○添付資料の目次

 

1.経営成績等の概況 ……………………………………………………………………………………2

(1)当期の経営成績の概況 …………………………………………………………………………2

(2)当期の財政状態の概況 …………………………………………………………………………2

(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ……………………………………………………………3

(4)今後の見通し ……………………………………………………………………………………3

2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 …………………………………………………………3

3.連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………4

(1)連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………4

(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ……………………………………………………6

(3)連結株主資本等変動計算書 ……………………………………………………………………8

(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………9

(5)連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………10

(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………10

(企業結合等関係) …………………………………………………………………………………10

(セグメント情報等) ………………………………………………………………………………11

(1株当たり情報) …………………………………………………………………………………12

(重要な後発事象) …………………………………………………………………………………12

 

 

1.経営成績等の概況

(1)当期の経営成績の概況

当社グループは、当連結会計年度が連結財務諸表の作成初年度であり、また、連結子会社のみなし取得日を当連結会計年度末日としていることから、当連結会計年度においては、貸借対照表のみを連結しております。そのため、当連結会計年度においては、連結子会社の業績は含まれておりません。

当社グループは、「アイデアとテクノロジーで人々を笑顔にする!」をミッションとし、徹底した顧客志向のもと、顧客の課題をDX(デジタルトランスフォーメーション)を通じて解決するために、現場のビジネスチャット「direct(ダイレクト)」をはじめとしたサービスを、SaaS(Software as a Service)と呼ばれる形態で提供しています。

当連結会計年度におけるわが国経済は、原材料の価格高や人手不足による供給制限等のリスクは依然存在するものの、雇用が緩やかに改善し賃上げにより所得環境が改善する状況を受け、緩やかに持ち直しつつあります。このようななか、企業の人手不足解消・生産性向上の取組への関心は高く継続しており、デジタルサービスへの投資意欲は依然として堅調に推移しています。

当社グループは、顧客の課題を解像度高く把握し、サービス開発に速やかに反映することを強みとしております。当連結会計年度においては、現場のビジネスチャット「direct(ダイレクト)」の顧客基盤の拡大に向けた営業活動に注力するとともに、建設業界をはじめとした現場業務のノウハウを動画で簡単に共有する新サービス「ナレッジ動画」をリリースし、現場業務のDXプラットフォーマーとしての地位強化に取り組んでまいりました。また、当社グループのシステム開発力を強化し、顧客への価値提供を拡張させることによる収益向上を目的として、株式会社システム・エムズの全株式を取得し、連結子会社化いたしました。

これらの結果、当社単体の当事業年度の末日におけるARR(注1)は1,622,068千円、ストック売上比率(注2)は94.5%、当社サービスの契約社数(注3)は603社となりました。

以上の結果、当連結会計年度の経営成績は売上高1,594,038千円、調整後営業利益(注4)77,142千円、営業利益47,256千円、経常利益18,653千円、親会社株主に帰属する当期純利益は13,054千円となりました。なお、当連結会計年度は連結財務諸表の作成初年度であるため、前年同期との比較分析は行っておりません。

また、当社は、DXソリューション事業の単一セグメントのため、セグメント別の記載は省略しております。

 

(注)1.ARR:Annual Recurring Revenueの略称。当事業年度末の月次ストック売上高を12倍して算出。

 2.ストック売上比率とは、売上高全体に占めるストック売上高の割合を指します。

 3.契約社数とは、OEMを除き、当社のサービスを有償で契約している契約元企業の社数を指します。1社の契約に対し、当該企業の外部委託先など複数の会社が利用しているケースがありますが、契約社数は1社とカウントしております。

 4.調整後営業利益=営業利益+M&Aによる一時費用
 

 

(2)当期の財政状態の概況

(資産)

当連結会計年度末における資産合計は2,708,435千円となりました。その主な内訳は、現金及び預金が1,935,112千円、売掛金が273,866千円、のれんが51,041千円、投資有価証券が154,996千円であります。

 

(負債)

当連結会計年度末における負債合計は999,413千円となりました。その主な内訳は、1年内返済予定の長期借入金が263,334千円、長期借入金が435,074千円、短期借入金が60,000千円、契約負債が46,141千円であります。

 

(純資産)

