○添付資料の目次

 

1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………………2

(1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………………2

(2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………………7

(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………………7

(4)継続企業の前提に関する重要事象等 ……………………………………………………………………8

2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………………9

(1)四半期連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………………9

(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ………………………………………………10

四半期連結損益計算書 …………………………………………………………………………………………10

四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………………………11

(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………12

(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………………12

(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………………13

(セグメント情報等) …………………………………………………………………………………………13

(キャッシュ・フロー計算書に関する注記) ………………………………………………………………13

(収益認識関係) ………………………………………………………………………………………………13

(重要な後発事象) ……………………………………………………………………………………………14

 

 

1.当四半期決算に関する定性的情報

(1)経営成績に関する説明

① 当期の経営成績

[表1]事業収益及び各段階損益

(単位:百万円)

 

前第3四半期連結累計期間

(自 2023年5月1日
 至 2024年1月31日)

当第3四半期連結累計期間

(自 2024年5月1日

 至 2025年1月31日)

前年同期比

事業収益

2,984

5,059

+69.5%

売上総利益

1,944

3,619

+86.1%

営業損失(△)

△1,618

△606

 

 

当社グループは、米国Massachusetts Institute of Technology(マサチューセッツ工科大学)の研究者の発明による自己組織化ペプチド技術を基にした医療製品の開発・製造・販売を行っております。

現時点では、日米欧3極においてそれぞれ複数の製造販売承認を取得しており、中でも主に吸収性局所止血材を中心にグローバルに販売活動を行っております。

 

【販売進捗の状況】

[表2]エリア別製品販売状況

(単位:百万円)

 

前第3四半期連結累計期間

(自 2023年5月1日
 至 2024年1月31日)

当第3四半期連結累計期間

(自 2024年5月1日
 至 2025年1月31日)

前年同期比

米国

928

2,301

+147.9%

欧州

1,092

1,445

+32.3%

日本

635

914

+43.9%

オーストラリア

307

367

+19.7%

その他

20

31

+48.6%

事業収益合計

2,984

5,059

+69.5%

 

 

米国における製品販売は、2,301,322千円となり前年同期比147.9%増となりました。消化器内視鏡領域においては高い成長を維持しており、四半期ごとに過去最高額を達成し計画を大幅に超えるトレンドが継続しております。既存顧客における製品販売額の伸びが進捗することに加え、新規顧客獲得数が想定以上のスピードで増加しており、市場からの大きな需要がうかがえる状況です。また、販売活動強化のために営業人員を拡大する施策も功を奏し、コストの増加分以上に事業収益の成長が進捗し、貢献利益(※)も引き続き拡大しております。耳鼻咽喉科領域においては、アピールポイントを止血から創傷治癒や癒着防止へ転換する戦略が引き続き効果を発揮し、引き続き貢献利益の黒字を維持している状況です。これらの結果、米国子会社は当第3四半期連結累計期間において、財務会計上の黒字化を達成しております。

欧州における製品販売は、1,445,054千円となり前年同期比32.3%増となりました。主要製品である消化器内視鏡領域の止血材においては、一部代理店販売において営業力確保に想定よりも時間を要していることから、計画未達となっております。心臓血管外科領域及び耳鼻咽喉科領域については、小規模の体制を維持して販売活動を行っておりますが、売上計画は未達となっております。これを受けて、心臓血管外科領域に関しては、直販体制を見直し代理店による販売体制に回帰することで営業コストを削減し、貢献利益の拡大を図っております。

日本における製品販売は、914,576千円となり前年同期比43.9%増となりました。新規顧客獲得に加え、既存顧客の製品使用量を増やす施策が奏功しており、引き続き高い成長と貢献利益の黒字拡大を達成しております。

オーストラリアにおける製品販売は、367,497千円となり前年同期比19.7%増となりました。政府による民間保険価格の見直しによる製品販売価格の低下の影響を受けておりましたが、2024年7月時点で見直しも終結したとされております。見直し検討期間中に病院においては価格に不確実性が生じたために買い控えが発生しておりましたが、徐々に通常購買に戻ってきており当社販売額も上向いております。

