○添付資料の目次

 

1.経営成績等の概況 ………………………………………………………………………………………………………

(1)当四半期の経営成績の概況 ………………………………………………………………………………………

(2)当四半期の財政状態の概況 ………………………………………………………………………………………

(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………………

2.四半期財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………………

(1)四半期貸借対照表 …………………………………………………………………………………………………

(2)四半期損益計算書 …………………………………………………………………………………………………

第3四半期累計期間 ………………………………………………………………………………………………

(3)四半期財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………………

(四半期貸借対照表に関する注記) ………………………………………………………………………………

(四半期損益計算書に関する注記) ………………………………………………………………………………

(四半期財務諸表の作成に特有の会計処理に関する注記) ……………………………………………………

(セグメント情報等の注記) ………………………………………………………………………………………

(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) …………………………………………………………

(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………………………

(四半期キャッシュ・フロー計算書に関する注記) ……………………………………………………………

(重要な後発事象) …………………………………………………………………………………………………

3.その他 ……………………………………………………………………………………………………………………

継続企業の前提に関する重要事象等 …………………………………………………………………………………

 

1.経営成績等の概況

(1)当四半期の経営成績の概況

 当社は、当社の連結子会社であった岩瀬プレキャスト株式会社が2024年5月15日付で破産手続開始決定がなされたことに伴い、当第1四半期会計期間より非連結決算に移行いたしました。そのため、従来連結で行っておりました開示を個別開示に変更いたしました。なお、当第3四半期累計期間は非連結決算初年度にあたるため、前年同期の数値及びこれに係る増減率等の比較分析は行っておりません。また、当第1四半期会計期間より、同社が営む「プレキャスト事業」からの撤退に伴い、同事業の報告セグメントを廃止し、「スパンクリート事業」及び「不動産事業」の2事業に報告セグメントを変更しております。

 当第3四半期累計期間における我が国のGDPはプラス成長が見込まれますが高い伸びは期待出来ない状況となっており、物価高への懸念を含め個人消費の伸びが鈍化するものと予想されております。反して、最低賃金の上昇や賞与支給額の上昇など個人消費を後押しする材料もあり、個人消費が原因で景気が悪化に転ずることは避けられると考えられております。しかし、大統領の交代により米国の通商政策が不透明であり、強硬な関税引き上げが行われた場合、我が国への影響と共に世界経済の混乱は避けられず、重大な不安要素として捉えられております。

 この間、建設市場におきましては、住宅着工件数が前年度比微減の傾向ですが公共建設投資は前年度比3%増程度の傾向となっております。しかしながら、原材料価格の上昇に伴い資材価格の上昇や労務単価の上昇が要因で建設コストの増加傾向は続いていくものと思われます。当社におきましては、原材料高騰の価格転嫁が一部で進みましたが、主要原材料のセメント、PC鋼線の高騰は継続する見通しで、価格転嫁の交渉が継続して必要になっております。また、通年の出荷総数量が昨年度並みの見通しで、工場の低稼働が続いております。

 このような状況下で当社の当第3四半期累計期間の業績は、売上高1,080百万円、営業損失208百万円、経常損失200百万円、四半期純損失248百万円となりました。

 

セグメント別の業績は、次のとおりであります。

①スパンクリート事業

 当事業は、原材料高騰の価格転嫁の進展により一部で改善がみられたものの、出荷数量の低迷が続いております。その結果、売上高902百万円、セグメント損失287百万円となりました。

 

②不動産事業

 当事業は、賃貸用不動産が高稼働を維持し、安定的に収益を確保いたしました。この結果、売上高178百万円、セグメント利益79百万円となりました。

 

(2)当四半期の財政状態の概況

(資産、負債及び純資産の状況)

 当第3四半期会計期間末における流動資産は受取手形及び電子記録債権が増加したものの、売掛金の減少により、前事業年度末に比べ275百万円減少し、2,551百万円となりました。

 固定資産は無形固定資産が増加したものの、建物及び投資有価証券の減少により、前事業年度末に比べ47百万円減少し、3,777百万円となりました。

 この結果、総資産は6,329百万円となり、前事業年度末に比べ322百万円減少いたしました。

 

