○添付資料の目次

 

1.経営成績等の概況 ………………………………………………………………………………………………2

(1)当期の経営成績の概況 ……………………………………………………………………………………2

(2)当期の財政状態の概況 ……………………………………………………………………………………3

(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ………………………………………………………………………4

(4)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当 ……………………………………………………5

(5)今後の見通し ………………………………………………………………………………………………5

(6)事業等のリスク ……………………………………………………………………………………………6

2.経営方針 …………………………………………………………………………………………………………8

(1)経営の基本方針 ……………………………………………………………………………………………8

(2)中長期的な会社の経営戦略 ………………………………………………………………………………8

3.会計基準の選択に関する基本的な考え方 ……………………………………………………………………8

4.連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………………………9

(1)連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………………………9

(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ………………………………………………………………11

連結損益計算書 …………………………………………………………………………………………………11

連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………………………………13

(3)連結株主資本等変動計算書 ………………………………………………………………………………14

(4)連結キャッシュ・フロー計算書 …………………………………………………………………………16

(5)連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………………18

(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………………18

(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………………18

(会計方針の変更等) …………………………………………………………………………………………18

(セグメント情報等) …………………………………………………………………………………………18

(1株当たり情報) ……………………………………………………………………………………………19

(重要な後発事象) ……………………………………………………………………………………………19

5.個別財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………………………20

(1)貸借対照表 …………………………………………………………………………………………………20

(2)損益計算書 …………………………………………………………………………………………………22

(3)株主資本等変動計算書 ……………………………………………………………………………………24

 

 

1.経営成績等の概況

(1)当期の経営成績の概況

当連結会計年度(2024年3月1日~2025年2月28日)におけるわが国の経済は、雇用や所得環境の改善が進み直近10月から12月の実質GDP成長率が0.6%(年率2.2%)増加するなど緩やかに回復しています。

一方で、小売業を取り巻く環境は、エネルギー価格や生活必需品など長期化する物価上昇により、お客さまの節約志向が一段と高まるとともに、原材料価格の上昇をはじめとする各種コストの増加など、依然として厳しい状況が続いています。

当社は2024年3月1日、株式会社フジを存続会社とし、株式会社フジ・リテイリング及びマックスバリュ西日本株式会社を消滅会社とする吸収合併を実施しました。お客さまの日々の暮らしに寄り添い、より豊かで新しい商品・サービスの提供を目指して、新スローガン「地元に、新しいつながりを。」を掲げ、中国・四国・兵庫エリアNo.1のスーパーリージョナルリテイラーとして「新生株式会社フジ」をスタートしました。2024-2026年度の中期経営計画を策定し、2030年度の営業収益目標を1兆円として、3つの基本戦略「企業文化の確立」「既存事業の改革」「事業インフラの統合とシナジー創出」及び「ESG経営の推進」に全社を挙げて取り組んでいます。

「企業文化の確立」については、経営理念やビジョンの浸透を図るとともに、従業員一人ひとりがより自律的に行動する風土や組織づくりを目指して、各種研修や教育を実施しました。

「既存事業の改革」については、多様化するお客さまニーズへの対応や店舗の利便性向上に向けたスクラップ&ビルドを4店舗、既存店の活性化を37店舗で計画どおり実施しました。省人化・省力化に向けたDXの推進では、新たに電子棚札を69店舗(累計90店舗)、セルフレジ等を40店舗(累計377店舗)に導入しました。

「事業インフラの統合とシナジー創出」については、サプライチェーンの統合と効率化を目指し、物流の再編を進めています。上半期の東四国に続き、下半期は西四国にて10月に低温物流、11月に常温物流を再編、2月に広島・山口エリアの常温物流の再編を実施しました。また、生鮮品や惣菜を製造加工するプロセスセンターでは、商品の仕様統一とエリア単位での商品供給体制の再構築に取り組んでいます。商品調達や商品開発では、取引先の集約や品揃えの統一を進めるとともに、イオンのプライベートブランド「トップバリュ」の取り扱いを拡充しています。さらに、地元の素材や味付け、メニューなどを活かした自社オリジナル商品の開発にも取り組んでいます。

「ESG経営の推進」については、サステナビリティ基本方針に基づく「社会」と「環境」の両面で地域に根ざした活動を積極的に進めています。社会面では、各事業エリアで活動されている団体への寄附金の贈呈や健康促進を目的とした食育活動等、地元と一体となった様々な活動を推進しています。11月には「ほうふ幸せますWAON」(山口県防府市)の利用金額の一部を、寄附金として防府市へ贈呈し、中学校における教育教材の購入にご活用いただきました。食品ロス削減に向けた店頭でのフードドライブ活動・フードバンク活動は、2月からフードドライブを新たに愛媛県内のフジ6店舗で開始し、現在322店舗で実施しています。また、持続可能な社会の実現に向けた取り組みとして、「海ごみクリーンアップ・ボランティア」など地元と一体となった活動を推進しています。環境面では、省エネや創エネの取り組みとして、省エネ型冷蔵ケースへの入れ替えやLED照明への切り替えを進めるとともに、自家消費型太陽光発電の設置も進め、新たに18店舗(累計81店舗)へ導入しました。今後もさらなる環境負荷の低減に努めていきます。

業態別の取り組み及び売上高前年同期比は以下の通りです。

スーパーマーケット(SM)では、節約志向の高まりに対応した価格訴求として、「全力プライス」「毎日が安い」「55プラスポイント」などのEDLP(エブリデイ・ロー・プライス)商品を強化し「安さ」の提供に取り組みました。また、消費の二極化に対応した価値訴求として、「健康」「美容」「簡便」「贅沢」「環境」をテーマとした商品の提供に努めました。  

既存店の活性化では、即食・簡便商品等の拡大を主とする最新MD(マーチャンダイジング)を導入、同時に駐車場やレストスペース等設備の刷新、セルフレジの拡充等サービスの向上を進め、店舗の利便性向上に取り組みました。 第3四半期までの31店舗に続き、1月にMV大池(おおいけ)店(神戸市北区)、F南岩国(みなみいわくに)店(山口県岩国市)、M大洲(おおず)店(愛媛県大洲市)の3店舗を実施し、スクラップ&ビルドでは第3四半期までの2店舗に続き、12月にMVイオンタウン楽々園(らくらくえん)店(広島市佐伯区)、F新居浜(にいはま)店(愛媛県新居浜市)の2店舗を開店しました。これらの結果、食料品を中心に堅調に推移し売上高前年同期比は1.8%増となりました。

