○添付資料の目次

 

1.経営成績等の概況 ………………………………………………………………………………………………………

2

(1)当期の経営成績の概況 ……………………………………………………………………………………………

2

(2)当期の財政状態の概況 ……………………………………………………………………………………………

3

(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ………………………………………………………………………………

3

(4)今後の見通し ………………………………………………………………………………………………………

4

2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 ……………………………………………………………………………

4

3.財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………………………

5

(1)貸借対照表 …………………………………………………………………………………………………………

5

(2)損益計算書 …………………………………………………………………………………………………………

7

(3)株主資本等変動計算書 ……………………………………………………………………………………………

8

(4)キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………………………………

9

(5)財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………………………

10

(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………………………

10

(表示方法の変更) …………………………………………………………………………………………………

10

(持分法損益等) ……………………………………………………………………………………………………

10

(セグメント情報等) ………………………………………………………………………………………………

10

(1株当たり情報) …………………………………………………………………………………………………

11

(重要な後発事象) …………………………………………………………………………………………………

11

 

1.経営成績等の概況

(1)当期の経営成績の概況

 当事業年度、当社が属する国内の情報通信サービス市場においては、企業が収集するあらゆるデジタルデータを活用した業務効率化、サステナビリティ経営の実現に向けたIT環境整備とシステム更新需要が依然として高まっております。また、エンドユーザーとの接点強化など、企業成長と競争力強化を目的とするクラウドサービスや、生成AIなどのテクノロジーに対するIT投資が堅調に推移しており、大企業ではIT投資が実装段階に移行しています。

 国内SaaS市場は高い成長率を維持し、国内SaaS市場は2027年度に2兆990億円(2024年度見込比6,862億円増)(注1)、DX市場は2030年度に8兆350億円(2023年度見込比4兆153億円増)(注2)の規模に達すると予想されており、当社が事業を展開している国内のEC市場規模拡大も継続しております。このような環境下において、AIクラウド型サービスのリーディングカンパニーとして当社が果たすべき役割は、重要性を増しています。

 当社は2024年度を事業拡大期と位置づけ、事業の収益構造の変革を事業目標に掲げております。今後の力強い事業成長の足掛かりの実現に向け、当社のAI技術を軸として、既存事業と新領域の二つの事業を両輪とした企業活動を行っており、当事業年度における取り組み事例は次のとおりです。

 既存事業においては、当社のレコメンドサービスの優位性である『高性能』を最大限に磨くことに注力してまいりました。個別クライアントにおける多様なユーザー行動に対応する、複数の新アルゴリズムを同時に開発いたしました。一部顧客への先行導入において、業界トップクラスのレコメンド精度を確認いたしました。2025年より、より多くの顧客への提供を開始する予定です。また、プライバシー保護の潮流に対応するため、世界水準のセキュリティ基準への準拠を完了いたしました。さらに、従来のレコメンドサービスにとって大きな障壁であったデータが少なくレコメンドがうまくできないというコールドスタート問題に対応した、LLM(大規模言語モデル)を活用した新機能サービス「V-レコ」をリリースいたしました。また、高性能かつコストパフォーマンスに優れた機能限定版の低価格モデル「アイジェント・レコメンダーS」を提供開始することで、多様な企業のニーズに対応できるサービスラインナップを構築いたしました。

 新領域の事業においては、LLMを活用したダイレクトリクルーティング分野のサービス「レコタレント」β版を、2024年11月にリリースいたしました。さらに建設会社の課題解決を目的としてDXシステム開発に取り組み、2024年12月に納品いたしました。当初予定のスケジュールからは若干遅れがあるものの、収益基盤の強靭化に向けて複数の新領域のサービス開発に着手し、収益源の種を蒔くことができました。

 既存事業の進化と新領域の二つの事業を支える人材活用戦略の一環として、従業員の健康やウェルビーイングに配慮し、組織生産性の向上を両立させるオフィスづくりを目指し、東京オフィス移転と大阪オフィスリニューアルを行いました。

 このような状況のもと、当事業年度の営業収益は、主要顧客であるアパレル業界のECサイトにおいて秋冬物の需要が低迷している影響を受け、1,229,202千円(前年同期比2.2%減)となりました。想定以上の減収に加え、為替変動によるクラウドサービス利用料の増加や、次年度以降の収益源の拡大に向けた投資の結果、営業利益は65,779千円(同31.4%減)、経常利益は66,249千円(同30.7%減)、当期純利益は30,304千円(同48.7%減)となりました。