 当第3四半期会計期間末における流動負債は買掛金及び工事未払金の減少により、前事業年度末に比べ67百万円減少し、660百万円となりました。

 固定負債は長期預り敷金が増加したものの、繰延税金負債の減少により、前事業年度末に比べ1百万円減少し、450百万円となりました。

 この結果、負債は1,110百万円となり、前事業年度末に比べ68百万円減少いたしました。

 

 当第3四半期会計期間末における純資産は四半期純損失計上による利益剰余金の減少により、前事業年度末に比べ254百万円減少し、5,218百万円となりました。

この結果、自己資本比率は82.5%(前事業年度末は82.3%)となりました。

 

(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明

 2025年3月期の業績につきましては、2024年5月13日に公表しました業績予想数値から変更ありません。

なお、2025年3月期の業績予想につきましては、現時点で当社が入手可能な情報に基づき業績予想を算定しております。上記の予想は今後の様々な要因により大きく変動する可能性があり、業績に影響を及ぼす事象が生じた場合には速やかに公表いたします。

 

2.四半期財務諸表及び主な注記

(1)四半期貸借対照表

 

 

(単位:千円)

 

前事業年度

(2024年3月31日)

当第3四半期会計期間

(2024年12月31日)

資産の部

 

 

流動資産

 

 

現金及び預金

2,000,943

1,927,167

受取手形

1,100

電子記録債権

51,392

売掛金

650,065

382,395

商品及び製品

61,298

74,732

仕掛品

289

1,543

原材料及び貯蔵品

65,815

63,973

関係会社短期貸付金

36,000

その他

68,017

49,331

貸倒引当金

△55,321

流動資産合計

2,827,109

2,551,635

固定資産

 

 

有形固定資産

 

 

建物

847,289

811,882

機械及び装置

23,723

19,771

土地

2,637,802

2,635,774

その他

37,053

33,216

有形固定資産合計

3,545,868

3,500,645

無形固定資産

11,695

13,653

投資その他の資産

 

 

投資有価証券

258,924

250,042

破産更生債権等

65,070

その他

8,724

8,445

貸倒引当金

△60,070

投資その他の資産合計

267,648

263,487

固定資産合計

3,825,212

3,777,787

資産合計

6,652,322

6,329,423

 

 

 

 

(単位:千円)

 

前事業年度

(2024年3月31日)

当第3四半期会計期間

(2024年12月31日)

負債の部

 

 

流動負債

 

 

買掛金

60,102

26,135

工事未払金

35,576

23,931

短期借入金

500,000

500,000

リース債務

1,846

1,846

未払金

16,529

10,076

未払費用

60,313

48,714

未成工事受入金

2,838

未払法人税等

5,666

4,249

賞与引当金

18,040

9,660

受注損失引当金

5,230

災害損失引当金

4,294

その他

21,390

31,203

流動負債合計

727,534

660,111

固定負債

 

 

リース債務

2,000

615

繰延税金負債

76,936

73,189

再評価に係る繰延税金負債

216,680

216,680

長期預り敷金

155,821

159,872

固定負債合計

451,438

450,357

負債合計

1,178,973

1,110,469

純資産の部

 

 

株主資本

 

 

資本金

100,000

100,000

資本剰余金

 

 

資本準備金

1,061,313

1,061,313

その他資本剰余金

4,647,977

4,647,977

資本剰余金合計

5,709,291

5,709,291

利益剰余金

 

 

その他利益剰余金

 

 

買換資産圧縮積立金

39,000

37,724

繰越利益剰余金

△299,072

△546,382

利益剰余金合計

△260,072

△508,658

自己株式

△453,540

△453,540

株主資本合計

5,095,678

4,847,092

評価・換算差額等

 

 

その他有価証券評価差額金

142,213

136,403

土地再評価差額金

235,457

235,457

評価・換算差額等合計

377,670

371,860

純資産合計

5,473,349

5,218,953

負債純資産合計

6,652,322

6,329,423

 

(2)四半期損益計算書

(第3四半期累計期間)

 

(単位:千円)

 

当第3四半期累計期間

(自 2024年4月1日

至 2024年12月31日)

売上高

1,080,808

売上原価

1,002,963

売上総利益

77,845

販売費及び一般管理費

286,137

営業損失(△)