このような結果、当第3四半期連結累計期間については、止血材の製品販売は米国で2,301,322千円、欧州で1,445,054千円、日本で914,576千円、オーストラリアで367,497千円を計上し、その他事業収益31,034千円を含めると、事業収益5,059,485千円(前年同期比2,075,048千円の増加)と前年同期比69.5%増となり、計画を上回る結果となりました。

費用面に関しては、計画の為替レートよりも円安に振れたことから海外子会社の円ベースでのコストが増加しましたが、現地通貨ベースでは計画値内で進捗しております。費用の為替による増加分は、事業収益が計画を超過したこと及び円安により増加したことで吸収されております。

この結果、営業損失は606,016千円と前期より1,012,276千円改善しております。事業収益が計画を超過したことにより営業損益計画を329,233千円上回る結果となり、営業赤字の縮小を実現しております。

 

[図1]営業利益四半期推移

画像

 

また、主に子会社貸付金に係る為替差損の影響等により、経常損失は1,381,127千円(前年同期は経常損失335,886千円)となり、親会社株主に帰属する四半期純損失は1,393,818千円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失699,952千円)となりました。前第3四半期連結累計期間は対ドルでは期首134.14円から第3四半期連結累計期間末147.55円と円安に推移したことによる利益増加の影響がありましたが、当第3四半期連結累計期間は期首156.92円から第3四半期連結累計期間末154.43円と円高に推移したため、円に換算した際の子会社貸付金の評価額が減少し、損失が発生することとなりました。

 

※ 貢献利益:売上総利益から営業費用を控除した数値

 

 

[図2](ご参考)為替レートの変動により為替差損益が発生する仕組み

 

画像

 

 

 

【研究開発の状況】

直近で追加された又は直近で動きのあった研究開発プロジェクトは下記のとおりであります。

[表3]研究開発プロジェクトの状況

 

 

プロジェクト

ニーズと特徴

状況

小児の心臓手術の止血

小児向けには承認を受けている安全な止血材がない。ピュアスタットは第一候補となりうる。狭い領域でも視野が確保され、塗布後に膨張しない、癒着が抑えられることが臨床ニーズ。

欧州で承認申請準備中。

データ収集は終了。

頭部・頸部の止血

ピュアスタットで止血した症例において、術後ドレーンからの廃液が減少し早期の抜管、早期の退院が可能。病院において大幅なコスト削減となり得る。

欧州において販売中。

論文準備中。

米国承認申請準備中。

オスラー病(HHT)の止血(鼻)

全身の血管に異常が生じ、出血や動静脈奇形などの症状を引き起こす遺伝性疾患で約8割は繰り返す鼻血をきたす。現在焼灼以外に止める方法がないが、ピュアスタットを用いれば在宅医療ができる可能性。

欧州で学会にてポスター発表済、欧州で臨床研究をもう一つ準備中。

米国においても症例蓄積中。

生検後の止血

経内視鏡の生検鉗子による組織採取では肺等部位によって出血した場合有効な止血手立てがなく十分なサンプルの取得が困難。ピュアスタットはこれら止血困難な部位にて使用可能であり十分量のサンプル取得を可能とする。