 

なお、当社は、レコメンデーションサービス事業の単一セグメントであるため、セグメント情報に関連付けた記載を行っておりません。

 

(注)1.「2024デジタルトランスフォーメーション市場の将来展望 市場編/企業編」富士キメラ総研刊行

2.「ソフトウェアビジネス新市場 2023年版」富士キメラ総研

 

 

 

(2)当期の財政状態の概況

(資産)

当事業年度末の総資産は、前事業年度末に比べ16,223千円増加し、1,521,525千円となりました。主な内訳は、売掛金の減少9,746千円、未収還付法人税等の減少36,224千円、ソフトウエアの減少25,638千円及び繰延税金資産の減少9,438千円があった一方で、現金及び預金の増加82,647千円及び差入保証金の増加20,866千円があったこと等によるものであります。

 

(負債)

当事業年度末の負債は、前事業年度末に比べ26,039千円減少し、101,286千円となりました。主な内訳は、未払法人税等の増加15,945千円があった一方で、未払金の減少24,903千円、未払消費税等の減少9,029千円及び賞与引当金の減少8,516千円があったこと等によるものであります。

 

(純資産)

当事業年度末の純資産は、前事業年度末に比べ42,262千円増加し、1,420,239千円となりました。主な内訳は、新株予約権の増加7,017千円及び当期純利益の計上による利益剰余金の増加30,304千円があったこと等によるものであります。

 

(3)当期のキャッシュ・フローの概況

当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、1,179,431千円となりました。

なお、当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とその要因は次のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

当事業年度における営業活動の結果、得られた資金は、102,736千円となりました。主な内訳は、未払金の減少額31,825千円があった一方で、税引前当期純利益の計上額50,735千円、減価償却費の計上額27,908千円及び法人税等の還付額36,989千円があったこと等によるものであります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

当事業年度における投資活動の結果、支出した資金は25,029千円となりました。これは、有形固定資産の取得による支出10,461千円及び差入保証金の差入による支出14,568千円によるものであります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

当事業年度における財務活動の結果、得られた資金は4,940千円となりました。主な内訳は、新株予約権の行使による株式の発行による収入5,000千円があったこと等によるものであります。

 

(参考)キャッシュ・フロー関連指標の推移

 

2020年12月期

(連結)

2021年12月期

(連結)

2022年12月期

(連結)

2023年12月期

(個別)

2024年12月期

(個別)

自己資本比率(%)

81.10

94.51

89.54

91.54

92.88

時価ベースの

自己資本比率(%)

431.93

415.81

150.17

149.01

150.65

自己資本比率:自己資本/総資産

時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産

(注)1.キャッシュ・フロー対有利子負債比率及びインタレスト・カバレッジ・レシオは、有利子負債が存在しないため記載をしておりません。

2.株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式数(自己株式を除く)により算定しております。

3.2022年12月期以前は参考情報として連結決算の指標を記載しております。

 

(4)今後の見通し

2025年12月度通期の経営成績の見通しにつきましては、当年度への解約の集中により現時点では減収減益の見通しです。

市場の成熟化と消費者の消費行動の変化が同時に進みつつあることから、将来の業績拡大に向け、引き続き事業構造改革を行います。既存事業の収益力強化においては、新アルゴリズムによる従来を上回る高性能のレコメンドのリリース、既存サービスの品質強化、コスト構造の見直し、販売体制強化を行います。さらに新領域のサービスの展開に注力してまいります。なお、対応詳細は2025年3月に中期経営計画にて説明いたします。

 

2.会計基準の選択に関する基本的な考え方

当社は、国際会計基準に基づく財務諸表を作成するための体制整備の負担等を考慮し、日本基準に基づき財務諸表を作成しております。

 

3.財務諸表及び主な注記

(1)貸借対照表

 

 

(単位:千円)

 

前事業年度

(2023年12月31日)

当事業年度

(2024年12月31日)

資産の部

 

 

流動資産

 

 

現金及び預金

1,096,784

1,179,431

売掛金

190,036

180,289

前払費用

50,195

42,337

未収還付法人税等

36,224

その他

589

貸倒引当金

△199

△189

流動資産合計

1,373,631

1,401,869

固定資産

 

 

有形固定資産

 

 

建物

28,809

23,998

減価償却累計額

△13,760

△6,438

建物(純額)

15,048

17,560

工具、器具及び備品

46,326

46,194

減価償却累計額

△42,266

△42,033

工具、器具及び備品(純額)

