○添付資料の目次

 

1.経営成績等の概況 ……………………………………………………………………………………………2

(1)当期の経営成績の概況 ……………………………………………………………………………………2

(2)当期の財政状態の概況 ……………………………………………………………………………………4

(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ………………………………………………………………………4

(4)今後の見通し ………………………………………………………………………………………………5

2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 …………………………………………………………………5

3.連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………6

(1)連結財政状態計算書 ………………………………………………………………………………………6

(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ………………………………………………………………7

(3)連結持分変動計算書 ………………………………………………………………………………………9

(4)連結キャッシュ・フロー計算書 …………………………………………………………………………10

(5)連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………………11

(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………………11

(セグメント情報) …………………………………………………………………………………………11

(非金融資産の減損) ………………………………………………………………………………………13

(1株当たり情報) …………………………………………………………………………………………14

(重要な後発事象) …………………………………………………………………………………………14

 

 

1.経営成績等の概況

(1)当期の経営成績の概況

当連結会計年度において、地政学リスクに加え、米国のインフレ懸念等を背景とした世界経済の先行きに不透明さが増すなか、当社では国内外の異なる事業にそれぞれ注力するポートフォリオ経営を実践することで外部環境の影響を受けにくい事業構築を目指してまいりました。

ソーシャルメディアマーケティング支援事業においては、SNSマーケティング市場の成長を背景に、企業の多様なニーズに応えるための進化を続けております。当社の強みであるSNS上のビッグデータの収集・分析・活用を基盤とし、運用代行、広告配信、インフルエンサーマーケティングなどをワンストップで提供しております。さらに、AIを活用したデータ解析の高度化や新たなツールの導入により、顧客企業との価値共創を深めております。

Web3市場における成長が期待されるなか、当社ではブロックチェーン技術の活用を進め、関連企業やプロジェクトへの投資を通じて知見を蓄積してまいりました。現在、既存事業であるソーシャルメディアマーケティング支援事業で培ったノウハウと、Web3市場での経験を組み合わせることで、Web2とWeb3の融合を目指した新たな取り組みを展開しております。今後もグローバルネットワークの構築を通じて、自社事業間のシナジー創出を進めてまいります。

 

セグメント毎の経営成績は次のとおりです。

 

(ソーシャルメディアマーケティング支援事業)

「ソーシャルメディアマーケティング支援事業」は、SNSマーケティング支援事業とDaaS事業の2つの事業区分により構成されております。

 

a.SNSマーケティング支援事業

当事業は、主に日本国内向けのSNSマーケティング支援から成り立っており、その主なサービスは、SNS広告・SNS運用コンサルティングと、SNS分析ツールがあります。これらのサービスは、当社が保有する膨大なデータと、長年に亘り蓄積してきたSNS分析・運用ノウハウを用いるだけでなく、分析から施策立案、効果測定までを一気通貫・ワンストップでサポートするなど、競争優位性が高いものになっております。

当事業の売上高は2,315百万円(前年度比6.0%増)となりました。SNS広告・SNS運用コンサルティングにおいては、新たなSNS運用の手法や顧客のすそ野の拡大もあり、業績は堅調に推移しております。今後のリスクとしては、円安や原材料高の影響による顧客企業の販管費抑制・SNS運営企業の経営方針の変更によるSNS運用を取り巻く環境の変化があげられます。当社では、採用等を積極化させることで外部環境の変化に柔軟に対応できる組織体制に加え、新たなサービスラインナップの拡充を通じ、業界・顧客ニーズの変化を成長機会と捉え当事業の運営を行ってまいります。なお、SNS分析ツールについては、「選択と集中」を加速させ顧客ニーズの高いSNS広告・SNS運用コンサルティングに営業人員を集中させたため、売上高は前年度と比較し減少となりました。 

 

b.DaaS事業

当事業は、当社の米国子会社であるEffyis, Inc.の主にSNSデータアクセス権の販売から構成されております。

当事業の売上高は1,950百万円(前年度比23.7%減)となりました。これは、期首より想定されていた一部データ提供元との契約終了や大口顧客の一部商品の解約による影響を受け、一時的に売上が減少しております。一方、新規顧客の開拓や新製品の開発を積極的に行っていることから事業運営に大きな影響を与えるものではありません。

