○添付資料の目次

 

 

1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2

(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2

(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………4

(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………5

2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………6

(1)四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………6

(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………………8

(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書 ……………………………………………………………10

(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………11

(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………11

(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………11

(セグメント情報) ……………………………………………………………………………………12

(重要な後発事象) ……………………………………………………………………………………12

3.その他 ……………………………………………………………………………………………………13

継続企業の前提に関する重要事象等 …………………………………………………………………13

4.補足情報

2024年3月期 第2四半期連結累計期間 決算概要 …………………………………………………14

 

 

1.当四半期決算に関する定性的情報

(1)経営成績に関する説明

当社第2四半期(2023年4月1日~2023年9月30日)における当社グループを取り巻く事業環境は、世界的なインフレによる原材料価格・エネルギーコストの市況高騰や、各国の利上げによる景気の下振れリスクなど、依然として不透明な状況が続いております。

このような状況下、当第2四半期連結累計期間(注)における当社グループの業績は、半導体供給不足の影響が段階的に改善していることや、日本・北米・欧州を中心とした自動車需要の回復、円安の影響などにより、売上高は812億円と対前年同期比100億円(+14.0%)の増収となりました。

利益面では、原材料価格やエネルギーコストの市況高騰影響の販売価格への転嫁や生産性改善などの合理化を進めたものの、原材料価格・エネルギーコストの高止まりによる負担増などにより、営業損失は2億円(前期は営業損失3億円)となりました。経常利益は、為替相場の変動により当社が保有する海外子会社への外貨建ての貸付金に対して発生した為替差益を計上し12億円となったものの、対前年同期比では38億円(△76.6%)の減益となりました。

特別損益については、2022年6月に閉鎖したアラス工場(フランス)の不動産売却により固定資産売却益を計上しました。これにより、親会社株主に帰属する四半期純利益は8億円となったものの、対前年同期比では39億円(△83.6%)の減益となりました。

 

(単位:億円)

 

前期

当期

増減

増減率

売上高

712

812

100

14.0%

営業利益

△3

△2

1

-%

経常利益

49

12

△38

△76.6%

税金等調整前四半期純利益

54

15

△38

△71.2%

親会社株主に帰属する四半期純利益

46

8

△39

△83.6%

 

 

地域セグメントごとの業績は次の通りです。

(単位:億円)

 

売上高

営業利益

前期

当期

増減

増減率

前期

当期

増減

増減率

日本

323

342

19

6.0%

4

11

7

186.9%

北米

188

239

51

27.0%

△12

△21

△9

-%

欧州

61

75

14

22.6%

△3

2

6

-%

中国

51

56

5

9.2%

△3

△4

△2

-%

タイ

32

32

0

0.8%

3

2

△1

△27.8%

インドネシア

106

121

16

14.7%

8

8

△0

△3.0%

連結消去

△49

△54

△5

-%

1

1

0

19.4%

連結

712

812

100

14.0%

△3

△2

1

-%

 

 

① 日本

半導体の供給改善に伴う完成車メーカーの挽回生産による受注の増加、原材料価格やエネルギーコストの市況高騰影響の販売価格への転嫁などにより、売上高は342億円と対前年同期比19億円(+6.0%)の増収となりました。

利益面では、前期から継続する原材料価格やエネルギーコストの市況高騰影響があるものの、上記販売価格への転嫁に加え、前期に実施した早期退職措置等による労務費の適正化や生産性向上などの合理化により、営業利益は11億円と対前年同期比7億円(+186.9%)の増益となりました。

 

 

② 北米

半導体の供給改善に伴う完成車メーカーの挽回生産による受注増加に加え、前期の後半に立ち上がった新型車向け製品により、売上高は239億円と対前年同期比51億円(+27.0%)の増収となりました。

利益面では原材料価格やエネルギーコストの市況高騰影響の販売価格への転嫁に努めているものの、摩擦材製品の開発費用の増加、賃金上昇による労務費の増加、生産合理化や経費削減の大幅な遅れを背景に、営業損失は21億円(前期は営業損失12億円)となりました。

