○添付資料の目次

 

 

1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2

(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2

(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………3

(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………………3

2.中間財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………………4

(1)中間貸借対照表 ………………………………………………………………………………………4

(2)中間損益計算書 ………………………………………………………………………………………5

(3)中間キャッシュ・フロー計算書 ……………………………………………………………………6

(4)中間財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………………7

(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………7

(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………7

(セグメント情報等の注記) …………………………………………………………………………7

 

1.当四半期決算に関する定性的情報

(1)経営成績に関する説明

 当社は「あたらしい命に、あたらしい医療の選択肢を。」をコーポレートスローガンに、産婦人科施設との強固なネットワークを活用し、再生医療・細胞治療を目的とした「さい帯」や「さい帯血」等の周産期組織由来の細胞バンク事業及びそれらの細胞等を利用した新たな治療法、製品の開発を行っております。そしてこの事業基盤をベースとして再生医療やフェムテック等関連する領域での事業開発及び投資等によるサスティナブルな成長と社会への貢献を目指しております。

 

 当社は2024年8月5日に設立25周年を迎え、出産時にのみ採取できる貴重な細胞である「さい帯」や「さい帯血」を、お子さまやそのご家族の将来に備えて保管する「さい帯・さい帯血ファミリーバンク」のリーディングカンパニーとして、再生医療分野の発展と歩みを共にしてまいりました。

 当中間会計期間においては、当社の中期的な経営目標である20,000検体(国内出生数に対する保管率約3%)に向け、主要なマーケティングチャネルである、医療機関でのスピーチ及びPR等のリアルマーケティングと、オンライン広告及びSNS等のデジタルマーケティングに加え、メディア向け勉強会等による啓蒙活動に注力いたしました。 

 その結果、保管検体数(さい帯・さい帯血の合計)、売上高、各段階利益の全ての項目で過去最高を更新しております。

 「さい帯」につきましては、昨年6月に、保管いただいたご家族向けに組織の再生を促す成長因子や細胞間の情報伝達物質(エクソソーム)等を含む培養上清液を製造する「ファミリー上清」製造サービスを開始したことにより、「さい帯血」を保管される方の「さい帯」保管率が50%以上に高まっております。また、当サービスのお問い合わせやお申し込みも着実に増加しております。

 「さい帯血」につきましては、昨年6月に公表した大阪公立大学大学院医学研究科発達小児医学教室との「自閉症スペクトラム障害に対する自家臍帯血有核細胞を用いた治療法の開発」の臨床研究が始まり、10月29日にプレスリリースいたしました。今後、参加者(被験者)の募集が開始される予定です。自閉症スペクトラム障害(ASD)は100人に1人の割合で診断されると言われており、当臨床研究の開始は保管意義の更なる向上に繋がると考えております。

 また、11月1日には新しいサービス(保管)プランを開始いたしました。新プランでは、さい帯・さい帯血の両方を採取することで、出産時に採取できる貴重な細胞を確実に保管し、将来の医療やQOLの向上に役立てていただけるようになります。これに伴い平均単価は約12.8%上昇しますが、より多くの方にこのサービスをご利用いただけるように、月額2,980円からの支払いプランを設定いたしました。このように顧客ニーズに合わせたより良いサービスを提供することで、来期以降、更なる業績(売上高・利益率)の向上を見込んでおります。

 そして現在、当社は東南アジア(ASEAN)での事業展開に注力いたしております。同地域においては年間1,000万人以上の出生数があり、2027年には日本のGDPを超える見込みで(※1)、細胞バンク事業のマーケットも大きく成長することが予測されています。まずシンガポールに地域統括会社(持株会社)の設立準備(11月中に完了予定)を進めており、将来的にはこの傘下でシンガポールをはじめベトナムやインドネシア等ASEAN各国に事業会社を設立し、新しい市場の開拓を目指してまいります。

 ※1:International Monetary Fund,「World Economic Outlook Database, October 2024」

 

「さい帯血」を用いた再生医療分野(研究開発)につきましては、前述の「自閉症スペクトラム障害に対する自家臍帯血有核細胞を用いた治療法の開発」の臨床研究の他、高知大学医学部附属病院小児科において脳性麻痺児に対する臨床研究、そして、大阪公立大学大学院医学研究科発達小児医学教室を中心としたグループとの低酸素性虚血性脳症(HIE)児に対する臨床研究が引き続き進められております。また、米国においては、FDA認可のもとデューク大学で進められている脳性麻痺児等へのさい帯血投与プログラムへ、当社でさい帯血を保管されている方々が参加されるケースが増加しており、その結果も良好です。