当連結会計年度では当社の米国子会社であるEffyis, Inc.は引き続き、世界中のソーシャル・ビッグデータを保有するメディアとの間で良好な関係維持に取り組み、安定したデータ提供や新規メディアからのデータアクセス権の契約を獲得しているほか、生成AIやデジタルセキュリティ関連をはじめとする新市場に対する新サービスの提供へも注力してまいります。

 

(Web3関連事業)

当事業は、Web3関連への投資を行うものであり、Nonagon Capitalを通じてWeb3分野への投資・運用がその主なものです。Nonagon Capitalは、投資収益・投資事業収益の獲得だけでなく、グループ全体における新事業創出のための知見を深めることも目的としております。

当事業の売上高は2百万円となりました。これは当連結会計年度で、「Nonagon Report / Nonagon Connect」のサービス提供を開始したことによるものです。Nonagon Connectは、エンタープライズ向けにWeb3に関するレポート提供、横の繋がりや海外とのネットワークを提供するコミュニティ事業です。なお、Web3関連市場のボラティリティが高まる中で、長期的な視点を持った投資を分散して行うことによりポートフォリオの安定と事業成長の両立の実現へ全力を尽くしてまいります。

 

セグメント別売上高

セグメント名

サービスの名称

当連結会計年度

(自 2024年1月1日

至 2024年12月31日)

売上高(千円)

前年度比(%)

ソーシャルメディア

マーケティング

支援事業

SNS分析ツール

343,575

82.5

SNS広告・SNS運用コンサルティング

1,971,837

111.5

SNSマーケティング支援事業

2,315,412

106.0

DaaS事業

1,950,520

76.3

小計

4,265,932

90.0

Web3関連事業

 

2,127

合計

4,268,060

90.1

 

 

以上の結果、当連結会計年度においては、売上高4,268百万円(前年度比9.9%減)、売上総利益は1,287百万円(前年度比17.8%減)となりました。販売費及び一般管理費は1,378百万円(前年度比4.1%増)、その他の費用は632百万円(前年度24百万円)となり、営業損失705百万円(前年度は営業利益220百万円)となりました。

金融収益は228百万円(前年度比84.4%増)となり、税引前当期損失487百万円(前年度は税引前当期利益287百万円)、当期損失564百万円(前年度は当期利益226百万円)となりました。EBITDA(営業利益+減価償却費及び償却費)は△268百万円(前年度677百万円)となりました。

 

(2)当期の財政状態の概況

(流動資産)

当連結会計年度末における流動資産の残高は、3,906百万円となり、前連結会計年度末に比べて333百万円減少いたしました。この主な要因は、未収法人所得税が29百万円増加した一方で、現金及び現金同等物が193百万円減少したこと、売掛金の減少などにより営業債権及びその他の債権が178百万円減少したことによるものであります。

 

(非流動資産)

当連結会計年度末における非流動資産の残高は、3,964百万円となり、前連結会計年度末に比べて285百万円減少いたしました。この主な要因は、出資金の増加などによりその他の金融資産が170百万円増加したこと、ソフトウェアの増加などにより無形資産が89百万円増加した一方で、のれんが473百万円減少したこと、使用権資産が66百万円減少したことによるものであります。

 

(流動負債)

当連結会計年度末における流動負債の残高は、845百万円となり、前連結会計年度末に比べて174百万円減少いたしました。この主な要因は、賞与引当金の増加などによりその他の流動負債が23百万円増加した一方で、営業債務及びその他の債務が149百万円減少したこと、未払法人所得税が31百万円減少したこと、リース負債が31百万円減少したことによるものであります。

 

(非流動負債)

当連結会計年度末における非流動負債の残高は、1,169百万円となり、前連結会計年度末に比べて163百万円減少いたしました。この主な要因は、繰延税金負債が31百万円増加した一方で、借入金が147百万円減少したこと、リース負債が41百万円減少したことによるものであります。

 

(資本)