 

③ 欧州

前期にフランスのアラス工場を閉鎖したことによる売上高の減少がありましたが、半導体の供給改善に伴う完成車メーカーの挽回生産によりスロバキア工場の受注が増加したため、売上高は75億円と対前年同期比14億円(+22.6%)の増収となりました。

利益面では、アラス工場閉鎖による固定費削減効果やスロバキア工場の受注増加の影響により、営業利益は2億円(前期は営業損失3億円)となりました。

 

④ 中国

ガソリン車の購入税優遇政策の終了等で主要な日系完成車メーカーを中心に受注が減少した一方で、前期の後半に立ち上がった中国系完成車メーカー向け製品売上の増加により、売上高は56億円と対前年同期比5億円(+9.2%)の増収となりました。

利益面では、生産性向上などの合理化に取り組んだものの、主要な日系完成車メーカー向け製品の受注減少や利益率の高い摩擦材製品の生産が減少した影響により、営業損失は4億円(前期は営業損失3億円)となりました。

 

⑤ タイ

一部車種の半導体不足による主要な日系完成車メーカー向け製品の受注減少があったものの、円安影響により売上高は32億円と対前年同期比0.3億円(+0.8%)の増収となりました。

利益面では、生産性向上などの合理化に取り組んだものの、受注減少及びエネルギーコストなどの市況高騰影響により、営業利益は2億円と対前年同期比1億円(△27.8%)の減益となりました。

 

⑥ インドネシア

経済全体が堅調に推移しており、小型乗用車用製品を中心とした受注が好調なことから、売上高は121億円と対前年同期比16億円(+14.7%)の増収となりました。

利益面では、受注増加の影響や生産性向上等の合理化を実施しましたが、賃金上昇による労務費増加が影響し、営業利益は8億円と対前年同期比0.2億円(△3.0%)の減益となりました。

 

(注) 当第2四半期連結累計期間とは

(1) 北米・中国・タイ・インドネシア:2023年1月~2023年6月

(2) 日本・欧州          :2023年4月~2023年9月 となります。

 

(2)財政状態に関する説明

① 資産、負債及び純資産の状況

(単位:億円)

(資産の部)

前期末

当期末

増減

(負債・純資産の部)

前期末

当期末

増減

流動資産

739

764

25

流動負債

329

842

513

現金及び預金

255

250

△5

仕入債務

205

212

7

売上債権

285

304

19

有利子負債

14

494

480

棚卸資産

177

181

4

その他

110

136

26

その他

22

29

7

固定負債

581

90

△491

固定資産

674

727

53

有利子負債

482

2

△480

有形固定資産

494

514

19

その他

99

88

△11

投資有価証券

66

93

27

負債合計

910

932

22

その他

115

121

6

純資産

503

559

56

総資産

1,413

1,491

78

負債・純資産

1,413

1,491

78

 

 

(資産)

当期末の資産は1,491億円と前期末比78億円の増加となりました。流動資産は764億円と前期末比25億円の増加となりました。これは主に、円安の影響などにより売上債権が19億円増加したことによるものです。固定資産は727億円と前期末比53億円の増加となりました。これは主に、株価の上昇により投資有価証券が27億円増加したこと並びに減価償却費を計上した一方で設備投資及び円安の影響により有形固定資産が19億円増加したことによるものです。

(負債)

当期末の負債は932億円と前期末比22億円の増加となりました。これは主に、円安の影響などにより仕入債務が7億円増加したことや、上述投資有価証券の増加に伴い繰延税金負債が9億円増加したことによるものです。なお、前期末比で固定負債の有利子負債が480億円減少し、流動負債の有利子負債が480億円増加しております。これは主に、返済期日が1年内となったことから、長期借入金が1年内返済予定の長期借入金に振り替わったことによるものです。

有利子負債残高496億円から「現金及び預金」を控除したネット有利子負債残高は246億円であります。

(純資産)

当期末の純資産は559億円と前期末比56億円の増加となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上により利益剰余金が8億円増加したことや株価の上昇により有価証券評価差額金が19億円増加したこと、円安の影響により為替換算調整勘定が22億円増加したことによるものです。