ディスカウントストア(DS)では、圧倒的な「安さ」の実現に向け、プライベートブランド(トップバリュベストプライス、イオンDS専用プライベートブランド)の販売強化や来店動機につながる商品づくり、一括仕入れによるボリュームディスカウントの推進にも取り組みました。既存店の活性化では3月にB防府(ほうふ)店(山口県防府市)、7月にB美祢(みね)店(山口県美祢市)、9月にB奥田南(おくだみなみ)店(岡山市北区)を実施しました。一方、業態変更によりB防府東(ほうふひがし)店(山口県防府市)を閉店しました。これらの結果、売上高前年同期比は1.8%減となりました。

ノンストアの取り組みでは、移動スーパーの販路を拡大し、1月にMV三木北(みききた)店(兵庫県三木市)で新たに運行を開始し、87店舗、車両台数137台、752ルートで展開しています。これからもお客さまの利便性向上への対応を進め、地域とのつながりを築いていきます。これらの結果、移動スーパーの売上高前年同期比は14.8%増となりました。

なお、当社は事業基盤の強化と経営の効率化を目的に、2月28日付でフジ・TSUTAYA・エンターテイメント株式会社を吸収合併しました。また、株式会社フジ・トラベル・サービスは、2025年3月1日付で株式会社マルナカツーリストを吸収合併しました。

以上の取り組みにより、連結会計年度の業績は、営業収益は8,089億28百万円(前年同期比1.0%増)の増収となり、営業総利益は2,495億7百万(同5.3%増)となりました。一方、従業員満足の向上につなげるべく賃上げの継続的な実施に加え、将来に向けた投資としてのスクラップ&ビルドや既存店の活性化を推進するとともに、施設保全に向けた修繕を積極的に行いました。また年初の新生フジ誕生祭などの販促、本社移転などを計画通り実施したことで販売管理費及び一般管理費は2,365億54百万(同6.6%増)となり、営業利益は129億53百万円(同14.3%減)、経常利益は143億15百万円(同17.6%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は38億18百万円(同48.7%減)となりました。

 

※注)Fはフジ、MVはマックスバリュ、Mはマルナカ、Bはザ・ビッグの略です。

 

 

(2)当期の財政状態の概況

当連結会計年度における資産の残高は、前連結会計年度末から158億93百万円減少し、4,118億8百万円となりました。減少の主な原因は、借入金の返済等により現金及び預金が108億91百万円減少したこと等によるものです。

負債の残高は、前連結会計年度末から178億24百万円減少し、1,937億80百万円となりました。減少の主な原因は、支払手形及び買掛金が46億62百万円、1年内含む長期借入金が99億9百万円それぞれ減少したこと等によるものです。

純資産の残高は、利益剰余金が12億37百万円増加したことなどにより2,180億28百万円となり、前連結会計年度末から19億31百万円増加しました。

 

 

 

(3)当期のキャッシュ・フローの概況

当連結会計年度における「営業活動によるキャッシュ・フロー」につきましては、税金等調整前当期純利益74億77百万円に含まれる非資金項目の減価償却費156億10百万円、減損損失48億39百万円の調整、また法人税等の支払が33億58百万円あったこと等により、167億47百万円の収入(前期は306億7百万円の収入)となりました。

「投資活動によるキャッシュ・フロー」につきましては、有形及び無形固定資産の取得(設備関係支払手形決済等を含む)による支出が167億88百万円あったこと等により159億80百万円の支出(前期は146億7百万円の支出)となりました。

「財務活動によるキャッシュ・フロー」につきましては、長期借入金の返済による支出が261億9百万円、配当金の支払額が26億4百万円、また長期借入金による収入が162億円あったこと等により116億58百万円の支出(前期は106億18百万円の支出)となりました。

以上の結果、現金及び現金同等物の当連結会計年度末残高は262億91百万円となりました。 

 

(参考) 関連指標の推移

 

 

2021年2月期

2022年2月期

2023年2月期

2024年2月期

2025年2月

 

自己資本比率(%)

51.8

54.4

48.5

50.5

52.9

 

時価ベースの自己資本比率(%)

38.2

68.6

35.7

38.3

43.6

 

キャッシュ・フロー対有利子負債比率(年)

2.4

3.4

3.7

2.7

4.2

 

インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)

52.7

34.3

53.3

69.1

36.8

 

    (注) 1 各指標の算出方法は以下のとおりです。

          自己資本比率:自己資本/総資産

          時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産

          キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/営業キャッシュ・フロー

          インタレスト・カバレッジ・レシオ:営業キャッシュ・フロー/利払い

       2 いずれも連結ベースの財務数値により計算しています。

       3 株式時価総額は自己株式を除く発行済株式数をベースに計算しています。

       4 有利子負債は連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債を対象
         としています。

 

 

 

(4)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当

 当社は、株主の皆様への適切な利益還元を行うことを経営の重要課題と位置付けています。企業体質を強化するために内部留保の充実等を勘案しながら、株主様への安定かつ永続的な利益還元に取り組みます。内部留保資金は既存店の活性化や施設保全への投資、デジタル、物流、プロセスセンターへの投資、人材への投資、有利子負債の圧縮、及び、大規模災害への備え等に充当等、経営基盤の充実のため有効に活用します。

   なお、当期末の1株当たりの配当を15円とし、中間配当の15円と合せ、年間では30円を予定しています。

  次期の剰余金の配当については、年間30円を予定しています。

 

 

(5)今後の見通し

    当社を取り巻く環境は、人口減少や少子高齢化、業態を超えた同質化競争の激化等、従前からの課題に加え、お客さまの節約志向の高まりや各種コストの増加など、先行きが不透明な状況が見込まれます。

    このような環境下、当社は統合2年目を迎えます。中期経営計画に掲げた基本方針「企業文化の確立」「既存事業の改革」「事業インフラの統合とシナジー創出」、そしてその土台となる「ESG経営の推進」に引き続き取り組みます。