当連結会計年度末における資本合計の残高は、5,856百万円となり、前連結会計年度末に比べて281百万円減少いたしました。この主な要因は、海外子会社の財務諸表の為替換算調整などによりその他の資本の構成要素が262百万円増加した一方で、繰越利益剰余金の減少などにより利益剰余金が543百万円減少したことによるものであります。

 

(3)当期のキャッシュ・フローの概況

当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度に比べて193百万円減少し3,301百万円となりました。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果得られた資金は、295百万円(前期は698百万円の増加)となりました。この主な要因は、税引前当期損失487百万円に始まり、金融収益227百万円、営業債務及びその他の債務の減少169百万円、法人所得税の支払110百万円により資金が減少した一方、減損損失632百万円、減価償却費及び償却費437百万円、営業債権及びその他の債権の減少193百万円により、資金が増加したことによるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果使用した資金は、432百万円(前期は716百万円の減少)となりました。この主な要因は、投資有価証券の売却による収入39百万円により資金が増加した一方、無形資産の取得による支出401百万円、投資有価証券の取得による支出72百万円により資金が減少したことによるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果使用した資金は、193百万円(前期は154百万円の減少)となりました。この要因は、長期借入金の返済による支出132百万円、リース負債の返済による支出60百万円によるものであります。

 

(4)今後の見通し

2025年12月期は、引き続きソーシャルメディアマーケティング市場の拡大を取り込み、既存事業の取引深耕及び新サービスの展開を行いながら、利益を確保していく予定です。2025年12月期の業績見通しは、売上高4,116百万円(前年度比3.5%減)、営業利益41百万円(前年度は営業損失705百万円)、当期利益27百万円(前年度は当期損失564百万円)を見込んでおります。

 

2.会計基準の選択に関する基本的な考え方

当社グループは、海外事業展開を推し進めるに当たり、会計基準においてもグローバルスタンダードを取り入れることで、財務諸表の透明性及び国際的な他社との比較可能性を確保するとともに、国際的な資本市場を念頭に、将来の資金調達手段の多様化を図るため、2015年12月期から国際会計基準(IFRS)を適用しております。

 

3.連結財務諸表及び主な注記

(1)連結財政状態計算書

(単位:千円)

 

 

前連結会計年度

(2023年12月31日)

 

当連結会計年度

(2024年12月31日)

資産

 

 

 

 

流動資産

 

 

 

 

現金及び現金同等物

 

3,495,505

 

3,301,684

営業債権及びその他の債権

 

672,772

 

494,724

未収法人所得税

 

7

 

29,880

その他の流動資産

 

72,045

 

80,196

流動資産合計

 

4,240,332

 

3,906,485

 

 

 

 

 

非流動資産

 

 

 

 

有形固定資産

 

28,881

 

24,299

のれん

 

1,615,948

 

1,142,336

使用権資産

 

402,009

 

335,070

その他の無形資産

 

744,975

 

834,239

その他の金融資産

 

1,458,321

 

1,628,983

非流動資産合計

 

4,250,135

 

3,964,928

資産合計

 

8,490,467

 

7,871,414

 

 

 

 

 

 

負債及び資本

 

 

 

 

負債

 

 

 

 

流動負債

 

 

 

 

借入金

 

132,601

 

147,132

営業債務及びその他の債務

 

574,600

 

425,416

リース負債

 

80,589

 

49,143

未払法人所得税

 

40,859

 

9,146

その他の流動負債

 

191,127

 

214,880

流動負債合計

 

1,019,778

 

845,718

 

 

 

 

 

非流動負債

 

 

 

 

借入金

 

639,634

 

492,502

リース負債

 

330,511

 

289,477

繰延税金負債

 

344,434

 

375,857

その他の非流動負債

 

18,715

 

11,746

非流動負債合計

 

1,333,294

 

1,169,583

負債合計

 

2,353,073

 

2,015,302

 

 

 

 

 

資本

 

 

 

 

資本金

 

2,438,859

 

2,438,859

資本剰余金

 

2,963,469

 

2,963,469

利益剰余金

 

804,429

 

260,643

自己株式

 