 

② キャッシュ・フローの状況

当期末の現金及び現金同等物は、前期末比5億円減少の250億円となりました。

(単位:億円)

 

前期

当期

増減

営業活動によるキャッシュ・フロー

44

29

△14

投資活動によるキャッシュ・フロー

△32

△13

19

 

 

 

(フリー・キャッシュ・フロー)

12

16

4

財務活動によるキャッシュ・フロー

△16

△18

△2

換算差額

△31

△3

28

 

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

主な要因として、税金等調整前四半期純利益15億円や減価償却費32億円があった一方で、法人税等の支払額7億円や事業再編による支出4億円などがあり、資金が増加となりました。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

主な要因として、フランスにおける閉鎖した拠点の資産売却などにより有形及び無形固定資産の売却による収入5億円があった一方で、日本・北米・インドネシアを中心とした設備投資により有形及び無形固定資産の取得による支出18億円の計上などがあり、資金が減少となりました。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

主な要因として、長期借入金の返済による支出12億円及び非支配株主への配当金の支払額4億円などにより、資金が減少となりました。

 

(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明

2024年3月期の通期の連結業績予想につきましては、2023年5月12日付の「2023年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)」にて公表した内容から変更はありません。今後、業績予想に修正が必要であると見込まれる場合には速やかにお知らせいたします。

 

 

2.四半期連結財務諸表及び主な注記

(1)四半期連結貸借対照表

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

(2023年3月31日)

当第2四半期連結会計期間

(2023年9月30日)

資産の部

 

 

 

流動資産

 

 

 

 

現金及び預金

25,498

24,992

 

 

受取手形及び売掛金

28,497

30,386

 

 

商品及び製品

4,938

4,941

 

 

仕掛品

2,188

2,467

 

 

原材料及び貯蔵品

10,571

10,703

 

 

その他

2,262

3,006

 

 

貸倒引当金

△101

△132

 

 

流動資産合計

73,852

76,362

 

固定資産

 

 

 

 

有形固定資産

 

 

 

 

 

建物及び構築物

49,721

50,863

 

 

 

 

減価償却累計額

△39,976

△40,966

 

 

 

 

建物及び構築物(純額)

9,745

9,897

 

 

 

機械装置及び運搬具

143,284

150,935

 

 

 

 

減価償却累計額

△124,334

△130,810

 

 

 

 

機械装置及び運搬具(純額)

18,951

20,125

 

 

 

土地

13,433

13,600

 

 

 

建設仮勘定

5,246

5,662

 

 

 

その他

23,343

23,855

 

 

 

 

減価償却累計額

△21,277

△21,782

 

 

 

 

その他(純額)

2,066

2,073

 

 

 

有形固定資産合計

49,441

51,358

 

 

無形固定資産

2,355

2,578

 

 

投資その他の資産

 

 

 

 

 

投資有価証券

6,555

9,293

 

 

 

退職給付に係る資産

7,003

7,244

 

 

 

繰延税金資産

891

992

 

 

 

その他

1,202

1,260

 

 

 

投資その他の資産合計

15,651

18,789

 

 

固定資産合計

67,447

72,725

 

資産合計

141,299

149,087

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

(2023年3月31日)

当第2四半期連結会計期間

(2023年9月30日)

負債の部

 

 

 

流動負債

 

 

 

 

支払手形及び買掛金

20,493

21,187

 

 

1年内返済予定の長期借入金

1,150

49,227

 

 

リース債務

232

157

 

 

未払法人税等

334

479

 

 

未払費用

5,555

6,884

 

 

賞与引当金

1,071

1,043

 

 

設備関係支払手形

305

173

 

 

その他

3,734

5,013

 

 

流動負債合計

32,874

84,164

 

固定負債

 

 

 

 

長期借入金

48,079

 

 

リース債務

160

227

 

 

役員退職慰労引当金

5

6

 

 

退職給付に係る負債

2,730

3,025

 

 

繰延税金負債

3,181

4,046

 

 

