1.報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社グループは、提供するサービスを事業単位の基礎として、包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。したがって、当社グループは、サービス別の事業セグメントから構成されており、「マーケティングソリューションズ事業」、「ECソリューションズ事業」及び「トラベルテック事業」の3つを報告セグメントとしております。
「マーケティングソリューションズ事業」は、コマース事業者のECサイトへの「集客」を軸とするソリューションを提供する事業であります。主要なサービスは、成果報酬型広告「アフィリエイト」であります。
「ECソリューションズ事業」は、コマース事業者のECサイト上での「販売促進」を軸とするソリューションを提供する事業であります。主要なサービスは、オンラインモールのストア向けクリック課金型広告「StoreMatch(ストアマッチ)」及びCRMツール「STORE's R∞(ストアーズ・アールエイト)」であります。
「トラベルテック事業」は、連結子会社であるダイナテック株式会社を中心に、主に宿泊施設向けのソリューションを提供する事業であります。主要なサービスは、宿泊予約システム及び宿泊管理システムの提供であります。
従来、当社グループの報告セグメントは、「マーケティングソリューションズ事業」及び「ECソリューションズ事業」の2区分としておりましたが、当社グループが2024年1月1日から経営管理区分を変更したことに伴い、第1四半期連結会計期間より、「マーケティングソリューションズ事業」、「ECソリューションズ事業」及び「トラベルテック事業」の3区分に変更しております。
なお、前連結会計年度のセグメント情報は、変更後の報告セグメントの区分及び顧客との契約から生じる収益の区分に基づき作成したものを開示しております。
2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、連結財務諸表を作成するために採用される会計方針に準拠した方法であります。
報告セグメントの利益は、営業利益をベースとした数値であります。
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報及び収益の分解情報
前連結会計年度(自 2023年1月1日 至 2023年12月31日)
|
|
|
|
| (単位:百万円) | |
| 報告セグメント | 調整額 (注)1 | 連結財務諸表計上額 (注)2 | |||
| マーケティングソリューションズ事業 | ECソリューションズ事業 | トラベルテック事業 | 計 | ||
売上高 |
|
|
|
|
|
|
成果報酬型広告 「アフィリエイト」 |
|
|
|
|
|
|
ASP | 2,380 | - | - | 2,380 | - | 2,380 |
コンサルティング | 7,652 | - | - | 7,652 | - | 7,652 |
オプション | 1,746 | - | - | 1,746 | - | 1,746 |
クリック課金型広告 「StoreMatch (ストアマッチ)」 | - | 13,120 | - | 13,120 | - | 13,120 |
CRMツール 「STORE's R∞ (ストアーズ・アール エイト)」 | - | 2,482 | - | 2,482 | - | 2,482 |
トラベルテック | - | - | 1,272 | 1,272 | - | 1,272 |
その他 | 10 | 730 | - | 740 | - | 740 |
顧客との契約から 生じる収益 | 11,789 | 16,333 | 1,272 | 29,396 | - | 29,396 |
外部顧客への売上高 | ||||||
セグメント間の 内部売上高又は振替高 | △ | |||||
計 | △ | |||||
セグメント利益 | △ | |||||
セグメント資産 | ||||||
その他の項目 |
|
|
|
|
|
|
減価償却費 | ||||||
のれんの償却額 | ||||||
有形固定資産及び 無形固定資産の増加額 |
(注)1.調整額は以下のとおりであります。
(1)セグメント利益の調整額△1,435百万円は、各報告セグメントに帰属しない全社費用であります。
(2)セグメント資産の調整額22,201百万円は、各報告セグメントに帰属しない全社資産であります。
(3)減価償却費の調整額38百万円は、各報告セグメントに帰属しない全社費用であります。
(4)有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額5百万円は、各報告セグメントに帰属しない全社増加額であります。
2.セグメント利益は、連結損益及び包括利益計算書の営業利益と調整を行っております。
当連結会計年度(自 2024年1月1日 至 2024年12月31日)
|
|
|
|
| (単位:百万円) | |
| 報告セグメント | 調整額 (注)1 | 連結財務諸表計上額 (注)2 | |||
| マーケティングソリューションズ事業 | ECソリューションズ事業 | トラベルテック事業 | 計 | ||
売上高 |
|
|
|
|
|
|
成果報酬型広告 「アフィリエイト」 |
|
|
|
|
| |
ASP | 2,296 | - | - | 2,296 | - | 2,296 |
コンサルティング | 7,595 | - | - | 7,595 | - | 7,595 |
オプション | 2,274 | - | - | 2,274 | - | 2,274 |
クリック課金型広告 「StoreMatch (ストアマッチ)」 | - | 14,038 | - | 14,038 | - | 14,038 |
CRMツール 「STORE's R∞ (ストアーズ・アール エイト)」 | - | 2,484 | - | 2,484 | - | 2,484 |
トラベルテック | - | - | 1,260 | 1,260 | - | 1,260 |
その他 | 36 | 425 | - | 461 | - | 461 |
顧客との契約から 生じる収益 | 12,201 | 16,948 | 1,260 | 30,410 | - | 30,410 |
外部顧客への売上高 | ||||||
セグメント間の 内部売上高又は振替高 | △ | |||||
計 | △ | |||||
セグメント利益又は セグメント損失(△) | △ | △ | ||||
セグメント資産 | ||||||
その他の項目 |
|
|
|
|
|
|
減価償却費 | ||||||
のれんの償却額 | ||||||
有形固定資産及び 無形固定資産の増加額 |
(注)1.調整額は以下のとおりであります。
(1)セグメント利益又はセグメント損失の調整額△1,682百万円は、各報告セグメントに帰属しない全社費用であります。
(2)セグメント資産の調整額12,639百万円は、各報告セグメントに帰属しない全社資産であります。
(3)減価償却費の調整額31百万円は、各報告セグメントに帰属しない全社費用であります。
(4)有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額55百万円は、各報告セグメントに帰属しない全社増加額であります。
2.セグメント利益又はセグメント損失は、連結損益及び包括利益計算書の営業利益と調整を行っております。