適応拡大検討中。

前立腺肥大手術の止血

ロボット手術で肥大部を削る際に出るウージングの経尿道カテーテルによる止血。焼灼を減らすことにより術後に男性生殖機能を低下させることを防げる。

欧州で販売中。

手術ロボット企業とテストマーケティング開始予定。

米国にて申請検討中。

脳外科における止血

経鼻の内視鏡による脳手術において、焼灼以外で使える唯一の止血材となる可能性。当社が独自に開発した新規ペプチドを用いる。

2024年4月に欧州で承認申請済。追加質問が提示され承認が数か月程度遅れる見込み。

放射線直腸炎の治癒

放射線治療の副作用。難治性の潰瘍と出血。現在は治療法がないアンメットの状態。ピュアスタットを塗布することで潰瘍の治癒が観察されている。

欧州の内視鏡学会で論文発表。学会がガイドラインにピュアスタットを追加、保険収載を目指す欧州で臨床研究において症例追加開始。

放射線膀胱炎の治癒

放射線治療の副作用。難治性の潰瘍と出血。現在は治療法がないアンメットの状態。ピュアスタットを塗布することで潰瘍の治癒が観察されている。

ケースレポートがオーストラリア泌尿器学会で発表済。

米国にて申請検討中。

炎症性腸疾患の粘膜の治癒

消化管の難治性炎症。原因不明で一度発症すると再燃と寛解を繰り返し、生涯治療が必要となる特定疾患。現在多数の抗炎症剤が用いられているが、粘膜を治癒することで治療効果が上がる可能性。ピュアスタットで粘膜の治癒を目指す。

群馬大学で症例リクルート中(症例報告論文準備中)。

札幌医大で症例リクルート中。

粘膜の創傷治癒

消化管、尿道、膀胱、鼻腔等の粘膜の創傷治癒材としての有効性はこれまでに様々なスタディで確認されている。正式な薬事承認を得ることで拡販につなげ、また難治性炎症のさらなる症例蓄積につなげる。

欧米において申請準備中。

 

 

 

プロジェクト

ニーズと特徴

状況

放射線治療用吸収性

組織スペーサ

前立腺がんや子宮がんの放射線治療の際に、直腸へのダメージを減少させることを目的として、直腸と前立腺や子宮の臓器間に経皮的に注入される。当社ペプチドの生体分解性と高い生体適合性がニーズにマッチすると考えられる。特に子宮がんで注入可能なスペーサは国内未承認であり、早期の開発が待たれている状況。

日本で大学と共同研究中。

動物実験中。

食道狭窄予防

予防方法の確立していないESD後食道狭窄に対して、内視鏡的塗布による防止効果を実証。後出血や瘢痕化による創傷治癒の遅延も抑制。

欧州の動物実験で有効性確認。

広島大学で臨床研究中。

嚥下障害予防

咽頭癌の抗癌剤/放射線治療後に実施する内視鏡下咽喉頭手術後の嚥下障害はQOLの悪化を招くが予防方法が存在しない。この嚥下障害に対し、内視鏡的塗布による予防効果を目指す。
 

日本において特定臨床研究準備中。

心筋機能低下の回復(再生)

注入型の心筋機能回復デバイスとしての開発を目指す。当社ペプチドにより心筋再生の足場環境が構築され、幹細胞および成長因子タンパク質との混合注入による心筋再生の促進が確認されている。

米国ハーバード大学で論文準備中。

骨充填材(再生)

当社ペプチドを骨再生の足場材料とし、患者本人の体液由来の成長因子を保持させることで低侵襲かつ注入可能な骨再生充填剤としての開発を目指す。歯槽骨再建にとどまらず、腫瘍切除後の骨欠損などの大型な骨欠損への再生材料を目指す。

歯槽骨再生における米国パイロット治験結果をもとに、国内大学と大型の骨再生に向けた共同研究実施中。

乳がんを対象としたsiRNAのデリバリー

がんの悪玉とされる「がん幹細胞」を抑制するsiRNAを、当社ペプチドでドラッグデリバリーすることで、腫瘍縮小だけでなく乳がんの再発や転移抑制にも寄与することも期待して開発中。国内治験において、ヒトへの安全性と腫瘍抑制メカニズム発揮を確認。

RPN2発現解析による適用患者プロファイルの更新と、全身投与での治療に向けた試験中。

悪性胸膜中皮腫を対象としたmiRNAのデリバリー

アスベスト(石綿)に暴露された後、数十年の潜伏期間を経て発症するがん。症例数は向こう10年間増え続けるとされている。発症後は薬剤療法に決め手がなく、非常に侵襲性の高い外科手術をしても予後が悪い。マイクロRNA(miRNA)を、画期的新薬として当社ペプチドでデリバリーして治療する。