再評価に係る繰延税金負債

1,617

1,617

 

 

その他

2,363

75

 

 

固定負債合計

58,134

8,996

 

負債合計

91,009

93,160

純資産の部

 

 

 

株主資本

 

 

 

 

資本金

19,939

19,939

 

 

資本剰余金

2,363

2,363

 

 

利益剰余金

14,383

15,141

 

 

自己株式

△1,609

△1,609

 

 

株主資本合計

35,077

35,835

 

その他の包括利益累計額

 

 

 

 

その他有価証券評価差額金

3,260

5,179

 

 

土地再評価差額金

3,790

3,790

 

 

為替換算調整勘定

△83

2,097

 

 

退職給付に係る調整累計額

1,310

1,178

 

 

その他の包括利益累計額合計

8,277

12,245

 

新株予約権

22

22

 

非支配株主持分

6,914

7,826

 

純資産合計

50,290

55,927

負債純資産合計

141,299

149,087

 

 

(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書

(四半期連結損益計算書)
(第2四半期連結累計期間)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前第2四半期連結累計期間

(自 2022年4月1日

 至 2022年9月30日)

当第2四半期連結累計期間

(自 2023年4月1日

 至 2023年9月30日)

売上高

71,176

81,163

売上原価

64,786

75,013

売上総利益

6,390

6,150

販売費及び一般管理費

6,654

6,317

営業損失(△)

△264

△166

営業外収益

 

 

 

受取利息

51

108

 

受取配当金

104

126

 

為替差益

5,077

2,290

 

その他

583

117

 

営業外収益合計

5,815

2,642

営業外費用

 

 

 

支払利息

468

539

 

製品補償費

24

480

 

その他

140

304

 

営業外費用合計

632

1,323

経常利益

4,918

1,153

特別利益

 

 

 

固定資産売却益

523

447

 

受取保険金

86

 

特別利益合計

609

447

特別損失

 

 

 

固定資産除売却損

57

58

 

事業構造改善費用

110

 

特別損失合計

167

58

税金等調整前四半期純利益

5,360

1,542

法人税、住民税及び事業税

428

526

法人税等調整額

75

76

法人税等合計

503

602

四半期純利益

4,857

940

非支配株主に帰属する四半期純利益

247

182

親会社株主に帰属する四半期純利益

4,610

758

 

 

(四半期連結包括利益計算書)
(第2四半期連結累計期間)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前第2四半期連結累計期間

(自 2022年4月1日

 至 2022年9月30日)

当第2四半期連結累計期間

(自 2023年4月1日

 至 2023年9月30日)

四半期純利益

4,857

940

その他の包括利益

 

 

 

その他有価証券評価差額金

△831

1,919

 

為替換算調整勘定

505

2,942

 

退職給付に係る調整額

△202

△163

 

その他の包括利益合計

△529

4,697

四半期包括利益

4,328

5,638

(内訳)

 

 

 

親会社株主に係る四半期包括利益

3,197

4,726

 

非支配株主に係る四半期包括利益

1,131

912

 

 

(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前第2四半期連結累計期間

(自 2022年4月1日

 至 2022年9月30日)

当第2四半期連結累計期間

(自 2023年4月1日

 至 2023年9月30日)

営業活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

税金等調整前四半期純利益

5,360

1,542

 

減価償却費

3,067

3,159

 

貸倒引当金の増減額(△は減少)

△4

13

 

退職給付に係る負債の増減額(△は減少)

△406

△329

 

受取利息及び受取配当金

△155

△235

 

支払利息

468

539

 

固定資産除売却損益(△は益)

△466

△389

 

売上債権の増減額(△は増加)

△1,386

△305

 

棚卸資産の増減額(△は増加)

△666

866

 

仕入債務の増減額(△は減少)

686

△389

 

その他

△575

815

 

小計

5,923

5,287

 

利息及び配当金の受取額

155

235

 

利息の支払額

△468

△539

 

法人税等の支払額

△565

△651

 

法人税等の還付額

28

59

 

保険金の受取額

86

 

事業再編による支出

△607

△377

 

