〇添付資料の目次

 

1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………………2

(1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………………2

(2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………………3

2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………………4

(1)四半期連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………………4

(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ………………………………………………6

    四半期連結損益計算書

    第3四半期連結累計期間 ………………………………………………………………………………6

    四半期連結包括利益計算書

    第3四半期連結累計期間 ………………………………………………………………………………7

(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………8

(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………………8

(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………………8

(会計方針の変更) ……………………………………………………………………………………………8

(セグメント情報等) …………………………………………………………………………………………8

(キャッシュ・フロー計算書に関する注記) ………………………………………………………………9

 

 

1.当四半期決算に関する定性的情報

(1)経営成績に関する説明

当第3四半期連結累計期間の世界経済は、景気の緩やかな持ち直しの動きが続いたものの、各国の金融政策の影響、中国経済の低迷、物価上昇、ウクライナ・中東情勢の影響など、先行き不透明な状況のうちに推移しました。

当社グループの主要市場でも需要の回復傾向がみられ、需要が伸長する製品については販売機会を着実に捉え販売数量を伸ばすとともに、徹底したコストダウンなどを実施してまいりました。

当第3四半期連結累計期間の売上高は4,325億45百万円(前年同期比4.4%増)、営業利益は432億45百万円(同2.8%減)、経常利益は447億95百万円(同7.0%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は440億42百万円(同0.4%減)となりました。

 

セグメント別の経営成績は、次のとおりであります。

なお、第1四半期連結会計期間より、カプロラクトン誘導体、エポキシ化合物をマテリアル事業セグメントからスマート事業セグメントへ、液晶保護フィルム用の酢酸セルロースをスマート事業セグメントからマテリアル事業セグメントへ移管しています。前年同期比較については、前年同期の数値を移管後のセグメントに組み替えて比較しております。

 

[メディカル・ヘルスケア事業]

ライフサイエンス事業は、キラルカラム用充填剤の販売が減少したものの、インドでの受託分取の増加などにより、増収となりました。

コスメ・健康食品事業は、インバウンドの増加などにより健康食品素材の販売数量が増加し、増収となりました。

当部門の売上高は、108億88百万円(前年同期比3.7%増)、販売製品構成差や販売数量増加に伴う経費の増加などにより、営業利益は3億65百万円(同59.8%減)となりました。

 

[スマート事業]

ファンクショナルプロダクツ事業は、カプロラクトン誘導体の中国市場での需要回復などによる販売数量の増加、エポキシ化合物の液晶パネルや電子材料向けの需要回復による販売数量の増加により、増収となりました。

アドバンストテクノロジー事業は、半導体材料市場の回復による電子材料向け溶剤、レジスト材料の販売数量増加などにより、増収となりました。

当部門の売上高は、284億73百万円(前年同期比13.3%増)、利益面では、原料価格の上昇や販売数量増加に伴う経費の増加などにより、営業損失5億55百万円(前年同期は営業損失2億90百万円)となりました。

 

[セイフティ事業]

自動車エアバッグ用インフレータ(ガス発生装置)などのモビリティ事業は、日本市場における自動車メーカーの認証不正問題や中国市場での日系自動車メーカーの不調の影響を受け販売数量が微減となったものの、為替の影響や原材料費などの販売価格転嫁により、増収となりました。セイフティ事業全体では、2024年3月に民生用装弾事業の子会社を売却した影響などもあり、微増収となりました。

当部門の売上高は、727億77百万円(前年同期比0.1%増)、北米拠点の生産性改善やコストダウンなどにより、営業利益は30億54百万円(同28.1%増)となりました。

 

[マテリアル事業]

アセチル事業の酢酸は、主要誘導品の酢酸ビニルや高純度テレフタル酸の需要が引き続き低調であることに加え、原料(一酸化炭素)プラントの初期トラブルにより販売調整を実施したことで販売数量が減少し、減収となりました。

アセテート・トウは、堅調な需要が継続しているものの、一部顧客の在庫調整の影響などにより販売数量が減少し、減収となりました。

ケミカル事業の酢酸セルロースは、液晶パネル市場が調整局面に入った影響により偏光板向けの販売数量が減少したものの、アセテート・トウ原料向けなどの販売数量が増加し、増収となりました。

