり当期利益

 

 

当期利益(千円)

347,604

342,233

普通株主に帰属しない金額(千円)

-

-

普通株式に係る当期利益(千円)

347,604

342,233

普通株式の期中平均株式数(株)

4,516,414

4,519,716

 

 

 

希薄化後1株当たり当期利益

 

 

当期利益調整額(千円)

-

-

普通株式増加数(株)

49,937

15,417

(うち新株予約権(株))

(49,937)

(15,417)

希薄化効果を有しないため、希薄化後1株当たり当期利益の算定に含めなかった潜在株式の概要

-

-

 

(重要な後発事象)

該当事項はありません。