その他

△200

△1,100

 

営業活動によるキャッシュ・フロー

4,352

2,914

投資活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

有形及び無形固定資産の取得による支出

△3,968

△1,847

 

有形及び無形固定資産の売却による収入

792

502

 

投資有価証券の取得による支出

△0

△0

 

その他

18

49

 

投資活動によるキャッシュ・フロー

△3,158

△1,296

財務活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

長期借入金の返済による支出

△870

△1,206

 

非支配株主への配当金の支払額

△429

△438

 

ファイナンス・リース債務の返済による支出

△285

△144

 

自己株式の純増減額(△は増加)

△0

△0

 

財務活動によるキャッシュ・フロー

△1,585

△1,788

現金及び現金同等物に係る換算差額

△3,103

△336

現金及び現金同等物の増減額(△は減少)

△3,495

△506

現金及び現金同等物の期首残高

30,303

25,498

現金及び現金同等物の四半期末残高

26,808

24,992

 

 

(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項

(継続企業の前提に関する注記)

当社グループは、2019年9月18日付「『事業再生計画』の株式会社東京証券取引所への提出に関するお知らせ」にて公表したとおり、産業競争力強化法に基づく特定認証紛争解決手続(事業再生ADR手続)の中で全てのお取引金融機関からご同意いただいた事業再生計画に沿って、事業再構築のための各施策に引き続き取り組んでおります。しかしながら、近年においては新型コロナウイルス感染症の世界的流行や部品不足による完成車メーカーの減産、原材料価格やエネルギーコストの市況高騰などの影響を大きく受け、安定的に資金を創出するに至っておりません。

このような状況下、当第2四半期連結累計期間末において、事業再生計画期間の末日である2024年6月30日を一括返済期日としている1年内返済予定長期借入金49,227百万円が、手元流動性24,992百万円(現金及び預金)に比して高水準であり、借入金の一括での返済に困難性が生じていることから、継続企業の前提に関する重要な疑義を生じさせるような事象または状況が存在しております。このような状況を早期に解消するために、以下の対応策を実行し、収益性及び財務体質の改善を図ってまいります。

 

(1) 収益性の改善

事業再生計画に沿って、全ての拠点・事業部門において、できる限り早期の赤字脱却を実現すべく、聖域なき構造改革を実行しております。米国においては、最適な生産体制を確立するために1工場体制へのシフトに向けた検討を進めてまいりましたが、10月20日開催の取締役会において、Akebono Brake, Elizabethtown Plant(米国ケンタッキー州)の生産を2025年12月までに終了・閉鎖することを決議いたしました。引き続き売上規模減少に応じた米国本社間接人員の削減により販管費を圧縮するとともに、オペレーションの適正化と生産性の向上により収益の確保を目指します。また、全ての地域において、原材料価格やエネルギーコストの市況高騰による影響の一部を販売価格へ転嫁することや、人員の適正化、生産性改善などの合理化を進めることにより、収益性の改善を図ってまいります。

 

(2) 財務体質の改善

保有資産の売却や投資案件の厳選及び抑制などを通じて、運転資金の安定的な確保に努めております。お取引金融機関に対しては、事業再生計画の進捗状況や当社グループの経営成績及び財政状態を定期的に報告し、事業再生計画期間終了後においても継続的な支援が得られるよう緊密な連携を続けてまいります。

 

しかしながら、これらの対応策は進捗の途上であり、お取引金融機関からの支援につきましても一定の理解は得られているものの、確約されているものではないことから、現時点では継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められます。

なお、四半期連結財務諸表は継続企業を前提として作成しており、継続企業の前提に関する重要な不確実性の影響を四半期連結財務諸表に反映しておりません。

 

(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)

該当事項はありません。

 

 

(セグメント情報)

前第2四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年9月30日)

1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

合計

調整額
(注)1

四半期連結
損益計算書
計上額
(注)2

日本

北米

欧州

中国

タイ

インド
ネシア

売上高

 

 

 

 

 

 

 

 

 