導出先のPURMX社によるグローバルPhase1/2治験準備中(2025年開始予定)。

ワクチンのデリバリー

当社ペプチドと抗原(タンパク質あるいはmRNA)を複合した徐放作用をもつワクチンで、抗体価の上昇、単回投与での抗体獲得、炎症抑制に基づく副作用の低減を目指す。さらに、内包した抗原の安定性を高め、室温保存可能なワクチンとして輸送、貯蔵でのコールドチェーンを不要にできることも期待。

米国Tulane大学、北海道大学と共同研究中。

 

 

 

 

(2)財政状態に関する説明

① 資産、負債及び純資産の状況

当第3四半期連結会計期間における総資産は7,037,107千円(前連結会計年度末比1,150,825千円の増加)となりました。

流動資産につきましては、6,945,950千円(同1,154,200千円の増加)となりました。これは主に、現金及び預金の増加617,876千円、売掛金の増加478,058千円及び棚卸資産の増加103,586千円がある一方、前渡金の減少63,780千円があることによるものです。

固定資産につきましては、91,156千円(同3,374千円の減少)となりました。これは、投資その他の資産の減少によるものです。

流動負債につきましては、1,411,759千円(同125,091千円の減少)となりました。これは主に、未払金の増加154,239千円がある一方、未払法人税等の減少290,783千円があることによるものです。

固定負債につきましては2,983,419千円(同1,012,704千円の減少)となりました。これは主に、転換社債型新株予約権付社債の減少976,886千円があることによるものです。

純資産につきましては、2,641,928千円(同2,288,621千円の増加)となりました。これは主に、資本金及び資本剰余金のそれぞれ1,543,343千円の増加及び為替換算調整勘定の増加613,493千円がある一方、親会社株主に帰属する四半期純損失による利益剰余金の減少1,393,818千円があることによるものです。

 

(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明

2025年4月期の連結業績予想につきましては、2025年3月13日に公表いたしました「業績予想の修正に関するお知らせ」において修正しておりますのでご参照ください。

 

 

(4)継続企業の前提に関する重要事象等

当社グループは、医療製品の研究開発投資を行う先行投資型企業であります。主力製品である止血材は、既にグローバルに販売を開始しておりますが、現時点でも止血材の営業体制確立等のために相当額の先行費用を計上していることから、前連結会計年度以前より継続して営業損失を計上しております。また、当第3四半期連結累計期間においても、営業損失606,016千円を計上しております。これにより、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような状況が存在していると認識しております。

今後、当社グループは当該状況をいち早く解消し、経営基盤の安定化を実現するために、以下の改善策に取り組んでまいります。

 

(1)事業収益拡大とコスト削減

当社グループは、外科領域では止血材、癒着防止材、粘膜隆起材等、組織再生領域では創傷治癒材等、DDS領域では核酸医薬等のパイプラインを開発しておりますが、これらの早期の製品上市、製品販売による収益獲得が、当社グループ経営の安定化に向けた課題であると認識しております。

主力製品である止血材については、欧州及びオーストラリアに続き、内視鏡先進国である日本及び世界最大の市場を有する米国においても、本格的に製品販売を開始しております。売上成長を最大化するために、各極において営業体制を確立・拡大し、相応の営業費用を投じてまいりましたが、短期的には奏功せず当第3四半期連結累計期間も営業損失が継続する結果となりました。今後一時的には、当社止血材の優位性が高く、売上成長が確実に見込まれる消化器内視鏡領域に事業領域を絞り込み、他領域の営業体制は利益貢献が確実に見込まれる範囲内での活動に留めることで、マーケティング費用を含む営業経費を削減し、収益確保を最優先に進めてまいります。

研究開発に関しては、次世代止血材や粘膜炎の創傷治癒等の注力分野を除き、新規開発を一時的に中断し、注力分野においても、臨床試験を必要としない又は最小規模で実施できる等、グローバルで見て最も有利な市場を選びながらコストと時間の最小化に努めております。さらに、資本提携や事業提携についても検討を続けており、グループ全体でグローバルの視点から早期の収益性の改善に努めてまいります。

 