△140,216

 

△140,216

その他の資本の構成要素

 

70,852

 

333,356

親会社の所有者に帰属する持分合計

 

6,137,394

 

5,856,111

資本合計

 

6,137,394

 

5,856,111

負債及び資本合計

 

8,490,467

 

7,871,414

 

 

 

(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書

(連結損益計算書)

(単位:千円)

 

 

前連結会計年度

(自 2023年1月1日

至 2023年12月31日)

 

当連結会計年度

(自 2024年1月1日

至 2024年12月31日)

売上高

 

4,739,514

 

4,268,060

売上原価

 

△3,173,174

 

△2,980,526

売上総利益

 

1,566,339

 

1,287,533

販売費及び一般管理費

 

△1,323,520

 

△1,378,417

その他の収益

 

1,772

 

18,073

その他の費用

 

△24,156

 

△632,889

営業利益(△損失)

 

220,434

 

△705,699

金融収益

 

123,803

 

228,248

金融費用

 

△56,766

 

△10,298

税引前当期利益(△損失)

 

287,471

 

△487,749

法人所得税費用

 

△60,867

 

△76,877

当期利益(△損失)

 

226,603

 

△564,626

 

 

 

 

 

当期利益(△損失)の帰属

 

 

 

 

親会社の所有者

 

226,603

 

△564,626

当期利益(△損失)

 

226,603

 

△564,626

 

 

 

 

 

1株当たり当期利益(△損失)

 

 

 

 

基本的1株当たり当期利益(△損失)

 

14.47

 

△36.00

希薄化後1株当たり当期利益

 

14.46

 

 

 

 

(連結包括利益計算書)

(単位:千円)

 

 

前連結会計年度

(自 2023年1月1日

至 2023年12月31日)

 

当連結会計年度

(自 2024年1月1日

至 2024年12月31日)

当期利益(△損失)

 

226,603

 

△564,626

 

 

 

 

 

その他の包括利益

 

 

 

 

純損益に振り替えられることのない項目

 

 

 

 

その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産

 

△203,289

 

△5,589

純損益に振り替えられることのない項目合計

 

△203,289

 

△5,589

 

 

 

 

 

純損益にその後に振り替えられる可能性のある項目

 

 

 

 

在外営業活動体の換算差額

 

144,138

 

288,933

純損益にその後に振り替えられる可能性のある項目合計

 

144,138

 

288,933

その他の包括利益合計

 

△59,151

 

283,344

 

 

 

 

 

当期包括利益

 

167,452

 

△281,282

 

 

 

 

 

当期包括利益の帰属

 

 

 

 

親会社の所有者

 

167,452

 

△281,282

当期包括利益

 

167,452

 

△281,282

 

 

 

(3)連結持分変動計算書

(単位:千円)

 

 

資本金

 

資本
剰余金

 

利益
剰余金

 

自己株式

 

その他の
資本の
構成要素

 

親会社の所有者
に帰属する
持分合計

 

資本合計

2023年1月1日残高

 

2,427,759

 

2,952,369

 

577,825

 

△140,216

 

130,004

 

5,947,742

 

5,947,742

当期利益

 

 

 

226,603

 

 

 

226,603

 

226,603

その他の包括利益

 

 

 

 

 

△59,151

 

△59,151

 

△59,151

当期包括利益

 

 

 

226,603

 

 

△59,151

 

167,452

 

167,452

新株の発行
(新株予約権の行使)

 

11,100

 

11,100

 

 

 

 

22,200

 

22,200

所有者との取引額合計

 

11,100

 

11,100

 

 

 

 

22,200

 

22,200

2023年12月31日残高

 

2,438,859

 

2,963,469

 

804,429

 

△140,216

 

70,852

 

6,137,394

 

6,137,394

当期損失

 

 

 

△564,626

 

 

 

△564,626

 

△564,626

その他の包括利益

 

 

 

 

 

283,344

 

283,344

 

283,344

当期包括利益

 

 

 

△564,626

 

 

283,344

 

△281,282

 

△281,282

その他の資本の構成要素から利益剰余金への振替

 

 

 

20,840

 