    まず、物価上昇基調の継続に対し、お客さまの暮らしを最大限支えるべく、「安さ」の訴求に注力します。「トップバリュ」の拡販やEDLP商品のアイテム数の拡大を図るとともに、自社オリジナル商品の開発を進め、商品価値の向上と同時に売上総利益の拡大を図ります。そして、多様化するお客さまニーズへの対応や店舗の利便性向上に向け、既存店の活性化やスクラップ&ビルドを積極的に実施し、MD(マーチャンダイジング)・設備・サービスの刷新に継続して取り組みます。また、DXを推し進める等、省人化・省力化の施策を推進するとともに、サプライチェーンの統合による配送の効率化、プロセスセンター機能の充実、仕入れ・調達の統合によるシナジーの追求等を推し進め、コストの上昇対応にスピードを上げて取り組みます。加えて、本年、事業活動を支えるインフラである各システムの統合を計画どおり完了させ、次年度の本格稼働に向けて、着実に進めていきます。

    ESG経営の推進においては、当社のサステナビリティ基本方針に基づき、脱炭素社会の実現や資源循環の促進等、環境対策に取り組むとともに、地元のスポーツ促進や文化振興への貢献に努めます。そして人的資本経営を具体化し、ダイバーシティの実現や働き方改革等に引き続き取り組みます。さらに、コンプライアンス遵守を目的とした研修や教育を実施し、モニタリングを適時行うなど強固なコンプライアンス体制を構築し、ガバナンス強化を推し進めます。

 

  これらを踏まえ、次期連結業績については営業収益8,150億円(前年同期比0.8%増)、営業利益155億円(同19.7%増)、経常利益168億円(同17.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益55億円(同44.0%増)を予想します。

 

 

(6)事業等のリスク

 当社グループの経営成績、株価及び財務状況に影響を及ぼす可能性のあるリスク要因について主なものは以下の通りです。なお、文中における将来に関する事項は当連結会計年度末現在において当社が判断したものです。

 

事業特性に関するリスク

① 人材の確保及び育成

 当社グループは、お客さまに満足していただける商品とサービスの継続的な提供を支える「人材の確保と育成」が重要な課題であると考えています。国内景気の動向や少子高齢化の進行による人口構成の変化等により、その計画が予定通りに進まない場合や、労働関連法令の改正等により人件費負担が増加する場合、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。

 

② 食品表示及び食品の安全性

 当社グループは、生鮮食品等の部門において、プロセスセンターや店内での製造を実施しており、製造・販売者の責任として、さまざまな食品表示や衛生管理が必要です。これらに対して当社グループでは、マニュアルの整備や社内教育の実施、チェック体制の徹底により対策を実施しておりますが、予期せぬ事件・事故等が発生した場合には、社会的な信用の低下を招き、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。

 

③ 情報システム

 当社グループは、店舗及び事務所等においてネットワークを構築しコンピューター管理していますが、自然災害や事故、サイバー攻撃等によって、通信ネットワークが切断、毀損された場合には、物流や商品供給、社内管理等の機能が低下し、事業に支障をきたす場合があります。この場合、業績や財務内容に影響を及ぼす可能性があります。

 

④ 施設保全への対応

 当社グループは、店舗施設を主な経営資産として事業展開を行っています。施設・設備保全の不備は、不慮の事故を引き起こし、お客さまや従業員の身体の安全を損ねることにも繋がり、信用を失墜することで、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。

 

⑤ 減損損失

 当社グループは、主に店舗資産を保有した営業活動を行っています。「固定資産の減損に係る会計基準」に基づき、保有する固定資産についての将来の回収可能性を検討した結果、店舗等に係る減損損失を計上した場合、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。

 

⑥ 個人情報の保護

 当社グループは、個人情報の保護について、社内規程等の整備や従業員教育、情報システムのセキュリティを強化するなど漏洩防止策を徹底していますが、何らかの事情により顧客の個人情報が漏洩した場合、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。

 

⑦ 子会社管理

 当社グループは、子会社の管理が不十分である場合、不正・不祥事の発生や、予期せぬ損失が発生し、信用失墜、業績悪化につながるリスクがあります。また、子会社の業績が悪化した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

 

【事業環境に関するリスク】

① 原材料・エネルギー等の価格変動

 当社グループは、お客さまのニーズの変化に合わせた商品の提供と店舗開発を進めていますが、為替、原油等の市況変動や景気動向により、商品・原材料・店舗資材等の調達価格や開発費用が大きく影響を受ける可能性があります。これにより商品仕入れや店舗設備に要する費用が増加し、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。

 

② 競争環境の継続

 当社グループは、中国・四国エリア及び兵庫県西部を基盤として店舗展開をしていますが、事業の性格上、異業種の参入も含め、当社グループの店舗商圏内に新規の他社店舗が多数参入した場合、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。

 

③ 景気・季節要因

 当社グループは、小売及び小売周辺事業を中核事業としており、その対象は一般消費者です。景気の低迷による購買力の低下や想定以上の天候不順により、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。

 

【規制・法的手続・災害等に関するリスク】

① 法的規制等

 当社グループでは、大規模小売店舗立地法、独占禁止法、食品の安全や環境・リサイクル等に関する法令等に十分留意した事業活動を行っていますが、万一法令違反が発生した場合や法令の制度変更等が発生した場合には、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。

 

② 金利・金融市場の変動

 設備投資資金は自己資金及び金融機関からの借入金により対応しており、当社グループの連結総資産に占める有利子負債依存度は、2025年2月28日現在で17.1%となっています。

 当社グループは借入金の圧縮等により財務体質の強化に努める方針であり、また、固定金利による資金調達を行うことで、金利上昇リスクの低減を図っておりますが、今後の金利・金融市場の変動により、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。

 

③ 感染症・自然災害等

 当社グループは、中国・四国エリア及び兵庫県西部を基盤として店舗展開しています。自然災害等に対しては緊急時の社内体制を整備していますが、大規模な地震、風水害、感染症などが発生した場合、当社グループの事業活動に著しい支障が生じ、財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。

 

 

 当社グループは、リスクマネジメントを、グループ各社・各部署において責任を持って取り組むべき重要な課題として位置付けています。グループ各社が、個社ごとでリスクアセスメントを実施し、個社それぞれの事業特性や事業環境にそった重点リスクを設定したうえで、マネジメント体制を組織し、継続的に審議しています。各社が実施しているリスクマネジメントの状況は、当社の全取締役にて構成される「内部統制委員会」の下部組織である「リスク管理部会」において集約され、定期報告を行っています。

 当社におきましては、リスクアセスメント実施の結果、下記①から⑤の5項目を重点リスクに設定しています。各項目については「リスク管理部会」において審議を経て、「内部統制委員会」に報告しています。

 