その他のケミカル製品は、需要の低迷や酢酸原料(一酸化炭素)プラントの初期トラブルによる販売調整により酢酸エチルの販売数量が減少したことなどにより、減収となりました。

当部門の売上高は、1,291億62百万円(前年同期比2.4%減)、販売数量の減少や減価償却費の増加などにより、営業利益は191億16百万円(同34.4%減)となりました。

 

[エンジニアリングプラスチック事業]

ポリアセタール樹脂、PBT樹脂、液晶ポリマーなどポリプラスチックス株式会社の事業は、自動車や産業機器向け、電子材料向けなどの販売数量の増加、為替の影響などにより、増収となりました。

水溶性高分子、包装フィルム、AS樹脂などダイセルミライズ株式会社の事業は、2024年7月から樹脂コンパウンド事業を持分法適用会社ノバセル株式会社へ移管したことにより、減収となりました。

当部門の売上高は、1,868億28百万円(前年同期比10.2%増)、販売数量の増加などにより、営業利益は205億59百万円(同69.6%増)となりました。

 

[その他]

その他部門は、水処理用分離膜モジュールなどのメンブレン事業の販売増加などにより、増収となりました。

当部門の売上高は、44億14百万円(前年同期比9.6%増)、営業利益は7億4百万円(同232.1%増)となりました。

 

(2)財政状態に関する説明

 資産、負債および純資産の状況

総資産は、有形固定資産等の増加により、前連結会計年度末に比し223億90百万円増加し、8,615億59百万円となりました。

負債は、長期借入金等の増加により、前連結会計年度末に比し22億72百万円増加し、4,660億31百万円となりました。

また純資産は、3,955億27百万円となりました。純資産から非支配株主持分を引いた自己資本は、3,791億72百万円となり自己資本比率は44.0%となりました。

 

 

2.四半期連結財務諸表及び主な注記

(1)四半期連結貸借対照表

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

(2024年3月31日)

当第3四半期連結会計期間

(2024年12月31日)

資産の部

 

 

 

流動資産

 

 

 

 

現金及び預金

73,183

78,864

 

 

受取手形及び売掛金

114,413

111,793

 

 

棚卸資産

182,510

186,048

 

 

その他

39,426

36,660

 

 

貸倒引当金

△52

△78

 

 

流動資産合計

409,481

413,289

 

固定資産

 

 

 

 

有形固定資産

 

 

 

 

 

建物及び構築物(純額)

69,024

89,744

 

 

 

機械装置及び運搬具(純額)

118,249

131,153

 

 

 

土地

36,547

36,425

 

 

 

建設仮勘定

79,871

71,938

 

 

 

その他(純額)

5,257

5,614

 

 

 

有形固定資産合計

308,949

334,876

 

 

無形固定資産

 

 

 

 

 

のれん

85

75

 

 

 

その他

10,687

10,683

 

 

 

無形固定資産合計

10,773

10,758

 

 

投資その他の資産

 

 

 

 

 

投資有価証券

80,023

71,642

 

 

 

繰延税金資産

2,394

2,864

 

 

 

退職給付に係る資産

13,977

14,267

 

 

 

その他

13,602

13,891

 

 

 

貸倒引当金

△33

△29

 

 

 

投資その他の資産合計

109,964

102,635

 

 

固定資産合計

429,688

448,270

 

資産合計

839,169

861,559

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

(2024年3月31日)

当第3四半期連結会計期間

(2024年12月31日)

負債の部

 

 

 

流動負債

 

 

 

 

支払手形及び買掛金

62,184

61,770

 

 

短期借入金

31,758

37,369

 

 

短期社債

27,000

19,000

 

 

1年内償還予定の社債

10,000

20,000

 

 

1年内返済予定の長期借入金

16,291

22,270

 

 

未払法人税等

6,378

8,341

 

 

修繕引当金

3,559

 

 

その他

55,191

53,063

 

 

流動負債合計

208,804

225,374

 