外部顧客への
売上高

29,148

18,153

5,925

4,778

3,010

10,163

71,176

71,176

セグメント間の
内部売上高又は
振替高

3,121

677

184

358

173

403

4,915

△4,915

32,269

18,830

6,108

5,135

3,183

10,566

76,091

△4,915

71,176

セグメント利益
又は損失(△)

369

△1,198

△320

△274

263

774

△386

121

△264

 

(注) 1 セグメント利益又は損失(△)の調整額は、セグメント間取引消去であります。

2 セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業損失と調整を行っております。

 

当第2四半期連結累計期間(自 2023年4月1日 至 2023年9月30日)

1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

合計

調整額
(注)1

四半期連結
損益計算書
計上額
(注)2

日本

北米

欧州

中国

タイ

インド
ネシア

売上高

 

 

 

 

 

 

 

 

 

外部顧客への
売上高

30,658

23,271

7,277

5,177

2,980

11,800

81,163

81,163

セグメント間の
内部売上高又は
振替高

3,544

639

210

430

228

319

5,370

△5,370

34,202

23,910

7,487

5,607

3,208

12,120

86,534

△5,370

81,163

セグメント利益
又は損失(△)

1,058

△2,105

234

△440

190

751

△311

145

△166

 

(注) 1 セグメント利益又は損失(△)の調整額は、セグメント間取引消去であります。

2 セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業損失と調整を行っております。

 

(重要な後発事象)

当社は2023年10月20日開催の取締役会において、米国子会社であるAkebono Brake Corporationの事業を縮小し、米国2工場のうち、Akebono Brake, Elizabethtown Plant(米国ケンタッキー州)の生産を終了・閉鎖することを決議いたしました。なお、閉鎖は2025年12月の予定です。

今回の事業縮小による売上高・営業利益への影響は精査中ですが、開示すべき事象が生じた場合は速やかにお知らせいたします。また、特別損失の金額につきましては、確定次第お知らせいたします。

 

 

3.その他

継続企業の前提に関する重要事象等

当社グループは、2019年9月18日付「『事業再生計画』の株式会社東京証券取引所への提出に関するお知らせ」にて公表したとおり、産業競争力強化法に基づく特定認証紛争解決手続(事業再生ADR手続)の中で全てのお取引金融機関からご同意いただいた事業再生計画に沿って、事業再構築のための各施策に引き続き取り組んでおります。しかしながら、近年においては新型コロナウイルス感染症の世界的流行や部品不足による完成車メーカーの減産、原材料価格やエネルギーコストの市況高騰などの影響を大きく受け、安定的に資金を創出するに至っておりません。

このような状況下、当第2四半期連結累計期間末において、事業再生計画期間の末日である2024年6月30日を一括返済期日としている1年内返済予定長期借入金49,227百万円が、手元流動性24,992百万円(現金及び預金)に比して高水準であり、借入金の一括での返済に困難性が生じていることから、継続企業の前提に関する重要な疑義を生じさせるような事象または状況が存在しております。このような状況を早期に解消するために、以下の対応策を実行し、収益性及び財務体質の改善を図ってまいります。

 

(1) 収益性の改善

事業再生計画に沿って、全ての拠点・事業部門において、できる限り早期の赤字脱却を実現すべく、聖域なき構造改革を実行しております。米国においては、最適な生産体制を確立するために1工場体制へのシフトに向けた検討を進めてまいりましたが、10月20日開催の取締役会において、Akebono Brake, Elizabethtown Plant(米国ケンタッキー州)の生産を2025年12月までに終了・閉鎖することを決議いたしました。引き続き売上規模減少に応じた米国本社間接人員の削減により販管費を圧縮するとともに、オペレーションの適正化と生産性の向上により収益の確保を目指します。また、全ての地域において、原材料価格やエネルギーコストの市況高騰による影響の一部を販売価格へ転嫁することや、人員の適正化、生産性改善などの合理化を進めることにより、収益性の改善を図ってまいります。

 