① 原材料・エネルギー等の価格高騰

 全施設電気使用量のモニタリングをもとにイオン㈱と情報を共有・連携し、総務部、建設部、サスティナビリティ推進室を主管としてマネジメントしています。

 

② 人材の確保及び育成

 労働時数のリアルタイムのモニタリングや企業文化確立の取組(ビジョンミーティング)の推進等の取組みを、人事部を主管としてマネジメントしています。

 

③ 食品表示及び食品の安全性

 表示作成及び販売前検査や食品安全規格認証に基づくHACCP管理基準の一元管理等の取組みを、品質管理室を主管としてマネジメントしています。

 

④ 情報システム

 イオン㈱とも連携し、各種管理台帳の最新化、セキュリティ教育の実施、外部公開サーバの脆弱性対応等の取組みを、システム管理部を主管としてマネジメントしています。

 

⑤ 施設保全への対応

 施工状況を一元化した管理リストを作成し、建設部、総務部、店舗運営本部が連携したうえで、優先順位を共有しマネジメントしています。

 

 

2.経営方針

(1)経営の基本方針

 当社および当社グループは、「お客さまと従業員の『圧倒的な安心とワクワク』を実現する」を経営ビジョンに掲げ、「現場重視」「従業員満足」「シナジー創出」を経営方針とし、引き続きお客さま及び従業員の安全・安心の確保に注力するとともに、変化するお客さまの行動に対して柔軟かつ迅速に対応する、最も地域に貢献する企業集団を目指しています。

 

 

(2)中長期的な会社の経営戦略

 当社は、2024年1月30日に2024-2026年度の3カ年中期経営計画を開示しました。中期経営計画では、「企業文化の確立」「既存事業の改革」「事業インフラの統合とシナジー創出」の3つの基本戦略に加え、ESG経営の推進に取り組みます。基本戦略に基づく施策を実行すべく3か年において860億円の投資を計画し、2026年度営業収益8,450億円、営業利益率2%超、2030年度営業収益1兆円を目指します。

 

 

 

3.会計基準の選択に関する基本的な考え方

 当社グループは、国際的な事業展開や資金調達を行っていないため、連結財務諸表等の作成にあたり、日本基準を採用しています。

 なお、IFRSの適用につきましては、国内外の諸情勢を考慮の上、制度動向等を注視してまいります。

 

 

 

4.連結財務諸表及び主な注記

(1)連結貸借対照表

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

(2024年2月29日)

当連結会計年度

(2025年2月28日)

資産の部

 

 

 

流動資産

 

 

 

 

現金及び預金

37,182

26,291

 

 

受取手形

39

8

 

 

売掛金

10,071

9,010

 

 

営業貸付金

411

 

 

商品

32,995

33,669

 

 

その他

11,549

9,801

 

 

貸倒引当金

△115

△37

 

 

流動資産合計

92,135

78,744

 

固定資産

 

 

 

 

有形固定資産

 

 

 

 

 

建物及び構築物

345,558

348,113

 

 

 

 

減価償却累計額

△238,885

△243,952

 

 

 

 

建物及び構築物(純額)

106,673

104,160

 

 

 

機械装置及び運搬具

13,414

13,360

 

 

 

 

減価償却累計額

△8,532

△9,239

 

 

 

 

機械装置及び運搬具(純額)

4,881

4,121

 

 

 

工具、器具及び備品

67,948

70,450

 

 

 

 

減価償却累計額

△56,178

△56,871

 

 

 

 

工具、器具及び備品(純額)

11,770

13,578

 

 

 

土地

114,223

115,760

 

 

 

リース資産

7,270

7,460

 

 

 

 

減価償却累計額

△2,007

△2,460

 

 

 

 

リース資産(純額)

5,263

4,999

 

 

 

建設仮勘定

1,144

608

 

 

 

有形固定資産合計

243,955

243,229

 

 

無形固定資産

 

 

 

 

 

借地権

59

56

 

 

 

その他

1,934

2,180

 

 

 

のれん

24,269

22,921

 

 

 

無形固定資産合計

26,262

25,158

 

 

投資その他の資産

 

 

 

 

 

投資有価証券

24,108

24,481

 

 

 

長期貸付金

298

285

 

 

 

繰延税金資産

14,510

13,406

 

 

 

差入保証金

17,832

16,754

 

 

 

建設協力金

2,565

2,134

 

 

 

退職給付に係る資産

3,086

4,398

 

 

 

その他

3,224

3,423

 

 

 

貸倒引当金

△278

△208

 

 

 

投資その他の資産合計

65,348

64,676

 

 

固定資産合計

335,566

333,064

 

資産合計

427,702

411,808

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

(2024年2月29日)

当連結会計年度

(2025年2月28日)

負債の部

 

 

 

流動負債

 

 

 

 

支払手形及び買掛金

57,266

52,603

 

 

短期借入金

4,900

3,950

 

 

1年内返済予定の長期借入金

24,945

21,798

 

 

未払金

16,052

11,979

 

 

未払法人税等

1,669

2,201

 

 

賞与引当金

3,075

2,387

 

 

契約負債

7,424

6,809

 

 

店舗閉鎖損失引当金

713

78

 

 

役員業績報酬引当金

32

7

 

 

その他

16,003

19,515

 

 

流動負債合計

132,084

121,331

 

固定負債

 

 

 

 

長期借入金

45,334

38,571

 

 

リース債務

5,866

5,506

 

 

繰延税金負債

185

80

 

 

役員退職慰労引当金

65

51

 

 

役員株式給付引当金

368

271

 

 

退職給付に係る負債

1,930

1,869

 

 

利息返還損失引当金

284

239

 

 

店舗閉鎖損失引当金

899

 

 

長期預り保証金

13,329

12,991

 

 

資産除去債務

10,866

10,932

 

 

その他

1,289

1,034

 

 

固定負債合計

79,521

72,449

 

負債合計

211,605

193,780

純資産の部

 

 

 

株主資本

 

 

 

 

資本金

22,000

22,000

 

 

資本剰余金

142,025

142,025

 

 

利益剰余金

46,201

47,415

 

 

自己株式

△418

△429

 

 

株主資本合計

209,808

211,011

 

その他の包括利益累計額

 

 

 

 

その他有価証券評価差額金

4,553

4,725

 

 

退職給付に係る調整累計額

1,474

2,019

 

 

その他の包括利益累計額合計

6,028

6,745

 

非支配株主持分

260

272

 