固定負債

 

 

 

 

社債

90,000

70,000

 

 

長期借入金

124,741

141,260

 

 

繰延税金負債

23,128

19,506

 

 

役員退職慰労引当金

36

37

 

 

修繕引当金

1,344

30

 

 

環境対策引当金

102

1

 

 

退職給付に係る負債

2,710

2,913

 

 

資産除去債務

1,198

1,214

 

 

その他

11,691

5,691

 

 

固定負債合計

254,954

240,656

 

負債合計

463,758

466,031

純資産の部

 

 

 

株主資本

 

 

 

 

資本金

36,275

36,275

 

 

資本剰余金

0

0

 

 

利益剰余金

233,664

248,283

 

 

自己株式

△15,895

△12,035

 

 

株主資本合計

254,045

272,524

 

その他の包括利益累計額

 

 

 

 

その他有価証券評価差額金

43,319

36,798

 

 

繰延ヘッジ損益

△14

△17

 

 

為替換算調整勘定

53,371

62,060

 

 

退職給付に係る調整累計額

8,723

7,806

 

 

その他の包括利益累計額合計

105,399

106,648

 

非支配株主持分

15,964

16,354

 

純資産合計

375,410

395,527

負債純資産合計

839,169

861,559

 

 

(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書

(四半期連結損益計算書)

(第3四半期連結累計期間)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前第3四半期連結累計期間

(自 2023年4月1日

 至 2023年12月31日)

当第3四半期連結累計期間

(自 2024年4月1日

 至 2024年12月31日)

売上高

414,276

432,545

売上原価

298,031

311,422

売上総利益

116,244

121,123

販売費及び一般管理費

71,757

77,877

営業利益

44,487

43,245

営業外収益

 

 

 

受取利息

1,102

912

 

受取配当金

1,574

1,496

 

持分法による投資利益

1,570

1,935

 

為替差益

132

 

その他

1,180

1,256

 

営業外収益合計

5,560

5,602

営業外費用

 

 

 

支払利息

1,258

1,346

 

為替差損

548

 

社債発行費

2

2

 

和解金

1,200

 

その他

614

954

 

営業外費用合計

1,875

4,052

経常利益

48,171

44,795

特別利益

 

 

 

固定資産処分益

31

25

 

投資有価証券売却益

11,229

9,717

 

関係会社株式売却益

4,553

 

特別利益合計

11,260

14,296

特別損失

 

 

 

固定資産除却損

620

684

 

事業整理損

1,106

 

特別損失合計

620

1,790

税金等調整前四半期純利益

58,812

57,300

法人税、住民税及び事業税

11,533

13,879

法人税等調整額

2,654

△1,252

法人税等合計

14,188

12,626

四半期純利益

44,623

44,674

非支配株主に帰属する四半期純利益

413

631

親会社株主に帰属する四半期純利益

44,209

44,042

 

 

(四半期連結包括利益計算書)

(第3四半期連結累計期間)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前第3四半期連結累計期間

(自 2023年4月1日

 至 2023年12月31日)

当第3四半期連結累計期間

(自 2024年4月1日

 至 2024年12月31日)

四半期純利益

44,623

44,674

その他の包括利益

 

 

 

その他有価証券評価差額金

2,937

△6,520

 

繰延ヘッジ損益

△43

△2

 

為替換算調整勘定

10,209

8,821

 

退職給付に係る調整額

△422

△920

 

持分法適用会社に対する持分相当額

261

394

 

その他の包括利益合計

12,942

1,772

四半期包括利益

57,565

46,446

(内訳)

 

 

 

親会社株主に係る四半期包括利益

56,716

45,291

 

非支配株主に係る四半期包括利益

849

1,155

 

 

(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項

(継続企業の前提に関する注記)

該当事項はありません。

 

(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)

該当事項はありません。

 

(会計方針の変更)

「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」(企業会計基準第27号 2022年10月28日。以下「2022年改正会計基準」という。)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しております。