 

△20,840

 

 

所有者との取引額合計

 

 

 

20,840

 

 

△20,840

 

 

2024年12月31日残高

 

2,438,859

 

2,963,469

 

260,643

 

△140,216

 

333,356

 

5,856,111

 

5,856,111

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(4)連結キャッシュ・フロー計算書

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(自 2023年1月1日

至 2023年12月31日)

 

当連結会計年度

(自 2024年1月1日

至 2024年12月31日)

営業活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

税引前当期利益(△損失)

287,471

 

△487,749

減価償却費及び償却費

457,488

 

437,193

減損損失

 

632,889

暗号資産売却益

 

△9,045

暗号資産評価損益(△は益)

22,167

 

△7,711

金融収益

△124,641

 

△227,186

金融費用

56,766

 

10,298

固定資産除売却損益(△は益)

 

△22

営業債権及びその他の債権の増減額(△は増加)

△295,044

 

193,851

営業債務及びその他の債務の増減額(△は減少)

67,756

 

△169,894

その他の流動資産の増減(△は増加)

△8,934

 

△3,378

その他の流動負債の増減(△は減少)

△37,597

 

16,742

その他

2,749

 

△2,525

小計

428,181

 

383,459

利息の受取額

22,246

 

32,059

配当金の受取額

35,622

 

利息の支払額

△16,911

 

△10,266

法人所得税の支払額

△69,561

 

△110,366

法人所得税の還付額

298,532

 

708

営業活動によるキャッシュ・フロー

698,108

 

295,595

投資活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

有形固定資産の取得による支出

△10,428

 

無形資産の取得による支出

△372,404

 

△401,064

投資有価証券の取得による支出

△100,227

 

△72,053

投資有価証券の売却による収入

4,276

 

39,208

事業譲受による支出

△243,000

 

△5,000

短期貸付の回収による収入

283

 

長期貸付の回収による収入

6,347

 

6,000

その他

△1,029

 

投資活動によるキャッシュ・フロー

△716,182

 

△432,910

財務活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

長期借入金の返済による支出

△107,112

 

△132,601

リース負債の返済による支出

△69,603

 

△60,509

ストックオプションの行使による資本の増加による収入

22,200

 

財務活動によるキャッシュ・フロー

△154,515

 

△193,110

現金及び現金同等物に係る換算差額

71,311

 

136,603

現金及び現金同等物の増減額(△は減少)

△101,276

 

△193,821

現金及び現金同等物の期首残高

3,596,782

 

3,495,505

現金及び現金同等物の期末残高

3,495,505

 

3,301,684

 

 

 

 

 

 

(5)連結財務諸表に関する注記事項

(継続企業の前提に関する注記)

該当事項はありません。

 

(セグメント情報)

1.報告セグメントの概要

当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものです。

 

「ソーシャルメディアマーケティング支援事業」においては、ソーシャル・ビッグデータを収集・分析・活用することで、企業や団体の様々な活動に貢献することを事業としており、SNSマーケティング支援事業及びDaaS事業の2つの事業区分により構成されております。SNSマーケティング支援事業は、主に日本国内向けのSNSマーケティング支援に係るサービスを提供し、DaaS事業は、主にSNSデータアクセス権の販売を行っております。

 

「Web3関連事業」は、Web3に関連する事業を行うものであり、Nonagon CapitalによるWeb3分野への投資運用事業がその主なものです。Web3分野での新事業創出のための知見を深めること及び投資収益・投資事業収益の獲得を主な目的とし、米国を中心に世界各国のWeb3に関連するスタートアップを対象に投資を行っております。また、当連結会計年度より、「Nonagon Report / Nonagon Connect」のサービス提供を開始しています。これらのビジネスはエンタープライズ向けにWeb3に関するレポート提供、横の繋がりや海外とのネットワークを提供するコミュニティ事業を主な活動としております。

 

 

2.報告セグメントに関する情報

前連結会計年度(自 2023年1月1日 至 2023年12月31日)

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

ソーシャルメディア

マーケティング

支援事業

Web3関連事業

合計

調整額

連結財務諸表

計上額

売上高

 

