○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………5
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………6
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………7
(1)四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………7
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………………9
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………11
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………11
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………11
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) …………………………………………11
(セグメント情報等) …………………………………………………………………………………11
(キャッシュ・フロー計算書に関する注記) ………………………………………………………12
(収益認識関係) ………………………………………………………………………………………12
1.当四半期決算に関する定性的情報
当第3四半期連結累計期間における我が国の経済は、企業収益及び雇用・所得環境が改善する下で、景気は緩やかに回復基調で推移いたしました。景気の先行きについては、緩やかな回復が継続していくことが期待されますが、物価上昇や中東情勢、金融資本市場の変動等の影響には注意が必要な状況となっております。
当社グループが属するIT業界におきましては、ソフトウエア投資は増加傾向にあり、企業収益の改善や人手不足等を背景に、今後もITへの投資は堅調に推移することが期待されます。
このような状況の中、desknet's NEO/AppSuiteにつきましては、モバイルアプリの強化、Teamsとの連携を含む14機能・80項目の機能拡張を行ったバージョン8.5を2024年3月に、AppSuiteのモバイル対応、エレコム社のアルコールチェッカー連携アプリなど新機能を追加したバージョン8.6を2024年9月にリリースいたしました。また、ビジネスチャットChatLuckにつきましては、全面リニューアルしたモバイルアプリを2024年4月に、会話ログのアーカイブ、画像を用いたChatGPTへの質問などの新機能を追加したバージョン6.5を2024年8月にリリースいたしました。このように当社は、お客様の業務効率向上に貢献すべく継続的なサービスの改善に努めておりますが、近年のエネルギー価格の高騰や円安に伴うITインフラコストの増大、また機能拡充・品質維持のための開発・サポート体制における人件費の増大等によりサービス提供コストが大幅に増加していることから、2024年9月よりdesknet's NEOクラウド版の価格改定及びセットプランの導入を実施いたしました。
前期より横浜市が民間企業のデジタル技術を活用して行政サービスのDX化を進めるプロジェクト「YOKOHAMA Hack!」の一つとして進めていた「要配慮施設利用者の安全を守る避難確保計画の取組化」において、当社製品(desknet's NEO及びAppSuite)を使用した「避難確保計画システム」及び「避難訓練実績システム」が実証実験を経て2024年5月より稼働を開始いたしました。また、同じく「YOKOHAMA Hack!」のプロジェクトである「救急活動における医療機関との傷病者情報共有システム(仮)」の実証事業を2024年10月より開始いたしました。当社は、株式会社日経BP発行の「日経BPガバメントテクノロジー」(2024年秋号)で発表の「自治体ITシステム満足度調査2024-2025」グループウェア/ビジネスチャット部門で1位を獲得し、中でも「信頼性」については部門平均より5点以上高い評価をいただいています。このように高い信頼性と上記のような取り組みを通じて、当社製品・サービスを使用したシステムを全国の自治体に展開していくことにより、地方自治体のDX化・地域の防災・減災に貢献できると考えております。
2024年10月には、IT製品比較・レビューサイト「ITreview」が主催する「ITreview Grid Award 2024 Fall」において当社主力3製品(desknet's NEO、AppSuite、ChatLuck)が4部門で最高位である「Leader」を受賞いたしました。desknet's NEOは2019年の受賞以来、今回の受賞で22期連続での受賞となりました。
また、2024年6月に経済産業省が定める DX 認定制度に基づく「DX 認定事業者」に認定されました。今後も優れた製品づくりを通してお客様の新しい働き方、デジタル化を支援し、経済発展と社会課題の解決の両立の実現に向けて、取り組んでまいります。
この他、米国のFanKave Inc.と同社のサービスであるFanVoice AIのサブライセンス契約を締結し、2024年3月に日本でのサービス提供を開始しました。当サービスは、米国子会社の市場調査活動等により、現地で提供されているサービスを日本国内で販売することになった最初のサービスとなります。
さらに、2024年4月にASEANで3国目となるフィリピンに子会社を設立いたしました。今後も高い経済成長が見込まれ、経済成長とともに現地企業のIT化に対する需要も大きくなっていくことが見込まれるフィリピンで、当社製品・サービスの拡販に努めてまいります。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は5,286,073千円(前年同期比6.6%増)、営業利益は1,378,817千円(前年同期比27.3%増)、経常利益は1,456,928千円(前年同期比26.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は983,744千円(前年同期比19.0%増)となりました。
当第3四半期連結累計期間におけるセグメント別の経営成績は以下のとおりであります。
(ソフトウエア事業)
売上区分別の状況を示すと、以下のとおりであります。
① クラウドサービス
クラウドサービスの主要サービス別の売上は以下のとおりであります。