4,059

4,161

有形固定資産合計

19,107

21,721

無形固定資産

 

 

ソフトウエア

61,393

35,755

その他

213

213

無形固定資産合計

61,607

35,969

投資その他の資産

 

 

破産更生債権等

648

差入保証金

11,552

32,418

長期前払費用

988

570

繰延税金資産

38,414

28,976

貸倒引当金

△648

投資その他の資産合計

50,955

61,965

固定資産合計

131,670

119,656

資産合計

1,505,302

1,521,525

 

 

 

 

(単位:千円)

 

前事業年度

(2023年12月31日)

当事業年度

(2024年12月31日)

負債の部

 

 

流動負債

 

 

未払金

87,419

62,516

未払費用

8,306

7,002

未払法人税等

15,945

未払消費税等

14,017

4,987

預り金

7,580

7,165

賞与引当金

8,516

契約負債

1,485

資産除去債務

3,670

流動負債合計

127,325

101,286

負債合計

127,325

101,286

純資産の部

 

 

株主資本

 

 

資本金

285,272

287,772

資本剰余金

 

 

資本準備金

270,035

272,535

資本剰余金合計

270,035

272,535

利益剰余金

 

 

その他利益剰余金

 

 

繰越利益剰余金

822,802

853,107

利益剰余金合計

822,802

853,107

自己株式

△134

△193

株主資本合計

1,377,976

1,413,221

新株予約権

7,017

純資産合計

1,377,976

1,420,239

負債純資産合計

1,505,302

1,521,525

 

(2)損益計算書

 

 

(単位:千円)

 

 前事業年度

(自 2023年1月1日

 至 2023年12月31日)

 当事業年度

(自 2024年1月1日

 至 2024年12月31日)

営業収益

1,257,336

1,229,202

営業費用

 

 

役員報酬

52,515

71,145

給料及び手当

336,234

322,010

賞与引当金繰入額

8,516

法定福利費

53,850

52,418

通信費

329,138

347,866

支払手数料

68,349

64,442

減価償却費

29,589

27,908

その他

283,296

277,631

営業費用合計

1,161,489

1,163,423

営業利益

95,846

65,779

営業外収益

 

 

受取利息

6

84

講演料等収入

100

還付加算金

1

207

その他

111

営業外収益合計

7

503

営業外費用

 

 

為替差損

2

33

貸倒引当金繰入額

298

営業外費用合計

300

33

経常利益

95,553

66,249

特別損失

 

 

固定資産除却損

9,178

12,498

事務所移転費用

3,016

特別損失合計

9,178

15,514

税引前当期純利益

86,374

50,735

法人税、住民税及び事業税

710

10,991

法人税等調整額

26,563

9,438

法人税等合計

27,273

20,430

当期純利益

59,100

30,304

 

(3)株主資本等変動計算書

前事業年度(自 2023年1月1日 至 2023年12月31日)

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

株主資本

純資産

合計

 

資本金

資本剰余金

利益剰余金

自己株式

株主資本合計

 

資本

準備金

資本

剰余金

合計

その他利益剰余金

利益剰余金合計

 

繰越利益剰余金

当期首残高

285,272

270,035

270,035

763,702

763,702

134

1,318,875

1,318,875

当期変動額

 

 

 

 

 

 

 

 

新株の発行(新株予約権の行使)

 

 

 

 

 

 

 

 

当期純利益

 

 

 

59,100

59,100

 

59,100

59,100

自己株式の取得

 

 

 

 

 

 

 

 

株主資本以外の項目の当期変動額(純額)

 

 

 

 

 

 

 

 

当期変動額合計

59,100

59,100

59,100

59,100

当期末残高

285,272

270,035

270,035

822,802

822,802

134

1,377,976

1,377,976

 

当事業年度(自 2024年1月1日 至 2024年12月31日)

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

株主資本

新株予約権

純資産

合計

 

資本金

資本剰余金

利益剰余金

自己株式

株主資本合計

 

資本

準備金

資本

剰余金

合計

その他利益剰余金

利益剰余金合計

 

繰越利益剰余金

当期首残高

285,272

270,035

270,035

822,802

822,802

134

1,377,976

1,377,976

当期変動額

 

 

 

 

 

 

 

 

 

新株の発行(新株予約権の行使)

2,500

2,500

2,500

 

 

 

5,000

 

5,000

当期純利益

 

 

 

30,304

30,304

 