 

 

 

 

外部顧客への売上高

4,739,514

4,739,514

4,739,514

セグメント間の売上高

4,739,514

4,739,514

4,739,514

セグメント利益(△は損失)

279,625

△59,191

220,434

220,434

金融収益

 

 

 

 

123,803

金融費用

 

 

 

 

△56,766

税引前当期利益

 

 

 

 

287,471

セグメント資産

8,278,903

211,572

8,490,476

△9

8,490,467

セグメント負債

2,347,659

5,422

2,353,082

△9

2,353,073

その他の項目

 

 

 

 

 

減価償却費及び償却費

457,488

457,488

457,488

 

 

当連結会計年度(自 2024年1月1日 至 2024年12月31日)

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

ソーシャルメディア

マーケティング

支援事業

Web3関連事業

合計

調整額

連結財務諸表

計上額

売上高

 

 

 

 

 

外部顧客への売上高

4,265,932

2,127

4,268,060

4,268,060

セグメント間の売上高

4,265,932

2,127

4,268,060

4,268,060

セグメント損失

△675,840

△29,859

△705,699

△705,699

金融収益

 

 

 

 

228,248

金融費用

 

 

 

 

△10,298

税引前当期損失

 

 

 

 

△487,749

セグメント資産

7,482,052

390,189

7,872,242

△828

7,871,414

セグメント負債

2,005,682

10,447

2,016,130

△828

2,015,302

その他の項目

 

 

 

 

 

減価償却費及び償却費

437,193

437,193

437,193

減損損失

632,889

632,889

632,889

 

 

(注)セグメント資産及びセグメント負債の調整額は、セグメント間の債権債務の相殺消去によるものであります。

 

(非金融資産の減損)

1.資金生成単位

当社グループは、概ね独立したキャッシュ・インフローを生み出す最小の資金生成単位でグルーピングを行っており、原則として、経営管理上の事業区分を基準として資金生成単位を識別しております。当社グループの全社資産は、独立したキャッシュ・インフローを生成いたしません。全社資産に減損の兆候がある場合、全社資産が帰属する資金生成単位の回収可能価額を決定しております。

のれんの減損テストを行う際には、のれんが配分される事業全体の収益性、のれんが関連する事業の収益性及び収益予測などを考慮しております。

 

2.減損損失

減損損失を認識した資産の種類別内訳は以下のとおりであります。

 

 

 

(単位:千円)

種類

セグメント

前連結会計年度

(自 2023年1月1日

至 2023年12月31日)

当連結会計年度

(自 2024年1月1日

至 2024年12月31日)

のれん

ソーシャルメディア

マーケティング支援事業

610,278

ソフトウェア

ソーシャルメディア

マーケティング支援事業

22,611

 

 

前連結会計年度(自 2023年1月1日 至 2023年12月31日)

該当事項はありません。

 

当連結会計年度(自 2024年1月1日 至 2024年12月31日)

ソーシャルメディアマーケティング支援事業

(SNSマーケティング支援事業)

第3四半期連結会計期間において、「BuzzSpreader Powered by クチコミ@係長」サービスを廃止いたしました。廃止の理由は、メディアの変化に伴うデータコストの増加、インフレによるサーバー維持費の上昇、およびAI技術の進化により、システムの更新が現実的ではなくなったためです。この結果、サービス継続が困難と判断し、当該サービスに関連するソフトウェア(15,233千円)を全額減損処理いたしました。

また当第4四半期連結会計期間において、「hashpick」のXデータ分析機能拡充に向けたソフトウェア開発を中止し、当該機能に関連したソフトウェア(7,377千円)を減損処理いたしました。一方で、引き続き「hashpick」のInstagramアカウント分析機能は稼働しております。

なお、回収可能価額は使用価値により測定しており、その価値はゼロとしております。また、当該減損損失は、連結損益計算書の「その他の費用」に含まれております。

 

(DaaS事業)