 「さい帯」を用いた研究開発につきましては、大阪大学大学院医学系研究科スポーツ医学教室と設立した「運動器スポーツバイオメカニクス学講座」において、新たな半月板治療法の開発を推進しております。また、東京大学医科学研究所セルプロセッシング・輸血部及び東京大学医学部附属病院ティッシュ・エンジニアリング部との小児形態異常等の先天性疾患に対する治療法の開発も、引き続き推進しております。

 

 

 これらの活動の結果、当中間会計期間における売上高は、過去最高の1,373,816千円(前年同期比13.2%増)、営業利益は258,060千円(同19.9%増)、経常利益は264,063千円(同22.1%増)、中間純利益は271,954千円(同70.2%増)となっております。

  なお、当社は、単一セグメントのため、セグメントごとの記載を省略しております。

 

 

(2)財政状態に関する説明

(資産)

  当中間会計期間末における資産合計は6,935,288千円となり、前事業年度末に比べ392,212千円増加いたしました。流動資産は5,217,421千円となり、前事業年度末に比べ702,381千円増加いたしました。これは主に、売上の増加及び分割払いを積極的に活用したことに伴い売掛金が154,545千円増加したこと、及び定期預金の払戻等により、現金及び預金が525,959千円増加したことによるものであります。固定資産は1,717,866千円となり、前事業年度末に比べ310,168千円減少いたしました。これは主に投資有価証券の取得300,000千円があった一方、定期預金の払戻500,000千円があったことによるものであります。

 

(負債)

  当中間会計期間末における負債合計は4,064,753千円となり、前事業年度末に比べ214,293千円増加いたしました。流動負債は3,966,209千円となり、前事業年度末に比べ206,187千円増加いたしました。これは主に、前受金が169,331千円増加したことによるものであります。固定負債は98,543千円となり、前事業年度末に比べ8,105千円増加いたしました。

 

(純資産)

  当中間会計期間末における純資産合計は2,870,534千円となり、前事業年度末に比べ177,919千円増加いたしました。これは利益剰余金が中間純利益の計上により271,954千円増加した一方、その他有価証券評価差額金が94,035千円減少したことによるものであります。

 

(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明

  2025年3月期通期の業績予想につきましては、2024年5月14日「2024年3月期決算短信」にて公表しております通期業績予想に変更はありません。

 

 

2.中間財務諸表及び主な注記

(1)中間貸借対照表

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前事業年度

(2024年3月31日)

当中間会計期間

(2024年9月30日)

資産の部

 

 

 

流動資産

 

 

 

 

現金及び預金

2,845,540

3,371,500

 

 

売掛金

1,588,310

1,742,855

 

 

原材料及び貯蔵品

42,262

42,491

 

 

前払費用

39,731

40,913

 

 

その他

3,516

23,706

 

 

貸倒引当金

△4,322

△4,046

 

 

流動資産合計

4,515,040

5,217,421

 

固定資産

 

 

 

 

有形固定資産

665,155

656,042

 

 

無形固定資産

41,609

69,800

 

 

投資その他の資産

1,321,270

992,022

 

 

固定資産合計

2,028,034

1,717,866

 

資産合計

6,543,075

6,935,288

負債の部

 

 

 

流動負債

 

 

 

 

買掛金

35,300

27,862

 

 

未払法人税等

88,930

147,758

 

 

前受金

3,420,493

3,589,825

 

 

賞与引当金

50,500

63,318

 

 

その他

164,796

137,444

 

 

流動負債合計

3,760,022

3,966,209

 

固定負債

 

 

 

 

役員退職慰労引当金

27,681

33,379

 

 

資産除去債務

56,079

56,176

 

 

その他

6,676

8,987

 

 

固定負債合計

90,437

98,543

 

負債合計

3,850,459

4,064,753

純資産の部

 

 

 

株主資本

 

 

 

 

資本金

704,805

704,805

 

 

資本剰余金

589,805

589,805

 

 

利益剰余金

1,318,386

1,590,341

 

 

自己株式

△91

△91

 

 

株主資本合計

2,612,906

2,884,860

 

評価・換算差額等

 

 

 

 

その他有価証券評価差額金

79,708

△14,326

 

 

評価・換算差額等合計

79,708

△14,326

 

純資産合計

2,692,615

2,870,534

負債純資産合計

6,543,075

6,935,288

 

 

(2)中間損益計算書

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前中間会計期間

(自 2023年4月1日

 至 2023年9月30日)

