○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………4
(1)四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………………6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………8
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………8
(追加情報) ……………………………………………………………………………………………8
(セグメント情報等) …………………………………………………………………………………8
(キャッシュ・フロー計算書に関する注記) ………………………………………………………8
1.当四半期決算に関する定性的情報
当第3四半期連結累計期間における我が国経済は、雇用環境の改善や訪日観光客の増加などを背景に、緩やかな回復基調で推移しました。一方、先行きについては、米国の政権交代に伴う通商・貿易政策の変更や、欧州での紛争、中国の景気鈍化など、世界景気の下振れ要因となりうる事案が散見され、日本経済への影響が懸念されております。日本国内では物価上昇が顕著となり賃上げが進むものの、消費者の節約志向は変わらず堅調で、今後の経済の動向は不透明な状況となっております。
食肉業界では、乱高下する為替相場や飼料価格の高止まりに加え、各地の豚熱発生や猛暑による国産豚肉の生産量減少により豚肉相場が急騰した影響もあり、厳しい調達環境となりました。販売環境においては、インバウンド需要の回復はあるものの、全体的な価格高騰の中で比較的安価な食肉に消費が移行しており、食肉全体としては力強さに欠ける厳しい事業環境が続いております。
このような状況下、当社グループは「収益構造の再構築とサステナブルな事業運営」をテーマに据えた中期経営計画の2年目を迎え、計画達成に向けた施策に取り組んでまいりました。
海外販売強化策として、当社の輸出向けブランドである「AKUNE GOLD」を“日本の食品”輸出EXPOをはじめ多くの国内外の展示会に出展し拡販を進め、豪州産Wagyu協会が開催したコンテストでは当社ブランドの八桜牛が金賞、御櫻牛が銀賞・銅賞をそれぞれ受賞し、今後の拡大の可能性を広げることができました。また、今後の海外展開の主軸とする豪州Wagyuの供給強化を目的に豪州の牛肥育企業であるYORKRANGE社の株式取得に関する決議をしました。今後はこの農場で豪州Wagyuの生産に直接関与しつつ、中国や東南アジアを中心とした第三国への販売までトータルに手掛けることでサプライチェーン強化を図ります。
国内においては、「2024スターゼングループ秋冬商品提案会」を初めて開催し、当社の商品技術や強みを活かした新商品を提案、プロセスセンターおよびスキンパックの機能を活かした人手不足対策や海外進出サポートに関する取り組みなどを紹介しました。
加えて、物流の2024年問題への対応として、新たな中継拠点の設置や物流網の再整備に取り組み、物流効率化に注力しております。
サステナブルな事業運営においては、当社グループの掲げる2030年度に向けた温室効果ガスの削減目標がパリ協定で定められた「1.5℃目標」と整合しているとして国際認定であるSBT認定を受けました。持続的に強固な経営の実現に向けてサプライチェーン全体の温室効果ガスの削減に取り組んでまいります。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は334,128百万円(前年同四半期比5.8%増)、営業利益は7,680百万円(前年同四半期比1.2%増)、経常利益は8,687百万円(前年同四半期比4.8%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は6,018百万円(前年同四半期比5.9%減)となりました。
事業部門別の営業概況は、次のとおりです。
(単位:百万円)
また、部門別の業績は次のとおりです。
(食肉)
国内事業は、物価高による実質的な可処分所得の減少により消費マインドが低下し、国産鶏肉などの比較的安価な食肉への需要シフトの動きがみられました。一方で、和牛の海外輸出が堅調に推移したことから国産牛肉の収益が改善しました。以上の結果、売上高、売上総利益ともに前年同四半期を上回りました。
カテゴリー別の業績は次のとおりです。
国産食肉においては、節約志向の高まりによる国産鶏肉の需要拡大や国産豚肉の相場高などの要因により、取扱量・売上高ともに前年同四半期を上回りました。売上総利益は、国産牛肉・国産鶏肉の相場が安定していたことから前年同四半期を上回りました。
輸入食肉においては、現地相場高や円安により輸入食肉価格が高止まりしたことから、取扱量・売上総利益は前年同四半期を下回りましたが、売上高は前年同四半期を上回りました。
輸出事業は、国内外の展示会に積極的に出展し、当社の輸出専用ブランド“AKUNE GOLD”や豪州産Wagyuの販売拡大を図ったことで、台湾、ヨーロッパ向け輸出が特に好調に推移しました。
(加工食品)
加工食品は、ハンバーグ商品群やローストビーフ関連商品が堅調に推移したため、取扱量・売上高・売上総利益は前年同四半期を上回りました。
(ハム・ソーセージ)
ハム・ソーセージは、原材料価格のコスト上昇を踏まえ、価格改定や商品の統廃合、工場オペレーションの改善に努めたものの、取扱量・売上高・売上総利益は前年同四半期を下回りました。
資産、負債及び純資産の状況
(資産)
流動資産は、前連結会計年度末と比べて、9,189百万円増加し、114,425百万円となりました。これは、主として前渡金が減少したものの、商品及び製品、受取手形及び売掛金が増加したことによるものであります。
固定資産は、前連結会計年度末と比べて、6,653百万円増加し、62,586百万円となりました。これは、主として建設仮勘定が増加したことによるものであります。
この結果、総資産では、前連結会計年度末に比べて、15,838百万円増加し、177,019百万円となりました。
(負債)
流動負債は、前連結会計年度末と比べて、9,630百万円増加し、64,043百万円となりました。これは、主として短期借入金、買掛金が増加したことによるものであります。
固定負債は、前連結会計年度末と比べて、1,254百万円増加し、30,021百万円となりました。これは、主として長期借入金、繰延税金負債が増加したことによるものであります。
この結果、負債合計では、前連結会計年度末に比べて、10,885百万円増加し、94,064百万円となりました。
(純資産)
純資産合計は、前連結会計年度末と比べて、4,953百万円増加し、82,955百万円となりました。
2025年3月期の連結業績予想につきましては、2024年5月10日付け公表の「2024年3月期 決算短信」に記載の業績予想から変更はありません。
該当事項はありません。
該当事項はありません。
(追加情報)
(実在性を確認できない取引に関する事項)
当社は、当社の従業員により2018年8月以降行われた循環取引(取引先数社と当社による架空売上の循環)等の不適切な取引が行われている疑義について、2024年1月15日に特別調査委員会より受領した調査結 果報告書における調査結果を踏まえ、取引の実在性を確認できないものについての売上高及び売上原価の取り消しを行っております。これに伴って、当該取引の支払総額1,346百万円を仮払金として流動資産の「その他」に含めて計上するとともに、受取総額1,355百万円を仮受金として流動負債の「その他」に含めて計上しております。
現在、本件に関する関係者との協議を進めておりますが、状況によっては、当該仮払金及び仮受金が、当社の財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。
前第3四半期連結累計期間(自 2023年4月1日 至 2023年12月31日)及び当第3四半期連結累計期間(自 2024年4月1日 至 2024年12月31日)
当社グループは、生産肥育から食肉の処理加工、製造、販売に至るまでの事業を主に国内で行う「食肉関連事業」を中心に事業活動を展開しており、報告セグメントは「食肉関連事業」のみであるため、セグメント情報の記載を省略しております。
(キャッシュ・フロー計算書に関する注記)
当第3四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておりません。なお、第3四半期連結累計期間に係る減価償却費(無形固定資産に係る償却費を含む。)は、次のとおりであります。