(2)資金調達

当社グループの事業運営及び研究開発を進めるための十分な資金確保に向けて、米国においてバイオ業界への投資に多くの実績を有する投資ファンドのハイツ・キャピタル・マネジメント・インクに対し、2024年4月に第39回新株予約権を発行いたしました。これにより、当第3四半期連結累計期間において、第39回新株予約権の権利行使により2,628,560千円を調達することができました。一方で、既発行の社債について早期償還条項の適用により一部償還を求められたため、2024年9月に第7回無担保転換社債型新株予約権付社債のうち62,500千円を、2024年10月に第6回無担保転換社債型新株予約権付社債のうち256,250千円を、2024年11月に第5回無担保転換社債型新株予約権付社債のうち220,636千円を償還しております。

また、株式会社りそな銀行とコミットメントライン契約を締結しており、安定的な事業資金の確保に取り組んでおります。今後も引き続き、金融機関からの借入を含む様々な資金調達を検討し、継続的な財務基盤の強化に努めてまいります。

 

しかしながら、「(1)事業収益拡大とコスト削減」については製品販売の拡大、収益構造の改善、資本提携や事業提携が想定どおりに進まないリスクがあります。また、「(2)資金調達」については、株式市場の動向や株価の下落等により新株予約権の行使による資金調達に関して当初想定した調達額を確保できないリスクや、借入金にかかる財務制限条項又は転換社債型新株予約権付社債にかかる早期償還条項への抵触により、当社が期限の利益を喪失し返済義務を負うリスクがあります。

これらのリスクにより、事業運営及び研究開発のための十分な資金が確保できない可能性があり不確実性があるため、現時点において継続企業の前提に重要な不確実性が認められます。

 

 

2.四半期連結財務諸表及び主な注記

(1)四半期連結貸借対照表

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

(2024年4月30日)

当第3四半期連結会計期間

(2025年1月31日)

資産の部

 

 

 

流動資産

 

 

 

 

現金及び預金

1,363,538

1,981,415

 

 

売掛金

1,224,256

1,702,314

 

 

棚卸資産

2,860,903

2,964,490

 

 

前渡金

233,886

170,105

 

 

その他

162,705

174,498

 

 

貸倒引当金

△53,540

△46,873

 

 

流動資産合計

5,791,750

6,945,950

 

固定資産

 

 

 

 

有形固定資産

 

 

無形固定資産

 

 

投資その他の資産

94,531

91,156

 

 

固定資産合計

94,531

91,156

 

資産合計

5,886,282

7,037,107

負債の部

 

 

 

流動負債

 

 

 

 

短期借入金

300,000

300,000

 

 

未払金

354,425

508,664

 

 

未払費用

443,643

451,690

 

 

未払法人税等

333,980

43,197

 

 

その他

104,801

108,206

 

 

流動負債合計

1,536,851

1,411,759

 

固定負債

 

 

 

 

転換社債型新株予約権付社債

3,873,820

2,896,933

 

 

その他

122,303

86,486

 

 

固定負債合計

3,996,123

2,983,419

 

負債合計

5,532,974

4,395,179

純資産の部

 

 

 

株主資本

 

 

 

 

資本金

13,818,459

15,361,803

 

 

資本剰余金

13,808,179

15,351,523

 

 

利益剰余金

△23,764,244

△25,158,063

 

 

自己株式

△153

△153

 

 

株主資本合計

3,862,241

5,555,110

 

その他の包括利益累計額

 

 

 

 

その他有価証券評価差額金

382

257

 

 

為替換算調整勘定

△3,997,920

△3,384,427

 

 

その他の包括利益累計額合計

△3,997,538

△3,384,169

 

新株予約権

488,604

470,987

 

純資産合計

353,307

2,641,928

負債純資産合計

5,886,282

7,037,107

 

 

 

(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書

四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前第3四半期連結累計期間

(自 2023年5月1日

 至 2024年1月31日)

当第3四半期連結累計期間

(自 2024年5月1日

 至 2025年1月31日)

事業収益

 

 

 

売上高

2,984,436

5,059,485

 

事業収益合計

2,984,436

5,059,485

事業費用

 

 

 

売上原価

1,040,124

1,440,456

 

研究開発費

364,052

395,726

 