当中間会計期間

(自 2024年4月1日

 至 2024年9月30日)

売上高

1,213,559

1,373,816

売上原価

431,454

492,275

売上総利益

782,104

881,540

販売費及び一般管理費

566,812

623,480

営業利益

215,292

258,060

営業外収益

 

 

 

受取利息

1,265

2,921

 

助成金収入

664

72

 

協賛金収入

3,342

2,818

 

雑収入

387

192

 

営業外収益合計

5,659

6,003

営業外費用

 

 

 

解決金

2,117

 

業務委託費

2,526

 

営業外費用合計

4,643

経常利益

216,307

264,063

特別利益

 

 

 

投資有価証券売却益

22,327

136,939

 

その他

1,746

 

特別利益合計

24,074

136,939

特別損失

 

 

 

固定資産除却損

8

0

 

特別損失合計

8

0

税引前中間純利益

240,372

401,003

法人税、住民税及び事業税

73,862

136,469

法人税等調整額

6,718

△7,420

法人税等合計

80,581

129,049

中間純利益

159,791

271,954

 

 

 

(3)中間キャッシュ・フロー計算書

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前中間会計期間

(自 2023年4月1日

 至 2023年9月30日)

当中間会計期間

(自 2024年4月1日

 至 2024年9月30日)

営業活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

税引前中間純利益

240,372

401,003

 

減価償却費

55,351

60,987

 

貸倒引当金の増減額(△は減少)

227

△276

 

賞与引当金の増減額(△は減少)

4,236

12,817

 

役員退職慰労引当金の増減額(△は減少)

1,010

5,698

 

受取利息及び受取配当金

△1,265

△2,921

 

投資有価証券売却損益(△は益)

△22,327

△136,939

 

売上債権の増減額(△は増加)

△286,501

△154,545

 

棚卸資産の増減額(△は増加)

6,436

△228

 

仕入債務の増減額(△は減少)

△870

△7,438

 

未払金の増減額(△は減少)

18,209

△10,298

 

未払消費税等の増減額(△は減少)

△16,638

△8,768

 

前受金の増減額(△は減少)

169,504

169,331

 

その他

△15,807

△27,308

 

小計

151,938

301,112

 

利息及び配当金の受取額

1,269

2,508

 

法人税等の支払額

△54,653

△72,090

 

補助金の受取額

664

 

営業活動によるキャッシュ・フロー

99,218

231,530

投資活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

定期預金の払戻による収入

500,000

 

投資有価証券の取得による支出

△99,900

△300,000

 

投資有価証券の売却による収入

72,327

186,939

 

貸付けによる支出

△10,000

 

貸付金の回収による収入

650

 

有形固定資産の取得による支出

△130,704

△49,224

 

無形固定資産の取得による支出

△4,054

△24,923

 

敷金及び保証金の差入による支出

△172

△8,761

 

その他

2,679

766

 

投資活動によるキャッシュ・フロー

△159,824

295,448

財務活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

リース債務の返済による支出

△666

△1,019

 

財務活動によるキャッシュ・フロー

△666

△1,019

現金及び現金同等物に係る換算差額

現金及び現金同等物の増減額(△は減少)

△61,272

525,959

現金及び現金同等物の期首残高

3,324,021

2,845,540

現金及び現金同等物の中間期末残高

3,262,749

3,371,500

 

 

(4)中間財務諸表に関する注記事項

(継続企業の前提に関する注記)

該当事項はありません。

 

(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)

前中間会計期間(自  2023年4月1日  至  2023年9月30日)

1  配当金支払額

該当事項はありません。

 

2  基準日が当中間会計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当中間会計期間の末日後となるもの

該当事項はありません。

 

当中間会計期間(自  2024年4月1日  至  2024年9月30日)

1  配当金支払額

該当事項はありません。

 

2  基準日が当中間会計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当中間会計期間の末日後となるもの

決議

株式の種類

配当金の総額
(百万円)

1株当たり
配当額(円)

基準日

効力発生日

配当の原資

2024年10月15日
取締役会

普通株式

256

25.00

2024年9月30日

2024年11月29日

利益剰余金

 

 

(セグメント情報等の注記)

前中間会計期間(自 2023年4月1日  至 2023年9月30日)

当社の事業セグメントは、細胞バンク事業のみの単一セグメントであり重要性が乏しいため、セグメント情報の記載を省略しております。

 

当中間会計期間(自 2024年4月1日  至 2024年9月30日)

当社の事業セグメントは、細胞バンク事業のみの単一セグメントであり重要性が乏しいため、セグメント情報の記載を省略しております。