法人税等の計上区分(その他の包括利益に対する課税)に関する改正については、2022年改正会計基準第20-3項ただし書きに定める経過的な取扱い及び「税効果会計に係る会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第28号 2022年10月28日。以下「2022年改正適用指針」という。)第65-2項(2)ただし書きに定める経過的な取扱いに従っております。これによる四半期連結財務諸表に与える影響はありません。

また、連結会社間における子会社株式等の売却に伴い生じた売却損益を税務上繰り延べる場合の連結財務諸表における取扱いの見直しに関連する改正については、2022年改正適用指針を第1四半期連結会計期間の期首から適用しております。当該会計方針の変更は、遡及適用され、前年四半期及び前連結会計年度については遡及適用後の四半期連結財務諸表及び連結財務諸表となっております。この結果、遡及適用前と比較して、前連結会計年度の「繰延税金負債」が549百万円減少しております。また、前連結会計年度の期首の純資産に累積的影響額が反映されたことにより「利益剰余金」が549百万円増加しております。なお、1株当たり情報において、前連結会計年度の「1株当たり純資産額」が2円00銭増加しております。

 

 

(セグメント情報等)

【セグメント情報】

Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2023年4月1日 至 2023年12月31日)

1.報告セグメントごとの売上高および利益又は損失の金額に関する情報

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

その他
(注1)

合計

調整額

四半期
連結損益
計算書
計上額

(注2)

メディカル・ヘルスケア

スマート

セイフティ

マテリアル

エンジニアリングプラスチック

売上高

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

外部顧客への

売上高

10,496

25,124

72,723

132,364

169,538

410,247

4,028

414,276

414,276

セグメント間の内部売上高又は振替高

9

5,406

2,790

187

8,393

10,279

18,672

△18,672

10,505

30,530

72,723

135,154

169,726

418,641

14,307

432,949

△18,672

414,276

セグメント利益又は損失(△)

909

△290

2,385

29,148

12,121

44,274

212

44,487

44,487

 

(注) 1 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、メンブレン事業および運輸倉庫業等を含んでおります。

2 セグメント利益又は損失の合計額は、四半期連結損益計算書の営業利益と一致しております。

 

2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報

該当事項はありません。

 

 

Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2024年4月1日 至 2024年12月31日)

1.報告セグメントごとの売上高および利益又は損失の金額に関する情報

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

その他
(注1)

合計

調整額

四半期
連結損益
計算書
計上額

(注2)

メディカル・ヘルスケア

スマート

セイフティ

マテリアル

エンジニアリングプラスチック

売上高

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

外部顧客への

売上高

10,888

28,473

72,777

129,162

186,828

428,130

4,414

432,545

432,545

セグメント間の内部売上高又は振替高

0

92

8,984

136

9,213

10,652

19,865

△19,865

10,888

28,565

72,777

138,147

186,964

437,343

15,067

452,411

△19,865

432,545

セグメント利益又は損失(△)

365

△555

3,054

19,116

20,559

42,540

704

43,245

43,245

 

(注) 1 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、メンブレン事業および運輸倉庫業等を含んでおります。

2 セグメント利益又は損失の合計額は、四半期連結損益計算書の営業利益と一致しております。

 

2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報

該当事項はありません。

 

3.報告セグメントの変更等に関する情報

第1四半期連結会計期間において、従来「マテリアル」に含めていたカプロラクトン誘導体、エポキシ化合物を、「スマート」に変更し、「スマート」に含めていた液晶保護フィルム用の酢酸セルロースを、「マテリアル」に変更しております。

なお、前第3四半期連結累計期間のセグメント情報は、変更後のセグメント区分に基づき作成したものを開示しております。

 

(キャッシュ・フロー計算書に関する注記)

当第3四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておりません。なお、第3四半期連結累計期間に係る減価償却費(のれんを除く無形固定資産に係る償却費を含む。)およびのれんの償却額は、次のとおりであります。

 

 

前第3四半期連結累計期間

(自  2023年4月1日

至  2023年12月31日)

当第3四半期連結累計期間

(自  2024年4月1日

至  2024年12月31日)

減価償却費

23,251

百万円

30,201

百万円

のれんの償却額

47

百万円

13

百万円