当連結会計年度末における純資産合計は1,709,021千円となりました。その主な内訳は、資本剰余金が2,003,537千円であります。

 

 

(3)当期のキャッシュ・フローの概況

当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、1,871,411千円となりました。

当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果獲得した資金は27,817千円となりました。主な増加要因としては、税金等調整前当期純利益18,083千円の計上、上場関連費用の22,943千円の計上、減価償却費の25,106千円が発生したものの、一方で、主な減少要因としては、売上債権の増加額42,526千円、利息の支払額7,331千円等によるものであります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果使用した資金は378,161千円となりました。これは主に、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出157,636千円、投資有価証券の取得による支出129,996千円、支社移転に伴う有形固定資産の取得による支出34,752千円、差入保証金の差入による支出26,801千円、新サービス開発に伴う無形固定資産の取得による支出28,718千円等によるものであります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果獲得した資金は1,211,978千円となりました。これは主に、東京証券取引所グロース市場への上場に伴う公募増資や、オーバーアロットメントによる売出しに関連した第三者割当増資に伴う株式の発行による収入1,059,734千円等によるものであります。

 

(4)今後の見通し

 現場業務のDXとその周辺領域のサービスを継続的に強化するとともに、生成AI等の先端技術を用いたソリューション提供を進めてまいります。これらのサービスを、建設業界等の現場業務のある企業に対して、クロスセル展開する営業活動の推進により、収益拡大を進めてまいります。また、新たな事業領域の創出に向けたM&Aの可能性も引き続き検討してまいります。

 以上から、2025年12月期の連結業績予想は、売上高2,080百万円(前期比30.5%増)、営業利益154百万円(前期比227.7%増)、経常利益150百万円(前期比733.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益115百万円(前期比784.6%増)としております。

 

 

2.会計基準の選択に関する基本的な考え方

 当社グループは、国際会計基準に基づく財務諸表を作成するための体制整備の負担等を考慮し、日本基準に基づき連結財務諸表を作成しております。

 

3.連結財務諸表及び主な注記

(1)連結貸借対照表

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当連結会計年度

(2024年12月31日)

資産の部

 

 

流動資産

 

 

 

現金及び預金

1,935,112

 

 

売掛金

273,866

 

 

契約資産

4,172

 

 

仕掛品

5,321

 

 

その他

22,016

 

 

貸倒引当金

△205

 

 

流動資産合計

2,240,284

 

固定資産

 

 

 

有形固定資産

 

 

 

 

建物及び構築物(純額)

56,996

 

 

 

工具、器具及び備品(純額)

15,221

 

 

 

機械装置及び運搬具(純額)

5,487

 

 

 

土地

25,695

 

 

 

有形固定資産合計

103,401

 

 

無形固定資産

 

 

 

 

ソフトウエア

49,747

 

 

 

のれん

51,041

 

 

 

無形固定資産合計

100,789

 

 

投資その他の資産

 

 

 

 

投資有価証券

154,996

 

 

 

繰延税金資産

22,101

 

 

 

保険積立金

40,313

 

 

 

差入保証金

44,765

 

 

 

その他

1,784

 

 

 

投資その他の資産合計

263,960

 

 

固定資産合計

468,151

 

資産合計

2,708,435

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当連結会計年度

(2024年12月31日)

負債の部

 

 

流動負債

 

 

 

買掛金

18,385

 

 

短期借入金

60,000

 

 

1年内返済予定の長期借入金

263,334

 

 

未払金

52,709

 

 

未払法人税等

33,519

 

 

未払消費税等

35,349

 

 

契約負債

46,141

 

 

その他

36,103

 

 

流動負債合計

545,541

 

固定負債

 

 

 

長期借入金

435,074

 

 

繰延税金負債

18,798

 

 

固定負債合計

453,872

 

負債合計

999,413

純資産の部

 

 

株主資本

 

 

 

資本金

629,867

 

 

資本剰余金

2,003,537

 

 

利益剰余金

△924,382

 

 

株主資本合計

1,709,021

 

純資産合計

1,709,021

負債純資産合計

2,708,435

 

 

(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書

連結損益計算書

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当連結会計年度

(自 2024年1月1日

 至 2024年12月31日)