(*1)2024年9月1日より導入いたしましたセットプランにつきましては、価格改定後の既存プラン価格に基づき各サービスに按分した金額を集計しております。
desknet's NEOクラウド版の売上高は、利用ユーザー数の増加及び2024年9月以降の価格改定の影響により前年同期比225,297千円増加し、2,045,428千円(前年同期比12.4%増)となりました。1社当たりの平均利用ユーザー数は前期までと同水準の84ユーザーとなりました。月平均の解約率(*2)は0.38%と低い水準となっております。2024年9月以降の価格改定公表後2ヶ月間の平均解約率は0.54%と若干解約率が上昇しておりますが、この程度の解約率の上昇は想定の範囲内であり、今後も解約率を低い水準に維持できるよう引き続き取り組んでまいります。AppSuiteクラウド版の売上高は、利用ユーザー数の増加及び2024年9月以降の価格改定の影響により前年同期と比較して45,910千円増加し、174,206千円(前年同期比35.8%増)と引き続き前年同期比30%を超える増加となりました。当第3四半期連結累計期間末時点において同サービスの利用ユーザー数は、desknet's NEOクラウドのユーザー数の約14%と中間連結会計期間末から約2%増加となりました。2024年9月に導入したdesknet's NEOクラウド版とのセットプランは、AppSuiteクラウド版を同時に利用しやすい価格設定となっており、引き続きセットプランの訴求を高め利用ユーザー数の拡大に努めてまいります。ChatLuckクラウド版の売上高につきましては、前年同期と比較して6,890千円増加し、61,090千円(前年同期比12.7%増)となりました。売上高全体に占める割合は小さいものの、成長が見込める分野であることから継続的に機能強化に取り組み、desknet's NEOとの同時利用ユーザー数の拡大に努めてまいります。その他月額売上の売上高につきましては、主に提供を終了したサービスの影響により前年同期と比較して16,436千円減少の134,432千円(前年同期比10.9%減)となりました。その他役務作業等の売上高につきましては、データ移行サービス等が減少したことにより15,517千円減少し、22,315千円(前年同期比41.0%減)となりました。
以上の結果、クラウドサービス全体での売上高は前年同期比246,144千円増加し、2,437,474千円(前年同期比11.2%増)となりました。
(*2)desknet's NEOクラウドのユーザーにおける「当月の解約により減少したMRR(*3)÷前月末のMRR」の当第3四半期連結累計期間の平均で算出しております。
(*3)MRR(Monthly Recurring Revenue)は対象月の月末時点における継続課金ユーザーにかかる月額料金、もしくは年額料金の1/12の合計額で算出しております。
② プロダクト
プロダクトの主要サービス別の売上は以下のとおりであります。
(*1) 2024年2月よりライセンス体系を変更したことに伴い、前期まで従来desknet's NEOエンタープライズライセンス、desknet's NEOスモールライセンスと区分していたものをdesknet's NEOに組替えております。
desknet's NEOライセンスの売上高につきましては、前年同期と比較して5,000ユーザー以上の大規模新規ライセンスは増加した一方、300ユーザー未満の追加ライセンスが減少したことを主な要因として10,752千円減少し172,906千円(前年同期比5.9%減)となりました。
AppSuiteライセンス及びChatLuckライセンスにつきましては、desknet's NEOライセンスとの同時購入をされることが多い傾向にありますが、AppSuiteライセンスを追加購入された5,000ユーザー以上の大規模ライセンスが前年同期比4本減少したことなどにより、AppSuiteライセンスの売上高は前年同期比39,326千円減少し、62,395千円(前年同期比38.7%減)となりました。また、ChatLuckライセンスの売上高につきましても、AppSuiteライセンスと同様、5,000ユーザー以上の新規ライセンスが前年同期比4本減少と、大規模案件が減少したことなどにより、ChatLcukの売上高は前年同期比12,811千円減少し、25,980千円(前年同期比33.0%減)となりました。
カスタマイズの売上高につきましては、前年同期と比較して中規模の案件が減少したことを主な要因として、前年同期比6,436千円減少し、86,871千円(前年同期比6.9%減)となりました。また、サポートサービスの売上高は、desknet's NEOのサポートサービスの売上高が前年同期比45,290千円増加し、572,435千円(前年同期比8.6%増)となったことを主な要因として、69,593千円増加し、697,438千円(前年同期比11.1%増)となりました。その他役務作業等の売上高は、他社製品であるID統合管理システムの販売及び役務作業の増加を主な要因として、46,250千円増加し202,935千円(前年同期比29.5%増)となりました。
以上の結果、プロダクト全体での売上高は前年同期比47,971千円増加し、1,257,088千円(前年同期比4.0%増)となりました。
③ 技術開発
技術開発につきましては、積極的に受託開発を行う方針ではなく、主に従来からの継続案件の売上により売上高は前年同期比5,880千円増加し、58,500千円(前年同期比11.2%増)となりました。
以上の結果、ソフトウエア事業の売上高は3,753,062千円(前年同期比8.7%増)、セグメント利益は1,423,985千円(前年同期比39.6%増)となりました。
(システム開発サービス事業)
システム開発サービス事業は、子会社である株式会社Pro-SPIREが展開する事業で構成されており、同社が長年培ってきたクラウドインテグレーション、システムインテグレーションのノウハウを基礎に技術者の育成を図り、先端技術を活用し新たな顧客ニーズを満たすシステムエンジニアリングサービスを主に提供しております。
当第3四半期連結累計期間においては、売上高は前年同期と概ね同水準で推移いたしました。売上原価は人員増及び昇給等による人件費の増加を主な要因として全体で24,113千円増加いたしました。また、販売費及び一般管理費は、人件費等の増加により前年同期比6,852千円増加いたしました。
以上の結果、システム開発サービス事業の売上高は1,523,492千円(前年同期比0.4%増)、セグメント利益は45,384千円(前年同期比34.7%減)となりました。
(海外事業)