純資産合計

216,097

218,028

負債純資産合計

427,702

411,808

 

 

 

 

(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書

連結損益計算書

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

(自 2023年3月1日

 至 2024年2月29日)

当連結会計年度

(自 2024年3月1日

 至 2025年2月28日)

売上高

771,123

778,238

売上原価

563,965

559,421

売上総利益

207,157

218,817

営業収入

 

 

 

不動産賃貸収入

20,095

20,112

 

その他の営業収入

9,803

10,576

 

営業収入合計

29,898

30,689

営業総利益

237,056

249,507

販売費及び一般管理費

 

 

 

広告宣伝費

9,261

10,093

 

貸倒引当金繰入額

164

46

 

従業員給料及び手当

85,675

92,632

 

従業員賞与

5,501

5,809

 

賞与引当金繰入額

3,075

2,387

 

退職給付費用

1,418

1,355

 

役員退職慰労引当金繰入額

17

16

 

役員株式給付引当金繰入額

60

41

 

借地借家料

19,706

19,284

 

水道光熱費

18,008

17,859

 

事業税等

445

1,908

 

減価償却費

15,580

15,610

 

のれん償却額

1,348

1,348

 

その他

61,681

68,159

 

販売費及び一般管理費合計

221,945

236,554

営業利益

15,110

12,953

営業外収益

 

 

 

受取利息

49

54

 

受取配当金

348

388

 

持分法による投資利益

1,441

1,024

 

テナント解約金受入額

59

52

 

補助金収入

571

97

 

その他

555

563

 

営業外収益合計

3,025

2,180

営業外費用

 

 

 

支払利息

442

459

 

貸倒引当金繰入額

21

 

その他

319

336

 

営業外費用合計

761

817

経常利益

17,374

14,315

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

(自 2023年3月1日

 至 2024年2月29日)

当連結会計年度

(自 2024年3月1日

 至 2025年2月28日)

特別利益

 

 

 

固定資産売却益

219

67

 

投資有価証券売却益

14

241

 

事業譲渡益

58

 

特別利益合計

234

367

特別損失

 

 

 

固定資産除売却損

311

1,325

 

減損損失

5,117

4,839

 

投資有価証券評価損

1

 

貸倒引当金繰入額

7

 

店舗閉鎖損失

159

161

 

店舗閉鎖損失引当金繰入額

709

878

 

特別損失合計

6,305

7,206

税金等調整前当期純利益

11,303

7,477

法人税、住民税及び事業税

4,742

2,741

法人税等調整額

△890

903

法人税等合計

3,852

3,645

当期純利益

7,450

3,832

非支配株主に帰属する当期純利益

14

13

親会社株主に帰属する当期純利益

7,436

3,818

 

 

 

連結包括利益計算書

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

(自 2023年3月1日

 至 2024年2月29日)

当連結会計年度

(自 2024年3月1日

 至 2025年2月28日)

当期純利益

7,450

3,832

その他の包括利益

 

 

 

その他有価証券評価差額金

1,161

172

 

退職給付に係る調整額

756

445

 

持分法適用会社に対する持分相当額

△12

99

 

その他の包括利益合計

1,905

717

包括利益

9,356

4,549

(内訳)

 

 

 

親会社株主に係る包括利益

9,342

4,559

 

非支配株主に係る包括利益

14

13

 

 

 

(3)連結株主資本等変動計算書

前連結会計年度(自 2023年3月1日 至 2024年2月29日)

 

(単位:百万円)

 

株主資本

資本金

資本剰余金

利益剰余金

自己株式

株主資本合計

当期首残高

22,000

142,025

41,370

△376

205,019

当期変動額

 

 

 

 

 

剰余金の配当

 

 

△2,604

 

△2,604

親会社株主に帰属する
当期純利益

 

 

7,436

 

7,436

自己株式の取得

 

 

 

△41

△41

自己株式の処分

 

 

 

 

株主資本以外の項目の
当期変動額(純額)

 

 

 

 

 

当期変動額合計

4,831

△41

4,789

当期末残高

22,000

142,025

46,201

△418

209,808

 

 

 

その他の包括利益累計額

非支配株主持分

純資産合計

その他有価証券

評価差額金

退職給付に係る

調整累計額

その他の包括利益累計額合計

当期首残高

3,391

731

4,122

247

209,388

当期変動額

 

 

 

 

 

剰余金の配当

 

 

 

 

△2,604

親会社株主に帰属する
当期純利益

 

 

 

 

7,436

自己株式の取得

 

 

 

 

△41

自己株式の処分

 

 

 

 

株主資本以外の項目の
当期変動額(純額)

1,161

743

1,905

12

1,918

当期変動額合計

1,161

743

1,905

12

6,708

当期末残高

4,553

1,474

6,028

260

216,097

 

 

 

当連結会計年度(自 2024年3月1日 至 2025年2月28日)

 

(単位:百万円)

 

株主資本

資本金

資本剰余金

利益剰余金

自己株式

株主資本合計

当期首残高

22,000

142,025

46,201

△418

209,808

当期変動額

 

 

 

 

 

剰余金の配当

 

 

△2,604

 

△2,604

親会社株主に帰属する
当期純利益

 

 

3,818

 

3,818

自己株式の取得

 

 

 

△147

△147

自己株式の処分

 

 

 

136

136

株主資本以外の項目の
当期変動額(純額)

 

 

 

 

 

当期変動額合計

1,213

△11

1,202

当期末残高

22,000

142,025

47,415

△429

211,011

 

 

 

その他の包括利益累計額

非支配株主持分

純資産合計

その他有価証券

評価差額金

退職給付に係る

調整累計額

その他の包括利益累計額合計

当期首残高

4,553

1,474

6,028

260

216,097

当期変動額

 

 

 

 

 

剰余金の配当

 

 

 

 

△2,604

親会社株主に帰属する
当期純利益

 

 

 

 

3,818

自己株式の取得

 

 

 

 

△147

自己株式の処分

 

 

 

 

136

株主資本以外の項目の
当期変動額(純額)

172

544

717

12

729

当期変動額合計

172

544

717

12

1,931

当期末残高

4,725

2,019

6,745

272

218,028

 

 

 

(4)連結キャッシュ・フロー計算書

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

(自 2023年3月1日

 至 2024年2月29日)

当連結会計年度

(自 2024年3月1日

 至 2025年2月28日)

営業活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

税金等調整前当期純利益

11,303

7,477

 