販売費及び一般管理費

3,198,553

3,829,318

 

事業費用合計

4,602,729

5,665,501

営業損失(△)

△1,618,293

△606,016

営業外収益

 

 

 

受取利息

30

101

 

為替差益

1,342,674

 

受取手数料

2,226

3,689

 

その他

13,787

4,789

 

営業外収益合計

1,358,718

8,580

営業外費用

 

 

 

支払利息

62,730

59,587

 

支払手数料

2,293

3,439

 

為替差損

649,239

 

株式交付費

8,208

9,591

 

その他

3,080

61,833

 

営業外費用合計

76,312

783,691

経常損失(△)

△335,886

△1,381,127

特別利益

 

 

 

新株予約権戻入益

1,296

15,663

 

特別利益合計

1,296

15,663

特別損失

 

 

 

減損損失

12,021

17,579

 

送金詐欺損失

198,807

 

特別損失合計

210,828

17,579

税金等調整前四半期純損失(△)

△545,419

△1,383,043

法人税、住民税及び事業税

154,532

10,774

法人税等合計

154,532

10,774

四半期純損失(△)

△699,952

△1,393,818

親会社株主に帰属する四半期純損失(△)

△699,952

△1,393,818

 

 

 

四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前第3四半期連結累計期間

(自 2023年5月1日

 至 2024年1月31日)

当第3四半期連結累計期間

(自 2024年5月1日

 至 2025年1月31日)

四半期純損失(△)

△699,952

△1,393,818

その他の包括利益

 

 

 

その他有価証券評価差額金

361

△124

 

為替換算調整勘定

△1,250,652

613,493

 

その他の包括利益合計

△1,250,290

613,368

四半期包括利益

△1,950,242

△780,449

(内訳)

 

 

 

親会社株主に係る四半期包括利益

△1,950,242

△780,449

 

非支配株主に係る四半期包括利益

 

 

 

(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項

(継続企業の前提に関する注記)

当社グループは、医療製品の研究開発投資を行う先行投資型企業であります。主力製品である止血材は、既にグローバルに販売を開始しておりますが、現時点でも止血材の営業体制確立等のために相当額の先行費用を計上していることから、前連結会計年度以前より継続して営業損失を計上しております。また、当第3四半期連結累計期間においても、営業損失606,016千円を計上しております。これにより、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような状況が存在していると認識しております。

今後、当社グループは当該状況をいち早く解消し、経営基盤の安定化を実現するために、以下の改善策に取り組んでまいります。

 

(1)事業収益拡大とコスト削減

当社グループは、外科領域では止血材、癒着防止材、粘膜隆起材等、組織再生領域では創傷治癒材等、DDS領域では核酸医薬等のパイプラインを開発しておりますが、これらの早期の製品上市、製品販売による収益獲得が、当社グループ経営の安定化に向けた課題であると認識しております。

主力製品である止血材については、欧州及びオーストラリアに続き、内視鏡先進国である日本及び世界最大の市場を有する米国においても、本格的に製品販売を開始しております。売上成長を最大化するために、各極において営業体制を確立・拡大し、相応の営業費用を投じてまいりましたが、短期的には奏功せず当第3四半期連結累計期間も営業損失が継続する結果となりました。今後一時的には、当社止血材の優位性が高く、売上成長が確実に見込まれる消化器内視鏡領域に事業領域を絞り込み、他領域の営業体制は利益貢献が確実に見込まれる範囲内での活動に留めることで、マーケティング費用を含む営業経費を削減し、収益確保を最優先に進めてまいります。

研究開発に関しては、次世代止血材や粘膜炎の創傷治癒等の注力分野を除き、新規開発を一時的に中断し、注力分野においても、臨床試験を必要としない又は最小規模で実施できる等、グローバルで見て最も有利な市場を選びながらコストと時間の最小化に努めております。さらに、資本提携や事業提携についても検討を続けており、グループ全体でグローバルの視点から早期の収益性の改善に努めてまいります。

 