売上高

1,594,038

売上原価

562,526

売上総利益

1,031,512

販売費及び一般管理費

984,255

営業利益

47,256

営業外収益

 

 

受取利息

156

 

受取手数料

14

 

助成金収入

1,500

 

その他

0

 

営業外収益合計

1,671

営業外費用

 

 

支払利息

7,331

 

上場関連費用

22,943

 

営業外費用合計

30,274

経常利益

18,653

特別損失

 

 

固定資産除却損

570

 

特別損失合計

570

税金等調整前当期純利益

18,083

法人税、住民税及び事業税

7,350

法人税等調整額

△2,322

法人税等合計

5,028

当期純利益

13,054

親会社株主に帰属する当期純利益

13,054

 

 

 

連結包括利益計算書

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当連結会計年度

(自 2024年1月1日

 至 2024年12月31日)

当期純利益

13,054

包括利益

13,054

(内訳)

 

 

親会社株主に係る包括利益

13,054

 

非支配株主に係る包括利益

 

 

(3)連結株主資本等変動計算書

当連結会計年度(自 2024年1月1日 至 2024年12月31日)

 

(単位:千円)

 

株主資本

純資産合計

資本金

資本剰余金

利益剰余金

株主資本合計

当期首残高

100,000

1,473,670

△937,437

636,232

636,232

当期変動額

 

 

 

 

 

新株の発行

529,867

529,867

 

1,059,734

1,059,734

親会社株主に帰属する
当期純利益

 

 

13,054

13,054

13,054

当期変動額合計

529,867

529,867

13,054

1,072,788

1,072,788

当期末残高

629,867

2,003,537

△924,382

1,709,021

1,709,021

 

 

 

(4)連結キャッシュ・フロー計算書

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当連結会計年度

(自 2024年1月1日

 至 2024年12月31日)

営業活動によるキャッシュ・フロー

 

 

税金等調整前当期純利益

18,083

 

減価償却費

25,106

 

有形固定資産除却損

570

 

助成金収入

△1,500

 

上場関連費用

22,943

 

貸倒引当金の増減額(△は減少)

23

 

受取利息及び受取配当金

△156

 

支払利息

7,331

 

売上債権の増減額(△は増加)

△42,526

 

棚卸資産の増減額(△は増加)

△2,231

 

その他の流動資産の増減額(△は増加)

△102

 

仕入債務の増減額(△は減少)

5,663

 

契約負債の増減額(△は減少)

△2,056

 

その他の流動負債の増減額(△は減少)

6,716

 

その他

1,498

 

小計

39,361

 

利息及び配当金の受取額

156

 

利息の支払額

△7,331

 

法人税等の支払額又は還付額(△は支払)

△5,869

 

助成金の受取額

1,500

 

営業活動によるキャッシュ・フロー

27,817

投資活動によるキャッシュ・フロー

 

 

有形固定資産の取得による支出

△34,752

 

無形固定資産の取得による支出

△28,718

 

投資有価証券の取得による支出

△129,996

 

差入保証金の差入による支出

△26,801

 

差入保証金の回収による収入

1,313

 

連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出

△157,636

 

その他

△1,570

 

投資活動によるキャッシュ・フロー

△378,161

財務活動によるキャッシュ・フロー

 

 

長期借入れによる収入

190,000

 

長期借入金の返済による支出

△14,812

 

株式の発行による収入

1,059,734

 

上場関連費用の支出

△22,943

 

財務活動によるキャッシュ・フロー

1,211,978

現金及び現金同等物の増減額(△は減少)

861,634

現金及び現金同等物の期首残高

1,009,777

現金及び現金同等物の期末残高

1,871,411

 

 

 

(5)連結財務諸表に関する注記事項

(継続企業の前提に関する注記)

該当事項はありません。

 

(企業結合等関係)

取得による企業結合

1.企業結合の概要

①被取得企業の名称及びその事業内容

被取得企業の名称 株式会社システム・エムズ

事業の内容    システム開発(Webシステム/OA・FAシステム)

         システムコンサルタント

         インフラ構築設計保守

         ホームページ制作

 

②企業結合を行った理由

当社は、「アイデアとテクノロジーで人々を笑顔にする!」をミッションとし、徹底した顧客志向のもと主に「現場」を持つ顧客の業務課題をDXによって解決するため、「direct」をはじめとしたサービスをSaaSと呼ばれる形態で提供しています。また、オーダーメイドのシステム開発を伴うDXコンサルティングも提供しております。