△208,292

営業外収益

 

受取利息

851

受取配当金

4,533

固定資産売却益

3,550

その他

4,030

営業外収益合計

12,965

営業外費用

 

支払利息

3,195

貸倒引当金繰入額

1,539

その他

64

営業外費用合計

4,799

経常損失(△)

△200,127

特別損失

 

減損損失

※1 38,105

災害による損失

※2 5,371

その他

1,406

特別損失合計

44,884

税引前四半期純損失(△)

△245,011

法人税、住民税及び事業税

4,249

法人税等調整額

△674

法人税等合計

3,574

四半期純損失(△)

△248,585

 

(3)四半期財務諸表に関する注記事項

(四半期貸借対照表に関する注記)

※ 四半期会計期間末日満期手形

四半期会計期間末日満期手形の会計処理については、当四半期会計期間末日が金融機関の休日でしたが、満期日に決済が行われたものとして処理しております。当四半期会計期間末日満期手形の金額は、次のとおりであります。

 

 

当第3四半期会計期間

(2024年12月31日)

受取手形

2,234千円

 

 

(四半期損益計算書に関する注記)

※1 減損損失

当第3四半期累計期間(自 2024年4月1日 至 2024年12月31日)

 

 当社は、以下の資産について減損損失を計上しました。

場所

用途

減損損失

種類

金額

(千円)

宇都宮工場

(栃木県宇都宮市)

スパンクリート事業

機械及び装置

36,427

その他

1,677

合計

38,105

 当社は、原則として事業用資産については事業部門を基準としてグルーピングを行っており、遊休資産については個別資産ごとにグルーピングを行っております。

 上記の資産については、継続的に営業損失を計上していることから、将来の回収可能性を検討した結果、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として特別損失に計上しております。

 なお、回収可能価額は、正味売却価額又は使用価値により測定しており、正味売却価額は不動産鑑定評価額を基準に評価し、使用価値は将来キャッシュ・フローが見込めないため零として評価しております。

 

※2 災害による損失

当第3四半期累計期間(自 2024年4月1日 至 2024年12月31日)

 

 2024年7月に東京、埼玉で発生した記録的短時間大雨により、当社が所有する賃貸用不動産(東京都北区)において、擁壁崩壊事故が発生し、当該事故による損害及び見積額を特別損失に計上いたしました。

 なお、上記には、災害損失引当金繰入額4,294千円を含んでおります。

 また、当該事故による損害については、保険を付保しておりますが、現時点で当該損害に係る保険金の受取金額等は確定していないため、当第3四半期累計期間においては、受取保険金は計上しておりません。

 

 

(四半期財務諸表の作成に特有の会計処理に関する注記)

(税金費用の計算)

 税金費用については、当第3四半期累計期間を含む事業年度の税引前当期純利益に対する税効果会計適用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算する方法を採用しております。ただし、当該見積実効税率を用いて税金費用を計算すると著しく合理性を欠く結果となる場合には、法定実効税率を使用する方法によっております。

 

 

(セグメント情報等の注記)

【セグメント情報】

当第3四半期累計期間(自2024年4月1日 至2024年12月31日)

1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報並びに収益の分解情報

 

 

 

 

(単位:千円)

 

報告セグメント

四半期損益

計算書計上額

(注)2

 

スパンクリート

事業

不動産事業

売上高

 

 

 

 

一時点で移転される財

896,005

896,005

896,005

一定の期間にわたり移転される財

6,100

6,100

6,100

顧客との契約から生じる収益

902,105

902,105

902,105

その他の収益

(注)1

178,703

178,703

178,703

外部顧客への売上高

902,105

178,703

1,080,808

1,080,808

セグメント間の内部売上高

又は振替高

902,105

178,703

1,080,808

1,080,808

セグメント利益又は損失(△)

△287,694

79,401

△208,292

△208,292

(注)1.その他の収益は、リース取引に関する会計基準に基づく不動産の賃貸収入等であります。

2.セグメント利益又は損失(△)は、四半期損益計算書の営業損失(△)と一致しております。

 

2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報

(固定資産に係る重要な減損損失)