減価償却費

16,847

15,610

 

減損損失

5,117

4,839

 

のれん償却額

1,348

1,348

 

貸倒引当金の増減額(△は減少)

86

35

 

賞与引当金の増減額(△は減少)

773

△688

 

退職給付に係る負債の増減額(△は減少)

△221

△61

 

退職給付に係る資産の増減額(△は増加)

△692

△1,311

 

役員業績報酬引当金の増減額(△は減少)

△0

△23

 

役員退職慰労引当金の増減額(△は減少)

△4

△14

 

役員株式給付引当金の増減額(△は減少)

57

△97

 

利息返還損失引当金の増減額(△は減少)

△73

△44

 

店舗閉鎖損失引当金の増減額(△は減少)

650

265

 

受取利息及び受取配当金

△398

△442

 

支払利息

442

459

 

持分法による投資損益(△は益)

△1,441

△1,024

 

補助金収入

△571

△97

 

固定資産除売却損益(△は益)

91

1,066

 

投資有価証券売却損益(△は益)

△14

△241

 

投資有価証券評価損益(△は益)

1

 

事業譲渡損益(△は益)

△58

 

店舗閉鎖損失

159

296

 

売上債権の増減額(△は増加)

△737

△1,248

 

棚卸資産の増減額(△は増加)

△924

△674

 

仕入債務の増減額(△は減少)

1,855

△4,662

 

その他

2,973

△1,174

 

小計

36,629

19,533

 

利息及び配当金の受取額

975

930

 

利息の支払額

△442

△455

 

補助金の受取額

571

97

 

法人税等の支払額

△7,125

△3,358

 

営業活動によるキャッシュ・フロー

30,607

16,747

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

(自 2023年3月1日

 至 2024年2月29日)

当連結会計年度

(自 2024年3月1日

 至 2025年2月28日)

投資活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

投資有価証券の取得による支出

△2

△3

 

投資有価証券の売却による収入

188

511

 

貸付けによる支出

△121

△96

 

貸付金の回収による収入

36

232

 

長期前払費用に係る支出

△363

△211

 

その他の投資に係る支出

△984

△1,186

 

その他の投資に係る収入

1,522

1,194

 

有形及び無形固定資産の取得による支出

△15,921

△16,788

 

有形固定資産の売却による収入

1,039

366

 

投資活動によるキャッシュ・フロー

△14,607

△15,980

財務活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

短期借入金の純増減額(△は減少)

1,050

△950

 

長期借入れによる収入

19,500

16,200

 

長期借入金の返済による支出

△27,703

△26,109

 

リース債務の返済による支出

△816

△1,192

 

事業譲渡による収入

3,010

 

自己株式の取得による支出

△41

△147

 

自己株式の売却による収入

136

 

配当金の支払額

△2,604

△2,604

 

非支配株主への配当金の支払額

△1

△1

 

財務活動によるキャッシュ・フロー

△10,618

△11,658

現金及び現金同等物の増減額(△は減少)

5,381

△10,891

現金及び現金同等物の期首残高

31,800

37,182

現金及び現金同等物の期末残高

37,182

26,291

 

 

 

(5)連結財務諸表に関する注記事項

(継続企業の前提に関する注記)

該当事項はありません。

 

(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)

該当事項はありません。

 

(会計方針の変更等)

(会計上の見積りの変更と区別することが困難な会計方針の変更及び会計上の見積りの変更)

 (有形固定資産の減価償却方法の変更及び耐用年数の変更並びに残存価額の見積りの変更)

当社及び一部の連結子会社は、従来、有形固定資産(リース資産を除く)の減価償却方法について定率法(建物(建物附属設備を除く)並びに2016年4月1日以後に取得した建物附属設備及び構築物については定額法)を採用していましたが、当連結会計年度から、定額法に変更しています。

当社は、2024年3月1日に子会社である株式会社フジ・リテイリングとマックスバリュ西日本株式会社を吸収合併いたしました。

本合併を契機として、店舗設備等有形固定資産の経済的便益の費消パターンを再検討した結果、当社グループの有形固定資産は耐用年数にわたり安定的に利用されており、その便益は耐用年数にわたり均等に費消されると見込まれることから、定額法による減価償却を行うことが、当社グループの実態をより適正に反映することができると判断いたしました。

また、減価償却方法の変更にあわせ、今後の店舗戦略を踏まえて耐用年数及び残存価額についても見直しました。この結果、株式会社フジがマックスバリュ西日本株式会社から承継した有形固定資産については、株式会社フジで使用している耐用年数と同様の年数に変更し、残存価額については、株式会社フジと同様に、備忘価額の1円に変更しています。

以上の変更に伴い、従来の方法によった場合に比べて、当連結会計年度の減価償却費が10億49百万円減少し、営業利益、経常利益及び税金等調整前当期純利益がそれぞれ同額増加しています。

 

(追加情報)

(役員向け株式交付信託)

当社は、2017年5月18日開催の第50回定時株主総会決議に基づき、2017年7月10日より、当社取締役(社外取締役及び非常勤取締役を除く。)及び監査役(非常勤監査役を除く。)(以下「取締役等」という。)に対する株式報酬制度(以下「本制度」という。)を導入しています。

 

  ① 取引の概要

本制度は、当社が金銭を拠出することにより設定する信託が当社株式を取得し、当社が各取締役等に付与するポイントの数に相当する数の当社株式が信託を通じて各取締役等に対して交付されるという、株式報酬制度です。また、取締役等が当社株式の交付を受ける時期は、原則として取締役等の退任時です。

 

  ② 信託に残存する自社の株式

信託に残存する当社株式を、信託における帳簿価額(付随費用の金額を除く。)により、純資産の部に自己株式として計上しています。前連結会計年度末の当該自己株式の帳簿価額及び株式数は、368百万円、170,550株です。また、当連結会計年度末の当該自己株式の帳簿価額及び株式数は、378百万円、182,500株です。

 

(セグメント情報等)
(セグメント情報)

当社は単一セグメントであるため、記載を省略しています。

 

 

(1株当たり情報)

 

 

 

前連結会計年度

(自 2023年3月1日

至 2024年2月29日)

当連結会計年度

(自 2024年3月1日

至 2025年2月28日)

 

1株当たり純資産額

 

 

2,490.63

2,513.14

1株当たり当期純利益金額

 

 

85.80

44.06

 