海外事業は、海外子会社4社の事業で構成されており、現地企業向けにdesknet's NEOのライセンス販売、クラウドサービスの提供などを行っております。なお、2024年4月にフィリピンに新設したNEOPhilippine Tech Inc.につきましては、2024年4月23日より営業を開始しております。
ASEAN地域においてはdesknet's NEO及びAppSuiteを中心に販売活動を進めております。マレーシア、タイにおきましては、営業人員の育成による営業力強化、展示会への出展による現地における製品・サービスの認知度向上、現地販売代理店の開拓等に努めております。ASEAN地域の子会社(マレーシア、タイ)につきましては、引き続きストック型の売上を着実に積み上げていくよう営業活動に注力しております。また、米国においては、当社が米国子会社から移管を受けて開発中の新サービスの開発受託等を継続しております。
当第3四半期連結累計期間においては、ASEAN地域の子会社3社の売上高が増加した一方、米国子会社における開発体制構築のための採用コストや人件費、フィリピン子会社における立ち上げによる費用等が増加いたしました。
以上の結果、海外事業の売上高は89,190千円(前年同期比9.1%増)、セグメント損失は91,817千円(前年同期はセグメント損失9,008千円)となりました。
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における資産合計は前連結会計年度末より196,753千円減少し、8,426,201千円となりました。これは主に、2024年3月に実施した自己株式の取得や第32期期末及び第33期中間配当金の支払、法人税等の支払などにより現金及び預金が634,299千円減少した他、投資有価証券の売却に伴う未収入金の減少により流動資産のその他が362,381千円減少した一方で、売掛金及び契約資産が202,637千円増加、新たに債券(社債)を取得したことを主な要因として有価証券及び投資有価証券が557,474千円増加したことによるものであります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における負債合計は前連結会計年度末より256,963千円増加し、2,540,097千円となりました。これは主に、クラウドサービス、サポートサービス等にかかる契約負債がユーザー数の増加等に伴い214,713千円増加したことに加え、流動負債のその他に含まれる未払消費税等が49,737千円増加したためであります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は前連結会計年度末より453,716千円減少し、5,886,104千円となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益が983,744千円計上された一方で、536,921千円の剰余金の配当を実施したこと、及び自己株式の消却に伴い利益剰余金が884,184千円減少したことにより利益剰余金が合計で437,361千円減少したことによるものであります。
当第3四半期連結累計期間までの業績動向を踏まえ、2024年3月13日付「2024年1月期 決算短信〔日本基準〕(連結)」において公表いたしました通期の連結業績予想を修正しております。詳細につきましては、本日公表いたしました「連結業績予想の修正及び期末配当予想の修正(増配)に関するお知らせ」をご参照下さい。
該当事項はありません。
当社は、2024年3月13日開催の取締役会決議に基づき、2024年3月14日付で自己株式850,000株の取得を行っております。また、2024年5月30日開催の取締役会決議に基づき、2024年7月31日付で、自己株式850,000株の消却を実施しております。なお、自己株式の消却により、その他資本剰余金の残高が負の値となったため、その他資本剰余金を零とし、当該負の値を利益剰余金から減額しております。
これらの結果等により、当第3四半期連結累計期間においてその他資本剰余金、繰越利益剰余金及び自己株式がそれぞれ49,965千円、884,184千円、934,150千円減少し、当第3四半期連結会計期間末において、資本剰余金は287,455千円、利益剰余金は5,268,735千円、自己株式は87,561千円となっております。
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
(税金費用の計算)
税金費用については、当第3四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会計適用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じることにより算定しております。
【セグメント情報】
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2023年2月1日 至 2023年10月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
(注)1.セグメント利益又はセグメント損失(△)の調整額2,125千円はセグメント間取引消去であります。
2.セグメント利益又はセグメント損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2024年2月1日 至 2024年10月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
(注)1.セグメント利益又はセグメント損失(△)の調整額1,264千円はセグメント間取引消去であります。
2.セグメント利益又はセグメント損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
(キャッシュ・フロー計算書に関する注記)
当第3四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておりません。なお、第3四半期連結累計期間に係る減価償却費(のれんを除く無形固定資産に係る償却費を含む。)及びのれんの償却額は、次のとおりであります。
(収益認識関係)
顧客との契約から生じる収益を分解した情報
前第3四半期連結累計期間(自 2023年2月1日 至 2023年10月31日)
(注)1.ストック収益の主な内容は、以下のとおりであります。
2.フロー収益の主な内容は、以下のとおりであります。
当第3四半期連結累計期間(自 2024年2月1日 至 2024年10月31日)
(注)1.ストック収益の主な内容は、以下のとおりであります。
2.フロー収益の主な内容は、以下のとおりであります。