近年、AI企業によるデータ活用の需要が急速に拡大しており、当社はこの成長市場をターゲットとし、DaaS事業を通じて売上拡大を見込んでおりました。しかし、AI企業とデータ提供元の間で新たな取引形態が見られ、新規顧客との取引開始に時間を要している状況です。また、一部データ提供元との契約終了により特定データの取り扱いが制限されたことや、顧客ポートフォリオの変動に伴い、売上総利益率が減少したことで想定されていた利益が見込まれないこととなりました。

当連結会計年度の減損テストの結果、回収可能価額(2,278,767千円)が帳簿価額を下回ることとなったため、当第4四半期連結会計期間において、のれん610,278千円の減損損失を計上いたしました。なお、当該減損損失は、連結損益計算書の「その他の費用」に含まれております。

なお、減損テストの回収可能価額は、使用価値に基づき算定しております。使用価値は、経営者が承認した事業計画を基礎としたキャッシュ・フローの見積額を現在価値に割り引いて算定しております。事業計画は原則として5年を限度としており、業界の将来の趨勢に関する経営者の評価と過去のデータを反映したものであり、外部情報及び内部情報に基づき作成しております。税引後の割引率は、資金生成単位の加重平均資本コストを基礎として算定しております(17.10%。税引前の割引率は21.92%)。また、5年の計画期間を超える継続価値の算定においては、資金生成単位の所在地のインフレ率予測やGDP成長率予測等を考慮し2.00%の成長率が加味されています。

 

(1株当たり情報)

 

前連結会計年度

(自 2023年1月1日

至 2023年12月31日)

当連結会計年度

(自 2024年1月1日

至 2024年12月31日)

親会社の所有者に帰属する当期利益
又は当期損失(△)(千円)

226,603

△564,626

 

 

 

期中平均普通株式数(株)

15,658,113

15,685,585

希薄化効果の影響

 

 

新株予約権(株)

11,925

希薄化後の期中平均普通株式数(株)

15,670,038

15,685,585

親会社の所有者に帰属する1株当たり当期利益
又は当期損失(△)(千円)

 

 

基本的1株当たり当期利益又は当期損失(△)(円)

14.47

△36.00

希薄化後1株当たり当期利益(円)

14.46

 

(注)当連結会計年度の希薄化後1株当たり当期利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

 

(重要な後発事象)

当社は、本日(2025年2月13日)開催の取締役会において、2025年3月28日開催予定の当社第26回定時株主総会にて議案「資本金及び資本準備金の額の減少の件」(以下「本件」という)を付議することを決議いたしました。

 

1.資本金の減少(減資)及び資本準備金の額の減少の目的

当社は、今後の資本政策上の機動性及び柔軟性を確保することを目的として、会社法第447条第1項及び会社法第448条第1項の規定に基づき、資本金及び資本準備金の一部を減少させ、減少する資本金及び資本準備金の全額をその他資本剰余金に振り替えるものであります。なお、本件は、貸借対照表の純資産の部における勘定科目間の振替処理であることから、当社の純資産額に変更はございません。また払戻しを行わない無償減資であり、発行済株式総数の変更はありませんので、株主の皆様の所有株式数や1株当たり純資産額に影響が生じることはございません。

 

2.資本金の減少(減資)及び資本準備金の額の減少の要領

(1)減少する資本金の額

資本金の額2,438,859,575円のうち2,338,859,575円を減少、その他資本剰余金に振り替え、資本金の額を100,000,000円とします。

 

(2)減少する資本準備金の額

資本準備金の額2,170,188,575円のうち2,145,188,575円を減少、その他資本剰余金に振り替え、資本準備金の額を25,000,000円とします。

 

3.資本金の減少(減資)及び資本準備金の額の減少の日程

(1)取締役会決議 2025年2月13日

(2)株主総会開催日 2025年3月28日(予定)

(3)債権者異議申述公告日 2025年4月1日(予定)

(4)債権者異議申述最終期日 2025年4月30日(予定)

(5)効力発生日 2025年5月1日(予定)

 

4.今後の見通し

本件は、純資産の部における勘定科目間の振替処理のため、純資産額に変動はなく、当社業績に与える影響は軽微であります。なお、本件は、2025年3月28日開催予定の定時株主総会において承認可決されることを条件としております。