(注) 1 潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式が存在しないため記載していません。

   2 株主資本において自己株式として計上されている信託に残存する自社の株式は、1株当たり当期純利益金
額の算定上、期中平均株式数の計算において控除する自己株式に含めており、また、1株当たり純資産額
の算定上、期末発行済株式総数から控除する自己株式数に含めています。
1株当たり当期純利益金額の算定上、控除した当該自己株式の期中平均株式数は前連結会計年度155,683株、当連結会計年度159,589株であり、1株当たり純資産額の算定上、控除した当該自己株式の期末株式数は前連結会計年度170,550株、当連結会計年度182,500株です。

3 算定上の基礎

  (1) 1株当たり当期純利益金額 

項目

前連結会計年度

(自 2023年3月1日

至 2024年2月29日)

当連結会計年度

(自 2024年3月1日

至 2025年2月28日)

親会社株主に帰属する当期純利益(百万円)

7,436

3,818

普通株主に帰属しない金額(百万円)

普通株式に係る親会社株主に帰属する
当期純利益(百万円)

7,436

3,818

普通株式の期中平均株式数(千株)

86,674

86,670

 

 

 (2) 1株当たり純資産額 

項目

前連結会計年度
(2024年2月29日)

当連結会計年度
(2025年2月28日)

純資産の部の合計額(百万円)

216,097

218,028

純資産の部の合計額から控除する金額(百万円)

260

272

(うち非支配株主持分(百万円))

(260)

(272)

普通株式に係る期末の純資産額(百万円)

215,837

217,756

1株当たり純資産額の算定に用いられた
期末の普通株式の数(千株)

86,659

86,647

 

 

 

(重要な後発事象)

  該当事項はありません。

 

5.個別財務諸表及び主な注記

(1)貸借対照表

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前事業年度

(2024年2月29日)

当事業年度

(2025年2月28日)

資産の部

 

 

 

流動資産

 

 

 

 

現金及び預金

14,233

21,258

 

 

売掛金

0

8,791

 

 

商品

32,835

 

 

関係会社短期貸付金

3,000

1,350

 

 

その他

3,801

11,368

 

 

貸倒引当金

△3

 

 

流動資産合計

21,031

75,603

 

固定資産

 

 

 

 

有形固定資産

 

 

 

 

 

建物及び構築物

43,969

99,560

 

 

 

機械装置及び運搬具

184

4,501

 

 

 

工具、器具及び備品

2,939

13,472

 

 

 

土地

34,017

117,441

 

 

 

リース資産

2,146

4,254

 

 

 

建設仮勘定

63

575

 

 

 

有形固定資産合計

83,321

239,805

 

 

無形固定資産

 

 

 

 

 

借地権

4,276

3,561

 

 

 

その他

1,405

2,096

 

 

 

無形固定資産合計

5,681

5,658

 

 

投資その他の資産

 

 

 

 

 

投資有価証券

5,831

13,572

 

 

 

関係会社株式

99,505

4,843

 

 

 

長期貸付金

99

5,733

 

 

 

差入保証金

10,491

16,546

 

 

 

建設協力金

2,065

2,028

 

 

 

前払年金費用

1,699

2,155

 

 

 

繰延税金資産

795

13,534

 

 

 

その他

1,034

3,681

 

 

 

貸倒引当金

△100

△2,378

 

 

 

投資その他の資産合計

121,420

59,718

 

 

固定資産合計

210,423

305,183

 

資産合計

231,455

380,786

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前事業年度

(2024年2月29日)

当事業年度

(2025年2月28日)

負債の部

 

 

 

流動負債

 

 

 

 

支払手形及び買掛金

1,741

51,299

 

 

短期借入金

4,720

10,210

 

 

1年内返済予定の長期借入金

5,861

21,787

 

 

未払金

4,569

10,743

 

 

未払法人税等

36

1,777

 

 

契約負債

660

1,249

 

 

賞与引当金

609

2,120

 

 

店舗閉鎖損失引当金

634

78

 

 

預り金

16,532

4,250

 

 

その他

1,592

16,181

 

 

流動負債合計

36,959

119,698

 

固定負債

 

 

 

 

長期借入金

11,615

38,461

 

 

リース債務

2,677

4,675

 

 

退職給付引当金

1,403

1,569

 

 

役員株式給付引当金

368

271

 

 

利息返還損失引当金

284

239

 

 

店舗閉鎖損失引当金

899

 

 

関係会社事業損失引当金

80

 

 

長期預り保証金

7,849

12,755

 

 

資産除去債務

4,305

10,405

 

 

その他

1,000

1,024

 

 

固定負債合計

29,504

70,384

 

負債合計

66,463

190,082

純資産の部

 

 

 

株主資本

 

 

 

 

資本金

22,000

22,000

 

 

資本剰余金

 

 

 

 

 

資本準備金

107,599

107,599

 

 

 

資本剰余金合計

107,599

107,599

 

 

利益剰余金

 

 

 

 

 

利益準備金

633

633

 

 

 

その他利益剰余金

 

 

 

 

 

 

固定資産圧縮積立金

172

1,478

 

 

 

 

別途積立金

27,900

27,900

 

 

 

 

繰越利益剰余金

4,569

25,191

 

 

 

 

その他利益剰余金

32,642

54,570

 

 

 

利益剰余金合計

33,275

55,203

 

 

自己株式

△418

△429

 

 

株主資本合計

162,456

184,372

 

評価・換算差額等

 

 

 

 

その他有価証券評価差額金

2,535

6,331

 

 

評価・換算差額等合計

2,535

6,331

 

純資産合計

164,991

190,704

負債純資産合計

231,455

380,786

 

 

 

 

(2)損益計算書

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前事業年度

(自 2023年3月1日

 至 2024年2月29日)

当事業年度

(自 2024年3月1日

 至 2025年2月28日)

営業収益

 

 

 

売上高

740,538

 

不動産賃貸収入

22,091

21,606

 

その他の営業収入

1,820

6,389

 

営業収益合計

23,912

768,534

営業費用

 

 

 

売上原価

537,190

 

不動産賃貸原価

18,424

 

営業費用合計

18,424

537,190

営業総利益

5,487

231,344

販売費及び一般管理費

 

 

 

広告宣伝費

0

9,170

 

減価償却費

15,567

 

従業員給料及び手当

16,014

84,428

 

従業員賞与

1,807

5,276

 

賞与引当金繰入額

609

2,120

 

退職給付費用

501

1,338

 

役員株式給付引当金繰入額

57

39

 