株式会社システム・エムズは、インターネット上で利用できるサービスの開発を幅広く手掛けており、高品質なITソリューションを設計から保守まで一貫してサポートできる、高い開発力を保有する会社であります。株式会社システム・エムズをグループ会社に迎えることで、DXコンサルティング及び当社のSaaSサービス開発において、同社の技術力や知見を生かすことが可能になると考えております。また、当社のサービス開発のノウハウを株式会社システム・エムズと共有することで、さらなる同社の事業成長も促進できるものと考えております。これらを総合的に勘案し、当社の一層の収益力向上および競争力強化に資すると判断した結果、株式取得を行うことといたしました。

 

③企業結合日

2024年11月29日(みなし取得日 2024年11月30日)

 

④企業結合の法的形式

現金を対価とする株式の取得

 

⑤結合後企業の名称

変更はありません。

 

⑥取得した議決権比率

企業結合日に取得した議決権比率 100%

 

⑦取得企業を決定するに至った主な根拠

当社が現金を対価として株式を取得することによるものであります。

 

2.連結財務諸表に含まれる被取得企業の業績の期間

2024年11月30日をみなし取得日としているため、貸借対照表のみを連結しております。

 

3.被取得企業の取得原価及び対価の種類ごとの内訳

取得の対価

現金

235,999千円

取得原価

 

235,999千円

 

 

4.主要な取得関連費用の内容及び金額

アドバイザリー費用等 29,886千円

 

5.発生したのれんの金額、発生原因、償却の方法及び償却期間

①発生したのれんの金額

51,041千円

 

②発生原因

今後の事業展開によって期待される将来の超過収益力から発生したものであります。

 

③償却方法及び償却期間

5年にわたる均等償却

 

6.企業結合日に受け入れた資産及び引き受けた負債の額並びにその主な内訳

流動資産

177,112千円

固定資産

110,871千円

資産合計

287,983千円

流動負債

72,912千円

固定負債

30,114千円

負債合計

103,026千円

 

 

7.企業結合が当連結会計年度の開始の日に完了したと仮定した場合の当連結会計年度の連結損益計算書に及ぼす影響の概算額及びその算定方法

当連結会計年度における概算額の算定が困難であるため、記載しておりません。

 

(セグメント情報等)

【セグメント情報】

DXソリューション事業の単一セグメントのため、記載を省略しております。

 

【関連情報】

1.製品及びサービスごとの情報

単一の製品・サービスの区分の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。

 

2.地域ごとの情報

(1) 売上高

本邦以外の外部顧客への売上高がないため、該当事項はありません。

 

(2) 有形固定資産

本邦以外に所在している有形固定資産がないため、該当事項はありません。

 

3.主要な顧客ごとの情報

 

(単位:千円)

顧客の名称又は氏名

売上高

株式会社トラストバンク

396,377

 

 

(1株当たり情報)

 

 

当連結会計年度

(自 2024年1月1日

至 2024年12月31日)

1株当たり純資産額

333.48

1株当たり当期純利益

2.67

潜在株式調整後
1株当たり当期純利益

 

(注)1.2024年12月期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、希薄化効果を有している潜在株式が
存在しないため、記載しておりません。

2.1株当たり当期純利益の算定上の基礎は、以下のとおりであります。

 

当連結会計年度

(自 2024年1月1日

至 2024年12月31日)

1株当たり当期純利益

 

親会社株主に帰属する当期純利益(千円)

13,054

普通株主に帰属しない金額(千円)

普通株式に係る親会社株主に帰属する当期純利益
(千円)

13,054

普通株式の期中平均株式数(株)

4,886,645

希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定に含めなかった潜在株式の概要

 

3.1株当たり純資産額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。

 

当連結会計年度末
(2024年12月31日)

純資産の部の合計額(千円)

1,709,021

純資産の部の合計額から控除する金額(千円)

普通株式に係る期末の純資産額(千円)

1,709,021

1株当たり純資産額の算定に用いられた期末の普通株式の数(株)

5,124,800

 

 

(重要な後発事象)

該当事項はありません。