30,304

 

30,304

自己株式の取得

 

 

 

 

 

59

59

 

59

株主資本以外の項目の当期変動額(純額)

 

 

 

 

 

 

 

7,017

7,017

当期変動額合計

2,500

2,500

2,500

30,304

30,304

59

35,245

7,017

42,262

当期末残高

287,772

272,535

272,535

853,107

853,107

193

1,413,221

7,017

1,420,239

 

(4)キャッシュ・フロー計算書

 

 

(単位:千円)

 

 前事業年度

(自 2023年1月1日

 至 2023年12月31日)

 当事業年度

(自 2024年1月1日

 至 2024年12月31日)

営業活動によるキャッシュ・フロー

 

 

税引前当期純利益

86,374

50,735

減価償却費

29,589

27,908

株式報酬費用

7,017

固定資産除却損

9,178

12,498

貸倒引当金の増減額(△は減少)

384

△659

賞与引当金の増減額(△は減少)

1,366

△8,516

受取利息及び受取配当金

△6

△84

売上債権の増減額(△は増加)

12,459

9,746

前払費用の増減額(△は増加)

△5,630

7,858

未払金の増減額(△は減少)

31,573

△31,825

未払費用の増減額(△は減少)

△461

△1,304

未払消費税等の増減額(△は減少)

9,492

△9,029

その他

△2,270

1,684

小計

172,050

66,030

利息及び配当金の受取額

6

84

法人税等の還付額

36,989

法人税等の支払額

△93,872

△367

営業活動によるキャッシュ・フロー

78,184

102,736

投資活動によるキャッシュ・フロー

 

 

有形固定資産の取得による支出

△219

△10,461

無形固定資産の取得による支出

△3,088

差入保証金の回収による収入

724

差入保証金の差入による支出

△14,568

投資活動によるキャッシュ・フロー

△2,582

△25,029

財務活動によるキャッシュ・フロー

 

 

新株予約権の行使による株式の発行による収入

5,000

自己株式の取得による支出

△59

財務活動によるキャッシュ・フロー

4,940

現金及び現金同等物に係る換算差額

現金及び現金同等物の増減額(△は減少)

75,601

82,647

現金及び現金同等物の期首残高

1,021,182

1,096,784

現金及び現金同等物の期末残高

1,096,784

1,179,431

 

 

(5)財務諸表に関する注記事項

(継続企業の前提に関する注記)

該当事項はありません。

 

(表示方法の変更)

(損益計算書)

 前事業年度において、独立掲記しておりました「営業費用」の「貸倒引当金繰入額」は、金額的重要性が乏しくなったため、当事業年度においては、「営業費用」の「その他」に含めて表示しております。この表示方法の変更を反映させるため、前事業年度の財務諸表の組替えを行っております。

 この結果、前事業年度の損益計算書において、「営業費用」の「貸倒引当金繰入額」に表示していた86千円は、「その他」86千円として組替えております。

 

(持分法損益等)

当社は関連会社を有していないため、該当事項はありません。

 

 

(セグメント情報等)

当社は、レコメンデーションサービス事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。

 

(1株当たり情報)

 

前事業年度

(自 2023年1月1日

至 2023年12月31日)

当事業年度

(自 2024年1月1日

至 2024年12月31日)

1株当たり純資産額

464.45円

477.09円

1株当たり当期純利益

19.92円

10.21円

潜在株式調整後1株当たり当期純利益

19.89円

-円

(注)1.当事業年度の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、希薄化効果を有している潜在株式が存在しないため記載しておりません。

2.1株当たり当期純利益及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定上の基礎は、以下のとおりであります。

 

前事業年度

(自 2023年1月1日

至 2023年12月31日)

当事業年度

(自 2024年1月1日

至 2024年12月31日)

1株当たり当期純利益

 

 

当期純利益(千円)

59,100

30,304

普通株主に帰属しない金額(千円)

普通株式に係る当期純利益(千円)

59,100

30,304

普通株式の期中平均株式数(株)

2,966,900

2,968,149

 

 

 

潜在株式調整後1株当たり当期純利益

 

 

当期純利益調整額(千円)

普通株式増加数(株)

4,200

(うち新株予約権(株))

(4,200)

(-)

 

 

希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定に含めなかった潜在株式の概要

 

 

 

第3回新株予約権(新株予約権の目的となる株式の数70,000株)については、当事業年度においては希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定に含めておりません。

 

(重要な後発事象)

該当事項はありません。