法定福利及び厚生費

2,323

13,231

 

出向者等人件費受入額

△20,419

 

借地借家料

19,288

 

水道光熱費

16,341

 

支払手数料

1,264

 

事業税等

288

1,860

 

貸倒引当金繰入額

100

9

 

その他

431

51,132

 

販売費及び一般管理費合計

2,981

219,804

営業利益

2,506

11,539

営業外収益

 

 

 

受取利息及び配当金

3,184

1,380

 

補助金収入

156

95

 

その他

191

612

 

営業外収益合計

3,531

2,087

営業外費用

 

 

 

支払利息

203

455

 

関係会社貸倒引当金繰入額

290

 

その他

70

287

 

営業外費用合計

274

1,033

経常利益

5,763

12,593

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前事業年度

(自 2023年3月1日

 至 2024年2月29日)

当事業年度

(自 2024年3月1日

 至 2025年2月28日)

特別利益

 

 

 

抱合せ株式消滅差益

13,667

 

固定資産売却益

70

 

投資有価証券売却益

95

241

 

特別利益合計

95

13,979

特別損失

 

 

 

固定資産除売却損

154

1,215

 

減損損失

907

4,916

 

投資有価証券評価損

1

 

関係会社債権放棄損

193

 

店舗閉鎖損失

15

149

 

店舗閉鎖損失引当金繰入額

634

834

 

特別損失合計

1,711

7,311

税引前当期純利益

4,147

19,261

法人税、住民税及び事業税

403

1,991

法人税等調整額

△14

1,089

法人税等合計

389

3,080

当期純利益

3,757

16,181

 

 

 

 

(3)株主資本等変動計算書

前事業年度(自 2023年3月1日 至 2024年2月29日)

 

(単位:百万円)

 

株主資本

資本金

資本剰余金

資本準備金

資本剰余金合計

当期首残高

22,000

107,599

107,599

当期変動額

 

 

 

剰余金の配当

 

 

 

当期純利益

 

 

 

固定資産圧縮積立金の
積立

 

 

 

固定資産圧縮積立金の
取崩

 

 

 

自己株式の取得

 

 

 

自己株式の処分

 

 

 

吸収分割の戻入による増加

 

 

 

株主資本以外の項目の
当期変動額(純額)

 

 

 

当期変動額合計

当期末残高

22,000

107,599

107,599

 

 

 

株主資本

利益剰余金

利益準備金

その他利益剰余金

利益剰余金合計

固定資産

圧縮積立金

別途積立金

繰越利益剰余金

当期首残高

633

186

27,900

3,208

31,928

当期変動額

 

 

 

 

 

剰余金の配当

 

 

 

△2,604

△2,604

当期純利益

 

 

 

3,757

3,757

固定資産圧縮積立金の
積立

 

 

 

 

 

固定資産圧縮積立金の
取崩

 

△14

 

14

自己株式の取得

 

 

 

 

 

自己株式の処分

 

 

 

 

 

吸収分割の戻入による増加

 

 

 

194

194

株主資本以外の項目の
当期変動額(純額)

 

 

 

 

 

当期変動額合計

△14

1,361

1,347

当期末残高

633

172

27,900

4,569

33,275

 

 

 

株主資本

評価・換算差額等

純資産合計

自己株式

株主資本合計

その他有価証券

評価差額金

評価・換算

差額等合計

当期首残高

△376

161,150

1,944

1,944

163,095

当期変動額

 

 

 

 

 

剰余金の配当

 

△2,604

 

 

△2,604

当期純利益

 

3,757

 

 

3,757

固定資産圧縮積立金の
積立

 

 

 

固定資産圧縮積立金の
取崩

 

 

 

自己株式の取得

△41

△41

 

 

△41

自己株式の処分

 

 

 

吸収分割の戻入による増加

 

194

 

 

194

株主資本以外の項目の
当期変動額(純額)

 

 

590

590

590

当期変動額合計

△41

1,305

590

590

1,895

当期末残高

△418

162,456

2,535

2,535

164,991

 

 

 

当事業年度(自 2024年3月1日 至 2025年2月28日)

 

(単位:百万円)

 

株主資本

資本金

資本剰余金

資本準備金

資本剰余金合計

当期首残高

22,000

107,599

107,599

当期変動額

 

 

 

剰余金の配当

 

 

 

当期純利益

 

 

 

固定資産圧縮積立金の
積立

 

 

 

固定資産圧縮積立金の
取崩

 

 

 

自己株式の取得

 

 

 

自己株式の処分

 

 

 

吸収分割の戻入による増加

 

 

 

株主資本以外の項目の
当期変動額(純額)

 

 

 

当期変動額合計

当期末残高

22,000

107,599

107,599

 

 

 

株主資本

利益剰余金

利益準備金

その他利益剰余金

利益剰余金合計

固定資産

圧縮積立金

別途積立金

繰越利益剰余金

当期首残高

633

172

27,900

4,569

33,275

当期変動額

 

 

 

 

 

剰余金の配当

 

 

 

△2,604

△2,604

当期純利益

 

 

 

16,181

16,181

固定資産圧縮積立金の
積立

 

1,324

 

△1,324

 

固定資産圧縮積立金の
取崩

 

△18

 

18

自己株式の取得

 

 

 

 

 

自己株式の処分

 

 

 

 

 

吸収分割の戻入による増加

 

 

 

8,351

8,351

株主資本以外の項目の
当期変動額(純額)

 

 

 

 

 

当期変動額合計

1,305

20,621

21,927

当期末残高

633

1,478

27,900

25,191

55,203

 

 

 

株主資本

評価・換算差額等

純資産合計

自己株式

株主資本合計

その他有価証券

評価差額金

評価・換算

差額等合計

当期首残高

△418

162,456

2,535

2,535

164,991

当期変動額

 

 

 

 

 

剰余金の配当

 

△2,604

 

 

△2,604

当期純利益

 

16,181

 

 

16,181

固定資産圧縮積立金の
積立

 

 

 

固定資産圧縮積立金の
取崩

 

 

 

自己株式の取得

△147

△147

 

 

△147

自己株式の処分

136

136

 

 

136

吸収分割の戻入による増加

 

8,351

 

 

8,351

株主資本以外の項目の
当期変動額(純額)

 

 

3,796

3,796

3,796

当期変動額合計

△11

21,916

3,796

3,796

25,712

当期末残高

△429

184,372

6,331

6,331

190,704