(2)資金調達

当社グループの事業運営及び研究開発を進めるための十分な資金確保に向けて、米国においてバイオ業界への投資に多くの実績を有する投資ファンドのハイツ・キャピタル・マネジメント・インクに対し、2024年4月に第39回新株予約権を発行いたしました。これにより、当第3四半期連結累計期間において、第39回新株予約権の権利行使により2,628,560千円を調達することができました。一方で、既発行の社債について早期償還条項の適用による一部償還により、2024年9月に第7回無担保転換社債型新株予約権付社債のうち62,500千円を、2024年10月に第6回無担保転換社債型新株予約権付社債のうち256,250千円を、2024年11月に第5回無担保転換社債型新株予約権付社債のうち220,636千円を償還しております。

また、株式会社りそな銀行とコミットメントライン契約を締結しており、安定的な事業資金の確保に取り組んでおります。今後も引き続き、金融機関からの借入を含む様々な資金調達を検討し、継続的な財務基盤の強化に努めてまいります。

 

しかしながら、「(1)事業収益拡大とコスト削減」については製品販売の拡大、収益構造の改善、資本提携や事業提携が想定どおりに進まないリスクがあります。また、「(2)資金調達」については、株式市場の動向や株価の下落等により新株予約権の行使による資金調達に関して当初想定した調達額を確保できないリスクや、借入金にかかる財務制限条項への抵触により、当社が期限の利益を喪失し又は転換社債型新株予約権付社債にかかる早期償還条項の適用により最終償還日より前に当社が返済義務を負うリスクがあります。

これらのリスクにより、事業運営及び研究開発のための十分な資金が確保できない可能性があり不確実性があるため、現時点において継続企業の前提に重要な不確実性が認められます。

 

なお、四半期連結財務諸表は継続企業を前提としており、継続企業の前提に関する重要な不確実性の影響を四半期連結財務諸表には反映しておりません。

 

(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)

当社は、米国においてバイオ業界への投資に多くの実績を有する投資ファンドのハイツ・キャピタル・マネジメント・インクに対し、2024年4月に発行した第39回新株予約権の権利行使及び2023年3月に発行した第7回無担保転換社債型新株予約権付社債の権利行使による新株式発行により、当第3四半期連結累計期間において資本金及び資本剰余金がそれぞれ1,543,343千円増加し、当第3四半期連結会計期間末において、資本金が15,361,803千円、資本剰余金が15,351,523千円となっております。

 

(セグメント情報等)

当社グループは、医療製品事業の単一セグメントのため、記載を省略しております。

 

(キャッシュ・フロー計算書に関する注記)

当第3四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておりません。

なお、第3四半期連結累計期間に係る減価償却費(無形固定資産に係る償却費を含む。)は、次のとおりであります。

 

前第3四半期連結累計期間

(自 2023年5月1日

  至 2024年1月31日)

当第3四半期連結累計期間

(自 2024年5月1日

  至 2025年1月31日)

減価償却費

千円

千円

 

 

(収益認識関係)

顧客との契約から生じる収益を分解した情報

前第3四半期連結累計期間(自  2023年5月1日  至  2024年1月31日)

(単位:千円)

日本

米国

オランダ

オーストラリア

その他

外部顧客への
売上高合計

635,529

932,739

746,675

307,081

362,409

2,984,436

 

(注) 事業収益は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。

 

当第3四半期連結累計期間(自  2024年5月1日  至  2025年1月31日)

(単位:千円)

日本

米国

オランダ

オーストラリア

その他

外部顧客への
売上高合計

914,576

2,301,322

918,543

363,272

561,770

5,059,485

 

(注) 事業収益は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。

 

 

(重要な後発事象)

転換社債型新株予約権付社債の転換

当社が発行した「第6回無担保転換社債型新株予約権付社債」について、当四半期連結会計期間末後から2025年2月28日までに株式への転換が行われており、その概要は以下のとおりであります。

1.新株予約権の行使個数

5個

2.転換された社債額面金額

256,250千円

3.発行した株式の種類及び株式数

 (2025年1月31日現在の発行済株式総数の約1.5%)

普通株式 1,653,225株

4.資本金の増加額

128,125千円

5.資本準備金の増加額

128,125千円