「スパンクリート事業」セグメントにおいて、継続的に営業損失を計上していることから、将来の回収可能性を検討した結果、当第3四半期会計期間末においてスパンクリート事業に係る固定資産の帳簿価額を回収可能価額まで減額することが適切であると判断し、当該減少額を減損損失として計上いたしました。

なお、当該減損損失の計上額は、当第3四半期累計期間においては38,105千円であります。

 

3.報告セグメントの変更等に関する事項

(報告セグメントの廃止)

当社の連結子会社であった岩瀬プレキャスト株式会社が2024年5月15日付で破産手続開始決定がなされたことに伴い、同社が営む「プレキャスト事業」から撤退をしております。これにより、「プレキャスト事業」の報告セグメントを廃止し、「スパンクリート事業」及び「不動産事業」を報告セグメントとしております。

 

 

(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)

 該当事項はありません。

 

(継続企業の前提に関する注記)

 該当事項はありません。

 

(四半期キャッシュ・フロー計算書に関する注記)

当第3四半期累計期間に係る四半期キャッシュ・フロー計算書は作成しておりません。なお、第3四半期累計期間に係る減価償却費(のれんを除く無形固定資産に係る償却費を含む。)は、次のとおりであります。

 

当第3四半期累計期間

(自  2024年4月1日

至  2024年12月31日)

減価償却費

45,652千円

 

 

(重要な後発事象)

(株式併合、単元株式数の定めの廃止及び定款の一部変更並びに臨時株主総会招集のための基準日設定)

当社は、2025年2月14日開催の取締役会において、下記のとおり、2025年4月10日開催予定の臨時株主総会(以下、「本臨時株主総会」といいます。)を招集し、本臨時株主総会において、株式併合、単元株式数の定めの廃止及び定款の一部変更について付議すること、並びに本臨時株主総会の招集のための基準日設定について決議いたしました。

なお、当該取締役会決議は、上記の一連の手続を経て、当社の普通株式(以下、「当社株式」といいます。)が上場廃止となる予定であることを前提として行われたものです。上記手続の過程において、株式会社東京証券取引所(以下、「東京証券取引所」といいます。)スタンダード市場(以下、「スタンダード市場」といいます。)における上場廃止基準に該当することとなります。これにより、当社株式は、2025年4月10日から2025年5月8日までの間、整理銘柄に指定された後、2025年5月9日をもって上場廃止となる予定です。上場廃止後は、当社株式をスタンダード市場において取引することはできませんので、ご留意くださいますようお願いいたします。

本件に関する詳細につきましては、2025年2月14日に公表しております「株式併合、単元株式数の定めの廃止及び定款の一部変更、並びに臨時株主総会招集のための基準日設定に関するお知らせ」をご参照ください。

 

3.その他

継続企業の前提に関する重要事象等

 当社は、継続的な売上高の減少及び前事業年度まで5期連続して営業損失を計上し、当第3四半期累計期間においても営業損失を計上していることから、継続企業の前提に関する注記を開示するまでに至りませんが、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在しているものと認識しております。

 このような中、当社は、営業利益の黒字化に向けて、継続して経費の見直し、最適化を進める一方で依然として不透明な経営環境の中で安定的・継続的に利益を創造する体制を構築すること、コスト上昇に対する価格転嫁及び製品の付加価値を総合的に高めていくことで、こうした状況の早期解消又は改善を目指しております。

 

 セグメント別の具体的な取組みは次のとおりであります。

<スパンクリート事業>

① 総製造原価上昇に対応した販売価格の適正改定

② 新たな顧客獲得を目指し、引き続き大型倉庫、超高層マンション、競技場の拡販に注力し、工場の操業度及び利益の確保に努める

③ 改良新製品研究開発への注力

④ 生産コストダウンへ向けた活動の継続と新規テーマの探索

⑤ 生産数量の増減に備えた協力会社との連携推進

⑥ 相対的に利益率の高い製品の販売拡大

⑦ サステナビリティの一環として、カーボンニュートラルを実現する製品開発の推進

 

<不動産事業>

① 所有する賃貸物件の高稼働の確保

 

なお、当社は当第3四半期会計期間末において、現金及び預金1,927百万円を保有しており、当面の経営に支障をきたさない資金を確保しております。

 以上より、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないものと判断しております。