(2) 財務体質の改善

保有資産の売却や投資案件の厳選及び抑制などを通じて、運転資金の安定的な確保に努めております。お取引金融機関に対しては、事業再生計画の進捗状況や当社グループの経営成績及び財政状態を定期的に報告し、事業再生計画期間終了後においても継続的な支援が得られるよう緊密な連携を続けてまいります。

 

しかしながら、これらの対応策は進捗の途上であり、お取引金融機関からの支援につきましても一定の理解は得られているものの、確約されているものではないことから、現時点では継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められます。

 

 

2024年3月期 第2四半期連結累計期間 決算概要

2023年11月14日

1.連結業績                                         (単位:百万円)

 

前第2四半期連結累計期間

(2022.4~2022.9)

当第2四半期連結累計期間

(2023.4~2023.9)

増減

増減率

売上高

(100.0)

71,176

(100.0)

81,163

9,988

14.0%

売上総利益

(9.0)

6,390

(7.6)

6,150

△239

△3.7%

営業利益

(-)

△264

(-)

△166

98

経常利益

(6.9)

4,918

(1.4)

1,153

△3,766

△76.6%

特別損益

 

442

 

389

△52

△11.9%

税前四半期純利益

(7.5)

5,360

(1.9)

1,542

△3,818

△71.2%

法人税等・調整額

 

503

 

602

99

19.6%

非支配株主に帰属する四半期純利益

 

247

 

182

△65

△26.3%

親会社株主に帰属する四半期純利益

(6.5)

4,610

(0.9)

758

△3,852

△83.6%

総資産

(前期末)=2023年3月期

141,299

 

(当期末)

149,087

7,789

5.5%

純資産

(前期末)

50,290

(当期末)

55,927

5,638

11.2%

自己資本

(前期末)

43,354

(当期末)

48,079

4,726

10.9%

自己資本比率

(前期末)

30.7%

(当期末)

32.2%

1.6%

 

現預金

(前期末)

25,498

(当期末)

24,992

△506

有利子負債

(前期末)

49,621

(当期末)

49,611

△10

ネット有利子負債

(前期末)

24,123

(当期末)

24,620

496

ネットD/Eレシオ

(前期末)

0.56倍

(当期末)

0.51倍

△0.04倍

営業CF

 

4,352

 

2,914

△1,438

(内数:減価償却費)

 

(3,067)

 

(3,159)

(92)

投資CF

 

△3,158

 

△1,296

1,862

(内数:設備投資)

 

(△3,968)

 

(△1,847)

(2,121)

フリーCF

 

1,194

 

1,618

424

財務CF

 

△1,585

 

△1,788

△202

連結子会社数

(前期末)

19社

(当期末)

19社

期中平均レート

 

 

USD

USD   124.5円

USD   136.5円

12.0円

 

EUR

/

CNY

EUR  139.1円/

CNY    19.1円

EUR  154.8円/

CNY    19.6円

15.7円/

0.4円

 

THB

/

IDR

THB    3.7円/

IDR   0.009円

THB    4.0円/

IDR   0.009円

0.3円/

0.001円

 

 

2.地域別業績                                                                              (単位:百万円)

 

前第2四半期連結累計期間

(2022.4~2022.9)

当第2四半期連結累計期間

(2023.4~2023.9)

増減

増減率

為替換算
影響

売上高

日本

32,269

34,202

1,934

6.0%

北米

18,830

23,910

5,080

27.0%

2,105

欧州

6,108

7,487

1,379

22.6%

758

中国

5,135

5,607

471

9.2%

120

タイ

3,183

3,208

25

0.8%

242

インドネシア

10,566

12,120

1,554

14.7%

790

連結消去

△4,915

△5,370

△455

連結

71,176

81,163

9,988

14.0%

4,016

営業利益

日本

1.1%

369

3.1%

1,058

689

186.9%

北米

△1,198

△2,105

△907

△185

欧州

△320

3.1%

234

554

24

中国

△274

△440

△166

△9

タイ

8.3%

263

5.9%

190

△73

△27.8%

14

インドネシア

7.3%

774

6.2%

751

△23

△3.0%

49

連結消去

121

145

24

19.4%

連結

△264

△166

98

△108